JPH08153017A - ポート接続確認方法 - Google Patents

ポート接続確認方法

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JPH08153017A
JPH08153017A JP6292837A JP29283794A JPH08153017A JP H08153017 A JPH08153017 A JP H08153017A JP 6292837 A JP6292837 A JP 6292837A JP 29283794 A JP29283794 A JP 29283794A JP H08153017 A JPH08153017 A JP H08153017A
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Yasushi Yanagisawa
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Abstract

(57)【要約】 【目的】中央処理装置と複数種装置との間の接続ミスを
OSが実際の処理を行う前にチェックし後続の処理に影
響をおよぼさないこと。 【構成】装置2,3,4に個別なIDを予め定め、診断
プロセッサ1が装置2,3,4に対し個別なIDを含む
診断制御情報を出力する。これを受けた装置2,3,4
は、情報出力手段6により自装置の情報を中央処理装置
11に出力する。診断プロセッサ1は、診断情報読出手
段8により中央処理装置11の診断情報を読出し、この
読出した結果と診断プロセッサ1内のシステム構成情報
保持手段9が予め保持するコンピュータシステムの構成
情報とから、中央処理装置11の接続点であるポートに
接続されている装置2,3,4をポート接続装置確認手
段10により確認することにより、中央処理装置11と
装置2,3,4との間の接続ミスを、OSが実際の処理
を行う前にチェックする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポート接続確認方法に関
し、特にコンピュータシステムの中央処理装置に接続さ
れる他装置のポート接続確認方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、大型計算機等の情報処理装置
では、中央処理装置(以下CPUと記す)に多数の任意
の装置が接続される。多数の任意の装置とは、例えば入
出力プロセッサ(以下IOPと記す)や拡張記憶装置
(以下EMUと記す)等である。大型計算機ではCP
U、IOP、EMU等ごとに独立した筐体を持ち、各筐
体を接続してシステムが構成されることが多い。又、シ
ステムの構成によってはIOPやEMUが複数台ずつ接
続されることがある。
【0003】このような大型計算機のシステムを新規に
構築する際、あるいはメンテナンスした後には、オペレ
ーティングシステム(以下OSと記す)を稼働する前
に、各装置ごとの接続確認、および動作の確認が必要と
なる。
【0004】従来のポート接続確認方法としては、IO
P内の入出力ポートの収容位置を制御部が容易に確認出
来る方法の1つが、特開昭61−220055号公報に
示されている。
【0005】図4は特開昭61−220055号公報に
一実施例として掲載されるている図を示す。該特許の概
要は以下の様である。
【0006】予め装置内部での収容位置を示す収容位置
信号(1),(2),(3)が、入出力ポート74,7
5,76に与えられている。制御部71は、アドレスバ
ス72を経由して例えは入出力ポート75に収容位置セ
ンスコマンドを発行し、入出力ポート75の収容位置を
センスする。これにより、収容位置信号(2)が制御部
71に通知され、該当する入出力ポート75が正しい位
置に収容されているか否かを制御部71で容易に確認す
ることができる。
【0007】なお、上記の例とは異なり、CPUの接続
ポートにIOPとEMUとが接続している等、装置ごと
に接続状態が物理的に異なる場合には、CPUと他装置
間の接続ミスの発見は容易である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のポート
