JP2603159B2 - 直列制御装置のノ−ドチェック装置及びその方法 - Google Patents
直列制御装置のノ−ドチェック装置及びその方法Info
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- JP2603159B2 JP2603159B2 JP2407948A JP40794890A JP2603159B2 JP 2603159 B2 JP2603159 B2 JP 2603159B2 JP 2407948 A JP2407948 A JP 2407948A JP 40794890 A JP40794890 A JP 40794890A JP 2603159 B2 JP2603159 B2 JP 2603159B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレス、工作機械、建
設機械、船舶、航空機等の各種機械の集中管理システム
および無人搬送装置、無人倉庫等の集中管理システムに
用いられる直列制御装置において、その直列接続される
前にノ−ド個々の機能を簡易な構成で容易にかつ完璧に
チェックすることができるノ−ドチェック装置及びその
方法に関する。
設機械、船舶、航空機等の各種機械の集中管理システム
および無人搬送装置、無人倉庫等の集中管理システムに
用いられる直列制御装置において、その直列接続される
前にノ−ド個々の機能を簡易な構成で容易にかつ完璧に
チェックすることができるノ−ドチェック装置及びその
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図13は複数のノ−ド(ノ−ドコントロ
−ラ)21、22、23を直列に接続するとともにこれ
ら各ノ−ドに、対象機械内の各部に配される1乃至複数
のセンサ31およびアクチュエ−タ32を接続し、これ
らノ−ドをメインコントロ−ラ10を介して信号線30
によりル−プ状に接続し、メインコントロ−ラ10から
の信号によって各ノ−ドを制御するようにした直列制御
装置の構成を概念的に示すものである。制御用コントロ
−ラ11は対象機械を統括的に制御するものである。な
お、こうした直列制御装置の具体的構成およびその作用
は、本出願人に係る種々の特許出願により公知であるの
で本願ではその詳細な説明は省略する。
−ラ)21、22、23を直列に接続するとともにこれ
ら各ノ−ドに、対象機械内の各部に配される1乃至複数
のセンサ31およびアクチュエ−タ32を接続し、これ
らノ−ドをメインコントロ−ラ10を介して信号線30
によりル−プ状に接続し、メインコントロ−ラ10から
の信号によって各ノ−ドを制御するようにした直列制御
装置の構成を概念的に示すものである。制御用コントロ
−ラ11は対象機械を統括的に制御するものである。な
お、こうした直列制御装置の具体的構成およびその作用
は、本出願人に係る種々の特許出願により公知であるの
で本願ではその詳細な説明は省略する。
【0003】このようなル−プ状の直列制御装置では、
図11に示すようにとデ−タ部(主としてアクチュエ−
タに付与する制御デ−タDO)とエラ−チェックコ−ド
CRCとを1フレ−ムとするデ−タフレ−ム信号S0
(以下、フレ−ム信号という)がメインコントロ−ラ1
0から所定の周期を以て一方向に伝送されている。とこ
ろで、各ノ−ドは以下のような機能を有している。
図11に示すようにとデ−タ部(主としてアクチュエ−
タに付与する制御デ−タDO)とエラ−チェックコ−ド
CRCとを1フレ−ムとするデ−タフレ−ム信号S0
(以下、フレ−ム信号という)がメインコントロ−ラ1
0から所定の周期を以て一方向に伝送されている。とこ
ろで、各ノ−ドは以下のような機能を有している。
【0004】1)通信エラ−の検出機能 ノ−ドの手前で通信エラ−が発生すると、ノ−ドではフ
レ−ム信号中のエラ−チェックコ−ドCRCを検査する
ことにより通信エラ−が発生したことを検出する。この
とき受信フレ−ム信号にエラ−発生を示すエラ−コ−ド
ERRを付加して、送出する(図12参照)。これによ
りメインコントロ−ラ側では、受信されたフレ−ム信号
に付加されたエラ−コ−ドERRを検出することにより
通信エラ−の発生を知ることができる。
レ−ム信号中のエラ−チェックコ−ドCRCを検査する
ことにより通信エラ−が発生したことを検出する。この
とき受信フレ−ム信号にエラ−発生を示すエラ−コ−ド
ERRを付加して、送出する(図12参照)。これによ
りメインコントロ−ラ側では、受信されたフレ−ム信号
に付加されたエラ−コ−ドERRを検出することにより
通信エラ−の発生を知ることができる。
【0005】2)誤出力防止機能 同様に通信異常時には制御デ−タDOの内容がエラ−と
なってしまう。そこでノ−ドではエラ−のある制御デ−
タDOを安全のためアクチュエ−タに出力しないように
している。すなわち、ノ−ドでは前回受信したフレ−ム
信号中に含まれる制御デ−タを保持しており、今回受信
したフレ−ム信号中の制御デ−タの内容が検査した結果
エラ−である場合には、保持された前回の正常な制御デ
−タをアクチュエ−タに付与する(エラ−なしの場合は
今回の正常な制御デ−タを付与する)ようにしている。
なってしまう。そこでノ−ドではエラ−のある制御デ−
タDOを安全のためアクチュエ−タに出力しないように
している。すなわち、ノ−ドでは前回受信したフレ−ム
信号中に含まれる制御デ−タを保持しており、今回受信
したフレ−ム信号中の制御デ−タの内容が検査した結果
エラ−である場合には、保持された前回の正常な制御デ
−タをアクチュエ−タに付与する(エラ−なしの場合は
今回の正常な制御デ−タを付与する)ようにしている。
【0006】3)デ−タの入出力機能 ノ−ドはフレ−ム信号を受信すると、フレ−ム信号中に
含まれた制御デ−タDOをアクチュエ−タに出力すると
もに、センサで検出された検出デ−タDIを入力して前
記フレ−ム信号に付加して送出する(図12参照)。
含まれた制御デ−タDOをアクチュエ−タに出力すると
もに、センサで検出された検出デ−タDIを入力して前
記フレ−ム信号に付加して送出する(図12参照)。
【0007】4)断線検出機能 ノ−ドはフレ−ム信号が所定の断線検出時間以上検出さ
れないと、断線位置を示す断線位置デ−タを含む断線信
号SB(図9参照)を出力する。メインコントロ−ラ側
では断線信号SBを受信することにより断線発生を知
る。
れないと、断線位置を示す断線位置デ−タを含む断線信
号SB(図9参照)を出力する。メインコントロ−ラ側
では断線信号SBを受信することにより断線発生を知
る。
【0008】以上のような各機能は個々のノ−ドが製造
され、直列制御装置に組み入れる前のノ−ドの出荷段階
においてチェックされる必要がある。そこでこうした機
能チェックを行うためのチェック装置として図14に示
すようなものが考えられる。すなわち、同図に示すよう
に装置1´と個々のノ−ドコントロ−ラ(たとえば2
1)と装置2´とを信号線33により直列接続する。そ
して、装置1´の信号生成回路部1´aから所定のソフ
トウェアに基づきフレ−ム信号を送出する。そして、装
置2´の波形観測監査回路部2´aでは所定のソフトウ
ェアに基づきフレ−ム信号を受信して波形を観測、検査
することによりノ−ド21の機能をチェックする。
され、直列制御装置に組み入れる前のノ−ドの出荷段階
においてチェックされる必要がある。そこでこうした機
能チェックを行うためのチェック装置として図14に示
すようなものが考えられる。すなわち、同図に示すよう
に装置1´と個々のノ−ドコントロ−ラ(たとえば2
1)と装置2´とを信号線33により直列接続する。そ
して、装置1´の信号生成回路部1´aから所定のソフ
トウェアに基づきフレ−ム信号を送出する。そして、装
置2´の波形観測監査回路部2´aでは所定のソフトウ
ェアに基づきフレ−ム信号を受信して波形を観測、検査
することによりノ−ド21の機能をチェックする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の図14に示すチ
ェック装置では装置をフレ−ム信号の送信側と受信側に
分離したため、2台の装置1´、2´を必要とする。こ
のため、フレ−ム信号の送信のための操作を行うため、
また受信フレ−ム信号の観測、検査を行うために2台の
装置1´、2´側にそれぞれオペレ−タを配置させなけ
ればならなかったり、また、離れた場所を移動したりす
る必要があるため装置の使いがってが悪く、操作が煩わ
しいという面がある。
ェック装置では装置をフレ−ム信号の送信側と受信側に
分離したため、2台の装置1´、2´を必要とする。こ
のため、フレ−ム信号の送信のための操作を行うため、
また受信フレ−ム信号の観測、検査を行うために2台の
装置1´、2´側にそれぞれオペレ−タを配置させなけ
ればならなかったり、また、離れた場所を移動したりす
る必要があるため装置の使いがってが悪く、操作が煩わ
しいという面がある。
【0010】また、2台の装置1´、2´を分離したた
め、これら装置1´、2´では信号の同期が取れていな
い。このため、4)の断線検出機能をチェックすべく装
置1´でフレ−ム信号の送信をストップしたとしても
「装置1´が送信をストップした」という情報を装置2
´に対して正確なタイミングで伝えることができずに、
断線検出機能を精度よくチェックすることができないと
いう面がある。
め、これら装置1´、2´では信号の同期が取れていな
い。このため、4)の断線検出機能をチェックすべく装
置1´でフレ−ム信号の送信をストップしたとしても
「装置1´が送信をストップした」という情報を装置2
´に対して正確なタイミングで伝えることができずに、
断線検出機能を精度よくチェックすることができないと
いう面がある。
【0011】また、センサ31の検出デ−タおよびアク
チュエ−タ32の制御デ−タの入出力があったとして
も、こうしたデ−タの入出力が行われたかは装置2´で
受信されたフレ−ム信号の観測結果に基づき判断するし
かなく、実際にセンサ31がノ−ド21に対して検出デ
−タを出力したということ、実際にアクチュエ−タ32
が制御デ−タをノ−ド21から入力したかということま
で完全にチェックすることができない。したがって、
2)の誤出力防止機能および3)のデ−タの入出力機能
のチェックを完璧になし得ないこととなっていた。
チュエ−タ32の制御デ−タの入出力があったとして
も、こうしたデ−タの入出力が行われたかは装置2´で
受信されたフレ−ム信号の観測結果に基づき判断するし
かなく、実際にセンサ31がノ−ド21に対して検出デ
−タを出力したということ、実際にアクチュエ−タ32
が制御デ−タをノ−ド21から入力したかということま
で完全にチェックすることができない。したがって、
2)の誤出力防止機能および3)のデ−タの入出力機能
のチェックを完璧になし得ないこととなっていた。
【0012】本発明はこうした実情に鑑みてなされたも
のであり、ノ−ドの機能チェックを煩わしい操作なく簡
易に行えるとともに、ノ−ドの機能を正確かつ完璧に行
うことができる装置及びその方法を提供することをその
目的としている。
のであり、ノ−ドの機能チェックを煩わしい操作なく簡
易に行えるとともに、ノ−ドの機能を正確かつ完璧に行
うことができる装置及びその方法を提供することをその
目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明の第1発
明では、複数のノ−ドとメインコントロ−ラとを信号線
を介して直列接続することにより、メインコントロ−ラ
から前記複数のノ−ドに与える所定のデ−タフレ−ム信
号を前記信号線を介して所定の周期で一方向伝送すると
ともに、前記複数のノ−ドはそれぞれ、受信された前記
デ−タフレ−ム信号のデ−タエラ−を検出しエラ−が発
生しているときに前記デ−タフレ−ム信号中のエラ−発
生を示すエラ−コ−ド部分を発生したエラ−に対応する
エラ−コ−ドにして送出するエラ−チェック機能を備え
るようにした直列制御装置において、前記デ−タエラ−
を発生させるデ−タを含むデ−タフレ−ム信号を送出す
る送出手段と、前記ノ−ドから送出されたデ−タフレ−
