JP2604789B2 - オープンエンド紡績機の供給兼開繊分離装置 - Google Patents

オープンエンド紡績機の供給兼開繊分離装置

Info

Publication number
JP2604789B2
JP2604789B2 JP63067990A JP6799088A JP2604789B2 JP 2604789 B2 JP2604789 B2 JP 2604789B2 JP 63067990 A JP63067990 A JP 63067990A JP 6799088 A JP6799088 A JP 6799088A JP 2604789 B2 JP2604789 B2 JP 2604789B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
wall
separating
roller
separation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63067990A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63256725A (ja
Inventor
ハインツ‐ゲオルク・ヴアツセンホーフエン
Original Assignee
ヴエー・ライネルス・フエルヴアルツングス‐ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヴエー・ライネルス・フエルヴアルツングス‐ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング filed Critical ヴエー・ライネルス・フエルヴアルツングス‐ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング
Publication of JPS63256725A publication Critical patent/JPS63256725A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2604789B2 publication Critical patent/JP2604789B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H4/00Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques
    • D01H4/30Arrangements for separating slivers into fibres; Orienting or straightening fibres, e.g. using guide-rolls
    • D01H4/36Arrangements for separating slivers into fibres; Orienting or straightening fibres, e.g. using guide-rolls with means for taking away impurities