接続確認方法は、データバス上に接続される装置の種類
は、入出力ポートに限られていた状態で実施していた
が、この方法を任意のシステムや装置に適用する場合、
例えば、制御部をCPUと置き換え、データバス上に接
続される装置をIOPとEMUに置き換え、しかも、C
PUの接続ポートは汎用化するため単一の形態としたと
する。この場合、装置ごとに接続状態を変えても外見上
は同一で接続ミスの発見が容易ではないということが想
定される。
【0009】さらに、上述した従来のポート接続確認方
法では、アドレスパスおよびデータパスを駆動させなけ
れば、各装置の収容位置信号をセンスすることができな
かった。このことは、制御部をCPUに置き換えて考え
たときに、CPUが自ら処理を行える状態、即ちOSが
稼働した後でなければ収容位置信号をセンスすることが
できないということになる。従って、もし、前述した新
たな構成に適用した場合、IOPとEMUの接続が互い
に入れ替わっているような接続ミスが生じていたとし
て、CPUがそのミスを発見するのは、OSが接続ミス
をしているIOPまたはEMUに対してなんらかのアク
セスを行った後になり、後続の処理に影響をおよぼして
しまうことになるという問題点がある。
【0010】本発明の目的は、中央処理装置と複数種装
置との間の接続ミスをOSが実際の処理を行う前にチェ
ックし後続の処理に影響をおよぼさないポート接続確認
方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のポート接続確認
方法は、中央処理装置に任意の他装置が多数接続するコ
ンピュータシステムのポート接続確認方法において、前
記任意の他装置ごとの個別なIDを予め定め、前記コン
ピュータシステムの診断制御を行うために設けた診断プ
ロセッサが診断制御情報提供手段により前記任意の他装
置に対し前記個別なIDを含む診断制御情報を出力し、
前記任意の他装置が診断制御情報受取手段により前記診
断制御情報提供手段の出力を受取ると共に情報出力手段
により自装置の情報を前記中央処理装置に出力し、前記
中央処理装置が前記任意の他装置の出力する情報を他装
置情報受取手段で受取り、前記診断プロセッサが診断情
報読出手段により前記中央処理装置の診断情報を読出
し、この読出した結果と前記診断プロセッサ内のシステ
ム構成情報保持手段が予め保持する前記コンピュータシ
ステムの構成情報とから前記中央処理装置の接続点であ
るポートに接続されている装置をポート接続装置確認手
段により確認する構成である。
【0012】本発明のポート接続確認方法は、中央処理
装置に任意の他装置が多数接続するコンピュータシステ
ムのポート接続確認方法において、前記任意の他装置ご
との個別なIDを予め定め、前記任意の他装置に対応し
て設けたID供給手段から前記個別なIDを含む診断制
御情報をそれぞれの他装置に供給し、前記任意の他装置
が診断制御情報受取手段により前記診断制御情報提供手
段の出力を受取ると共に情報出力手段により自装置の情
報を前記中央処理装置に出力し、前記中央処理装置が前
記任意の他装置の出力する情報を他装置情報受取手段で
受取り、前記診断プロセッサが診断情報読出手段により
前記中央処理装置の診断情報を読出し、この読出した結
果と前記診断プロセッサ内のシステム構成情報保持手段
が予め保持する前記コンピュータシステムの構成情報と
から前記中央処理装置の接続点であるポートに接続され
ている装置をポート接続装置確認手段により確認する構
成である。
【0013】本発明のポート接続確認方法は、中央処理
装置に任意の他装置が多数接続するコンピュータシステ
ムのポート接続確認方法において、前記任意の他装置ご
との個別なIDを予め定め、前記コンピュータシステム
の診断制御を行うために設けた診断プロセッサが診断制
御情報提供手段により前記任意の他装置に対し前記個別
なIDを含む診断制御情報を出力し、前記任意の他装置
に対応して設けたID供給手段から前記個別なIDを含
む診断制御情報をそれぞれの他装置に供給し、前記任意
の他装置はID比較手段で前記診断制御情報提供手段の
出力する個別なIDと前記ID供給手段の出力する個別
なIDとを比較し、この比較した結果が一致であれば情
