JP3189030B2 - テレビジョン受像機 - Google Patents
テレビジョン受像機Info
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- JP3189030B2 JP3189030B2 JP23257895A JP23257895A JP3189030B2 JP 3189030 B2 JP3189030 B2 JP 3189030B2 JP 23257895 A JP23257895 A JP 23257895A JP 23257895 A JP23257895 A JP 23257895A JP 3189030 B2 JP3189030 B2 JP 3189030B2
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Description
機に関し、さらに詳しくは、画像を符号化してメモリに
格納し、該メモリから読み出して復号化することによ
り、画像を再生できる機能を備えたテレビジョン受像機
に関する。
チャンネルの2つのテレビ画像あるいはテレビ画像とV
TRで再生した再生画像とを画面を分割して同時に映し
出す、いわゆる2画面テレビがある。
ブロック図であり、この2画面TVは、画面を左右2つ
に分割して主画像と副画像とを表示するものである。
放送を受信復調して得られた主画像および副画像の映像
信号は、第1,第2LPF1,2を介して第1,第2A
/D変換回路3,4でデジタル映像信号にそれぞれ変換
された後、第1,第2水平間引き・補間フィルタ回路
5,6によって水平方向の間引きが行われて水平方向の
サイズが1/2にされるとともに、この間引きによる折
り返し歪を軽減するために補間フィルタによる帯域制限
が行われ、さらに、第1,第2輪郭補正回路7,80に
よって水平方向の輪郭補正が行われて画質が改善され、
主/副切り替え信号によって切替回路9を介して出力さ
れ、これによって、画面の左右に主画像および副画像が
同時に映し出されるように構成されている。
な箇所を見逃したような場合に、例えば、過去数秒分さ
かのぼって見直したい時がある。このような要望を満た
すために、いわゆるリプレイ用のメモリを設けて画像を
格納しておき、瞬時に過去数秒分の画像を再生できるよ
うにすることが考えられるが、動画を格納するには、た
とえ数秒分であっても大容量のメモリが必要となるの
で、少ないメモリ容量で実現するには、画像の符号化
(圧縮)/復号化(伸長)を行う必要がある。
の図15に示される2画面TVにおいて、副画像を符号
化してリプレイ用のメモリに格納し、メモリから読み出
して復号化することにより、過去数秒分の画像を再生で
きるリプレイ機能を持たせることが考えられるが、画像
符号化によって画像のボケやノイズが生じて画質が劣化
することになり、通常のリアルタイム画像に対応して特
性が設定されている図15の第2LPF2および第2輪
郭補正回路80では、リプレイ時の再生画像を適正な画
質にすることができないという難点がある。
れたものであって、画像を符号化してメモリに格納する
とともに、このメモリから読み出して復号化することに
より、画像を再生できる機能を備えるテレビジョン受像
機において、画像符号化による再生画像の劣化を改善す
ることを目的とする。
を達成するために、次のように構成している。
明のテレビジョン受像機は、映像信号をA/D変換する
A/D変換回路と、該A/D変換回路の前段または後段
に設けられるフィルタ回路と、A/D変換されたデジタ
ル映像信号を符号化してメモリに格納するとともに、該
メモリから読み出して復号化する符号化/復号化回路
と、該符号化/復号化回路へ入力される前記デジタル映
像信号または符号化/復号化回路から出力されるデジタ
ル映像信号を選択し出力する選択手段と、前記選択手段
からのデジタル映像信号が入力される輪郭補正回路とを
備え、前記選択手段の選択に応じて、前記フィルタ回
路、前記輪郭補正回路の輪郭補正のゲインまたはピーキ
ング周波数を個別に切り替え、あるいは、それらを組み
合わせて切り替えるように構成している。
のテレビジョン受像機は、主画像および副画像の映像信
号を、それぞれA/D変換する第1,第2A/D変換回
路と、該第1,第2A/D変換回路の前段または後段に
それぞれ設けられる第1,第2フィルタ回路と、A/D
変換された主画像および副画像のデジタル映像信号の間
引きおよび帯域制限をそれぞれ行う第1,第2処理回路
