JP2602331Y2 - 連続パルス幅測定装置 - Google Patents

連続パルス幅測定装置

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JP2602331Y2
JP2602331Y2 JP1993027920U JP2792093U JP2602331Y2 JP 2602331 Y2 JP2602331 Y2 JP 2602331Y2 JP 1993027920 U JP1993027920 U JP 1993027920U JP 2792093 U JP2792093 U JP 2792093U JP 2602331 Y2 JP2602331 Y2 JP 2602331Y2
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  • Measuring Frequencies, Analyzing Spectra (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は入力パルスのパルス幅を
連続して測定する連続パルス幅測定装置に関する。
【0002】一般にピックアップした入力パルスは種々
のパルス幅を有する。従って、通常デューティ比が大き
いパルス幅の時や、レートが高い時のパルス幅をも連続
して測定する必要がある。
【0003】
【従来の技術】図4は従来の構成例を示すブロック図で
ある。入力信号について、立ち上がりエッジをフリップ
フロップF1で整形し、立ち下がりエッジをフリップフ
ロップF2で整形する。時間間隔測定部で両フリップフ
ロップの時間差を測定し、メモリにそのデータを入力す
る。CPUでは、データの読み出しや、データの転送を
操作部を通じて行い、結果を表示部に表示する。なお、
メモリへの書き込みを書込パルスで行うとともに、その
タイミングで各フリップフロップをリセットしている。
【0004】図5に従来の動作をタイミングチャートで
示す。図5(a)はパルス幅のデューティ比が小さく正
常な状態で動作している例を示す。
【0005】リセット信号により各フリップフロップF
1及びF2がリセットされる。次に、入力信号の立ち上
がりエッジによりフリップフロップF1が反転する。次
に入力信号のインバータを通した波形の立ち上がりによ
り、すなわち入力信号の立ち下がりエッジにより、フリ
ップフロップF2が反転する。時間間隔測定部はこの時
間差W1 を測定する。この時間は入力信号のパルス幅W
x1に対応している。時間間隔測定部の内部動作に要する
時間やメモリに書き込まれる時間までをtM とし、デー
タ取得時間とする。この時間内に取得データがメモリに
書き込まれる。この書込パルスは各フリップフロップの
リセット端子にも加えられ、各フリップフロップF1及
びF2をリセットする。入力信号の周期Px の後に次の
パルスWx2が入力してくる。このとき、パルス幅Wx
x−tM の条件であるため、連続してデータが取得で
きる。
【0006】図5(b)はパルス幅のデューティ比が大
きいため正常な動作をしない例を示す。入力信号の立ち
上がりエッジによりフリップフロップF1が反転する。
次に入力信号の立ち下がりエッジにより、フリップフロ
ップF2が反転する。時間間隔測定部はこの時間差W3
を測定する。この時間は入力信号のパルス幅Wx3に対応
している。そしてデータ取得時間tM 内に取得データが
メモリに書き込まれる。この書込パルスは各フリップフ
ロップのリセット端子にも加えられ、各フリップフロッ
プF1及びF2をリセットする。ここで条件が、パルス
幅Wx >=(Px−tM)の条件であるため、次回にフリ
ップフロップF1が反転するのはW5 であり、Wx4は無
視される。すなわちパルス幅の連続測定ができなくな
る。このため例えば1個おきの測定となる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】従来のパルス幅の連続
測定技術は次のような欠点をもっていた。
【0008】パルス幅を連続測定しようとする場合、
(1)一定周期に対して、パルス幅が広くなり、デュー
ティ比が100%に近づいたとき、上記の図5(b)で
説明したように、歯抜け状態となる。(2)一定パルス
幅に対して、周期が小さくなり、デューティ比が100
%に近づいたとき、やはり歯抜け状態となる。(3)一
定周期に対して、パルス幅が狭くなり、デューティ比が
0%に近づいたとき、フリップフロップF2の反転が追
従不可能な状態が生じ、このときパルス幅として周期P
x が加算された値を示すことになる。以上のような誤動
作をするという問題点を有する。
