JP2604741B2 - 光デイスク再生装置 - Google Patents

光デイスク再生装置

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JP2604741B2
JP2604741B2 JP62075932A JP7593287A JP2604741B2 JP 2604741 B2 JP2604741 B2 JP 2604741B2 JP 62075932 A JP62075932 A JP 62075932A JP 7593287 A JP7593287 A JP 7593287A JP 2604741 B2 JP2604741 B2 JP 2604741B2
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/002Recording, reproducing or erasing systems characterised by the shape or form of the carrier
    • G11B7/0037Recording, reproducing or erasing systems characterised by the shape or form of the carrier with discs

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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光ディスク再生装置に関し、特に装置内に装
着した光デイスクを反転することなく、該光デイスクの
両面を再生可能とする光デイスク再生装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来の光デイスク再生装置、例えば、光デイスクとし
て映像および音声情報を記録したレーザビジヨンデイス
ク(以下、LDと称す。)を再生する装置においては、LD
を装置内へ装着し、該LDのサイド1(第1面)を再生し
た後、サイド2(第2面)を再生する場合は、装着した
LDを一度、その装置から取り出し、そして、手動により
LDを反転した後、再度、その装置内に装着して行う必要
があり、LDの反転および排出・装着の動作等、繁雑な動
作を行わなければならなかつた。
なお、この種の装置として関連するものには、例え
ば、特開昭58−114354号公報,特開昭58−114361号公報
等に記載のものが挙げられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術においては、装置内に装着された光デイ
スクを、その片面側からしか再生することができず、従
つて、その光デイスクの両面を再生する場合には、一
度、光デイスクを取り出し反転した後、再度、その装置
に装着をして行うという繁雑な動作が必要であり、操作
性の点で問題があつた。
本発明の目的は、上記した従来技術の問題点を解決
し、装置内に装着した光ディスクを、取り出して反転す
ることなしに、該光ディスクの両面を再生することがで
き、しかも再生動作に際し、対物レンズが光ディスクに
接触して破損を生じたりすることのない光ディスク再生
装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記した目的を達成するために、本発明では、光デイ
スク再生装置において、情報信号がその両面に記録され
ている光ディスクと、該光ディスクを装着保持する保持
手段と、前記光ディスクを前記保持手段により略水平に
保持した際の、該光ディスクの下面を再生するための第
1の光ヘッド及び該光ディスクの上面を再生するための
第2の光ヘッドと、 前記保持手段により略水平に保持された前記光ディスク
を、それが前記第1の光ヘッドにより再生されるときは
第1の回転方向へ、前記第2の光ヘッドにより再生され
るときは前記第1の回転方向とは逆の第2の回転方向
へ、所定の回転数で回転駆動するための光ディスク駆動
手段と、 前記第1の光ヘッドを動作させるか、前記第2の光ヘ
ッドを動作させるか、を切り換える切換手段と、 前記第1の光ヘッドと第2の光ヘッドの何れか一方の
光ヘッドによる、前記光ディスクの上下面のうちの或る
一面の再生が終了したら、そのことを検出して、当該光
ディスクを前記保持手段に装着したまま、他方の光ヘッ