ム信号を受信して、該受信デ−タフレ−ム信号に含まれ
る前記エラ−コ−ドを検出するエラ−コ−ド検出手段
と、前記エラ−コ−ド検出手段によって、発生させたデ
−タエラ−に対応するエラ−コ−ドが検出されない場合
に前記ノ−ドが異常であることを示す信号を出力する手
段とを有する疑似メインコントロ−ラを具え、この疑似
メインコントロ−ラを前記複数のノ−ドに個々に接続し
て前記複数のノ−ド個々のエラ−チェック機能を検査す
るようにしている。
明では、複数のノ−ドとメインコントロ−ラとを信号線
を介して直列接続することにより、メインコントロ−ラ
から前記複数のノ−ドに与える所定のデ−タフレ−ム信
号を前記信号線を介して所定の周期で一方向伝送すると
ともに、前記複数のノ−ドはそれぞれ、受信された前記
デ−タフレ−ム信号のデ−タエラ−を検出しエラ−が発
生しているときに前記デ−タフレ−ム信号中のエラ−発
生を示すエラ−コ−ド部分を発生したエラ−に対応する
エラ−コ−ドにして送出するエラ−チェック機能を備え
るようにした直列制御装置において、前記デ−タエラ−
を発生させるデ−タを含むデ−タフレ−ム信号を送出す
る送出手段と、前記ノ−ドから送出されたデ−タフレ−
ム信号を受信して、該受信デ−タフレ−ム信号に含まれ
る前記エラ−コ−ドを検出するエラ−コ−ド検出手段
と、前記エラ−コ−ド検出手段によって、発生させたデ
−タエラ−に対応するエラ−コ−ドが検出されない場合
に前記ノ−ドが異常であることを示す信号を出力する手
段とを有する疑似メインコントロ−ラを具え、この疑似
メインコントロ−ラを前記複数のノ−ドに個々に接続し
て前記複数のノ−ド個々のエラ−チェック機能を検査す
るようにしている。
【0014】またこの発明の第2発明では、1乃至複数
のアクチュエ−タが接続された複数のノ−ドとメインコ
ントロ−ラとを信号線を介して直列接続することによ
り、メインコントロ−ラから前記アクチュエ−タに与え
る制御デ−タを含むデ−タフレ−ム信号を前記信号線を
介して所定の周期で一方向伝送するとともに、前記複数
のノ−ドはそれぞれ、受信されたデ−タフレ−ム信号に
含まれる制御デ−タにエラ−が発生しているときは前記
アクチュエ−タに対して制御デ−タを印加するバッファ
回路をこの今回の制御デ−タで更新しないデ−タ更新機
能を備えるようにした直列制御装置において、エラ−が
発生しない制御デ−タを含むデ−タフレ−ム信号とエラ
−を発生させる制御デ−タを含むデ−タフレ−ム信号と
を順次送出する送出手段と、この送出手段の出力を前記
ノ−ドに接続する第1の信号線と、前記ノ−ドのバッフ
ァ回路の出力端子に接続された第2の信号線と、この第
2の信号線から前記バッファ回路の出力を受入する受信
メモリと、前記受信メモリのデ−タ内容を判別すること
により前記デ−タ更新機能を検査する検査手段と を有
する疑似メインコントロ−ラを具え、この疑似メインコ
ントロ−ラによって前記複数のノ−ド個々のデ−タ更新
機能を検査するようにしている。
のアクチュエ−タが接続された複数のノ−ドとメインコ
ントロ−ラとを信号線を介して直列接続することによ
り、メインコントロ−ラから前記アクチュエ−タに与え
る制御デ−タを含むデ−タフレ−ム信号を前記信号線を
介して所定の周期で一方向伝送するとともに、前記複数
のノ−ドはそれぞれ、受信されたデ−タフレ−ム信号に
含まれる制御デ−タにエラ−が発生しているときは前記
アクチュエ−タに対して制御デ−タを印加するバッファ
回路をこの今回の制御デ−タで更新しないデ−タ更新機
能を備えるようにした直列制御装置において、エラ−が
発生しない制御デ−タを含むデ−タフレ−ム信号とエラ
−を発生させる制御デ−タを含むデ−タフレ−ム信号と
を順次送出する送出手段と、この送出手段の出力を前記
ノ−ドに接続する第1の信号線と、前記ノ−ドのバッフ
ァ回路の出力端子に接続された第2の信号線と、この第
2の信号線から前記バッファ回路の出力を受入する受信
メモリと、前記受信メモリのデ−タ内容を判別すること
により前記デ−タ更新機能を検査する検査手段と を有
する疑似メインコントロ−ラを具え、この疑似メインコ
ントロ−ラによって前記複数のノ−ド個々のデ−タ更新
機能を検査するようにしている。
【0015】また、この発明の第3発明では、1乃至複
数のセンサおよび1乃至複数のアクチュエ−タがそれぞ
れ接続された複数のノ−ドとメインコントロ−ラとを信
号線を介して直列接続することにより、メインコントロ
−ラから前記アクチュエ−タに与える制御デ−タを含む
デ−タフレ−ム信号を前記信号線を介して所定の周期で
一方向伝送するとともに、前記複数のノ−ドはそれぞ
れ、受信されたデ−タフレ−ム信号に含まれた制御デ−
タを前記アクチュエ−タに出力するともに、前記センサ
で検出された検出デ−タを入力して該入力検出デ−タを
前記デ−タフレ−ム信号に付加して送出するデ−タ入出
力機能を備えるようにした直列制御装置において、前記
ノ−ドに前記センサおよびアクチュエ−タの替りとして
の疑似入出力装置を接続して、この疑似入出力装置が接
続されたノ−ド個々と前記メインコントロ−ラの替りと
しての疑似メインコントロ−ラとを信号線を介して直列
接続するとともに、前記疑似メインコントロ−ラは、前
記検出デ−タを前記疑似入出力装置に送出するととも
に、前記制御デ−タを含むデ−タフレ−ム信号を前記信
号線を介して送出する送出手段と、前記送出手段によっ
て送出した前記検出デ−タおよび前記制御デ−タを記憶
する記憶手段とを具え、前記疑似入出力装置は、前記送
出手段により送出された検出デ−タを前記ノ−ドに出力
するとともに、前記ノ−ドから入力された制御デ−タを
前記疑似メインコントロ−ラに送出する手段を具え、前
記疑似メインコントロ−ラは、前記ノ−ドから送出され
たデ−タフレ−ム信号を受信して、該受信されたデ−タ
フレ−ム信号に含まれる検出デ−タが前記記憶手段で記
憶した検出デ−タと一致していない場合に前記ノ−ドが
異常であることを示す信号を出力するとともに、前記疑
似入出力装置から送出された制御デ−タが前記記憶手段
で記憶した制御デ−タと一致していない場合に前記ノ−
ドが異常であることを示す信号を出力する手段をさらに
具え、前記複数のノ−ド個々のデ−タ入出力機能を検査
するようにしている。
数のセンサおよび1乃至複数のアクチュエ−タがそれぞ
れ接続された複数のノ−ドとメインコントロ−ラとを信
号線を介して直列接続することにより、メインコントロ
−ラから前記アクチュエ−タに与える制御デ−タを含む
デ−タフレ−ム信号を前記信号線を介して所定の周期で
一方向伝送するとともに、前記複数のノ−ドはそれぞ
れ、受信されたデ−タフレ−ム信号に含まれた制御デ−
タを前記アクチュエ−タに出力するともに、前記センサ
で検出された検出デ−タを入力して該入力検出デ−タを
前記デ−タフレ−ム信号に付加して送出するデ−タ入出
力機能を備えるようにした直列制御装置において、前記
ノ−ドに前記センサおよびアクチュエ−タの替りとして
の疑似入出力装置を接続して、この疑似入出力装置が接
続されたノ−ド個々と前記メインコントロ−ラの替りと
しての疑似メインコントロ−ラとを信号線を介して直列
接続するとともに、前記疑似メインコントロ−ラは、前
記検出デ−タを前記疑似入出力装置に送出するととも
に、前記制御デ−タを含むデ−タフレ−ム信号を前記信
号線を介して送出する送出手段と、前記送出手段によっ
て送出した前記検出デ−タおよび前記制御デ−タを記憶
する記憶手段とを具え、前記疑似入出力装置は、前記送
出手段により送出された検出デ−タを前記ノ−ドに出力
するとともに、前記ノ−ドから入力された制御デ−タを
前記疑似メインコントロ−ラに送出する手段を具え、前
記疑似メインコントロ−ラは、前記ノ−ドから送出され
たデ−タフレ−ム信号を受信して、該受信されたデ−タ
フレ−ム信号に含まれる検出デ−タが前記記憶手段で記
憶した検出デ−タと一致していない場合に前記ノ−ドが
異常であることを示す信号を出力するとともに、前記疑
似入出力装置から送出された制御デ−タが前記記憶手段
で記憶した制御デ−タと一致していない場合に前記ノ−
ドが異常であることを示す信号を出力する手段をさらに
具え、前記複数のノ−ド個々のデ−タ入出力機能を検査
するようにしている。
【0016】また、この発明の第4発明では、複数のノ
−ドとメインコントロ−ラとを信号線を介して直列接続
することにより、メインコントロ−ラから前記複数のノ
−ドに与える所定のデ−タフレ−ム信号を前記信号線を
介して所定の周期で一方向伝送するとともに、前記複数
のノ−ドはそれぞれ、前記デ−タフレ−ム信号が予め設
定された断線検出時間以上検出されない場合に予め設定
された断線位置デ−タを含む、断線発生を示す断線信号
を送出する断線検出機能を備えるようにした直列制御装
置において、前記デ−タフレ−ム信号の伝送を停止する
伝送停止手段と、前記伝送停止手段による伝送停止から
前記断線信号が受信されるまでの時間を計時するタイマ
手段と、前記タイマ手段のカウント値と前記予設定され
た断線検出時間との比較に基づき前記ノ−ドの異常を検
出するとともに、受信された断線信号に含まれる断線位
置デ−タを判定することにより前記ノ−ドの異常を検出
する検出手段とを有する疑似メインコントロ−ラを具
え、この疑似メインコントロ−ラを前記複数のノ−ド個
々に接続して前記複数のノ−ド個々の断線検出機能を検
査するようにしている。
−ドとメインコントロ−ラとを信号線を介して直列接続
することにより、メインコントロ−ラから前記複数のノ
−ドに与える所定のデ−タフレ−ム信号を前記信号線を
介して所定の周期で一方向伝送するとともに、前記複数
のノ−ドはそれぞれ、前記デ−タフレ−ム信号が予め設
定された断線検出時間以上検出されない場合に予め設定
された断線位置デ−タを含む、断線発生を示す断線信号
を送出する断線検出機能を備えるようにした直列制御装
置において、前記デ−タフレ−ム信号の伝送を停止する
伝送停止手段と、前記伝送停止手段による伝送停止から
前記断線信号が受信されるまでの時間を計時するタイマ
手段と、前記タイマ手段のカウント値と前記予設定され
た断線検出時間との比較に基づき前記ノ−ドの異常を検
出するとともに、受信された断線信号に含まれる断線位
置デ−タを判定することにより前記ノ−ドの異常を検出
する検出手段とを有する疑似メインコントロ−ラを具
え、この疑似メインコントロ−ラを前記複数のノ−ド個
々に接続して前記複数のノ−ド個々の断線検出機能を検
査するようにしている。
【0017】
【作用】すなわち、第1発明の構成によれば、疑似メイ
ンコントロ−ラからノ−ドにエラ−発生状態であること
を示すデ−タフレ−ム信号が送出される。ここでノ−ド
が正常であれば、受信されたデ−タフレ−ム信号のデ−
タエラ−を検出してデ−タフレ−ム信号にエラ−発生を
示すエラ−コ−ドを付加して疑似メインコントロ−ラに
送出することになる。疑似メインコントロ−ラはノ−ド
から送出されたデ−タフレ−ム信号を受信して、該受信
デ−タフレ−ム信号に含まれるエラ−コ−ドを検出す
る。ここでノ−ドが正常であればエラ−コ−ドが検出さ
れるが、エラ−コ−ドが検出されない場合にノ−ドが異
常であることを示す信号を出力する。こうしてノ−ドの
エラ−コ−ド付加機能のチェック、つまり1)の通信エ
ラ−検出機能のチェックが行われる。
ンコントロ−ラからノ−ドにエラ−発生状態であること
を示すデ−タフレ−ム信号が送出される。ここでノ−ド
が正常であれば、受信されたデ−タフレ−ム信号のデ−
タエラ−を検出してデ−タフレ−ム信号にエラ−発生を
示すエラ−コ−ドを付加して疑似メインコントロ−ラに
送出することになる。疑似メインコントロ−ラはノ−ド
から送出されたデ−タフレ−ム信号を受信して、該受信
デ−タフレ−ム信号に含まれるエラ−コ−ドを検出す
る。ここでノ−ドが正常であればエラ−コ−ドが検出さ
れるが、エラ−コ−ドが検出されない場合にノ−ドが異
常であることを示す信号を出力する。こうしてノ−ドの
エラ−コ−ド付加機能のチェック、つまり1)の通信エ
ラ−検出機能のチェックが行われる。
【0018】また、第2発明の構成によれば、疑似メイ
ンコントロ−ラからノ−ドにエラ−のない制御デ−タを
