JP2602540B2 - 円弧歯・自在継手スピンドルを有する圧延機駆動装置 - Google Patents

円弧歯・自在継手スピンドルを有する圧延機駆動装置

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JP2602540B2
JP2602540B2 JP63302340A JP30234088A JP2602540B2 JP 2602540 B2 JP2602540 B2 JP 2602540B2 JP 63302340 A JP63302340 A JP 63302340A JP 30234088 A JP30234088 A JP 30234088A JP 2602540 B2 JP2602540 B2 JP 2602540B2
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    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/16Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
    • F16D3/18Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts the coupling parts (1) having slidably-interengaging teeth
    • F16D3/185Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts the coupling parts (1) having slidably-interengaging teeth radial teeth connecting concentric inner and outer coupling parts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B35/00Drives for metal-rolling mills, e.g. hydraulic drives
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    • B21B35/142Yielding spindle couplings; Universal joints for spindles
    • B21B35/143Yielding spindle couplings; Universal joints for spindles having slidably-interengaging teeth, e.g. gear-type couplings

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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、駆動回転軸と駆動される圧延ローラの間
に、特に駆動モータの駆動動力を圧延ローラに分配伝達
する歯車ローラの軸端と圧延ローラの駆動軸端の間に配
設した軸方向に慴動する自在継手スピンドルを有し、そ
のスピンドル・ヘッドにそれぞれ円弧歯を有する継手当
てとこの継手当てに噛み合い内歯を備えた継手スリーブ
が配設してある圧延機駆動装置に関する。前記のスリー
ブは櫛型圧延ローラ又は圧延ローラの軸端に連結してい
る。その場合、自在継手スピンドルは前記継手スリーブ
の間にスピンドル軸の領域に配設した少なくとも一個の
支持部材と軸方向に移動できる加圧ロッドの助けで導入
される。
最近の圧延機では、圧延ローラ作業を加速し、ローラ
精度を向上させ、しかも作業速度を向上させることが必
要である。この場合、圧延した品物の一様性に生じる誤
差を出来る限り補償するために、例えば、圧延機の作業
圧延ローラを一定の調整領域だけ軸方向に移動させ、中
央部の湾曲または端部の湾曲を制御して望ましい効果を
得ている。このため、適切な駆動装置が作業圧延ローラ
を圧延ローラ・フレーム中で正確に所定の値だけ移動さ
せるか、作業圧延ローラの回転駆動が自在継手スピンド
ルを介して公知の方法で行われる。前記自在継手スピン
ドルは、駆動される作業圧延ローラと駆動する歯車ロー
ラの間に配設してある。歯車ローラは固設したフレーム
に支持してあり、適当な駆動装置を介して駆動モータに
連結しているので、自在継手スピンドルが一方で作業圧
延ローラの移動を調節し、他方で歯車ローラから作業圧
延ローラに全駆動出力を伝達できるようにこの自在継手
スピンドルを形成する必要がある。
それ故、旧出願の西独特許第37 06 577.7号公報によ
れば、巻頭に述べた種類に属する自在継手スピンドルの
場合、円弧歯を担持するカップリング当て(継手当て)
