JPH10262265A - 映像信号処理方法、映像信号処理装置、映像信号合成方法及び映像信号合成装置 - Google Patents

映像信号処理方法、映像信号処理装置、映像信号合成方法及び映像信号合成装置

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JPH10262265A
JPH10262265A JP9066868A JP6686897A JPH10262265A JP H10262265 A JPH10262265 A JP H10262265A JP 9066868 A JP9066868 A JP 9066868A JP 6686897 A JP6686897 A JP 6686897A JP H10262265 A JPH10262265 A JP H10262265A
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JP
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signal
pixel
sub
synthesizing
synthesis
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Application number
JP9066868A
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English (en)
Inventor
Koji Hirozawa
浩二 廣澤
Kiyoshi Ikeda
潔 池田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像データをCCIR444方式からCCI
R422方式に変換することによって生じる色の劣化を
抑制することのできる映像信号処理装置及び映像信号処
理方法を提供する。 【解決手段】 フィルタ回路21において、加算器2
4,27は、カラーパケットテーブル19及び1ピクセ
ル遅延回路23,26から出力されたクロマ成分Cb,
Crを合成し、1/2回路25を介して8ビットのクロ
マ成分Cb,Crを24ビット/8ビット変換回路22
に供給する。1ピクセル遅延回路30は、8ビットの輝
度データYを1ピクセル時間分遅延して24ビット/8
ビット変換回路22に供給する。24ビット/8ビット
変換回路22は、合計24ビットからなる4:4:4コ
ンポーネント信号である輝度データY及びクロマ成分C
b,Crを時分割の8ビットの4:2:2コンポーネン
ト信号に変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DVD(Digital
Video Disc/Digital Versatile Disc)再生装置に用い
て好適な映像信号処理装置等に関し、特に主映像と字幕
等の副映像を合成した映像信号を出力する映像信号処理
装置等に関する。
【0002】
【従来の技術】DVD等の記録媒体には、メインとなる
映像の主映像データと字幕等の副映像データが記録され
ている。副映像データは、図11(A)に示すように、
1つのピクセル当たり、8ビットの輝度データYと各8
ビットのクロマ成分Cb,CrのCCIR(Internatio
nal Radio Consultative Committee)4:4:4方式に
準拠している。これに対して、主映像データは、図11
(B)に示すように、輝度データYは副映像データと同
じであるが、クロマ成分Cb,Crの解像度が半分であ
るCCIR4:2:2方式に準拠している。従って、主
映像データに副映像データを合成(ブレンド)するとき
は、副映像データを主映像データと同じCCIR4:
2:2方式に変換しなければならない。
【0003】従来、CCIR4:4:4方式からからC
CIR4:2:2方式への変換は、クロマ成分Cb,C
rを1ピクセルおきに間引いていた。具体的には図11
(C)に示すように、0,2,4番目・・・のような偶
数番目のクロマ成分Cb,Crを残し、1,3,5番目
・・・のような奇数番目のクロマ成分Cb,Crを間引
いていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる変換で
は、CCIR4:2:2方式で再現される色と間引く前
のCCIR4:4:4方式で再現される色とが全く異な
ってしまう問題が生じた。
【0005】例えば図11(B)において、0番目のピ
クセルが赤色で、1番目のピクセルが青色とする。これ
を図11(C)に示すCCIR4:2:2方式に変換す
ると、0番目のピクセルは、輝度データY0及びクロマ
成分Cb0,Cr0で再現されるので、オリジナルと同
じ赤色になる。しかし、1番目のピクセルは、輝度デー
タY1及びクロマ成分Cb0,Cr0で再現されるの
で、青色とは全く異なる濃い赤色が再現されてしまい、
画質が著しく劣化する問題が生じた。
【0006】また、主映像データに副映像データが合成
されている図12に示す領域の境界に、オリジナルの色
とは全く異なる色が生じることもある。
【0007】これは、主映像データと副映像データと
は、図11(C)に示す8ビット変換後のCCIR4:
2:2データのように、輝度データY及びクロマ成分C
