JP2603861Y2 - 圧接コネクタ - Google Patents

圧接コネクタ

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JP2603861Y2 JP1993072918U JP7291893U JP2603861Y2 JP 2603861 Y2 JP2603861 Y2 JP 2603861Y2 JP 1993072918 U JP1993072918 U JP 1993072918U JP 7291893 U JP7291893 U JP 7291893U JP 2603861 Y2 JP2603861 Y2 JP 2603861Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電線を被覆のまま圧接
刃に圧入して導通させる圧接コネクタに関し、更に詳し
くは、コネクタハウジングへの電線の保持力を高めるも
のである。
【0002】
【従来の技術】圧接コネクタにおける圧接端子は、対向
した圧接刃に被覆電線を圧入し、圧接刃により電線の被
覆を切り込み、電線の芯線と圧接刃とを導通させる構造
のものである。ところが、圧接コネクタには、量産化に
適するという長所はあるものの、その反面、圧接部分が
電線の引っ張り力に弱いという問題がある。この種の圧
接コネクタで、電線に形成した屈曲部を担持する、所
謂、ストレインリリーフ構造を備えたものの一例とし
て、例えば実開昭61−35369号公報記載のものを
図7〜図9に基づき説明する。図7はハウジングとカバ
ーが分離された従来の圧接コネクタの斜視図、図8はカ
バーが被着された圧接コネクタの断面図、図9は従来の
圧接コネクタに収容される圧接端子の斜視図である。
【0003】図7に示すように、ハウジング1の両側壁
3の間には底壁から立設された複数の仕切壁5で区画さ
れた端子収容室7が形成され、仕切壁5の後端縁にはU
字状の溝9が形成されている。仕切壁5の前部には前壁
11が連架され、前壁11は端子収容室7の前部上面の
開口を覆っている。両側壁3の後部には突起13が突設
され、突起13は後述するカバーの支持部となる。平板
蓋状に形成されるカバー15の後部両側縁には舌片状の
ロックアーム17が形成され、ロックアーム17は突起
13と係合する係止穴19を有している。カバー15の
後部にはクランプ軸21が設けられ、クランプ軸21は
仕切壁5の溝9に係合する。また、カバー15の後部に
は電線押さえ突起23(図8参照)が形成され、電線押
え突起23はカバー15の板面に直交して折り曲げられ
ている。カバー15の前端部には係止爪25が設けら
れ、係止爪25は前壁11の裏面に係止するようになっ
ている。一方、図9に示すように、圧接端子27には前
部から電気接触部27a、圧接接続部27b、電線挟持
部27c、張力吸収板27dが順次形成されている。
【0004】このように構成される従来の圧接コネクタ
の組立は、圧接端子27を端子収容室7の後方から挿入
した後、図示略の圧接治具にて電線29を各圧接接続部
27bに一括圧入し、同時に、電線挟持部27cを加締
めて接続する。次いで、カバー15の係止穴19を突起
13に係合するとともに、クランプ軸21を仕切壁5の
溝9に係合する。その後、カバー15をクランプ軸21
を支点としてハウジング1の上面に回動し、カバー前端
部の係止爪25をハウジング1の前壁11に係止する。
この際、カバー後部の電線押さえ突起23は、張力吸収
板27dの後方で電線29を押圧する。以上により、ハ
ウジング1とカバー15の組立ては完了する。この圧接
コネクタによれば、ハウジング1とカバー15が組付け
られることにより、電線押え突起23と張力吸収板27
dとにより、電線29に屈曲部31が形成されるので、
この屈曲部31が担持されることによって抗張力を確保
することができた。
【0005】また他の従来例として、例えば実開平4−
136870号公報記載のものを図10及び図11に基
づき説明する。図10は従来の圧接コネクタの分解斜視
図であり、図11は従来の圧接コネクタの組立断面図で