を長いスリーブ状に形成し、このスリーブがスピンドル
回転軸の大部分にわたって慴動し、その場合、当接部の
スリーブの内面とスピンドル回転軸の外面がそれぞれ長
手方向に向けて互いに調節される歯、つまりV溝結合部
を有するように、歯車ローラに付属する端部の自在継手
スピンドルを形成することを提唱している。前記歯の長
さは、作業圧延ローラの全移動距離を調節できるよう
に、少なくとも設計される。これに反して、自在継手ス
ピンドルの角度をずらすことは、公知の方法では、継手
当ての円弧歯と継手スリーブの内歯によって形成される
スピンドル継手中で行われている。自在継手スピンドル
の長さ調節とこのスピンドルを作業圧延ローラのその時
の位置に合わせる構造上の前記処置は、実際上何重にも
信頼性を発揮し、同時に、スピンドルの回転軸上で継手
当てのスリーブを移動させる場合、歯により大きな摩擦
力が計算に入れてあることを示している。
この発明の課題は、いろいろな視点から前記の種類に
属する圧延機駆動装置を改良することにある。即ち、自
在継手スピンドルの移動距離を構成し、垂直方向の角度
を調節する機械構成要素の構造及び製造技術上の経費を
低減することであり、更に自在継手スピンドルを移動さ
せる場合付きまとう摩擦力を大幅に低減させ、しかもス
ピンドルの継手に確実に注油ができ、継手からの摩擦熱
を上手く排出させることにある。
上記の課題は、本発明により、当初に挙げた圧延機駆
動装置において、それぞれの継手スリーブの内歯のオー
バーしている噛み合い長さが、自在継手スピンドルの軸
方向移動距離の半分の大きさに対応し、継手当ての軸線
が、水平面内で継手スリーブの軸線に対し所定の偏向角
をなし、この偏向角が一定であり、最大角度が1゜であ
ることにより解決される。構造上のこの処置によって、
円弧歯を有するスピンドルの継手は圧延品物の最も異な
る厚さに関して自在継手スピンドルを垂直面で角度調節
及び、その時の作業圧延ローラの摩耗状態に合わせるだ
けでなく、自在継手スピンドルを他の領域に移動させる
こともできる。即ち、スピンドルの継手はただ一つのユ
ニットで多機能が達成され、このことが構造及び作成の
技術上の経費削減をもたらす。他の利点は、摩擦力に逆
らって移動する場合必要な駆動力を大幅に低減する点に
ある。公知の構造に反して、スピンドルの周囲に長手方
向に向いた外歯を有し、しかも穴を開けた継手当てに対
応する内歯穴を有するスピンドルを手動させるために、
スピンドルから伝達するモーメントはスピンドル軸から
半径方向に遠い距離に加わるので、移動時に生じる力が
歯付継手で極端に低減する。継手スリーブの内歯の担持
距離は、この場合、駆動される移動すべき圧延ローラの
少なくとも全移動距離を調節することになる。その場
合、継手当ての球状の歯は通常の設計データで寸法決め
できる。
この発明の構成にあっては、各継手スリーブの内歯の
噛み合わせ長さを、この長さが自在継手スピンドルの軸
方向移動距離の半分に相当するように設計している。こ
の利点は、両方の継手スリーブの望ましい全移動距離を
それぞれ半分まで調整するため、円弧歯に噛み合う継手
スリーブの内歯を出来る限り短く設計できる点にある。
この発明の他の構成にあっては、継手スリーブの内歯
がリング状の歯部材から成り、この部材は摩擦的におよ
び(または)形状拘束的に継手スリーブの内壁に連結す
る。この処置によって、経費上望ましい継手スリーブと
歯部材の製造を可能にし、それに応じた組立経費を保証
し、歯が破損した場合あるいは歯が摩耗した場合、コス
トと時間上望ましい部材の交換を保証する。
軸方向の慴動に反作用する摩擦力を著しく低減する他
の方法は、この発明により、継手当ての軸が継手スリー
ブの軸に対して所定の偏向角になることによって行われ
ている。スピンドル継手は圧延ローラを垂直方向の調節
時に垂直面に角度0゜も達成でき、そのためより大きい
摩擦力が生じるので、この摩擦力の上昇が垂直面の外に
ある偏向角で反作用を及ぼす。主として、この偏向角は
一定で、0゜から1゜の間の角度になる。つまり、摩擦
力を低減させるには、数十分の一の角度の偏向角で充分
である。上記の偏向角は歯車ローラの駆動軸端と圧延ロ
ーラの駆動軸端の間に水平面で固定調節できる軸挿入物
によって形成すると効果的である。
この発明の他の構成によれば、自在継手スピンドルの
スピンドルヘッドのところに、支持部材と加圧ロッドを
配設し、その場合加圧ロッドは付属するバネによって球
状に形成したロッドヘッドとそれに応じて形成されてい
る対向面を介して対向面を担持する継手スリーブに対し
てそれぞれバネ張力を与えることを提唱している。更
に、この発明の構成によれば、加圧ロッドの軸方向の慴
動性が自在継手スピンドルの軸方向慴動の半分の長さに
相当するように、各加圧ロッドを案内スリーブでスピン
ドル軸に対して同心状に保持し、その長さを定めること
を提唱している。加圧ロッドはバネ力のため遅延なしに