報出力手段により自装置の情報を前記中央処理装置に出
力し、前記中央処理装置が前記任意の他装置の出力する
情報を他装置情報受取手段で受取り、前記診断プロセッ
サが診断情報読出手段により前記中央処理装置の診断情
報を読出し、この読出した結果と前記診断プロセッサ内
のシステム構成情報保持手段が予め保持する前記コンピ
ュータシステムの構成情報とから前記中央処理装置の接
続点であるポートに接続されている装置をポート接続装
置確認手段により確認する構成である。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0015】図1は本発明の第1の実施例のブロック図
である。
【0016】本発明のポート接続確認方法の第1の実施
例を実施するコンピュータシステムには、コンピュータ
システムの診断制御を行う診断プロセッサ1と、任意の
他装置として装置2,3,4と、中央処理装置11とが
含まれる。ここで、診断プロセッサ1には、任意の他装
置ごとのIDを含む診断制御情報を提供する診断制御情
報提供手段7と、中央処理装置11の診断情報を読出す
診断情報読出手段8と、コンピュータシステムの構成情
報を保持するシステム構成情報保持手段9と、診断情報
読出手段8が読みだした内容とシステム構成情報保持手
段9が保持する内容から中央処理装置11の各ポートに
接続されている装置の種類を確認するポート接続装置確
認手段10とが含まれる。又、装置2,3,4内には、
それぞれ診断制御情報提供手段7の提供する診断制御情
報に含まれるIDを受取る診断情報受取手段5と、自装
置の情報を中央処理装置11に出力する情報出力手段6
とが含まれる。さらに、中央処理装置11には、装置
2,3,4の出力する各装置の情報を受取る他装置情報
受取手段12,13,14が含まれる。
【0017】次に動作について説明する。
【0018】なお、説明を具体的に行うため、中央処理
装置11に接続されている装置2,3,4の装置種類
と、それに対応するID、接続ポート番号、およびシス
テム構成情報上の呼び名を表1のように決めておく。
【0019】
【0020】診断プロセッサ1は、システム構成情報と
して表1に示した様な内容を含んだ情報をシステム構成
情報保持手段9に保持している。
【0021】診断制御情報提供手段7は信号線107を
介してシステム構成情報保持手段9の内容を読みだす。
診断制御情報提供手段7は、表1の内容に従い信号線1
00にID=1を、信号線101にID=2を、信号線
102にはID=3をそれぞれ出力する。
【0022】これにより装置2,3,4のそれぞれの診
断情報受取手段5は、ID1,2,3を受け取る。診断
情報受取手段5の内容は、装置2,3,4内の情報とし
て信号線103,104,105をそれぞれ介して情報
出力手段6により中央処理装置11の他装置情報受取手
段12,13,14に出力される。このときの他装置情
報受取手段12,13,14の内容は、各装置の接続状
態が正常であれば、装置2,3,4のそれぞれの情報出
力手段6からを読出した値が、ID=1,2,3となっ
ているはずである。
【0023】次に、診断プロセッサ1は、診断情報読出
手段8から信号線106を介して中央処理装置11に対
して、”診断情報読出し”の起動を指示する。中央処理
装置11の診断情報は、信号線106を介して診断プロ
セッサ1の診断情報読出手段8に読出される。
【0024】なお、信号線106は、診断情報読出手段
8と中央処理装置11内の他装置情報受取手段12、1
3、14とをバス接続していてもよいし、パラレル接続
していてもよい。これにより、他装置情報受取手段1
2,13,14の出力は、中央処理装置11の診断情報
の一部として診断情報読出手段8に読出せる。
【0025】続いて、診断プロセッサ1のポート接続装
置確認手段10は、装置2,3,4と各ポートとの接続
状態の正常性を確認する目的で、信号線108を介して
診断情報読出手段8の内容を、又、信号線109を介し
てシステム構成情報保持手段9の内容を、それぞれ読出
す。
【0026】次に、ポート接続装置確認手段10の接続
状態確認処理の手順について説明する。
【0027】第1の例として、すべて正常に接続されて
いる場合について説明する。