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、オープンエンド紡績機の供給兼開繊分離装
置であって、繊維束供給部と、引込ローラと、該引込ロ
ーラと協働する旋回可能な、ばね負荷された引込凹部
と、繊維束を開繊分離するための、ケーシング内に回転
可能に軸受けされた開繊分離ローラと、を有しており、
かつ、上記ケーシングがその外周に繊維束供給用の引込
開口と、開繊分離ローラの回転方向でみて上記引込開口
の後方に、不純物を分離除去するための開口と、該不純
物を分離除去する開口のさらに後方に、スピナボックス
のスピナロータ内へ繊維を供給する繊維案内通路と、を
有している形式のものに関する。
オープンエンド紡績機による紡糸においては、繊維束
がスピナボックスへ供給される。この繊維束は既に平行
にそろえられた繊維から成っていて、開繊分離ローラに
よって梳出され、次いで空気流により、開繊分離ローラ
が内部で回転するケーシング内へ入れられ、さらに繊維
通路を経てスピナボックス内のスピナロータに供給され
る。
繊維は極めて細いものであるから、ケーシングの構成
部分、ケーシングエッジ及びケーシング角縁間における
極めて僅かな結合継目でもそこに繊維が捕えられ固定さ
れる危険性がある。これらの繊維は後続の繊維の流れに
とって障害となる。後続の繊維はこれらの固定された繊
維のところで捕えられて止められる。時間の経過と共
に、さらに後続繊維が次第に集合することにより、繊維
フロックが形成され、繊維の搬送の著しい障害となる。
またこのような繊維フロックが解き放されてスピナロー
タへ達すると、糸むら又は糸切れを生じる。
開繊分離ローラのケーシングの、繊維通路の手前に、
繊維束中に残留している不純物(殻残渣、砂、塵等)を
分離除去するための開口が設けられているオープンエン
ド紡績機、例えばDE−PS1914115に記載の装置も存在す
る。この場合には、開繊分離ローラの周方向でみて、開
繊分離ローラを狭い間隔をおいて取囲む繊維案内面とし
て形成されている壁に不純物分離除去用のエッジが配置
されていて、該エッジが不純物分離除去用の開口を制限
し形成しており、該開口は、遠心力により不純物を分離
除去するのに十分な区間だけ繊維束供給部から離されて
いる。
ところでこのような不純物分離除去用開口はたしかに
繊維流のせき止めによって形成されたフロックを除去す
る可能性を提供するものであるが、しかしフロックの形
成自体を妨げるものではない。フロックの形成中既に糸
むら、例えば糸くびれ個所を生じる。上に述べた従来技
術においては、開繊分離ローラのケーシング中に、繊維
が継目又は角縁にひっかかって固定される若干の部位
が、例えばばね負荷された旋回可能な供給凹部とケーシ
ングとの間並びにケーシング壁とケーシング外周との間
等に存在する。
本発明の課題は、結合部の継目又は角縁への糸の固定
が著しく少なくされ又は完全に避けられ、ひいては障害
のない円滑な紡糸工程が保証されるケーシングを構成す
ることにある。
この課題は本発明によれば、特許請求項1記載の特徴
を有する装置によって、解決されている。
即ち、引込凹部、開繊分離ローラを取囲む壁並びに不
純物を分離除去する開口を有する壁が本発明によれば一
体に構成されていることにより、上記部分間の全ての継
目がなくされており、これらの継目に繊維がひっかかっ
て固定される危険性が排除されている。さらに、上記の
壁が、ケーシング側壁に対して、それぞれ、糸太さの数
倍の間隔を有している。これにより、繊維が個々の構造
部分の分離継目、ケーシング角縁、ケーシング角隅並び
に、互いに相対的に運動する構造部分の間のギャップ内
へ入り込んでそこに固定されることがない。繊維の集合
によるフロック形成が避けられ、フロック形成による糸
欠陥及び糸切れがもはや生じない。
公知技術に対するさらに別の重要な利点は、引込凹部
の延長部が開繊分離ローラを取囲む壁として構成されて
いる点にある。この壁は引込ローラによって供給された
繊維束に対する長く延長された案内支持面を形成し、開
繊分離ローラによって繊維が掻き出されるさいの繊維の
放出を防止する。これにより、常に一定量の繊維の一様
な梳き出しが行なわれる。
本発明のさらに別の構成によれば、旋回運動可能な、
開繊分離ローラを取囲む壁が、開繊分離ローラ上に形成
されている、若しくは設けられている縁部(開繊分離工
具)の軸方向幅に少なくとも等しい軸方向幅を有してい
る。壁のこのような構成によれば、繊維の流が障害なく
円滑にケーシング内へ案内され、繊維が側方のギャップ
からケーシング外へ放り出されることがない。
さらに本発明の供給兼開繊分離装置の有利な構成によ
れば、不純物を分離除去するための開口を制限し形成し
ている壁が、繊維を搬送する空気流の外側の範囲で終っ
ている。これにより、繊維を搬送する空気流が不純物除
去用の開口から既に分離された塵状の不純物を再び吸引
して引き込み連行することが避けられる。
本発明のさらに別の構成によれば、開繊分離ローラを
取囲んでいる壁が不純物の分離除去用の開口の範囲で鋭
角のエッジを形成して終っている。このシャープな角縁
は有利な形式で空気流を裂くと共にエッジの後側に小さ
い空気渦流を発生させる。この空気渦流は軽い不純物粒
子を分離させるのに有利な働きをする。軽い不純物粒子
の流れはここで邪魔され、重力により、粗い不純物粒子
と一緒に、そのために設けられた共通の又は別個の室又
は排出装置内へ落下する。
不純物分離除去用の開口の範囲に上記エッジは本発明
によるさらに別の構成によれば、バックカッティングを
有している。このバックカッティングは空気及び繊維の
流動方向でみて上記エッジへの塵状不純物の付着を妨
げ、ひいては開繊分離ローラ及び繊維搬送路の範囲にお
ける空気流に対する障害を防止する。
本発明の別の構成によれば、引込凹部を延長すること
によって形成されている旋回可能な壁が、開繊分離ロー
ラを取囲んでいる範囲に、開繊分離ローラ上の縁部(開
繊分離工具)と少なくとも等しい幅の開口を有してい
る。既に存在している開口の他にさらにこの開口が付加
的に設けられることにより、例えば砂及び殻片等の粗い
粒子から成る不純物を先に分離除去することができる。
即ち比較的重い不純物粒子はその質量により極めて早期
に半径方向側へ加速され、その結果これらの不純物粒子
は、開繊分離ローラの僅かな回転角度範囲で既に、該ロ
ーラを取囲んでいる壁面に沿った半径方向外側の軌道上
へ浮動する。本発明による開口は、比較的重い不純物粒
子を接線方向で放出することを可能にし、これにより、
既に早期に繊維流から粗い不純物を分離除去し、その結
果比較的軽い塵状不純物も比較的重い不純物に妨げられ
ることなく、開繊分離ローラから半径方向外側へ向って
離れている軌道をとることができる。粗い不純物が繊維
流の全幅に亘って分離除去されるようにするため、上記
開口は、開繊分離ローラ上の上記縁部と少なくとも等し
い幅を有している。
開繊分離ローラを取囲んでいる壁中の上記開口の片側
は、不純物分離除去用の開口を制限し形成している壁に
よって制限し形成するのが有利である。このような構成
によれば、粗い重い不純物粒子を分離除去する開口と塵
状不純物を分離除去する開口とを順次に並べて配列する
ことができる。
公知の形式で風の層を形成することによって行なうこ