含むデ−タフレ−ム信号とエラ−のある制御デ−タを含
むデ−タフレ−ム信号とが連続して送出される。ここで
ノ−ドが正常であれば、2回目のデ−タフレ−ム信号が
受信された際に今回のデ−タフレ−ム信号に含まれる制
御デ−タがエラ−であることを検出して前回入力された
デ−タフレ−ム信号に含まれた制御デ−タを疑似アクチ
ュエ−タに出力する。この結果、疑似アクチュエ−タに
連続して入力された制御デ−タは一致する。疑似アクチ
ュエ−タは入力された制御デ−タを疑似メインコントロ
−ラに送出する。疑似メインコントロ−ラは、疑似アク
チュエ−タから送出された制御デ−タを受信して、該受
信された両制御デ−タの内容が一致していない場合にノ
−ドが異常であることを示す信号を出力する。こうして
制御デ−タにエラ−が発生したときは制御デ−タを更新
しないという機能、つまり2)の誤出力防止機能のチェ
ックが行われる。
ンコントロ−ラからノ−ドにエラ−のない制御デ−タを
含むデ−タフレ−ム信号とエラ−のある制御デ−タを含
むデ−タフレ−ム信号とが連続して送出される。ここで
ノ−ドが正常であれば、2回目のデ−タフレ−ム信号が
受信された際に今回のデ−タフレ−ム信号に含まれる制
御デ−タがエラ−であることを検出して前回入力された
デ−タフレ−ム信号に含まれた制御デ−タを疑似アクチ
ュエ−タに出力する。この結果、疑似アクチュエ−タに
連続して入力された制御デ−タは一致する。疑似アクチ
ュエ−タは入力された制御デ−タを疑似メインコントロ
−ラに送出する。疑似メインコントロ−ラは、疑似アク
チュエ−タから送出された制御デ−タを受信して、該受
信された両制御デ−タの内容が一致していない場合にノ
−ドが異常であることを示す信号を出力する。こうして
制御デ−タにエラ−が発生したときは制御デ−タを更新
しないという機能、つまり2)の誤出力防止機能のチェ
ックが行われる。
【0019】また、第3発明の構成によれば、疑似メイ
ンコントロ−ラからノ−ドに制御デ−タを含むデ−タフ
レ−ム信号が送出される。一方、疑似メインコントロ−
ラから疑似入出力装置に対しても検出デ−タが送出され
る。これら送出される制御デ−タおよび検出デ−タは記
憶される。ここでノ−ドが正常であれば、疑似入出力装
置から検出デ−タを入力してこれをデ−タフレ−ム信号
に付加するとともに、デ−タフレ−ム信号中の制御デ−
タを疑似入出力装置に出力した後デ−タフレ−ム信号を
疑似メインコントロ−ラに送出する。疑似入出力装置は
入力された制御デ−タを疑似メインコントロ−ラに送出
する。疑似メインコントロ−ラは受信したデ−タフレ−
ム中の検出デ−タが記憶した検出デ−タと一致していな
いとノ−ドが異常であることを示す信号を出力する。ま
た、疑似入出力装置から送出された制御デ−タが記憶し
た制御デ−タと一致していないとノ−ドが異常であるこ
とを示す信号を出力する。こうして、実際に疑似入出力
装置からノ−ドに検出デ−タが入力されたか否か、およ
び実際にノ−ドから疑似入出力装置に制御デ−タが出力
されたか否かを監視することにより3)のデ−タ入出力
機能のチェックが行われる。
ンコントロ−ラからノ−ドに制御デ−タを含むデ−タフ
レ−ム信号が送出される。一方、疑似メインコントロ−
ラから疑似入出力装置に対しても検出デ−タが送出され
る。これら送出される制御デ−タおよび検出デ−タは記
憶される。ここでノ−ドが正常であれば、疑似入出力装
置から検出デ−タを入力してこれをデ−タフレ−ム信号
に付加するとともに、デ−タフレ−ム信号中の制御デ−
タを疑似入出力装置に出力した後デ−タフレ−ム信号を
疑似メインコントロ−ラに送出する。疑似入出力装置は
入力された制御デ−タを疑似メインコントロ−ラに送出
する。疑似メインコントロ−ラは受信したデ−タフレ−
ム中の検出デ−タが記憶した検出デ−タと一致していな
いとノ−ドが異常であることを示す信号を出力する。ま
た、疑似入出力装置から送出された制御デ−タが記憶し
た制御デ−タと一致していないとノ−ドが異常であるこ
とを示す信号を出力する。こうして、実際に疑似入出力
装置からノ−ドに検出デ−タが入力されたか否か、およ
び実際にノ−ドから疑似入出力装置に制御デ−タが出力
されたか否かを監視することにより3)のデ−タ入出力
機能のチェックが行われる。
【0020】また、第4発明の構成によれば、疑似メイ
ンコントロ−ラは、デ−タフレ−ム信号の所定周期の伝
送を停止する。これにより、ノ−ドが正常であれば、デ
−タフレ−ム信号が予め設定された断線検出時間以上検
出されない場合に予め設定された断線位置デ−タを含
む、断線発生を示す断線信号を送出する。疑似メインコ
ントロ−ラではデ−タフレ−ム信号の伝送停止時にタイ
マがスタ−トされており、ノ−ドから送出された断線信
号が受信された時点までの時間をカウントする。ここ
で、ノ−ドが正常であれば、このカウント値と予設定さ
れた断線検出時間とは一致するはずである。そこで、カ
ウント値が予設定された断線検出時間と一致していない
とノ−ドが異常であることを示す信号を出力する。一
方、ノ−ドが正常であれば、疑似メインコントロ−ラで
受信した断線信号中の断線位置デ−タと予設定された断
線位置デ−タとは一致しているはずである。そこで、受
信した断線信号中の断線位置デ−タが予設定された断線
位置デ−タと一致していない場合にノ−ドが異常である
ことを示す信号を出力する。こうして4)の断線検出機
能のチェックが行われる。
ンコントロ−ラは、デ−タフレ−ム信号の所定周期の伝
送を停止する。これにより、ノ−ドが正常であれば、デ
−タフレ−ム信号が予め設定された断線検出時間以上検
出されない場合に予め設定された断線位置デ−タを含
む、断線発生を示す断線信号を送出する。疑似メインコ
ントロ−ラではデ−タフレ−ム信号の伝送停止時にタイ
マがスタ−トされており、ノ−ドから送出された断線信
号が受信された時点までの時間をカウントする。ここ
で、ノ−ドが正常であれば、このカウント値と予設定さ
れた断線検出時間とは一致するはずである。そこで、カ
ウント値が予設定された断線検出時間と一致していない
とノ−ドが異常であることを示す信号を出力する。一
方、ノ−ドが正常であれば、疑似メインコントロ−ラで
受信した断線信号中の断線位置デ−タと予設定された断
線位置デ−タとは一致しているはずである。そこで、受
信した断線信号中の断線位置デ−タが予設定された断線
位置デ−タと一致していない場合にノ−ドが異常である
ことを示す信号を出力する。こうして4)の断線検出機
能のチェックが行われる。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る直列制御
装置のノ−ドチェック装置の実施例について説明する。
装置のノ−ドチェック装置の実施例について説明する。
【0022】図1は実施例のノ−ドチェック装置の外観
を示したものである。なお、実施例ではチェック対象で
あるノ−ドとして図13に示すノ−ド21を想定してい
る。同図に示すようにノ−ド21が製造され、図13の
直列制御装置に組み入れられる前の出荷段階においてノ
−ド21のI/O端子26、27には信号線36を介し
て後述するダミ−I/Oボックス2が接続される。ま
た、ノ−ド21のフレ−ム信号用端子24、25には光
ファイバまたは電線で構成される通信線34のそれぞれ
一端が接続され、通信線34のそれぞれの他端は汎用の
パ−ソナルコンピュ−タ本体(以下、単にパソコンとい
う)3に挿入された拡張制御ボ−ドである後述するチェ
ックボ−ド1に接続される。すなわち、ノ−ド21とチ
ェックボ−ド1とは通信線34を介して閉ル−プ状に直
列に接続されている。さらにチェックボ−ド1とダミ−
I/Oボックス2とは信号線35により接続されてい
る。
を示したものである。なお、実施例ではチェック対象で
あるノ−ドとして図13に示すノ−ド21を想定してい
る。同図に示すようにノ−ド21が製造され、図13の
直列制御装置に組み入れられる前の出荷段階においてノ
−ド21のI/O端子26、27には信号線36を介し
て後述するダミ−I/Oボックス2が接続される。ま
た、ノ−ド21のフレ−ム信号用端子24、25には光
ファイバまたは電線で構成される通信線34のそれぞれ
一端が接続され、通信線34のそれぞれの他端は汎用の
パ−ソナルコンピュ−タ本体(以下、単にパソコンとい
う)3に挿入された拡張制御ボ−ドである後述するチェ
ックボ−ド1に接続される。すなわち、ノ−ド21とチ
ェックボ−ド1とは通信線34を介して閉ル−プ状に直
列に接続されている。さらにチェックボ−ド1とダミ−
I/Oボックス2とは信号線35により接続されてい
る。
【0023】パソコン3にはCRT表示装置4が接続さ
れていて、この表示装置4の表示画面4a上に後述する
表示を行う。パソコン3およびこれに挿入されるチェッ
クボ−ド1は図13におけるメインコントロ−ラ10の
機能を有しており、ハ−ドディスクに入れられたチェッ
ク処理用ソフトに応じて動作する。すなわち、通信線3
4を介して図11に示すようなプロトコルのフレ−ム信
号S0を生成してノ−ド21の端子24に向けて一方向
にシルアル伝送する。そして、ノ−ド21ではこのフレ
−ム信号S0を受信して図12に示すようなプロトコル
のフレ−ム信号S1を端子25から通信線34を介して
チェックボ−ド1に送出する。ダミ−I/Oボックス2
は図13におけるセンサ31およびアクチュエ−タ32
の機能を有しており、チェックボ−ド1から信号線35
を介して入力される指令に応じてノ−ド21との間でセ
ンサ31の検出デ−タおよびアクチュエ−タ32の制御
デ−タの入出力を行う。すなわち、ノ−ド21の端子2
7から信号線36を介して出力された制御デ−タDOを
入力するとともに、入力された制御デ−タDOを信号線
35を介してチェックボ−ド1に送出する。一方、チェ
ックボ−ド1からフレ−ム信号S0に付加すべき検出デ
−タDIがダミ−I/Oボックス2に送出されるとダミ
−I/Oボックス2は信号線36を介してノ−ド21の
端子26に検出デ−タDIを送出して、フレ−ム信号S
0に検出デ−タDIを付加する。
れていて、この表示装置4の表示画面4a上に後述する
表示を行う。パソコン3およびこれに挿入されるチェッ
クボ−ド1は図13におけるメインコントロ−ラ10の
機能を有しており、ハ−ドディスクに入れられたチェッ
ク処理用ソフトに応じて動作する。すなわち、通信線3
4を介して図11に示すようなプロトコルのフレ−ム信
号S0を生成してノ−ド21の端子24に向けて一方向
にシルアル伝送する。そして、ノ−ド21ではこのフレ
−ム信号S0を受信して図12に示すようなプロトコル
のフレ−ム信号S1を端子25から通信線34を介して
チェックボ−ド1に送出する。ダミ−I/Oボックス2
は図13におけるセンサ31およびアクチュエ−タ32
の機能を有しており、チェックボ−ド1から信号線35
を介して入力される指令に応じてノ−ド21との間でセ
ンサ31の検出デ−タおよびアクチュエ−タ32の制御
デ−タの入出力を行う。すなわち、ノ−ド21の端子2
7から信号線36を介して出力された制御デ−タDOを
入力するとともに、入力された制御デ−タDOを信号線
35を介してチェックボ−ド1に送出する。一方、チェ
ックボ−ド1からフレ−ム信号S0に付加すべき検出デ
−タDIがダミ−I/Oボックス2に送出されるとダミ
−I/Oボックス2は信号線36を介してノ−ド21の
端子26に検出デ−タDIを送出して、フレ−ム信号S
0に検出デ−タDIを付加する。
【0024】図2はチェックボ−ド1の構成を示し、図
3はダミ−I/Oボックス2の構成を示したものであ
る。
3はダミ−I/Oボックス2の構成を示したものであ
る。
【0025】図2に示すようにパソコン3のアドレスバ
スはチップセレクト回路40を介して送信メモリ41、
42、受信メモリ43、44、エラ−バッファ45、断
線バッファ46、タイミング回路53に接続されるとと
もに、信号線35を介してダミ−I/Oボックス2のダ
ミ−出力信号回路59、ダミ−入力信号回路60に接続
されている(図3参照)。パソコン3ではチェック処理
用ソフトに応じた命令がアドレスバス、チップセレクト
回路40に送出され、選択的に送信メモリ41、42、