と、第1,第2処理回路で処理されたデジタル映像信号
がそれぞれ入力される第1,第2輪郭補正回路と、第
1,第2輪郭補正回路からのデジタル映像信号を切り替
え出力して主画像と副画像との2画面表示を行うテレビ
ジョン受像機において、前記第2輪郭補正回路の前段
に、A/D変換された副画像に対応するデジタル映像信
号を符号化してメモリに格納するとともに、該メモリか
ら読み出して復号化する符号化/復号化回路と、該符号
化/復号化回路へ入力される副画像に対応する前記デジ
タル映像信号または符号化/復号化回路から出力される
デジタル映像信号を、前記第2輪郭補正回路に選択し出
力する選択手段とを設け、前記選択手段の選択に応じ
て、前記第2フィルタ回路、前記輪郭補正回路の輪郭補
正のゲインまたはピーキング周波数を個別に切り替え、
あるいは、それらを組み合わせて切り替えるように構成
している。
ジョン受像機によれば、デジタル映像信号を符号化して
メモリに格納するとともに、該メモリから読み出して復
号化する符号化/復号化回路を備えているので、重要な
箇所を見逃して過去数秒分さかのぼって見直したいよう
な時には、符号化/復号化回路からの再生された動画像
を表示することによって、いわゆるリプレイが可能とな
る。
アルタイムの動画像と、符号化/復号化回路からの再生
された動画像とでフィルタ回路のフィルタ特性、輪郭補
正回路の輪郭補正のゲインまたはピーキング周波数を個
別に切り替え、あるいは、それらを組み合わせて切り替
えるので、リアルタイムの動画像では、従来と同様に適
正な画質を維持することができる一方、符号化によって
画質が劣化した再生動画像の画質を改善することができ
る。すなわち、フィルタ回路のフィルタ特性を切り替え
ることにより、符号化によるノイズを軽減することがで
き、また、輪郭補正回路の輪郭補正のゲインあるいはピ
ーキング周波数を切り替えることにより、符号化による
ボケを補正することができるとともに、ノイズを軽減す
ることができる。
ビジョン受像機によれば、いわゆる2画面TVにおい
て、副画像のデジタル映像信号を符号化してメモリに格
納するとともに、該メモリから読み出して復号化する符
号化/復号化回路を備えているので、重要な箇所を見逃
して過去数秒分さかのぼって副画像を見直したいような
時には、符号化/復号化回路からの再生された動画像を
表示することによって、いわゆるリプレイが可能とな
る。
アルタイムの動画像と、符号化/復号化回路からの再生
された動画像とでフィルタ回路のフィルタ特性、輪郭補
正回路の輪郭補正のゲインまたはピーキング周波数を個
別に切り替え、あるいは、それらを組み合わせて切り替
えるので、リアルタイムの動画像では、従来と同様に適
正な画質を維持することができる一方、符号化によって
画質が劣化した再生動画像の画質を改善することができ
る。すなわち、フィルタ回路のフィルタ特性を切り替え
ることにより、符号化によるノイズを軽減することがで
き、また、輪郭補正回路の輪郭補正のゲインあるいはピ
ーキング周波数を切り替えることにより、符号化による
ボケを補正することができるとともに、ノイズを軽減す
ることができる。
の形態について詳細に説明する。
1に係るテレビジョン受像機のブロック図であり、図1
5の従来例に対応する部分には、同一の参照符号を付
す。
を左右2つに分割して主画像と副画像とを表示する2画
面TVであり、上述の従来例と同様に、主画像および副
画像の映像信号にそれぞれ対応する第1,第2LPF
1,2と、第1,第2A/D変換回路3,4と、第1,
第2処理回路としての第1,第2水平間引き・補間フィ
ルタ回路5,6と、第1,第2輪郭補正回路7,8と、
主/副切り替え信号によって第1,第2輪郭補正回路か
らのデジタル映像信号を切り替え出力する第1切り替え
回路9とを備えている。
は、副画像については、図示しないリプレイキーの操作
によって、過去数秒間、例えば、5秒間分の動画像を再
生表示できる、いわゆるリプレイ機能を付加しており、
このため、第2輪郭補正回路8の前段には、第2水平間
引き・補間フィルタ回路6からのデジタル映像信号を符
号化(圧縮)してメモリに格納するとともに、メモリか
ら読み出して復号化(伸長)する画像符号化/復号化回
路10が設けられるとともに、第2水平間引き・補間フ
ィルタ回路6からのリアルタイムのデジタル映像信号ま
たは画像符号化/符号化回路10からの再生されたデジ
タル映像信号を選択し出力する選択手段としての第2切
り替え回路11が設けられている。
