JP2605291B2 - 波形等化回路 - Google Patents

波形等化回路

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JP2605291B2
JP2605291B2 JP62184025A JP18402587A JP2605291B2 JP 2605291 B2 JP2605291 B2 JP 2605291B2 JP 62184025 A JP62184025 A JP 62184025A JP 18402587 A JP18402587 A JP 18402587A JP 2605291 B2 JP2605291 B2 JP 2605291B2
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Japan
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waveform equalization
waveform
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友二 近藤
幸男 高田
博康 新保
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、文字放送受信機の波形等化回路に関するも
のである。
従来の技術 近年、文字や図形で構成された画像情報を符号化して
ディジタル信号の形でテレビ放送波に多重し、受信側で
映像信号に変換してテレビ受信機に表示する文字放送が
利用されるようになってきた。
文字信号は符号化されたディジタル信号であるので、
伝送途上で発生するゴーストやテレビ受信機の映像中間
周波回路の特性の影響などにより文字信号の波形が歪む
と符号の識別に誤りが発生することがある。波形等化回
路はこの波形歪みにより誤りを少なくするために文字信
号の波形を整形している。
以下、図面を参照しながら、上述した従来の波形等化
回路について説明を行う。
第2図は従来の波形等化回路のブロック図を示すもの
である。第2図において、1は演算回路(CPU)で、文
字放送受信機全体の制御をする。2は波形等化・データ
再生部で、波形等化部はディジアル信号処理によるトラ
ンスバーサルフィルタにより構成され、タップ係数をCP
U1の演算により適応制御し、データ再生部は波形等化後
のデータをスライスし、データとクロックを作ってい
る。3は誤り訂正部で、波形等化・データ再生部2から
出力されるデータの誤りを検出し訂正する。4は表示部
で、誤り訂正部3で訂正されたデータをCPU1で復号しRG
B信号を出力する。5は文字発生部で、CPU1で復号され
た文字,図形などの復号をドットパターンを表すデータ
に変換する。
以上のように構成された波形等化回路において、まず
内蔵形文字放送受信機では、チャンネルが切り替った
時、テレビ受信部から文字放送受信部のCPU1にチャンネ
ル切り替え信号が送られる。次にCPU1がチャンネル切り
替えを検出すると、波形等化の収束時間を短縮させるた
めに、CPU1は波形等化・データ再生部2のトランスバー
サルフィルタのタップ係数に予め決められたデフォルト
値を書き込む。従って波形等化・データ再生部2は、チ
ャンネル切り替え毎にこのデフォルト値をイニシャル値
として波形等化制御を始めることになる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構成ではチャンネル切り
替え毎に常に同じデフォルト値から波形等化制御を始め
るので、以前にそのチャンネルを受信していた時の文字
信号の波形歪の情報を生かせず、波形等化の収束に時間
がかかるという問題点を有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、チャンネル切り替え時
に、以前にそのチャンネルを受信していた時の文字信号
の波形歪の情報を生かして、波形等化の収束時間を短縮
させることのできる波形等化回路を提供するものであ
る。
問題点を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明の波形等化回路
は、過去に受信していた各チャンネルの文字信号の波形
歪の情報を波形等化制御データとして記憶する波形等化
メモリ部を有して構成されている。
作用 この構成によって、波形等化メモリに文字信号が重畳
されている各チャンネルの波形等化データが記憶されて
いるので、このデータをイニシャル値として波形等化制
御することにより収束時間を短縮させることとなる。
実施例 以下、本発明の一実施例について、図面を参照しなが
ら説明する。
第1図は本発明の一実施例における波形等化回路のブ
ロック図を示すものである。第1図において、1はCP
U、2は波形等化・データ再生部、3は誤り訂正部、4
は表示部、5は文字発生部で、以上は第2図の構成と同
じもので、6は波形等化メモリ部で、文字信号が重畳し
ている各チャンネルの波形等化データを記憶する。
以上のように構成された波形等化回路において、まず
内蔵型文字放送受信機でテレビ放送を受像している時
に、裏で予め文字放送を受信し、波形等化・再生データ
部2のトラッスバーサルフィルタのタップ係数をCPU1の
演算により求め、波形等化メモリ部6にチャンネル番号
と求めたタップ係数を波形等化制御データとして記憶す
る。同様な事を文字放送が重畳されている各チャンネル
毎に行ない、波形等化メモリ部6にチャンネル番号とそ
れに対応したタップ係数を波形等化制御データとして各
々記憶する。
次に、テレビ放送から文字放送に受像を切り替え、更
にチャンネルを切り替えると、テレビ受信部から文字放
送受信部のCPU1にチャンネル番号が送られ、CPU1がチャ
ンネル番号を検出すると、CPU1は波形等化メモリ部6か
ら予めCPU1の演算により求めていたそのチャンネル番号
のタップ係数を波形等化・再生データ部2に書き込む。
従って波形等化・データ再生部2は、チャンネル切り替
え毎に各チャンネルに適したタップ係数をイニシャル値
として波形等化制御を始めることになる。
以上のように、本実施例によれば、波形等化メモリ部
6を設けることにより、チャンネル切り替え時に予め決
められたデフォルト値をイニシャル値として波形等化制
御を始める時と比べって波形等化の収束時間を短縮させ
ることができる。
発明の効果 以上のように、本発明は、文字信号が重畳している各
チャンネルの波形等化制御データを記憶する波形等化メ
モリ部を設けたことにより、チャンネルが切り替わった
時、前記波形等化メモリ部から、切り替えたチャンネル
の波形等化制御データを読み出し、このデータをイニシ
ャル値として波形等化制御することによって、収束時間
を短縮させることができ、その実用的効果は大なるもの
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における波形等化回路のブロ
ック図、第2図は従来例の波形等化回路のブロック図で
ある。 1……CPU、2……波形等化・再生データ部、3……誤
り訂正部、4……表示部、5……文字発生部、6……波
形等化メモリ部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−124113(JP,A) 特開 昭59−194580(JP,A) 特開 昭59−171307(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字放送受信機の波形等化回路であって、
    文字信号が重畳されている各チャンネルの波形等化制御
    データを各チャンネル毎に記憶する波形等化メモリ部を
    有し、チャンネルが切り替えられた時に、前記波形等化
    メモリ部から、切り替えられたチャンネルの波形等化制
    御データを読み出し、このデータをイニシャル値として
    波形等化回路を制御するようにしたことを特徴とする波
    形等価回路。
JP62184025A 1987-07-23 1987-07-23 波形等化回路 Expired - Lifetime JP2605291B2 (ja)

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JPS6427376A JPS6427376A (en) 1989-01-30
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JPS59171307A (ja) * 1983-03-18 1984-09-27 Fujitsu Ltd タツプ係数切替方式
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