追従し、移動させた自在継手スピンドルの継手スリーブ
に寸法通り、従ってこのスリーブに連結する球状支持体
も追従する。こうして、自在継手スピンドルのどの移動
位置でも、継手スリーブの間で自在継手スピンドルの確
実な案内と軸のセンタリングが保証される。
対向面、加圧ロッド及びバネを両方のスピンドルヘッ
ドで同じ様に形成するか、あるいはバネをバネ力に関し
て同じ大きさに設計すると効果的である。このことは、
構造部品の標準化をもたらし、種々の面でコストの低減
に寄与する。
この発明の特別な構成では、回転継手スリーブが継手
スリーブに連結する内歯が噛み合い、スピンドルヘッド
に対して反対の端部にラビリンス・パッキングを具備
し、前記スリーブの他のパッキング部材が油排出部を備
え継手スリーブに回転可能に支承したオイル・ケーシン
グに連結していることを提唱している。継手当ての円弧
歯と継手スリーブの内歯から成るこの発明による多機能
ユニットでは、摩擦熱は自在継手スピンドルの移動軸受
部を経由し、角度移動部を経由し、しかも歯から伝達す
べきトルクによって生じる。ここに提唱するスピンドル
継手と油貯めケーシングとの連結法は、スピンドル継手
に確実な注油を保証し、摩擦熱の確実な排出を保証す
る。
更に、この発明によれば、位置固定したオイル・ケー
シングの中の少なくともスピンドル・ヘッドのところに
スピンドル回転軸を保持して溝を切ったオイル案内リン
グを配設し、その溝が外からほぼ半径方向にスピンドル
軸に導入されるオイル通路に開放連結していいて、前記
オイル通路はスピンドル軸に対して同心状に延びる中心
通路に合流し、しかもこの中心通路が両方のスピンドル
・ヘッドで加圧ロッド、このロッドのバネ、ロッドのヘ
ッド及び対向面に向けて油案内連結していることを提唱
している。こうして、摩擦と力によって強く印加される
自在継手スピンドルの構造部材は注油剤を充分供給され
る。オイル冷却とオイル洗浄の全ての利点を備えたオイ
ル循環路を効果的に形成するために、ロッド・ヘッドと
対向面を取り巻くオイル集合空間が継手当ての円弧歯と
継手スリーブの内歯の回りに形成されるオイル集合空間
に連結し、オイル・ケーシングとオイル案内リングに開
放連結することを提唱している。
この発明を自在継手スピンドルの以下の実施例に基づ
きより詳しく説明する。
第1図に示す圧延機駆動装置には、自在継手スピンド
ル1がある。この自在継手スピンドルは、図面に詳しく
示していない作業圧延ローラ4と駆動動力をこの作業圧
延ローラに分配伝達する歯車ローラ5の回転軸の軸端2,
3の間に配設してある。この自在継手スピンドル1に
は、両端、つまりスピンドル・ヘッド6,7のところにそ
れぞれ継手当て8がある。この継手当ては、円弧歯9を
装備し、各スピンドル・ヘッド6,7に、例えばV溝歯10
又は調節バネ等によって固設してある。継手当て8は、
内歯11を備えた継手スリーブ12に噛み合っている。自在
継手の継手スリーブ12は作業圧延ローラ4の回転軸の軸
端2に、又は歯車ローラ5の回転軸の軸端3に回転止め
して連結してある。
両方のスピンドル・ヘッド6,7には、スピンドル軸13
のところで加圧ロッド14が配設してある。このロッド
は、案内スリーブ15,16に導入されていて、ディスク・
バネ17によって取り巻かれている。加圧ロッド14には、
回転軸の軸端2,3に対向する端部でロッド・シャフト18
に比べてより大きいロッド・ヘッド19がある。このヘッ
ドは、前側を球状に形成してあり、それに応じて成形し
た対向面21に協働する。この対向面は継手スリーブ12に
連結する支持部材20の中心に嵌め込んである。案内スリ
ーブ16上に支えてあるデイスク・バネ17の助けによっ
て、加圧ロッド14は軸方向に慴動可能に保持されている
ので、ロッド・ヘッド19と対向面21は常時バネの作用の
下で連結している。これによって、自在継手スピンドル
1は作業圧延ローラ又は歯車ローラの回転軸の軸端2,3
の間に導入され、調節される。
継手スリーブ12の内歯11は、継手当ての円弧歯9に、
自在継手スピンドル1の軸方向の移動ができる範囲の長
さLだけオーバーして噛み合っている。この実施例で
は、各継手スリーブ12の内歯が必要な軸方向の全移動距
離Xの半分に相当するように設計されている。従って、
自在継手スピンドルの各々が作業圧延ローラの移動距離
の半分を調整するのに適していることを達成している。
更に、ロッド・シャフト18が案内スリーブ16を貫通し、
自在継手スピンドルの軸方向の移動距離Xの半分に相当
する軸方向の移動性をもたらすように、スピンドル・ヘ
ッド6,7の中心に配設した加圧ロッド14の長さが設計さ
れる。従って、自在継手スピンドルは移動距離Xを変え
る間、何時でも確実に導入され、調節されている。継手
スリーブ12の内歯11をリング状の歯部材22で形成すると
有利である。この部材は、例えばV溝結合の助けで継手