受信メモリ43、44、エラ−バッファ45、断線バッ
ファ46、ダミ−出力信号回路59、ダミ−入力信号回
路60に読みだし書き込み命令を、タイミング回路53
に制御命令を出力する。パソコン3のデ−タバスは送信
メモリ41、42、受信メモリ43、44、エラ−バッ
ファ45、断線バッファ46、断線検出時間測定用カウ
ンタ58に接続されるとともに、信号線35を介してダ
ミ−I/Oボックス2のダミ−出力信号回路59、ダミ
−入力信号回路60に接続されている。パソコン3では
チップセレクト回路40の選択に応じて送信メモリ4
1、42、受信メモリ43、44、エラ−バッファ4
5、断線バッファ46、断線検出時間測定用カウンタ5
8、ダミ−出力信号回路59、ダミ−入力信号回路60
におけるデ−タの入出力を行う。タイミング回路53は
制御命令に応じて切換回路51、52に切換信号を出力
するとともに、断線検出時間測定用カウンタ58にカウ
ント値をリセットするためのリセット信号Rを出力す
る。切換回路51に入力される切換信号の内容に応じて
P/S変換回路47、48を選択する。すなわち、P/
S変換回路47が選択されたときは送信メモリ41に格
納されたデ−タがP/S変換回路47でパラレル/シル
アル変換されて切換回路51を介して送信回路54を経
て通信線34を介してノ−ド21の端子24にフレ−ム
信号S0としてシリアル伝送される。同様にP/S変換
回路48が選択されたときは送信メモリ42に格納され
たデ−タが通信線34からノ−ド21の端子24にシリ
アル伝送される。受信回路55ではノ−ド21の端子2
5から送出されたフレ−ム信号S1が通信線34を介し
て受信される。切換回路52も切換回路51と同様に入
力された切換信号の内容に応じてS/P変換回路49、
50を選択するものであり、選択結果に応じて受信回路
55で受信されたフレ−ム信号S1をS/P変換回路4
9、50のいずれかに加える。S/P変換回路49、5
0ではフレ−ム信号S1をシリアル/パラレル変換して
それぞれ受信メモリ43、44に格納する。
スはチップセレクト回路40を介して送信メモリ41、
42、受信メモリ43、44、エラ−バッファ45、断
線バッファ46、タイミング回路53に接続されるとと
もに、信号線35を介してダミ−I/Oボックス2のダ
ミ−出力信号回路59、ダミ−入力信号回路60に接続
されている(図3参照)。パソコン3ではチェック処理
用ソフトに応じた命令がアドレスバス、チップセレクト
回路40に送出され、選択的に送信メモリ41、42、
受信メモリ43、44、エラ−バッファ45、断線バッ
ファ46、ダミ−出力信号回路59、ダミ−入力信号回
路60に読みだし書き込み命令を、タイミング回路53
に制御命令を出力する。パソコン3のデ−タバスは送信
メモリ41、42、受信メモリ43、44、エラ−バッ
ファ45、断線バッファ46、断線検出時間測定用カウ
ンタ58に接続されるとともに、信号線35を介してダ
ミ−I/Oボックス2のダミ−出力信号回路59、ダミ
−入力信号回路60に接続されている。パソコン3では
チップセレクト回路40の選択に応じて送信メモリ4
1、42、受信メモリ43、44、エラ−バッファ4
5、断線バッファ46、断線検出時間測定用カウンタ5
8、ダミ−出力信号回路59、ダミ−入力信号回路60
におけるデ−タの入出力を行う。タイミング回路53は
制御命令に応じて切換回路51、52に切換信号を出力
するとともに、断線検出時間測定用カウンタ58にカウ
ント値をリセットするためのリセット信号Rを出力す
る。切換回路51に入力される切換信号の内容に応じて
P/S変換回路47、48を選択する。すなわち、P/
S変換回路47が選択されたときは送信メモリ41に格
納されたデ−タがP/S変換回路47でパラレル/シル
アル変換されて切換回路51を介して送信回路54を経
て通信線34を介してノ−ド21の端子24にフレ−ム
信号S0としてシリアル伝送される。同様にP/S変換
回路48が選択されたときは送信メモリ42に格納され
たデ−タが通信線34からノ−ド21の端子24にシリ
アル伝送される。受信回路55ではノ−ド21の端子2
5から送出されたフレ−ム信号S1が通信線34を介し
て受信される。切換回路52も切換回路51と同様に入
力された切換信号の内容に応じてS/P変換回路49、
50を選択するものであり、選択結果に応じて受信回路
55で受信されたフレ−ム信号S1をS/P変換回路4
9、50のいずれかに加える。S/P変換回路49、5
0ではフレ−ム信号S1をシリアル/パラレル変換して
それぞれ受信メモリ43、44に格納する。
【0026】エラ−コ−ド検出回路56では受信回路5
5で受信されたフレ−ム信号S1を入力して、該フレ−
ム信号S1中に含まれるエラ−コ−ドERRを検出す
る。該エラ−コ−ドERRがエラ−コ−ド検出回路56
に入力されている間、エラ−コ−ド検出回路56はエラ
−コ−ド検出信号をエラ−バッファ45に加え、このエ
ラ−コ−ド検出信号が加えられている間に、エラ−バッ
ファ45はエラ−コ−ドERRを記憶、格納する。断線
コ−ド検出回路57では受信回路55で受信された断線
信号SBを入力して、該断線信号S´1中に含まれる断
線コ−ドを検出する。断線コ−ドが検出され、これに続
く断線位置デ−タが断線コ−ド検出回路57に入力され
ている間、断線コ−ド検出回路56は断線位置デ−タ検
出信号を断線バッファ46に加え、この断線位置デ−タ
検出信号が加えられている間に、断線バッファ46は断
線位置デ−タを記憶、格納する。タイミング回路53か
らリセット信号Rが断線検出時間カウンタ58に加えら
れるとカウント値がリセットされる。以後、断線検出時
間カウンタ58はカウントアップする。そして断線コ−
ド検出回路57で断線コ−ドが検出された時点で断線コ
−ド検出回路57からカウントを終了させるためのカウ
ント終了信号Eが断線検出時間カウンタ58に出力さ
れ、これに応じてカウンタ58はカウントアップを終了
する。以後、上記断線位置デ−タ検出信号が入力されて
いる間、カウンタ58のカウント値が保持される。
5で受信されたフレ−ム信号S1を入力して、該フレ−
ム信号S1中に含まれるエラ−コ−ドERRを検出す
る。該エラ−コ−ドERRがエラ−コ−ド検出回路56
に入力されている間、エラ−コ−ド検出回路56はエラ
−コ−ド検出信号をエラ−バッファ45に加え、このエ
ラ−コ−ド検出信号が加えられている間に、エラ−バッ
ファ45はエラ−コ−ドERRを記憶、格納する。断線
コ−ド検出回路57では受信回路55で受信された断線
信号SBを入力して、該断線信号S´1中に含まれる断
線コ−ドを検出する。断線コ−ドが検出され、これに続
く断線位置デ−タが断線コ−ド検出回路57に入力され
ている間、断線コ−ド検出回路56は断線位置デ−タ検
出信号を断線バッファ46に加え、この断線位置デ−タ
検出信号が加えられている間に、断線バッファ46は断
線位置デ−タを記憶、格納する。タイミング回路53か
らリセット信号Rが断線検出時間カウンタ58に加えら
れるとカウント値がリセットされる。以後、断線検出時
間カウンタ58はカウントアップする。そして断線コ−
ド検出回路57で断線コ−ドが検出された時点で断線コ
−ド検出回路57からカウントを終了させるためのカウ
ント終了信号Eが断線検出時間カウンタ58に出力さ
れ、これに応じてカウンタ58はカウントアップを終了
する。以後、上記断線位置デ−タ検出信号が入力されて
いる間、カウンタ58のカウント値が保持される。
【0027】一方、図3に示すようにダミ−I/Oボッ
クス2のダミ−出力信号回路59にパソコン3のデ−タ
バスから信号線35を介してロジック電圧5Vの検出デ
−タDIが加えられると、該検出デ−タDIは信号レベ
ル変換回路61によりセンサの検出電圧レベルであるA
C100VまたはDC24Vの電圧にレベル変換され、
信号線36を介してノ−ド21の端子26に加えられ
る。ノ−ド21では端子26に加えられた検出デ−タD
Iを再度ロジック電圧5Vにレベル変換して入力する。
またノ−ド21の端子27からアクチュエ−タの駆動電
圧レベルであるAC100VまたはDC24Vの電圧の
制御デ−タDOが信号線36を介して信号レベル変換回
路62に加えられる。信号レベル変換回路62では制御
デ−タDOをロジック電圧5Vにレベル変換してダミ−
入力信号回路60に加える。ダミ−入力信号回路60は
信号線35、デ−タバスを介してパソコン3に制御デ−
タDOを出力する。
クス2のダミ−出力信号回路59にパソコン3のデ−タ
バスから信号線35を介してロジック電圧5Vの検出デ
−タDIが加えられると、該検出デ−タDIは信号レベ
ル変換回路61によりセンサの検出電圧レベルであるA
C100VまたはDC24Vの電圧にレベル変換され、
信号線36を介してノ−ド21の端子26に加えられ
る。ノ−ド21では端子26に加えられた検出デ−タD
Iを再度ロジック電圧5Vにレベル変換して入力する。
またノ−ド21の端子27からアクチュエ−タの駆動電
圧レベルであるAC100VまたはDC24Vの電圧の
制御デ−タDOが信号線36を介して信号レベル変換回
路62に加えられる。信号レベル変換回路62では制御
デ−タDOをロジック電圧5Vにレベル変換してダミ−
入力信号回路60に加える。ダミ−入力信号回路60は
信号線35、デ−タバスを介してパソコン3に制御デ−
タDOを出力する。
【0028】ノ−ド21としては、正常であれば以下の
ように動作する。なお、ノ−ド21の具体的回路構成は
本願発明の特徴とする部分ではないので、その図示およ
び詳細な説明は省略する。
ように動作する。なお、ノ−ド21の具体的回路構成は
本願発明の特徴とする部分ではないので、その図示およ
び詳細な説明は省略する。
【0029】いま、図13の直列制御装置においてメイ
ンコントロ−ラ10とノ−ド21のみが閉ル−プ状に接
続された構成を考える。メインコントロ−ラ10からま
ず図11に示すようなプロトコルのフレ−ム信号S0が
所定のサンプリング周期Tで伝送される。このフレ−ム
信号S0は、センサ31で検出される検出デ−タDIの
先頭を示す第1のスタ−トコ−ドSTIと、アクチュエ
−タ32に与える制御デ−タDOの先頭を示す第2のス
タ−トコ−ドSTOと、これらデ−タ列の末尾を示すス
トップコ−ドSPと、CRCチェックによるデ−タ誤り
チェックを行うためのCRCコ−ドとからなる。ノ−ド
21では上記フレ−ム信号S0が受信される。
ンコントロ−ラ10とノ−ド21のみが閉ル−プ状に接
続された構成を考える。メインコントロ−ラ10からま
ず図11に示すようなプロトコルのフレ−ム信号S0が
所定のサンプリング周期Tで伝送される。このフレ−ム
信号S0は、センサ31で検出される検出デ−タDIの
先頭を示す第1のスタ−トコ−ドSTIと、アクチュエ
−タ32に与える制御デ−タDOの先頭を示す第2のス
タ−トコ−ドSTOと、これらデ−タ列の末尾を示すス
トップコ−ドSPと、CRCチェックによるデ−タ誤り
チェックを行うためのCRCコ−ドとからなる。ノ−ド
21では上記フレ−ム信号S0が受信される。
【0030】3)デ−タの入出力機能 ノ−ド21においてはまずフレ−ム信号S0の第1のス
タ−トコ−ドSTIが検出された時点で、ノ−ド21に
接続されたセンサ31からの検出デ−タDIが入力され
る。そしてこの第1のスタ−トコ−ドSTIに続いて検
出デ−タDIが付加されたフレ−ム信号S1が信号線3
0を介してメインコントロ−ラ10に出力される(図1
2参照)。
タ−トコ−ドSTIが検出された時点で、ノ−ド21に
接続されたセンサ31からの検出デ−タDIが入力され
る。そしてこの第1のスタ−トコ−ドSTIに続いて検
出デ−タDIが付加されたフレ−ム信号S1が信号線3
0を介してメインコントロ−ラ10に出力される(図1
2参照)。
【0031】2)誤出力防止機能、3)デ−タの入出力
機能 つぎに第2のスタ−トコ−ドSTOが検出されると、ノ
−ド21に接続されたアクチュエ−タ32に与える制御
デ−タDOのエラ−の検出が行われる。ここで、ノ−ド
21では前回受信したフレ−ム信号S´0中の制御デ−
タDO´を保持している。そこで今回の制御デ−タDO
のエラ−検出の結果、エラ−が検出されなかった場合、