ある。この圧接コネクタは、上段コネクタ101及び下
段コネクタ103と、カバー111から構成され、上段
コネクタ101を図10に示す状態から上下逆転して下
段コネク103に組付け結合するとともに、上下段コネ
クタ間にカバー111を介在させることにより、該カバ
ー111がそれぞれコネクタに設けられた端子収容室1
05を上下2段に区画し、さらにカバー111の後端上
下面に形成した突起127が端子収容室105の後部開
口部に位置して、該開口部から引き出された電線107
を上下段コネクタの後端内壁面との間で挟持する。この
構成によって電線107は屈曲され、圧接端子109か
らの後抜けが好適に阻止されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の各圧接コネクタのうち前者のものでは、屈曲部31
を形成するために、圧接端子27に張力吸収板27dを
形成しなければならず、これによって圧接端子27の展
開形状の全長が極端に長くなり、材料の使用量が増え
て、圧接端子27が高価になる欠点があった。特に圧接
端子27は、圧接コネクタ一つ当たり最も使用数が多い
部品であることから、大幅なコスト増大の要因となっ
た。また、張力吸収板27dを平板から形成するには煩
雑な折り曲げ工程を経なければならず、生産効率を低減
させる要因にもなった。更に、前者の圧接コネクタで
は、カバー15をハウジング1の上面に回動して被着す
る構造としていたため、最大でも端子収容室7をハウジ
ング1の上下面二段で設けるのが限度であり、端子収容
室7を三段以上に積層して設けることは構造的に不可能
であった。
【0007】一方、後者ものでは、少なくとも図示のよ
うな二段の端子収容室105を設けた場合、コネクタが
上段コネクタ101、下段コネクタ103、カバー11
1の3部品構成となり、部品点数が多く、組付工数を増
加させるとともに、コストの上昇を招いた。また、この
従来例においても、コネクタの上下面にカバー111を
介在させてサブコネクタを設けることで 端子収容室1
05を三段以上に積層させることも考えられるが、この
ような構造は複雑化して実質的に製作が困難であった。
【0008】本考案は上記状況に鑑みてなされたもの
で、張力吸収板を設けずに従来と同様の抗張力が確保で
き、また、多段構成の端子収容室を考慮しても部品数を
最小限に止めることができ、しかも、三段以上の端子収
容室が積層可能な圧接コネクタを提供し、もって、製造
コストの低減、生産性の向上及び端子収容室の多段化を
図ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本考案に係る圧接コネクタの構成は、隔壁で区画され
た端子収容室をハウジングに形成するとともに、この端
子収容室の開口部をハウジングの外周面に形成し、カバ
ーをハウジングの外周に嵌着自在に設け、ハウジング後
部の両側壁と隔壁の間及び隔壁同士の間に架橋部を連架
し、端子収容室の開口部から引き出された電線を架橋部
とで挟持する凹状の電線押さえ部を架橋部に対向させて
カバーの後端部に形成したことを特徴とするものであ
る。また、圧接コネクタの構成は、端子収容室をハウジ
ングの上面側及び下面側に形成するとともに、この端子
収容室の開口部をハウジングの上面及び下面に形成した
ものであってもよい。また、電線押さえ部と架橋部とで
挟持された電線を架橋部上端面に形成された座面方向に
折り曲げ規制する電線折曲片を、カバー後部の電線押さ
え部近傍に形成することが好ましい。更に、圧接コネク
タの構成は、ハウジングに対して別体のサブハウジング
を多段状に結合自在に設け、ハウジングとサブハウジン
グとの結合面側では、ハウジングの開口部から引き出さ
れた電線を架橋部とサブハウジングの後端面とで挟持す
ることを特徴とするものであってもよい。
【0010】
【作用】端子収容室に収容された圧接端子からの電線が
開口部から引き出され、ハウジングにカバーが嵌着され
ると、電線がカバー後端部の電線押さえ部と架橋部とに
挟持され、挟持された電線がハウジング後方へ引き出さ
れることにより、電線に屈曲部が形成され、この屈曲部