ドによる、前記光ディスクの上下面のうちの他方の面の
再生が開始されるよう、前記切換手段における切り換
え、及び前記光ディスク駆動手段による回転駆動方向、
を制御する制御手段と、 前記光ディスクの上面を再生するための前記第2の光
ヘッドの対物レンズを、フォーカス方向に駆動するアク
チュエータ手段と、 前記切換手段における切り換えにより、再生駆動され
るヘッドが前記第2の光ヘッドから第1の光ヘッドに切
り換えられた際は、該第2の光ヘッドの対物レンズが前
記光ディスクに当接しない位置に該対物レンズを保持す
るよう、前記アクチュエータ手段に直流バイアスを印加
する直流バイアス印加手段と、 を少なくとも具備することにした。
〔作用〕
本発明では、光デイスクの両面の各々の近傍に、それ
ぞれ独立に前記第1の光ヘツド及び第2の光ヘツドを配
しているので、例えば、前記光デイスクのサイド1は第
1の光ヘツドにて、また、サイド1の裏面のサイド2は
第2の光ヘツドにて、それぞれ再生することにより、前
記光デイスクを前記光デイスク駆動部に保持したままで
該光デイスクの両面を再生することができる。
しかし、該光デイスクにおける信号トラツクの形態が
予め定まつているので、該光デイスクを単に一方向のみ
に回転させていたのでは、前記第1及び第2の光ヘツド
のうち、一方のみでしか再生することができない。
そこで、本発明では、前記光デイスクにおける信号ト
ラツクの形態に合わせて、前記光デイスク駆動部によつ
て、前記第1の光ヘツドにて再生する際と前記第2の光
ヘツドにて再生する際とで、前記光デイスクの回転方向
を切り換え、いずれの光ヘツドにても再生できるように
している。即ち、前記第1の光ヘツドにて再生する際
は、前記光デイスクを第1の回転方向に回転させること
により、再生が可能となり、前記第2の光ヘツドにて再
生する際は、第1の回転方向とは逆の第2の回転方向に
回転させることにより、再生が可能となる。
また、前記光デイスクが前記光デイスク駆動部により
略水平に保持されている場合、前記第1及び第2の光ヘ
ツドのうち、前記光デイスクの下面の近傍に配される光
ヘツドにて情報信号を再生する際は、該光デイスクの上
面の近傍に配される光ヘツドにおいて、該光ヘツド内の
対物レンズはフオーカスアクチユエータによつて駆動さ
れていないので、該対物レンズはその自重により下降し
て、前記光デイスクとの接触により破損する恐れがある
が、そのような場合には、前記光ヘツドのフオーカスア
クチユエータに直流バイアスを印加して、該対物レンズ
を所定の位置に保持することにより、該対物レンズと前
記光デイスクとの接触を防止することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面により説明する。
第1図は、本発明の一実施例としての光デイスク再生
装置を示すブロツク図である。
第1図において、1は各記録領域2a,3aを具備した単
板のデイスク2,3を貼り合わせて構成した通常の光デイ
スク(レーザビジヨンデイスク)、10は光デイスク1を
回転駆動するための光デイスク駆動部で、デイスクモー
タ11,回転数検出部12,ターンテーブル13,センサアダプ
タ14,クランパ15等により構成されている。また、16は
デイスクモータ駆動回路、20は対物レンズ21を具備した
第1の光ヘツド、25は第1の光ヘツド20を保持した第1
のスライダ、26は第1のスライダモータ、27は第1の駆
動回路、30は対物レンズ31を具備した第2の光ヘツド、
35は第2の光ヘツド30を保持する第2のスライダ、36は
第2のスライダモータ、37は第2の駆動回路、50はシス
テムコントロール部、51はレーザ駆動回路、52はフオー
カストラツキング制御回路、53は切換制御回路、54は
第2の光ヘツド30の対物レンズ31をフオーカス方向へ動
作させるためのフオーカス動作回路、55は各光ヘツド2
0,30からの検出信号を処理するための検出信号処理回
路、56は再生信号処理回路、57はアドレス情報処理回
路、60から80までは各部における各種信号、100は光デ
イスク再生装置、である。
次に動作について説明する。
初めに第2図と第3図により、光デイスク1の構成、
及びその両面再生の方式について説明する。
第2図は第1図の光デイスクにおける任意の信号トラ
ツクの断面を示す断面図、第3図は同じく第1図の光デ