今回の制御デ−タDOをアクチュエ−タ32に送出す
る。一方、今回の制御デ−タDOのエラ−検出の結果、
エラ−が検出された場合は前回の制御デ−タDO´をア
クチュエ−タ32に送出する。結局、今回エラ−が検出
された場合は連続して前回の同一の制御デ−タDO´が
アクチュエ−タ32に出力されることになる。なお、第
2のスタ−トコ−ドSTOは、信号線30を介してメイ
ンコントロ−ラ10に出力される(図12参照)。
機能 つぎに第2のスタ−トコ−ドSTOが検出されると、ノ
−ド21に接続されたアクチュエ−タ32に与える制御
デ−タDOのエラ−の検出が行われる。ここで、ノ−ド
21では前回受信したフレ−ム信号S´0中の制御デ−
タDO´を保持している。そこで今回の制御デ−タDO
のエラ−検出の結果、エラ−が検出されなかった場合、
今回の制御デ−タDOをアクチュエ−タ32に送出す
る。一方、今回の制御デ−タDOのエラ−検出の結果、
エラ−が検出された場合は前回の制御デ−タDO´をア
クチュエ−タ32に送出する。結局、今回エラ−が検出
された場合は連続して前回の同一の制御デ−タDO´が
アクチュエ−タ32に出力されることになる。なお、第
2のスタ−トコ−ドSTOは、信号線30を介してメイ
ンコントロ−ラ10に出力される(図12参照)。
【0032】1)通信エラ−の検出機能 フレ−ム信号S0からの制御デ−タDOの抜き取りに続
いてストップコ−ドSPが検出され、信号線30を介し
てメインコントロ−ラ10に出力される(図12参
照)。ところで、第1のスタ−トコ−ドSTIが検出さ
れてからノ−ド21では新たなCRCコ−ドを生成して
いる。この新たなCRCコ−ドはストップコ−ドSPに
続いて信号線30を介してメインコントロ−ラ10に出
力される(図12参照)。また、ノ−ド21ではCRC
コ−ドを検査することにより通信エラ−の検出を行って
いる。ここでCRCコ−ドの内容がエラ−発生状態であ
ることを示しているならば、上記新たなCRCコ−ドに
続いてエラ−発生状態であることを示すエラ−コ−ドE
RR(たとえばすべてのビットが論理“1”レベル)を
付加して信号線30を介してメインコントロ−ラ10に
出力する(図12参照)。 4)断線検出機能 ノ−ド21の手前で信号線30の断線が発生すると、メ
インコントロ−ラ10から周期Tごとに伝送されていた
上記フレ−ム信号S0が以後入力されなくなる。そこ
で、最後に検出されたスタ−トコ−ドSTI検出時点か
らつぎにスタ−トコ−ドSTIが検出されないまま所定
の断線検出時間nT(nは予設定数)経過した時点にお
いてノ−ド21は図9に示すような断線信号SBを信号
線30を介してメインコントロ−ラ10に出力する。
いてストップコ−ドSPが検出され、信号線30を介し
てメインコントロ−ラ10に出力される(図12参
照)。ところで、第1のスタ−トコ−ドSTIが検出さ
れてからノ−ド21では新たなCRCコ−ドを生成して
いる。この新たなCRCコ−ドはストップコ−ドSPに
続いて信号線30を介してメインコントロ−ラ10に出
力される(図12参照)。また、ノ−ド21ではCRC
コ−ドを検査することにより通信エラ−の検出を行って
いる。ここでCRCコ−ドの内容がエラ−発生状態であ
ることを示しているならば、上記新たなCRCコ−ドに
続いてエラ−発生状態であることを示すエラ−コ−ドE
RR(たとえばすべてのビットが論理“1”レベル)を
付加して信号線30を介してメインコントロ−ラ10に
出力する(図12参照)。 4)断線検出機能 ノ−ド21の手前で信号線30の断線が発生すると、メ
インコントロ−ラ10から周期Tごとに伝送されていた
上記フレ−ム信号S0が以後入力されなくなる。そこ
で、最後に検出されたスタ−トコ−ドSTI検出時点か
らつぎにスタ−トコ−ドSTIが検出されないまま所定
の断線検出時間nT(nは予設定数)経過した時点にお
いてノ−ド21は図9に示すような断線信号SBを信号
線30を介してメインコントロ−ラ10に出力する。
【0033】断線信号SBは、断線発生を示す断線コ−
ドと、該コ−ドの後尾に付加されて断線位置を示す断線
位置デ−タとで構成される。ここで断線位置デ−タとし
てはノ−ド21で最初に断線が検出されたものとして番
号「1」をその内容としている。
ドと、該コ−ドの後尾に付加されて断線位置を示す断線
位置デ−タとで構成される。ここで断線位置デ−タとし
てはノ−ド21で最初に断線が検出されたものとして番
号「1」をその内容としている。
【0034】以下、上述するようなノ−ド21の機能を
図1の装置によってチェックする手順を図4から図7に
示すフロ−チャ−トおよび図8から図10に示すタイム
チャ−トを参照して説明する。
図1の装置によってチェックする手順を図4から図7に
示すフロ−チャ−トおよび図8から図10に示すタイム
チャ−トを参照して説明する。
【0035】・通信エラ−チェック(図4、図8参照)
まず、オペレ−タとしてはパソコン3のキ−ボ−ドを操
作して、図4の通信エラ−チェック処理を起動する。
まず、オペレ−タとしてはパソコン3のキ−ボ−ドを操
作して、図4の通信エラ−チェック処理を起動する。
【0036】これに応じて送信メモリ41、42を選択
する処理が行われ(ステップ101)、送信メモリ4
1、42に図11に示すフレ−ム信号S0が順次書き込
まれる。ここで41、42とメモリを2つ用意している
のは一方のメモリにフレ−ム信号S0のデ−タを書き込
んでいる途中でも他方のメモリからフレ−ム信号S0の
デ−タを取り出し送信回路54を介して送信させること
により送信が途絶えないようにさせるためである。つぎ
に送信メモリ41にフレ−ム信号S0のデ−タが格納さ
れていない空き状態であるかが判断される(ステップ1
02)。デ−タが格納されていない場合は書き込み可能
であるので、送信メモリ41にフレ−ム信号S0のデ−
タを書き込む処理を実行する(ステップ103)。一
方、送信メモリ41にデ−タが格納され、送信されてい
る途中であれば送信メモリ42にフレ−ム信号S0のデ
−タを書き込む処理を実行する(ステップ104)。つ
ぎに書き込みが終了した時点でタイミング回路53は書
き込みが終了した方のメモリからデ−タを送出するため
の切換信号を切換回路51に出力する。これに応じてた
とえば送信メモリ41でデ−タの書き込みが終了したも
のとするとP/S変換回路47、切換回路51、送信回
路54から通信線34を介してフレ−ム信号S0がノ−
ド21に伝送される(ステップ105)。以後、フレ−
ム信号S0は所定周期Tごとに伝送されるようになされ
る。ここで、上記CRCコ−ドの内容としては通信エラ
−が発生していない正常な状態であることを示す内容の
フレ−ム信号S0が送信される。つぎにCRCコ−ドの
内容をエラ−発生状態であることを示す内容としたデ−
タをメモリ41、42に書き込む処理がなされる。この
フレ−ム信号S0がノ−ド21で受信されると、ノ−ド
21が正常である場合には、上述するようにフレ−ム信
号S0にエラ−コ−ドERRが付加され、図12で示さ
れるフレ−ム信号S1が受信回路55で受信される。す
なわち、図8に示すように受信回路55では、エラ−コ
−ドERRが付加されない前回のフレ−ム信号S´1に
続いてエラ−コ−ドERRが付加されたフレ−ム信号S
1が受信される。エラ−コ−ド検出回路56ではエラ−
コ−ドERRが検出され、この間、論理“1”レベルの
エラ−コ−ド検出信号をエラ−バッファ45に加える。
する処理が行われ(ステップ101)、送信メモリ4
1、42に図11に示すフレ−ム信号S0が順次書き込
まれる。ここで41、42とメモリを2つ用意している
のは一方のメモリにフレ−ム信号S0のデ−タを書き込
んでいる途中でも他方のメモリからフレ−ム信号S0の
デ−タを取り出し送信回路54を介して送信させること
により送信が途絶えないようにさせるためである。つぎ
に送信メモリ41にフレ−ム信号S0のデ−タが格納さ
れていない空き状態であるかが判断される(ステップ1
02)。デ−タが格納されていない場合は書き込み可能
であるので、送信メモリ41にフレ−ム信号S0のデ−
タを書き込む処理を実行する(ステップ103)。一
方、送信メモリ41にデ−タが格納され、送信されてい
る途中であれば送信メモリ42にフレ−ム信号S0のデ
−タを書き込む処理を実行する(ステップ104)。つ
ぎに書き込みが終了した時点でタイミング回路53は書
き込みが終了した方のメモリからデ−タを送出するため
の切換信号を切換回路51に出力する。これに応じてた
とえば送信メモリ41でデ−タの書き込みが終了したも
のとするとP/S変換回路47、切換回路51、送信回
路54から通信線34を介してフレ−ム信号S0がノ−
ド21に伝送される(ステップ105)。以後、フレ−
ム信号S0は所定周期Tごとに伝送されるようになされ
る。ここで、上記CRCコ−ドの内容としては通信エラ
−が発生していない正常な状態であることを示す内容の
フレ−ム信号S0が送信される。つぎにCRCコ−ドの
内容をエラ−発生状態であることを示す内容としたデ−
タをメモリ41、42に書き込む処理がなされる。この
フレ−ム信号S0がノ−ド21で受信されると、ノ−ド
21が正常である場合には、上述するようにフレ−ム信
号S0にエラ−コ−ドERRが付加され、図12で示さ
れるフレ−ム信号S1が受信回路55で受信される。す
なわち、図8に示すように受信回路55では、エラ−コ
−ドERRが付加されない前回のフレ−ム信号S´1に
続いてエラ−コ−ドERRが付加されたフレ−ム信号S
1が受信される。エラ−コ−ド検出回路56ではエラ−
コ−ドERRが検出され、この間、論理“1”レベルの
エラ−コ−ド検出信号をエラ−バッファ45に加える。
【0037】・誤出力防止機能チェック(図5参照) なお、この処理に先立ちエラ−のない制御デ−タDO´
を含むフレ−ム信号S0を前回の通信エラ−検出機能チ
ェックテストにおいてノ−ド21に送信しておくことが
前提となる。ノ−ド21では制御デ−タDO´を信号線
36を介してダミ−I/Oボックス2に出力する。制御
デ−タDO´はダミ−I/Oボックス2の信号レベル変
換回路62を介してダミ−入力信号回路60に入力され
る。制御デ−タDO´は信号線35、デ−タバスを介し
て所定のメモリに記憶、格納される。
を含むフレ−ム信号S0を前回の通信エラ−検出機能チ
ェックテストにおいてノ−ド21に送信しておくことが
前提となる。ノ−ド21では制御デ−タDO´を信号線
36を介してダミ−I/Oボックス2に出力する。制御
デ−タDO´はダミ−I/Oボックス2の信号レベル変
換回路62を介してダミ−入力信号回路60に入力され
る。制御デ−タDO´は信号線35、デ−タバスを介し
て所定のメモリに記憶、格納される。
【0038】続いて、誤出力防止機能チェック処理が開
始される。ステップ201〜204では上記ステップ1
01〜104と同様の処理が実行される。このとき送信
メモリ41、42にはエラ−のある制御デ−タDOを含
んだフレ−ム信号S0が書き込まれ(ステップ203、
204)、書き込まれた方のメモリからフレ−ム信号S
0を送出する処理を行う(ステップ205)。ノ−ド2
1では、フレ−ム信号S0を受信すると制御デ−タDO
のエラ−検出を行う。ここでノ−ド21が正常であれ
ば、制御デ−タDOのエラ−を検出し、すでに保持され
ている前回のエラ−のない正常な制御デ−タDO´を信
号線36を介してダミ−I/Oボックス2に出力する。
制御デ−タDO´はダミ−I/Oボックス2の信号レベ
ル変換回路62を介してダミ−入力信号回路60に入力
される。制御デ−タDO´は信号線35、デ−タバスを
介してパソコン3の所定のメモリに記憶、格納される
(ステップ206)。ここで今回メモリに記憶された制
御デ−タの内容と前回記憶された制御デ−タの内容とを
比較して一致しているか否かが判断される(ステップ2
07、208)。正常であれば両者とも前回のデ−タD
O´となり一致するので、表示装置4の表示画面4aに
「誤出力防止機能正常」という表示がなされ、ノ−ド2
1の誤出力防止機能が正常に動作していることを認識し
得る(ステップ209)。一方、ノ−ド21が正常に動
作していないならば、今回の制御デ−タDOがエラ−で