が電線に抗張力を生じさせる。また、電線折曲片が形成
された圧接コネクタでは、ハウジングにカバーが嵌着さ
れると、電線押さえ部と架橋部とで挟持された電線が架
橋部上端面の座面に折り曲げ規制され、屈曲部が確実に
形成される。更に、サブハウジングを結合自在に設けた
圧接コネクタでは、ハウジングにサブハウジングが結合
されると、ハウジング下面から引き出された電線がサブ
ハウジングの後端面と架橋部とに挟持され、カバーに形
成された電線押さえ部と同様の作用で電線が挟持され、
屈曲部を形成しながら、サブハウジングの積層が可能と
なる。
【0011】
【実施例】以下、本考案に係る圧接コネクタの好適な一
実施例を図面を参照して詳細に説明する。図1は本考案
に係る圧接コネクタのカバー挿着前の斜視図、図2はカ
バーが挿着された圧接コネクタの斜視図、図3はカバー
が挿着された圧接コネクタの断面図である。図1に示す
ように、立方体状のハウジング41の内部には上下仕切
板43が形成され、上下仕切板43はハウジング41内
を上下の空間に区画している。上下仕切板43の上面側
及び下面側には両側壁45の間で複数の隔壁47が立設
され、両側壁45と隔壁45との間又は隔壁45同士の
間は端子収容室49となっている。本実施例では、上面
側に二つ、下面側に四つの端子収容室49が形成されて
いる。端子収容室49は、ハウジング41の上面及び下
面で一部分が開口部51となっている。また、両側壁4
5の外面には突起52が形成され、突起52は後述する
カバーに係止するようになっている。ハウジング41の
上面及び下面にはそれぞれの端子収容室49に対応して
舌片状のランス53が形成され、ランス53の先端は端
子収容室内に突出する係止爪53a(図3参照)となっ
ている。
【0012】ハウジング41の外周には箱状のカバー5
5が挿入され、カバー55の両側壁57の内面には突起
52と係止する凹部59が形成されている。つまり、カ
バー55は、凹部59が突起52に係止することで、ハ
ウジング41の外周に嵌着するようになっている(図2
の状態参照)。図3に示すように、端子収容室49には
圧接端子61が収容され、圧接端子61の前部は電気接
触部61aとなっている。電気接触部61aの後部には
係止部61bが形成され、係止部61bはランス53の
係止爪53aに係止される。係止部61bの後方には圧
接接続部61cが形成され、圧接接続部61cは圧接刃
61dにより電線63の被覆を切り込み芯線と導通す
る。圧接接続部61cの後方には電線挟持部61eが形
成され、電線挟持部61eは電線63に圧着巻回され
る。なお、この圧接端子61には、従来例で示したよう
な張力吸収板27d(図9参照)が形成されていない。
【0013】ところで、図1に示すように、ハウジング
41後部の両側壁45と隔壁47との間、及び隔壁47
同士の間には架橋部65が連架され、架橋部65の上端
面は電線63を載置する凹状の座面65aとなってい
る。つまり、端子収容室49に収容された圧接端子61
からの電線63は、開口部51から引き出され、架橋部
65の座面65aに載置されるようになっているのであ
る。一方、カバー55の後端部にはそれぞれの架橋部6
5に対向して凹状の電線押さえ部67が切り欠かれ、電
線押さえ部67はハウジング41にカバー55が嵌着さ
れた際、架橋部65との間に電線63を挟持する間隙を
形成するようになっている。つまり、カバー55が嵌着
されると、電線63は、電線押さえ部67と架橋部65
に挟持された状態で、座面65aに載置され、ハウジン
グ41後方へ引き出されるのである(図3参照)。ハウ
ジング41、カバー55、圧接端子61、架橋部65、
電線押さえ部67を主な部材又は部位として、本実施例
に係る圧接コネクタ69が構成されている。
【0014】次に、このように構成される圧接コネクタ
69の作用を説明する。端子収容室49に圧接端子61
が収容され、圧接端子61の電線挟持部61eによって
加締接続された電線63が開口部51から引き出される
と、電線63がハウジング41の前後方向に直交する方
向に折り曲げられる。この状態で、カバー55がハウジ
