JP3038485U - 警告表示カバー - Google Patents

警告表示カバー

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JP3038485U
JP3038485U JP1996012921U JP1292196U JP3038485U JP 3038485 U JP3038485 U JP 3038485U JP 1996012921 U JP1996012921 U JP 1996012921U JP 1292196 U JP1292196 U JP 1292196U JP 3038485 U JP3038485 U JP 3038485U
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rubber cone
cover
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Application number
JP1996012921U
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English (en)
Inventor
光正 松永
Original Assignee
有限会社防災計画研究所
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  • Road Signs Or Road Markings (AREA)
  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】道路等に置かれたラバーコーンはちょっとした
力でも向きが簡単に変わってしまうため、これに装着し
た警告表示カバーの光反射テープの柄や警告灯の光軸等
があらぬ方向を向いて機能しなくなってしまう。 【解決手段】ラバーコーン1の円錐状外周面に被さる大
きさを有したメッシュ製のカバーシート23の表面の全
周に亘って、半透明の光反射テープ27を縫い付け、リ
ード線29によって互いに直列に接続された多数の小型
電球31を光反射テープ27の内側に等間隔で配置し、
リード線29の端部が接続される乾電池を保持するバッ
テリーホルダー33を設けた。従って、点灯する多数の
小型電球31はカバーシート23の全周において均等な
密度で配置されているので、夜間、ラバーコーン1がど
のような向きになっても、警告表示機能を失うことが無
い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、警告表示カバーに係り、特に、ラバーコーンに被せて使用する警告 表示カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
道路での工事や事故処理に伴って車線の規制などを行う場合は、通常、車両な どを誘導し又は立入禁止を表示するための警告表示物が配置され、この警告表示 物としてラバーコーンが多く使用されている。そして、夜間でもラバーコーンを 視認し易くするために、光反射性を持たせた警告表示カバーや警告灯をラバーコ ーンに装着することが行われている。
【0003】 図4は、従来の警告表示カバーと警告灯の一例を示すものである。図中、1は ラバーコーンを示し、ラバーコーン1は円錐部3と底部5とから成る。 7は警告表示カバーを示す。警告表示カバー7はラバーコーン1の円錐部3に すっぽり被さる大きさを有した樹脂シート材から成り、その表面に光反射部9が 形成されている。光反射部9は、警告表示カバー7をラバーコーン1に装着した 状態で見て、上下方向で3列平行に延び、且つ、ラバーコーン1の軸心を挾んだ 互いに反対側の位置においてそれぞれV字形を為すように設けられている。 従って、警告表示カバー7が車両の前照灯等からの光によって照らされると光 反射部9が光輝し、それによりラバーコーン1の存在を認識することができる。
【0004】 11は警告灯を示す。警告灯11は乾電池が収納される円筒状の本体13と、 本体3の先端に固定されたほぼドラム形をした発光部15と、本体13を囲むよ うに設けられたスカート17等から成る。 発光部15には本体13内の乾電池を電源として点灯する図示しない電球が内 蔵され、発光部15の軸方向における両端面19が制御レンズを備えた発光面に なっている。従って、電球が発光することにより、運転者等がラバーコーン1の 存在を認識することができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ラバーコーン1は、通常、地面等に固定して使用することは無いので、これに 何かが当たったり比較的強い風圧を受けたりすると、向きが簡単に変わってしま う。ラバーコーン1の向きが変わると、それに伴って警告灯11の光軸や光反射 部9のV字形の向きがあらぬ方向を向いてしまうので、これら警告カバー7等の 本来の機能が果たされない危険な状態となってしまう。特に、高速道路等におい ては極めて危険な状態となる。このため、ラバーコーン1を設置した場合は、そ の向きを定期的に点検するためのパトロールを行うことを余儀なくされている。 また、警告灯による光輝は一点だけで面的拡がりが無いので、必ずしも視認性 が良いとは言えなかった。そして、警告表示カバー7にあっては、向きが変わる だけで無く、風によってめくれ上がったときも機能を失うという問題もある。
【0006】 本考案は上記した従来の問題点に着目してなされたものであり、ラバーコーン の向きが変わっても警告表示機能が損なわれることがまったく無く、しかも、視 認性に優れた警告表示カバーを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、ラバーコーンの円錐状外周面に被さる大きさを有したカバ ーシートと、前記カバーシートの表面の全周に亘って装着された光透過性を有す るテープと、前記テープの内側にほぼ等間隔で配置されリード線を介して直列に 接続された多数の発光部材と、前記リード線が接続されたバッテリーホルダーと を備えたことを特徴とする警告表示カバーである。
【0008】 請求項2の考案は、請求項1に記載の警告表示カバーにおいて、リード線に点 滅器が直列に接続されたことを特徴とする警告表示カバーである。
【0009】 請求項3の考案は、請求項1又は2に記載の警告表示カバーにおいて、バッテ リーホルダーをラバーコーンに掛けるためのフック手段を設けたことを特徴とす る警告表示カバーである。
【0010】 請求項4の考案は、請求項1又は2又は3に記載の警告表示カバーにおいて、 カバーシートの裾部にバッテリーホルダーを収納するための収納部を設けたこと を特徴とする警告表示カバーである。
【0011】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態に係る警告表示カバーを図1から図3にしたがって説明す る。 図1及び図2は本考案の第一の実施の形態に係る警告表示カバー21を示すも のである。 23は警告表示カバー21の主部を為すカバーシートを示す。カバーシート2 3は合成樹脂製の比較的腰の強いメッシュにより形成されている。カバーシート 23の大きさは、ラバーコーン1の円錐部3の外周面の上下両端部を除く範囲に 弛み無く被せることができる大きさを有し、上下の縁は縁取りテープ25により 補強されている。
