JP3474737B2 - 光スイッチ及び光ファイバ整列ユニット - Google Patents

光スイッチ及び光ファイバ整列ユニット

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JP3474737B2
JP3474737B2 JP25688997A JP25688997A JP3474737B2 JP 3474737 B2 JP3474737 B2 JP 3474737B2 JP 25688997 A JP25688997 A JP 25688997A JP 25688997 A JP25688997 A JP 25688997A JP 3474737 B2 JP3474737 B2 JP 3474737B2
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浩 耕田
和人 斎藤
充章 田村
之裕 横町
研一 富田
謙二 吉岡
直樹 中尾
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファイバアレイの
表面に並設させた複数のファイバ整列溝内に、複数の光
ファイバを導入して固定させた光ファイバ整列ユニット
と、この光ファイバ整列ユニットを備えた光スイッチに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
特開平8−286131号公報のものが知られている。
この公報に記載された光ファイバ配列部材の基板(ファ
イバアレイ)の上面には、断面V字形状のファイバ整列
溝が複数本並設されている。各ファイバ整列溝は、その
延在方向の中央付近で分離溝によって分断され、一側が
第1光ファイバ(n側光ファイバ)を整列させる第1フ
ァイバ整列溝とされ、他側が第2光ファイバ(マスター
側光ファイバ)を整列させる第2ファイバ整列溝とされ
ている。各第1ファイバ整列溝には、テープ心線から剥
き出した複数の光ファイバ(n側光ファイバ)を整列さ
せ、光ファイバが各第1ファイバ整列溝から浮き上がら
ないように、1枚のカバープレート(固定プレート)を
光ファイバの周面と当接させて上方から押さえ付け、光
ファイバを各第1ファイバ整列溝に押さえ込む。そし
て、接着剤を流し込んで、各光ファイバ及びカバープレ
ートを基板表面に固着させて一組の光ファイバ整列ユニ
ットとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光ファイバ整列ユニットは上述したように構成されてい
るために次のような課題が存在していた。即ち、光ファ
イバがファイバ整列溝(第1ファイバ整列溝)から浮き
上がらないようにするために、各ファイバ整列溝に導入
した光ファイバを、カバープレートによってファイバ整
列溝に押さえ付けるが、各ファイバ整列溝の深さと、各
光ファイバの直径には、それぞれの精度のバラつきがあ
るため、ファイバ整列溝の底部から、光ファイバの周面
の最頂部までの距離が、各光ファイバに対して一定には
なっていない。このため、1枚のカバープレートによっ
て、各光ファイバを各ファイバ整列溝に押さえ込もうと
しても、特にファイバアレイの延在方向中央部付近で、
カバープレートと基板表面との間に隙間を生じ、この隙
間を通って光ファイバがファイバ整列溝の並設方向に移
動してしまい、光ファイバが、本来固定されるべきファ
イバ整列溝とは異なるファイバ整列溝に固着されてしま
うことがあった。特に、全長を長く設定し、多数本の光
ファイバを整列させるファイバアレイでは、このような
光ファイバの配列ピッチのズレが起こりやすい。また、
光ファイバの配列ピッチがズレてしまった光ファイバ整
列ユニットを搭載した光スイッチでは、光接続誤差が増
大してしまう。
【0004】本発明は上述した課題を解決するためにな
されたものであり、光ファイバを正確な配列ピッチで整
列させた光ファイバ整列ユニット及び光スイッチを提供
することを目的とする。
【0005】
【0006】
【0007】請求項記載の本発明に係る光ファイバ整
列ユニットは、ファイバアレイの表面に並設させた複数