【0028】最初に、第1段階として、診断情報読出手
段8の内容から、現在各ポートに接続している装置の種
類を判断させる。 a)ポート番号1のIDは1である。よってポート番号1
にはIOP1が接続されている。 b)ポート番号2のIDは2である。よってポート番号2
にはIOP2が接続されている。 c)ポート番号3のIDは3である。よってポート番号3
にはEMUが接続されている。
【0029】次に、第2段階として、システム構成情報
保持手段9の情報から、本来各ポートに接続されるべき
装置の種類を割出す。 d)ポート番号1にはIOP1が接続されるはずである。 e)ポート番号2にはIOP2が接続されるはずである。 f)ポート番号3にはEMUが接続されるはずである。
【0030】最後に、第3段階として、上記診断情報読
出手段8の内容とシステム構成情報保持手段9の情報と
の対応する組合せである、a)とd)、b)とe)、c)とf)のそ
れぞれを比較することにより各ポートの接続装置の正常
性を確認する。この場合は、各ポートに接続された装置
はシステム構成情報通りであることが分かる。
【0031】もし、診断情報読出手段8が読みだしたI
Dによって判明する各ポートの装置番号(上記a)〜c)に
相当)と、システム構成情報保持手段9の内容から分か
る各ポートの装置番号(上記d)〜f)に相当)とが食い違
っている場合には、誤りを検出したポートで接続ミスが
生じていると判断できる。
【0032】第2の例として、誤ってポート番号1には
IOP2を接続し、ポート番号2にはIOP1を接続し
てしまい、ポート番号3にEMUを接続し忘れた場合に
ついて説明する。
【0033】最初に、第1段階として、診断情報読出手
段8の内容から、現在各ポートに接続している装置の種
類を判断させる。 a') ポート番号1のIDは2である。よってポート番号
1にはIOP2が接続されている。 b') ポート番号2のIDは1である。よってポート番号
2にはIOP1が接続されている。 c') ポート番号3のIDは不明である。よってポート番
号3には何も接続されていない。
【0034】第2段階の動作は第1の例と同様であるの
で説明を省略する。最後に、第3段階では前述の例と同
様に診断情報読出手段8の内容とシステム構成情報保持
手段9の情報との対応する組合せである、 a')とd)、お
よび b')とe)の2組の組合せで接続するポートの装置番
号に食い違いが生じているので、これらのポートでは接
続ミスが生じていると判断できる。又、 c')とf)を比較
することにより、本来EMUが接続されるはずのポート
番号3には何も接続されていないという誤りを検出でき
る。
【0035】上述した構成の下で診断することにより、
CPUの接続ポートが汎用的につくられていて、どのよ
うな装置でも接続できるとしても、CPUと各装置間に
おける接続ミスを、OSが実際の処理を行う前に確認す
ることが可能となる。なお、本チェックのシーケンスは
診断プログラム等によって制御されてもよいし、オペレ
ータが逐次行ってもよい。
【0036】図2は本発明の第2の実施例のブロック図
である。以下同一名称同一符号のものは第1の実施例で
説明したものと同一であるので説明を省略する。
【0037】本発明のポート接続確認方法の第2の実施
例を実施するコンピュータシステムには、コンピュータ
システムの診断制御を行う診断プロセッサ21と、任意
の他装置として装置2,3,4と、中央処理装置31
と、装置2,3,4にそれぞれIDを供給するID供給
手段35,36,37とが含まれる。ここで、診断プロ
セッサ21には、中央処理装置31の診断情報を読出す
診断情報読出手段28と、コンピュータシステムの構成
情報を保持するシステム構成情報保持手段29と、診断
情報読出手段28が読みだした内容とシステム構成情報
保持手段29が保持する内容から中央処理装置31の各
ポートに接続されている装置の種類を確認するポート接
続装置確認手段10とが含まれる。又、装置2,3,4
内には、それぞれ診断制御情報提供手段7の提供する診
断制御情報に含まれるIDを受取る診断情報受取手段5
と、自装置の情報を中央処理装置31に出力する情報出
力手段6とが含まれる。さらに、中央処理装置31に