b,Crを時分割で1つにまとめてからブレンドされる
ことによる。
【0008】すなわち、図13に示すように、ブレンド
領域の境界が偶数番目のピクセルの後にある場合、ブレ
ンド領域直前の偶数番目のピクセル(図13では0番目
のピクセル)は、主映像データのvY0,vCb及び副
映像データのCr1により再現されるので、CCIR
4:4:4方式のときのオリジナルとは全く違った色に
なってしまう。また、ブレンド領域直後の奇数番目のピ
クセルも、主映像データのvCb及び副映像データのY
1,Cr1により再現されるので、同様に、全くオリジ
ナルと違った色になってしまう問題が生じた。
【0009】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、映像データをCCIR4:4:4方式
からCCIR4:2:2方式の信号に変換することによ
って生じる色の劣化を抑制することのできる映像信号処
理方法、映像信号処理装置、映像信号合成方法及び映像
信号合成装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係る映像信号処理方法は、4:4:4方
式のクロマ信号と上記クロマ信号を1ピクセル時間遅延
したものとを平均化し、4:4:4方式の輝度信号と上
記平均化されたクロマ信号とを時分割の4:2:2方式
の信号に変換することを特徴とする。
【0011】したがって、上記映像信号処理方法による
と、4:4:4方式のクロマ信号と上記クロマ信号を1
ピクセル時間遅延したものとを平均化して隣接するピク
セル間の色を中間色にすることによって、4:4:4方
式の輝度信号と上記平均化されたクロマ信号とを時分割
の4:2:2方式の信号に変換しても、4:2:2方式
変換後の信号により再現される色が元の色と全く異なる
色となるのを防止することができる。
【0012】本発明に係る映像信号処理装置は、4:
4:4方式のクロマ信号と上記クロマ信号を1ピクセル
時間遅延したものとを平均化してフィルタ処理を施すフ
ィルタ手段と、4:4:4方式の輝度信号と上記平均化
されたクロマ信号とを時分割の4:2:2方式の信号に
変換する信号変換手段とを備える。
【0013】したがって、上記映像信号処理装置による
と、フィルタ手段が4:4:4方式のクロマ信号と上記
クロマ信号を1ピクセル時間遅延したものとを平均化し
て隣接するピクセル間の色を中間色にする。これによ
り、上記信号変換手段が4:4:4方式の輝度信号と上
記平均化されたクロマ信号とを時分割の4:2:2方式
の信号に変換しても、4:2:2方式変換後の信号によ
り再現される色が元の色と全く異なる色となるのを防止
することができる。
【0014】本発明に係る映像信号合成方法は、主映像
の輝度信号と副映像の輝度信号とを所定の合成比率で合
成し、主映像のクロマ信号と副映像のクロマ信号との合
成比率を所定ピクセル毎に平均化し、主映像のクロマ信
号と副映像のクロマ信号とを上記平均化された合成比率
に基づいて合成することを特徴とする。
【0015】したがって、上記映像信号合成方法による
と、主映像のクロマ信号と副映像のクロマ信号とを上記
平均化された合成比率に基づいて合成することによっ
て、主映像と副映像の合成領域の境界の前後で全く異な
る色が生じるのを防止することができる。
【0016】本発明に係る映像信号合成装置は、主映像
と副映像との合成比率を所定ピクセル毎に平均化する合
成比率平均化手段と、主映像の映像信号と副映像の映像
信号とを上記平均化された合成比率に基づいて合成する
映像合成手段とを備える。
【0017】したがって、上記映像信号合成装置による
と、主映像のクロマ信号と副映像のクロマ信号とを上記
合成比率平均化手段で平均化された合成比率に基づいて
合成することによって、主映像と副映像の合成領域の境
界の前後で全く異なる色が生じるのを防止することがで
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0019】本発明は、図1に示すように、DVD(Di
gital Video Disc/Digital Versatile Disc)再生装置
に適用することができる。
【0020】上記DVD再生装置は、図1に示すよう
に、記録媒体1に記録された圧縮データを読み出す光ピ
ックアップ2と、RF信号の増幅等を行うRF回路3
と、データの復号等をするデータデコーダ4と、主映像
圧縮データや副映像圧縮データ等をそれぞれ分配するデ
マルチプレックス5と、主映像圧縮データをデコードす
るビデオデコーダ6と、副映像圧縮データをデコードす
る副映像デコーダ7と、音声圧縮データをデコードする
オーディオデコーダ8とを備える。
【0021】光ピックアップ2は、記録媒体1からRF
信号を読み出してRF回路3に供給する。RF回路3
は、RF信号を増幅したり波形整形を行ってデータデコ
ーダ4に供給する。データデコーダ4は、圧縮されたデ
ータの復号やエラー訂正等を行ってデマルチプレックス
5に供給する。
【0022】デマルチプレックス5には、主映像デー
タ,副映像データ,音声データがパック単位で時分割で
供給される。デマルチプレックス5は、これらのデータ
をそれぞれビデオデコーダ6,副映像デコーダ7,オー
ディオデコーダ8に供給する。
【0023】副映像デコーダ7は、副映像データをデコ
