JP2011070284A - エンドカバー、これを備えたプログラマブルロジックコントローラ装置、エンドカバー装着有無確認方法、及びプログラマブルロジックコントローラ装置の故障診断方法 - Google Patents

エンドカバー、これを備えたプログラマブルロジックコントローラ装置、エンドカバー装着有無確認方法、及びプログラマブルロジックコントローラ装置の故障診断方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011070284A
JP2011070284A JP2009218967A JP2009218967A JP2011070284A JP 2011070284 A JP2011070284 A JP 2011070284A JP 2009218967 A JP2009218967 A JP 2009218967A JP 2009218967 A JP2009218967 A JP 2009218967A JP 2011070284 A JP2011070284 A JP 2011070284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
end cover
cpu unit
bus
read
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009218967A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5278267B2 (ja
Inventor
Kazuaki Miyabe
和明 宮部
Tokimoto Miyoshi
勅元 三好
Nami Noda
奈見 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2009218967A priority Critical patent/JP5278267B2/ja
Publication of JP2011070284A publication Critical patent/JP2011070284A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5278267B2 publication Critical patent/JP5278267B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Programmable Controllers (AREA)

Abstract

【課題】PLC装置のエンドカバーにバスインタフェース(以下、バスI/F)と、バス機能用レジスタ及びバス故障診断用レジスタとを備えることにより、確実かつ容易にバス信号の故障診断が行え、かつエンドカバーの装着の有無を確認できるPLC装置を提供する。
【解決手段】CPUユニットは起動時または所定の時間間隔でエンドカバー6のバスI/F61と通信を行って、バス機能用レジスタ62のエンドカバー固有情報621を読み取ることでエンドカバー6の有無を確認する。また、CPUユニットは所定の時間間隔でエンドカバー6のバスI/F61と通信を行ってバス故障診断用レジスタ63に所定の故障診断データを書き込み、その後バス故障診断用レジスタ63から故障診断データを読み出し、予め記憶された故障診断データと読み出した故障診断データとを比較することでバスの故障を診断する。
【選択図】図2