は、装置2,3,4の出力する各装置の情報を受取る他
装置情報受取手段12,13,14が含まれる。
【0038】次に動作について説明する。
【0039】なお、中央処理装置31に接続されている
装置2,3,4の装置種類と、それに対応するID、接
続ポート番号、およびシステム構成情報上の呼び名は第
1の実施例と同一とする。(表1参照) 診断プロセッサ21は、システム構成情報として表1に
示した様な内容を含んだ情報をシステム構成情報保持手
段9に保持している。ID供給手段35,36,37
は、装置2,3,4に信号線200,201,202を
介してそれぞれのID1,2,3を与える。
【0040】これにより装置2,3,4のそれぞれの診
断情報受取手段5は、ID1,2,3を受け取る。診断
情報受取手段5の内容は、装置2,3,4内の情報とし
て信号線103,104,105をそれぞれ介して情報
出力手段6により中央処理装置31の他装置情報受取手
段12,13,14に出力される。このときの他装置情
報受取手段12,13,14の内容は、各装置の接続状
態が正常であれば、装置2,3,4のそれぞれの情報出
力手段6からを読出した値が、ID=1,2,3となっ
ているはずである。
【0041】次に、診断プロセッサ21は、診断情報読
出手段28から信号線206を介して中央処理装置31
に対して、”診断情報読出し”の起動を指示する。中央
処理装置31の診断情報は、信号線206を介して診断
プロセッサ21の診断情報読出手段28に読出される。
【0042】なお、信号線206は、診断情報読出手段
28と中央処理装置31内の他装置情報受取手段12、
13、14とをバス接続していてもよいし、パラレル接
続していてもよい。これにより、他装置情報受取手段1
2,13,14の出力は、中央処理装置31の診断情報
の一部として診断情報読出手段28に読出せる。
【0043】この後のポート接続装置確認手段10の接
続状態確認処理の手順については、第1の実施例と同様
であり、作用効果も同様であるので説明を省略する。
【0044】上述した構成の下で診断することにより、
CPUの接続ポートが汎用的につくられていて、どのよ
うな装置でも接続できるとしても、CPUと各装置間に
おける接続ミスを、OSが実際の処理を行う前に確認す
ることが可能となる。なお、本チェックのシーケンスは
診断プログラム等によって制御されてもよいし、オペレ
ータが逐次行ってもよい。
【0045】図3は本発明の第3の実施例のブロック図
である。以下同一名称同一符号のものは第1の実施例お
よび第2の実施例で説明したものと同一であるので説明
を省略する。
【0046】本発明のポート接続確認方法の第3の実施
例を実施するコンピュータシステムには、コンピュータ
システムの診断制御を行う診断プロセッサ1と、任意の
他装置として装置42,43,44と、中央処理装置1
1と、装置42,43,44にそれぞれIDを供給する
ID供給手段35,36,37とが含まれる。ここで、
診断プロセッサ1には、中央処理装置11の診断情報を
読出す診断情報読出手段8と、コンピュータシステムの
構成情報を保持するシステム構成情報保持手段9と、診
断情報読出手段8が読みだした内容とシステム構成情報
保持手段9が保持する内容から中央処理装置11の各ポ
ートに接続されている装置の種類を確認するポート接続
装置確認手段10とが含まれる。又、装置42,43,
44内には、それぞれ診断制御情報提供手段7の提供す
る診断制御情報に含まれるIDを受取りID供給手段3
5,36,37の出力と比較し一致したとき論理値
“1”を出力するコンパレータ58,59,60と、コ
ンパレータ58,59,60の出力を制御信号としてI
D供給手段35,36,37の出力の“活性/不活性”
を制御するゲート61,62,63と、ゲート61,6
2,63の出力を受け自装置の情報を中央処理装置11
に出力する情報出力手段46とが含まれる。さらに、中
央処理装置11には、装置42,43,44の出力する
各装置の情報を受取る他装置情報受取手段12,13,
14が含まれる。
【0047】次に動作について説明する。
【0048】なお、中央処理装置11に接続されている
装置42,43,44の装置種類と、それに対応するI
