JP2603891B2 - カーテンウォールの改装工法及びカーテンウォール - Google Patents

カーテンウォールの改装工法及びカーテンウォール

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JP2603891B2
JP2603891B2 JP3344118A JP34411891A JP2603891B2 JP 2603891 B2 JP2603891 B2 JP 2603891B2 JP 3344118 A JP3344118 A JP 3344118A JP 34411891 A JP34411891 A JP 34411891A JP 2603891 B2 JP2603891 B2 JP 2603891B2
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稔 辻
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、古いカーテンウォール
を新しいカーテンウォールに改装する工法及びカーテン
ウォールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】カーテンウォールの改装工法としては例
えば、特公昭60−7108号公報に示すように古いカ
ーテンウォールを撤去し、建物躯体にアングル材を取付
け、そのアングル材を基準として新しいカーテンウォー
ルを取付ける改装工法、実開昭58−142213号公
報に示すように古いカーテンウォールの方立外表面に取
付金具を介して新規の方立を取付けることで新しいカー
テンウォールを取付ける改装工法等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前者の改装工法である
と、建物躯体から古いカーテンウォールを撤去する作業
が面倒であるし、その撤去によって建物躯体が部分に破
損することがあってアングル材を取付ける際等に補修せ
ねばならず、これらが相俟って改装作業が大変面倒で長
時間かかる。後者の改装工法では古いカーテンウォール
の室外側に新しいカーテンウォールが取付けられるか
ら、新しいカーテンウォールが建物躯体よりも室外側に
大きく突出して隣接する建物と干渉する等の不具合があ
る。
【0004】そこで、本発明は、前者の課題を解決でき
るようにしたカーテンウォールの改装工法及びそのカー
テンウォールを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】建物躯体に取付けられた
骨材1に枠材2を連結し、この枠材2にパネル4を取付
けた古いカーテンウォールAを新しいカーテンウォール
Bに改装する際に、前記古いカーテンウォールAの枠材
2を骨材1より撤去して骨材1を残存させ、この骨材1
に取付金具10を取付け、その取付金具10の骨材1よ
り室外側に突出した支持部12に組み立てられたサッシ
18の縦枠19を連結して新しいカーテンウォールとす
るカーテンウォールの改装工法。
【0006】
【作 用】古いカーテンウォールAの枠材2を撤去す
るだけで骨材1を残存させるので、その古いカーテンウ
ォールAの撤去作業が容易となるし建物躯体を破損する
ことがなく、その残存した骨材1に固着した取付金具1
0を基準として新しいサッシ18を取付けるから、新し
いサッシ18の取付け作業が容易となってカーテンウォ
ールの改装作業を能率良く短時間に行うことができる。
【0007】
【実 施 例】図1に示すように古いカーテンウォール
Aは建物躯体に取付けたコ字状断面でスチール製の骨材
1の室外側部にスチール製の枠材2をボルト3で取付
け、その枠材2にガラス等のパネル4を装着し、その枠
材2に骨材1のカバー材5を取付けて成り、その骨材1
は室内外方向に向う基板6と室内外側の横板7,8で断
面コ字状となっている。図2に示すように、スチール製
の枠材2を溶断等によって全て除去し、カバー材5も除
去する。図2においてボルト3のネジ部3aとナット3
bは骨材1に残存しているが、それらを除去しても良
い。図3に示すように骨材1にスチール製の取付金具1
0を溶接あるいはボルト・ナット等で固着する。この取
付金具10は所定の厚さと長さのスチール製板材を折り
曲げて骨材1に固着される取付部11と、この取付部1
1と連続して室内外方向に直線状になった支持部12よ
り成り、その支持部12が骨材1の基板6に溶接あるい
はボルト・ナット等で固着されて支持部12が骨材1の
室外側の横板8より室外側に突出し、その支持部12に
室内外側方向に長い長孔13が形成してある。図3にお