メモリの容量を少なくして比較的安価に過去5秒間の動
画像のリプレイを行えるようにしているけれども、画像
の符号化によって、上述のように、画像のボケやノイズ
が生じて画質が劣化することになり、リプレイ時の再生
画像を適正な画質にすることができないことになる。
点を解消するために、第2LPF2とはフィルタ特性が
異なる画像符号化用の第3LPF12を設けるととも
に、第2LPF2の出力または第3LPF12の出力
を、リアルタイム画像であるかリプレイ時の再生画像で
あるかに応じて、すなわち、第2切り替え回路11の切
り替え選択に応じて第2A/D変換回路4に切り替え出
力する第3切り替え回路13を設け、さらに、第2輪郭
補正回路8の輪郭補正のゲインおよびピーキング周波数
を、リアルタイム画像であるかリプレイ時の再生画像で
あるかに応じて、輪郭補正設定信号によって切り替える
ように構成している。
バスを用いて転送データの選択を行ってもよい。
2のフィルタ特性を示す図であり、同図において、ライ
ンAは第3LPF12の特性を示し、ラインBは第2L
PF2の特性を示している。
応した第2LPF2よりも高周波成分を通さないフィル
タ特性となっており、これによって、画像符号化による
ノイズの低減を図って画質を改善している。
替え回路11と同様に、画像符号化切り替え信号によっ
て切り替え制御されるようになっており、リプレイ画像
の取り込み時は、第3LPF12の出力を第2A/D変
換回路4に出力し、それ以外は、リアルタイム画像に対
応する第2LPF2の出力を第2A/D変換回路4に出
力する。
輪郭補正設定信号によってその輪郭補正のゲインおよび
ピーキング周波数が、再生画像に対応して設定され、リ
プレイ時以外の通常時は、輪郭補正設定信号によってそ
の輪郭補正のゲインおよびピーキング周波数が、リアル
タイム画像に対応した従来と同様の特性に設定されるも
のである。
示す図である。第2輪郭補正回路8は、第2水平間引き
・補間フィルタ回路6からのデジタル映像信号が入力さ
れているときには、リアルタイム画像に対応した破線で
示される従来と同様の特性を有しており、画像符号化/
復号化回路10からのデジタル映像信号が入力されるリ
プレイ時には、実線で示されるように、第3LPF12
のフィルタ特性に応じてピーキング周波数がpf1から
pf2に切り替えられるとともに、輪郭補正のゲインが
高めに切り替えられるようになっている。
のゲインを高くすることにより、画像符号化によるボケ
を補正することができ、しかも、ピーキング周波数を第
3LPF12のフィルタ特性に応じて切り替えることに
より、ボケ補正の効果を一層高めることができるととも
に、ノイズの低減を図ることができ、リプレイ時の再生
画像の画質を適正にすることができる。
図であり、図5は、各部の信号波形図である。
からなる第1〜第4遅延回路14〜17と、第4,第5
切り替え回路18,19と、第1〜第3加算回路20〜
22と、後述するゲイン設定回路23とを備えており、
上述の輪郭補正設定信号としてのゲインコントロール信
号および周波数切り替え信号が与えられる。
る入力信号を時間T遅延させて出力し、第2遅延回路1
5は、第1遅延回路14の出力をさらに時間T遅延させ
て出力し、第4切り替え回路18は、第1遅延回路14
または第2遅延回路15の出力を第3遅延回路16に切
り替え出力する。
8の出力を時間T遅延させて出力し、第4遅延回路17
は、第3遅延回路16の出力をさらに時間T遅延されて
出力し、第5切り替え回路19は、第3遅延回路16ま
たは第4遅延回路17の出力を第1加算回路19に切り
替え出力する。
る入力信号と図5(C)に示される第5切り替え回路1
9の出力を加算して振幅を半分にし、さらに反転して図
5(D)に示される信号を出力する。第2加算回路21
は、第1加算回路20の出力と第4切り替え回路18の
出力とを加算して図5(E)に示される信号をゲイン設
定回路23に出力し、ゲイン設定回路23では、ゲイン
コントロール信号によって図5(F)に示されるように
ゲインが調整されて出力され、このゲイン設定回路23
の出力と第4切り替え回路18の出力とが第3加算回路
22で加算されて出力されることになる。輪郭補正のゲ
インは、前記ゲインに応じて可変できる。
って第4,第5切り替え回路18,19を切り替えて輪
郭補正のパルス幅を切り替えることにより、輪郭補正の
ピーキング周波数を切り替えるものである。
構成を示す図である。
ンを、3ビット(l,m,n)のゲインコトロール信号