D、接続ポート番号、およびシステム構成情報上の呼び
名を表2のように決めておく。
【0049】
【0050】診断プロセッサ1は、システム構成情報と
して表2に示した様な内容を含んだ情報をシステム構成
情報保持手段9に保持している。
【0051】診断制御情報提供手段7は信号線107を
介してシステム構成情報保持手段9の内容を読みだす。
診断制御情報提供手段7は、表2の内容に従い信号線3
00にID=1を、信号線301にID=2を、信号線
302にはID=3をそれぞれ出力する。
【0052】これにより装置42,43,44のそれぞ
れのコンパレータ58,59,60は、ID1,2,3
を受け取る。コンパレータ58,59,60とID供給
手段35,36,37とゲート61,62,63との関
係は、コンパレータ58,59,60の出力が論理値
“1”となる場合、即ちIDの値が等しい場合のみ、ゲ
ート61,62,63からID供給手段35,36,3
7の出力するIDの値が情報出力手段46に供給される
ことになる。
【0053】次に、診断プロセッサ1は、診断情報読出
手段8から信号線106を介して中央処理装置11に対
して、”診断情報読出し”の起動を指示する。中央処理
装置11の診断情報は、信号線106を介して診断プロ
セッサ1の診断情報読出手段8に読出される。
【0054】なお、信号線106は、診断情報読出手段
8と中央処理装置11内の他装置情報受取手段12、1
3、14とをバス接続していてもよいし、パラレル接続
していてもよい。これにより、他装置情報受取手段1
2,13,14の出力は、中央処理装置11の診断情報
の一部として診断情報読出手段8に読出せる。
【0055】この後のポート接続装置確認手段10の接
続状態確認処理の手順については、第1の実施例と同様
であり、作用効果も同様であるので説明を省略する。
【0056】又、もし診断プロセッサと装置間の接続に
ミスがあった場合には該当するポートでは、ID=0が
診断プロセッサに読み出されることになり、どこかで接
続ミスが生じていると判断できる。ID供給手段側での
設定にミスがあった際も同様である。
【0057】但しこれは、予め“ID=0”を各装置の
IDとして使用しないことが前提である。
【0058】上述した構成の下で診断することにより、
CPUの接続ポートが汎用的につくられていて、どのよ
うな装置でも接続できるとしても、CPUおよび診断プ
ロセッサと各装置間における接続ミスや、ID供給手段
の設定に誤まりがあった場合にも、OSが実際の処理を
行う前に確認することが可能となる。なお、本チェック
のシーケンスは診断プログラム等によって制御されても
よいし、オペレータが逐次行ってもよい。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、任意の
他装置ごとの個別なIDを予め定め、診断プロセッサが
任意の他装置に対し個別なIDを含む診断制御情報を出
力し、これを受けた任意の他装置が情報出力手段により
自装置の情報を中央処理装置に出力し、診断プロセッサ
が診断情報読出手段により中央処理装置の診断情報を読
出し、この読出した結果と診断プロセッサ内のシステム
構成情報保持手段が予め保持するコンピュータシステム
の構成情報とから中央処理装置の接続点であるポートに
接続されている装置をポート接続装置確認手段により確
認することにより、中央処理装置と複数種装置との間の
接続ミスをOSが実際の処理を行う前にチェックし後続
の処理に影響を与えずにすむという効果がある。さら
に、診断プロセッサと各装置間における接続ミスや、I
D供給手段の設定に誤まりがあった場合にも、OSが実
際の処理を行う前に確認することが可能となるという効
果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施例のブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施例のブロック図である。
【図4】特開昭61−220055号公報に一実施例と
して掲載されるているブロック図である。
【符号の説明】