いて、骨材1の室外側の横板8にはL字型片14を介し
て補強板15が固着されている。図4に示すように、方
形枠16にガラス等のパネル17を装着したサッシ18
を予じめ組み立て、その方形枠16を構成する縦枠19
の外側面19aにおける室内寄りに板状の取付ブラケッ
ト20をボルト21と裏板22で取付け、その取付ブラ
ケット20の一端部を縦枠19の室内側面19bより室
内側に突出させ、その突出した一端部には透孔23が形
成してある。図5に示すように、左右に隣接する取付金
具10の支持部12間に前記サッシ18をそれぞれ配設
して各取付ブラケット20を取付金具10の支持部12
に両側に位置させ、その透孔23と長孔13と透孔23
にボルト24を挿入してナット25をネジ合してサッシ
18を仮止めする。この後に各サッシ18を室内外側方
向に移動して位置調節した後にナット25を強く締付け
てサッシ18を骨材1に取付け、骨材1と縦枠19に亘
って左右のカバー材26,27を取付けてカーテンウォ
ールBとする。図5において、取付ブラケット20と取
付金具10の支持部12との間にスペーサ28が設けら
れている。
【0008】次に前記カーテンウォール8の具体的構造
を説明する。図6ないし図8に示すように骨材1は平面
多角形状の上部建物躯体29外周縁寄りと平面多角形状
の下部建物躯体30の外周縁寄りに亘って間隔を置いて
多数取付けられ、その骨材1は垂直に対して上部が室外
側で下部が室内側となるように室内外側方向に斜めとな
り、サッシ18も垂直に対して上部が室外側で下部が室
内側となるように室内外側方向に斜めとなっている。前
記サッシ18は上部排煙窓31と中間部嵌め殺し窓32
と下部嵌め殺し窓33より成り、そのサッシ18を左右
方向に複数隣接して前述のように骨材1に取付けて単位
カーテンウォールB1 とし、その単位カーテンウォール
1 が上部建物躯体29と下部建物躯体30間に前述の
ように取付けられてカーテンウォールBは平面多角形状
となっている。前記上部排煙窓31は図9に示すように
上枠40と下枠41と縦枠42(19)を枠組みした方
形枠43(16)に障子44を開閉自在に取付けて成
り、その縦枠42(19)が図10に示すように前述と
同様に骨材1に取付けてある。前記中間部嵌め殺し窓3
2は図9に示すように上枠50と下枠51と縦枠52
(19)を枠組みした方形枠53(16)にガラス54
(17)を装着して成りり、その縦枠52(19)が図
5に示すように骨材1に取付けてある。前記下部嵌め殺
し窓33は図9に示すように上枠60と下枠61と縦枠
62(19)を枠組みした方形枠63(16)にガラス
64(17)を装着して成り、その縦枠52(19)が
図5に示すように骨材1に取付けてある。前記上部排煙
窓31の下枠41と中間部嵌め殺し窓32の上枠50は
図9に示すようにビス70で連結してある。すなわち、
前記下枠41の下面室内寄りに縦片71が固着され、か
つ下枠41の下面室外寄りに下向片72が一体形成して
あり、前記上枠50の上部凹部73内にコ字状のチャン
ネル材74が固着され、このネンネル材74に固着した
縦片75と前記縦片71がビス70で連結してあり、さ
らに前記上枠50の上面に略クランク形の取付板76が
長手方向に亘って連続して固着され、この取付板76の
縦片76aと前記下枠41の下向片72がビス70で連
結され、その取付板76と下枠41の下面との間にシー
ル材77が装着してある。前記中間部嵌め殺し窓32の
下枠51と下部嵌め殺し窓33の上枠60は図9に示す
ようにビス80で連結してある。すなわち、前記下枠5
1の下面に下向片81が一体形成され、この下向片81
より室内寄りにコ字状の上部連結材82が取付けてあ
り、前記上枠60の上面にはコ字状の下部連結材83が
取付けられ、この下部連結材83と上部連結材82と下
向片81がビス80で連結してあり、前記下枠51の室
内側面51aと上枠60の室内側面60aと下部連結材
83に亘ってコ字状の取付板84がビス85が取付けら
れ、この取付板84に上カバー材86と下カバー材87
が取付けてある。以上のサッシ18を骨材1に取付ける
には各窓を順次取付けても良いし、各窓を予じめ連結し
て同時に取付けても良い。前記隣接する単位カーテンウ
ォールB1 、B2 のコーナー連結部は図11に示すよう
に、取付金具10の支持部12を横板状とし、取付ブラ
ケット20をL字状とし、その一端部を取付金具10の
支持部12に重ね合せ、左右方向の長孔90にボルト9
1を挿通してナット92をネジ合して左右の縦枠19,
19を骨材1に連結し、その左右の縦枠19,19の外