Description

本発明は、プログラマブルロジックコントローラ(以下、PLC)装置を用いたシステムに関する。特に、PLC装置を構成する各ユニット間を、コネクタを用いて連結することにより接続するPLC装置において、信号端子の保護や信号を終端するためにバスの最終段に設けるエンドカバーに、バスインターフェース(以下、バスI/F)を備えたPLC装置に関するものである。
バックプレーンを備えず、各ユニット間をコネクタの連結によって接続する従来のPLC装置では、バスにおける信号反射を低減して信号波形の乱れを防止するために、エンドカバーにバス信号の終端回路を設けている。さらに、エンドカバーの装着の有無を認識するための専用信号線を設け、専用信号の論理値により、PLC装置に当該エンドカバーが装着されているか否かを判断していた(例えば特許文献1)。すなわち、たとえば専用信号の論理値が“H”であればエンドカバーが脱落していると判断し、“L”であれば装着されていると判断していた。
特開2007−18503号公報
各ユニット間をコネクタの連結によって接続する従来のPLC装置では、連結するユニット数が増減するとバスの最長経路が変動する。このようなシステムに対して、従来のPLC装置のようにエンドカバーに終端回路を設けただけでは不十分である。すなわち、自動化設備の総合的な使いやすさの総称である信頼性・稼動性・サービス性(Reliability,Availability,Serviceability:RAS)機能を向上するためには、バスアクセスによる故障診断が必要となるが、CPUユニットとエンドカバーとの間に接続されるユニットに対してバスアクセスを行わなければならず、接続されるユニットの台数や種類が一意に決まらないため実現が容易ではない。換言すれば、従来のPLCシステムでは確実かつ容易にバス信号の故障診断ができないという問題があった。さらに、従来のPLCシステムでは、エンドカバーの装着の有無を認識するために、前記のような専用信号線を設けなければならないという問題があった。
この発明に係るエンドカバーは、バスにより少なくともCPUユニットと接続されるコネクタと、前記コネクタに接続されて前記バスを介して前記CPUユニットと通信を行うバスインタフェース手段と、前記バスインタフェース手段に接続されてエンドカバー固有情報と前記CPUユニットから送られる装着位置情報とを記憶できる第1の記憶手段と、前記バスインタフェース手段に接続され前記CPUユニットから送られる故障診断データを書き込み及び読み出し可能な第2の記憶手段とを備えるものである。
この発明によれば、エンドカバーにバスI/F手段を備えることにより、バスの異常を検出して、システムを安全に停止できるため、RAS機能を向上させるとともに、確実かつ容易にバス信号の故障診断をすることができるという効果を奏する。さらに、専用信号線を設けることなく、エンドカバーがPLC装置に装着されているか否かを判断できるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1におけるPLC装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1におけるエンドカバーの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1における起動時のエンドカバー装着有無確認動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における稼働中のエンドカバー装着有無確認動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における故障診断動作を説明するための図である。 本発明の実施の形態1における故障診断動作を示すフローチャートである。
以下この発明を、その実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
実施の形態1.
図1は本実施の形態1におけるPLC装置1の構成を示すブロック図である。PLC装置1は図1に示すようにバックプレーンを備えず、電源ユニット2、CPUユニット3、I/Oユニット4、アナログユニット5、およびエンドカバー6の各ユニットは、各ユニット間を接続するコネクタ7によって連結されている。ここで図1に示すI/Oユニット4とアナログユニット5との間には、通常、任意の数のI/Oユニット4またはアナログユニット5が連結されるが、簡単のためこれらを図示せず説明を省略する。
電源ユニット2はPLC装置1の外部から電力の供給を受けて、CPUユニット3、I/Oユニット4、アナログユニット5、およびエンドカバー6の各ユニットに所定の電圧で所定の電力を供給する。中央処理装置(CPU)31を内部の固有機能手段に備えたCPUユニット3は、バスI/F及びコネクタ7を通じてI/Oユニット4、アナログユニット5またはエンドカバー6に対してバスアクセスを行い、信号を送受信することでPLC装置1の全体を制御する。
