JPH02176047A - 石材カーテンウォールユニット - Google Patents

石材カーテンウォールユニット

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JPH02176047A
JPH02176047A JP33389388A JP33389388A JPH02176047A JP H02176047 A JPH02176047 A JP H02176047A JP 33389388 A JP33389388 A JP 33389388A JP 33389388 A JP33389388 A JP 33389388A JP H02176047 A JPH02176047 A JP H02176047A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、建物外装用に用いられる石材カーテンウオー
ルユニットに関する。
〔従来の技術〕
建物外装用に1例えば花崗岩等の石材製パネルを用いる
場合、従来の建物現場において順次個別的にこれを張設
してい〈カーテンウオール工法に代わって、工期の短縮
や施工の容易性等から、予め工場でユニット化したカー
テンウオールユニットを構成しこれを建物に張設する方
法が提案されている。
この場合、他の材料によるパネルを用いたものと同様に
適宜寸法の鋼製フレームの正面側に複数の石材外装パネ
ルを張設したものとされている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、この種石材製パネルは水分の浸透性があるため
1例えば、建物の内壁コンクリートに残存する水分或い
は石材製パネル間のモルタル等の水分に起因して、取付
後の石材製パネルに吸水吸湿による表面汚れが生じるこ
とを避は難い。
一方、石材製パネルを複数用いる石材カーテンウオール
ユニットとする場合、自ずとその重量が嵩んで、クレー
ンによる吊り上げ時等に鋼製フレームが変形したりする
こともあり得て、現場工事の障害になったりもする。
本発明は、このような従来の石材カーテンウオールユニ
ットにおける問題点に鑑みてなされたもので、ユニット
化することによる、例えば、現場施工の省力化或いは足
場の不要性等々の利点に加えて、上記石材製パネルの汚
れや変形等の現場トラブルを確実に防止する上、乾式1
法を採用し得る石材製カーテンウオールユニットを提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的に添い1本発明は、カーテンウオールユニット
を、それ自体内外角パネルを備えてこれを重合状に二重
構造とし、内側パネルは水遮断性と高強度を有するもの
とし、また、石材製である外側パネルは、内側パネルに
離隔空隙を介設して添設されるものとして、併せて、こ
の離隔空隙を等圧化して雨水の吹込みを防止するととも
に排水乾燥の迅速化を行わんとするものであって、即ち
本発明は、方形状鋼製とされた補強基枠全面に鋼製遮壁
を一体に張設してなる建物躯体にファスナーを介して取
着固定される遮断内側パネルと、該内側パネルの補強基
枠位置に、固着した夫々上下を一対とする補強ホルダー
と、該補強ホルダーの先端係止部を上下端縁の刻設溝内
に受入係合せしめるとともに上記内側パネルの正面側に
夫々離隔空隙を介設して重合状に添設された外装用複数
の石材製外側パネルとを備えてなることを特徴とする石
材カーテンウオールユニット(請求第1項);請求第1
項の上下一方又は双方の補強ホルダーに代えて、遮断内
側パネルの補強基枠位置に取着固定した窓サツシ枠を備
え、該窓サツシ枠に一体に設けた突条係止部を外装用複
数の石材型外側パネルの対向端縁における刻設溝内に受
入係合せしめてなることを特徴とする石材カーテンウオ
ールユニット(請求第2項):請求第1項又は第2項の
遮断内側パネルに代えて、鋼製遮壁の縁部を背面側に少
くともL字状に折曲せしめて設置した補強基枠を該鋼製
遮壁の対向縁又は周縁に備えるとともにこれらか厚肉鋼
板により一体成型されてなる遮断内側パネルを用いてな
ることを特徴とする石材カーテンウオールユニット(請
求第3項);請求第1項又は第3項の補強ホルダー又は
窓サツシ枠か、内側パネルの補強基枠位置にネジ又はボ
ルトにより螺着されてなるとともに、該補強ホルダーと
内側パネル間に出入調整用ライナーな介設せしめてなる
ことを特徴とする石材カーテンウオールユニット(請求