によって可変するものである。
lのゲインコントロール信号と7ビットの各入力とがそ
れぞれ入力される第1アンドゲート群24と、中位ビッ
トmのゲインコントロール信号と上位6ビットの各入力
とがそれぞれ入力される第2アンドゲート群25と、最
下位ビットnのゲインコントロール信号と上位5ビット
の各入力とがそれぞれ入力される第3アンドゲート群2
6と、第1アンドゲート群24の7ビットの各出力と第
2加算回路群28の6ビット出力にキャリーアウト出力
を加えた6ビットの各出力とをそれぞれ加算する第1加
算回路群27と、第2アンドゲート群25の6ビットの
各出力と第3アンドゲート群26の5ビットの出力にロ
ーレベルの上位ビットを加えた6ビットの各出力とをそ
れぞれ加算する第2加算回路群28とを備えており、第
1加算回路群27の6ビット出力にキャリーアウト出力
を加えた7ビット出力が、ゲイン設定回路23の出力Y
とされる。
信号の設定によって出力Yの入力Xに対するゲインを可
変できるものであり、その係数は、次式で示されること
になる。
して3ビットのゲインコントロール信号の値を設定する
ことにより、図7(B)に示されるように、出力Yのゲ
インを8段階に設定できるものであり、例えば、ゲイン
コントロール値が「4」では、入力Xがそのままの振幅
で出力Yとなる。
リアルタイム画像とリプレイ時の再生画像とによって、
第2,第3LPF2,12を切り替えるとともに、第2
輪郭補正回路8のピーキング周波数および輪郭補正のゲ
インを切り替えるので、リアルタイム画像は、従来と同
様に適正な画質することができるとともに、リプレイ時
の再生画像を、画像符号化によって生じるボケおよびノ
イズを軽減して適正な画質にすることができるものであ
る。
1,2,12は、第1,第2A/D変換回路3,4の前
段側に設けられたけれども、本発明の他の実施形態とし
て、図8に示されるように、第1,第2A/D変換回路
3,4の後段側に第1〜第3LPF11,21,121を
設ける構成としてもよい。この場合の第2,第3LPF
21,121のフィルタの特性は、実施形態1と基本的に
同様である。
2に係るテレビジョン受像機のブロック図であり、図1
の実施形態1に対応する部分には、同一の参照符号を付
す。
に対応する第2LPF2と、リプレイ時の再生画像に対
応する第3LPF12と、リアルタイム画像であるかリ
プレイ時であるかに応じて第2,第3LPF2,12の
出力を切り替え出力する第3切り替え回路13を設けて
いたけれども、この実施形態2においては、それらに代
えて、フィルタ特性を切り替えることができる単一の第
4LPF29を設けており、これによって、構成の簡素
化を図っている。
え信号によって、上述の実施形態1における第2LPF
2の特性または第3LPF12の特性に切り替えられる
ものである。
(A)に示されるように、コイルL、第1〜第3コンデ
ンサC1〜C3およびアナログスイッチ30によって構
成してもよいし、あるいは、図10(B)に示されるよ
うに、抵抗R、第4,第5コンデンサC4,C5および
アナログスイッチ30によって構成してもよい。
は、画像符号化切り替え信号が与えられていないリアル
タイム画像では、アナログスイッチ30がオフしてお
り、コイルLおよび第1,第2コンデンサC1,C2に
よって第2LPF2の特性となり、画像符号化切り替え
信号が与えられているリプレイ時の再生画像では、アナ
ログスイッチ30がオンしてコイルLおよび第1〜第3
コンデンサC1〜C3によって第3LPF12の特性と
なるものである。
いては、画像符号化切り替え信号が与えられていないリ
アルタイム画像では、アナログスイッチ30がオフして
おり、抵抗Rおよび第4コンデンサC4によって第2L
PF2の特性となり、画像符号化切り替え信号が与えら
れているリプレイ時の再生画像では、アナログスイッチ
30がオンして抵抗Rおよび第4,第5コンデンサC
4,C5によって第3LPF12の特性となるものであ
る。
である。
同様に、リアルタイム画像は、従来と同様に適正な画質
することができるとともに、リプレイ時の再生画像を、
画像符号化によって生じるボケおよびノイズを軽減して
適正な画質にすることができるものである。
1,29は、第1,第2A/D変換回路3,4の前段側
に設けられたけれども、本発明の他の実施形態として、
図11に示されるように、第1,第2A/D変換回路
3,4の後段側に第1,第4LPF11,291を設ける
