JPH05325488A - ディジタルテープカセット及びディジタルデータ記録装置 - Google Patents

ディジタルテープカセット及びディジタルデータ記録装置

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JPH05325488A
JPH05325488A JP4158848A JP15884892A JPH05325488A JP H05325488 A JPH05325488 A JP H05325488A JP 4158848 A JP4158848 A JP 4158848A JP 15884892 A JP15884892 A JP 15884892A JP H05325488 A JPH05325488 A JP H05325488A
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JP
Japan
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cassette
digital data
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digital
recording
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Application number
JP4158848A
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English (en)
Inventor
Kenichi Horikawa
憲一 堀川
Hidenori Nonoyama
秀紀 野々山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディジタルデータストレージ(DDS)専用
カセットと他のディジタルテープカセットとを識別して
粗悪なディジタルテープカセットの使用を禁止すること
を目的とする。 【構成】 DDS専用カセットをDDSドライバに装着
した場合、DDS専用カセットの背面に設けた窓口15
を覆うスライド操作可能なスライドピース16に認識用
ホール16bを設ける。認識用ホール16bに認識用セ
ンサ部17の検知レバー17aの先端部を挿入してプッ
シュスイッチ17bをオフにする。また、DATカセッ
トとの誤検出を防ぐため、予め設けている誤消去防止孔
検出センサ(図示せず)を用いている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルテープカセ
ットの規格を満足するディジタルテープカセットと上記
ディジタルテープカセットに使用するテープにディジタ
ルデータの記録を行うディジタルデータ記録装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近、コンピュータは高速処理が可能に
なってきたことを受けて高精細度を有する画像処理等の
大量データを扱うことが多くなってきている。このた
め、コンピュータに使用する記憶装置は、この大量のデ
ータが扱えるようにするため大容量化が図られてきてい
る。
【0003】ここで、記憶装置の効率的な使用を行うた
めに有用な使用頻度の高いデータは記憶装置に格納して
おき、一方、使用頻度の低いデータは記憶装置から除い
ておく必要が生じる。この必要性から記憶している使用
頻度の低いデータは例えば記憶装置から記憶装置の外部
に設けたデータのバックアップ用ストレージに転送させ
る方法が採られている。バックアップ用ストレージとし
ては大量のデータが扱え、安価な記録媒体が望まれてい
る。この要望に答えるためディジタルデータを記録する
記録媒体としてディジタルデータ記録専用カセットを用
いるディジタルデータ記録専用システムが開発されてい
る。
【0004】ディジタルデータ記録専用カセットは、カ
セットハーフの物理的な形状及び使用するフォーマット
で一般に販売されている、いわゆるオーディオ用のディ
ジタルオーディオテープ(以下DATという)カセット
と同じ設定にして販売している。また、このディジタル
データ記録専用カセットは、バックアップ用のデータを
格納しておくという要求から確実なデータの記録及び大
量のデータの中から高速に所望のファイル検索を行う等
の使用目的や環境等に対処できる構成及びテープ特性に
しておかなければならない。このため、ディジタルデー
タ記録専用カセットは、小型で信頼性の高い構造とユー
ザの使い勝手を重視して設計されている。特に、ディジ
タルデータ記録専用カセットは、オーディオ用のテープ
(DAT)カセットよりもテープ自体の特性や耐久性を
上げた製品にして販売している。そこで、ディジタルデ
ータ記録専用カセットは、オーディオ用のDATカセッ
トと区別するためディジタルデータ記録専用カセットの
ロゴマークを識別用として付けて売っている。
【0005】ここで、ディジタルデータ記録専用カセッ
トの形状について図10に示す外観斜視図を参照しなが
ら簡単に説明する。図10はディジタルデータ記録専用
カセットを裏返して下面側が臨むように配した際の外観
斜視図である。ディジタルデータ記録専用カセットの下
面を覆うスライダ70は、内蔵するハブホール71、テ
ープ及び各種のガイド類の収納部を完全に覆っている。
スライダ70は下面側を覆うことによりゴミや埃等の侵
入を防止し、完全に重要な各部を覆うことで、誤ってテ
ープに接触したり、各部の破壊を防止している。