イスクにおける上下面の信号トラツクの形態を示す説明
図、である。
第2図に示すように、映像および音声信号が記憶され
ているレーザビジヨンデイスクである光デイスク1は、
先ず、透明なプラスチツク(通常、アクリル樹脂)単板
のデイスク(以下、単板状デイスクと言う。)2,3の片
面に、凹凸のピツト形状2b,3bで情報信号を渦巻状のト
ラツク2e,3eとして形成し、その表面を金属薄膜2c,3cで
コーテイングして反射膜を形成し、さらにその上に樹脂
製の保護膜2d,3dをコーテイングし、その後、単板状デ
イスク2,3同士を、各々、情報信号面が内部に位置する
ようにして接着層5によつて貼り合わせて、構成されて
いる。
なお、単板状デイスク2,3において、情報信号を記録
した渦巻状のトラツク2e,3eの方向(但し、情報信号の
記録は内周から外周に向つて行われる。)は各々の単板
状デイスク2,3上では同等であるが、光デイスク1にお
いては、互いの情報信号面が内部に位置するように貼り
合わされていることから、光デイスク1を一方向(例え
ば、上面方向から)からみた場合、単板状デイス2,3に
おける渦巻状トラツク2e,3eの方向は互いに逆方向にな
るものである。すなわち、光デイスク1を上面から観察
した場合、第3図(a)で示す下側の単板状デイスク2
に形成された渦巻状トラツク2eの方向と、第3図(b)
で示す上側の単板状デイスク3に形成された渦巻状トラ
ツク3eの方向とは互い逆方向になつている。
したがつて、第3図(a)で示す単板状デイスク2の
渦巻状トラツク2eを、下方に配置した第1の光ヘツド20
(第3図(a)では図示せず。但し、第1の光ヘツド20
からの光スポツト22を点線で示す。)で再生する時は、
光デイスク1を図中矢印X方向に回転駆動することによ
り情報信号の再生が可能になり、第3図(b)で示す単
板状デイスク3の渦巻状トラツク3eを、上方に配置した
第2の光ヘツド30(第3図(b)では図示せず。但し、
第2の光ヘツド30からの光スポツト32を実線で示す。)
で再生する時は、光デイスク1を図中矢印Y方向に回転
駆動する必要がある。
すなわち、本実施例では、光デイスク再生装置100内
に装着された光デイスク1の上下面に各々独立した光ヘ
ツド20,30を設け、光デイスク1の回転駆動を制御する
ことにより、光デイスク1を取り出して反転することな
く、光デイスク1の両面を再生可能とするものである。
では、本実施例の動作を第1図によりさらに詳細に説
明する。
第1図において、先ず、光デイスク1はローディング
機構(図示せず)により、光デイスク再生装置100内の
所定位置、すなわち、光デイスク駆動部10のターンテー
ブル13上にセンタアダプタ14で位置決めされ、クランパ
15により固定保持された位置にある。なお、ここでは、
光ディスク1のサイド1を下面(単板状デイスク2に記
録された記録領域2aの面)、サイド2を上面(単板状デ
イスク3に記録された記録領域3aの面)として説明す
る。
そこで、光デイスク再生装置100の操作釦(図示せ
ず)あるいはリモコン(図示せず)等から使用者が所定
の動作(例えば、プレイ動作等)を行うことにより、再
生動作モード信号60がシステムコントロール部50に入力
される。その結果、システムコントロール部50からは制
御信号61が出力され、デイスクモータ駆動回路16を動作
し、その出力である駆動信号62により光デイスク駆動部
10のデイスクモータ11を回転駆動する。その際、デイス
クモータ11の回転数を回転数検出部12(FG:周波数発生
器等)によつて検出し、その出力である回転数検出信号
63をデイスクモータ駆動回路16に入力してフイードバツ
ク制御等を行うことにより、デイスクモータ11、すなわ
ち光デイスク1を所定の回転数で回転させることが可能
となる。
また、システムコントロール部50からは、制御信号66
も出力され、レーザ駆動回路51を動作し、レーザ駆動回
路51からのレーザ駆動信号67が切換制御回路53に入力す
る。この時、切換制御回路53はシステムコントロール部
50からの駆動信号65により、初期設定として、第1の光
ヘツド20が駆動されるように制御(切換制御回路53の各
切換部53a,53bのがONされた状態)されているため、
レーザ駆動信号67は、切換制御回路53の切換部53aを介
して信号67aとして第1の光ヘツド20へ入力される。
さらに、システムコントロール部50からは駆動信号80