第4項)に係り、且つこれらを夫々要旨としてなるもの
である。
[作  用] 本発明にあっては、いずれも、鋼製遮壁が建物躯体側と
石材製外側パネル間を遮断し、コンクリートの水分や湿
気が外側パネルに至ることはなく、従って、これに起因
する石材製外側パネルの汚れを防止し、また、離隔空隙
を外部と連通せしめることによりこれが等圧化されるか
ら、雨水がカーテンウオールユニット内に吸引されて吹
込むことを防止でき、一方、この離隔空隙内に雨水が入
った場合にはその排水乾燥が迅速に行われ、従って石材
製外側パネルに表面汚れが生じるのを防止する。
更に、鋼製遮壁を備えた内側パネルを用いることにより
、これが面剛性を高度に備える結果、工事の前後を問わ
ず変形を生じることがなく、石材製外側パネルの保持上
充分な耐強性を持つ。
また、請求第4項にあっては更に、出入調整用ライナー
によりて、石材製外側パネルの位置調整を行い得て1反
り等生産時に生じることのある出入方向の誤差を吸収す
る。
[実 施 例] 以下実施例を示す図面に従って本発明を更に説明する。
第1図乃至第5図において、lはカーテンウオールユニ
ットを示し、このカーテンウオールユニットlは、例え
ば高さ2,050mm、幅3.200mmとした横長方
形状のものとされており、その構成において、補強ホル
ダー9.1O111を固着した遮断内側パネル2と外装
用に、各高さを993 mm、幅を1,060mm、厚
さを30mmとした同形同寸法の、天然花崗岩板による
石材製外側パネル16・・・を2段3列に憐えてなる。
遮断内側パネル2は、補強基枠3と鋼製遮壁8とを一体
として、上記カーテンウオールユニットlの外形に沿う
形状に構成されている。補強基枠3は、いずれも鋼製に
して望ましい肉厚1.6−mm以上のものから、例えば
3.2mmの肉厚としたC字状チャンネル材よりなる上
枠4、下枠5左右の縦枠6,6及び特に設けた上下中央
位置の中枠7とを溶着により枠組みして方形状鋼製のも
のとしである。そして、この補強基枠3の外側正面には
、同じく鋼製にするも肉厚を0.8mmとした連続単一
鋼板よりなる上記鋼製遮壁8を同じく溶着によってその
全面に亘って一体に張設せしめている。
この遮断内側パネルは、その内側の露出した縦枠6.6
上下に夫々2ケを一対としたファスナー26の一方をな
すL字状金具27.28を溶着固定する一方、外側正面
の上枠4、中枠7、下枠5部分における補強基枠3位置
には、夫々上下を一対とした補強ホルダー9.10゜1
1を設けている。
補強ホルダー9.1O111はいずれも鋼製厚肉製で一
体に折曲形成されて、それ自体強度を有するものとされ
ており、いずれも取付基部12と、上向き又は下向きの
先端係止部13とを備えた短片状のものとされる一方、
下枠4に取付けられる補強ホルダー11にあっては取付
基部12に対して先端係止部13が斜め正面側に傾斜状
に設置され、その余の補強ホルダー9、lOにあっては
、取付基部12下端から水平方向に設置されている。
これら補強ホルダー9.10.11は、本例において、
複数のネジ14・・・によって各補強基枠3に対して鋼
製遮壁8を介して螺着されるとともに、併せて、内側パ
ネル2や石材製外側パネル16の反り等に対応して出入
方向の調整をするため、l乃至多数枚中から任意に選定
された適宜枚数のライナー15・・・を上記鋼製遮壁8
と取付基部12間に更に介設せしめている。
そして、各補強ホルダー9、l0111は、いずれも各
石材製外側パネル16の四隅に位置するように、縦枠6
との交差位置乃至その近傍及び左右中間位置に設置され
るものとされて、石材製外側パネル16・・・を支承す
るものとしている。
一方、石材製外側パネル16はその上下端縁の各左右端
部に夫々細溝状短寸とした刻設置1117・・・を開設
してあり、前記遮断内側パネル2への支承は、これら各
刻設n17・・・に補強ホルダー9、to、iiの各先
端係止部13を受入係合せしめて行われており、且つこ
の際、一部にクツション材18が介設されるとともに図
示しないが上記刻設溝17・・・には予めシリコン等シ
ーリング材を充填した後上記先端係止部13を挿入する
ようにして、可及的に石材製外側バネル16への衝撃を
吸収し、そのクラックの発生を防止し得るようにしであ
る。
ところで、補強ホルダー9,1O111によって支承さ
れて遮断内側パネル2の正面側に添設された石材製外側
パネルl 6−・・は、この遮断内側パネル2に対して