【0006】このディジタルデータ記録専用カセットの
後部に第1及び第2の位置決め用基準穴72、73があ
る。さらに、各第1及び第2の位置決め用基準ホール7
2、73の側方にそれぞれ第1〜第4の識別用ホール7
4〜77及び誤消去検出用ホール78が形成されてい
る。ディジタルデータ記録再生装置は、この4つの識別
用ホールの中で第1〜第3の識別用ホール74、75、
76の開閉状態からテープの種類及びテープの厚みを検
出している。第1〜第3の識別用ホール74、75、7
6の開閉の組合せは予め使用目的に応じて表1に示すよ
うに規定している。ここで、表1に示す“1”はホール
に穴が開いている状態を示し、“0”はホールが閉じて
いる状態を示している。
【0007】
【表1】
【0008】また、第4の識別用ホール77は、ホール
の状態によってプリレコーディングされているテープ
(“1”:ホールの開状態)とブランクテープ
(“0”:ホールの閉状態)とを識別している。これら
第1〜第3の識別用ホールの組合せの中には表1の記号
(×)で示すように未規定の組合せも残している。この
未規定の組合せは将来の必要とする規定のために残して
いる。
【0009】誤消去検出用ホール78は、図10に示す
ディジタルデータ記録専用カセットの下面側の位置決め
用基準ホール73と第4の識別用ホール77の間に設け
ている。また、ディジタルデータ記録専用カセットは、
図10及び図11に示すディジタルデータ記録専用カセ
ットの後部背面79側のこの誤消去検出用ホール78の
貫通孔の位置と略々同位置に窓口80を設け、図11に
示すスライドピース81をカセット本体内に備えてい
る。該スライドピース81はディジタルデータ記録専用
カセットの外から操作片81aをスライド操作して上記
窓口80の開閉状態を切り換えている。このスライドピ
ース81は、このスライド操作により繰り返し使用でき
る機構を採用すると共に、誤消去検出用ホール78の開
閉操作も同時に行うような機構構成にしている。
【0010】図11(a)は、スライドピース81が閉
じた状態を示している。このとき、スライドピース81
のスライド操作による窓口80の閉塞状態に連動して図
11(b)に示す誤消去検出用ホール78も閉塞状態に
なっている。この誤消去検出用ホール78の閉塞状態は
規定によりディジタルデータ記録再生装置に対して記録
可能の状態にあることを示している。
【0011】また、図11(c)は、図11(a)に示
すスライドピース81の操作片81aを矢印D方向にス
ライド操作させて窓口80を開口状態にしたことを示し
ている。スライドピース81の動作に連動して図11
(d)に示す誤消去検出用ホール78も開口状態にな
り、規定によりディジタルデータ記録再生装置に対して
記録不可の状態を示すことになる。
【0012】このように操作片81aのスライド操作に
よってスライドピース81が閉塞、あるいは開口状態に
し、これらの開閉状態に連動して誤消去検出用ホール7
8の開閉を設定することにより、ディジタルデータ記録
専用カセットへの記録が可能か否かを判別を繰り返し何
度でもユーザの要求に応じて設定することができるよう
構成している。
【0013】この他にもスライダ70は左右2箇所にス
ライダロック82、83を設けている。2箇所のスライ
ダロック82、83を設けることにより、ロックの信頼
性を高めると共に、片手ではスライダ70が開かないよ
うにしている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うに従来のディジタルデータ記録専用カセットはオーデ
ィオ用のDATカセットと同一のカセットハーフになっ
ている。また、ユーザには経済的な面等から少しでも諸
経費を安価に済ませたいという要求がある。そこで、ユ
ーザは上述した要求を満足させるため、コンピュータの
データを他の記憶媒体にストレージする際に、コンピュ
ータ用のディジタルデータ記録専用カセットより安く入
手できるオーディオ用のDATカセットを記録媒体とし
て代用する場合がある。
【0015】ところが、安価な記録媒体の市場供給を優
先するあまりオーディオ用のDATカセットの中にDA
Tカセットの規格を守っていない粗悪なカセットが市場
に出回ってきつつある。ユーザの中にはデータの正確な
記録再生を行うという安全性の面よりも上述したように
経済性の面を優先してこの粗悪なカセットを使用する者
がいる。
【0016】この粗悪なカセットの使用によってディジ
タルデータ記録再生装置にディジタルデータの書込みや
読出しができなくなる等のトラブルが発生する。このト
ラブルは、データを単に失うだけでなく、同時に例えば
ヘッドに傷を付ける等のディジタルデータ記録再生装置
本体に対しても悪影響をもたらしてしまう場合がある。
このようなトラブルが発生した後、ディジタルデータ記
録再生装置は、ユーザが安全性を考慮して正規のディジ
タルデータ記録専用を示すロゴマーク付きのディジタル
データ記録専用カセットを用いても本体のヘッド等に発
生した異常を改善することができないといったトラブル
がよく発生する。
【0017】このためディジタルデータ記録再生装置
は、装置異常としてディジタルデータ記録専用カセット
を駆動する駆動装置を搭載したコンピュータメーカに持
ち込まれる。コンピュータメーカにとってもこの種のト
ラブルはこのトラブルのその責任の所在がユーザ側にあ
るのかコンピュータメーカ自身かの判断もつき難いこと
がある。ディジタルデータ記録再生装置のトラブルの原
因の一つとして粗悪なDATカセットの使用が原因であ
ることが判ってきた。しかしながら、この原因によるト