のファイバ整列溝内に複数の光ファイバを導入して固定
させた光ファイバ整列ユニットにおいて、ファイバアレ
イに固定され、光ファイバの導入側でファイバ整列溝の
並設方向に延在し、裏面とファイバ整列溝の壁面とによ
ってファイバ導入空間部をつくり出すガイドプレート
と、ファイバアレイに固定され、光ファイバの端面側で
ファイバ整列溝の並設方向に延在し、ファイバ導入空間
を介してファイバ整列溝に導入させた光ファイバの周面
と当接する固定プレートとを備え、固定プレートは、並
設方向で複数の固定プレート部に分割されてファイバア
レイに固定され、各固定プレート部の裏面には、光ファ
イバの周面と当接するファイバ規制溝が形成されている
ことを特徴とするものである。この光ファイバ整列ユニ
ットでは、複数の光ファイバを各ファイバ整列溝に導入
し、固定プレートを利用して各光ファイバを各ファイバ
整列溝に位置決めする。ここで、固定プレートは、複数
の固定プレート部に分割され、各固定プレート部を、各
光ファイバの周面と当接させ、ファイバ整列溝の並設方
向に並べた状態でファイバアレイに固定する。これによ
り、1枚の固定プレートによって複数の光ファイバを各
ファイバ整列溝に押さえ付ける場合と比較すると、固定
プレートを複数の固定プレート部に分割しているので、
各固定プレート部が押さえ付けるべき光ファイバの数が
少なくなる。従って、ファイバ整列溝の底部から、光フ
ァイバの周面の最頂部までの距離が、各光ファイバに対
して一定にはなっていない場合でも、光ファイバをファ
イバ整列溝に確実に押さえ込むことができ、光ファイバ
の配列ピッチのズレを低減できる。特に、全長を長く設
定し、多数本の光ファイバを整列させるファイバアレイ
で発生しやすい光ファイバの配列ピッチのズレを防止す
るために有効である。また、各固定プレート部の裏面
に、光ファイバの周面と当接するファイバ規制溝を形成
することにより、光ファイバは、固定プレートの裏面に
設けられたファイバ規制溝と、ファイバ整列溝とによっ
て保持され、光ファイバのファイバ整列溝の並設方向へ
の移動がファイバ規制溝の壁面によって規制される。従
って、光ファイバを所望のファイバ整列溝に確実に保持
することができ、この状態で、光ファイバと固定プレー
トをファイバアレイに固着すれば、光ファイバを正確な
配列ピッチで整列させた光ファイバ整列ユニットを形成
することができる。
【0008】また、ファイバ規制溝の配列ピッチは、フ
ァイバ整列溝の配列ピッチと同一であると好ましい。こ
のような構成を採用すれば、一本の光ファイバが、一対
のファイバ整列溝とファイバ規制溝によって確実に保持
されるので、光ファイバをファイバ整列溝に対して確実
に押さえ付けることができ、光ファイバを正確な配列ピ
ッチで整列させることができる。
【0009】請求項に記載の本発明に係る光スイッチ
は、ファイバアレイの表面に並設させた複数のファイバ
整列溝内に複数の第1光ファイバを導入して固定させた
光ファイバ整列ユニットを含み、ファイバ整列溝に導入
させた第2光ファイバと、第1光ファイバとを選択的に
光接続させる光スイッチにおいて、光ファイバ整列ユニ
ットは、ファイバアレイに固定され、光ファイバの導入
側でファイバ整列溝の並設方向に延在し、裏面とファイ
バ整列溝の壁面とによってファイバ導入空間部をつくり
出すガイドプレートと、ファイバアレイに固定され、光
ファイバの端面側でファイバ整列溝の並設方向に延在
し、ファイバ導入空間を介してファイバ整列溝に導入さ
せた光ファイバの周面と当接する固定プレートとを備
え、固定プレートは、並設方向で複数の固定プレート部
に分割されてファイバアレイに固定され、各固定プレー
ト部の裏面には、光ファイバの周面と当接するファイバ
規制溝が形成されていることを特徴とする。この光スイ
ッチでは、光ファイバを正確な配列ピッチで整列させた
光ファイバ整列ユニットが備えられているので、光接続
誤差を減少させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による光
スイッチ及び光ファイバ整列ユニットの好適な実施形態