あったとしても、ノ−ド21は今回の制御デ−タDOを
ダミ−I/Oボックス2に出力していまい、ステップ2
08で比較される両デ−タは前回(DO´)と今回(D
O)とで異なってしまう(ステップ208の判断結果N
O)。この結果、表示装置4の表示画面4aに「ノ−ド
21は異常」という表示がなされ、ノ−ド21の誤出力
防止機能が正常に動作していないことを認識し得る(ス
テップ210)。
始される。ステップ201〜204では上記ステップ1
01〜104と同様の処理が実行される。このとき送信
メモリ41、42にはエラ−のある制御デ−タDOを含
んだフレ−ム信号S0が書き込まれ(ステップ203、
204)、書き込まれた方のメモリからフレ−ム信号S
0を送出する処理を行う(ステップ205)。ノ−ド2
1では、フレ−ム信号S0を受信すると制御デ−タDO
のエラ−検出を行う。ここでノ−ド21が正常であれ
ば、制御デ−タDOのエラ−を検出し、すでに保持され
ている前回のエラ−のない正常な制御デ−タDO´を信
号線36を介してダミ−I/Oボックス2に出力する。
制御デ−タDO´はダミ−I/Oボックス2の信号レベ
ル変換回路62を介してダミ−入力信号回路60に入力
される。制御デ−タDO´は信号線35、デ−タバスを
介してパソコン3の所定のメモリに記憶、格納される
(ステップ206)。ここで今回メモリに記憶された制
御デ−タの内容と前回記憶された制御デ−タの内容とを
比較して一致しているか否かが判断される(ステップ2
07、208)。正常であれば両者とも前回のデ−タD
O´となり一致するので、表示装置4の表示画面4aに
「誤出力防止機能正常」という表示がなされ、ノ−ド2
1の誤出力防止機能が正常に動作していることを認識し
得る(ステップ209)。一方、ノ−ド21が正常に動
作していないならば、今回の制御デ−タDOがエラ−で
あったとしても、ノ−ド21は今回の制御デ−タDOを
ダミ−I/Oボックス2に出力していまい、ステップ2
08で比較される両デ−タは前回(DO´)と今回(D
O)とで異なってしまう(ステップ208の判断結果N
O)。この結果、表示装置4の表示画面4aに「ノ−ド
21は異常」という表示がなされ、ノ−ド21の誤出力
防止機能が正常に動作していないことを認識し得る(ス
テップ210)。
【0039】・デ−タ入出力機能チェック(図6参照) つぎに制御デ−タDOをエラ−なしの状態にしてフレ−
ム信号S0をノ−ド21に送信する。このとき送信され
る制御デ−タDOの内容は所定のメモリに記憶してお
く。ここでノ−ド21は正常であれば、ノ−ド21では
フレ−ム信号S0を受信すると、抜き取った信号中の制
御デ−タDOを信号線36を介してダミ−I/Oボック
ス2に出力する。制御デ−タDOは信号レベル変換回路
62、ダミ−入力信号回路60、信号線35を介してデ
−タバスに入力され、所定のメモリに記憶される(ステ
ップ301)。ここでこのダミ−I/Oボックス2から
送出されてきた制御デ−タDOの内容と送信前に記憶さ
れら制御デ−タDOの内容とを比較して、両者が一致し
ているか否かが判断される(ステップ302)。この結
果、両制御デ−タの内容が一致していると判断された場
合には、ノ−ド21のアクチュエ−タに対する制御デ−
タの出力機能が正常であるものされる(表示装置4の表
示画面4a上にその旨を表示するようにしてもよい)。
一方、ステップ302で両制御デ−タの内容が一致して
いないと判断された場合には、ノ−ド21のアクチュエ
−タに対する制御デ−タの出力機能が正常に動作してい
ない場合なので、この場合は表示装置4の表示画面4a
に「デ−タ出力エラ−、ノ−ド21は異常」という内容
を表示して、この表示により制御デ−タの出力機能の異
常を認識する(ステップ304)。
ム信号S0をノ−ド21に送信する。このとき送信され
る制御デ−タDOの内容は所定のメモリに記憶してお
く。ここでノ−ド21は正常であれば、ノ−ド21では
フレ−ム信号S0を受信すると、抜き取った信号中の制
御デ−タDOを信号線36を介してダミ−I/Oボック
ス2に出力する。制御デ−タDOは信号レベル変換回路
62、ダミ−入力信号回路60、信号線35を介してデ
−タバスに入力され、所定のメモリに記憶される(ステ
ップ301)。ここでこのダミ−I/Oボックス2から
送出されてきた制御デ−タDOの内容と送信前に記憶さ
れら制御デ−タDOの内容とを比較して、両者が一致し
ているか否かが判断される(ステップ302)。この結
果、両制御デ−タの内容が一致していると判断された場
合には、ノ−ド21のアクチュエ−タに対する制御デ−
タの出力機能が正常であるものされる(表示装置4の表
示画面4a上にその旨を表示するようにしてもよい)。
一方、ステップ302で両制御デ−タの内容が一致して
いないと判断された場合には、ノ−ド21のアクチュエ
−タに対する制御デ−タの出力機能が正常に動作してい
ない場合なので、この場合は表示装置4の表示画面4a
に「デ−タ出力エラ−、ノ−ド21は異常」という内容
を表示して、この表示により制御デ−タの出力機能の異
常を認識する(ステップ304)。
【0040】つぎに、パソコン3のデ−タバス、信号線
35を介してダミ−I/Oボックス2のダミ−出力信号
回路59にフレ−ム信号S0に付加すべきセンサ用の検
出デ−タDIを送出する処理が実行される。この送出さ
れる検出デ−タDIも送出前に所定のメモリに記憶され
る(ステップ305)。ダミ−出力信号回路59は上記
入力された検出デ−タDIを信号レベル変換回路61、
信号線36を介してノ−ド21に出力する。これよりノ
−ド21が正常である場合にはスタ−トコ−ドSTIに
引き続いて検出デ−タDIを付加する処理が行われ、図
12に示すフレ−ム信号S1をチェックボ−ド1に送信
する。チェックボ−ド1の受信回路55ではフレ−ム信
号S1が受信され、フレ−ム信号S1を受信メモリ4
3、44に記憶、格納する。ここで受信メモリ43、4
4の選択が行われる(ステップ306)。送信メモリ4
1、42を2つ設けたのと同様に受信メモリを43、4
4と2つ設けたのは、一方の受信メモリにフレ−ム信号
S1の受信デ−タの書き込みがなされている最中でも、
他方の受信メモリに書き込みができるようにして、受信
処理を途絶えないようにするためである。すなわち、受
信メモリ43で受信フレ−ム信号S1の書き込み中であ
るか否かが判断され(ステップ307)、この結果受信
メモリ43が書き込み中であれば受信フレ−ム信号S1
の書き込みを受信メモリ44に切り換える(ステップ3
08)。そして受信メモリ43から書き込みが終了した
受信フレ−ム信号S1を読み出す処理が行われる(ステ
ップ309)。ステップ307で受信メモリ43の書き
込みが終了したと判断されれば、書き込みを受信メモリ
44に切り換え(ステップ310)、受信メモリ44に
書き込んだ受信フレ−ム信号S1を読み出す(ステップ
311)。受信メモリ43、44から読み出されたフレ
−ム信号S1から検出デ−タDIが取り出され、この検
出デ−タDIの内容と上記ステップ305でダミ−I/
Oボックス2への送出前に記憶した検出デ−タDIの内
容とを比較して、両検出デ−タが一致しているか否かが
判断される(ステップ312、313)。この結果、ノ
−ド21が正常であれば、上述するごとく受信フレ−ム
信号S1に対する検出デ−タDIの付加が正常に行われ
て両者は一致する(表示装置4の表示画面4a上にその
旨を表示するようにしてもよい)。一方、ステップ31
3で両検出デ−タの内容が一致していないと判断された
場合には、ノ−ド21のセンサの入力機能、フレ−ム信
号S0へのデ−タの付加機能がが正常に動作していない
場合なので、この場合は表示装置4の表示画面4aに
「デ−タ入力エラ−、ノ−ド21は異常」という内容を
表示して、この表示により検出デ−タの入力機能の異常
を認識する(ステップ314)。
35を介してダミ−I/Oボックス2のダミ−出力信号
回路59にフレ−ム信号S0に付加すべきセンサ用の検
出デ−タDIを送出する処理が実行される。この送出さ
れる検出デ−タDIも送出前に所定のメモリに記憶され
る(ステップ305)。ダミ−出力信号回路59は上記
入力された検出デ−タDIを信号レベル変換回路61、
信号線36を介してノ−ド21に出力する。これよりノ
−ド21が正常である場合にはスタ−トコ−ドSTIに
引き続いて検出デ−タDIを付加する処理が行われ、図
12に示すフレ−ム信号S1をチェックボ−ド1に送信
する。チェックボ−ド1の受信回路55ではフレ−ム信
号S1が受信され、フレ−ム信号S1を受信メモリ4
3、44に記憶、格納する。ここで受信メモリ43、4
4の選択が行われる(ステップ306)。送信メモリ4
1、42を2つ設けたのと同様に受信メモリを43、4
4と2つ設けたのは、一方の受信メモリにフレ−ム信号
S1の受信デ−タの書き込みがなされている最中でも、
他方の受信メモリに書き込みができるようにして、受信
処理を途絶えないようにするためである。すなわち、受
信メモリ43で受信フレ−ム信号S1の書き込み中であ
るか否かが判断され(ステップ307)、この結果受信
メモリ43が書き込み中であれば受信フレ−ム信号S1
の書き込みを受信メモリ44に切り換える(ステップ3
08)。そして受信メモリ43から書き込みが終了した
受信フレ−ム信号S1を読み出す処理が行われる(ステ
ップ309)。ステップ307で受信メモリ43の書き
込みが終了したと判断されれば、書き込みを受信メモリ
44に切り換え(ステップ310)、受信メモリ44に
書き込んだ受信フレ−ム信号S1を読み出す(ステップ
311)。受信メモリ43、44から読み出されたフレ
−ム信号S1から検出デ−タDIが取り出され、この検
出デ−タDIの内容と上記ステップ305でダミ−I/
Oボックス2への送出前に記憶した検出デ−タDIの内
容とを比較して、両検出デ−タが一致しているか否かが
判断される(ステップ312、313)。この結果、ノ
−ド21が正常であれば、上述するごとく受信フレ−ム
信号S1に対する検出デ−タDIの付加が正常に行われ
て両者は一致する(表示装置4の表示画面4a上にその
旨を表示するようにしてもよい)。一方、ステップ31
3で両検出デ−タの内容が一致していないと判断された
場合には、ノ−ド21のセンサの入力機能、フレ−ム信
号S0へのデ−タの付加機能がが正常に動作していない
場合なので、この場合は表示装置4の表示画面4aに
「デ−タ入力エラ−、ノ−ド21は異常」という内容を
表示して、この表示により検出デ−タの入力機能の異常
を認識する(ステップ314)。
【0041】・断線検出機能チェック(図7、図9、図
10参照) 以上のチェックはフレ−ム信号S0の伝送周期をTに一
定(もしくはそれ以下)にした状態で行われるが、ここ
でこの一定周期の伝送を停止する処理が行われる(これ
は、ノ−ド21の手前の通信線34で断線が発生した状
態を再現している)。すなわち、タイミング回路53に
送信停止の制御命令が入力され、タイミング回路53は
図10に示すようにリセット信号Rを断線検出時間測定
用カウンタ58に出力する。カウンタ58はこのリセッ
ト信号R入力に応じてカウント値をリセットして時刻t
0から計時を開始する(矢印A参照;ステップ40
1)。ノ−ド21ではフレ−ム信号S0受信ごとにリセ
ットしつつ、最後に受信したフレ−ム信号S0中のスタ
−トコ−ドSTI検出時刻からの時間を計時している。
ここでノ−ド21が正常であるならこの計時時間が予設
定された断線検出時間nTになると断線が発生したもの
として図9に示す断線信号SBをチェックボ−ド1に送
出する。断線信号SBは受信回路55で受信され、断線
コ−ド検出回路57では断線信号SBの断線コ−ドを検
出して、検出した時点t1以後、断線コ−ドに続く断線
位置デ−タが検出されている間、論理“1”レベルの断
線位置デ−タ検出信号を断線バッファ46に出力する。
断線バッファ46では断線位置デ−タ検出信号が入力さ
れている間、受信された断線信号SBに含まれる断線位
置デ−タを格納する処理が行われる(図9参照)。ま
た、断線コ−ド検出回路57で断線コ−ドが検出された
時刻t1においてカウント終了信号Eを断線検出時間測