【0009】本考案は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされるものであって、2種の連続
周期測定回路を設け、測定データを演算することによ
り、連続的パルス幅測定に際し、従来のようなデューテ
ィ比の制約を受けることなく連続パルス幅が測定でき、
又測定周波数限界を向上させる連続パルス幅測定装置を
提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この考案によれば、入力
信号の立ち上がりエッジを検出するフリップフロップ1
を設ける。トリガ端子には入力信号を接続する。又、一
連の周期を測定する連続周期測定回路B5を設ける。当
該連続周期測定回路Bの入力端は当該フリップフロップ
1の出力端に接続する。又、測定値を記憶するメモリ7
を設ける。当該メモリ7のデータ入力端は当該連続周期
測定回路Bの出力端に接続する。又、当該連続周期測定
回路Bの発する書込パルスは、当該メモリ7に与えると
共に、当該フリップフロップ1のリセット端子にも与え
る。
【0011】次に、入力信号の立ち下がりエッジを検出
する、フリップフロップ3を設ける。トリガ端子には入
力信号を反転して接続する。又、最初の立ち上がりエッ
ジを検出するフリップフロップ2を設ける。出力端は当
該フリップフロップ3のデータ入力端子に接続する。
又、当該フリップフロップ2の出力信号を1入力端に印
加し、当該フリップフロップ3の反転出力信号を他の入
力端に印加して、フリップフロップ2からの出力信号を
所定幅の微分パルス状に整形出力すると共に、その整形
出力は、フリップフロップ3からの出力信号を反転
通過出力する、パルス整形機能部21を設ける。
【0012】次に、一連の周期を測定する連続周期測定
回路A4を設ける。当該連続周期測定回路A4の入力端
は当該パルス整形機能部21の出力端に接続する。又、
測定値を記憶するメモリ6を設け、当該メモリ6のデー
タ入力端は当該連続周期測定回路Aの出力端に接続す
る。又、当該連続周期測定回路Aの発する書込パルス
は、当該メモリ6に与えると共に、当該フリップフロッ
プ3のリセット端子にも与える。
【0013】次に、上記の各動作を制御するためのCP
U9を設ける。又、上記の各メモリ内容の演算結果を表
示するための表示部11を設ける。以上により連続パル
ス幅測定装置を構成する。
【0014】上記構成に於けるパルス整形機能部21の
実施例として、次のような構成で実現できる。
【0015】パルス整形機能部21の内部は下記の構成
よりなる。先ず、アンドゲート104を設け、出力端を
当該連続周期測定回路A4の入力端に接続する。又、排
他的論理和ゲート103を設け、出力端は当該アンドゲ
ートの1入力端に接続する。又、遅延回路102を設
け、出力端は、当該排他的論理和ゲートの1入力端に接
続する。入力端は、当該フリップフロップ2の出力端に
接続する。又、当該排他的論理和ゲートの他の入力端は
当該フリップフロップ3の出力端に接続し、当該アンド
ゲートの他の入力端は当該フリップフロップ2の出力端
に接続する。以上のようにパルス整形機能部を構成す
る。
【0016】
【作用】本考案では、立ち上がりエッジ間周期を測定す
る連続周期測定回路を設けて、結果をメモリに入力し、
パルス整形機能部を設け、立ち下がりエッジ間周期を測
定する連続周期測定回路を設けて、メモリに入力する構
成とした。そして、各メモリの結果はCPUにより読み
だし及び演算が可能である。得られたデータは連続的パ
ルス幅測定に際し、パルス幅のデューティ比100%近
くまで測定結果を得ることができる。パルス幅デューテ
ィ比が0%に近い場合も測定結果を得ることができる。
又、連続測定の限界周期は従来の2倍まで改善でき測定
結果を得ることができる。
【0017】
【実施例】本考案の実施例について図面を参照して説明
する。
【0018】図1は本考案の構成を示すブロック図であ
る。
【0019】図1に於いて示すように、入力信号の立ち
上がりエッジを検出するためのフリップフロップ1を設
ける。当該フリップフロップ1のトリガ端子には入力信
号を接続する。出力端は連続周期測定回路B5を設け
て、その入力端に接続する。当該連続周期測定回路B5
の内部は次のように構成する。例えば特願昭62−25
326の一部を変更したものが使用できる。図3に於い
て示すように、特願昭62−25326に対する変更点
は、(1)連続周期測定結果の取り出し部で、サンプル
ホールド回路の出力端にA/D変換回路を追加する。こ
れにより、端数部データがディジタル値で取り出せるよ
うになる。(2)ゲートAG4を削除する(3)ゲート