ラブルを回避するために規格が守られたカセットを使用
するようにコンピュータメーカ側がユーザをいかに教育
してもトラブルを生じる可能性は残されることになる。
このためディジタルデータ記録専用のカセットであるこ
とを認識できるテープカセットとディジタルデータ記録
専用のカセットしか受け付けないディジタルデータ記録
装置が業界内で強く望まれている。
【0018】そこで、本発明は、このような実情に鑑み
てなされたものであり、比較的容易な変更でディジタル
データ記録専用のカセットであることが認識できるテー
プカセットとこのディジタルデータ記録専用のカセット
しか受け付けないディジタルデータ記録装置の提供を目
的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明に係るディジタル
テープカセットは、ディジタルテープカセットに設けた
誤消去防止用の表示部材をディジタルデータ記録専用カ
セットであることを識別するための識別部材とすること
により、上述の課題を解決する。
【0020】上記表示部材に上記識別用の孔を開けて上
記識別部材とすることにより、上述の課題を解決する。
【0021】上記表示部材を着磁させた部材で構成して
上記識別部材とすることにより、上述の課題を解決す
る。
【0022】上記表示部材を金属、あるいは金属を含有
する部材で構成して上記識別部材とすることにより、上
述の課題を解決する。
【0023】上記表示部材を光学的に反射率の高い部材
で構成して上記識別部材とすることにより、上述の課題
を解決する。
【0024】装着されたディジタルテープカセットの誤
消去防止用の表示部材がディジタルデータ記録専用カセ
ットであることを識別するための識別部材であるか否か
を検出する識別部材検出手段と、この識別部材検出手段
からの出力に応じて記録動作を制御する制御手段とを有
してなることにより、上述の課題を解決する。
【0025】
【作用】本発明のディジタルテープカセットは、ディジ
タルテープカセットに設けている誤消去防止用の表示部
材を例えば表示部材に識別用の孔を開けたり、表示部材
を着磁部材で、金属、あるいは金属を含有させた部材
で、あるいは光学的に反射率の高い部材で構成する。
【0026】ディジタルデータ記録装置は、これらのい
ずれかの構成を用いた上記識別用の識別部材でディジタ
ルテープカセットの誤消去防止用の表示部材を構成する
と共に、識別部材検出手段で装着したディジタルテープ
カセットがディジタルデータ記録専用カセットであるこ
とを識別し、制御手段で上記識別部材検出手段からの出
力に応じて記録動作を制御することにより、装着した上
記ディジタルテープカセットがディジタルデータ記録専
用カセットであるか否か、かつディジタルデータ記録の
禁止/許可のいずれの状態にあるかを識別して記録動
作、すなわちディジタルデータ記録の禁止/許可を制御
する。
【0027】
【実施例】以下、本発明に係るディジタルテープカセッ
トの実施例及びディジタルデータ記録装置の一実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。ここで、本発明
を適用した一例としてディジタルテープカセットは、デ
ィジタルデータ記録専用カセットを用いて記録再生を行
うディジタルデータ記録装置であるディジタルデータ記
録専用ドライバについて説明する。
【0028】図1に示すディジタルテープカセットの要
部外観斜視図はディジタルデータ記録専用カセット10
を下面側から見た下面及び背面側を示している。このデ
ィジタルデータ記録専用カセット10の図1に示す下面
11には 誤消去検出用ホール12と識別用として設け
た4つの識別用ホールの中の第4の識別用ホール13を
示している。また、ディジタルデータ記録専用カセット
は、後部背面14にこの誤消去検出用ホールの貫通孔1
2と略々同位置に窓口15を設け、誤消去防止用の表示
部材であるスライドピース16を設けている。スライド
ピース16は操作片16aによってスライド操作が容易
にできる。また、ディジタルデータ記録専用カセット1
0はスライド操作した際に開口状態、閉塞状態をロック
及び解除する機構をカセット本体内に備えている。
【0029】なお、内部の機構構成は、従来の機構構成
と同じにしている本件の主旨と異なっていることから説
明を省略する。
【0030】図1のスライドピース16は、窓口15の
閉塞状態を示している。スライドピース16は、スライ
ド操作に応じて窓口15の状態を繰り返し何度も閉塞と
開口状態を設定可能な機構にしている。
【0031】従来からこの窓口15が閉塞状態にあると
き、ディジタルデータ記録専用カセット10は記録可能
状態にあるものとして扱っている。一方、窓口15が開
口状態にあれば、このディジタルテープカセットは記録
不可状態になっているものと規定して扱っている。しか
しながら、これまでディジタルデータ記録専用のカセッ
トとオーディオ用のディジタルオーディオテープ(以下
DATという)との区別をつけることができなかった。
このため、DATをコンピュータに使用するディジタル
データ記録専用カセットの代わりに用いても両者の規格
が同じであるから安価なDATカセットを使用するユー
ザがいた。安価なDATカセットの中には規格を守らな
い粗悪なものがあり、トラブルの原因になっている。こ
のため、DATカセットとディジタルデータ記録専用カ
セットとを区別して認識する手段が必要になっている。
【0032】そこで、本発明のディジタルテープカセッ
トにおける第1の実施例は、図1に示すようにディジタ