定用カウンタ58に出力する。カウンタ58は該カウン
ト終了信号E入力に応じて計時を終了する。以後、断線
位置デ−タ検出信号が入力されている間カウント値を保
持する(図10参照)。そして断線バッファ46に格納
された断線位置デ−タが読み出される(ステップ40
2)。
10参照) 以上のチェックはフレ−ム信号S0の伝送周期をTに一
定(もしくはそれ以下)にした状態で行われるが、ここ
でこの一定周期の伝送を停止する処理が行われる(これ
は、ノ−ド21の手前の通信線34で断線が発生した状
態を再現している)。すなわち、タイミング回路53に
送信停止の制御命令が入力され、タイミング回路53は
図10に示すようにリセット信号Rを断線検出時間測定
用カウンタ58に出力する。カウンタ58はこのリセッ
ト信号R入力に応じてカウント値をリセットして時刻t
0から計時を開始する(矢印A参照;ステップ40
1)。ノ−ド21ではフレ−ム信号S0受信ごとにリセ
ットしつつ、最後に受信したフレ−ム信号S0中のスタ
−トコ−ドSTI検出時刻からの時間を計時している。
ここでノ−ド21が正常であるならこの計時時間が予設
定された断線検出時間nTになると断線が発生したもの
として図9に示す断線信号SBをチェックボ−ド1に送
出する。断線信号SBは受信回路55で受信され、断線
コ−ド検出回路57では断線信号SBの断線コ−ドを検
出して、検出した時点t1以後、断線コ−ドに続く断線
位置デ−タが検出されている間、論理“1”レベルの断
線位置デ−タ検出信号を断線バッファ46に出力する。
断線バッファ46では断線位置デ−タ検出信号が入力さ
れている間、受信された断線信号SBに含まれる断線位
置デ−タを格納する処理が行われる(図9参照)。ま
た、断線コ−ド検出回路57で断線コ−ドが検出された
時刻t1においてカウント終了信号Eを断線検出時間測
定用カウンタ58に出力する。カウンタ58は該カウン
ト終了信号E入力に応じて計時を終了する。以後、断線
位置デ−タ検出信号が入力されている間カウント値を保
持する(図10参照)。そして断線バッファ46に格納
された断線位置デ−タが読み出される(ステップ40
2)。
【0042】ここで、ノ−ド21が正常であればノ−ド
21は断線位置デ−タとして番号「1」を内容とする断
線信号SBを送出するので断線バッファ46からノ−ド
21の断線位置を示す「1」の内容を読み出すことがで
きる。そこでバッファ46から読み出されたデ−タが番
号「1」であるか否かの判断がなされる(ステップ40
3、404)。この結果、バッファ46から読み出され
たデ−タが番号「1」でないならば、ノ−ド21の断線
位置デ−タの生成機能が正常でないものとして表示装置
4の表示画面4aに「断線番号異常、ノ−ド21は異
常」といった内容を表示する(ステップ405)。
21は断線位置デ−タとして番号「1」を内容とする断
線信号SBを送出するので断線バッファ46からノ−ド
21の断線位置を示す「1」の内容を読み出すことがで
きる。そこでバッファ46から読み出されたデ−タが番
号「1」であるか否かの判断がなされる(ステップ40
3、404)。この結果、バッファ46から読み出され
たデ−タが番号「1」でないならば、ノ−ド21の断線
位置デ−タの生成機能が正常でないものとして表示装置
4の表示画面4aに「断線番号異常、ノ−ド21は異
常」といった内容を表示する(ステップ405)。
【0043】つぎに断線検出時間測定用カウンタ58で
保持されているカウンタ値を読み出す処理がなされ(ス
テップ406)、このカウンタ値と予設定された断線検
出時間nTとを比較して時間が一致しているか否かが判
断される(ステップ407)。ここでノ−ド21が正常
であれば、ステップ407で両者は一致していると判断
され、ノ−ド21において予設定された断線検出時間n
Tが経過した時点で断線信号SBを送出する機能が正常
であるものとして処理が終了する。一方、ステップ40
7で両者は一致していないと判断されると、ノ−ド21
において予設定された断線検出時間通りには断線信号S
Bが送出されなかったとして、表示装置4の表示画面4
aに「断線検出時間の設定異常、ノ−ド21は異常」と
いう表示をする。これよりノ−ド21では設定時間での
断線検出が行われない異常があるということを認識し得
る(ステップ409)。
保持されているカウンタ値を読み出す処理がなされ(ス
テップ406)、このカウンタ値と予設定された断線検
出時間nTとを比較して時間が一致しているか否かが判
断される(ステップ407)。ここでノ−ド21が正常
であれば、ステップ407で両者は一致していると判断
され、ノ−ド21において予設定された断線検出時間n
Tが経過した時点で断線信号SBを送出する機能が正常
であるものとして処理が終了する。一方、ステップ40
7で両者は一致していないと判断されると、ノ−ド21
において予設定された断線検出時間通りには断線信号S
Bが送出されなかったとして、表示装置4の表示画面4
aに「断線検出時間の設定異常、ノ−ド21は異常」と
いう表示をする。これよりノ−ド21では設定時間での
断線検出が行われない異常があるということを認識し得
る(ステップ409)。
【0044】以上説明したように実施例によれば、パソ
コン3側のみでノ−ド21の機能チェックが行われるの
で、機能チェックのテストを容易に行うことができるよ
うになる。
コン3側のみでノ−ド21の機能チェックが行われるの
で、機能チェックのテストを容易に行うことができるよ
うになる。
【0045】また、実施例によればノ−ド21において
実際に検出デ−タおよび制御デ−タの入出力があったと
いうことを正確に検査することができるので、2)の誤
出力防止機能および3)のデ−タの入出力機能のチェッ
クを完璧になし得ることができる。
実際に検出デ−タおよび制御デ−タの入出力があったと
いうことを正確に検査することができるので、2)の誤
出力防止機能および3)のデ−タの入出力機能のチェッ
クを完璧になし得ることができる。
【0046】また、実施例によればフレ−ム信号の送信
をストップしてから断線信号が入力されるまでの時間が
正確に計時されるので、4)の断線検出機能のチェック
を精度よく行うことができる。
をストップしてから断線信号が入力されるまでの時間が
正確に計時されるので、4)の断線検出機能のチェック
を精度よく行うことができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、直
列制御装置におけるノ−ドコントロ−ラの各機能のチェ
ックを1つの装置の操作だけで行うことができるので、
チェックを容易かつ短時間で行うことができるととも
に、ノ−ドの各機能のチェックを正確かつ完璧に行うこ
とができる。
列制御装置におけるノ−ドコントロ−ラの各機能のチェ
ックを1つの装置の操作だけで行うことができるので、
チェックを容易かつ短時間で行うことができるととも
に、ノ−ドの各機能のチェックを正確かつ完璧に行うこ
とができる。
【図1】図1は本発明に係る直列制御装置のノ−ドチェ
ック装置の実施例の外観を示す斜視図である。
ック装置の実施例の外観を示す斜視図である。
【図2】図2は図1に示すチェックボ−ドの構成を示す
回路図である。
回路図である。
【図3】図3は図1に示すダミ−I/Oボックスの構成
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図4】図4は実施例の通信エラ−チェックの処理手順
を示すフロ−チャ−トである。
を示すフロ−チャ−トである。
【図5】図5は実施例の誤出力防止機能チェックの処理
手順を示すフロ−チャ−トである。
手順を示すフロ−チャ−トである。
【図6】図6は実施例のデ−タ入出力チェックの処理手
順を示すフロ−チャ−トである。
順を示すフロ−チャ−トである。
【図7】図7は実施例の断線検出機能チェックの処理手
順を示すフロ−チャ−トである。
順を示すフロ−チャ−トである。
【図8】図8は図4の処理を説明するために用いたタイ
ムチャ−トである。
ムチャ−トである。
【図9】図9は図7の処理を説明するために用いたタイ
ムチャ−トである。
ムチャ−トである。
【図10】図10は図7の処理を説明するために用いた
タイムチャ−トである。
タイムチャ−トである。
【図11】図11は図1のチェックボ−ドからノ−ドに
伝送されるとされるデ−タフレ−ム信号のプロトコルを
示す図である。
伝送されるとされるデ−タフレ−ム信号のプロトコルを
示す図である。
【図12】図12は図1のノ−ドからチェックボ−ドに
送出されるとされるデ−タフレ−ム信号のプロトコルを
示す図である。
送出されるとされるデ−タフレ−ム信号のプロトコルを
示す図である。
【図13】図13は直列制御装置の接続態様を例示した
図である。
図である。
【図14】図14は従来のノ−ドチェック装置の構成を
概念的に示す図である。
概念的に示す図である。
1 チェックボ−ド 2 ダミ−I/Oボックス 3 パソコン本体 4 表示装置 10 メインコントロ−ラ 21 ノ−ドコントロ−ラ 34 通信線 35 信号線 36 信号線
Claims (10)
- 【請求項1】 1乃至複数のセンサおよび1乃至複
数のアクチュエ−タがそれぞれ接続された複数のノ−ド
とメインコントロ−ラとを信号線を介して直列接続する
ことにより、メインコントロ−ラから前記アクチュエ−
タに与える制御デ−タを含むデ−タフレ−ム信号を前記
信号線を介して所定の周期で一方向伝送するとともに、
前記複数のノ−ドはそれぞれ、受信されたデ−タフレ−
ム信号に含まれた制御デ−タをノードの出力端子を介し
て前記アクチュエ−タに出力するともに、前記センサで
検出された検出デ−タをノードの入力端子を介して入力
して該入力検出デ−タを前記デ−タフレ−ム信号に付加
して送出するようにした直列制御装置において、 前記ノ−ドの入出力端子に前記センサおよびアクチュエ
−タの替りとしての疑似入出力装置を接続して、この疑
似入出力装置が接続されたノ−ドと前記メインコントロ
−ラの替りとしての疑似メインコントロ−ラとを第1の
信号線を介して直列接続し、前記疑似入出力装置と前記
疑似メインコントローラとを第2の信号線を介して接続
するとともに、 前記疑似メインコントロ−ラは、 前記検出デ−タを前記第2の信号線を介して前記疑似入
出力装置に送出するとともに、前記制御デ−タを含むデ
−タフレ−ム信号を前記第1の信号線を介して送出する
送出手段と、 前記送出手段によって送出したデータフレーム信号、検
出デ−タおよび制御デ−タを記憶する記憶手段と を具え、前記疑似入出力装置は、 前記送出手段により前記第2の信号線を介して送出され
た検出デ−タを前記ノ−ドの入力端子に出力するととも
に、前記ノ−ドの出力端子から入力された制御デ−タを
前記第2の信号線を介して前記疑似メインコントロ−ラ
に送出する手段 を具え、前記疑似メインコントロ−ラは、 前記ノ−ドから送出されたデ−タフレ−ム信号を前記第
1の信号線を介して受信して、該受信されたデ−タフレ
−ム信号と、該受信データフレーム信号に含まれる検出
デ−タと、前記疑似入出力装置から前記第2の信号線を
介して送出された制御デ−タとを、前記記憶手段に記憶
したデータフレーム信号、検出デ−タおよび制御デ−タ
と比較して、前記ノ−ドの機能が正常であるか否かを判
定する機能チェック手段 をさらに具えた直列制御装置のノ−ドチェック装置。 - 【請求項2】 1乃至複数のセンサおよび1乃至複
数のアクチュエ−タがそれぞれ接続された複数のノ−ド
とメインコントロ−ラとを信号線を介して直列接続する
ことにより、メインコントロ−ラから前記アクチュエ−
タに与える制御デ−タを含むデ−タフレ−ム信号を前記
信号線を介して所定の周期で一方向伝送するとともに、
前記複数のノ−ドはそれぞれ、受信されたデ−タフレ−
ム信号に含まれた制御デ−タを前記アクチュエ−タに出
力するともに、前記センサで検出された検出デ−タを入
力して該入力検出デ−タを前記デ−タフレ−ム信号に付
加して送出するようにした直列制御装置のノードチェッ
ク方法において、 前記ノ−ドの入出力端子に前記センサおよびアクチュエ
−タの替りとしての疑似入出力装置を接続して、この疑
