JP2604131B2 - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP2604131B2
JP2604131B2 JP8907596A JP8907596A JP2604131B2 JP 2604131 B2 JP2604131 B2 JP 2604131B2 JP 8907596 A JP8907596 A JP 8907596A JP 8907596 A JP8907596 A JP 8907596A JP 2604131 B2 JP2604131 B2 JP 2604131B2
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JP
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disk
cassette
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floppy disk
hole
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JP8907596A
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透 岡田
勇二 横田
尊行 帆足
朗 長部
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Canon Electronics Inc
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Canon Electronics Inc
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスク装置に係
り、さらに詳しくはディスクの密度情報を装置側で自動
的に検出することができるように構成したディスク装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高トラック密度を有するフロッピーディ
スクにおいては容量アップのためにトラック密度TPI(Tr
ack Per Inch)を2倍,4倍と上げて高容量化を行なっ
ている。しかし、フロッピーディスクカセットはその外
観上はほぼ同一の形状であり、このような状態の下で2
倍あるいは4倍と数種類のトラック密度のものが存在す
るため、外観上からは区分けすることはできず、トラッ
ク密度がフロッピーディスク側のリード及びライトモー
ドと一致していないと装置側では処理できない。また、
どのようなトラック密度のフロッピーディスクが装着さ
れているのかを装置側では判定することができないとい
う欠点があった。
【0003】そこで例えば、フロッピーディスクカセッ
トの側面にトラック密度の表示を筆記具などに記入した
りしてオペレータが目で見ることによりトラック密度を
判別することなどの方法が採用されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法の弱点は、読み取りミスが生じることと、トラ
ック密度を変えた場合にさらに書き替えを行なわなけれ
ばならず、カセットが汚れるばかりでなく読み取りミス
の発生がさらに増大することである。
【0005】これらの課題の他に、フロッピーディスク
カセットを装置側に装着しただけでは装置側がこれを自
動的に判別し装着されたフロッピーディスクのトラック
密度と一致したリード及びライトモードになれないとい
う課題がある。
【0006】本発明は、以上のような従来の課題を解決
するためになされたもので、ディスクカセットを装置に
装着しただけでディスクがどのような密度情報に従って
使用されるのかを自動的に検出することができるように
構成したディスク装置を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明によれば、カセットハーフを固着して筺体を
形成し、この筺体にディスク状記録媒体を収納したディ
スクカセットであって、前記ディスクカセットに、前記
記録媒体の密度情報を判断するための透孔が形成され、
前記透孔は、ディスク状記録媒体の最外周の外側で、前
記カセットハーフの固着点近傍に形成され、かつ、前記
密度情報の違いに応じてその形成される位置が異なって
いるディスクカセットを使用するディスク装置であっ
て、前記異なった位置に形成された透孔に対応して設け
られた密度情報判定手段によって、前記ディスク装置に
装着されたディスクカセットの密度情報を判定する構成
を採用した。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施形態に基づ
いて、本発明の詳細を説明する。
【0009】図1(A),(B)は、本発明の一実施形
態を説明するためのもので、使用されるフロッピーディ
スクカセット1のそれぞれ異なった面、すなわちA面と
B面を示している。フロッピーディスクカセット1は、
例えば合成樹脂などから形成された上下のカセットハー
フ1a,1bをねじ1cなどにより一体化して形成され
ており、内部には磁気ディスク2が収容されている。
【0010】上下のカセットハーフ1a,1bの中央部
には磁気ディスク2の中心孔2aよりひと回り大きな開
口部1dが形成されており、これをはさんでインデック
ス検出孔1e,1eが形成されている。また、フロッピ
ーディスクカセット1の装着方向前端側には装置側の磁
気ヘッドが嵌入するヘッドウィンド1fが形成されてい
る。そして、フロッピーディスクカセット1の装置への
装着方向手前には表示部1gが形成されており、ここに
は一方の面であるA面、他方の面であるB面を表示する
ラベルが貼着されている。以下、A面とB面でトラック
密度が異る場合について説明する。本実施形態にあって