ルデータ記録専用カセット10において上記スライドピ
ース16の一部に認識用ホール16bを設けている。こ
の認識用ホール16bは、窓口15の大きさを後述する
プッシュスイッチ17bをディジタルデータ記録専用カ
セット10の装着時に押圧しないように検出レバーの先
端部17dを検出孔16bに埋没させる必要がある。こ
のようにスライドピース16の構成にすることにより、
ディジタルデータ記録専用カセット10は後述するディ
ジタルデータ記録専用ドライバで記録する際にこの認識
用ホール16bの有無でDATカセットとの区別を行う
ことができるようになる。
【0033】ここで、前述した第1〜第3の識別用ホー
ルの組合せで識別させる方法もあるが、この識別用ホー
ルの組合せは将来のために残しておきたいという要求か
ら新たな認識用ホールを設定している。
【0034】次に、ディジタルデータ記録専用カセット
の検出方法について図2に示す模式図を参照しながら説
明する。この図2はディジタルデータ記録専用カセット
10をディジタルデータ記録専用ドライバに装着した状
態を簡略化して示している。ディジタルデータ記録専用
ドライバはディジタルデータ記録専用カセットのスライ
ドピース16に設けた認識用ホール16bを認識用セン
サ部17で検出する。この認識用センサ部17は検知レ
バー17a、プッシュスイッチ17b及び引張りバネ1
7cで構成している。
【0035】引張りバネの一端17e側は筐体に固定し
ておく。装着解除時にこの引張りバネ17c自体は引張
りバネ17cの復元力によって戻し、回動軸17gを中
心に回動する。また、引張りバネの他端は検知レバー1
7aのアーム接続部17fに固定する。この検知レバー
17aの先端部17dはディジタルデータ記録専用カセ
ットが装着された場合、認識用ホール16b内に挿入さ
れるようになっている。
【0036】ディジタルデータ記録専用カセット10の
装着時に検知レバー17aは回動軸17gを中心に矢印
A方向に回動する。このとき、スライドピース16に設
けた認識用ホール16bに検知レバーの先端部17gが
挿入されてディジタルデータ記録専用カセット10の装
着によって押されることによる検知レバー17aの回動
量を抑える。このため、プッシュスイッチ17bが押圧
されずオフ状態のままになる。
【0037】これに対してDATカセットが記録状態に
設定して装着した場合、認識用ホール16bを設けてい
ないため検知レバー17aの回動量が大きくなる。この
ため、プッシュスイッチ17bが検知レバー17aで押
圧されてオン状態になる。このとき、認識用センサ部1
7は、例えばディジタルデータ記録専用カセットでない
としてDATカセットをディジタルデータ記録専用ドラ
イバから排出するように設定する。このようにしてディ
ジタルデータ記録専用カセットとDATカセットとを区
別することができる。
【0038】また、該スライドピース16はディジタル
データ記録専用カセットの外から操作片16aを矢印B
方向にスライド操作して上記窓口15の開閉状態を切り
換える。この操作片16aのスライド操作は窓口15を
開口状態にしてディジタルデータ記録専用カセット10
を記録不可の状態に設定する。
【0039】なお、このときスライドピース16による
窓口15の開口状態により、DATカセットを装着して
もディジタルデータ記録専用カセットと誤って識別する
虞れがあるが、DATカセットをディジタルデータ記録
専用ドライバに装着しても実際の記録する際に誤消去検
出用ホール12の開閉状態で記録可能の状態か否かの判
別することにより、ディジタルデータ記録専用カセット
以外のディジタルテープカセットの使用を禁止すること
ができる。なぜなら、誤消去検出用ホール12は誤消去
検出用の表示部材であるスライドピース16のスライド
操作に連動して誤消去検出用ホール12の閉塞状態と開
口状態を変化させているからである。
【0040】次に、本発明のディジタルテープカセット
における第2の実施例について図3を参照しながら説明
する。ここで、共通する部分に同じ参照番号を付し説明
を省略する。図3に示すディジタルテープカセットの内
部構成は、従来と全く同じ機構の構成になっている。誤
消去検出用ホール12の開閉状態は操作片16aのスラ
イド操作で切り換えている。この操作片16aとスライ
ドピース16は一体的に形成している。ここで、ディジ
タルデータ記録専用カセットとDATカセットの区別を
つけるため、この第2の実施例では、ディジタルデータ
記録専用カセットの誤消去検出用の表示部材であるスラ
イドピース16を着磁させた部材で構成する。この着磁
部材は、予め着磁方向や磁束密度を規定しておく。
【0041】ディジタルデータ記録専用カセット10を
ディジタルデータ記録専用ドライバに装着したときのデ
ィジタルデータ記録専用カセット10及び認識用センサ
部17の配置を説明する側面図を図4に示す。装着時、
磁気センサの一つである認識用センサ部17のホール素
子18はディジタルデータ記録専用ドライバ内のカセッ
トに設けているスライドピース16と対向する位置に基
板18aにマウントしてディジタルデータ記録専用ドラ
イバ内部の筐体に配設する。
【0042】この配設によって、スライドピース16が
窓口15を閉塞状態にロックしているとき、着磁したス
ライドピース16の磁界とホール素子18に流す電流に
よって起電力がホール素子18に発生する。また、窓口
15の開口状態でホール素子18に電流を流しても起電
力は発生しない。ディジタルデータ記録専用ドライバは
この起電力の有無を検出することにより、ディジタルデ