似入出力装置が接続されたノ−ドと前記メインコントロ
−ラの替りとしての疑似メインコントロ−ラとを第1の
信号線を介して直列接続し、前記疑似入出力装置と前記
疑似メインコントローラとを第2の信号線を介して接続
するとともに、 前記疑似メインコントロ−ラから、前記検出デ−タを前
記第2の信号線を介して前記疑似入出力装置に送出する
とともに、前記制御デ−タを含むデ−タフレ−ム信号を
前記第1の信号線を介して送出する送出行程と、 前記疑似メインコントローラにおいて、前記送出したデ
ータフレーム信号、検出デ−タおよび制御デ−タを記憶
する記憶行程と、 前記疑似入出力装置において、前記第2の信号線を介し
て送出された検出デ−タを前記ノ−ドの入力端子に出力
するとともに、前記ノ−ドの出力端子から入力された制
御デ−タを前記第2の信号線を介して前記疑似メインコ
ントロ−ラに送出するデータ入出力行程と、 前記疑似メインコントロ−ラにおいて、前記ノ−ドから
送出されたデ−タフレ−ム信号を前記第1の信号線を介
して受信して、該受信されたデ−タフレ−ム信号と、該
受信データフレーム信号に含まれる検出デ−タと、前記
疑似入出力装置から前記第2の信号線を介して送出され
た制御デ−タとを、前記記憶したデータフレーム信号、
検出デ−タおよび制御デ−タと比較して、前記ノ−ドの
機能が正常であるか否かを判定する機能チェック行程と を具えた直列制御装置のノ−ドチェック方法。 - 【請求項3】 前記直列制御装置の複数のノ−ドは
それぞれ、受信された前記デ−タフレ−ム信号のデ−タ
エラ−を検出しエラ−が発生しているときに前記デ−タ
フレ−ム信号中のエラ−発生を示すエラ−コ−ド部分を
発生したエラ−に対応するエラ−コ−ドにして送出する
エラ−チェック機能を備えており、 前記疑似メインコントローラの前記送出手段は、 前記デ−タエラ−を発生させるデ−タを含むデ−タフレ
−ム信号を送出するものであり、 前記疑似メインコントローラの前記機能チェック手段
は、 前記ノ−ドから送出されたデ−タフレ−ム信号を受信し
て、該受信デ−タフレ−ム信号に含まれる前記エラ−コ
−ドを検出し、この結果、発生させたデ−タエラ−に対
応するエラ−コ−ドが検出されない場合に前記ノ−ドの
エラーチェック機能が異常であることを示す信号を出力
するものである、 請求項1記載の直列制御装置のノ−ドチェック装置。 - 【請求項4】 前記直列制御装置の複数のノ−ドは
それぞれ、受信された前記デ−タフレ−ム信号のデ−タ
エラ−を検出しエラ−が発生しているときに前記デ−タ
フレ−ム信号中のエラ−発生を示すエラ−コ−ド部分を
発生したエラ−に対応するエラ−コ−ドにして送出する
エラ−チェック機能を備えており、 前記疑似メインコントローラにおいて行われる前記送出
行程は、 前記デ−タエラ−を発生させるデ−タを含むデ−タフレ
−ム信号を送出するものであり、 前記疑似メインコントローラにおいて行われる前記機能
チェック行程は、 前記ノ−ドから送出されたデ−タフレ−ム信号を受信し
て、該受信デ−タフレ−ム信号に含まれる前記エラ−コ
−ドを検出し、この結果、発生させたデ−タエラ−に対
応するエラ−コ−ドが検出されない場合に前記ノ−ドの
エラーチェック機能が異常であることを示す信号を出力
するものである、 請求項2記載の直列制御装置のノ−ドチェック方法。 - 【請求項5】 前記直列制御装置の複数のノ−ドは
それぞれ、受信されたデ−タフレ−ム信号に含まれる制
御デ−タにエラ−が発生しているときは前記アクチュエ
−タに対して制御デ−タを印加するバッファ回路をこの
今回の制御デ−タで更新しないというデ−タ更新機能を
備えており、 前記疑似メインコントローラの前記送出手段は、 エラ−が発生しない制御デ−タを含むデ−タフレ−ム信
号とエラ−を発生させる制御デ−タを含むデ−タフレ−
ム信号とを順次送出するものであり、 前記疑似メインコントローラの前記機能チェック手段
は、 前記疑似入出力装置から順次送出された制御データが一
致していない場合に前記ノードのデ−タ更新機能が異常
であることを示す信号を出力するものである、 請求項1記載の直列制御装置のノ−ドチェック装置。 - 【請求項6】 前記直列制御装置の複数のノ−ドは
それぞれ、受信されたデ−タフレ−ム信号に含まれる制
御デ−タにエラ−が発生しているときは前記アクチュエ
−タに対して制御デ−タを印加するバッファ回路をこの
今回の制御デ−タで更新しないというデ−タ更新機能を
備えており、 前記疑似メインコントローラの前記送出行程は、 エラ−が発生しない制御デ−タを含むデ−タフレ−ム信
号とエラ−を発生させる制御デ−タを含むデ−タフレ−
ム信号とを順次送出するものであり、 前記疑似メインコントローラの前記機能チェック行程
は、 前記疑似入出力装置から順次送出された制御データが一
致していない場合に前記ノードのデ−タ更新機能が異常
であることを示す信号を出力するものである、 請求項2記載の直列制御装置のノ−ドチェック方法。 - 【請求項7】 前記直列制御装置の複数のノードは
それぞれ、受信されたデ−タフレ−ム信号に含まれた制
御デ−タをノードの出力端子を介して前記アクチュエ−
タに出力するともに、前記センサで検出された検出デ−
タをノードの入力端子を介して入力して該入力検出デ−
タを前記デ−タフレ−ム信号に付加して送出するデ−タ
入出力機能を備えており、 前記疑似メインコントロ−ラの前記機能チェック手段
は、 前記ノ−ドから送出されたデ−タフレ−ム信号を受信し
て、該受信されたデ−タフレ−ム信号に含まれる検出デ
−タが前記記憶手段で記憶した検出デ−タと一致してい
ない場合に前記ノ−ドのデータ入力機能が異常であるこ
とを示す信号を出力するとともに、前記疑似入出力装置
から送出された制御デ−タが前記記憶手段で記憶した制
御デ−タと一致していない場合に前記ノ−ドのデータ出
力機能が異常であることを示す信号を出力するものであ
る、 請求項1記載の直列制御装置のノ−ドチェック装置。 - 【請求項8】 前記直列制御装置の複数のノードは
それぞれ、受信されたデ−タフレ−ム信号に含まれた制
御デ−タをノードの出力端子を介して前記アクチュエ−
タに出力するともに、前記センサで検出された検出デ−
タをノードの入力端子を介して入力して該入力検出デ−
タを前記デ−タフレ−ム信号に付加して送出するデ−タ
入出力機能を備えており、 前記疑似メインコントロ−ラの前記機能チェック行程
は、 前記ノ−ドから送出されたデ−タフレ−ム信号を受信し
て、該受信されたデ−タフレ−ム信号に含まれる検出デ
−タが前記記憶行程で記憶した検出デ−タと一致してい
ない場合に前記ノ−ドのデータ入力機能が異常であるこ
とを示す信号を出力するとともに、前記疑似入出力装置
から送出された制御デ−タが前記記憶行程で記憶した制
御デ−タと一致していない場合に前記ノ−ドのデータ出
力機能が異常であることを示す信号を出力するものであ
る、 請求項2記載の直列制御装置のノ−ドチェック方法。 - 【請求項9】 前記直列制御装置の複数のノ−ドは
それぞれ、前記デ−タフレ−ム信号が予め設定された断
線検出時間以上検出されない場合に予め設定された断線
位置デ−タを含む、断線発生を示す断線信号を送出する
断線検出機能を備えており、 前記疑似メインコントローラの前記機能チェック手段
は、 前記デ−タフレ−ム信号の伝送を停止させ、この伝送停
止から前記断線信号が受信されるまでの時間をカウント
し、このカウント値と前記予設定された断線検出時間と
を比較し、この結果、前記カウント値と前記予設定され
た断線検出時間とが一致していない場合に前記ノ−ドの
断線検出機能が異常であることを示す信号を出力すると
ともに、受信された断線信号に含まれる断線位置デ−タ
と前記予設定された断線位置データとを比較し、この結
果、前記受信された断線信号に含まれる断線位置デ−タ
と前記予設定された断線位置データとが一致していない
場合に前記ノ−ドの断線検出機能が異常であることを示
す信号を出力するものである、 請求項1記載の直列制御装置のノ−ドチェック装置。 - 【請求項10】 前記直列制御装置の複数のノ−ドは
それぞれ、前記デ−タフレ−ム信号が予め設定された断
線検出時間以上検出されない場合に予め設定された断線
位置デ−タを含む、断線発生を示す断線信号を送出する
断線検出機能を備えており、 前記疑似メインコントローラの前記機能チェック行程
は、 前記デ−タフレ−ム信号の伝送を停止させ、この伝送停
止から前記断線信号が受信されるまでの時間をカウント
し、このカウント値と前記予設定された断線検出時間と
を比較し、この結果、前記カウント値と前記予設定され
た断線検出時間とが一致していない場合に前記ノ−ドの
断線検出機能が異常であることを示す信号を出力すると
ともに、受信された断線信号に含まれる断線位置デ−タ
と前記予設定された断線位置データとを比較し、この結
果、前記受信された断線信号に含まれる断線位置デ−タ
と前記予設定された断線位置データとが一致していない
場合に前記ノ−ドの断線検出機能が異常であることを示
す信号を出力するものである、 請求項2記載の直列制御装置のノ−ドチェック方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2407948A JP2603159B2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 直列制御装置のノ−ドチェック装置及びその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2407948A JP2603159B2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 直列制御装置のノ−ドチェック装置及びその方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04225641A JPH04225641A (ja) | 1992-08-14 |
JP2603159B2 true JP2603159B2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=18517465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2407948A Expired - Lifetime JP2603159B2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 直列制御装置のノ−ドチェック装置及びその方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2603159B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5676698A (en) * | 1979-11-27 | 1981-06-24 | Mitsubishi Electric Corp | Test equipment for monitoring system |
JPS62260450A (ja) * | 1986-05-06 | 1987-11-12 | Fujitsu Ltd | デ−タ回線終端装置および局内回線終端装置の試験装置 |
JPH01220545A (ja) * | 1988-02-29 | 1989-09-04 | Komatsu Ltd | 多重データリンクの伝送データ誤出力抑制装置 |
JPH01279652A (ja) * | 1988-05-06 | 1989-11-09 | Komatsu Ltd | 直列制御装置 |
JPH0793614B2 (ja) * | 1988-12-01 | 1995-10-09 | 株式会社小松製作所 | 直列制御装置 |
-
1990
- 1990-12-27 JP JP2407948A patent/JP2603159B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04225641A (ja) | 1992-08-14 |
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