スリーブ12の内壁23に摩擦的におよび(または)形状拘
束的に連結している。
自在継手スピンドルの確実な注油と冷却のため、以下
に説明するように、オイル循環注油部が装備してある。
自在継手スピンドル1のスピンドル・ヘッド7のところ
には、固設したオイル・ケーシング36にオイル案内リン
グ28が配設してある。このリングはスピンドル回転軸27
の回りを取り巻き、スピンドル回転軸に対向する側面に
内部リング溝29を有する。この溝はスピンドル軸に通ず
るオイル通路30と開放連結している。前記オイル通路は
軸の中心に配設した中心通路31に合流し、この通路から
注油する油を絞りのある油連結部を介して加圧ロッド14
に導入する。注油する油は、適当な方法でデイスク・バ
ネ17に導入される。ロッド・シャフト18に配設した通路
35を経由してロッド・ヘッド19と対向面21によって形成
される動作面に注油オイルが供給される。この注油オイ
ルは最後にはオイル集合空間33に集められ、そこから継
手当ての円弧歯9と継手スリーブ12の内歯11が互いに噛
み合っている他のオイル集合空間34に導入される。
オイル集合空間34は、オイル排出部を備え、継手スリ
ーブに回転可能に支承したオイル・ケーシング26に連結
している。これに対して、回転する継手スリーブ12がラ
ビリンスパッキング25を有する。このパッキングの他の
気密部材はケーシングに連結している。循環注油部を経
由して、一方で自在継手スピンドルのあらゆる注油個所
に注油剤を確実に供給し、またスピンドル継手の摩擦熱
の排除のためにも注油が供給される。
第2図と第3図には、スピンドル継手の二つの調整位
置が示してある。第2図では、作業圧延ローラ4の回転
軸の軸端2が自在継手スピンドルに対して最も右に移動
した位置にある。第3図では、作業圧延ローラ4の回転
軸の軸端2が自在継手スピンドルに対して最も左に移動
した位置にある。回転軸の軸端2の全体の移動距離、従
って作業圧延ローラ4の移動距離は継手当て8の円弧歯
9と継手スリーブ12の内歯11によって調節されている。
ここで分かることは、継手スリーブ12の内歯11の、円弧
歯9をオーバーしている噛み合い距離Lは、その距離が
自在継手スピンドルの軸方向移動距離Xの少なくとも半
分に相当するように設計されている点にある。更に、案
内スリーブ15,16中で移動可能に案内される加圧ロッド1
4の移動距離は、自在継手スピンドルの軸方向移動距離
の少なくとも半分に相当することも理解できる。第1図
の図面で第一スピンドル継手に相当する構造形態を有す
る第二スピンドル継手によって、移動距離の後半分を調
節される。
第4a図には、圧延ローラのフレーム中で作業圧延ロー
ラの垂直移動を模式的に示すもので、上部作業圧延ロー
ラの駆動軸端2が上又は下に角度δoo又はδouだけ変化
でき、他方下部作業圧延ローラの駆動軸端2がローラの
後位置の圧延品の厚さに応じて垂直に角度δuoまたはδ
uuだけ変位可能である。作業圧延ローラのこの角度変化
は、この圧延ローラ又はここに示す回転軸の軸端2が互
いに軸方向に移動する場合、更に変化する。作業圧延ロ
ーラの軸方向の移動と垂直方向の移動はスピンドル継手
によって、つまり自在継手スピンドル1の継手当て8と
継手スリーブ12によって調節される。
この場合継手当て8の円弧歯9と継手スリーブ12の内
歯11のところで生じ、ローラの軸方向の移動に逆らって
生じる摩擦力を著しく低減するため、第4b図によれば、
歯車ローラの軸37又はその駆動軸端3が作業圧延ローラ
の軸38又はその駆動軸端2に対して水平面で間隔eだけ
ずらしてある。自在継手スピンドル1の軸は、被動軸端
3および駆動軸端2の各軸と角度εをなしている。従っ
て構造上の理由から、継手当ての軸は継手スリーブの軸
に対してこの角度だけずれている。その場合、偏向角の
下で回転のため前記の摩擦力を相当低減できるには、十
分の一の数倍の角度が充分な最小値になる。全体の継手
角は、通常の計算方法で算出でき、その場合垂直変位角
δ(第4a図)及び水平偏向角ε(第4b図)が計算式に入
って来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、自在継手スピンドルの縦断面図。 第2図と第3図は、種々の駆動位置にある作業圧延ロー
ラに対向するスピンドル継手の断面図。 第4a図は、ローラの駆動軸端の垂直角度移動の模式図。 第4b図は、歯車ローラの軸端とローラの軸端の間の水平