ータ記録専用カセットの装着か否かを判別する。
【0043】ディジタルテープカセットにおける第3の
実施例では図3に示したディジタルデータ記録専用カセ
ット10の表示部材であるスライドピース16を着磁部
材でなく、上記金属、あるいは金属を含有する部材で構
成する。
【0044】この場合のスライダピース16は例えば金
属のダイキャスト部品、金属粉を含んだプラスチック、
金属メッキしたプラスチック、金属を含んだ塗料で印刷
や塗装が施されたプラスチック及び金属シールが貼着さ
れたプラスチック等で構成する。この部材を用いた場
合、金属センサ19は図4に示したホール素子18の位
置に配する。この金属センサ19はスライドピース16
の開閉状態に応じて変化する静電容量の変化を検出する
センサである。ディジタルデータ記録専用ドライバはこ
の静電容量の変化を検出することによりディジタルデー
タ記録専用カセットの装着か否かを判別する。
【0045】この第3の実施例のディジタルテープカセ
ットで静電容量の変化を検出するび識別用センサの原理
を図5に示すブロック回路図を参照しながら説明する。
識別用センサである金属センサ19は、スライドピース
16と対向する位置に電極19a、19bを配する。電
極19bは接地させておく。もう一方の電極19aは抵
抗Rを介して発振器19cの端子20に接続させてい
る。また、コイルLは電極19aと抵抗Rの間の接続部
Cに一端側を接続して他端側を接地させている。発振器
19cの端子21はコイルLの接続部C側と接続してい
る。発振器19cは周波数/電圧(F/V)変換器19
dで周波数を電圧に変換しコンパレータ19eに供給し
ている。このコンパレータ19eの内蔵する基準電圧と
比較した結果をコンパレータ19eから出力端子19f
を介して出力している。
【0046】このように構成すると、電極19a、19
bの間に金属、金属を含有したり、あるいは金属処理し
たスライダピース16を近づけることにより、スライダ
ピース16に金属を有する状態とない状態で静電容量が
変化する。この変化によって発振器19cの発振周波数
が変化する。周波数/電圧(F/V)変換器19dは供
給される周波数を電圧に変換してコンパレータ19eに
送る。例えば金属のある場合の電圧を基準電圧として有
しておくと、コンパレータ19eは金属のある場合、略
々等しい電圧が供給されることになり、金属のない場合
は基準電圧との間に電圧差を検出することになる。コン
パレータ19eの出力を電圧差が等しいときと差がある
ときでそれぞれ論理レベルの信号を割り当てて出力する
ことにより、金属の有無を検出することができる。
【0047】また、ディジタルテープカセットにおける
第4の実施例としてディジタルデータ記録専用カセット
10の表示部材であるスライダピース16を光学的に反
射率の高い部材で構成した一例を図6に示す。ディジタ
ルデータ記録専用カセット10をディジタルデータ記録
専用ドライバに装着したとき、このドライバ内のカセッ
トに設けているスライドピース16と対向する位置に光
検出器の一つであるフォトカプラ22を配設する。
【0048】ディジタルデータ記録専用、あるいはフォ
トカプラ22に設けた発光部からスライダピースの表面
部に光を照射する。図6の側面図では、フォトカプラ2
2に設けた発光部22aからスライダピース16の表面
部16cに向けて光を照射する。スライダピース16の
表面部16cからの反射光はフォトカプラの受光素子2
2bで受光する。
【0049】フォトカプラ22は、スライダピース16
が閉塞状態のときだけ反射光を受光素子22bで受光す
ることができる。ディジタルデータ記録専用カセット1
0のスライダピース16に光学的に反射率の高い部材を
使用して表面部16cからの反射光を検出することによ
り、ディジタルデータ記録専用ドライバに装着したディ
ジタルテープカセットがディジタルデータ記録専用カセ
ットか否かを判別することができる。
【0050】このように構成してスライダピースの開閉
状態を検出することにより、ディジタルデータ記録専用
ドライバに装着したカセットがディジタルデータ記録専
用カセットか否かを識別している。
【0051】このディジタルテープカセットの識別を可
能にするディジタルデータ記録専用ドライバの概略ブロ
ック回路を図7に示す。図7に示すディジタルデータ記
録専用ドライバは、制御系、信号処理系、検出系、駆動
系及びI/O系で構成している。
【0052】制御系は、システムコントロール部31、
周辺回路部32、スタティックRAM33、ROM34
及びデータバッファ35で構成している。信号処理系
は、回転ドラム41、RFアンプ42、信号処理部43
及びスタティックRAM44で構成している。検出系は
ディジタルテープカセットの状態を検出する各種のセン
サが設けられたセンサ部の中にカセットの種類を識別す
る識別用センサ45と誤消去防止孔検出センサ部46と
を設けている。
【0053】駆動系は回転ドラムモータ51、キャプス
タンモータ52、リールモータ53及びメカニカル制御
用のマイクロコンピュータ54で構成している。また、
I/O系はSCSIコントローラ61がデータをSCS
IバスSBを介して入出力している。
【0054】ディジタル用のテープ25に記録する場
合、外部に設けたコンピュータからI/O系のSCSI
バスSBを介して記録データが入力される。システムコ
ントロール部31はSCSIコントローラ61にアドレ
スデータバスADBを介してアドレスを供給している。
SCSIコントローラ61は記録データをこのアドレス
データに応じて周辺回路部32に供給している。この際