ング41に嵌着されると、電線63がカバー後端部の電
線押さえ部67と架橋部65とに挟持される。挟持され
た電線63がハウジング41後方へ引き出され、架橋部
65の座面65aに載置されることで、ハウジング41
の前後方向に直交する方向に折り曲げられた電線63
が、再びハウジング41の前後方向に折り曲げられる。
これにより、電線63には屈曲部71が形成され、この
屈曲部71が架橋部65に担持されることにより、電線
63に抗張力が生じることとなって該電線63の圧接端
子61からの抜脱が阻止される。
【0015】上述の実施例に係る圧接コネクタ69によ
れば、電線63を電線押さえ部67と架橋部65とで挟
持するとともに架橋部65の座面65aに載置して、屈
曲部71を形成したので、圧接端子61に従来のような
張力吸収板27d(図9参照)を形成する必要がなくな
る。このため、圧接端子61の展開形状の全長を短縮す
ることができるとともに、張力吸収板27dを形成する
ための煩雑な折り曲げ工程をなくすことができる。
【0016】なお、上記実施例では、端子収容室をハウ
ジングの上面側及び下面側に形成した二段構造のものと
して述べたが、図面からも容易に想像されるように、一
段の単層構造とし、かつカバーもこのハウジングに嵌着
される構造として圧接コネクタを構成することができ
る。
【0017】図4は本考案の他の実施例に係る圧接コネ
クタの断面図である。この実施例に係る圧接コネクタ7
3では、カバー55後部の電線押さえ部67近傍に電線
折曲片75が形成され、電線折曲片75は電線押さえ部
67と架橋部65とで挟持された電線63を座面65a
方向に強制的に折り曲げ規制するようになっている。他
の構成については、上述の圧接コネクタ69と同様であ
る。このように構成した圧接コネクタ73では、開口部
51から引き出された電線63が、カバー55の嵌着と
同時に強制的に座面65a方向に折り曲げられることに
なり、開口部51から引き出された電線63を一々折り
曲げて、例えばテーピィング等により結束する必要がな
くなるとともに、屈曲部71を確実な形で電線63に形
成することができる。
【0018】図5は更なる他の実施例に係る圧接コネク
タのカバー挿着前の斜視図、図6はサブハウジングを結
合したハウジングの断面図である。この実施例に係る圧
接コネクタ77では、ハウジング79下面の前部にあり
溝81が突設されるとともに、後部にありほぞ83が形
成されている(共に、図6参照)。一方、サブハウジン
グ85上面の前部にはあり溝81に係合するありほぞ8
7が形成されるとともに、後部にはありほぞ83に係合
するあり溝89が形成されている(共に、図5参照)。
サブハウジング85は、ありほぞ87、あり溝89をハ
ウジング79のあり溝81、ありほぞ83に係合するこ
とで、ハウジング79の下面に結合されるようになって
いる。そして、サブハウジング85の下面には、ハウジ
ング79下面と同様のありほぞ81、ありみぞ83を形
成することができる。つまり、サブハウジング85は、
該サブハウジング85の下面側に更に別のサブハウジン
グが積層可能となっているのである。他の構成について
は、カバー91の大きさが異なることを除き、上述の圧
接コネクタ69と同様である。
【0019】この圧接コネクタ77では、ハウジング7
9にサブハウジング85が結合されると、ハウジング7
9の下面から引き出された電線63がサブハウジング8
5の後端面85aと架橋部65とによって挟持され、座
面65aに載置されて屈曲部71を形成する。つまり、
サブハウジング85の後端面85aは、電線押さえ部6
7と同様に作用するようになっているのである。従っ
て、この圧接コネクタ77によれば、電線63に抗張力
を生じさせながら端子収容室49を二段以上に積層して
設けることが可能となるのである。
【0020】
【考案の効果】以上詳細に説明したように、本考案に係
る圧接コネクタによれば、電線の屈曲部を、電線押さえ
部と架橋部とで挟持して形成するようにしたので、圧接
端子に従来のような張力吸収板を形成する必要がなく、