が出力され、フオーカストラツキング制御回路52を駆
動し、その出力である制御信号72はレーザ駆動信号67の
場合と同等に切換制御回路53の切換部53bを介して制御
信号73として第1の光ヘツド20へ入力される。そして、
第1の光ヘツド20において、アクチユエータ等の動作に
より、周知の光学系および対物レンズ21をフオーカスお
よびトラツキング方向(図中矢印X,Y方向)に駆動し、
第1の光ヘツド20からの光ビームを光デイスク1の下側
にある単板状デイスク2の記録領域2aの所定トラツクに
微少スポツトとして照射して、情報信号の検出を可能と
している。
そして、第1の光ヘツド20により検出された記録領域
2aの情報は、検出信号69として検出信号処理回路55へ入
力され、その出力のうち、ひとつは信号71(フオーカス
トラツキング誤差信号)として、フオーカス・トラツ
キング制御回路52に入力され、光デイスク1の回転駆動
で生じる面振れ、偏心等があつても所定のトラツクに微
少スポツトを適切に照射するよう、フイードバツク制御
を行うものである。また、検出信号処理回路55からのも
うひとつの信号76は、再生信号処理回路56に入力され、
映像および音声等の出力信号77となり、TV等での映像・
音声再生が行われる。さらに、検出信号処理回路55から
のもうひとつの信号78は、アドレス情報処理回路57に入
力され、アドレス情報とともにサイド信号(サイド1/サ
イド2),デイスクフオーマツト信号(CAV/CLV)等
を、検出信号79としてシステムコントロール部50へ入力
するものである。
また、システムコントロール部50からの信号64は、第
1の駆動回路27に入力され、その出力で第1のスライダ
モータ26を駆動することにより、再生モードにおいて
も、第1の光ヘツド20から光デイスク1に照射された微
少スポツトの照射位置が、常に第1の光ヘツド20におけ
る中央部の真上の位置に来るように、第1の光ヘツド20
を保持する第1のスライダ25を、光デイスク1の半径方
向に移動させるものである。
以上の様に、再生動作モード信号60がシステムコント
ロール部50へ入力されることにより、システムコントロ
ール部50は、デイスクモータ駆動回路16を駆動して、光
デイスク駆動部10に保持された光デイスク1を所定回転
数で回転させるとともに、レーザ駆動回路51,フオーカ
ストラツキング制御回路52を駆動し、さらに切換制御
回路53を所定の状態に設定して、レーザ駆動信号67,制
御信号72を第1の光ヘツド20へ入力することにより、光
デイスク1の下側にある単板状デイスク2のサイド1の
記録領域2aを再生することが可能となる。
ところで、第1の光ヘツド20にて光デイスク1のサイ
ド1を再生する際は、前述の如く、第1の光ヘツド20の
対物レンズ21には周知のフオーカス・トラツキング制御
が施されているが、第2の光ヘツド30の対物レンズ31に
対しては特に制御は施されていないため、第2の光ヘツ
ド30の対物レンズ31はその自重により、下方(光デイス
ク1に接近する方向)へ移動し、高速回転する光デイス
ク1と接触して、光デイスク1あるいは対物レンズ31が
破損することが考えられる。
そこで、本実施例では、制御信号72が切換制御回路53
により第1の光ヘツド20へ入力されている場合には、制
御信号75によつてフオーカス動作回路54を駆動し、所定
の直流バイアス74(電流等)をフオーカス動作回路54か
ら第2の光ヘツド30に供給することにより、第2の光ヘ
ツド30の対物レンズ31を、光デイスク1と接触しない所
定の位置に保持するようにしている。
さて、以上の様にして、第1の光ヘツド20により光デ
イスク1のサイダ1を所定時間再生して、サイド1の最
終記録位置まで再生すると、第1の光ヘツド20は、光デ
イスク1の記録領域2aにあらかじめ記録されたリードア
ウト信号を検出し、サイド1の再生が終了したことをア
ドレス情報処理回路57を介してシステムコントロール部
50に伝える。そこで、システムコントロール部50は、光
デイスク1のサイド1を再生していた時の光デイスク1
の回転方向(初期設定により時計回り方向に設定されて
いた。)とは逆方向(反時計回り方向)に、光デイスク
1を回転駆動するように、制御信号61をデイスクモータ
駆動回路16に入力する。それにより、デイスクモータ駆
動回路16は光デイスク駆動部10のデイスクモータ11を制