ード等して、これとビデオデコーダ6でデコードされた
主映像データとを合成(ブレンド)して出力する。
【0024】ここで、副映像デコーダ7は、図2に示す
ように、副映像圧縮データを記憶するバッファ10と、
データ解析回路11と、副映像圧縮データを伸張してピ
クセルデータを復号する伸張回路12と、上記ピクセル
データに基づいて輝度データY等を出力するテーブル回
路13と、ブレンドするのに適切な形にデータを変換す
るデータ変換回路14と、主映像と副映像とを合成する
ブレンド回路15と、バッファ10,データ解析回路1
1,テーブル回路13を制御するコントローラ16と、
各回路の同期をとるためのタイミング発生回路17とを
備える。
【0025】バッファ10には、デマルチプレックス5
からの副映像圧縮データが間欠的に供給される。そし
て、バッファ10には、この副映像圧縮データが蓄積さ
れ、コントローラ16の制御に基づいて所定のレートで
蓄積された副映像圧縮データが読み出される。主映像と
副映像のブレンドの開始直前と終了直後では、詳しくは
後述するが、バッファ10は、副映像圧縮データの早読
み又はそのデータを一時保持してからの読出しを行うよ
うに制御される。データ解析回路11は、バッファ10
からの副映像圧縮データの解析を行う。
【0026】ここで、副映像データは、ユニット毎に構
成される。副映像データのユニット(Sub-picture Uni
t)は、図3に示すように、サブピクチャ・ユニット・
ヘッダ(Sub-picture Unit Header :SPUH)と、ピ
クセル・データ(Pixel Data:PXD)と、サブピクチ
ャ・ディスプレイ・コントロール・シーケンス・テーブ
ル(Sub-picture Display Control Sequence Table:S
P_DCSQT)とで構成される。サブピクチャ・ユニ
ット・ヘッダは、サブピクチャ・ユニットの大きさ等を
示す。ピクセル・データは、2ビットのデータであり、
これについては後述する。
【0027】サブピクチャ・ディスプレイ・コントロー
ル・シーケンス・テーブルには、カラーコードデータや
コントラストデータがある。カラーコードデータやコン
トラストデータは、テーブル回路13においてカラーコ
ードテーブルやコントラストテーブルを作成するのに用
いられる。
【0028】したがって、データ解析回路11は、副映
像圧縮データからカラーコードデータ,コントラストデ
ータ等を抽出してテーブル回路13に供給し、テーブル
回路13にカラーコードテーブルやコントラストテーブ
ルを作成させるとともに、カラーコードデータ等の抽出
された副映像圧縮データを伸張回路12に供給する。ま
た、データ解析回路11は、副映像圧縮データからカラ
ーパレットテーブルデータを抽出してコントローラ16
に供給する。コントローラ16は、このデータに基づい
て、テーブル回路13にカラーパレットテーブルを作成
させる。伸張回路12は、データ解析回路11からの副
映像圧縮データを伸張することによって2ビット毎のピ
クセルデータを復号し、これをテーブル回路13に供給
する。
【0029】テーブル回路13は、図4に示すように、
2ビットのピクセルデータに基づいて4ビット(0h〜
Fh)のカラーコードを出力するカラーコードテーブル
18と、上記カラーコードに基づいてそれぞれ8ビット
(00h〜FFh)の輝度データY及びクロマ成分C
b,Crを出力するカラーパレットテーブル19と、上
記ピクセルデータに基づいて4ビット(0h〜Fh)の
コントラストコードを出力するコントラストテーブル2
0とを備える。
【0030】カラーコードテーブル18は、データ解析
回路11からのカラーコードデータに基づいて作成され
る。カラーコードテーブル18は、例えば図4に示すよ
うに、ピクセルデータ「00b」が入力されるとカラー
コード「0h」を出力し、ピクセルデータ「01b」が
入力されるとカラーコード「5h」を出力するようにな
っている。なお、カラーコードテーブル18は、データ
解析回路11から書込み制御が行われる度に、カラーコ
ードの内容(図4では0h,5h,8h,Fh)を常に
更新するようになっている。
【0031】カラーパレットテーブル19では、コント
ローラ16の制御に基づいて、それぞれ8ビットの輝度
データY及びクロマ成分Cb,Crを1組とする、0h
からFhまでの16組分のデータが作成される。カラー
パレットテーブル19は、カラーコードテーブル18か
らのカラーコードが供給されると、そのコードに対応す
る輝度データY及びクロマ成分Cb,Crを出力して、
データ変換回路14に供給する。例えば、カラーパレッ
トテーブル19は、カラーコードテーブル18から例え
ば「5h」のカラーコードが供給されると、信号レベル
が52hの輝度データY、信号レベルがそれぞれB8
h,80hのクロマ成分Cb,Crを出力する。なお、
カラーパレットテーブル19で出力された輝度データY
及びクロマ成分Cb,Crは、図11(A)に示すCC
IR4:4:4方式のコンポーネント信号(以下、4:
4:4コンポーネント信号という)である。
【0032】コントラストテーブル20は、データ解析
回路11の制御によって作成される。コントラストテー
ブル20は、伸張回路12から2ビットのピクセルデー
タ(例えば10b)が供給されると、そのデータに対応