構成としてもよい。この場合の第4LPF291のフィ
ルタの特性は、実施形態2と基本的に同様である。
態3に係るテレビジョン受像機のブロック図であり、図
1の実施形態1に対応する部分には、同一の参照符号を
付す。
第2輪郭補正回路8のゲインおよびピーキング周波数
を、輪郭補正設定信号によって切り替えたけれども、こ
の実施形態3では、従来例と同様に第2輪郭補正回路8
0の輪郭補正のゲインおよびピーキング周波数は、切り
替えることなく、リアルタイム画像に対応した設定のま
まとしており、これによって、構成の簡素化を図ってい
る。その他の構成は、実施形態1と同様である。
F2,12の特性は、実施形態1と同様に切り替えるの
で、画像符号化によるノイズを軽減してリプレイ時の画
質の改善を図ることができる。
の実施形態2と同様に、単一の第4LPF29によって
構成してもよいのは勿論である。
態4に係るテレビジョン受像機のブロック図であり、図
1の実施形態1に対応する部分には、同一の参照符号を
付す。
に対応する第2LPF2と、リプレイ時の再生画像に対
応する第3LPF12と、それら出力を切り替え出力す
る第3切り替え回路13とを設けたけれども、この実施
形態4では、リアルタイム画像に対応する第2LPF2
のみを設けてフィルタの特性を切り替えないようにして
おり、これによって、構成の簡素化を図っている。その
他の構成は、実施形態1と同様である。
様に、第2輪郭補正回路8の輪郭補正のゲインおよびピ
ーキング周波数は切り替えるので、画像符号化によるボ
ケを補正できるとともに、ノイズを軽減してリプレイ時
の画質の改善を図ることができる。
2,4では、第2輪郭補正回路8の輪郭補正のゲインお
よびピーキング周波数の両者を切り替えたけれども、本
発明の他の実施形態として、第2輪郭補正回路8の輪郭
補正のゲインまたはピーキング周波数の一方のみを切り
替えてもよい。すなわち、図14の破線で示されるリア
ルタイム画像に対応した特性を、リプレイ時には、実線
で示されるように、ゲインのみを切り替えてもよく、あ
るいは、仮想線で示されるように、ピーキング周波数の
みを切り替えてもよい。
にリプレイ機能を付加したけれども、本発明の他の実施
形態として、主画像についても、副画像と同様の構成と
してリプレイ機能を付加してもよい。
割した2画面TVに適用して説明したけれども、本発明
は、親画面と子画面とからなる2画面TVあるいは主画
面のみの表示しかできないテレビジョン受像機にも同様
に適用できるのは勿論である。
復号化回路を備えているので、この符号化/復号化回路
からの再生された動画像を表示することによって、いわ
ゆるリプレイが可能となる。
アルタイムの動画像と、符号化/復号化回路からの再生
された動画像とでフィルタ回路のフィルタ特性、輪郭補
正回路の輪郭補正のゲインまたはピーキング周波数を個
別に、あるいは、それらを組み合わせて切り替えるの
で、リアルタイムの動画像では、従来と同様に適正な画
質を維持することができる一方、符号化によるノイズや
ボケによって劣化した再生動画像の画質を改善すること
ができる。
Vにおいて、副画像についてリプレイが可能になるとと
もに、リアルタイムの動画像の画質を従来と同様に適正
に維持することができる一方、符号化によって画質が劣
化したリプレイの再生動画像の画質を改善することがで
きる。
のブロック図である。
図である。
波形図である。
機のブロック図である。
のブロック図である。
像機のブロック図である。
機のブロック図である。
機のブロック図である。
路の特性図である。
路 5,6 第1,第2水平間引き・
補間フィルタ回路 7,8 第1,第2輪郭補正回路 11 第2切り替え回路 12 第3LPF 29 第4LPF
Claims (12)
- 【請求項1】映像信号をA/D変換するA/D変換回路
と、該A/D変換回路の前段または後段に設けられるフ
ィルタ回路と、A/D変換されたデジタル映像信号を符
号化してメモリに格納するとともに、該メモリから読み
出して復号化する符号化/復号化回路と、該符号化/復
号化回路へ入力される前記デジタル映像信号または符号
化/復号化回路から出力されるデジタル映像信号を選択
し出力する選択手段と、前記選択手段からのデジタル映
像信号が入力される輪郭補正回路とを備え、 前記選択手段の選択に応じて、前記フィルタ回路を切り
替えることを特徴とするテレビジョン受像機。 - 【請求項2】前記フィルタ回路は、フィルタ特性の異な
る複数のローパスフィルタからなり、前記選択手段の選