御し、光デイスク1を反時計回り方向に所定の回転数で
回転させる。
さらに、システムコントロール部50は、駆動信号65を
出力して、切換制御回路53の各切換部53a,53bを切換制
御(各切換部53a,53bのがONされた状態)することに
より、レーザ駆動回路51からのレーザ駆動信号67は第2
の光ヘツド30へ信号67bとして入力され、また、フオー
カストラツキング制御回路52からの制御信号72は制御
信号74として第2の光ヘツド30へ入力される。なお、第
2の光ヘツド30の対物レンズ31をフオーカス方向の所定
位置に保持するために、フオーカス動作回路54から出力
されていた制御信号は、切換制御回路53の切換部53bが
切り換わることにより自動的にオフ状態となる。
次に、第2の光ヘツド30に、レーザ駆動信号67および
対物レンズ31をフオーカストラツキング方向に制御す
る制御信号74がそれぞれ入力されることになり、第2の
光ヘツド30からの光ビームは、光デイスク1の上側にあ
る単板状デイスク3のサイド2における情報を記録した
記録領域3aに微少スポツトとして適切に照射される。そ
して、第2の光ヘツド30により検出された記録領域2aの
情報は、検出信号70として検出信号処理回路55に入力さ
れ、前述した第1の光ヘツド20の時と同等に、信号71が
フオーカス・トラツキング制御回路52へ、信号76が再生
信号処理回路56を介して映像および音声等の出力信号77
としてTV等へ、それぞれ出力されると共に、信号78はア
ドレス情報所理解路57を介してアドレス情報等を含む信
号79としてシステムコントロール部50へ入力され、光デ
イスク1のサイド2の再生が可能となる。
ところで、この場合も、第1の光ヘツド20における対
物レンズ21に対しては特に制御を行つていないため、対
物レンズ21はその自重により下方に移動するが、しか
し、それは、第2の光ヘツド30における対物レンズ31の
場合と異なり、光デイスク1から離れる方向となるた
め、対物レンズ21は光デイスク1と接触することはな
い。従つて、第1の光ヘツド20に対しては、フオーカス
動作回路54による直流バイアス印加を行わなくても良
い。
以上の様に、本実施例では、最初、光デイスク1を所
定方向(時計回り方向)に回転駆動し、第1の光ヘツド
20にて光デイスク1のサイド1を再生し、サイド1の再
生終了の検出(すなわち、リードアウト信号の検出)に
より、光デイスク1を逆方向(反時計回り方向)に回転
駆動するとともに、第2の光ヘツド30にて再生するよう
切換えることで、第2の光ヘツド30により光デイスク1
のサイド2を連続して再生し、従つて、光デイスク1の
両面再生が可能となる。
次に、第4図により、第1図における主要部の動作状
態を再度説明する。
第4図は第1図における主要部の動作状態を説明する
ための説明図である。
すなわち、光デイスク再生装置100に光デイスク1を
挿入する時、フオーカス動作回路54は、第4図(d)に
示す様に、制御信号74として、第2の光ヘツド30に対
し、対物レンズ31を所定位置に保持するよう微少な直流
バイアスを印加する。
なお、この直流バイアスのレベルは、現状の光ヘツド
におけるアクチユエータの構成(例えば、駆動コイルに
駆動電流を流し、対物レンズを磁気的に駆動する構成な
ど)では、駆動電圧0.4V,駆動電流約30mA程度で、約4mm
程対物レンズを上昇させることができ、光デイスク1と
の接触を十分に防止できる。また消費電力も約12mWと微
少であり、長時間通電していても問題となることはな
い。また、この第2の光ヘツド30に対する直流バイアス
の印加開始は、前述の如き光デイスク1の挿入時以外で
も良く、光ディスク再生装置100の電源ON時であつて
も、或いは、プレイ動作開始時などの各種動作開始時
(光デイスク1が回転していなければ、接触していても
特に問題はない。)であつても、構わない。
こうして光デイスク再生装置100の所定位置に光デイ
スク1が装着されると、次に、再生動作モード信号60に
よる指令により、第4図(a)に示す如く、駆動信号62
は、光デイスク駆動部10が所定方向(時計回り方向)へ
光デイスク1を回転駆動するようにON状態となり、その
結果、第4図(b)で示す様に、回転数検出部12からデ
イスクモータ駆動回路16へ入力される回転数検出信号63
も同様にON状態となる。そして、第1の光ヘツド20に入