夫々30mmとした離隔空隙19を介設し且つこれに重
合状とされる一方、各石材製外側パネル1 B−・・相
互間には横方向の溝空間20が介設されている。
即ち、上記離隔空隙19は、前記補強ホルダー9.1O
111の先端係止部13が夫々取付基部12と離れて設
置されることによって確保されるようにし、また、溝空
間20は、各先端係止部13が上下方向に向けて設けら
れることによって確保されている。
そして、この溝空間20は、その長手方向端部に該る上
記補強ホルダー9.10.11位置でこれに取着された
バクキング21によって部分的に閉塞される他は、その
まま解放したものとしてあり、後述のカーテンウオール
ユニ・ント1間の溝空間35とともに上記離隔空隙19
を外部に連通させ、この離隔空隙19を外部と等圧の空
間となるようにしである。
このように構成された各カーテンウオールユニットlは
、第3図及び第4図に示されるようにファスナー26を
介して、各4ケ所において建物躯体に取着固定される。
即ち、このファスナー26は、前記遮断内側パネル2に
溶着された上下の1字状金具27.28と建物躯体39
に埋込みボルト30により固着されたベース金具29と
、これに溶着された建物側り字状金具31とを備え、こ
の建物側り字状金具31に対して上下左右に調整可能に
、遮断内側パネル2の下方り字状金具28かボルトナツ
ト32で締着される一方、図上上方の1字状金具27に
螺装されたボルト34が建物側り字状金具31に対して
抑圧突張り状にされて、上記取着固定がなされている。
なお、図中33は、建物側り字状31の溶着前の位置決
めと仮止め用のボルトナツトである。
ところで、第4図、第5図に示すように、カーテンウオ
ールユニット1.1間においては、各端部に位置する石
材製外側パネル16・・・の端縁間に上下、左右夫々2
0mmを基準とする間隔を設置するものとされており、
左右の該間隔には、コーキング材36を充填して、これ
を雨水が比較的入り易い縦方向全長に亘って閉塞するも
のとし、且つカーテンウオールユニット1.1間の間隔
材37に取着されたバッキング38.38により、これ
を連続せしめる一方、上下の間隔は第5図に示すように
溝空間35としてそのまま残置せしめるオーブンシール
状のものとしてあり、上記単一のカーテンウオールユニ
ットlの石材製外側パネル16・・・間の溝空間20と
同様、その離隔空隙19を等圧空間とするための通気路
としである。
そして、このように離隔空間19及び溝空間20.35
が設けられているために、各カーテンウオールユニット
1.1間には、その遮断内側パネル2位置で、相互に圧
接する中空状としたバクキング38.38か介設されて
、遮断内側パネル2とともに建物躯体側のコンクリート
との間を遮断して、気密性水密性を確保せしめている。
なお、このバッキング38.38は補強基枠3の縦方向
においては、各縦枠6,6に固定され且つこれらの間に
介装された上記間隔材37.37の長手方向に連続状に
装着されて、−上下のカーテンウオールユニット1.1
間を貫通せしめてあり、且つ、横方向においては、上枠
4及び下枠5の長手方向全長にそのまま取着固定して介
設している。
一方、図中22は、上方のカーテンウオールユニットl
の下枠5に固着された位ご決めボルトであり、23は下
方のカーテンウオールユニットlの上枠4上に固着され
た遊嵌孔付きの受金具であり、上記ボルト22は、上下
一方のカーテンウオールユニットlのファスナー26に
よる取付固定に際して、調整後本締結までの間、その位
置のズレを防止するとともに上記位置決めを行うものと
される。
このとき、上記下枠5下面にはボルト22の受用に溶着
されたナツト24を備えて、上記受金具23と対向する
ようにしてあり、且つ、これらがカーテンウオールユニ
ット1の取付固着時には相互に接触することがあるもの
とされているか、このナツト24と受金具23が接触し
たときにも前記上下ユニット1.1間の溝空間35がな
お残存して、相互に石材製外側パネル16・・・が衝接
するのを防止するように、その位n寸法関係を規制しで
ある。
なお、図中25は、鋼製遮壁8の結露防止用に各遮断内
側パネル2に充填された断熱材であり、内外を遮断する
ことにより生じることある結露により、石材製外側パネ
ル16・・・が吸水汚れを生じたりすることのないよう
に、特に確実を期して設けたものである。
第6図は、他の実施例を、中枠7の位置において代表し
て示したもので、本例にあっては、補強ホルダー40.