について詳細に説明する。
【0011】図1は本発明による光スイッチの一例を示
す断面図である。同図に示す光スイッチ1は、直方体の
筺体3を有し、この筺体3から複数本(例えば100
本)のテープファイバ8が露出している。各テープファ
イバ8は、4本の光ファイバ9(第1光ファイバ)を束
ねることで4心のテープファイバ8として形成され、筺
体3からは光ファイバ8が束ねられた状態で複数本(例
えば400本)排出されることになる。テープファイバ
8の先端から剥き出された光ファイバ9は第1光ファイ
バとしてファイバアレイ11に固定されており、この光
スイッチ1には、複数(例えば200本)の光ファイバ
9をファイバアレイ11に固定させて1組とした光ファ
イバ整列ユニット10が2組備えられている。光ファイ
バ整列ユニット10は、筺体3の中に出入可能に収容さ
れているステージ2上に仮止めされた基台(図示せず)
の表面に接着して固定されている。
【0012】また、ステージ2上には、光ファイバ整列
ユニット10の延在方向に沿って移動するヘッドベース
4が配置され、ヘッドベース12には可動アーム4aが
固定されている。この可動アーム4aには、2本の光フ
ァイバ20(第2光ファイバ)が固定されており、ヘッ
ドベース4に含まれるアーム駆動機構(図示せず)を介
して可動アーム4aを作動させることで、光ファイバ2
0の先端を光ファイバ整列ユニット10に当接させるこ
とができる。更に、筺体3内に収容されているステージ
1上には、ヘッドベース4を移動させるためのねじシャ
フト5と、ねじシャフト5を駆動するステッピングモー
タ6と、ステッピングモータ6とを制御するための制御
部7とを配置させているが、これらの詳細な説明は省略
する。
【0013】図2は、光スイッチ1が備える光ファイバ
整列ユニット10の要部を示す斜視図である。この光フ
ァイバ整列ユニット10に含まれるファイバアレイ11
は、シリコン、セラミクス等の材料によって形成されて
おり、その表面には光ファイバ結合方向において一直線
上に延在するV溝状のファイバ整列溝15が複数並設さ
れている。各ファイバ整列溝15は、ファイバアレイ1
1の表面に形成された分離溝17によって2つに分断さ
れており、一方の側を第1ファイバ整列溝15aとし、
第1光ファイバとしての光ファイバ9を複数本(例えば
200本)固定させている。また、他方の側は第2ファ
イバ整列溝15bとされ、可動アーム4aによって第2
光ファイバとしての光ファイバ20を導入させる。
【0014】ファイバアレイ11の表面上には、分離溝
17から光ファイバ9の導入側へ所定距離隔てた位置に
ガイドプレート12が固定されている。このガイドプレ
ート12はシリコン、セラミクス等の材料によって1枚
の長尺状の板材として形成されたものであり、ファイバ
アレイ11の一方の側端から他方の側端にかけて、ファ
イバ整列溝15の並設方向に延在している。
【0015】更に、ファイバアレイ11には、ガイドプ
レート12と分離溝17との間に、固定プレート13
が、ファイバ整列溝15の並設方向において複数の固定
プレート部14に分割された状態で固定されている。各
固定プレート部14は、シリコン、セラミクス等の材料
によって板材として形成されており、この光ファイバ整
列ユニット10では、1個の固定プレート部14は、4
本のテープファイバ8、即ち、16本の光ファイバ9に
対応する長さに形成されている。
【0016】次に、図3〜8を参照しながら、第1ファ
イバ整列溝15aに光ファイバ9を固定させて光ファイ
バ整列ユニット10を形成する手順について説明する。
【0017】まず、図3に示すように、ファイバアレイ
11の表面上、即ち、第1ファイバ整列溝15a上に、
ガイドプレート12を、ファイバアレイ11の一方の側
端から他方の側端までファイバ整列溝15の並設方向に
延在させた状態で配置する。ガイドプレート12は、分
離溝17の光ファイバ導入側の壁面と、ガイドプレート
12の分離溝17側の縁部側面との間の距離が、各固定
プレート14の幅と概略同一となる位置に固定される。
このように、各第1ファイバ整列溝15aの開口部の一