圧接端子の展開形状の全長を短縮することができるとと
もに、煩雑な折り曲げ工程をなくすことができる。しか
もハウジングとカバーだけでストレインリリーフ構造を
実現して部品数の増加を抑制できる。この結果、製造コ
ストを低減することができるとともに、生産性を向上さ
せることができる。また、電線折曲片を形成した圧接コ
ネクタでは、電線押さえ部と架橋部とで挟持された電線
が、架橋部上端面の座面に折り曲げ規制されるので、屈
曲部を確実に、しかも、カバーの嵌着と同時に形成する
ことができる。更に、サブハウジングを結合自在に設け
た圧接コネクタでは、ハウジング下面から引き出された
電線を、サブハウジングの後端面と架橋部とで挟持でき
るようにしたので、従来構造では不可能であった、屈曲
部を形成しながら、端子収容室の多段化を実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による圧接コネクタのカバー
挿着前の斜視図である。
【図2】図1のカバーが挿着された圧接コネクタの斜視
図である。
【図3】図1のカバーが挿着された圧接コネクタの断面
図である。
【図4】本考案の他の実施例に係る圧接コネクタの断面
図である。
【図5】本考案の更に他の実施例に係る圧接コネクタの
カバー挿着前の斜視図である。
【図6】図5のサブハウジングを結合したハウジングの
断面図である。
【図7】ハウジングとカバーが分離された従来の圧接コ
ネクタの斜視図である。
【図8】図7のカバーが被着された圧接コネクタの断面
図である。
【図9】図7の従来の圧接コネクタに収容される圧接端
子の斜視図である。
【図10】他の従来の圧接コネクタの分解斜視図であ
る。
【図11】図10の従来の圧接コネクタの組立断面図で
ある。
【符号の説明】
41、79 ハウジング 45 側壁 47 隔壁 49 端子収容室 51 開口部 55 カバー 63 電線 65 架橋部 65a 座面 67 電線押さえ部 69、73、77 圧接コネクタ 75 電線折曲片 85 サブハウジング 85a サブハウジングの後端面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 4/24 H01R 9/03 H01R 13/46 - 13/58

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隔壁で区画された端子収容室をハウジン
    グに形成するとともに、該端子収容室の開口部をハウジ
    ングの外周面に形成し、カバーをハウジングの外周に嵌
    着自在に設け、ハウジング後部の両側壁と前記隔壁の間
    及び前記隔壁同士の間に架橋部を連架し、端子収容室の
    前記開口部から引き出された電線を該架橋部とで挟持す
    る凹状の電線押さえ部を架橋部に対向させて前記カバー
    の後端部に形成したことを特徴とする圧接コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記端子収容室を前記ハウジングの上面
    側及び下面側に形成するとともに、該端子収容室の開口
    部をハウジングの上面及び下面に形成したことを特徴と
    する請求項1記載の圧接コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記電線押さえ部と前記架橋部とで挟持
    された電線を架橋部上端面に形成された座面方向に折り
    曲げ規制する電線折曲片をカバー後部の電線押さえ部近
    傍に形成したことを特徴とする請求項1記載の圧接コネ
    クタ。
  4. 【請求項4】 前記ハウジングに対して別体のサブハウ
    ジングを多段状に結合自在に設け、前記ハウジングと該
    サブハウジングとの結合面側では、前記ハウジングの開
    口部から引き出された電線を前記架橋部と前記サブハウ
    ジングの後端面とで挟持することを特徴とする請求項1
    記載の圧接コネクタ。
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