軸挿入部の模式図。 図中引用記号: 1……自在継手スピンドル、 2……作業圧延ローラの駆動軸端、 3……櫛型圧延ローラの駆動軸端、 4……作業圧延ローラ、 5……櫛型圧延ローラ、 6,7……スピンドル・ヘッド、 8……継手当て、 9……円弧歯、 10……V型歯、 11……継手スリーブの内歯、 12……継手スリーブ、 13……スピンドルの軸、 14……加圧ロッド、 15,16……案内スリーブ、 17……デイスク・バネ、 18……ロッド・シャフト、 19……ロッド・ヘッド、 20……支持部材、 21……対向面、 22……歯部材、 23……継手スリーブの内壁、 24……継手スリーブの端部、 25……ラビリンスパッキング、 26……オイル・ケーシング、 27……スピンドル回転軸、 28……オイル導入リング、 29……溝、 30……オイル通路、 31……中心通路、 32……オイル結合部、 33,34……オイル集合空間、 35……オイル通路、 36……位置固定したオイルケーシング、 37……櫛型圧延ローラの駆動軸端の軸、 38……作業圧延ローラの駆動軸端の軸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−192409(JP,A) 実開 昭62−179104(JP,U) 実開 昭56−60821(JP,U) 米国特許4990121(US,A)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動回転軸と駆動される圧延ローラ(4)
    との間に配設されかつ軸方向に摺動可能な自在継手スピ
    ンドル(1)を備え、この自在継手スピンドルのスピン
    ドルヘッド(6、7)にそれぞれ円弧歯を有する継手当
    て(8)とこの継手当てと噛み合う内歯(11)を有する
    継手スリーブ(12)とが配設され、この継手スリーブ自
    体は歯車ローラ軸端または圧延ローラ軸端と連結されて
    おり、そして前記自在継手スピンドルが、スピンドル軸
    (13)の領域に配置された少なくとも1つの支持部材
    (20)と軸方向に移動可能な加圧ロッド(14)の助けに
    より継手スリーブ(12)の間に挿着され、さらに継手ス
    リーブ(12)の内歯(11)が継手当て(8)の円弧歯を
    オーバーして噛み合う圧延機駆動装置において、 それぞれの継手スリーブ(12)の内歯(11)のオーバー
    している噛み合い長さ(L)が、自在継手スピンドル
    (1)の軸方向移動距離(X)の半分の大きさに対応す
    ること、 継手当て(8)の軸線が、水平面内で継手スリーブ(1
    2)の軸線に対し所定の偏向角(ε)をなし、この偏向
    角が一定であり、最大角度が1゜であること を特徴とする圧延機駆動装置。
  2. 【請求項2】前記偏向角(ε)が歯車ローラの被動軸端
    (3)と圧延ローラ(4)の駆動軸端(2)との間の水
    平面内で設定された軸線間隔(e)により形成されるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の圧延機駆動装置。
  3. 【請求項3】自在継手スピンドル(1)のスピンドルヘ
    ッド(6、7)領域に、それぞれ支持部材(20)と加圧
    ロッド(14)とが配設され、そして加圧ロッド(14)が
    ばね(17)により、球状に形成されたロッド・ヘッド
    (19)および対応して形成された対向面(21)を介し
    て、この対向面を担持するそれぞれの継手スリーブ(1
    2)にばね力を付加することを特徴とする、請求項1ま
    たは請求項2に記載の圧延機駆動装置。
  4. 【請求項4】それぞれの加圧ロッド(14)が案内スリー
    ブ(15、16)にスピンドル軸(13)に対し同軸に次のよ
    うに、すなわち加圧ロッドの軸方向移動量が自在継手ス
    ピンドル(1)の軸方向移動量(X)の半分に対応する
    ように保持されかつ長さとされていることを特徴とす
    る、請求項1ないし請求項3の1つに記載の圧延機駆動
    装置。
  5. 【請求項5】対向面(21)、加圧ロッド(14)およびば
    ね(17)が両スピンドルヘッド(6、7)に同様に形成
    され、ばね(17)のばね力が同じ大きさであることを特
    徴とする、請求項1ないし請求項4の1つに記載の圧延
    機駆動装置。
JP63302340A 1988-01-15 1988-12-01 円弧歯・自在継手スピンドルを有する圧延機駆動装置 Expired - Lifetime JP2602540B2 (ja)

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DE3800999 1988-01-15
DE3800999.4 1988-04-08
DE3811790.8 1988-04-08
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JPH01192408A JPH01192408A (ja) 1989-08-02
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