41を、7乃至8 m m程度に厚肉化したアルミ合金
製型材製とし、38mmとした石材製外側パネル16−
・・を用いている。
この補強ホルダー40.41は、いずれも、横方向に長
尺のものを用いるものとされており、一方、石材製外側
パネル16・・・の端縁に設けた刻設溝45もその長手
方向に一連のものとされ、これに補強ホルダー40.4
1の先端係止部42を受入係合せしめることによって、
該外側パネルエ6・・・は、その横幅方向に亘つて夫々
支承されている。
このとき、補強ホルダー40.41は別体とされて中枠
7にネジにより固着された取付基板43を備えたものと
され、下方の補強ホルダー40は、そのU字状支承溝条
44に嵌合状に載置されるようにする一方、上方の補強
ホルダー41は、これを上記取付基板43にネジにより
螺着されるようにしである。
なお、上記補強ホルダー40.41が取付基板43と別
体とされたのは、カーテンウオールユニトlの取付後に
も取付基板43から各補強ホルダー40.41を外して
任意の石材製外側パネル16の交換を必要に応じて個別
に行い得るものとしたためである。
そして、本例にあっては、補強ホルダー40.41及び
長尺としたバッキング21には間欠的な切欠き部分46
を設けて、その離隔空隙19と外部を連通させて、これ
を等圧空間としである。
なお、その余は基本的に前記例と変らないので、同一符
号を付して説明を省略する。
一方、第7図は、請求第2項に係る実施例を示したもの
で、本例にあっては、上下2段に設けられた石材製外側
パネル゛16・・・の支承に際し、窓側における支承を
直接窓サツシ枠によつて行わせている。
即ち、前記と同様に構成した遮断内側パネル2の窓側の
補強基枠3位置には、窓サツシ枠であるサツシ下枠47
及びサツシ上枠48を、電蝕防止材50を介してネジに
よって取着固定しである一方、これらサツシ下枠47又
はサツシ上枠48は夫々対向方向垂直にこれらと一体の
突条係止部49を突設してあり、また、石材製外側パネ
ル16・・・はその対向する端縁に前記第6図における
と同様その全長に亘る刻設溝45が設けられており、こ
の刻設溝45に各サツシ下枠47又は上枠48の上記突
条係止部49を夫々受入係合して、これら各石材製外側
パネル16・・・を支・承した構造とされている。
なお、本例にあっても、この突条係止部49には間欠的
な切欠き部51を設けて、離隔空隙19との外部連通を
なさしめ上記等圧空間としている。その余は変らないの
で、同しく同一符号を付してその説明を省略する。
また、第8図は、請求第3項の実施例を示し、前記各遮
断内側パネルに代えて、一体成型した遮断内側パネル5
2を用いたものである。
この第8図において、遮断内側パネル52は、望ましい
1.6mm以上、特に望ましい23mm以上の肉厚から
、3.2nnmの肉厚な有する、沸素樹脂塗装を施した
厚肉鋼板を用いており、鋼製遮壁58四周縁部を背面側
に、特に2段階の段階状に折曲せしめて補強基枠53を
その周縁に設置し、その間部において夫々溶着を施し、
背面側が開口した函体状としたものとされている。補強
基枠53は、その下枠5において示されるように、内側
折曲部54と外側折曲部56の立上り部57において、
他のカーテンウオールユニットlとの間及び窓サツシ枠
(上枠48)との間に介装したバッキング59が、これ
らの間の間隙を遮断するようにしである一方、内側折曲
部54の立上り部55が、窓側において窓サツシ枠(上
枠48)をブラケット60を介して支承するものとされ
ている。その余は変らないので、同じく同一符号を付し
てその説明を省略する。
ところで1本発明請求第2項において、前記例に拘らず