I/Oユニット4はコネクタ7を介してCPUユニット3から所定の信号を受け、必要な信号をバスI/FにてCPUユニット3をはじめとする他のユニットから受信する。そして、図示しない外部I/Oを通じ、外部機器の制御や所定の入出力制御等を行う。さらに、必要に応じてCPUユニット3をはじめとする他のユニットへ、バスI/Fとコネクタ7を介して所定の信号を送信する。一方、アナログユニット5はI/Oユニット4と同様にコネクタ7を介してCPUユニット3から所定の信号を受け、必要な信号をバスI/FにてCPUユニット3をはじめとする他のユニットから受信する。そして、当該必要な信号を固有機能手段の図示しないD/A変換器によりアナログ信号に変換し、図示しない外部I/Oを通じて外部機器の制御や所定の入出力制御を行う。さらに、外部I/Oを通じて外部機器から入力される信号を、固有機能手段の図示しないA/D変換器によりデジタル信号に変換し、必要に応じてCPUユニット3をはじめとする他のユニットへ、バスI/Fとコネクタ7を介して送信する。
エンドカバー6はバス信号の最終段に設けられ、外部環境に存在する粉塵等からバス信号等の端子を保護し、例えば誤接触が生じるのを防ぐ機能を有する。エンドカバー6は内部にレジスタを備えており、当該レジスタは、バスの故障診断やエンドカバー6の装着有無の確認に使用される。
本実施の形態1におけるエンドカバー6の構成について説明する。図2はエンドカバー6の構成を示すブロック図である。図2に示すように、エンドカバー6はコネクタ7によってアナログユニット5と連結され、バスが接続されている。エンドカバー6に接続されたバスはバスインタフェース手段であるバスI/F61と接続される。バスI/F61と第1の記憶手段であるバス機能用レジスタ62及び第2の記憶手段であるバス故障診断用レジスタ63とは、内部信号線を介して接続される。なおバス機能用レジスタ62には、少なくとも所定のアドレスにエンドカバー固有情報621が記憶され、別の所定のアドレスに装着位置情報622を記憶できるように構成されている。
次に、本実施の形態1におけるPLC装置1の動作について、図を用いて説明する。はじめにエンドカバー6の装着有無を確認する動作を説明する。図3は起動時にエンドカバー6が装着されているか否かを確認する動作フローを示すフローチャートである。まず、PLC装置1が起動されると、CPUユニット3は、接続されている各ユニットに対してバスアクセスを行う。そして各ユニットに対して、例えばCPUユニット3から見た装着位置情報を送信し、各ユニットの固有機能手段の図示しないレジスタに記憶させる。例えば図1においてPLC装置1が起動されると、CPUユニット3はまず隣接するI/Oユニット4に対してバスアクセスを行う。そして、装着位置情報として例えば“1”を、I/Oユニット4のレジスタに記憶させる。次にCPUユニット3はアナログユニット5に対してバスアクセスを行い、装着位置情報として例えば“2”を、アナログユニット5のレジスタに記憶させる。
同様にCPUユニット3は、エンドカバー6に対してもバスアクセスを行うことで、エンドカバー6の装着有無を確認する。以下、図3に基づき、CPUユニット3がエンドカバー6の装着有無を確認する動作フローを説明する。本実施の形態1では、PLC装置1が起動され(ステップS31)、CPUユニット3がエンドカバー6に対してバスアクセスを行うと(ステップS32)、エンドカバー6がPLC装置1に装着されている場合、エンドカバー6のバスI/F61は、CPUユニット3からのバスアクセスに対して応答し、CPUユニット3と通信を行う。具体的には、CPUユニット3は、装着位置情報として例えば“3”を生成し(ステップS33)、エンドカバー6へ送信する。すると、エンドカバー6のバスI/F61は装着位置情報を受け取り、バス機能用レジスタ62に装着位置情報622として“3”を記憶する(ステップS34)。CPUユニット3は、バス機能用レジスタ62に記憶された装着位置情報を読み出し(ステップS35)、正しい装着位置情報がバス機能用レジスタ62に記憶されているか確認する(ステップS36)。正しい装着位置情報が記憶されていれば、CPUユニット3はエンドカバー固有情報621を読み出す(ステップS37)。そしてエンドカバー固有情報621を読取ったか否かを判断し(ステップS38)、読み取った場合には、エンドカバーが装着されていると判定する。