は、フロッピーディスクカセット1の装着方向の一隅を
利用して、トラック密度を相手側に判別させる手段の一
例として示す透孔3a,3bが形成されている。
【0011】透孔3aは図1(A)に示すように、カセ
ットの装着方向前端側で、かつこれに近い側縁から距離
W1だけ離れた位置にある。この透孔3aがA面側のト
ラック密度を表示していることになる。
【0012】また、図1(B)からも明らかなように、
透孔3bはカセットの装着方向前端側に形成されている
が、その側縁からの距離W2は、前記W1とは異なり、例
えばW1>W2となるように配置されている。すなわち、
透孔3bはB面側のトラック密度を示していることにな
る。このようにして、フロッピーディスクカセット1の
表裏の異なった位置に透孔3a,3bを形成することに
より、トラック密度を装置側にわからせることができる
と共に、ディスクのいずれの面が使用されているかをも
判定することができる。
【0013】このようなフロッピーディスクカセット1
を使用するフロッピーディスク装置側においては、トラ
ック密度の判定手段として、フロッピーディスク装置に
装着されたフロッピーディスクカセット1に形成された
透孔3a,3bに対応した位置に、例えばフォトセンサ
などの光学的判定手段やマイクロスイッチなどの機械的
判定手段を設ける。そして、この判定手段によって、フ
ロッピーディスク装置に装着されたフロッピーディスク
カセット1に形成された透孔3a,3bを検出すること
により、どのようなトラック密度のフロッピーディスク
カセットが装置に装着されたかを判定する。そして、フ
ロッピーディスク装置を判定されたトラック密度に一致
したモードに切り替える。
【0014】また、透孔3a,3bの位置は、上述した
実施形態にあっては側縁からの距離W1,W2を異ならせ
たものとして例示したが、必ずしもこれに限定されるこ
となく、前端縁からの距離を異ならせたりしてもよく、
要は異なった位置に形成されていれば良いわけである。
【0015】以上の説明から明らかなように、本実施形
態によれば、装置側に透孔により磁気ディスクの密度情
報を判断するための検出手段を設けるため、この検出手
段として例えば透過型のフォトセンサを設けておけば、
自動的に前記密度情報を検出し、その結果に基づいて装
置のモードを前記密度情報に応じたモードに切り替えて
リード及びライト処理を完全に自動化することができ
る。また簡単な方法により確実に記録媒体の密度情報の
違いを判別することができる。さらに上下のカセットハ
ーフにそれぞれ形成した透孔を正確に合致させてカセッ
トハーフを固着できるので、上記フォトセンサにより透
孔を介し密度情報の検出を行なう場合、フォトセンサの
発光部からの投光を正確に効率よく通過させて検出を確
実に行なえるなど優れた効果が得られる。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明の構成によれば、ディスクカセットを装置に装着した
だけで、ディスクがどのような密度情報に従って使用さ
れるのかを自動的に検出することができる。
【0017】また、装置を密度情報に一致したモードに
設定するようにすれば、リード及びライト処理を完全に
自動化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の装置に使用されるフロッ
ピーディスクカセットの表裏の斜視図である。
【符号の説明】
1 フロッピーディスクカセット 1a,1b カセットハーフ 3a,3b 透孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長部 朗 埼玉県秩父市大字下影森1248番地 キヤ ノン電子株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−212672(JP,A) 実開 昭51−101912(JP,U) 実開 昭51−123007(JP,U) 実開 昭54−8426(JP,U) 実開 昭55−90088(JP,U) 実開 昭51−28717(JP,U) 実開 昭50−69508(JP,U) 米国特許3416150(US,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセットハーフを固着して筺体を形成
    し、この筺体にディスク状記録媒体を収納したディスク
    カセットであって、前記ディスクカセットに、前記記録
    媒体の密度情報を判断するための透孔が形成され、前記
    透孔は、ディスク状記録媒体の最外周の外側で、前記カ
    セットハーフの固着点近傍に形成され、かつ、前記密度
    情報の違いに応じてその形成される位置が異なっている
    ディスクカセットを使用するディスク装置であって、 前記異なった位置に形成された透孔に対応して設けられ
    た密度情報判定手段によって、前記ディスク装置に装着
    されたディスクカセットの密度情報を判定することを特
    徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記ディスク装置に装着されたディスク
    カセットの密度情報を判定し、装置をこの判定された密
    度情報に一致したモードに設定することを特徴とする請
    求項1に記載のディスク装置。
JP8907596A 1996-04-11 1996-04-11 ディスク装置 Expired - Lifetime JP2604131B2 (ja)

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JPH08255457A JPH08255457A (ja) 1996-10-01
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