【0012】 27はカバーシート23の表面の全周に亘って装着された光反射テープを示す 。この光反射テープ27はビニルシートに光反射加工を施した半透明性のもので あって、その両側部をカバーシート23に縫い付けることでカバーシート23に 装着されている。そして、光反射テープ27は、カバーシート23をラバーコー ン1に装着した状態で見て、上下方向で2列平行に延び、且つ、ラバーコーン1 の軸心を挾んだ互いに反対側の位置においてそれぞれV字形を為すように設けら れている。
【0013】 29はリード線を示し、31は多数の小型電球を示す。多数の小型電球31は リード線29を介して互いに直列に接続され、且つ、赤色光を発するよるように 処理されている。そして、小型電球31とリード線29の大部分は光反射テープ 27の内側に収められており、小型電球31は光反射テープ27の内側において 等間隔で並ぶように配列されている。従って、小型電球31はカバーシート23 の全周においてほぼ均等な密度で配置されている。
【0014】 33は合成樹脂製のバッテリーホルダーを示す。バッテリーホルダー33は単 三形の乾電池35が2本着脱自在に装着されるバッテリー装着部37と、バッテ リー装着部37の一端部に組み込まれたスライド型のスイッチ39(図面では操 作子のみ示してある)等を有する。 リード線29の端部はカバーシート23の下端から引き出されている。そして 、バッテリー装着部37に設けられた図示しない接触端子と、スイッチ39と多 数の小型電球31と図示しない点滅器がリード線29により直列に接続されてい る。 バッテリーホルダー33に乾電池35を装着した状態でスイッチ39を閉 じると、全ての小型電球31が点滅し、その光は光反射テープ29を透過して照 射される。従って、警告表示カバーをラバーコーンに被せた状態では、小型電球 の点滅はラバーコーンの周方向における全体においてほぼ均等に行われる。
【0015】 バッテリーホルダー33の側面にはカギ形をしたフック41が設けられており 、このフック41をラバーコーン1の上端縁に掛けることで、バッテリーホルダ ー37をラバーコーン1に掛けておくことができる。この場合、図1に示すよう にバッテリーホルダー37をラバーコーン1の内側に位置させると、ラバーコー ン1のバランスを崩さないで済むと共に、バッテリーホルダー33の保護にもな る。
【0016】 43はキャップを示す。キャップ43は、ラバーコーン1の上端部に着脱自在 に被せるものであって、バッテリーホルダー33をラバーコーン1の上端縁に掛 けた場合、このキャップ43を被せておけば乾電池35等の防水を図ることがで きる。
【0017】 警告表示カバー21は以上のように構成されており、乾電池35によって点滅 する多数の小型電球31はカバーシート23の全周においてほぼ均等な密度で配 置されているので、夜間、ラバーコーン1がどのような向きになっていても、小 型電球31が点滅している限り、ラバーコーン1の存在を容易に視認することが できる。
【0018】 図4は本考案の第二の実施の形態に係る警告表示カバー21Aを示すものであ る。この実施の形態に示す警告表示カバー21Aが前記第一の実施の形態として 示した警告表示カバー21と比較して相違する点は、主として、バッテリーホル ダー33を収納するための収納ポケットを設けた点である。 45は収納ポケットを示し、収納ポケット45はカバーシート23の裾部に、 面ファスナー等によって着脱自在に取り付けられている。47は収納ポケット4 5の本体部を示し、この本体部47は乾電池35が装着された状態のバッテリー ホルダー33がすっぽり収まる大きさを有しており、その背面がカバーシート2 3の裾部に縫い付けられている。49は収納ポケット45の蓋を示し、本体部4 7の口を閉じた状態は図示しない面ファスナーによって保持されるようになって いる。
【0019】 この警告表示カバー21Aにおいては、光反射テープ27の内側を通されたリ ード線29の端部はカバーシート23の下端から引き出されてバッテリーホルダ ー33に導入されている。 乾電池35が装着されたバッテリーホルダー33を収納ポケット45に収納す ると、カバーシート23の裾部は乾電池35などの重さ分重くなるので、それだ け、風によるめくり上がりやズレが抑えられ、ラバーコーン1に被せた状態が安 定に保持される。 そして、収納ポケット45は着脱自在であるため、これが破損した場合は容易 に交換することができる。
【0020】 以上、本考案の実施の形態について詳述してきたが、具体的な構成はこの実施 の形態に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲における設計の 変更などがあっても本考案に含まれる。 例えば、実施の形態においては、カバーシートの表面に装着されるテープを全 周において途切れ無く設けたが、このテープは、短い寸法であれば部分的に途切 れたものであっても差し支え無い。 また、実施の形態においては、発光部材として小型電球を用いたが、これは発 光ダイオード等の発光素子であっても良い。 そして、点滅器としては、単体のものに限らず、電球に内蔵されたものであつ ても良いことは勿論である。 更に、実施の形態においては、収納ポケットを着脱自在としたが、これをある 程度の使用に耐える材料で形成した場合は固定的に設けることも考えられる。
【0021】
【考案の効果】
請求項1の考案によれば、バッテリーによって点灯する多数の小型電球はカバ ーシートの全周においてほぼ均等な密度で配置されているので、夜間、ラバーコ ーンがどのような向きになっていても、小型電球が点燈している限り、ラバーコ ーンの存在を容易に視認することができる。
【0022】 請求項2の考案によれば、多数の小型電球が点滅することで警告効果を高める ことができる。
【0023】 請求項3の考案によれば、バッテリーホルダーをラバーコーンに掛けておくこ とが容易であるため、バッテリーホルダーの収まりが良く、また、バッテリーの 保護にも役立つ。
【0024】 請求項4の考案によれば、カバーシートの裾部にバッテリーホルダーを収納す るための収納部を設けたので、カバーシートは収納ポケットに収納されたバッテ リー等の重さ分、裾が重くなるので、それだけ、風によるめくり上がりやズレが 抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一の実施の形態に係る警告表示カバ
ーをラバーコーンに装着した状態で示す斜視図である。
【図2】図1に示す警告表示カバーのバッテリーホルダ
ーを拡大して示す斜視図である。
【図3】本考案の第二の実施の形態に係る警告表示カバ
ーをラバーコーンに装着した状態で示す斜視図である。
【図4】従来の警告表示カバーと警告灯の一例を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 ラバーコーン 3 (ラバーコーンの)円錐部 5 (ラバーコーンの)底部 7 警告表示カバー 9 (警告表示カバーの)光反射テープ 11 警告灯 13 (警告灯の)本体部 15 (警告灯の)発光部 17 (警告灯の)スカート 19 (警告灯の)発光面 21 警告表示カバー 23 カバーシート 25 (カバーシートの)縁取りテープ 27 光反射テープ 29 リード線 31 小型電球 33 バッテリーホルダー 35 乾電池 37 (バッテリーホルダーの)バッテリー装着
部 39 スイッチ 41 フック 43 キャップ 21A 警告表示カバー 45 収納ポケット 47 (収納ポケットの)本体 49 (収納ポケットの)蓋

