JP2604752B2 - 表示器 - Google Patents

表示器

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JP2604752B2
JP2604752B2 JP62192432A JP19243287A JP2604752B2 JP 2604752 B2 JP2604752 B2 JP 2604752B2 JP 62192432 A JP62192432 A JP 62192432A JP 19243287 A JP19243287 A JP 19243287A JP 2604752 B2 JP2604752 B2 JP 2604752B2
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是雄 鈴木
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竹原 豊
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、走行中の車両又は走行中の人などを視覚
に訴えて、又は視覚と聴覚に訴えて制止誘導するため、
又は存在を報知するために使用される表示器に関するも
のである。
従来技術とその欠点 従来、車両又は人を制止誘導するには、手又は一色の
旗を用いて、相手の視覚に訴えて行う方法があった。し
かし、この方法では手又は旗の運動により進行指示と停
止指示を区別しようとするが、相手の方向・距離などに
よっては手又は旗の運動方向が相手に明確に識別でき
ず、誘導者の指示が意図する通りに伝達されにくい。
誘導者の意図を相手に明確に伝達する狙いの元に、進
行指示色(白色)と停止指示色(赤色)を有する二種類
の旗を使用する方法もある。この方法は、相手が旗に気
が付けばかなりの誘導効果を発揮するが、旗からある程
度離れた相手には効果がなく、とくに夜間は旗が見えに
くいので、笛など聴覚に訴える音響機器を併用する必要
がある。
夜間に誘導効果を確実にするため、従来、例えば赤一
色の表示灯を使用しているが、この表示灯もこれを振る
方向により進行指示と停止指示を行うものであるから、
指示内容が相手に紛らわしい場合が多く、表示灯による
誘導が周辺の光から十分識別できない場合に、同様に笛
などの音響補助具を使用しているのが現状である。
従来技術は、いずれの場合も、誘導手段の存在自体が
不明瞭であるため、誘導効果が不十分であり、また補助
具も口に加えて吹いたり、操作したりして、旗又は表示
器とは別に取扱わなければならないので、使用・保管も
面倒であった。
解決しようとする技術課題 この発明は、上記の点に鑑み、一本の表示器で、昼夜
を問わず、相手の注意を確実に喚起し、光学的表示によ
り顕著な視覚的誘導効果を発揮することができる表示器
を提供しようとするものである。
課題解決手段と作用 この発明による表示器は、進行表示面と停止表示面を
軸方向に交互に配置され、透光性を有する多角筒状の表
示部を有する。その表示部の外側には、反射面と透視面
を前記表示部の進行表示面及び停止表示面の配置方向と
同じ方向に交互に配置した多角筒状の選択部を配置方向
と同じ方向に一定距離往復移動可能に嵌合してある。表
示部又は選択部の基端に把持部が結合してある。
使用時は、把持部を把持して選択部を透視面と反射面
の配置方向と同じ方向に一定量移動すると、各反射面の
間の透視面に進行表示面と停止表示面のいずれか一方の
が露呈される。選択部をさらに一定量、先と反対方向又
は同一方向に移動すると、表示面の他方のみが表面に露
呈される。表示部と選択部は多角筒状に形成されて、各
表示面と反射面は一定幅の平坦面であるから、表示面は
一定面積をもって進行指示色又は停止指示色を表示し、
また、前記反射面は、太陽光、街路灯、ヘッドライトな
どの外来光を線状でなく面状に反射する。従って、反射
光が誘導者から遠方の者にも顕著に認識され、容易確実
に注意を喚起される。そして、透視面に露呈されて表示
面の角により進行指示又は停止指示が相手に伝達され
る。表示部の中に備えた照明手段により、夜間にその表
示部内から表示面を照明すことにより、指示色を明瞭に
表出することができるので、夜間においても確実な誘導
効果を奏することができる。
この発明の実施例 次に、この発明の実施例を、図面に基いて説明する。
把持部1は中空に形成してあり、その一端に好ましく
は捩じ込み式により着脱自在に取付けた蓋2を開閉し
て、把持部の中に乾電池3を収容し、照明用スイッチ4
を操作することにより、その乾電池から電源回路を経
