JP2603725Y2 - ウエザーストリップ - Google Patents

ウエザーストリップ

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JP2603725Y2
JP2603725Y2 JP1993052018U JP5201893U JP2603725Y2 JP 2603725 Y2 JP2603725 Y2 JP 2603725Y2 JP 1993052018 U JP1993052018 U JP 1993052018U JP 5201893 U JP5201893 U JP 5201893U JP 2603725 Y2 JP2603725 Y2 JP 2603725Y2
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door
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正直 山根
賢一 北山
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Honda Motor Co Ltd
Nishikawa Rubber Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
Nishikawa Rubber Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ドア周縁に取付け、ボ
ディ開口縁と弾接させるウエザーストリップに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】 従来、図1乃至図3に示すように、ド
ア10に取付けてボディ開口縁20と弾接させるウエザ
ーストリップ30として、車外側Qのサブシール40と
組み合わせてドア10のリテーナー11へ嵌着する基底
部31、その基底部31に一体に結合し且つボディ開口
縁20段部と弾接させる中空シール部32、及びその中
空シール部32の車外側に突設して、サブシール40の
車内側Pの面と弾接させるリップ39よりなるウエザー
ストリップがある。なお、基底部31と中空シール部3
2とを結合する喉部33,34に、中空シール部32と
隔壁36を隔てて小さい空間部35を形成してある。
【0003】しかしながら、ルーフ部分で、図2に示す
ように矢印S方向へドアを進入させているため、ボディ
開口縁20とウエザーストリップ30との関係が一定で
ない場合、ウエザーストリップ30の断面構造をドア周
縁全体を同一にすると、シール性確保の上からは不利で
あって、その断面構造をリテーナーによりウエザースト
リップを保持するルーフ部分と、クリツプ14により保
持するフロア部分とで変える(2断面構造とする)必要
が生じ、それに伴って、両者を接続するに当たって、型
成形部分50,51を介在させる必要があり、それによ
って外観が損なわれたり、コストが上昇したりすると言
う問題点が生じる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 解決しようとする問
題点は、上記従来のウエザーストリップは、シール性確
保の上から、その断面構造をルーフ部分とフロア部分と
で変える必要があり、両者を接続する部分に型成形部分
を介在させる必要があり、それによって外観が損なわ
れ、コストが上昇することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 図1乃至図3を参考に
し図4乃至図6に基づいて第1の考案を説明する。第1
の考案に係るウエザーストリップは、ドア周縁に取付け
る基底部31と、基底部近くの幅挟喉部33,34に設
けた空間部35と、空間部35上に隔壁36を配して設
けた屋根状頂部付中空シール部32とを有するウエザー
ストリップにおいて、ドア周縁の上部においては蟻溝状
リテーナー11内に基底部31を嵌め込んだとき、リテ
ーナー上端の両フランジ部12,13が喉部34,34
を介して、隔壁36を両側から押し、隔壁36に設けた
薄肉部37を支点として隔壁36を凹のく字状に折曲げ
ると共に中空シール部32を両側から押し、屋根状部の
挟角を小さくして中空シール部32の高さHが高い形状
となる如く構成し、且つフロア側においてはクリップ1
4によりドア10に止めて隔壁36を両側から押さない
構造としてある。
【0006】図1乃至図3を参考にし図7及び図8に基
づいて第2の考案を説明する。第2の考案に係るウエザ
ーストリップは、ドア周縁に取付ける基底部31と、基
底部近くの幅挟喉部33,34に設けた空間部35と、
空間部35上に隔壁36を配して設けた屋根状頂部付中
空シール部32とを有するウエザーストリップにおい
て、ドア周縁上部の蟻溝状リテーナー11上端の車内側
フランジ部13の板厚Tを、車内側溝状喉部34のス
リット幅Tよりも大きく形成し(T<T)、蟻溝
状リテーナー11内に基底部31を嵌め込んだとき、リ
テーナー上端の車内側フランジ部13が車内側喉部上壁
38を押上げ、隔壁36に設けた薄肉部37を支点とし
て隔壁36を凹のく字状に折曲げると共に中空シール部
32を両側から押し、屋根状部の挟角を小さくして中空
シール部32の高さHが高い形状となる如く構成し、且
つフロア側においてはクリップ14によりドア10に止
めて隔壁36を両側から押さない構造としてある。
【0007】
【実施例】 第1の考案の実施例について図4乃至図6
に基づき図1乃至図3を参考にして説明すると、10は
ドア、20はボディ開口縁、30はドア10に取付けた
ウエザーストリップで、ボディ開口縁20と弾接させる
ようになっている。31はウエザーストリップの基底部
で、サブシール40の車内側Pの端部と共にドア10の
リテーナー11へ嵌着するようになっている。32はボ
ディ開口縁20段部と弾接させる中空シール部であっ
て、基底部31に一体に結合してある。39はサブシー
ル40の車内側Pの面と弾接させるリップであって、中
空シール部32の車外側Qの面に突設してある。33,
34は基底部31と中空シール部32とを結合する部分
に形成した喉部、35は小さい空間部、36は中空シー
ル部32と空間部35とを隔てる壁であって、組み付け
時、リテーナー11によって、喉部33,34の両側か
ら力K,Kを加えられると、中空シール部32が上下方
向に伸長可能に部分的に薄肉にしてある。Hはウエザー
ストリップの高さである。
【0008】第1の考案の実施例の作用について説明す
ると、ウエザーストリップの断面をドア周縁全体に亙っ
て同一構造に製造してあっても、ドア10の上部のリテ
ーナー11の開口幅を所定幅とし、且つフロア側におい
てはクリップ14によりドア10に止めて隔壁36を両
側から押さない構造とすることによって、組み付け時
に、図6に示すように、ルーフ部分の喉部33,34に
より強い力Kを加え、隔壁36の薄肉部分を下方に折り
曲げて、中空シール部32を上下方向に伸長させる等、
ボディ開口縁20とのシール量を変化させることが出来
る。そのため、ウエザーストリップの断面をドア周縁全
体に亙って共通構造にしても、シール性確保上、ルーフ
部分で不利になることはない。
【0009】第2の考案の実施例について図7・図8に
基づき図1乃至図3を参考にして説明する。ドア周縁上
部の蟻溝状リテーナー11上端の車内側フランジ部13
の板厚Tを、車内側溝状喉部34のスリット幅T
りも大きく形成してある。そしてドア周縁の上部におい
ては蟻溝状リテーナー11内に基底部31を嵌め込んだ
とき、リテーナー上端の車内側フランジ部13が車内側
喉部34上壁38を押上げ、隔壁36に設けた薄肉部3
7を支点として隔壁36を凹のく字状に折曲げると共に
中空シール部32を両側から押し、屋根状部の挟角を小
さくして中空シール部32の高さHが高い形状となるよ
うに構成し、且つフロア側においてはクリップ14によ
りドア10に止めて隔壁36を両側から押さない構造と
している。勿論、第1の考案に第2の考案を重複させて
実施することも可能である。
【0010】
【考案の効果】 本考案は以上のように構成されるた
め、ウエザーストリップの断面構造をルーフ部分とフロ
ア部分とで変える必要がなく、コストが低減され、ま
た、異断面構造のものを接続するだけのために介在させ
る型成形部分が不要となり、さらにコストが下がり、外
観が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の要部側面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】第1の本考案のリテーナー非組付け状態を示す
図1のA−A断面図である。
【図5】第1の本考案のリテーナー組付け状態を示す図
1のA−A断面図である。
【図6】図5の要部の拡大断面図である。
【図7】第2の本考案のリテーナー非組付け状態を示す
図1のA−A断面図である。
【図8】第2の本考案のリテーナー組付け状態を示す図
1のA−A断面図である。
【符号の説明】
10 ドア 11 リテーナー 12 車外側フランジ部 13 車内側フランジ部 14 クリツプ 20 ボディ開口縁 30 ウエザーストリップ 31 基底部 32 中空シール部 33 車外側喉部 34 車内側喉部 35 空間部 36 隔壁 37 薄肉部 38 車内側喉部上壁 39 リップ 40 サブシール 50 型成形部分 51 型成形部分 H ウエザーストリップの高さ K 力 P 車内側 Q 車外側 S ドアの移動方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−123714(JP,U) 実開 平4−24814(JP,U) 実開 平4−37053(JP,U) 実開 昭63−18323(JP,U) 実開 平4−16022(JP,U) 実開 平4−67517(JP,U) 実開 昭63−67323(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 10/08