、例えば、石材製外側パネルを上下1段とするとき、補
強ホルダーの双方が窓サツシ枠に代替されることになり
、上下一方の代替とするか双方の代替とするかは、この
石材製外側パネルの設W1態様により異なることとなる
なお、この窓サツシ枠を用いるときは、これが一般にア
ルミ合金製であるときは、その断面形状の厚肉化や補強
用鉄芯の挿入や添設をすることが望ましいことがあり、
実施例第6図におけるものと同様、適宜選定してこれを
行い得る。
また、同第3項において、補強基枠はその周縁に備える
前記例の他、これを対向縁側に一体成型して設け、残余
部分は他の実施例と同様に別体の補強基枠を溶接等適宜
の手段によりこれを設置することができる。また、補強
基枠は。
少くとも鋼製遮壁に対してこれをL字状とすれば足り、
前記立上り部の設置は必ずしも必要ではなく、適宜石材
製外側パネルの重量との関係でこれを具体的に定めれば
よい。
また、請求第4項の出入調整用ライナーは、夫々のケー
スにおいて必要に応じて付加されればよく、従って、第
7図においても電蝕防止材に代え(ステンレス製とすれ
ば併せて電蝕防止材とされる)又はこれと共にこのライ
ナーを用いられる。なお、ライナーを用いるときは、こ
れをなるべく薄肉のものとして必要に応じた枚数を積層
自在に用いるのが簡便である。
一方1本発明における補強基枠は方形状鋼製とされるが
、これに、縦方向又は横方向の中枠を用いるか否かは任
意であり、従って1例えば外形方形状にして内側が格子
状等とされたものともし得るし、また、請求第3項にあ
っては、必要あるときは、中枠を別体に設置する以外、
プレス装置により併せて一体成型することができる。
また、本発明にあつては、離隔空隙が設けられ、外部と
連通して等圧空間とされるので、遮断内側パネル間やこ
れと窓サツシ間等において密封することが望ましく、こ
のとき、前記実施例に示したようにバッキングを適当な
位置を選定して介設するのが簡便であるが、シーリング
材等による他の密封手段を用いることも可能であり、一
方、遮断内側パネル同志又はこれと窓サツシ枠とを直接
嵌合当接せしめたりもできる。
また、本発明にあって、補強ホルダー又はこれに代わる
窓サツシによって石材製外側パネルを支承するが、必要
に応じて更に補助的な支承乃至固定手段を、金具等によ
り付加することを妨げない、なお、石材製外側パネルに
設ける刻設溝は、補強ホルダーの先端係止部、窓サツシ
枠の突条係止部を受入係合すればよいから、これらの長
さや形状に合わせて定めればよく、従って例えば方形大
溝状のものとされたりすることがある。
このように本発明は、遮断内側パネルやその部分、石材
製外側パネルやその刻設溝、補強用ホルダーや先端係止
部、窓サツシ枠や突条係止部等を含め、各具体的材質、
形状、寸法、構造、これらの固定手段或いは他のものの
これらへの付加等々1発明の要旨に反しない限り適宜変
更して実施でき上記例乃至説明のものに限る必要はない
[発明の効果] 本発明は、前記発明の要旨に示した構成を有するので1
次の効果を有する。
即ち、遮断内側パネルは、方形状鋼製とされた補強基枠
全面に鋼製遮壁を一体に張設してなるか、これらを厚肉
鋼板で一体成型してなるから、いずれも遮壁による面強
度を併せ持ち、それ自体高度な耐強性を備えたものとし
て、比較的荷重の重い石材製外側パネルを有するカーテ
ンウオールユニットの取付工事時や取付後等にあって、
これが変形したりすることなく、長期に亘って安定した
外側パネルの保持をなし得る。
また、この遮断内側パネルの鋼製遮壁は、それ自体防水
性がある遮壁として設置されるから、コンクリート打設
等による残存水分や湿気を石材製外側パネルとの間で遮