するコントラストコード(例えばFh)を出力してデー
タ変換回路14に供給する。このコントラストコード
は、ブレンド回路15において主映像と副映像の合成比
率を決定するものであって、1ピクセル毎に存在する。
なお、コントラストテーブル20は、データ解析回路1
1から書込み制御が行われる度に、コントラストコード
の内容(図4ではFh,Fh,Fh,0h)を常に更新
するようになっている。データ変換回路14は、図5に
示すように、クロマ成分Cb,Crにフィルタ処理を施
すフィルタ回路21と、合計24ビットからなる4:
4:4コンポーネント信号である輝度データY及びクロ
マ成分Cb,Crを時分割の8ビットの4:2:2コン
ポーネント信号に変換する24ビット/8ビット変換回
路22を備える。
【0033】フィルタ回路21において、1ピクセル遅
延回路23は、図6(A),(B)に示すように、カラ
ーパレットテーブル19から出力された8ビットのクロ
マ成分Cbを1ピクセル時間分遅延して加算器24に供
給する。加算器24は、カラーパレットテーブル19及
び1ピクセル遅延回路23から出力されたクロマ成分C
bを合成し、9ビットのクロマ成分Cbを1/2回路2
5に供給する。1/2回路25は、9ビットのクロマ成
分Cbの最下位ビットを丸めて8ビットのクロマ成分C
bにして、24ビット/8ビット変換回路22に供給す
る。すなわち、24ビット/8ビット変換回路22に
は、1ピクセル時間ずれたクロマ成分Cbの平均値が供
給される。
【0034】また、1ピクセル遅延回路26は、図6
(A),(B)に示すように、カラーパレットテーブル
19から出力された8ビットのクロマ成分Crを1ピク
セル時間分遅延して加算器27に供給する。加算器27
は、カラーパレットテーブル19及び1ピクセル遅延回
路26から出力されたクロマ成分Crを合成し、9ビッ
トのクロマ成分Crを1/2回路28に供給する。1/
2回路28は、9ビットのクロマ成分Crの最下位ビッ
トを丸めて8ビットのクロマ成分Crにして、24ビッ
ト/8ビット変換回路22に供給する。すなわち、24
ビット/8ビット変換回路22には、1ピクセル時間ず
れたクロマ成分Crの平均値が供給される。
【0035】1ピクセル遅延回路30は、図6(C)に
示すように、カラーパレットテーブル19から出力され
た8ビットの輝度データYを1ピクセル時間分遅延して
24ビット/8ビット変換回路22に供給する。
【0036】24ビット/8ビット変換回路22は、タ
イミング発生回路17からのタイミング信号に基づい
て、端子a,b,cに供給されるデータを切換出力する
ようになっている。ここで、端子aには1ピクセル遅延
回路30からの輝度データY、端子bには1/2回路2
5からのクロマ成分Cb、端子cには1ピクセル遅延回
路29からのクロマ成分Crが供給される。
【0037】24ビット/8ビット変換回路22は、1
/2ピクセル時間毎に、端子b,端子a,端子c,端子
a,端子b,端子a,端子c,端子a・・・と繰り返し
1/2ピクセル時間毎に切換設定することによって、例
えば図6(D)に示すように、時分割のクロマ成分Cb
(0+1),輝度データY0,クロマ成分Cr(0+
1),輝度データY1・・・を出力する。これにより、
24ビット/8ビット変換回路22は、フィルタ回路2
1からの4:4:4コンポーネント信号を時分割の4:
2:2コンポーネント信号に変換する。
【0038】したがって、図6(D)に示す副映像デー
タによって各ピクセルの色が再現される場合、0番目の
ピクセルは輝度データY0及びCb(0+1),Cr
(0+1)によって再現され、1番目のピクセルは輝度
データY1及びCb(0+1),Cr(0+1)によっ
て再現される。ここで、4:4:4方式の0番目のピク
セルが赤色で1番目のピクセルが青色の場合、4:2:
2方式への変換後では各ピクセルにはそれぞれの中間色
が再現されることになる。すなわち、隣接するピクセル
間で副映像データをフィルタリング処理することで、
4:4:4方式から4:2:2方式に変換した場合であ
っても、元の色と全く異なる色が再現されるのを防止
し、従来生じていた色の劣化を抑制することができる。
【0039】また、データ変換回路14は、図7に示す
ように、4ビットのコントラストコードをフィルタ処理
するフィルタ回路31を備える。フィルタ回路31は、
1ピクセル遅延回路32と、加算器33と、1/2回路
34と、ラッチ回路35と、スイッチ36を有する。
【0040】1ピクセル遅延回路32は、図8(A),
(B)に示すように、コントラストテーブル20からの
4ビットのコントラストコードCntrを1ピクセル時間分
遅延して加算器33及びスイッチ36の端子aに供給す
る。加算器33は、コントラストテーブル20及び1ピ
クセル遅延回路32から出力されたコントラストコード
Cntrを合成し、5ビットのコントラストコードCntrを1
/2回路34に供給する。1/2回路34は、5ビット
のコントラストコードCntrの最下位ビットを丸めて4ビ
ットのコントラストコードCntrにして、これをラッチ回
路35に供給する。すなわち、ラッチ回路35には、図
8(C)に示すように、1ピクセル時間ずれたコントラ
ストコードの平均値であるコントラストコードCntr(0
+1),Cntr(1+2)・・・が供給される。