側面19aに支持片93をビス止めしその支持片93に
外側カバー材94をビス止めしてある。
【0009】
【発明の効果】古いカーテンウォールAの枠材2を撤去
するだけで骨材1を残存させるので、その古いカーテン
ウォールAの撤去作業が容易となるし建物躯体を破損す
ることがなく、その残存した骨材1に固着した取付金具
10を基準として新しいサッシ18を取付けるから、新
しいサッシ18の取付け作業が容易となってカーテンウ
ォールの改装作業を能率良く短時間に行うことができ
る。骨材1に固着した取付金具10とサッシ18の縦枠
19に取付けた取付ブラケット20を連結してあるか
ら、サッシ18の取付強度が大となるし、取付金具10
の骨材1より室外側に突出した支持部12と取付ブラケ
ット20の縦枠19より室内側に突出した一端部を連結
するので、その連結時に骨材1、縦枠19が邪魔になら
ずに連結作業がやり易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】古いカーテンウォールの横断面図である。
【図2】古いカーテンウォールを撤去した横断面図であ
る。
【図3】取付金具を取付けた横断面図である。
【図4】サッシの取付け状態の横断面図である。
【図5】サッシ取付終了状態の横断面図である。
【図6】カーテンウォールの正面図である。
【図7】カーテンウォールの概略横断面図である。
【図8】カーテンウォールの概略縦断面図である。
【図9】カーテンウォールの詳細縦断面図である。
【図10】カーテンウォールの詳細横断面図である。
【図11】コーナー連結部の横断面図である。
【符号の説明】
1…骨材、2…枠材、4…パネル、5…カバー材、10
…取付金具、11…取付部、12…支持部、16…方形
枠、17…パネル、18…サッシ、19…縦枠、20…
取付ブラケット。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物躯体に取付けられた骨材1に枠材2
    を連結し、この枠材2にパネル4を取付けた古いカーテ
    ンウォールAを新しいカーテンウォールBに改装する際
    に、 前記古いカーテンウォールAの枠材2を骨材1より撤去
    して骨材1を残存させ、この骨材1に取付金具10を取
    付け、その取付金具10の骨材1より室外側に突出した
    支持部12に組み立てられたサッシ18の縦枠19を連
    結して新しいカーテンウォールとするカーテンウォール
    の改装工法。
  2. 【請求項2】 建物躯体に縦長の骨材1の上下部を左右
    方向に間隔を置いて複数取付け、この各骨材1に、取付
    部11と支持部12より成る取付金具10の取付部11
    をその支持部12が骨材1より室外側に突出して固着
    し、 サッシ18の方形枠16を構成する縦枠19に取付ブラ
    ケット20を、その一端部が縦枠19より室内側に突出
    して取付け、前記左右に隣接する取付金具10の支持部
    12間にサッシ枠18をそれぞれ配設して各取付ブラケ
    ット20の一端部を取付金具10の支持部12に連結し
    て成るカーテンウォール。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2243890A1 (de) * 2009-03-25 2010-10-27 Alcoa Aluminium Deutschland, Inc. Adapterelement für die wärmedämmende Sanierung von Pfosten-Riegel-Fassaden, eine Fassade mit einem derartigen Adapterelement und Verfahren zur Sanierung von Pfosten-Riegel-Fassaden

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52131614A (en) * 1976-04-28 1977-11-04 Nippon Electric Glass Co Ornamental wall surface
JPS5858358A (ja) * 1981-09-29 1983-04-06 山内サツシ工業株式会社 既存建物の外壁改装工法
JPS6031418U (ja) * 1983-08-09 1985-03-04 ワイケイケイ株式会社 カ−テンウォ−ルのファスナ−

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