一方、エンドカバー6がPLC装置1に装着されていない場合、CPUユニット3はエンドカバー固有情報621や装着位置情報622を読み出すことができない。たとえばCPUユニット3のバスアクセス後、正しい装着位置情報が読み出せないため装着位置情報が一致しない場合(ステップS36)、CPUユニット3はバス信号の異常、もしくはエンドカバー6がPLC装置1に装着されていないというシステムの異常を判断し(ステップS39)、予め定められた所定のシーケンスに従い、システムを安全に停止する(ステップS40)。
エンドカバー6の装着有無の確認動作は、前記したシステム起動時だけでなく、システム稼働中にも行われる。図4は稼働中にエンドカバー6が装着されているか否かを確認する動作フローを示すフローチャートである。以下、図4に基づきシステム稼働中の確認動作フローを説明する。この場合、CPUユニット3の固有機能手段に備えた図示しないタイマ等を用いて、所定の時間間隔T1毎に、エンドカバー6の装着有無を確認するための装着確認指令が発生する。すなわち、タイマ等で所定の時間T1が経過したか否かを判断し(ステップS41)、T1が経過した場合、装着確認指令がCPUユニット3からエンドカバー6へ送られる(ステップS42)。本実施の形態1における装着確認指令とは、例えば装着位置情報“3”のユニットのエンドカバー固有情報621を読み出す、という命令である。
エンドカバー6がPLC装置1に装着されていれば、バスI/F61はCPUユニット3からの装着確認指令であるバスアクセスに対して応答し、CPUユニット3と通信を行う。そしてCPUユニット3はバス機能用レジスタ62に記憶されたエンドカバー固有情報621を読み出す。CPUユニット3は、エンドカバー固有情報621をエンドカバー6から読み出し(ステップS43)、内部のレジスタに予め記憶したエンドカバー固有情報621と照合する(ステップS44)。そして、これらが一致すればエンドカバー6がPLC装置1に装着されていると判断して動作を終了し(ステップS45)、タイマ等が再スタートする。
一方、エンドカバー6が外部からの衝撃など何らかの原因によりPLC装置1から脱落してしまった場合、CPUユニット3からの装着確認指令であるバスアクセスに対してエンドカバー固有情報621を読み取ることはできない。たとえばCPUユニット3のバスアクセス後、所定の時間T0が経過してもエンドカバー6からの信号がなかった場合に、読取りができないと判断する。正しいエンドカバー固有情報が読み出せないため内部のレジスタに予め記憶したエンドカバー固有情報621と一致せず(ステップS44)、CPUユニット3はバス信号の異常、もしくはエンドカバー6がPLC装置1から脱落したと判断し(ステップS46)、予め定められた所定のシーケンスに従い、システムを安全に停止する(ステップS47)。
次に、バスの異常を検出するバス信号の故障診断について図を用いて説明する。本実施の形態における故障診断は、故障を検出した場合にシステムを安全に停止するため、システムの起動時と稼動中に時間間隔T2で定期的に行うものとして説明する。図5は、故障診断を説明するための図であり、CPUユニット3とエンドカバー6との接続に着目した接続図であって、その他のユニットとの接続は図示を省略している。また、図6は故障診断動作の動作フローを示すフローチャートである。本実施の形態1では、図5に示すようにCPUユニット3からエンドカバー6へ、メモリ32に記憶された故障診断データを送ってバス故障診断用レジスタ63にこれを書き込み、さらに書き込んだ故障診断データをCPUユニット3から再び読み出して照合することで、バスの故障の有無を診断する。
ここで故障診断データについて説明する。本実施の形態1では、バスのビット数が16である場合を例にとり説明する。16ビットバスの場合、例えば故障診断データは16進で記述される次の8つのデータ、すなわち“AAAAh”、“5555h”、“CCCCh”、“3333h”、“F0F0h”、“0F0Fh”、“FF00h”、“00FFh”(hは16進表記であることを示す)のデータを使用することができる。これら8つのデータを順次、故障診断データとして書き込みと読み出しに使用することにより、たとえ1ビットでもバス信号がオープンまたはショートすれば照合結果が一致しないため、バスの全ての信号線の故障診断を行うことができる。
次に、バス信号の故障診断動作について図を用いて説明する。図6において、PLC装置1が起動されると、CPUユニット3の内部のCPU31は、所定の時間T2間隔毎に、書き込み要求である書き込み信号と故障診断データを生成する。すなわち、タイマ等で所定の時間T2が経過したか否かを判断し(ステップS61)、T2が経過した場合に、書き込み信号と故障診断データが生成される(ステップS62)。そして例えば1番目の故障診断データとして“AAAAh”が生成されると、CPUユニット3からエンドカバー6へ送られる(ステップS63)。書き込み信号と故障診断データは、バスアクセスによりエンドカバー6のバス故障診断用レジスタ63に書き込まれる(ステップS64)。具体的には、エンドカバー6のバスI/F61は、CPUユニット3からの書き込み信号と故障診断データを送るバスアクセスに対して応答し、CPUユニット3と通信を行う。そしてバスI/F61は、書き込み信号と故障診断データをバス故障用レジスタ63に送る。バス故障用レジスタ63は、書き込み信号を受けて、故障診断データを所定のアドレスに書き込む。
