JP2605343Y2 - 車両用サンシェード装置 - Google Patents

車両用サンシェード装置

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JP2605343Y2
JP2605343Y2 JP1993053651U JP5365193U JP2605343Y2 JP 2605343 Y2 JP2605343 Y2 JP 2605343Y2 JP 1993053651 U JP1993053651 U JP 1993053651U JP 5365193 U JP5365193 U JP 5365193U JP 2605343 Y2 JP2605343 Y2 JP 2605343Y2
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JP
Japan
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shielding sheet
light
vehicle
ball
light shielding
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JP1993053651U
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JPH0718932U (ja
Inventor
拓司 大内
章生 桜井
孝男 花谷
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Ashimori Industry Co Ltd
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Ashimori Industry Co Ltd
Mazda Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車等の車両の窓を
覆うサンシェード装置に係り、特に収納部に巻回収納さ
れる遮光シートをスムースに引き出しないし巻き取りで
きる車両用サンシェード装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来提供されている車両用サンシェード
装置は、方形の窓に用いられるものであった。ところ
で、近時においては、窓枠の長さが上枠部と下枠部で異
なる台形状とした窓の車両も見受けられるようになって
いる。そこで、出願人は、この台形状の窓において、遮
光シートが窓形状に沿って移動するようにした車両用サ
ンシェード装置を提供した(実願平5−21663
号)。そして、このものにおいては、台形状の窓に沿わ
せるために、遮光シートとしてニット地を使用し、生地
の伸縮性を利用して遮光シートに発生する皺を減少する
ように考慮してある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記考
案においては、遮光シートの巻取状態と展開状態とにお
ける幅長さが異なるため、遮光シートの引き出し巻き取
りを反復操作すると、正規のシェード幅で巻き取り収納
されないという状態が生ずるおそれがある。例えば、遮
光シートが収縮したままの状態で巻き取られると、次に
引き出したときには、窓枠と遮光シートとの間に隙間が
生じて充分に遮光できないこととなる。そのため、再度
遮光シートを巻き取って正規の展張状態にする必要があ
る。また、遮光シートが折り畳まれた状態で巻き取られ
たりすると、その部分の巻径が大きくなって収納部へ収
納できなくなるというおそれもある。
【0004】本考案は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、台形状を呈する窓に使用しても、遮光シートと
窓枠との間に隙間が生ずることがなく、遮光シートを正
規のシェード幅に保ってスムースに引き出しないし巻き
取り操作を行うことができる車両用サンシェード装置を
提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案における車両用サンシェード装置は、遮光シ
ートが巻取装置に巻回して収納されると共に、遮光シー
トの先端部がガイドレールに沿って誘導案内される車両
用サンシェード装置であって、遮光シートには幅方向の
少なくとも一側縁部に全長に亘ってヘム部を形成すると
共に、巻取装置近傍のガイドレール側部に幅規制部材を
設け、幅規制部材は、ガイドレール側部に固定する取付
部と、取付部の一端より延出した一対の保持片と、保持
片内に回動可能に保持されるボールとを有し、前記ヘム
部をボールと保持片との間に介装させて、ボールをヘム
部内に位置せしめ、遮光シートがボールと保持片間を滑
って移動して幅方向の位置を規制してシート端縁部の片
寄りを防止するようにしたことを特徴としている。ま
た、巻取装置が台形形状の窓枠の長辺側に取り付けられ
ることを特徴としている
【0006】
【作用】巻取時において、遮光シートは、巻取装置近傍
に設けた幅規制部材により、その幅が一定になるように
規制されて、巻取装置に巻回される。このとき、遮光シ
ートのヘム部が幅規制部材のボールによって移動しやす
くなっており、遮光シートは抵抗を殆ど受けることなく
スムースに移動する。
【0007】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。1
1は、車両の内壁面の窓枠部分に取り付けられるガイド
レールである。ガイドレール11は、台形状を呈する窓
枠形状に合わせて形成した、レール左側部12、レール
下側部13、及びレール右側部14を有する。図示例に
おいては、上枠部より下枠部が短く左側部が斜傾した窓
枠に取り付けるものを例示してあるが、本装置はこれに
限られるものではなく、下枠部より上枠部が短い窓枠に
も実施できる。なお、15は、ガイドレール11を車両
の窓枠部に取り付けるための取付具である。
【0008】ガイドレール11には、長手方向に沿って
一対のガイド溝16a,16bを形成してある。そし
て、一方のガイド溝16a内には、レール左側部12及
びレール下側部13を摺動可能に駆動部材17を配設し
てある。また、他方のガイド溝16b内には、レール右
側部14及びレール下側部13を摺動可能に駆動部材1
8を配設してある。図示例においては、これら駆動部材
17,18は、モータ19により電動摺動するようにし