とができる塵状の不純物の分離除去は上記開口の本発明
による配置形式によって著しく効果的に行なわれる。そ
れというのは、上記塵状不純物の分離除去が、同時に行
なわれる粗い不純物の分離除去によって妨げられること
がないからである。さらに分離除去された粗い及び細か
い不純物の捕集と排出とを上記の並列的に位置する分離
除去用開口によって著しく簡単に行なうことができる。
粗い不純物粒子と細かい不純物粒子との効果的な分離
は、開繊分離ローラを取囲んでいる壁にある開口を制限
形成している壁が切刃状のエッジを形成しているように
することにより、えられる。この切刃状のエッジは、そ
の適宜の構成により、開繊分離ローラを取囲む空気流か
ら、比較的重い粗い不純物粒子を含む一部の空気流を切
離す。
次に図示の実施例につき本発明を説明する。
第1図によれば、開繊分離ローラ2には、縁部(開繊
分離工具)3、この場合鋸歯状に構成されている縁部3
か取付けられている。該縁部3は空気ローラから一体に
加工することができ、又は完全ローラ上へ焼嵌めによっ
て取付けることができる。
開繊分離ローラ2は開繊分離されるべき繊維束4を圧
縮機構5を経て引込ローラ6から引込口7を通してケー
シング1内へ供給する。引込ローラ6は引込凹部8と協
働する。該引込凹部8は軸9を中心にして旋回可能に支
承されていて、かつばね力、例えばばね10により引込ロ
ーラ6の溝付き周面に押圧されており、これにより、繊
維束4は開繊分離ローラ2へ供給され、該ローラは2は
繊維を、引込凹部8から突出した繊維バーブ11から梳き
出す。
引込凹部8は、開繊分離ローラの全周の一部を旋回可
能な壁12として取囲むように、ローラの回転方向に延長
されている。この壁12は、不純物を分離除去するための
開口14を形成する壁13へ続いている。引込凹部8、旋回
可能な壁12及び、開口14を形成している壁13は1体の構
造部分をなしている。これにより、個々の構造部分から
組立てられる場合に生じる結合部の継目が存在せず、従
って該継目内へ繊維が固く挟まって繊維塊を形成する可
能性もない。引込凹部8並びに壁12,13の旋回運動の可
能性は第1図において該構造部分の鎖線の位置によって
示されている。
両壁12,13は不純物、粒子18,19を分離するための開口
14の範囲で、バックカッティング16を有する鋭いエッジ
15を形成している。
開繊分離ローラ2の縁部3によって繊維バーブ11から
梳出された繊維17は開繊分離ローラのケーシング1内の
空気流によって連行される。軽い繊維17はスピナロータ
ーケーシングに負荷されている負圧によって生ぜしめら
れる空気流に連行されるのに対して、比較的重い、粗い
不純物粒子18並びに、繊維より重いが比較的軽い塵状不
純物粒子19はこれらの粒子18,19に作用する遠心力によ
って、開繊分離ローラ2のケーシング1から排出され
る。この排出は開口14を経て行なわれ、該開口14から粒
子18,19は不純物粒子の搬出流を捕えるための図示され
ていない装置へ達する。
カーディングされ分離された繊維17は負圧の作用によ
り繊維案内通路20を経てここでは図示されていないスピ
ナボックス内へ達する。
第2図には、第1図のA−B線によって断面された開
繊分離ローラ2のケーシング1が示されている。
ケーシング1内に開繊分離ローラ2はその軸21を以っ
て軸受けされている。開繊分離ローラ2はその外周に鋸
歯状の縁部3を有している。側方鍔部22はローラ2とケ
ーシング1との間での繊維の裂断並びに詰まりを防止す
る。この図面からも判るように、開繊分離ローラ2の回
転方向でみて、その外周の一部を取囲んでいる旋回可能
な壁12及び引込凹部8の延長部は、ケーシング1の両側
壁に対してある程度の距離を有している。各側壁に対す
るこのギャップ23は、梳出された繊維17の直径の数倍の
大きさを有している。壁12は図示の実施例では開繊分離
ローラ2の外周上の縁部3よりもローラ軸方向で広幅で
あり、各側で鍔部22の中心にまで達している。これによ
り、ケーシング側壁に対して各側に十分広幅のギャップ
23がえられると共に、該ギャップ23内への繊維の詰まり
が防止される。しかしそれにもかかわらず、繊維を搬送
する空気流に対する十分な案内作用も保証される。
第3図には本発明による供給兼開繊分離装置の別の一
実施例が示されている。第1図及び第2図の実施例と共
通の構造部分には同じ符号が付されている。
第3図の実施例は第1図及び第2図の実施例と次の点
で異なっている。即ち、引込凹部8の延長部として、開
繊分離ローラ2をその回転方向で外周の一部にわたって
取囲んでいる旋回可能な壁12中に不純物分離除去用のも
う1つの開口24が付加的に設けられている。引込凹部8
の下には継目なしに壁12が続いている。この壁12は、少
なくとも、繊維バーブから繊維7を梳出しかつ空気流に
よって繊維を平行にそろえることができる程度の長さに
わたって開繊分離ローラ2の外周を取囲むようにすべき
である。さらに不純物粒子に十分高い加速力が与えら
れ、該粒子が遠心力の作用で外側へ向って壁12の範囲へ
はこばれるようにすべきである。粗い不純物粒子18、例
えば砂、殻片等は、塵状の不純物粒子19よりもより強力
に加速され、かつより早く壁12の範囲へ達する。従って
短い壁区間及び壁12中の付加的開口24を設けるだけで、
粗い不純物粒子18を分離除去するには十分である。これ
らの不純物粒子18は塵状の不純物粒子19から分けて捕集
し、排出することができる。塵状の不純物粒子19は公知
の形式で風層を形成することにより開口14から排出され
る。
本発明のこの実施例では、壁13、即ち細かい塵状の不
純物粒子19を分離排出するための開口14を形成している
壁13は、この開口14の範囲において、開繊分離ローラ2
の接線と鋭角26を形成する。この角度が90度より大きい
と、粗い不純物粒子18が壁13から跳ね飛ばされてケーシ
ング1内へ逆に放り込まれる危険性が生じる。
繊維を案内する空気流からの粗い不純物粒子18の特に
良好な分離は、開口14を形成する壁13が付加的開口24を
制限する壁体として切刃状のエッジ25を形成するように
することによってえられる。この切刃状のエッジ25は、
開繊分離ローラ2に対して経験的にうることができる適
宜の距離において、粗い不純物粒子18を含んだ空気流を
その他の空気流から切り離し、開口24を通してケーシン
グ1の外部へ偏向させる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の供給兼開繊分離装置の一実施例の鉛直
断面図、第2図は第1図の開繊分離ローラのケーシング
の、第1図A−B線による断面図、第3図は旋回可能な
壁に不純物粒子分離除去用の付加的開口を備えた別の一
実施例を示す図である。 1……ケーシング、2……開繊分離ローラ、3……縁部
(開繊分離工具)、4……繊維束、5……圧縮機構、6
……引込ローラ、7……引込口、8……引込凹部、9…
…軸、10……ばね、11……繊維バーブ、12……壁、13…
…壁、14……開口、15……エッジ、16……バックカッテ
ィング、17……繊維、18……不純物粒子、19……不純物
粒子、20……繊維案内通路、21……軸、22……鍔部、23
……ギャップ、24……開口(付加的開口)、25……エッ
ジ、26……鋭角