エンドカバー6のバス故障用レジスタ63に故障診断データが書き込まれると、CPUユニット3の固有機能手段のCPUは、バスアクセスによりエンドカバー6の故障診断データを読み出す(ステップS65)。具体的には、故障診断データをバス故障用レジスタ63に書き込むバスアクセスを行ってから所定の時間T3が経過した後に、読み出し要求である読み出し信号が生成され、CPUユニット3からエンドカバー6へ送られる。エンドカバー6のバスI/F61は、CPUユニット3からの読み出し信号を送るバスアクセスに対して応答し、CPUユニット3と通信を行う。そしてバスI/F61は、読み出し信号をバス故障用レジスタ63に送る。バス故障用レジスタ63は、読み出し信号を受け取ると、書き込まれている故障診断データを読み出してバスI/F61へ送る。
読み出された故障診断データはバスI/F61を介してCPUユニット3が読み出す。CPUユニット3の固有機能手段にあるCPU31は、CPUユニット3が受け取った、読み出された故障診断データと、メモリに記憶された故障診断データとを照合する(ステップS66)。照合の結果、全てのビットの符号が一致すれば、1番目の故障診断データではバスに異常はないと判断する。そして全ての故障診断データを用いて故障診断を行ったか否かを判断し(ステップS67)、全ての故障診断データで行っていなければ、CPUは2番目の故障診断データ、例えば“5555h”を用いて、前記と同様の書き込み・読み出し動作を行う。そして最終的に8つの故障診断データ全てに対して書き込み・読み出しを行っても符号の相違がなかった場合、バスに異常はないと判断し、故障診断動作を終了して、タイマ等が再スタートする。
一方、8つの故障診断データそれぞれの照合の結果、1つでも符号が異なるビットが存在した場合には、バスに何らかの異常が存在すると判断して、予め定められた所定のシーケンスに従い、システムを安全に停止する(ステップS68)。
以上のように、本実施の形態1におけるPLC装置1では、エンドカバー6にバスI/Fを備えることにより、CPUユニット3とエンドカバー6との間に接続される各ユニットに対してバスアクセスを行うことなく、バスの異常を検出して、システムを安全に停止できるため、RAS機能を向上させるとともに、確実かつ容易にバス信号の故障診断をすることができるという効果を得ることができる。さらに、専用信号線を設けることなく、CPUユニット3はエンドカバー6がPLC装置1に装着されているか否かを判断できるという効果を得ることができる。
なお、本実施の形態1ではエンドカバー6の装着有無を確認するためのバスアクセスはCPUユニット3が発生するものとしたが、必ずしもCPUユニット3に限らず他のユニットで発生してもよく、同様の効果を得ることができるのは言うまでもない。
なお、本実施の形態1ではCPUユニット3とエンドカバー6との間にI/Oユニット4とアナログユニット5が装着されたシステムを例にとり説明したが、必ずしもこれらのユニットに限られない。例えば外部機器を制御するユニットや温度調節、位置決めなど特定の機能を備えたユニットを装着するシステムであっても、同様の効果を得ることができるのは言うまでもない。
なお、本実施の形態1では故障検出を行うバスを16ビットとして説明したが、これは必ずしもこの限りではなく、ビット数は多くても少なくてもよい。また8つの故障診断データを使用する場合について説明したが、バスのビット数に応じて8つ以上であっても、以下であってもよい。
なお、本実施の形態1ではエンドカバー6の脱落を検知したりバスの故障を検出した場合に予め定められた所定のシーケンスに従い、システムを安全に停止するものとして説明したが、緊急性が求められる場合には非常停止するなど、停止の方法はどのような形態であってもよい。また、本実施の形態1ではエンドカバー6の脱落を検知したりバスの故障を検出した場合にシステムを停止するものとして説明したが、必ずしも停止しなくてもよい。例えば所定の警報を動作させることにより工作機械から離れた場所にいる操作者へ通知するなどであってもよい。
この発明は工作機械などの分野において、機械等の機器を制御するPLC装置に利用できる。
1 PLC装置
2 電源ユニット
3 CPUユニット
4 I/Oユニット
5 アナログユニット
6 エンドカバー
7 コネクタ
31 CPU
32 メモリ
61 バスI/F
62 バス機能用レジスタ
63 バス故障診断用レジスタ
621 エンドカバー固有情報
622 装着位置情報