力される制御信号73がON状態となり、光デイスク1のサ
イド1を再生する。この時、第2の光ヘツド30は、制御
信号74として、微少な直流バイアスを印加されている状
態にある。
次に、光デイスク1のサイド1における情報の再生が
終了すると、光デイスク駆動部10への駆動信号62は逆側
にON状態となり、デイスクモータ駆動回路16へ入力され
る回転数検出信号63も、逆回転状態に制御される。そし
て、第1の光ヘツド20に入力される制御信号73はOFF状
態となり、第2の光ヘツド30に入力される制御信号74が
ON状態となり、光デイスク1のサイド2を再生すること
ができる。
さらに、光デイスク1のサイド2の再生を終了する
と、光デイスク1は排出動作により排出され、そして、
その光デイスク1の排出動作終了により、第2の光ヘツ
ド30に対する直流バイアス印加もOFF状態となる。な
お、前述したと同様に、第2の光ヘツド30に対する直流
バイアス印加停止は、光デイスク1の排出時以外にも、
光デイスク再生装置100の電源切断時、あるいは光デイ
スク1の回転停止時等であつても構わない。
ところで、これまでの説明では、光デイスク再生装置
100に光デイスク1を装着した時、光デイスク1のサイ
ド1が下面になるものとして説明を行なつたが、光デイ
スク1のサイド2が下面になるように装着しても、光デ
イスク1のサイド1からサイド2への連続再生は可能で
ある。
第5図よりその場合の動作を説明する。
第5図は、第4図と異なる場合の動作状態を説明する
ための説明図である。
光デイスク再生装置鵜100に光デイスク1が任意の状
態で(すなわち、光デイスク1の任意のサイド面を下面
として)装着された場合(但し、光デイスク1のサイド
1が下面となる場合は、前述した説明により明らかであ
るため、ここでは光デイスク1のサイド2が下面となつ
た状態として説明する。)でも、初期設定状態として
は、これまでと同様に、デイスクモータ11が時計回り方
向に回転するように、第5図(a)に示す如く、デイス
ク駆動部10への駆動信号62はON状態とし、その結果、デ
イスクモータ駆動回路16への検出信号63は第5図(b)
に示す様に、時計回り方向の状態となる。そして、さら
に、初期設定状態として、第1の光ヘツド20への制御信
号73をON状態とすることにより、第1の光ヘツド20によ
つて光デイスク1の下側の面を再生し、それにより光デ
イスク1のサイド面検出を行なう。その結果、光デイス
ク1の下側面がサイド2であると判断することができ、
光デイスク1のサイド1は光デイスク1の上側であるこ
とがわかる。
そこで、システムコントロール部50は、デイスクモー
タ駆動回路16から出力される駆動信号62を第5図(a)
に示す様に、逆のON状態とし、光デイスク駆動部10が逆
回転(反時計回り方向)駆動を行うように制御する。し
たがつて、デイスクモータ駆動回路16に入力される回転
数検出信号63は反時計回り方向の状態となり、さらに第
2の光ヘツド30への制御信号74をON状態とすることで、
光デイスク1の上側にあるサイド1を再生することが可
能となる。
そして、第2の光ヘツド30により、光デイスク1のサ
イド1の再生を終了した時に、光デイスク駆動部10が光
デイスク1を時計回り方向に駆動するように駆動信号62
を切換える。それにより、デイスクモータ駆動路16に入
力される回転数検出信号63は時計回り方向の状態とな
り、さらに第1の光ヘツド20への制御信号73をON状態と
することで、光デイスク1のサイド2を再生することが
可能となる。
すなわち、光デイスク1を任意の状態で(光デイスク
1の任意のサイド面を下面として)装着したとしても、
初期設定動作によつて、先ず、光デイスク1の下面がい
ずれのサイド面であるかを検出し、その検出結果に基づ
いて光デイスク1のサイド1が最初に再生されるように
光デイスク1および各光ヘツド20,30を制御するもので
ある。
なお、初期設定動作としては、前述したように光デイ
スク1を時計回り方向で回転駆動し、第1の光ヘツド20
で検出するようにしても、また、逆に、光デイスク1を
反時計回り方向に回転駆動し、第2の光ヘツド30で検出
するようにしても、どちらでも問題はない。
なお、本実施例では、光デイスク1の再生順序とし
て、初めにサイド1を再生し、その後サイド2を再生す
る両面再生方式として説明したが、例えば、サイド2を