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オープンエンド紡績機の供給兼開繊分離装
    置であって、繊維束供給部と、引込ローラと、該引込ロ
    ーラと協働する旋回可能な、ばね負荷された引込凹部
    と、繊維束を開繊分離するための、ケーシング内に回転
    可能に軸受けされた開繊分離ローラと、上記ケーシング
    外周に配置された、繊維束供給用の引込開口と、開繊分
    離ローラの回転方向でみて上記引込開口の後方に配置さ
    れた、不純物を分離除去するための開口と、該不純物を
    分離除去する開口のさらに後方に配置された、スピナボ
    ックスのスピナロータ内へ繊維を供給する繊維案内通路
    と、を有し、かつ引込凹所と、開繊分離ロータをその回
    転方向でみてその外周の一部に亘って取囲んでいる壁と
    が、旋回可能に軸受けされた一体の構造部分として構成
    されている形式のものにおいて、引込凹部(8)に続い
    ている壁(12)に、不純物(18,19)を分離除去するた
    めの開口(14)を形成する壁(13)が続いており、かつ
    上記壁(12,13)と分離開繊ローラ(2)のケーシング
    (1)の側壁との間に設けられたギャップ(23)が、該
    ギャップ(23)内への繊維(17)の固着を効果的に防止
    する、繊維(17)の太さの数倍に相当する幅を有してい
    ることを特徴とする、オープンエンド紡績機の供給兼開
    繊分離装置。
  2. 【請求項2】開繊分離ローラ(2)を取囲んでいる壁
    (12)が、開繊分離ローラ(2)上の縁部(3)の軸方
    向幅に少なくとも等しい軸方向幅を有している、請求項
    1記載の供給兼開繊分離装置。
  3. 【請求項3】不純物(18,19)を分離除去するための開
    口(14)を形成する壁(13)が、繊維(17)を搬送する
    空気流の外側の範囲で終っている、請求項1又は2記載
    の供給兼開繊分離装置。
  4. 【請求項4】開繊分離ローラ(2)を取囲んでいる壁
    (12)が、不純物(18,19)を分離除去するための開口
    (14)の範囲で鋭角のエッジ(15)を形成している、請
    求項1から3までのいずれか1項記載の供給兼開繊分離
    装置。
  5. 【請求項5】エッジ(15)がバックカッティング(16)
    を有している、請求項4記載の供給兼開繊分離装置。
  6. 【請求項6】引込凹部(8)の延長部によって形成され
    ている、旋回可能な壁(12)が、開繊分離ローラ(2)
    の外周を取囲んでいる範囲に、開繊分離ローラ(2)上
    の縁部(3)の軸方向幅に少なくとも等しい軸方向幅の
    開口(24)を有している、請求項1から5までのいずれ
    か1項記載の供給兼開繊分離装置。
  7. 【請求項7】開繊分離ローラ(2)を取囲んでいる壁
    (12)にある開口(24)の片側が、不純物(18,19)を
    分離除去するための開口(14)を形成する壁(13)によ
    って制限され形成されている、請求項6記載の供給兼開
    繊分離装置。
  8. 【請求項8】開繊分離ローラ(2)を取囲んでいる壁
    (12)にある開口(24)を制限し形成している壁(13)
    が切刃状のエッジ(25)を形成している、請求項7記載
    の供給兼開繊分離装置。
JP63067990A 1987-03-21 1988-03-22 オープンエンド紡績機の供給兼開繊分離装置 Expired - Lifetime JP2604789B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3709322.3 1987-03-21
DE3709322A DE3709322C2 (de) 1987-03-21 1987-03-21 Zuführ- und Auflöseeinrichtung einer Offenend-Spinnvorrichtung