Claims (13)

  1. バスにより少なくともCPUユニットと接続されるコネクタと、
    前記コネクタに接続されて前記バスを介して前記CPUユニットと通信を行うバスインタフェース手段と、
    前記バスインタフェース手段に接続されてエンドカバー固有情報と前記CPUユニットから送られる装着位置情報とを記憶できる第1の記憶手段と、
    前記バスインタフェース手段に接続され前記CPUユニットから送られる故障診断データを書き込み及び読み出し可能な第2の記憶手段と
    を備えることを特徴とするエンドカバー。
  2. 起動時に前記CPUユニットと前記バスインタフェース手段とが通信を行って前記第1の記憶手段に記憶されたエンドカバー固有情報を前記CPUユニットが読み出せるとともに前記CPUユニットから送られる装着位置情報を前記第1の記憶手段に記憶する
    ことを特徴とする請求項1に記載のエンドカバー。
  3. 所定の時間毎に前記CPUユニットと前記バスインタフェース手段とが前記装着位置情報に基づき通信を行って前記第1の記憶手段に記憶されたエンドカバー固有情報を前記CPUユニットが読み出せる
    ことを特徴とする請求項1に記載のエンドカバー。
  4. 所定の時間毎に前記CPUユニットと前記バスインタフェース手段とが通信を行って前記CPUユニットからの書き込み要求に従い前記CPUユニットから送られる故障診断データを前記第2の記憶手段に書き込むとともに前記CPUユニットからの読み出し要求に従い前記第2の記憶手段に記憶された故障診断データを前記CPUユニットが読み出せる
    ことを特徴とする請求項1に記載のエンドカバー。
  5. バスにより他のユニットと接続されて通信を行うとともに故障診断データ及び装着位置情報を送るCPUユニットと、
    前記CPUユニットと前記バスにより接続されるコネクタ、
    前記コネクタに接続され前記バスを介して前記CPUユニットと通信を行うバスインタフェース手段、
    前記バスインタフェース手段に接続されエンドカバー固有情報と前記CPUユニットから送られる装着位置情報とを記憶できる第1の記憶手段、
    及び前記バスインタフェース手段に接続され前記CPUユニットから送られる故障診断データを書き込み及び読み出し可能な第2の記憶手段を備えるエンドカバーと
    を備えることを特徴とするプログラマブルロジックコントローラ装置。
  6. 前記CPUユニットは起動時に前記エンドカバーの前記バスインタフェース手段と通信を行って前記第1の記憶手段からエンドカバー固有情報を読み取るとともに前記第1の記憶手段に装着位置情報を記憶させる
    ことを特徴とする請求項5に記載のプログラマブルロジックコントローラ装置。
  7. 所定の時間毎に前記CPUユニットは前記装着位置情報に基づき前記エンドカバーの前記バスインタフェース手段と通信を行って前記第1の記憶手段からエンドカバー固有情報を読み取る
    ことを特徴とする請求項5に記載のプログラマブルロジックコントローラ装置。
  8. 所定の時間毎に前記CPUユニットは前記エンドカバーの前記バスインタフェース手段と通信を行い書き込み要求を行って前記第2の記憶手段に故障診断データを書き込んだ後に読み出し要求を行って前記第2の記憶手段に書き込んだ故障診断データを読み出す
    ことを特徴とする請求項5に記載のプログラマブルロジックコントローラ装置。
  9. 起動時にCPUユニットがエンドカバーのバスインタフェース手段と通信を行って前記エンドカバーの第1の記憶手段に記憶されたエンドカバー固有情報の読み出しを要求するステップと、
    前記読み出しの要求により前記エンドカバー固有情報を読み出せた場合に前記エンドカバーが装着されていると判断し、前記エンドカバー固有情報を読み出せない場合にプログラマブルロジックコントローラ装置を停止するステップと
    を備えることを特徴とするエンドカバー装着有無確認方法。
  10. 前記エンドカバーが装着されていると判断すると、前記CPUユニットは前記バスインタフェース手段と通信を行って前記第1の記憶手段に装着位置情報を記憶させるステップと
    をさらに備えることを特徴とする請求項9に記載のエンドカバー装着有無確認方法。
  11. 所定の時間毎にCPUユニットが装着位置情報に基づきエンドカバーのバスインタフェース手段と通信を行って前記エンドカバーの第1の記憶手段に記憶されたエンドカバー固有情報の読み出しを要求するステップと、
    前記読み出しの要求により前記エンドカバー固有情報を読み出せた場合に前記エンドカバーが装着されていると判断し、前記エンドカバー固有情報を読み出せない場合にプログラマブルロジックコントローラ装置を停止するステップと
    を備えることを特徴とするエンドカバー装着有無確認方法。
  12. 所定の時間毎にCPUユニットがエンドカバーのバスインタフェース手段と通信を行い書き込み要求をして前記エンドカバーの第2の記憶手段に故障診断データを書き込むステップと、
    前記CPUユニットが前記エンドカバーの前記バスインタフェース手段と通信を行って前記第2の記憶手段に書き込んだ前記故障診断データの読み出し要求をするステップと、
    前記読み出し要求により前記故障診断データを読み出せた場合に前記バスが正常であると判断し、前記故障診断データを読み出せない場合にプログラマブルロジックコントローラ装置を停止するステップと
    を備えることを特徴とするプログラマブルロジックコントローラ装置の故障診断方法。
  13. 前記読み出し要求により前記故障診断データを読み出せた場合に、前記CPUユニットが予め記憶した故障診断データと前記第2の記憶手段から読み出した前記故障診断データとを比較するステップと、
    比較の結果、一致した場合には前記バスが正常であると判断し、一致しない場合にプログラマブルロジックコントローラ装置を停止するステップと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項12に記載のプログラマブルロジックコントローラ装置の故障診断方法。
JP2009218967A 2009-09-24 2009-09-24 エンドカバー、これを備えたプログラマブルロジックコントローラ装置、エンドカバー装着有無確認方法、及びプログラマブルロジックコントローラ装置の故障診断方法 Expired - Fee Related JP5278267B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009218967A JP5278267B2 (ja) 2009-09-24 2009-09-24 エンドカバー、これを備えたプログラマブルロジックコントローラ装置、エンドカバー装着有無確認方法、及びプログラマブルロジックコントローラ装置の故障診断方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009218967A JP5278267B2 (ja) 2009-09-24 2009-09-24 エンドカバー、これを備えたプログラマブルロジックコントローラ装置、エンドカバー装着有無確認方法、及びプログラマブルロジックコントローラ装置の故障診断方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011070284A true JP2011070284A (ja) 2011-04-07
JP5278267B2 JP5278267B2 (ja) 2013-09-04