部を、ガイドプレート12によって塞ぐことにより、図
4に示すように、ガイドプレート12の裏面12aと各
ファイバ整列溝15aの壁面15cとによってファイバ
導入空間部16がつくり出される。
【0018】なお、ガイドプレート12は、ガイドプレ
ート12の表面と当接し、ガイドプレート12をファイ
バアレイ11に対して押さえ付ける図示しないガイドプ
レート固定用治具を用いて、ファイバアレイに固定され
る。また、全長が短いガイドプレート12を用いる場合
は、ガイドプレート12の両側端部とファイバアレイ1
1とを挟み付ける治具を用いてもよい。
【0019】次に、図5に示すように、各ファイバ導入
空間部16を利用して、各第1ファイバ整列溝15aに
テープファイバ8の先端から剥き出した光ファイバ9を
導入する。このとき、光ファイバ9は、ガイドプレート
12によって各ファイバ整列溝15aに案内されるの
で、光ファイバ9を所望の第1ファイバ整列溝15aに
正確に導入することができる。ファイバ導入空間部16
を通過した光ファイバ9の端面は、分離溝17の上方ま
で達する。なお、この光ファイバ整列ユニット10で
は、テープファイバ8の外被の厚さを考慮して、隣り合
うテープファイバ8同士の緩衝を逃がすために、1本の
第1ファイバ整列溝15aを、光ファイバ9を導入させ
ない空き溝としている。
【0020】各第1ファイバ整列溝15aへの各光ファ
イバ9の導入が完了した後に、図6に示すように、固定
プレート13を、ファイバ整列溝15の並設方向で複数
の固定プレート部14に分割してファイバアレイ11に
固定し、各光ファイバ9を各第1ファイバ整列溝15a
に押さえ込みことにより、光ファイバ9の位置決めを行
う。各固定プレート部14は、ガイドプレート12と分
離溝17との間に、ガイドプレート12と隣り合わせに
してファイバアレイ11に固定される。このとき、各固
定プレート部14の裏面14aは、光ファイバ9の周面
のみと当接し、第1ファイバ整列溝15aの頂部やファ
イバアレイ11の表面とは当接しない。
【0021】このように、固定プレート13を複数の固
定プレート部14に分割することにより、1枚の固定プ
レートによって複数の光ファイバを各ファイバ整列溝に
押さえ付ける場合と比較して、各固定プレート部14が
押さえ付けるべき光ファイバ9の数が少なくなる。従っ
て、図7に示すように、第1ファイバ整列溝15aの底
部から、光ファイバ9の周面の最頂部までの距離が、各
光ファイバ9に対して一定にはなっていない場合でも、
各固定プレート部14の裏面14aが、各光ファイバ9
に当接するので、光ファイバ9を第1ファイバ整列溝1
5aに確実に押さえ込むことができ、光ファイバ9の配
列ピッチのズレを低減できる。特に、全長を長く設定
し、多数本の光ファイバを整列させるファイバアレイで
発生しやすい光ファイバの配列ピッチのズレを防止する
ために有効である。なお、各固定プレート部14は、各
固定プレート部14の表面と当接し、固定プレート部1
4をファイバアレイ11に対して押さえ付ける図示しな
い固定プレート固定用治具を用いて、ファイバアレイ1
1に固定させる。
【0022】そして、光ファイバ9を所望の第1ファイ
バ整列溝15aに保持した状態で、各第1ファイバ整列
溝15aに、光ファイバ9の導入側から接着剤を流し込
み、接着剤を硬化させて、各光ファイバ9と、ガイドプ
レート12と、各固定プレート14とをファイバアレイ
11に対して固着させる。この際、余剰の接着剤は、分
離溝17に流れ落ちるため、第2光ファイバ整列溝15
bに接着剤が流れ込むことはない。この場合、ガイドプ
レート12及び固定プレート14をガラス等の透明な材
料によって形成すれば、固着に用いる接着剤として、光
硬化型樹脂を用いることも可能である。
【0023】接着剤の硬化が完了した後に、図8に示す
ように、光ファイバ9の端面と、分離溝17の光ファイ
バ9側の壁面と、固定プレート14の分離溝17側の端
面とを、カッタ19により面一に切り揃え、光ファイバ
整列ユニット10が完成する。これにより、光ファイバ
9を正確な配列ピッチで整列させた光ファイバ整列ユニ