【0041】ラッチ回路35は、図8(D)に示すよう
に、2ピクセル単位でコントラストコードCntrをラッチ
する。具体的には、ラッチ回路35は、コントラストコ
ードCntr(1+2),Cntr(3+4)・・・を間引い
て、コントラストコードCntr(0+1),Cntr(2+
3)・・・を出力し、これをスイッチ36の端子bに供
給する。
【0042】スイッチ36は、タイミング発生回路17
の制御に基づいて、1/2ピクセル時間毎に端子a又は
端子bに切換設定される。具体的には、スイッチ36
は、輝度データYのコントラストコード(ブレンド値)
Cntrを出力するときは端子aに設定され、クロマ成分C
b,Crのブレンド値Cntrを出力するときは端子bに設
定される。従って、スイッチ36は、図6(D)及び図
8(E)に示すように、クロマ成分Cb(0+1)に対
してはブレンド値Cntr(0+1)、輝度データY0に対
してはブレンド値Cntr0、クロマ成分Cr(0+1)に
対してはブレンド値Cntr(0+1)、輝度データY1に
対してはブレンド値Cntr1・・・を出力する。
【0043】ブレンド回路15は、図9に示すように、
図1に示すビデオデコーダ6からの主映像データに(1
6−K)を乗算する乗算器41と、24ビット/8ビッ
ト変換回路22からの副映像データにKを乗算する乗算
器42と、乗算器41及び乗算器42からのデータを合
成する加算器43と、加算器43からのデータに1/1
6を乗算する1/16回路44とを備える。ここで、K
の値(合成比率)は、フィルタ回路31から供給される
4ビットのブレンド値Cntrによって以下のように決定さ
れる。
【0044】 ブレンド値Cntrが0hのとき :K=ブレンド値Cntr ブレンド値Cntrが0hでないとき:K=ブレンド値Cntr
+1 したがって、ブレンド回路15は、以下に示す出力デー
タをSを出力する。
【0045】S=(主映像データ)×(16−K)/1
6+(副映像データ)×K/16 ここで、主映像と副映像のブレンド領域の境界の前後で
主映像と副映像の中間色をブレンドさせるためには、ブ
レンド領域の開始直前や終了直後にも副映像データがな
ければならない。例えば、副映像ブレンド領域開始直前
の0番目のピクセルは、図10(A)に示すように、主
映像データと早読みされた1番目の副映像データY1,
Cb1,Cr1とを合成する必要がある。また、副映像
ブレンド領域終了直後の5番目のピクセルは、主映像デ
ータと保持された4番目の副映像データY4,Cb4,
Cr4とを合成する必要がある。これらの副映像データ
の早読み・保持は、図2に示すバッファ10,データ解
析回路11,伸張回路12,コントローラ16等によっ
て行われる。
【0046】具体的には、コントローラ16は、データ
解析回路11から抽出されるデータに基づいて副映像の
ブレンドが開始/終了するかを判断し、副映像ブレンド
領域開始直前(1ピクセル前)からバッファ10に副映
像圧縮データを読み出させる。従って、データ解析回路
11,伸張回路12等を介して、副映像データが早読み
されてブレンド回路15に供給される。一方、コントロ
ーラ16は、副映像ブレンド領域が終了すると、かかる
終了直後(1ピクセル後)においても再度副映像圧縮デ
ータを読み出すようにバッファ10を制御する。従っ
て、ブレンド回路15には、副映像ブレンド領域直後に
おいてもバッファ10で保持された副映像データが供給
される。
【0047】したがって、4:4:4方式から4:2:
2方式の変換後において、図10に示すフィルタリング
処理の施されたブレンド値に基づいて主映像と副映像と
を合成することによって、副映像ブレンド領域の境界の
前後で再現される色が上記変換前の色と全く異なる色に
なるのを防止することができる。
【0048】また、副映像ブレンド領域内においても、
例えば主映像と副映像の合成比率が0:16から16:
0になるように合成比率が大きく変化する場合には、従
来ではブレンド領域の境界前後と同じ理由で色の劣化が
生じていたが、本発明では合成比率が大きく変化する場
合であってもかかる色の劣化を防止することができる。
【0049】さらに、クロマ成分Cb,Crのコントラ
ストコードCntrのみフィルタリング処理をして隣接する
ピクセル間で色を中間色にしながらも、輝度データYの
コントラストコードCntrにはフィルタリング処理を行わ
ないようにしている。これにより、主映像と副映像との
合成比率のフィルタリング処理を行いながらも、これに
よって色がぼけるのを回避することができる。
【0050】なお、本発明は、上述の実施の形態に限定
されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術
的思想の範囲を逸脱しない限り、種々の設計上の変更が
可能であるのは勿論である。
【0051】また、上述の実施の形態では4:4:4方
式から4:2:2方式に変換した副映像データを例に挙
げて説明したが、このような変換を行うものであれば主
映像データについて用いることができるのは言うまでも
ない。
【0052】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る映像信号処理方法によれば、副映像データを4:4:
4方式から4:2:2方式に変換することによって元の