て、把持部の他端に備えた照明用電球5に電源が供給さ
れるようになっている。6aは集光用反射鏡、6bは防水透
明ガラス、6cは吊り具である。従って、この把持部1は
懐中電灯と同様の構成を有する。
把持部1の他端部には、透明合成樹脂材料で成形され
た多角筒状の表示部7が結合してある。表示部7の外周
面には停止指示色である赤色の透光性テープを貼着して
なる停止表示面7aと、進行指示色である青色の透光性テ
ープ7bとを幅方向に等しい幅をもって隣接させて交互に
配置してある。
テープを貼着する代わりに、表示部7の表面に直接着
色してもよい。各表示面に太陽光又は照明光が照射した
場合に、その表示面の色が顕著に外部に表われるよう
に、螢光性の塗料、顔料などを使用することが好まし
い。また、把持部1の照明用スイッチ4をONして電球5
が発光した場合に、その照明光により各表示面の色が外
部に良く見えるようにするため、前記テープ又は着色部
は透光性を有している。
前記表示部7の外側には、表示部とほぼ相似形に形成
してある選択部8が表示部の各表示面7a,7bの配置方向
と同じ方向、すなわち、表示部7の軸方向に所定量移動
可能に嵌合してある。すなわち、選択部8は透明合成樹
脂により表示部7と相似の多角筒状に成形され、その外
周面に前記進行表示面と等しい幅を有する反射テープを
そのテープと等しい距離を軸方向に隔てて貼着すること
により、選択部の軸方向に反射面8aと選択部の透明材料
からなる透視面8bとが交互に配置されている。選択部は
防水のため、密閉されている。選択部の一部に表示面7
a,7bに対応する孔を設け、これを透視面とすれば、選択
部は不透明材料で形成することもできる。
そして、選択部8は基端部に、把持部1の端部外周に
嵌合するスリープ9を有し、そのスリーブと選択部の基
端部を接続する段部10が、選択部8を把持部1から遠ざ
かる方向に一定量移動したときに、表示部7の基端と把
持部1の端部とを接続する段部11に係止されるようにし
てある。
把持部1の端部又はスリーブ9のいずれか一方又は双
方に、選択部8を表示部7の各表示面の配置方向の一方
に移動すると、反射面8aが表示部の停止表示面7a又は進
行表示面7bを完全に隠蔽した状態のときに、その位置に
摩擦固定する係止手段が備えてある。このような係止手
段は、スリーブ内面に設けた突起を把持部の外面に形成
した凹部にスリーブの弾性により嵌合するように構成す
ることができる。
上記の構成により、選択部8を第1図に例示するよう
に、選択部8の段部10が把持部1の段部11に係止される
まで前方に移動したときは、反射面8aが表示部7の全て
の進行表示面7bを隠蔽し、停止表示面7aのみを各透視面
8bから外部に露呈させている。従って、この表示器の表
面には反射面8aと停止表示面7aが交互に配置されてい
る。また、選択部8を把持部1の方向に選択部8の先端
が表示部7の先端に停止され、かつ、係止手段により固
定されるまで移動すると、選択部の反射面8aは停止表示
面7aを隠蔽し、進行表示面7bのみを表面に表出する。従
って、この表示器の表面には反射面8aと進行表示面7bが
交互に配置されることとなる。
こうして、この表示器は、これを把持して誘導対象者
(歩行者又は車両)に向けて所定態様に従って振れば、
その時々の角度により反射面8aからは太陽光又は街路灯
あるいはヘッドライトの反射光が顕著に見えるので、誘
導対象者は表示器の使用に容易に気付き、また、その表
示器の表面色から、進行又は停止の指示内容が明瞭に看
取することができるため制止・誘導を確実に行うことが
できるので、誘導灯として適切である。
また、各表示面に螢光性色材を使用しているので、表
示器に太陽光又はヘッドライトなどが照射した場合はそ
の指示色が顕著になり、誘導効果を一層向上させること
ができる。
さらに、把持部1に照明手段を備えたので、夜間は表
示面を照明して、暗闇の中でもまた遠方からも表示内容
が明瞭に看取することができる。
また、この表示器を人が持たずに、工事現場付近、危
険箇所、交通取締地点などの注意すべき位置に定置し
て、報知手段として用いることもできる。さらに、例え
ば、パトロールオートバイの後尾部などに設置して、交
通規制又は事故処理中などに、この表示器を横長状態で
使用して、他の車両に対して注意を喚起することもでき
る。
この発明の好ましい他の実施例として、把持部1の蓋
2には、電気的又は電子的に動作して鳴動するブザーな
どの警報器12が備えてある。この蓋2を把持部1に取付
けることにより、乾電池と警報器の間に電源回路が構成
されるようになっており、その電源回路に挿入されて、