択に応じて、前記複数のローパスフィルタの出力を切り
替え選択する請求項1記載のテレビジョン受像機。 - 【請求項3】前記フィルタ回路は、単一のローパスフィ
ルタからなり、前記選択手段の選択に応じて、前記単一
のローパスフィルタのフィルタ特性を切り替える請求項
1記載のテレビジョン受像機。 - 【請求項4】映像信号をA/D変換するA/D変換回路
と、該A/D変換回路の前段または後段に設けられるフ
ィルタ回路と、A/D変換されたデジタル映像信号を符
号化してメモリに格納するとともに、該メモリから読み
出して復号化する符号化/復号化回路と、該符号化/復
号化回路へ入力される前記デジタル映像信号または符号
化/復号化回路から出力されるデジタル映像信号を選択
し出力する選択手段と、前記選択手段からのデジタル映
像信号が入力される輪郭補正回路とを備え、 前記選択手段の選択に応じて、前記輪郭補正回路の輪郭
補正のゲインを切り替えることを特徴とするテレビジョ
ン受像機。 - 【請求項5】映像信号をA/D変換するA/D変換回路
と、該A/D変換回路の前段または後段に設けられるフ
ィルタ回路と、A/D変換されたデジタル映像信号を符
号化してメモリに格納するとともに、該メモリから読み
出して復号化する符号化/復号化回路と、該符号化/復
号化回路へ入力される前記デジタル映像信号または符号
化/復号化回路から出力されるデジタル映像信号を選択
し出力する選択手段と、前記選択手段からのデジタル映
像信号が入力される輪郭補正回路とを備え、 前記選択手段の選択に応じて、前記輪郭補正回路のピー
キング周波数を切り替えることを特徴とするテレビジョ
ン受像機。 - 【請求項6】前記選択手段の選択に応じて、前記輪郭補
正回路の輪郭補正のゲインおよびピーキング周波数の少
なくとも一方を切り替える請求項1ないし3のいずれか
に記載のテレビジョン受像機。 - 【請求項7】主画像および副画像の映像信号を、それぞ
れA/D変換する第1,第2A/D変換回路と、該第
1,第2A/D変換回路の前段または後段にそれぞれ設
けられる第1,第2フィルタ回路と、A/D変換された
主画像および副画像のデジタル映像信号の間引きおよび
帯域制限をそれぞれ行う第1,第2処理回路と、第1,
第2処理回路で処理されたデジタル映像信号がそれぞれ
入力される第1,第2輪郭補正回路と、第1,第2輪郭
補正回路からのデジタル映像信号を切り替え出力して主
画像と副画像との2画面表示を行うテレビジョン受像機
において、 前記第2輪郭補正回路の前段に、A/D変換された副画
像に対応するデジタル映像信号を符号化してメモリに格
納するとともに、該メモリから読み出して復号化する符
号化/復号化回路と、該符号化/復号化回路へ入力され
る副画像に対応する前記デジタル映像信号または符号化
/復号化回路から出力されるデジタル映像信号を、前記
第2輪郭補正回路に選択し出力する選択手段とを設け、 前記選択手段の選択に応じて、前記第2フィルタ回路を
切り替えることを特徴とするテレビジョン受像機。 - 【請求項8】前記第2フィルタ回路は、フィルタ特性の
異なる複数のローパスフィルタからなり、前記選択手段
の選択に応じて、前記複数のローパスフィルタの出力を
切り替え選択する請求項7記載のテレビジョン受像機。 - 【請求項9】前記第2フィルタ回路は、単一のローパス
フィルタからなり、前記選択手段の選択に応じて、前記
単一のローパスフィルタのフィルタ特性を切り替える請
求項7記載のテレビジョン受像機。 - 【請求項10】主画像および副画像の映像信号を、それ
ぞれA/D変換する第1,第2A/D変換回路と、該第
1,第2A/D変換回路の前段または後段にそれぞれ設
けられる第1,第2フィルタ回路と、A/D変換された
主画像および副画像のデジタル映像信号の間引きおよび
帯域制限をそれぞれ行う第1,第2処理回路と、第1,
第2処理回路で処理されたデジタル映像信号がそれぞれ
入力される第1,第2輪郭補正回路と、第1,第2輪郭
補正回路からのデジタル映像信号を切り替え出力して主
画像と副画像との2画面表示を行うテレビジョン受像機
において、 前記第2輪郭補正回路の前段に、A/D変換された副画
像に対応するデジタル映像信号を符号化してメモリに格
納するとともに、該メモリから読み出して復号化する符
号化/復号化回路と、該符号化/復号化回路へ入力され
る副画像に対応する前記デジタル映像信号または符号化
/復号化回路から出力されるデジタル映像信号を、前記