最初に再生したい時などは、使用者が希望するサイド面
(この場合、サイド2)を所定の操作釦で指定して、シ
ステムコントロール部50が所定の制御動作を行うことに
より、最初にサイド2から再生することも当然可能であ
る。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、装置内に装着さ
れた光デイスクの両面の各々の近傍に、それぞれ独立に
第1の光ヘツドと第2の光ヘツドとを配するので、例え
ば、前記光デイスクのサイド1は第1の光ヘツドにて、
サイド2は第2の光ヘツドにて、それぞれ再生すること
により、前記光デイスクを装着したままで、該光デイス
クの両面を再生することができる。したがつて、従来の
ように、装着した光デイスクを一旦取り出し、反転した
後、再度、装着するというような繁雑な動作を行う必要
がない。
また、前記光ディスクが前記光ディスク駆動部により
略水平に保持されているので、前記第1及び第2の光ヘ
ッドのうち、前記光ディスクの下面の近傍に配される光
ヘッドにて情報信号を再生する際は、該光ディスクの上
面の近傍に配される光ヘッドにおいて、該光ヘッド内の
対物レンズはフォーカスアクチュエータによって駆動さ
れていないので、該対物レンズはその自重により下降し
て、前記光ディスクとの接触により破損する恐れがある
が、本発明では、前記光ヘッドのフォーカスアクチュエ
ータに直流バイアスを印加して、該対物レンズを所定の
位置に保持することにより、該対物レンズと前記光ディ
スクとの接触を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図、第2図は
第1図の光ディスクにおける任意の信号トラツクの断面
を示す断面図、第3図は同じく第1図の光デイスクにお
ける上下面の信号トラツクの形態を示す説明図、第4図
及び第5図はそれぞれ第1図における主要部の動作状態
を説明するための説明図、である。 符号の説明 1……光デイスク、2,3……単板状デイスク、10……光
デイスク駆動部、20……第1の光ヘツド、30……第2の
光ヘツド、50……システムコントロール部、53……切換
制御回路、54……フオーカス動作回路、100……光デイ
スク再生装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報信号がその両面に記録されている光デ
    ィスクと、該光ディスクを装着保持する保持手段と、前
    記光ディスクを前記保持手段により略水平に保持した際
    の、該光ディスクの下面を再生するための第1の光ヘッ
    ド及び該光ディスクの上面を再生するための第2の光ヘ
    ッドと、 前記保持手段により略水平に保持された前記光ディスク
    を、それが前記第1の光ヘッドにより再生されるときは
    第1の回転方向へ、前記第2の光ヘッドにより再生され
    るときは前記第1の回転方向とは逆の第2の回転方向
    へ、所定の回転数で回転駆動するための光ディスク駆動
    手段と、 前記第1の光ヘッドを動作させるか、前記第2の光ヘッ
    ドを動作させるか、を切り換える切換手段と、 前記第1の光ヘッドと第2の光ヘッドの何れか一方の光
    ヘッドによる、前記光ディスクの上下面のうちの或る一
    面の再生が終了したら、そのことを検出して、当該光デ
    ィスクを前記保持手段に装着したまま、他方の光ヘッド
    による、前記光ディスクの上下面のうちの他方の面の再
    生が開始されるよう、前記切換手段における切り換え、
    及び前記光ディスク駆動手段による回転駆動方向、を制
    御する制御手段と、 前記光ディスクの上面を再生するための前記第2の光ヘ
    ッドの対物レンズを、フォーカス方向に駆動するアクチ
    ュエータ手段と、 前記切換手段における切り換えにより、再生駆動される
    ヘッドが前記第2の光ヘッドから第1の光ヘッドに切り
    換えられた際は、該第2の光ヘッドの対物レンズが前記
    光ディスクに当接しない位置に該対物レンズを保持する
    よう、前記アクチュエータ手段に直流バイアスを印加す
    る直流バイアス印加手段と、 を少なくとも具備して成ることを特徴とする光ディスク
    再生装置。
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