1,21 診断プロセッサ 2,3,4,42,43,44 装置 5 診断情報受取手段 6,46 情報出力手段 7 診断制御情報提供手段 8,28 診断情報読出手段 9,29 システム構成情報保持手段 10 ポート接続装置確認手段 11,31 中央処理装置 12,13,14 他装置情報受取手段 35,36,37 ID供給手段 61,62,63 ゲート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央処理装置に任意の他装置が多数接続
    するコンピュータシステムのポート接続確認方法におい
    て、前記任意の他装置ごとの個別なIDを予め定め、前
    記コンピュータシステムの診断制御を行うために設けた
    診断プロセッサが診断制御情報提供手段により前記任意
    の他装置に対し前記個別なIDを含む診断制御情報を出
    力し、前記任意の他装置が診断制御情報受取手段により
    前記診断制御情報提供手段の出力を受取ると共に情報出
    力手段により自装置の情報を前記中央処理装置に出力
    し、前記中央処理装置が前記任意の他装置の出力する情
    報を他装置情報受取手段で受取り、前記診断プロセッサ
    が診断情報読出手段により前記中央処理装置の診断情報
    を読出し、この読出した結果と前記診断プロセッサ内の
    システム構成情報保持手段が予め保持する前記コンピュ
    ータシステムの構成情報とから前記中央処理装置の接続
    点であるポートに接続されている装置をポート接続装置
    確認手段により確認することを特徴とするポート接続確
    認方法。
  2. 【請求項2】 中央処理装置に任意の他装置が多数接続
    するコンピュータシステムのポート接続確認方法におい
    て、前記任意の他装置ごとの個別なIDを予め定め、前
    記任意の他装置に対応して設けたID供給手段から前記
    個別なIDを含む診断制御情報をそれぞれの他装置に供
    給し、前記任意の他装置が診断制御情報受取手段により
    前記診断制御情報提供手段の出力を受取ると共に情報出
    力手段により自装置の情報を前記中央処理装置に出力
    し、前記中央処理装置が前記任意の他装置の出力する情
    報を他装置情報受取手段で受取り、前記診断プロセッサ
    が診断情報読出手段により前記中央処理装置の診断情報
    を読出し、この読出した結果と前記診断プロセッサ内の
    システム構成情報保持手段が予め保持する前記コンピュ
    ータシステムの構成情報とから前記中央処理装置の接続
    点であるポートに接続されている装置をポート接続装置
    確認手段により確認することを特徴とするポート接続確
    認方法。
  3. 【請求項3】 中央処理装置に任意の他装置が多数接続
    するコンピュータシステムのポート接続確認方法におい
    て、前記任意の他装置ごとの個別なIDを予め定め、前
    記コンピュータシステムの診断制御を行うために設けた
    診断プロセッサが診断制御情報提供手段により前記任意
    の他装置に対し前記個別なIDを含む診断制御情報を出
    力し、前記任意の他装置に対応して設けたID供給手段
    から前記個別なIDを含む診断制御情報をそれぞれの他
    装置に供給し、前記任意の他装置はID比較手段で前記
    診断制御情報提供手段の出力する個別なIDと前記ID
    供給手段の出力する個別なIDとを比較し、この比較し
    た結果が一致であれば情報出力手段により自装置の情報
    を前記中央処理装置に出力し、前記中央処理装置が前記
    任意の他装置の出力する情報を他装置情報受取手段で受
    取り、前記診断プロセッサが診断情報読出手段により前
    記中央処理装置の診断情報を読出し、この読出した結果
    と前記診断プロセッサ内のシステム構成情報保持手段が
    予め保持する前記コンピュータシステムの構成情報とか
    ら前記中央処理装置の接続点であるポートに接続されて
    いる装置をポート接続装置確認手段により確認すること
    を特徴とするポート接続確認方法。
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