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63256725A JPS63256725A (ja) 1988-10-24
JP2604789B2 true JP2604789B2 (ja) 1997-04-30

Family

ID=6323676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63067990A Expired - Lifetime JP2604789B2 (ja) 1987-03-21 1988-03-22 オープンエンド紡績機の供給兼開繊分離装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4815269A (ja)
JP (1) JP2604789B2 (ja)
CH (1) CH674024A5 (ja)
DE (1) DE3709322C2 (ja)
IT (1) IT1216138B (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3823984A1 (de) * 1988-07-15 1990-01-18 Schlafhorst & Co W Verfahren zur aufloesung eines faserbandes
DE19504607A1 (de) * 1995-02-11 1996-08-14 Schlafhorst & Co W Faserbandzuführvorrichtung für OE-Spinnmaschinen
DE10351365A1 (de) * 2003-10-16 2005-06-02 Saurer Gmbh & Co. Kg Speisemulde für eine Faserbandauflöseeinrichtung einer Offenend-Spinnvorrichtung
ITPO20110020A1 (it) * 2011-09-22 2013-03-23 Ommi S R L Apritore perfezionato di materiali tessili
CN106968028B (zh) * 2017-05-02 2018-10-26 重庆天运汽车配件有限公司 汽车隔音棉的对冲开松机