ット10を形成することができる。また、光ファイバ9
を正確な配列ピッチで整列させた光ファイバ整列ユニッ
ト10を備える光スイッチ1では、光接続誤差を減少さ
せることができる。
【0024】図9〜10に、光ファイバ整列ユニット1
0に適用可能な固定プレート13A〜Bをファイバアレ
イ11に配置させた状態を示す。
【0025】図9に示すように、固定プレート13Aか
ら分割された固定プレート部14Aの裏面14aには、
光ファイバ結合方向に延在する複数のファイバ規制溝1
4bが形成されている。各ファイバ規制溝14bは断面
V字形状を有し、その配列ピッチは、ファイバ整列溝1
5の配列ピッチと同一となっている。この場合、光ファ
イバ9は、ファイバ規制溝14bの壁面14cと、第1
ファイバ整列溝15aの壁面14cとによって保持さ
れ、光ファイバ9のファイバ整列溝15の並設方向への
移動がファイバ規制溝14bの壁面14cによって規制
される。従って、光ファイバ9を第1ファイバ整列溝1
5aに対して確実に押さえ付けることができ、光ファイ
バ9を正確な配列ピッチで整列させることができる。な
お、ファイバ規制溝14bの断面形状は、V字形に限ら
れるものではなく、矩形又は半円形としてもよい。
【0026】また、図10に示す固定プレート13Bの
ように、各固定プレート部14Bの裏面14aに、ファ
イバ整列溝15の配列ピッチの2倍以上の配列ピッチを
もったファイバ規制溝14bを形成してもよい。同図に
示すように、ファイバ規制溝14bの配列ピッチを、4
本のファイバ整列溝15に対応させた長さとすれば、4
本の光ファイバ9が、4本のファイバ整列溝15aと1
本のファイバ規制溝14bによって確実に保持され、光
ファイバ9のファイバ整列溝の並設方向への移動が、フ
ァイバ規制溝14bの壁面14cによって規制されるの
で、光ファイバ9を正確な配列ピッチで整列させること
ができる。
【0027】更に、上述した光ファイバ整列ユニット1
0では、第1ファイバ整列溝15aに光ファイバ9を確
実に導入するためにガイドプレート12を備えている
が、ガイドプレートを備えていない光スイッチ整列ユニ
ットに、ファイバ規制溝を備えた固定プレートを適用す
ることも可能である。
【0028】
【発明の効果】本発明による光スイッチ及び光ファイバ
整列ユニットは、以上説明したように構成されているた
め、次のような効果を得る。即ち、固定プレートを、複
数の固定プレート部に分割してファイバアレイに固定さ
せることにより、光ファイバを所望のファイバ整列溝に
確実に固定させることができ、光ファイバを正確な配列
ピッチで整列させた光ファイバ整列ユニットの実現が可
能となる。また、この光ファイバ整列ユニットを備えた
光スイッチでは、光ファイバを正確な配列ピッチで整列
させているので、光接続誤差を減少させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光スイッチを示す断面図である。
【図2】本発明による光ファイバ整列ユニットを示す斜
視図である。
【図3】ファイバ整列溝に光ファイバを固定する手順を
示す斜視図である。
【図4】ファイバアレイにガイドプレートを固定した状
態を示す断面図である。
【図5】ファイバ整列溝に光ファイバを固定する手順を
示す斜視図である。
【図6】ファイバ整列溝に光ファイバを固定する手順を
示す斜視図である。
【図7】ファイバアレイに固定プレートを固定した状態
を示す断面図である。
【図8】ファイバ整列溝に光ファイバを固定する手順を
示す斜視図である。
【図9】ファイバアレイに固定プレートを固定した状態
を示す断面図である。
【図10】ファイバアレイに固定プレートを固定した状
態を示す断面図である。
【符号の説明】
1…光スイッチ、8…テープ心線、9…光ファイバ(第
1光ファイバ)、10…光ファイバ整列ユニット、11
…ファイバアレイ、12…ガイドプレート、13、13
A、13B…固定プレート、14、14A、14B…固
定プレート部、14b…ファイバ規制溝、15…ファイ