第2輪郭補正回路に選択し出力する選択手段とを設け、 前記選択手段の選択に応じて、前記第2輪郭補正回路の
輪郭補正のゲインを切り替えることを特徴とするテレビ
ジョン受像機。 - 【請求項11】主画像および副画像の映像信号を、それ
ぞれA/D変換する第1,第2A/D変換回路と、該第
1,第2A/D変換回路の前段または後段にそれぞれ設
けられる第1,第2フィルタ回路と、A/D変換された
主画像および副画像のデジタル映像信号の間引きおよび
帯域制限をそれぞれ行う第1,第2処理回路と、第1,
第2処理回路で処理されたデジタル映像信号がそれぞれ
入力される第1,第2輪郭補正回路と、第1,第2輪郭
補正回路からのデジタル映像信号を切り替え出力して主
画像と副画像との2画面表示を行うテレビジョン受像機
において、 前記第2輪郭補正回路の前段に、A/D変換された副画
像に対応するデジタル映像信号を符号化してメモリに格
納するとともに、該メモリから読み出して復号化する符
号化/復号化回路と、該符号化/復号化回路へ入力され
る副画像に対応する前記デジタル映像信号または符号化
/復号化回路から出力されるデジタル映像信号を、前記
第2輪郭補正回路に選択し出力する選択手段とを設け、 前記選択手段の選択に応じて、前記第2輪郭補正回路の
ピーキング周波数を切り替えることを特徴とするテレビ
ジョン受像機。 - 【請求項12】前記選択手段の選択に応じて、前記第2
輪郭補正回路の輪郭補正のゲインおよびピーキング周波
数の少なくとも一方を切り替える請求項7ないし9のい
ずれかに記載のテレビジョン受像機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23257895A JP3189030B2 (ja) | 1995-09-11 | 1995-09-11 | テレビジョン受像機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23257895A JP3189030B2 (ja) | 1995-09-11 | 1995-09-11 | テレビジョン受像機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0983958A JPH0983958A (ja) | 1997-03-28 |
JP3189030B2 true JP3189030B2 (ja) | 2001-07-16 |
Family
ID=16941554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23257895A Expired - Lifetime JP3189030B2 (ja) | 1995-09-11 | 1995-09-11 | テレビジョン受像機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3189030B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101938867B1 (ko) * | 2017-06-21 | 2019-01-21 | 백승욱 | 거치식 포장 랩 |
KR101996000B1 (ko) | 2018-09-28 | 2019-07-03 | 백승욱 | 거치식 포장 랩 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1434425A3 (en) * | 2002-12-25 | 2006-04-26 | Hitachi Ltd. | Video signal processing apparatus |
-
1995
- 1995-09-11 JP JP23257895A patent/JP3189030B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101938867B1 (ko) * | 2017-06-21 | 2019-01-21 | 백승욱 | 거치식 포장 랩 |
KR101996000B1 (ko) | 2018-09-28 | 2019-07-03 | 백승욱 | 거치식 포장 랩 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0983958A (ja) | 1997-03-28 |
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