にSCSIコントローラ61から出力する記録データを
データ圧縮/伸張部62及びスタティックRAM63を
介して周辺回路部32に供給してもよい。
【0055】周辺回路部32は、68000系のデータ
バッファマネージャでシステムコントロール部31であ
る中央処理ユニット(以下CPUという)の制御に応じ
て動作している。上記CPU31aは68000系(モ
トローラ社の開発による)のマイクロコンピュータを使
用している。周辺回路部32は、データバッファ35に
接続し、管理している。データバッファ35はダイナミ
ックRAMで構成している。このデータバッファ35
は、8Mbitのデータと1Mbitのパリティデータを一時記
憶することができるようにしている。
【0056】また、システムコントロール部31はスタ
ティックRAM33及びROM34も制御している。
【0057】周辺回路部32は信号処理系とデータバス
DBを介し、駆動系のメカニカル制御用のマイクロコン
ピュータ54とメッセージバスMBを介してそれぞれデ
ータ、制御コマンドをやりとりしている。
【0058】信号処理系においてデータバスDBを介し
供給される記録データは信号処理部43でデータの変調
が行われる。再生の場合はここでデータの復調を行って
いる。この信号処理部43もスタティックRAM44と
接続している。
【0059】信号処理部43から出力されるデータはR
Fアンプ42及びメカニカル制御用のマイクロコンピュ
ータ54に供給している。この中でメカニカル制御用の
マイクロコンピュータ54は周辺回路部32からの制御
コマンド等の入力に応じて回転ドラムモータ51、キャ
プスタンモータ52及びリールモータ53を制御する。
この制御に応じてディジタルデータ記録専用ドライバの
駆動系が駆動制御され、同時にRFアンプ42で増幅さ
れた記録データが回転ドラム41に送られる。記録デー
タはこの回転ドラム41を介してテープ25に書き込ま
れる。
【0060】ここで、このディジタルデータ記録専用ド
ライバは従来の記録装置と異なり使用するディジタルテ
ープカセットの種類を識別する検出系を有した構成にし
ている。この検出系は、装着されたディジタルテープカ
セットの誤消去防止用の表示部材であるスライダピース
16がディジタルデータ記録専用カセットであることを
識別するための識別部材であるか否かを検出する識別部
材検出手段である識別用センサ45と、この識別用セン
サ45からの出力に応じて記録動作を制御する制御手段
である誤消去防止孔検出センサ部46とで構成してい
る。
【0061】前述したディジタルテープカセットの誤消
去防止用の表示部材であるスライダピース16を第1〜
第4の実施例で示したような識別部材で構成すると共
に、上記ディジタルテープカセットを装着した際に上記
識別部材であるスライダピース16の特徴を用いて上記
ディジタルテープカセットがディジタルデータ記録の禁
止/許可のいずれの状態にあるかを識別する識別手段で
ある識別用センサ45を装備している。
【0062】ディジタルデータ記録専用ドライバは上記
識別用センサ45の識別結果をメカニカル用のマイクロ
コンピュータ54に供給している。メカニカル用のマイ
クロコンピュータ54はメッセージバスMBを介してシ
ステムコントロール部31に識別結果を供給している。
システムコントロール部31は識別結果がディジタルデ
ータ記録専用カセット以外のカセットがディオジタルデ
ータ記録専用ドライバに装着されたことを示していると
き、例えばメカニカル用のマイクロコンピュータ54に
強制的にカセットを排出する制御コマンドを供給する。
このように識別結果に応じてディジタルデータ記録の禁
止/許可を制御している。
【0063】この識別に対して、識別用センサ45は例
えばプッシュスイッチ17bのオン/オフ、ホール素子
18による電流の有無、静電容量の変化を検出する検出
回路19及びフォトカプラ22からの反射光量の増減等
を用いることによってディジタルデータ記録専用ドライ
バに装着したディジタルテープカセットがディジタルデ
ータ記録専用カセットか否かを判別する。
【0064】この識別結果が記録許可状態にある場合、
駆動系の各部を制御して回転ドラム41を介してテープ
25に記録データを記録する。
【0065】一方、検出系の識別用センサ45が記録禁
止状態、すなわちディジタルテープカセットがディジタ
ルデータ記録専用カセットでないと判別したとき、記録
不可としてメカニカル用マイクロコンピュータ54及び
システムコントロール部31の制御によって例えばディ
ジタルテープカセットをディジタルデータ記録専用ドラ
イバから強制的に排出させる等の処理を行わせることが
できる。このように制御すれば、ディジタルデータ記録
専用ドライバは記録時にディジタルデータ記録専用カセ
ット10だけを使用することができる。
【0066】また、ディジタルデータを再生する場合、
ディジタルデータ記録専用ドライバは再生可能として扱
っている。
【0067】ディジタルデータ記録専用ドライバを用い
て使用するカセットの種類を認識しながらディジタルデ
ータを記録する記録モードの書込み手順について図8を
参照しながら説明する。図8に示すように記録時、メカ
ニカル用マイクロコンピュータ54にシステムコントロ
ール部31から周辺回路部32を介して書込みの制御コ
マンドを供給する。このコマンドの供給により書込処理
を開始する。
【0068】ステップS10において書込禁止か否かを
判別する。この判別は、図1に示した誤消去防止用ホー
ル12の閉塞状態と開口状態を検出系のご消去防止孔検