AG4部分で入力端と出力端を図示の点線部分のように
接続する。これにより、書き込みパルスが最初の測定エ
ッジから発生するようになる。このように連続周期測定
回路B5を構成する。
【0020】また、連続周期測定回路B5の出力データ
はメモリ7を設けて入力する。さらに、連続周期測定回
路B5から書込パルスを発生し、メモリ7へ入力する。
この書込パルスはさらにオアゲート105を設け、この
1入力端に入力する。このオアゲート105の他の入力
端には、リセットパルスを入力する。このオアゲート1
05の出力端はフリップフロップ1のリセット端子に接
続する。
【0021】次に、入力信号の立ち下がりエッジを検出
するためのフリップフロップ3を設ける。フリップフロ
ップ3のトリガ端子の前段にはインバータ101を設
け、入力信号を反転させて加える。
【0022】当該フリップフロップ3のデータ端子の前
段にはフリップフロップ2を設ける。当該フリップフロ
ップ2のデータ端子はハイレベルに固定する。トリガ端
子はフリップフロップ1の出力端子に接続する。又、フ
リップフロップ2の出力端子はフリップフロップ3のデ
ータ端子に接続する。フリップフロップ2のリセット端
子にはリセット信号を加える。これにより、最初の立ち
上がりエッジによって、フリップフロップ2が反転し、
以後の立ち下がりエッジの検出をフリップフロップ3で
可能にする。
【0023】次に、連続周期測定回路A4を設ける。当
該連続周期測定回路A4の入力端には、パルス整形機能
部21を設けて接続する。
【0024】当該パルス整形機能部21の内部は次のよ
うに構成する。アンドゲート104を設けて、その出力
端を当該連続周期測定回路A4の入力端に接続する。当
該アンドゲート104の1入力端はフリップフロップ2
の出力端に接続する。当該アンドゲート104の他の入
力端には排他的論理和ゲート103を設けて、その出力
端を接続する。当該論理和ゲートの1入力端はフリップ
フロップ3の反転出力端に接続する。排他的論理和ゲー
ト103の他の入力端には遅延回路102を設けて、そ
の出力端を接続する。当該遅延回路102の入力端はフ
リップフロップ2の出力端に接続する。このように構成
することにより、最初の立ち上がりエッジをパルス状に
検出し、以後、各立ち下がりエッジを検出できるように
する。
【0025】又、連続周期測定回路A4の内部は次のよ
うに構成する。例えば特願昭62−25326の一部を
変更したものが使用できる。図3に於いて示すように、
特願昭62−25326に対する変更点は、(1)連続
周期測定結果の取り出し部で、サンプルホールド回路の
出力端にA/D変換回路を追加する。これにより、端数
部データがディジタル値で取り出せるようになる。この
ように連続周期測定回路Aを構成する。
【0026】また、連続周期測定回路A4の出力データ
はメモリ6を設けて入力する。さらに、連続周期測定回
路A4から書込パルスを発生し、メモリ6へ入力する。
この書込パルスはさらにオアゲート106を設け、この
1入力端に入力する。このオアゲート106の他の入力
端には、リセットパルスを入力する。このオアゲート1
06の出力端はフリップフロップ3のリセット端子に接
続する。
【0027】又、各回路へのクロックは、クロック発生
器8を設け、供給する。さらに、CPU9を設け、各メ
モリ内容の読み出しやデータ転送を行う。リセットの発
生や一連の制御は操作部10を通して行い、表示部11
に得られたデータ等の表示を行う。
【0028】図2に本考案のタイミングチャートによる
動作を示す。この場合、入力信号のデューティ比は10
0%に近いものとする。
【0029】入力信号は正パルスとする。操作部10か
らCPU9を通してリセットを発する。このリセットパ
ルスにより、オアゲート105を介してフリップフロッ
プ1をリセットする。同様に、オアゲート106を介し
てフリップフロップ3をリセットする。又、フリップフ
ロップ2と連続周期測定回路A4と連続周期測定回路B
5をもリセットする。
【0030】次に、入力信号の立ち上がりエッジにより
フリップフロップ1の出力が反転する。これにより、連
続周期測定回路B5が作動する。そして、当該フリップ
フロップ1が反転した一定時間後に当該連続周期測定回
路B5は書込パルスを発生し、メモリ7へ測定データを
書き込む。この一定時間とは、連続周期測定回路B5が
内部処理に要する時間を見込んだものであり、tM1に設
定する。但しこの時のデータ内容(書込データの第1回
目)は無意味であり、読み飛ばすこととする。又、この
書込パルスはオアゲート105を介してフリップフロッ