色と異なる色が生じるのを抑制して、画質の良い映像信
号を出力することができる。
【0053】本発明に係る映像信号処理装置によれば、
副映像データを4:4:4方式から4:2:2方式に変
換することによって元の色と異なる色が生じるのを抑制
して、画質の良い映像信号を出力することができる。
【0054】本発明に係る映像信号合成方法によれば、
副映像データを4:4:4方式から4:2:2方式に変
換することによって、主映像と副映像の合成開始境界の
前後で元の色と異なる色が生じるのを抑制することがで
きる。
【0055】本発明に係る映像信号合成装置によれば、
副映像データを4:4:4方式から4:2:2方式に変
換することによって、主映像と副映像の合成開始境界の
前後で元の色と異なる色が生じるのを抑制することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したDVD再生装置の概略的な構
成を示すブロック図である。
【図2】上記DVD再生装置に設けられた副映像デコー
ダの構成を示すブロック図である。
【図3】副映像データの構造を示す図である。
【図4】上記副映像デコーダ内のテーブル回路の具体的
な構成を示すブロック図である。
【図5】データ変換回路内のフィルタ回路及び24ビッ
ト/8ビット変換回路の具体的な構成を示すブロック図
である。
【図6】副映像データのフィルタリング処理を説明する
フローチャートである。
【図7】データ変換回路内の他のフィルタ回路の具体的
な構成を示すブロック図である。
【図8】ブレンド値のフィルタリング処理を説明するタ
イミングチャートである。
【図9】ブレンド回路の具体的な構成を示すブロック図
である。
【図10】ブレンド値のフィルタリング処理を説明する
タイミングチャートである。
【図11】CCIR4:4:4方式からCCIR4:
2:2方式に変換したときの輝度信号及びクロマ成分を
説明するタイミングチャートである。
【図12】主映像と副映像の表示状態の説明図である。
【図13】主映像と副映像ブレンド領域の境界で生じる
色の変化を説明するタイミングチャートである。
【符号の説明】
7 副映像デコーダ、10 バッファ、11 データ解
析回路、12 伸張回路、13 テーブル回路、14
データ変換回路、15 ブレンド回路、16コントロー
ラ、21,31 フィルタ回路、22 24ビット/8
ビット変換回路、23,26,29,30,32 1ピ
クセル遅延回路、24,27,33 43 加算器、25,28,34 1/2乗算回路、3
5 ラッチ回路、36スイッチ

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4:4:4方式のクロマ信号と上記クロ
    マ信号を1ピクセル時間遅延したものとを平均化し、 4:4:4方式の輝度信号と上記平均化されたクロマ信
    号とを時分割の4:2:2方式の信号に変換することを
    特徴とする映像信号処理方法。
  2. 【請求項2】 上記輝度信号を1ピクセル時間遅延し、 4:4:4方式の第1のクロマ信号とこの第1のクロマ
    信号を1ピクセル時間遅延したものとを平均化した第1
    の平均化クロマ信号を生成し、4:4:4方式の第2の
    クロマ信号とこの第2のクロマ信号を1ピクセル時間遅
    延したものとを平均化して1ピクセル時間遅延した第2
    の平均化クロマ信号を生成し、 上記1ピクセル時間遅延した輝度信号,上記第1の平均
    化クロマ信号,上記第2の平均化クロマ信号を、時分割
    の4:2:2方式の信号に変換することを特徴とする請
    求項1記載の映像信号処理方法。
  3. 【請求項3】 4:4:4方式のクロマ信号と上記クロ
    マ信号を1ピクセル時間遅延したものとを平均化してフ
    ィルタ処理を施すフィルタ手段と、 4:4:4方式の輝度信号と上記平均化されたクロマ信
    号とを時分割の4:2:2方式の信号に変換する信号変
    換手段とを備える映像信号処理装置。
  4. 【請求項4】 上記フィルタ手段は、上記輝度信号を1
    ピクセル時間遅延する輝度信号遅延手段と、4:4:4
    方式の第1のクロマ信号とこの第1のクロマ信号を1ピ
    クセル時間遅延したものとを平均化した第1の平均化ク
    ロマ信号を生成する第1の信号生成手段と、4:4:4
    方式の第2のクロマ信号とこの第2のクロマ信号を1ピ
    クセル時間遅延したものとを平均化して1ピクセル時間
    遅延した第2の平均化クロマ信号を生成する第2の信号
    生成手段を有し、 上記信号変換手段は、上記輝度信号変換手段からの輝度
    信号,上記第1の信号生成手段からの第1の平均化クロ
    マ信号,上記第2の信号生成手段からの第2の平均化ク
    ロマ信号とを時分割の4:2:2方式の信号に変換する
    ことを特徴とする請求項3記載の映像信号処理装置。
  5. 【請求項5】 上記第1の信号生成手段は、上記第1の
    クロマ信号を1ピクセル時間遅延する第1のクロマ信号
    遅延手段と、上記第1のクロマ信号と上記第1のクロマ
    信号遅延手段からのクロマ信号を合成する第1の合成手
    段と、上記第1の合成手段からの第1のクロマ信号の信
    号レベルを1/2にする第1のレベル半減手段とを有