出センサ部46で行う。誤消去防止用ホール12が開口
状態の場合、ディジタルテープカセットへの記録は不可
であると判断して書込処理を終了する。また、誤消去防
止用ホール12が閉塞状態の場合、ディジタルテープカ
セットは記録可能状態としてステップS11に進む。
【0069】次に、ステップS11で、装着したディジ
タルテープカセットがディジタルデータ記録専用カセッ
トか否かの判別を行う。判別の方法は、既に前述したデ
ィジタルテープカセット及びディジタルデータ記録専用
ドライバの識別用センサ45の構成を前提に識別を行
う。ディジタルデータ記録専用カセットでない(No
の)と判別されたとき、書込処理を終了する。この場
合、単に終了するだけでなく、例えば使用不可のディジ
タルテープカセットである旨をディジタルデータ記録専
用ドライバに表示させ、かつこのカセットをディジタル
データ記録専用ドライバ内から強制的に排出するように
してもよい。
【0070】ディジタルデータ記録専用カセットが装着
された(Yesの)と判別したとき、動作はテープ25
に記録する処理ルーチンであるデータ書込サブルーチン
SUB1へと進める。
【0071】データ書込サブルーチンSUB1では外部
から供給された記録データを回転ドラム41を介してテ
ープ25に記録する。このデータ書込サブルーチンSU
B1の処理が終えたならば、書込処理を終了する。
【0072】次に、ディジタルデータ記録専用ドライバ
を用いてディジタルデータを読み出す読出しモードの読
出し手順について図9を参照しながら説明する。再生時
には読出処理を行わせる制御コマンドの供給を受けてメ
カニカル用マイクロコンピュータ54は読出サブルーチ
ンSUB2に進んでディジタルテープ25から回転ドラ
ム41を介してデータを復調し最終的にSCSIバスS
Bからデータを出力する。この読出サブルーチンSUB
2の処理の終了によりこの読出処理をすべて終了する。
【0073】このようにディジタルデータ記録専用ドラ
イバは再生時にディジタルテープカセットの種類は問題
にしていない。
【0074】このようにディジタルテープカセットにお
いてディジタルデータ記録専用カセットとDATカセッ
トを区別する方法としてディジタルデータ記録専用カセ
ットの例えばスライダピースに検出孔を設けたり、スラ
イダピースを着磁部材、金属、金属を含有したプラスチ
ック部材、あるいは光学的に反射率の高い部材等で構成
することにより、ディジタルデータ記録専用カセットと
粗悪なDATカセットとの区別を簡単な構成の追加で容
易に検出可能なディジタルテープカセットにすることが
できる。
【0075】ディジタルデータ記録装置においてディジ
タルテープカセットの種類を識別できるように構成する
ことにより、それぞれ上述した方法に対応してスイッチ
のオン/オフ、電流の有無、静電容量の変化、あるいは
フォトセンサ等の各種センサでディジタルデータ記録専
用カセットか否かを識別することにより、ディジタルデ
ータ記録専用ドライバに対して粗悪なDATカセットの
使用を完全に使用できなくして、従来発生していたトラ
ブルを回避することができる。また、ディジタルテープ
カセットのスライダピースの構成を変えても従来のディ
ジタルデータ記録専用ドライブやDAT駆動装置でも問
題なく使用することができる。
【0076】また、現在ディジタルデータ記録専用カセ
ットを発売しているメーカにとって、前述した構成の変
更は比較的容易に済ませることができる。現在ディジタ
ルデータ記録専用ドライバを発売しているメーカにとっ
ても、このディジタルデータ記録専用カセットの構成に
対応した構成変更は比較的容易に変更でき、負担を最小
限にトラブルの回避という最大の効果を上げることがで
きる。
【0077】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のディジタルテープカセットによれば、ディジタルテ
ープカセットに設けた誤消去防止用の表示部材をディジ
タルデータ記録専用カセットであることを識別するため
の識別部材とすることにより、ディジタルデータ記録専
用カセットと粗悪なDATカセットとの区別を簡単な構
成の追加で容易に検出できるディジタルテープカセット
にすることができる。
【0078】上記表示部材に上記識別用の孔を開けた
り、上記表示部材を着磁させた部材、金属、金属を含有
する部材、あるいは光学的に反射率の高い部材で構成し
て上記識別部材とすることにより、ディジタルデータ記
録専用カセットと粗悪なDATカセットとの区別が容易
に検出できるように条件設定することができる。
【0079】本発明のディジタルデータ記録装置によれ
ば、装着されたディジタルテープカセットの誤消去防止
用の表示部材がディジタルデータ記録専用カセットであ
ることを識別するための識別部材であるか否かを検出す
る識別部材検出手段と、この識別部材検出手段からの出
力に応じて記録動作を制御する制御手段とを有してなる
ことにより、例えば、それぞれ上述した識別部材を使用
した方法に対応してスイッチのオン/オフ、電流の有
無、静電容量の変化、あるいはフォトセンサ等の各種識
別用のセンサで、上記識別手段の識別結果に応じてディ
ジタルデータ記録の禁止/許可を制御してディジタルデ
ータ記録専用カセットか否かを識別を行って、ディジタ
ルデータ記録専用ドライバに対して粗悪なDATカセッ
トを完全に使用できなくして、従来発生していたトラブ
ルを回避することができる。
【0080】また、ディジタルテープカセットのスライ
ダピースの構成を変えても従来のディジタルデータ記録