てあるが、手動により摺動するように構成してもよい。
【0009】20は、車両の内壁面の窓枠の上枠部分に
取り付けられる収納部材である。収納部材20は、遮光
シート24を巻き取る巻取装置21と、巻き取られた遮
光シート24を収納する収納部22とを有する。なお、
23は、収納部材20を窓枠の上枠部分に取り付けるた
めの取付具である。
【0010】車両の窓を覆う遮光シート24は、横幅が
収納部材20の横長さと略同等の長さを有している。こ
の遮光シート24は、テンションがかかると伸びる生地
のもの、例えばニット地のものを使用する。そして、生
地の伸縮方向を上下方向(収納部材20からレール下側
部13の方向)に配すると、比較的皺がよらず外観上好
ましいものとなる。遮光シート24の幅方向の少なくと
も一側縁部(図示例においては左側縁部)には、これを
全長に亘って折り返して縫着して中空としたヘム部25
を形成してある。
【0011】26は、遮光シート24と窓枠との間に隙
間が生じるのを防止するため、ヘム部25を通過させる
ように、巻取装置21近傍のレール左側部12に設けた
幅規制部材である。幅規制部材26は、レール左側部1
2に固定する断面ロ字状の取付部27と、この取付部2
7の一端より延出した一対の御玉杓子状の保持片28,
28と、保持片28,28内に回動可能に保持されるボ
ール29とを有する。そして、遮光シート24のヘム部
25をボール29と保持片28,28との間に介装させ
て、ボール29がヘム部25内に位置するようにしてあ
る。
【0012】この幅規制部材26により、遮光シート2
4は、ボール29と保持片28,28間を滑って移動
し、幅方向の位置が規制され、シート端縁部の片寄りを
防止することができる。この幅規制部材26は、ガイド
レール11の形状や遮光シート24の伸縮性に応じて、
遮光シート24の両端部に設けてもよい。
【0013】30は遮光シート24を案内支持するステ
イであり、遮光シート24はステイ30にクリップ等の
取着手段により取り付けられている。このステイ30
は、収納部材20からレール下側部13に移動するにし
たがって幅が漸次狭くなるので、伸縮可能に構成する。
ステイ30は、駆動部材17,18の先端部に連結され
ている。
【0014】次に、本考案に係る車両用サンシェード装
置の操作方法について説明する。収納部材20に収納さ
れた遮光シート24を引き出すに際しては、モータ19
により駆動部材17,18が駆動され、駆動部材17,
18は夫々レール左側部12のガイド溝16a及びレー
ル右側部14のガイド溝16b内を摺動する。すると、
駆動部材17,18に連結しているステイ30が、レー
ル下側部13方向に平行移動して、遮光シート24が引
き出され、窓は遮光シート24で覆われる。
【0015】遮光シート24を収納部材20に収納する
には、モータ19を逆回転させる。これにより、駆動部
材17,18は前記とは逆方向に駆動されて、夫々レー
ル左側部12のガイド溝16a及びレール右側部14の
ガイド溝16b内を摺動し、駆動部材17,18に連結
しているステイ30が、収納部材20方向に平行移動す
る。このとき、遮光シート24は、ヘム部25が巻取装
置21近傍において幅規制部材26によって規制されて
いるので、一定の幅となって巻取装置21に巻回して収
納される。その際、ヘム部25はボール29によって移
動しやすく、殆ど抵抗を受けない。
【0016】
【考案の効果】本考案は、上述の通り、巻取装置近傍に
おいて遮光シートの幅方向の移動を規制する幅規制部材
を設けてあるので、遮光シートは弛むことなく一定の幅
で巻取装置に巻き取られ、遮光シートが折り畳まれた状
態で巻取装置に巻き取られるおそれがない。また、遮光
シートは一定の幅で巻取装置に巻き取られているので、
遮光シートを引き出したとき、遮光シートと窓枠との間
に隙間が生じるおそれがない。したがって、本考案によ
ると、スムースに遮光シートの引き出し、巻き取り操作
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の装置の正面図である。
【図2】本装置の側面図である。
【図3】本装置の部分斜視図である。
【図4】図3の幅規制部材の拡大正面図である。
【図5】幅規制部材の取付部分の断面図である。
【符号の説明】
11 ガイドレール 21 巻取装置 24 遮光シート 25 ヘム部 26 幅規制部材 28 保持片 29 ボール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−122913(JP,U) 実開 平6−75827(JP,U) 実開 平6−52674(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 3/00

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遮光シートが巻取装置に巻回して収納さ
    れると共に、遮光シートの先端部がガイドレールに沿っ
    て誘導案内される車両用サンシェード装置であって、 遮光シートには幅方向の少なくとも一側縁部に全長に亘
    ってヘム部を形成すると共に、 巻取装置近傍のガイドレール側部に幅規制部材を設け、幅規制部材は、ガイドレール側部に固定する取付部と、
    取付部の一端より延出した一対の保持片と、保持片内に
    回動可能に保持されるボールとを有し、 前記ヘム部をボールと保持片との間に介装させて、ボー
    ルをヘム部内に位置せしめ、遮光シートがボールと保持
    片間を滑って移動して幅方向の位置を規制してシート端
    縁部の片寄りを防止するようにした ことを特徴とする車
    両用サンシェード装置。
  2. 【請求項2】 巻取装置が台形形状の窓枠の長辺側に取
    り付けられることを特徴とする請求項1記載の車両用サ
    ンシェード装置。
JP1993053651U 1993-09-08 1993-09-08 車両用サンシェード装置 Expired - Lifetime JP2605343Y2 (ja)

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JPH0718932U JPH0718932U (ja) 1995-04-04
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