把持部に設けたスイッチ13を押すと、押している間、警
報器12に乾電池の電源が供給されて、警報器が鳴動す
る。
警報器12は、蓋2に設ける代わりに、表示部7の先端
又は選択部8の先端の中に設け、音を表示器の先端から
軸方向に放出させるようにしても良い。このように、警
報器を表示器の先端に設けた場合は、表示器を警報方向
に向けてスイッチ13を押すことにより、指向性の良い警
報音発生が可能である。
ブザー用スイッチ13は、照明用スイッチ4の反対側
の、人差し指で操作できる位置に設けると、操作が容易
であり、かつ、二つのスイッチの誤操作を防止できる。
上記の実施例では、進行表示と停止表示面が表示部7
の軸方向に交互に配置され、選択部8の反射面と透視面
も選択部の軸方向に交互に配置されたが、選択部の軸方
向の移動により二つの表示面のいずれか一方を露呈さ
せ、他方を隠蔽しうる構造には、上記のものに限定され
るものではなく、表示部の各表示面及び選択部の反射面
と透視面の配置態様は、第3図に示すように、斜めとし
ても良く、この場合は、表示面に外見的連続性が得られ
る。
また、第1図に示す例では、把持部のスリーブ9によ
り覆われる部分の少なくとも一つの面を透明にし、スイ
ッチ4が中間点に存する時は電球5が滅灯し、前点に移
動したときは電球が反射鏡6a内で点灯し、後点に移動し
たときは電球5が反射鏡の外で点灯して、その光がスリ
ーブ9の透明部分より外を照射するように構成すれば、
この表示器を例えば机の上に置いて、この表示器を照明
器具代わりに用いて書面に記入することができるから、
便利である。
この発明の効果 上述のように、この発明によれば、選択部を表示器の
軸方向に所定量移動させると、選択部の透視面が表示部
の進行表示面と停止表示面の一方又は他方を外部に露呈
させるので、照明手段により表示部内を照明すると、進
行指示色又は停止指示色が表示される。
そして、表示部及び選択部は、ともに相似形の多角筒
状に形成されているので、従来の円筒状の表示器では発
色部分が線状になって視認性が良くないのと異なり、本
発明では発色部分が幅広い帯状であるため、視認性が格
段に向上されている。
しかも、進行表示面又は停止表示面に対応する透視面
の間に交互に反射面があるので、昼間は太陽光が夜間は
車両等の照明光が反射されるため、車両又は歩行者に対
する訴求効果、又は注意喚起効果が大きく、有効確実な
誘導を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明の実施例を示すものであり、第1図は
第一実施例の縦断面図、第2図は横断面図、第3図は表
示面及び反射面の他の配置例を示す側面図である。 1……把持部、 3……乾電池、 4……照明用スイッチ、 5……照明用電球、 7,7A……表示部、 7a……停止表示面となるテープ、 7b……進行表示面となるテープ、 8,8A……選択部、 8a……反射面、 8b……透視面、 12……警報器、 13……警報用スイッチ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)進行指示色を有する進行表示面と停
    止指示色を有する停止表示面とを軸方向に等しい幅をも
    って交互に配置され、透光性を有する多角筒状の表示部
    と、 (ロ)外側に面する反射面と透視面とを前記表示部の進
    行表示面及び停止表示面の配置方向と同じ方向に前記進
    行表示面とほぼ等しい幅をもって交互に配置され、前記
    表示部の外周面に前記配置方向と同じ方向に所定量往復
    移動可能に嵌合され、その移動により前記反射面と前記
    透視面が選択的に前記進行表示面と停止表示面のいずれ
    か一方を隠蔽し、他方を外部に露呈させる前記表示部と
    相似の断面形状を有する多角筒状の選択部と、 (ハ)前記表示部又は前記選択部の基端に設けられた把
    持部と、 (ニ)前記表示部内を照明する照明手段と、 を有する表示器。
JP62192432A 1987-07-31 1987-07-31 表示器 Expired - Lifetime JP2604752B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60175401U (ja) * 1984-04-27 1985-11-20 神田 房光 信号用懐中電灯の改良
JPS6116699U (ja) * 1984-06-29 1986-01-30 厚 福島 警笛付き指揮バトン

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