断し得て、この石材製外側パネルにこれらによる表面汚
れが発生したりすることを確実に防止できる。
また、遮断内側パネルの正面側に石材製外側パネルが離
隔空隙を介設して重合状に添設され、この離隔空隙は外
部と連通させることにより等圧空間とし得るから、これ
により、離隔空隙に水分が侵入することはあっても、早
期な排出や乾燥か行われ、石材製外側パネルに表面汚れ
が発生することを更に確実に防止できる。
更に、本発明にあっては、モルタル等を敢えて用いる必
要がないので、その取付工事においてこれを略完全な乾
式1法とすることも可能であり、もとよりユニット化し
たものとして、現場施工が容易化省略化され、足場を必
要としない等の利点を有する。
一方、請求第3項にあっては、出入7A整用ライナーを
介設しであるから、ネジ又はボルトによる螺着に際して
、遮断内側パネルや石材製外側パネルの生産上等の反り
等に対応してその調整をなし得るのて、上記に加えてカ
ーテンウオールユニットとしてその仕上りを更に良好に
することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例を示すもので、第1図はカーテンウオール
ユニットの分解斜視図、第2図はその中央端部近傍にお
ける縦断面を示す斜視図、第3図はその建物躯体への取
付状態を示す縦断面図、第4図は建物躯体へ取付けられ
た左右カーテンウオールユニット間の関係を示す横断面
図、第5図は同じく上下カーテンウオールユニット間の
端部近傍における縦断面を示す斜視図、第6図乃至第8
図はいずれも他の実施例を示す縦断面図。 39・・・建 物 躯体 48・・・サツシ上枠 47・・・サツシ下枠 49・・・突条係止部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)方形状鋼製とされた補強基枠全面に鋼製遮壁を一
    体に張設してなる建物躯体にファスナーを介して取着固
    定される遮断内側パネルと、該内側パネルの補強基枠位
    置に、固着した夫々上下を一対とする補強ホルダーと、
    該補強ホルダーの先端係止部を上下端縁の刻設溝内に受
    入係合せしめるとともに上記内側パネルの正面側に夫々
    離隔空隙を介設して重合状に添設された外装用複数の石
    材製外側パネルとを備えてなることを特徴とする石材カ
    ーテンウォールユニット。
  2. (2)請求第1項の上下一方又は双方の補強ホルダーに
    代えて、遮断内側パネルの補強基枠位置に取着固定した
    窓サッシ枠を備え、該窓サッシ枠に一体に設けた突条係
    止部を外装用複数の石材製外側パネルの対向端縁におけ
    る刻設溝内に受入係合せしめてなることを特徴とする石
    材カーテンウォールユニット。
  3. (3)請求第1項又は第2項の遮断内側パネルに代えて
    、鋼製遮壁の縁部を背面側に少くともL字状に折曲せし
    めて設置した補強基枠を該鋼製遮壁の対向縁又は周縁に
    備えるとともにこれらが厚肉鋼板により一体成型されて
    なる遮断内側パネルを用いてなることを特徴とする石材
    カーテンウォールユニット。
  4. (4)請求第1項又は第3項の補強ホルダー又は窓サッ
    シ枠が、内側パネルの補強基枠位置にネジ又はボルトに
    より螺着されてなるとともに、該補強ホルダーと内側パ
    ネル間に出入調整用ライナーを介設せしめてなることを
    特徴とする石材カーテンウォールユニット。
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