専用ドライブやDAT駆動装置でも問題なく使用するこ
とができる。
【0081】現在ディジタルデータ記録専用カセットを
発売しているメーカにとって、前述した構成の変更は比
較的容易に済ませることができる。現在ディジタルデー
タ記録専用ドライバを発売しているメーカにとっても、
このディジタルデータ記録専用カセットの構成に対応し
た構成変更は比較的容易に変更でき、負担を最小限にト
ラブルの回避という最大の効果を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディジタルテープカセットを下面
側から見た下面及び背面側を示し、スライダピースに検
出孔を設けたディジタルテープカセットの要部外観斜視
図である。
【図2】ディジタルテープカセットをディジタルデータ
記録装置に装着した際、スライダピースに検出孔の有無
を検出する構成を模式的に示した第1の実施例のディジ
タルテープカセット及び識別用センサの側面図である。
【図3】ディジタルテープカセットを下面側から見た下
面及び背面側を示した要部外観斜視図である。
【図4】ディジタルテープカセットをディジタルデータ
記録装置に装着した際、着磁部材からなるスライダピー
スの開閉状態を検出するための構成を模式的に示した第
2の実施例のディジタルテープカセット及び識別用セン
サの側面図である。
【図5】ディジタルテープカセットをディジタルデータ
記録装置に装着した際、金属、あるいは金属を含有する
プラスチックからなるスライダピースの開閉状態を検出
するための構成を模式的に示した第3の実施例のディジ
タルテープカセット及び識別用センサのブロック回路図
である。
【図6】ディジタルテープカセットをディジタルデータ
記録装置に装着した際、光学的に反射率の高い部材から
なるスライダピースの開閉状態を検出するための構成を
模式的に示した第4の実施例のディジタルテープカセッ
ト及び識別用センサの側面図である。
【図7】本発明に係るディジタルデータ記録装置の概略
的なブロック回路構成を示す図である。
【図8】ディジタルデータ記録装置における書込処理手
順を説明するフローチャートである。
【図9】ディジタルデータ記録装置における読出処理手
順を説明するフローチャートである。
【図10】ディジタルテープカセットを裏返して下面側
が臨むようにして上側から臨んだ外観斜視図である。
【図11】(a)はスライドピースを閉じた状態を示
し、(b)はスライドピース の閉状態に連動して閉
状態にした誤消去検出用ホールを示し、(c)は、
(a)に示すスライドピースの操作片を矢印方向に移動
させて検出口を開状態し、さらに(d)はスライドピー
スの動作に連動して誤消去検出用ホールを開状態になる
ことを説明する図である。
【符号の説明】
10・・・・・・・・・・・ディジタルデータ記録専用
カセット 12・・・・・・・・・・・誤消去検出用ホール12 13・・・・・・・・・・・第4の識別用ホール 14・・・・・・・・・・・ディジタルデータ記録専用
カセットの後部背面 15・・・・・・・・・・・窓口 16・・・・・・・・・・・スライドピース 16a・・・・・・・・・・操作片 17、45・・・・・・・・認識用センサ部 46・・・・・・・・・・・誤消去防止孔検出センサ部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタルテープカセットに設けた誤消
    去防止用の表示部材をディジタルデータ記録専用カセッ
    トであることを識別するための識別部材とすることを特
    徴とするディジタルテープカセット。
  2. 【請求項2】 上記表示部材に上記識別用の孔を開けて
    上記識別部材とすることを特徴とする請求項1記載のデ
    ィジタルテープカセット。
  3. 【請求項3】 上記表示部材を着磁させた部材で構成し
    て上記識別部材とすることを特徴とする請求項1記載の
    ディジタルテープカセット。
  4. 【請求項4】 上記表示部材を金属、あるいは金属を含
    有する部材で構成して上記識別部材とすることを特徴と
    する請求項1記載のディジタルテープカセット。
  5. 【請求項5】 上記表示部材を光学的に反射率の高い部
    材で構成して上記識別部材とすることを特徴とする請求
    項1記載のディジタルテープカセット。
  6. 【請求項6】 装着されたディジタルテープカセットの
    誤消去防止用の表示部材がディジタルデータ記録専用カ
    セットであることを識別するための識別部材であるか否
    かを検出する識別部材検出手段と、 この識別部材検出手段からの出力に応じて記録動作を制
    御する制御手段とを有してなることを特徴とするディジ
    タルデータ記録装置。
JP4158848A 1992-05-27 1992-05-27 ディジタルテープカセット及びディジタルデータ記録装置 Withdrawn JPH05325488A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003105147A1 (ja) * 2002-06-06 2003-12-18 ソニー株式会社 記録装置および記録媒体収納カセット
JP2008065959A (ja) * 2006-09-11 2008-03-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像記録再生装置

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