JP2605496B2 - 光ファイバ整列器 - Google Patents

光ファイバ整列器

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JP2605496B2
JP2605496B2 JP4147891A JP4147891A JP2605496B2 JP 2605496 B2 JP2605496 B2 JP 2605496B2 JP 4147891 A JP4147891 A JP 4147891A JP 4147891 A JP4147891 A JP 4147891A JP 2605496 B2 JP2605496 B2 JP 2605496B2
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JP
Japan
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groove
optical fiber
slide plate
array block
fiber aligner
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泰彦 粕川
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NEC Corp
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信に使用される光
ファイバ端末である光ファイバ整列器に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の一例を示す光ファイバ整列
器の斜視図である。従来、この種の光整列器は、例え
ば、図2に示すように、二つのアレイブロック1a、1
bで後側で光ファイバ6を保持固定し、前側で被覆を剥
した素線8を一列に並べ保持し、これを接着剤で固めた
ものである。
【0003】この光ファイバ整列器の組立に際しては、
まず、光ファイバ6の被覆を所定の長さで剥き、アレイ
ブロック1aの後側にある窪み部に光ファイバ6を一列
に並べる。次に、素線8を段差部10aの壁に寄せて一
列に並べる。次に、アレイブロック1bを光ファイバ6
が整列されたアレイブロック1aの上に被せる。そし
て、二枚のアレイブロック1a及び1bに挟み荷重を与
えながら、側面より治具により段差部10a、10bを
お互に寄せ合せて、各素線の間隔を調整する。次に、治
具で固定した状態で、接着剤を流し、光ファイバ整列器
として組立を完了していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光ファイバ整列器の構造では、素線を単に押さえ保持す
るだけであるので、段差部で寄せ合い整列させるときに
素線が曲り、光ファイバとしての機能が発揮できないと
いう問題がある。また、整列させるのに多大な工費を浪
費する問題もある。さらに、固定保持及び調整治具を必
要とし、接着硬化に長時間要するといった問題もある。
【0005】本発明の目的は、かかる問題を解消すべ
く、特別な治具を必要とすることなく調整が簡単で精密
な整列ができる光ファイバ整列器を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の光ファイバ整列
器は、後側に複数の光ファイバを並べて保持する機構部
と、前側に前記光ファイバの素線を一列に並べて挿入す
る溝とを有し、左右両側より前記溝の底面に対して垂直
に伸びる側壁の内側に対向する案内溝が形成される方形
状のアレイブロックと、このアレイブロックの前記案内
溝にその両側面で摺動して前記アレイブロックの前後に
移動し得る板状のスライド板と、このスライド板の移動
に伴ないこのスライド板と前記溝の底面と挟み保持し、
かつ前記素線に張力を与える緊締手段とを備えている。
【0007】また、前記緊締手段は、前記溝と対面しな
い前記スライド板に接する案内溝の壁が前側に行くにつ
れてせり上るテーパ部を有し、前記スライド板が前側に
移動するにつれて前記テーパ部と接触し、前記溝の底面
方向に押される機構である。
【0008】さらに、前記スライド板が透明でかつ紫外
線を透過する材料である。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0010】図1(a)は本発明の一実施例を示す光フ
ァイバ整列器の部分破断斜視図、図1(b)はアレイブ
ロックの部分横断面平面図、図1(c)は図1(a)の
部分を示す縦断面部分図である。この光ファイバ整列器
は、図1に示すように、後側に複数の光ファイバ6を並
べて保持する挿入溝7と前側に光ファイバの素線8を一
列に並べて挿入する溝5とを有し、左右両側より溝5の
底面に対して垂直に伸びる側壁の内側に対向する案内溝
4が形成される方形状のアレイブロック1と、このアレ
イブロック1の案内溝4にその両側面で摺動してアレイ
ブロック1の前後に移動し得る板状のスライド板2とを
有している。
【0011】また、溝5と対面しないスライド板2に接