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT264338B (de) * 1966-03-19 1968-08-26 Vyzk Ustav Bavlnarsky Vorrichtung zum Vereinzeln und Zuführen von Textilfasern
DE1914115C3 (de) * 1969-03-20 1980-01-17 Schubert & Salzer Maschinenfabrik Ag, 8070 Ingolstadt Offen-End-Spinnvorrichtung mit Schmutzausscheidung
GB1368886A (en) * 1972-03-13 1974-10-02 Platt International Ltd Open-end textile spinning machines
DE2248396A1 (de) * 1972-10-03 1974-04-11 Fritz Stahlecker Abschaltbare vorrichtung zum zufuehren eines faserbandes eines offen-endspinnaggregats
US3862810A (en) * 1973-10-11 1975-01-28 Gen Tire & Rubber Co Multidirectional elastomeric expansion joint
US4024699A (en) * 1974-10-11 1977-05-24 Schubert & Salzer Maschinenfabrik Aktiengesellschaft Sliver resolving apparatus for open-end spinning machines
DE2448584C3 (de) * 1974-10-11 1984-10-25 Schubert & Salzer Maschinenfabrik Ag, 8070 Ingolstadt Auflöseeinrichtung für eine Offen-End-Spinnvorrichtung
DE2648715B2 (de) * 1976-10-27 1978-08-31 Schubert & Salzer Maschinenfabrik Ag, 8070 Ingolstadt Verfahren und Vorrichtung zur Reinigung von Fasermaterial in einem Offenend-Spinnaggregat
GB1599882A (en) * 1977-06-22 1981-10-07 Platt Saco Lowell Ltd Open-end spinning
US4254612A (en) * 1978-10-13 1981-03-10 Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho Device for preventing the accumulation of fibers in an open-end spinning frame
DE3221385A1 (de) * 1982-06-05 1983-12-22 W. Schlafhorst & Co, 4050 Mönchengladbach Verfahren und vorrichtung zum herstellen eines gereinigten faserstromes

Also Published As

Publication number Publication date
DE3709322C2 (de) 1999-10-14
DE3709322A1 (de) 1988-09-29
IT1216138B (it) 1990-02-22
CH674024A5 (ja) 1990-04-30
US4815269A (en) 1989-03-28
IT8819834A0 (it) 1988-03-18
JPS63256725A (ja) 1988-10-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5343597A (en) Method and device for opening and cleaning fiber material
US4201037A (en) Method and apparatus for cleaning fibrous material
US5146652A (en) Apparatus for opening and cleaning fiber material
US4204393A (en) Dust removing mechanism in open-end spinning frame
WO1999063135A1 (en) Apparatus for cleaning fibers
JP2604789B2 (ja) オープンエンド紡績機の供給兼開繊分離装置
JPH07501368A (ja) オープンエンド紡糸方法および装置
JPS5947044B2 (ja) 梳綿された繊維から屑を除去する装置
US4249370A (en) Method of and apparatus for removing dirt particles from staple fibers and for straightening said fibers in an open-end spinning process
US5454219A (en) Means for providing air flow in a trash removal chamber of an open-end spinning unit
JPH0335408B2 (ja)
US6477742B2 (en) Device for separating waste from fiber material while processed in a carding machine
JPS63264920A (ja) 織物の繊維材料をきれいにしかつ広げる装置
US4036002A (en) Dirt removal in spinning device
US4064598A (en) Taker-in-part of the conventional flat card
US2300978A (en) Lint cleaning apparatus
US4483135A (en) Dust-removing mechanism in open-end spinning frame
US4505101A (en) Apparatus for removing trash in an open-end spinning frame
US5586365A (en) Fiber tuft feeder for a fiber processing textile machine
US6880322B1 (en) Opening roller housing for an open-end spinning device, device for an opening roller housing and procedure for modernizing spinning devices
US5832710A (en) Open-end spinning frame with dirt removal device
US6138326A (en) Mote knife
US5809766A (en) Device for cleaning fiber material in an open-end spinning aggregate
US6088881A (en) Method and apparatus for separating foreign matter from fibrous material
US4074391A (en) Crush roll plenum for carding machines