    し、 上記第2の信号生成手段は、上記第2のクロマ信号を1
    ピクセル時間遅延する第2のクロマ信号遅延手段と、上
    記第2のクロマ信号と上記第2のクロマ信号遅延手段か
    らのクロマ信号を合成する第2の合成手段と、上記第2
    の合成手段からの第2のクロマ信号の信号レベルを1/
    2にする第2のレベル半減手段と、上記第2のレベル半
    減手段からの第2のクロマ信号を1ピクセル時間遅延す
    る第3のクロマ信号遅延手段とを有することを特徴とす
    る請求項4記載の映像信号処理装置。
  6. 【請求項6】 上記信号変換手段は、上記輝度信号変換
    手段からの輝度信号,上記第1の信号生成手段からの第
    1の平均化クロマ信号,上記第2の信号生成手段からの
    第2の平均化クロマ信号の出力比が2:1:1になるよ
    うに、1/2ピクセル時間毎に切換出力することを特徴
    とする請求項4記載の映像信号処理装置。
  7. 【請求項7】 主映像の輝度信号と副映像の輝度信号と
    を所定の合成比率で合成し、 主映像のクロマ信号と副映像のクロマ信号との合成比率
    を所定ピクセル毎に平均化し、 主映像のクロマ信号と副映像のクロマ信号とを上記平均
    化された合成比率に基づいて合成することを特徴とする
    映像信号合成方法。
  8. 【請求項8】 主映像のクロマ信号と副映像のクロマ信
    号との合成比率をいずれか一方に隣接するピクセル毎に
    平均化することを特徴とする請求項7記載の映像信号合
    成方法。
  9. 【請求項9】 主映像と副映像との合成開始境界直前の
    所定ピクセル分の範囲では、上記合成開始境界直前の所
    定ピクセル分の主映像の輝度信号と上記合成開始境界直
    後の一定ピクセル分の副映像の輝度信号とを上記所定の
    合成比率で合成し、上記合成開始境界直前の所定ピクセ
    ル分の主映像のクロマ信号と上記合成開始境界直後の一
    定ピクセル分の副映像のクロマ信号とを上記平均化され
    た合成比率で合成することを特徴とする請求項7記載の
    映像信号合成方法。
  10. 【請求項10】 主映像と副映像との合成開始境界直前
    の1ピクセル分の範囲では、上記合成開始境界直前の1
    ピクセル分の主映像の輝度信号と上記合成開始境界直後
    の1ピクセル分の副映像の輝度信号とを上記所定の合成
    比率で合成し、上記合成開始境界直前の1ピクセル分の
    主映像のクロマ信号と上記合成開始境界直後の1ピクセ
    ル分の副映像のクロマ信号とを上記平均化された合成比
    率で合成することを特徴とする請求項9記載の映像信号
    合成方法。
  11. 【請求項11】 主映像と副映像との合成終了境界直後
    の所定ピクセル分の範囲では、上記合成終了境界直後の
    所定ピクセル分の主映像の輝度信号と上記合成終了境界
    直前の一定ピクセルの副映像の輝度信号とを上記所定の
    合成比率で合成し、上記合成終了境界直後の所定ピクセ
    ル分の主映像のクロマ信号と上記合成終了境界直前の一
    定ピクセルの副映像のクロマ信号とを上記平均化された
    合成比率で合成することを特徴とする請求項7記載の映
    像信号合成方法。
  12. 【請求項12】 主映像と副映像との合成終了境界直後
    の1ピクセル分の範囲では、上記合成終了境界直後の1
    ピクセル分の主映像の輝度信号と上記合成終了境界直前
    の1ピクセルの副映像の輝度信号とを上記所定の合成比
    率で合成し、上記合成終了境界直後の1ピクセル分の主
    映像のクロマ信号と上記合成終了境界直前の1ピクセル
    の副映像のクロマ信号とを上記平均化された合成比率で
    合成することを特徴とする請求項11載の映像信号合成
    方法。
  13. 【請求項13】 主映像と副映像との合成比率を所定ピ
    クセル毎に平均化する合成比率平均化手段と、 主映像の映像信号と副映像の映像信号とを上記平均化さ
    れた合成比率に基づいて合成する映像合成手段とを備え
    る映像信号合成装置。
  14. 【請求項14】 上記合成比率平均化手段は、主映像の
    クロマ信号と副映像のクロマ信号との合成比率を所定ピ
    クセル毎に平均化し、 上記映像合成手段は、主映像の輝度信号と副映像の輝度
    信号とを所定の合成比率で合成し、主映像のクロマ信号
    と副映像のクロマ信号とを上記平均化された合成比率に
    基づいて合成することを特徴とする請求項13記載の映
    像信号合成装置。
  15. 【請求項15】 上記合成比率平均化手段は、主映像の
    クロマ信号と副映像のクロマ信号との合成比率をいずれ
    か一方に隣接するピクセル毎に平均化することを特徴と
    する請求項14記載の映像信号合成装置。
  16. 【請求項16】 上記映像合成手段は、主映像と副映像
    との合成開始境界直前の所定ピクセル分の範囲では、上
    記合成開始境界直前の所定ピクセル分の主映像の輝度信
    号と上記合成開始境界直後の一定ピクセル分の副映像の
    輝度信号とを上記所定の合成比率で合成し、上記合成開