する案内溝4の壁が前側に行くにつれてせり上るテーパ
部9を有し、スライド板2が前側に移動するにつれてテ
ーパ部9と接触し、溝5の底面方向に押される機構にな
っている。さらに、スライド板2が透明でかつ紫外線を
透過する材料で製作されている。
【0012】次に、この光ファイバ整列器の組立につい
て説明する。まず、図1(c)に示すように、被覆が所
定の長さで剥かれた光ファイバ6の被覆部を挿入溝7に
それぞれ押し込み固定保持する。次に、素線8を溝5に
一列に並べ挿入する。次に、スライド板2をアレイブロ
ック1の後側から案内溝にその両側面を入れる。次に、
素線8に紫外線硬化接着剤を滴下する。次に、図1
(b)に示すように、スライド板を2aの位置から2の
位置に移動させる。このことにより、スライド板2がテ
ーパ部9に規制され、下降する。そして、スライド板2
は素線8を引張るとともに溝5の底面3に押し付ける。
次に、スライド板2に紫外線を照射し、接着剤を硬化さ
せる。
【0013】このように、素線に引張り力を与えながら
押え保持する緊締手段を備えることによって、素線を歪
めることなく真直に整列できる。なお、この実施例で
は、案内溝とスライド板にがたをもたせ、テーパ部であ
る規制部を設け、このスライド板を強制滴に下降させる
緊締手段であるが、この機構に限定するもではない。例
えば、アレイブロックの前側に、偏心ローラを取付け、
この偏心ローラで素線を巻き込むと同時に押さえ付けれ
ば、素線に引張り力を与えることが出来、同様の効果が
得られる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、一端側に
複数の光ファイバを固定保持する機構と他端側に光ファ
イバの素線を一列に並べ挿入する溝とを設けたアレイブ
ロックと、前記素線の先端部を前記溝に押さえ付けなが
ら引張る緊締手段と設けることによって、特別な治具を
必要とすることなく、より精度よく短時間で組立てので
きる光ファイバ整列器が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す光ファイバ整列器であ
る。(a)は部分破断斜視図、(b)は(a)のアレイ
ブロックの部分横断面平面図、(c)は(a)の部分を
示す縦断面部分図である。
【図2】従来の一例を示す光ファイバ整列器の斜視図で
ある。
【符号の説明】
1、1a、1b アレイブロック 2 スライド板 3 底面 4 案内溝 5 溝 6 光ファイバ 7 挿入溝 8 素線 9 テーパ部 10a、10b 段差部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後側に複数の光ファイバを並べて保持す
    る機構部と、前側に前記光ファイバの素線を一列に並べ
    て挿入する溝とを有し、左右両側より前記溝の底面に対
    して垂直に伸びる側壁の内側に対向する案内溝が形成さ
    れる方形状のアレイブロックと、 このアレイブロックの前記案内溝にその両側面で摺動し
    て前記アレイブロックの前後に移動し得る板状のスライ
    ド板と、 このスライド板の移動に伴ないこのスライド板と前記溝
    の底面と挟み保持し、かつ前記素線に張力を与える緊締
    手段とを備えることを特徴とする光ファイバ整列器。
  2. 【請求項2】 前記緊締手段は、前記溝と対面しない前
    記スライド板に接する案内溝の壁が前側に行くにつれて
    せり上るテーパ部を有し、前記スライド板が前側に移動
    するにつれて前記テーパ部と接触し、前記溝の底面方向
    に押される機構であることを特徴とする請求項1記載の
    光ファイバ整列器。
  3. 【請求項3】 前記スライド板が透明でかつ紫外線を透
    過する材料であることを特徴とする請求項1記載の光フ
    ァイバ整列器。
JP4147891A 1991-03-07 1991-03-07 光ファイバ整列器 Expired - Lifetime JP2605496B2 (ja)

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JPH06160659A JPH06160659A (ja) 1994-06-07
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JPH11218644A (ja) * 1997-11-13 1999-08-10 Whitaker Corp:The 光ファイバ装置及び光ファイバ副組立体
JPH11311714A (ja) * 1998-04-30 1999-11-09 Hitachi Koki Co Ltd 光ファイバアレイ
KR20040032005A (ko) * 2002-10-08 2004-04-14 주식회사 세미텔 단일홈을 갖는 광섬유 어레이 블록 조립체
JP4544086B2 (ja) * 2005-07-29 2010-09-15 住友電気工業株式会社 光接続部品の成形方法

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