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア周縁に取付ける基底部(31)と、
    基底部近くの幅挟喉部(33,34)に設けた空間部
    (35)と、空間部(35)上に隔壁(36)を配して
    設けた屋根状頂部付中空シール部(32)とを有するウ
    エザーストリップにおいて、ドア周縁の上部においては
    蟻溝状リテーナー(11)内に基底部(31)を嵌め込
    んだとき、リテーナー上端の両フランジ部(12,1
    3)が喉部(33,34)を介して隔壁(36)を両側
    から押し、隔壁(36)に設けた薄肉部(37)を支点
    として隔壁(36)を凹のく字状に折曲げると共に中空
    シール部(32)を両側から押し、屋根状部の挟角を小
    さくして中空シール部(32)の高さ(H)が高い形状
    となる如く構成し、且つフロア側においてはクリップ
    (14)によりドア(10)に止めて隔壁(36)を両
    側から押さない構造としたウエザーストリップ。
  2. 【請求項2】 ドア周縁に取付ける基底部(31)と、
    基底部近くの幅挟喉部(33,34)に設けた空間部
    (35)と、空間部(35)上に隔壁(36)を配して
    設けた屋根状頂部付中空シール部(32)とを有するウ
    エザーストリップにおいて、ドア周縁上部の蟻溝状リテ
    ーナー(11)上端の車内側フランジ部(13)の板厚
    (T)を、車内側溝状喉部(34)のスリット幅(T
    )よりも大きく形成し、蟻溝状リテーナー(11)内
    に基底部(31)を嵌め込んだとき、リテーナー上端の
    車内側フランジ部(13)が車内側喉部上壁(38)を
    押上げ、隔壁(36)に設けた薄肉部(37)を支点と
    して隔壁(36)を凹のく字状に折曲げると共に中空シ
    ール部(32)を両側から押し、屋根状部の挟角を小さ
    くして中空シール部(32)の高さ(H)が高い形状と
    なる如く構成し、且つフロア側においてはクリップ(1
    4)によりドア(10)に止めて隔壁(36)を両側か
    ら押さない構造としたウエザーストリップ。
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