    始境界直前の所定ピクセル分の主映像のクロマ信号と上
    記合成開始境界直後の一定ピクセル分の副映像のクロマ
    信号とを上記平均化された合成比率で合成することを特
    徴とする請求項14記載の映像信号合成装置。
  17. 【請求項17】 上記映像合成手段は、主映像と副映像
    との合成開始境界直前の1ピクセル分の範囲では、上記
    合成開始境界直前の1ピクセル分の主映像の輝度信号と
    上記合成開始境界直後の1ピクセル分の副映像の輝度信
    号とを上記所定の合成比率で合成し、上記合成開始境界
    直前の1ピクセル分の主映像のクロマ信号と上記合成開
    始境界直後の1ピクセル分の副映像のクロマ信号とを上
    記平均化された合成比率で合成することを特徴とする請
    求項16記載の映像信号合成装置。
  18. 【請求項18】 上記映像合成手段は、主映像と副映像
    との合成終了境界直後の所定ピクセル分の範囲では、上
    記合成終了境界直後の所定ピクセル分の主映像の輝度信
    号と上記合成終了境界直前の一定ピクセルの副映像の輝
    度信号とを上記所定の合成比率で合成し、上記合成終了
    境界直後の所定ピクセル分の主映像のクロマ信号と上記
    合成終了境界直前の一定ピクセルの副映像のクロマ信号
    とを上記平均化された合成比率で合成することを特徴と
    する請求項14記載の映像信号合成装置。
  19. 【請求項19】 上記映像合成手段は、主映像と副映像
    との合成終了境界直後の1ピクセル分の範囲では、上記
    合成終了境界直後の1ピクセル分の主映像の輝度信号と
    上記合成終了境界直前の1ピクセルの副映像の輝度信号
    とを上記所定の合成比率で合成し、上記合成終了境界直
    後の1ピクセル分の主映像のクロマ信号と上記合成終了
    境界直前の1ピクセルの副映像のクロマ信号とを上記平
    均化された合成比率で合成することを特徴とする請求項
    18記載の映像信号合成装置。
  20. 【請求項20】 副映像のデータストリームを記憶する
    記憶手段と、 上記記憶手段から読み出されたデータストリームを復号
    して、復号された副映像の輝度信号及びクロマ信号を上
    記映像合成手段に供給する復号手段と、 上記記憶手段からデータストリームの読み出しを制御す
    る読出し制御手段とを備え、 上記読出し制御手段は、主映像と副映像との合成開始境
    界直前の所定ピクセル分の範囲では、上記合成開始境界
    直後の一定ピクセル分の副映像の輝度信号及びクロマ信
    号とが上記映像合成手段に供給されるように、上記記憶
    手段から上記データストリームを早く読み出すことを特
    徴とする請求項16記載の映像信号合成装置。
  21. 【請求項21】 上記読出し制御手段は、主映像と副映
    像との合成開始境界直前の1ピクセル分の範囲では、上
    記合成開始境界直後の1ピクセル分の副映像の輝度信号
    及びクロマ信号とが上記映像合成手段に供給されるよう
    に、上記記憶手段から上記データストリームを早く読み
    出すことを特徴とする請求項20記載の映像信号合成装
    置。
  22. 【請求項22】 副映像のデータストリームを記憶する
    記憶手段と、 上記記憶手段から読み出されたデータストリームを復号
    して、復号された副映像の輝度信号及びクロマ信号を上
    記映像合成手段に供給する復号手段と、 上記記憶手段からデータストリームの読み出しを制御す
    る読出し制御手段とを備え、 上記読出し制御手段は、主映像と副映像との合成終了境
    界直後の所定ピクセル分の範囲では、上記合成終了境界
    直前の一定ピクセル分の副映像の輝度信号及びクロマ信
    号とが上記映像合成手段に供給されるように、上記記憶
    手段から上記データストリームを保持して読み出すこと
    を特徴とする請求項18記載の映像信号合成装置。
  23. 【請求項23】 上記読出し制御手段は、主映像と副映
    像との合成終了境界直後の1ピクセル分の範囲では、上
    記合成終了境界直前の1ピクセル分の副映像の輝度信号
    及びクロマ信号とが上記映像合成手段に供給されるよう
    に、上記記憶手段から上記データストリームを保持して
    読み出すことを特徴とする請求項22記載の映像信号合
    成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006191242A (ja) * 2005-01-04 2006-07-20 Toshiba Corp 再生装置
JP2007134883A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 映像データ変換装置
US8885102B1 (en) 2013-06-14 2014-11-11 Kabushiki Kaisha Toshiba Video transmission device, video display device, and video transmission method

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