プ1のリセット端子にも与えられる。
【0031】次に、フリップフロップ1の反転により、
フリップフロップ2が反転する。このためアンドゲート
104の出力はハイレベルとなり、連続周期測定回路A
4は動作を開始する。一方、このフリップフロップ2の
反転により、遅延時間τ後に排他的論理和ゲート103
はローレベルに変わり、この結果、アンドゲート104
の出力はローレベルに変わる。
【0032】次に、入力信号はパルス幅Wx1後に立ち下
がりエッジを生じる。この時、インバータ101を通過
した入力信号によりフリップフロップ3は反転する。こ
の反転波形はゲート103、104を通り、連続周期測
定回路A4に加わる。このため、当該フリップフロップ
3が反転した一定時間後に当該連続周期測定回路A4は
書込パルスを発生し、メモリ6へ測定データを書き込
む。この一定時間とは、連続周期測定回路A4が内部処
理に要する時間を見込んだものであり、tM2に設定す
る。この測定データはPf1を示しており、これは、パル
ス幅Wx1に対応している。又、この書込パルスはオアゲ
ート106を介してフリップフロップ3のリセット端子
にも与えられる。
【0033】次に、入力信号の次の立ち上がりエッジが
フリップフロップ1に加わると、連続周期測定回路B5
が測定を行い、測定データPr1を発生する。これは、入
力信号の立ち上がり周期に対応している。以後、連続周
期測定回路B5は入力信号の立ち上がり周期を連続的に
測定する。この測定値をPr2、Pr3、Pr4、・・・とす
る。
【0034】次に、入力信号の次の立ち下がりエッジが
フリップフロップ3に加わると、連続周期測定回路A4
が測定を行い、測定データPf2を発生する。これは、入
力信号の立ち下がり周期に対応している。以後、連続周
期測定回路A4は入力信号の立ち下がり周期を連続的に
測定する。この測定値をPf3、Pf4・・・とする。
【0035】以上の結果、上記の場合、各メモリには図
6に示すデータ内容が書き込まれる。すなわち、測定値
と入力信号の関係は図6(a)の通りであり、メモリの
各内容は図6(b)の通りである。
【0036】このメモリ内容から、連続パルス幅は以下
のように演算できる。(1)Wx1=Pf1となる。(2)
x2=(Pf1+Pf2)−Pr1=Wx1+(Pf2−Pr1)と
なる。(3)Wx3=(Pf1+Pf2+Pf3)−(Pr1+P
r2)=Wx2+(Pf3−Pr2)となる。(4)一般的には
次の式で示すことができる。 Wxn=Wx(n-1)+Pfn−Pr(n-1) 以上のように、本考案による連続パルス幅測定に於いて
は、周期一定でデューティ比が100%近くになって
も、支障無く測定ができる。
【0037】次に、周期一定でパルス幅のデューティ比
が0%に近くなった場合の演算を示す。
【0038】パルス幅のデューティ比が0%に近い場合
には、フリップフロップ3は入力信号の最初の立ち下が
りで反転できず、次の立ち下がりで反転することとな
り、各メモリには図7に示すデータ内容が書き込まれ
る。すなわち、測定値と入力信号の関係は図7(a)の
通りであり、メモリの各内容は図7(b)の通りであ
る。
【0039】このメモリ内容から、連続パルス幅は以下
のように演算できる。(1)Wx1は求めるのは不可能で
ある。(2)Wx2=Pf1−Pr1となる。(3)Wx3
(Pf1+Pf2)−(Pr1+Pr2)=Wx2+(Pf2
r2)となる。(4)一般的には次の式で示すことがで
きる。 Wxn=Wx(n-1)+Pf(n-1)−Pr(n-1) 以上のように、本考案による連続パルス幅測定に於いて
は、周期一定でデューティ比が0%近くになっても、支
障無く測定ができる。
【0040】さらに、パルス幅のデューティ比が0%に
近いかどうかは、取得データより次のように判別でき
る。すなわち、Pr1とPf1との大小を判別し、Pr1<=
f1であれば、デューティ比が0%に近いものであり、
前述の計算式を適用する。もしもPr1>Pf1であれば、
通常の式に当てはめればよい。
【0041】次に、パルス幅一定で周期が小さくなった
ときの動作を図8に示す。
【0042】この場合、パルス幅のデューティ比は相対
的に100%に近づく。本考案によるパルス幅測定に於
いては、図2に示すように、書込パルス動作時間を
M1、tM2に固定している。従って、この値が限界とな
る。ここで、tM1=tM2=tM とすれば、本考案による
連続測定の限界周期は P=tM で示すことができる。
【0043】従来のパルス幅測定に於いては、連続測定
の限界周期はP=2tMであったので、本考案による連
続測定では従来の2倍の改善が得られる。
【0044】なお、上記の構成例は、パルス幅の測定例