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラバーコーンの円錐状外周面に被さる大き
    さを有したカバーシートと、前記カバーシートの表面の
    全周に亘って装着された光透過性を有するテープと、前
    記テープの内側にほぼ等間隔で配置されリード線を介し
    て直列に接続された多数の発光部材と、前記リード線が
    接続されたバッテリーホルダーとを備えたことを特徴と
    する警告表示カバー。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の警告表示カバーにおい
    て、リード線に点滅器が直列に接続されたことを特徴と
    する警告表示カバー。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載の警告表示カバーに
    おいて、バッテリーホルダーをラバーコーンに掛けるた
    めのフック手段を設けたことを特徴とする警告表示カバ
    ー。
  4. 【請求項4】請求項1又は2又は3に記載の警告表示カ
    バーにおいて、カバーシートの裾部にバッテリーホルダ
    ーを収納するための収納部を設けたことを特徴とする警
    告表示カバー。
JP1996012921U 1996-12-04 1996-12-04 警告表示カバー Expired - Lifetime JP3038485U (ja)

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JP1996012921U JP3038485U (ja) 1996-12-04 1996-12-04 警告表示カバー

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JP3038485U true JP3038485U (ja) 1997-06-20

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ID=43173161

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3455409B2 (ja) 1997-09-17 2003-10-14 前澤化成工業株式会社 道路用標識具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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