バ整列溝、15a…第1ファイバ整列溝。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 充章 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友 電気工業株式会社 横浜製作所内 (72)発明者 横町 之裕 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友 電気工業株式会社 横浜製作所内 (72)発明者 富田 研一 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 吉岡 謙二 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 中尾 直樹 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−133884(JP,A) 特開 平9−90152(JP,A) 特開 平9−80248(JP,A) 特開 平8−286131(JP,A) 特開 平6−222246(JP,A) 特開 平5−241042(JP,A) 実開 平3−12207(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/24 G02B 26/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイバアレイの表面に並設させた複数
    のファイバ整列溝内に複数の光ファイバを導入して固定
    させた光ファイバ整列ユニットにおいて、 前記ファイバアレイに固定され、前記光ファイバの導入
    側で前記ファイバ整列溝の並設方向に延在し、裏面と前
    記ファイバ整列溝の壁面とによってファイバ導入空間部
    をつくり出すガイドプレートと、 前記ファイバアレイに固定され、前記光ファイバの端面
    側で前記ファイバ整列溝の並設方向に延在し、前記ファ
    イバ導入空間を介して前記ファイバ整列溝に導入させた
    前記光ファイバの周面と当接する固定プレートとを備
    え、 前記固定プレートは、前記並設方向で複数の固定プレー
    ト部に分割されて前記ファイバアレイに固定され、 前記各固定プレート部の裏面には、前記光ファイバの周
    面と当接するファイバ規制溝が形成されていることを特
    徴とする光ファイバ整列ユニット。
  2. 【請求項2】 前記ファイバ規制溝の配列ピッチは、前
    記ファイバ整列溝の配列ピッチと同一であることを特徴
    とする請求項記載の光ファイバ整列ユニット。
  3. 【請求項3】 ファイバアレイの表面に並設させた複数
    のファイバ整列溝内に複数の第1光ファイバを導入して
    固定させた光ファイバ整列ユニットを含み、前記ファイ
    バ整列溝に導入させた第2光ファイバと、前記第1光フ
    ァイバとを選択的に光接続させる光スイッチにおいて、 前記光ファイバ整列ユニットは、前記ファイバアレイに
    固定され、前記光ファイバの導入側で前記ファイバ整列
    溝の並設方向に延在し、裏面と前記ファイバ整列溝の壁
    面とによってファイバ導入空間部をつくり出すガイドプ
    レートと、前記ファイバアレイに固定され、前記光ファ
    イバの端面側で前記ファイバ整列溝の並設方向に延在
    し、前記ファイバ導入空間を介して前記ファイバ整列溝
    に導入させた前記光ファイバの周面と当接する固定プレ
    ートとを備え、前記固定プレートは、前記並設方向で複
    数の固定プレート部に分割されて前記ファイバアレイに
    固定され、前記各固定プレート部の裏面には、前記光フ
    ァイバの周面と当接するファイバ規制溝が形成されてい
    ることを特徴とする光スイッチ。
JP25688997A 1997-09-22 1997-09-22 光スイッチ及び光ファイバ整列ユニット Expired - Lifetime JP3474737B2 (ja)

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