を述べているが、パルス幅だけでなく、2入力間の時間
間隔測定にも適用できることは明らかであろう。
【0045】
【考案の効果】以上説明したように本考案は構成されて
いるので、次に記載する効果を奏する。
【0046】2種の連続周期測定回路を設け、測定デー
タを演算することにより、連続的パルス幅測定に際し、
従来のようなデューティ比の制約を受けることなく連続
パルス幅が測定でき、又測定周波数限界を向上させる連
続パルス幅測定装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の構成を示すブロック図である。
【図2】本考案のタイミングチャート図である。
【図3】連続周期測定回路例を示す。
【図4】従来の構成を示すブロック図である。
【図5】従来の動作を示すタイミングチャート図であ
る。
【図6】デューティ比が100%近くの測定例である。
【図7】デューティ比が0%近くの測定例である。
【図8】周期が小さい場合の測定例である。
【符号の説明】
1、2、3 フリップフロップ 4 連続周期測定回路A 5 連続周期測定回路B 6、7 メモリ 8 クロック発生器 9 CPU 10 操作部 11 表示部 21 パルス整形機能部 101 インバータ 102 遅延回路 103 排他的論理和ゲート 104 アンドゲート 105、106 オアゲート

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルス幅を連続して測定する連続パルス
    幅測定装置に於いて、 入力信号の立ち上がりエッジを検出する第1フリップフ
    ロップ(1)を設け、トリガ端子に入力信号を接続し、 一連の周期を測定する連続周期測定回路B(5)を設
    け、当該連続周期測定回路Bの入力端は当該第1フリッ
    プフロップ(1)の出力端に接続し、 測定値を記憶する第1メモリ(7)を設け、データ入力
    端は当該連続周期測定回路Bの出力端に接続し、 当該連続周期測定回路Bの発する書込パルスは、当該
    メモリ(7)に与えると共に、当該第1フリップフロ
    ップ(1)のリセット端子にも与え、 入力信号の立ち下がりエッジを検出する、第2フリップ
    フロップ(3)を設け、トリガ端子には当該入力信号を
    反転して接続し、 最初の立ち上がりエッジを検出する第3フリップフロッ
    プ(2)を設け、出力端は当該第2フリップフロップ
    (3)のデータ入力端子に接続し、 当該第3フリップフロップ(2)の出力信号を1入力端
    印加し、当該第2フリップフロップ(3)の反転出力
    信号を他の入力端に印加して、当該第3フリップフロッ
    プからの出力信号を所定幅の微分パルス状に整形出力す
    ると共に、その整形出力は、当該第2フリップフロッ
    プからの出力信号を反転して通過出力する、パルス整形
    機能部(21)を設け、 一連の周期を測定する連続周期測定回路A(4)を設
    け、当該連続周期測定回路Aの入力端は当該パルス整形
    機能部(21)の出力端に接続し、 測定値を記憶する第2メモリ(6)を設け、データ入力
    端は当該連続周期測定回路Aの出力端に接続し、 当該連続周期測定回路Aの発する書込パルスは、当該
    メモリ(6)に与えると共に、当該第2フリップフロ
    ップ(3)のリセット端子にも与え、 上記の各動作を制御するためのCPU(9)を設け、 上記の各メモリ内容の演算結果を表示するための表示器
    (11)を設け、 以上により構成したことを特徴とする連続パルス幅測定
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の連続パルス幅測定装置
    ける、当該パルス整形機能部(21)の内部構成、 アンドゲート(104)を設け、出力端を当該連続周期
    測定回路A(4)の入力端に接続し、 排他的論理和ゲート(103)を設け、出力端は当該ア
    ンドゲートの1入力端に接続し、 遅延回路(102)を設け、出力端は、当該排他的論理
    和ゲートの1入力端に接続し、入力端は、当該第3フリ
    ップフロップ(2)の出力端に接続し、 当該排他的論理和ゲートの他の入力端は当該第2フリッ
    プフロップ(3)の出力端に接続し、当該アンドゲート
    の他の入力端は当該第3フリップフロップ(2)の出力
    端に接続し、 以上の構成よりなることを特徴とする連続パルス幅測定
    装置。
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