Family

ID=44015536

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009218967A Expired - Fee Related JP5278267B2 (ja) 2009-09-24 2009-09-24 エンドカバー、これを備えたプログラマブルロジックコントローラ装置、エンドカバー装着有無確認方法、及びプログラマブルロジックコントローラ装置の故障診断方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5278267B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110162006A (zh) * 2019-04-24 2019-08-23 邯郸钢铁集团有限责任公司 构建plc硬件故障诊断平台的方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06324721A (ja) * 1993-05-12 1994-11-25 Omron Corp 接続ユニット脱落検知方法
JP2007018503A (ja) * 2005-06-07 2007-01-25 Omron Corp プログラマブル・コントローラ・システム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06324721A (ja) * 1993-05-12 1994-11-25 Omron Corp 接続ユニット脱落検知方法
JP2007018503A (ja) * 2005-06-07 2007-01-25 Omron Corp プログラマブル・コントローラ・システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110162006A (zh) * 2019-04-24 2019-08-23 邯郸钢铁集团有限责任公司 构建plc硬件故障诊断平台的方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5278267B2 (ja) 2013-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107463516A (zh) 控制装置
JPH03248249A (ja) Icメモリカード
CN114008984B (zh) 计算机可读存储介质以及管理方法
JP2000194455A (ja) デ―タ処理装置、そのデ―タ処理方法
JP5278267B2 (ja) エンドカバー、これを備えたプログラマブルロジックコントローラ装置、エンドカバー装着有無確認方法、及びプログラマブルロジックコントローラ装置の故障診断方法
US8151176B2 (en) CPU instruction RAM parity error procedure
US11516029B2 (en) Process measuring device having a plug-in memory unit
JP2004110400A (ja) エレベータ制御装置
JP2002366505A (ja) 実装位置検出方法及び装置
CN117785756B (zh) 存储器控制系统、方法、芯片及计算机可读存储介质
EP2782013A2 (en) Fault-spot locating method, switching apparatus, fault-spot locating apparatus, and information processing apparatus
JP4681096B2 (ja) 記憶装置
JPH08153017A (ja) ポート接続確認方法
JP2006127128A (ja) 情報処理システムの下位装置、下位装置用動作制御プログラムおよび下位装置用動作制御方法
JP2829219B2 (ja) 情報処理装置
JP4946504B2 (ja) サーボアンプ
JP2014159982A (ja) 半導体装置およびその診断方法
JP2004362617A (ja) Icカード接続装置及びその接続方法
JP2009199336A (ja) システム監視回路を備えた計算機
JP3372192B2 (ja) バスインタフェース試験方法およびその処理プログラムを記録した記録媒体
JP2001166850A (ja) 活線挿抜制御装置
JP2002278800A (ja) 監視装置およびその方法
KR20020016044A (ko) 장애정보의 공유 장치
JP2009199515A (ja) 車両制御装置
JPH11306800A (ja) フラッシュeepromとその試験方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120904

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121030

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130423

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130506

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5278267

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees