JP2602273B2 - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

Info

Publication number
JP2602273B2
JP2602273B2 JP63057480A JP5748088A JP2602273B2 JP 2602273 B2 JP2602273 B2 JP 2602273B2 JP 63057480 A JP63057480 A JP 63057480A JP 5748088 A JP5748088 A JP 5748088A JP 2602273 B2 JP2602273 B2 JP 2602273B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dye
magnetic
magnetic recording
recording medium
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63057480A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01232524A (ja
Inventor
正幸 宮武
直司 溝口
和雄 金子
良男 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Ink SC Holdings Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink SC Holdings Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Ink SC Holdings Co Ltd filed Critical Toyo Ink SC Holdings Co Ltd
Priority to JP63057480A priority Critical patent/JP2602273B2/ja
Publication of JPH01232524A publication Critical patent/JPH01232524A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2602273B2 publication Critical patent/JP2602273B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paints Or Removers (AREA)
  • Magnetic Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は,磁気テープ,磁気ディスクなどに用いられ
る導電性,遮光性,表面平滑性に優れた磁気記録媒体に
関する。
(従来の技術) オーディオ用,ビデオ用あるいはコンピュータ用の磁
気記録媒体は,一般に走行安定性を確保するために静電
気の帯電防止対策が施されている。また,ビデオテープ
の終端検出やフロッピーディスクのインデックスホール
検出などのために,磁気記録媒体は光透過率を極めて小
さくすることも要求されている。
このため,一般にカーボンブラックを含む層を用いて
導電性,遮光性を付与することが行なわれているが,そ
の方法は以下の3つに分類される。
(a)磁気層中にカーボンブラックを含有させる方法。
(b)磁性層と支持体との間にカーボンブラックを含有
する中間層を介在させる方法。
(c)支持体の磁性層の反対面にカーボンブラックを含
有するバック層を設ける方法。
近年,記録密度の増加に伴い磁性層膜厚がますます薄
くなる傾向があるが,このことは導電性,遮光性,耐久
性などに不利な条件となる。しかし導電性や遮光性を改
善するために磁性層中に多量のカーボンブラックを添加
すると,磁性粉の充填密度が低下し,電磁変換特性を悪
化をもたらすため磁性層中に含有させるカーボンブラッ
ク量には限界がある。
このためカーボンブラックのなかでも導電性の高いい
わゆる導電性カーボンブラックが有効であるが,これら
のカーボンブラックは,ストラクチャーが大きく,吸油
量が大きいため分散性が悪く,磁性層の表面平滑性に悪
影響を及ぼすという問題があった。
また磁性層と支持体の中間層やバック層にカーボンブ
ラックを含有させる場合は,導電性,遮光性の他に表面
平滑性が要求される。すなわち中間層においてはその表
面平滑が十分でないと磁性層も中間層の影響を受け,磁
性層の表面平滑性の著しい低下をおこし,またバック層
においてはその表面平滑性が十分でないと,磁性層にバ
ック層の凹凸が転写し磁性層の信号,SN比が低下すると
いう問題がおこる。このような十分な表面平滑性を得る
には比較的粒子径の小さなカーボンブラックを高度に分
散する必要があるが,粒子径が小さいカーボンブラック
は比表面積,吸油量が大きく十分な分散が困難である。
(発明が解決しようとする課題) これらの問題を解決するため,磁気記録媒体の磁性
層,中間層,バック層が要求される高度なカーボンブラ
ックの分散体を得ることを目的に検討を加えた結果,以
下の磁気記録媒体を発明するに至った。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は,磁気記録媒体の磁性層,磁性層と支持体の
中間層,支持体に対し磁性層と反対側に設けられるバッ
ク層の少なくともいずれかに,結合剤中に分散されたカ
ーボンブラックおよび下記一般式(1)で示される顔料
分散剤から選ばれる少なくとも一種を含有させることに
より上記問題点に対処できることを見出したものであ
る。
一般式(1) (式中,Q;有機色素残基, X;直接結合,−CONH−Y2−,−SO2NH−Y2−,または,
−CH3NHCOCH2NH−Y2− (Y2;置換基を有していてもよいアルキレン基またはア
リーレン基) Y1;−NH−または−O− Z;水酸基,アルコキシ基,または, (Y3;−NH−,または,−O−), あるいはnが1の場合−NH−X−Qであってもよい。
R1,R2;それぞれ独立に置換もしくは無置換のアルキル基
またはR1とR2とで少なくとも窒素原子を含むヘテロ環を
形成していてもよい。
m;1〜6の整数 n;1〜4の整数 を表す。
本発明における顔料分散剤は,さらに具体的には一般
式(2)〜(10)で表される。
一般式(1)で表わされる本発明の顔料分散剤の原料
となる有機色素としては,一般に市販されている染料ま
たは顔料を使用することもできる。例えば,アントラキ
ノン系色素,アゾ系色素,フタロシアニン系色素,キナ
クリドン系色素,ジオキサジン系色素,アントラピリミ
ジン系色素,アンサンスロン系色素,インダンスロン系
色素,フラバンスロン系色素,ピランスロン系色素,ペ
リノン系色素,ペリレン系色素,チオインジゴ系色素な
どの顔料または染料である。
本発明に用いられる支持体としては,例えばポリエチ
レンテレフタレート,酢酸セルロース,ポリ塩化ビニ
ル,ポリプロピレン等の合成樹脂の成形物があり,その
形状にはテープ状,カット状,フィルム状あるいは板状
など種々の形態があるが,特に本発明の効果が顕著な形
状のものは,リールに巻回収納の際に記録体間の摩擦が
常に生ずるテープ状あるいは板状物である。
本発明に係わる磁性層については詳細な説明は省略す
るが,従来,公知の技術によって得られる磁性層はすべ
て適用される。すなわち,熱可塑性樹脂,熱硬化性樹
脂,放射線硬化性樹脂に磁性粉を分散させた磁性塗料を
支持体に塗布,乾燥,硬化させた磁性層あるいは該磁性
層上に,磁性体を蒸着またはスパッタリングしてなる磁
性層などである。
磁性層に添加するカーボンブラックおよび一般式
(1)で示される顔料分散剤は磁性粉と共に混合分散し
ても良いし,各々別に分散した塗液を後で混合しても良
い。また磁性層に添加するカーボンブラックは特に限定
はないが,少量の添加で導電性が得られることから導電
性カーボンブラックが望ましい。
本発明に係わるバック層および中間層において用いら
れる結着剤としてはポリウレタンエラストマー,硝化
綿,塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体,塩化ビニル,塩
化ビニリデン共重合体,エポキシ樹脂,ポリアミド樹
脂,アクリル酸エステル樹脂,メタクリル酸樹脂,ポリ
エステル樹脂,ウレタン樹脂またはこれらの混合物など
がある。
本発明に係わるバック層,中間層において用いられる
カーボンブラックとしては特に制限はないが,特に平均
一次粒子径10〜30μmのカーボンブラックが,平滑性の
点から望ましい。またバック層においては平均一次粒子
径10〜30μmのカーボンブラックで非常に平滑な塗面を
得ることにより,平均一次粒子径30〜500μmのカーボ
ンブラックでの表面粗度の調整が容易となり,走行性,
耐久性の向上をはかることができる。
本発明に係わるカーボンブラック分散体の調整方法の
一例としては,予めカーボンブラック粉末と本発明に係
わる一般式(1)で示される顔料分散剤から選ばれる少
なくとも一種の粉末とを混合したカーボンブラック組成
物をロール,ボールミル,サンドミル等各種分散機を用
いて結着剤中に分散する方法と,カーボンブラックの分
散工程において一般式(1)で示される顔料分散剤から
選ばれる少なくとも一種の粉末を混合する方法がある。
カーボンブラック組成物の調整法としてはカーボンブ
ラック粉末と本発明に係わる一般式(1)で表わされる
顔料分散剤から選ばれる少なくとも一種の粉末を単に混
合しても十分目的とする効果が得られるが,ニーダー,
ロール,アトライター,サンドミル,各種粉砕機等によ
り機械的に混合するかカーボンブラックの水または有機
溶媒によるサスペンジョン系に本発明に係わる一般式
(1)で表わされる顔料分散剤を沈着させて処理を行え
ば,さらに良好な結果を得ることができる。
本発明に係わる一般式(1)で表わされる顔料分散剤
のカーボンブラックに対する配合はカーボンブラック10
0重量部に対し0.1〜30重量部が好ましい。0.1重量部よ
り少ないと一般式(1)で表わされる顔料分散剤の効果
が得られる,また30重量部より多く用いても用いた分の
効果が得られない。
また,本発明に係わるカーボンブラック分散体におい
て,一般式(1)で示される顔料分散剤とステアリン
酸,パルチミン酸,オレイン酸等の脂肪酸または脂肪酸
の金属塩あるいはその他の公知の界面活性剤を併用添加
することにより,形成される磁性層,中間層およびバッ
ク層の表面活性剤,帯電防止性をさらに一層高めること
が可能である。
また,本発明に係わるカーボンブラック分散体にはカ
ーボンブラック顔料の他に,白色もしくは淡色の顔料
(例えば酸化亜鉛,チタンホワイト,炭酸カルシウム,
沈降性硫酸バリウム,クロム黄等)を20:1〜1:20(重量
比)で加えても良い。
さらに,その他の添加剤としてグラファイト,二硫化
タングステン,二酸化ケイ素,アルミナ,シリコンオイ
ル,フルオロカーボンなどを添加することができる。
(実施例) 以下,実施例により本発明を説明する。例中,部とは
重量部を,%とは重量%をそれぞれ表わす。
比較例1 コバルト含有γ−Fe2O3粉末 100部 ニトロセルロース樹脂(セルラインFM−200,ダイセル工
業(株)) 5部 ウレタンエラストマー(ニッポラン2301,日本ポリウレ
タン(株)) 17部 アルミナ 2部 大豆油レシチン 3部 トルエン 120部 メチルエチルケトン 120部 シクロヘキサノン 60部 上記組成物をサンドミルを用いて4時間混練分散し,
さらにイソシアネート化合物(コロネートL,日本ポリウ
レタン(株))を3部加えて得られた磁性塗料を15ミク
ロンのポリエステルフィルム上に塗布,配向,乾燥後,
スーパーカレンダーロールにより,磁性層の表面処理加
工を行い,加熱硬化させることにより磁性シートを調製
した。
このようにして得られた磁気シートの磁性層の反対面
に下記バック層組成物をサンドミルを用いて4時間混練
分散し,さらにコロネートL10部を加えて得られたカー
ボンブラック分散体を乾燥膜が1ミクロンになるように
塗布,乾燥し,バック層を形成した後,裁断し磁気テー
プを作成した。
カーボンブラック(平均一次粒子径17mμ) 50部 ウレタンエラストマー(ニッポラン2301,日本ポリウレ
タン(株)) 25部 ニトロセルロース樹脂(セルライトFM−200,ダイセル化
学工業(株)) 25部 トルエン 100部 メチルエチルケトン 200部 シクロヘキサノン 100部 実施例1〜7 比較例1と同様な方法により得られた磁気シートの反
対面に下記バック層組成物を比較例1と同様な方法によ
り混練分散し,さらにコロネートL10部加えたものを塗
布,乾燥した後,裁断して磁気テープを作成した。
カーボンブラック(平均一次粒子径17mμ) 50部 表−1に示す顔料分散剤 2部 ウレタンエラストマー(ニッポラン2301) 25部 ニトロセルロース樹脂(セルラインFM−200) 25部 トルエン 100部 メチルエチルケトン 200部 シクロヘキサオノン 100部 以上の比較例1および実施例1〜7で作成した磁気テ
ープのバック層の中心線平均粗さRa(カットオフ値0.0
8),60゜鏡面反射率,摩擦係数,表面電気抵抗を測定し
た結果を表−2に示す。
表−2から明らかなように本発明顔料分散剤を用いる
ことによりバック層の平滑性が,他の性能を損なうこと
なく著しく向上していることがわかる。
実施例8 比較例1と同様な方法により得られた磁気シートの反
対面に,下記バック層組成物を比較例1と同様な方法に
より混練分散し,さらにコロネートL20部を添加したも
のを,塗布,乾燥した後,裁断して磁気テープを作成し
た。
カーボンブラックA(平均一次粒子径17mμ) 95部 カーボンブラックB(平均一次粒子径270mμ) 5部 顔料分散剤 3部 ウレタンエラストマー(ニッポラン2301) 50部 ニトロセルロース樹脂 50部 トルエン 200部 メチルエチルケトン 400部 シクロヘキサノン 200部 比較例2 実施例8のバック層組成物において,顔料分散剤を削
除したものを用いて,実施例8と同様にして磁気テープ
を作成した。実施例8および比較例2で作成した磁気テ
ープを試験した結果を表−3に示す。
実施例9 下記組成物をサンドミルを用いて4時間混練分散した
後,コロネートL10部を加えて得られた中間層用カーボ
ンブラック分散体を,75μm厚のポリエステルフィルム
に塗布し乾燥膜厚約1μの中間層を形成した。その後比
較例1で作成した磁性塗料を前記中間層の上に塗布し,
乾燥膜厚約1.5μの磁性層を形成し,さらにカレンダー
処理を行い,磁気シートを作成した。
カーボンブラック(粒子径27mμ) 50部 ニトロセルロース(セルラインFM−200,ダイセル化学工
業) 10部 ポリエステル樹脂(バイロン200,東洋紡(株)) 40部 顔料分散剤(表1,No.4の化合物) 2部 トルエン 100部 メチルエチルケトン 200部 シクロヘキサノン 100部 実施例10 実施例9の中間層組成物において顔料分散剤を表1の
No.1の化合物に代えたものについて実施例9と同様の方
法で磁気シートを作成した。
比較例3 実施例9の中間層組成物において顔料分散剤を削除し
たものについて実施例9と同様の方法で磁気シートを作
成した。
実施例9,実施例10および比較例3で作成した磁気テー
プを試験した結果を表−4に示す。
表−4から明らかなように本発明顔料分散剤を用いる
ことにより中間層の平滑性が著しく向上し,磁性層形成
後においてもその表面平滑性,磁気特性を向上させてい
ることがわかる。
また比較例1〜3,実施例1〜10で得られたバック層組
成物および中間層組成物の塗料としての経時安定性,流
動性,塗工性は表5のようになり,本発明顔料分散剤を
用いることにより,安定性,作業性の点でも著しく向上
することがわかる。
実施例10 下記組成物をサンドミルを用いて4時間混練分散して
得られるカーボンブラック分散体を比較例1で作成した
磁性塗料組成物に50部添加し,さらにコロネートL4部を
添加した塗液を15μ厚のポリエステルフィルムに塗布,
配向,乾燥後,カレンダー処理を行ない,加熱硬化,裁
断して磁気テープを作成した。
カーボンブラック(バルカンXC−72,キャボット製) 50
部 顔料分散剤(表1,No.4の化合物) 2部 ウレタンエラストマー 20部 ニトロセルロース樹脂 30部 トルエン 160部 シクロヘキサノン 240部 比較例4 実施例11の組成物において顔料分散剤を削除したもの
を用いて実施例10と同様にして磁気テープを作成した。
実施例10および比較例4で作成したカーボン分散体の
塗料特性,塗膜特性は表−6のようになった。
また実施例10および比較例4で作成した磁気テープの
テープの特性は表7のようになった。
表7より明らかなように本発明顔料分散剤を用いるこ
とにより導電性カーボンブラックの分散が効果的に行な
われ,その結果磁性塗料に添加した場合に導電性をそこ
なうことなく,表面性が良好に保たれていることがわか
る。
〔発明の効果〕 本発明はカーボンブラックの分散性を向上せしめるこ
とにより,磁性層,下塗り層,バック層の表面平滑性を
良好なものとし,帯電防止性,遮光性を向上させ,ひい
ては走行性などの磁気記録媒体に要求される性能を向上
せしめるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−261817(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体に対し互いに反対面に磁性層および
    バック層を有する磁気記録媒体において、該バック層は
    結合剤中に分散されたカーボンブラックおよび下記一般
    式(1)で示される顔料分散剤を含むことを特徴とする
    磁気記録媒体。 一般式(1) (式中、Q;有機色素残基 X;直接結合、−CONH−Y2−、−SO2NH−Y2−、または−C
    H3NHCOCH2NH−Y2− (Y2;置換基を有していてもよいアルキレン基またはア
    リーレン基) Y1;−NH−または−O− Z;水酸基、アルコキシ基、または、 (Y3;−NH−、または、−O−)、 あるいはnが1の場合−NH−X−Qであってもよい。 R1,R2;それぞれ独立に置換もしくは無置換のアルキル基
    またはR1とR2とで少なくとも窒素原子を含むヘテロ環を
    形成していてもよい。 m;1〜6の整数 n;1〜4の整数 を表す。)
  2. 【請求項2】支持体上に中間層を介して磁性層を有する
    磁気記録媒体において、該中間層は結合剤中に分散され
    たカーボンブラックおよび下記一般式(1)で示される
    顔料分散剤を含むことを特徴とする磁気記録媒体。 一般式(1) (式中、Q;有機色素残基 X;直接結合、−CONH−Y2−、−SO2NH−Y2−、または−C
    H3NHCOCH2NH−Y2− (Y2;置換基を有していてもよいアルキレン基またはア
    リーレン基) Y1;−NH−または−O− Z;水酸基、アルコキシ基、または、 (Y3;−NH−、または、−O−)、 あるいはnが1の場合−NH−X−Qであってもよい。 R1,R2;それぞれ独立に置換もしくは無置換のアルキル基
    またはR1とR2とで少なくとも窒素原子を含むヘテロ環を
    形成していてもよい。 m;1〜6の整数 n;1〜4の整数 を表す。)
  3. 【請求項3】支持体上に磁性層を有する磁気記録媒体に
    おいて、該磁性層は結合剤中に分散された磁性粉および
    カーボンブラックを含み、かつ下記一般式(1)で示さ
    れる顔料分散剤を含むことを特徴とする磁気記録媒体。 一般式(1) (式中、Q;有機色素残基 X;直接結合、−CONH−Y2−、−SO2NH−Y2−、または−C
    H3NHCOCH2NH−Y2− (Y2;置換基を有していてもよいアルキレン基またはア
    リーレン基) Y1;−NH−または−O− Z;水酸基、アルコキシ基、または、 (Y3;−NH−、または、−O−)、 あるいはnが1の場合−NH−X−Qであってもよい。 R1,R2;それぞれ独立に置換もしくは無置換のアルキル基
    またはR1とR2とで少なくとも窒素原子を含むヘテロ環を
    形成していてもよい。 m;1〜6の整数 n;1〜4の整数 を表す。)
  4. 【請求項4】一般式(1)で示される顔料分散剤の有機
    色素残基Qがアントラキノン系色素、アゾ系色素、フタ
    ロシアニン系色素、キナクリドン系色素、ジオキサジン
    系色素、アントラピリミジン系色素、アンサンスロン系
    色素、インダスロン系色素、フラバンスロン系色素、ピ
    ランスロン系色素、ペリノン系色素、ペリレン系色素お
    よびチオインジゴ系色素から選ばれる請求項第1項ない
    し第3項記載の磁気記録媒体。
JP63057480A 1988-03-11 1988-03-11 磁気記録媒体 Expired - Lifetime JP2602273B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63057480A JP2602273B2 (ja) 1988-03-11 1988-03-11 磁気記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63057480A JP2602273B2 (ja) 1988-03-11 1988-03-11 磁気記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01232524A JPH01232524A (ja) 1989-09-18
JP2602273B2 true JP2602273B2 (ja) 1997-04-23

Family

ID=13056875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63057480A Expired - Lifetime JP2602273B2 (ja) 1988-03-11 1988-03-11 磁気記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2602273B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7077898B2 (en) * 2003-07-17 2006-07-18 Ciba Specialty Chemicals Corporation Black pigment compositions
JP2006185525A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Toyo Ink Mfg Co Ltd 磁気記録媒体の非磁性層用塗料およびそれを用いてなる磁気記録媒体
JP2014009344A (ja) * 2012-07-03 2014-01-20 Fujifilm Corp アゾ化合物の製造方法、塗布型磁気記録媒体用塗料組成物および塗布型磁気記録媒体

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61261817A (ja) * 1985-05-15 1986-11-19 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 磁気記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01232524A (ja) 1989-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0479053B2 (ja)
JPH0474777B2 (ja)
US4626469A (en) Magnetic recording material
JPH0368451B2 (ja)
KR0155992B1 (ko) 자기 기록 매체
US4654258A (en) Magnetic recording medium
JP2602273B2 (ja) 磁気記録媒体
JPS61123017A (ja) 磁気記録媒体
US6805950B2 (en) Magnetic recording medium having a low molecular weight azo dye including an aryl group
JP2702163B2 (ja) 磁気記録媒体
JP3350734B2 (ja) 磁気記録媒体
JPS63268118A (ja) 磁気記録媒体
JPH0481264B2 (ja)
JP3006334B2 (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JP2600796B2 (ja) 磁気記録媒体
JP3288778B2 (ja) 磁気記録媒体
JP2695647B2 (ja) 磁気記録媒体
JPH06162475A (ja) 磁気記録媒体
JPH06223363A (ja) 磁気記録媒体
JPH0711861B2 (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JPH06162483A (ja) 磁気記録媒体
JPS62185229A (ja) 磁気記録媒体
JPH0250527B2 (ja)
JPH0731801B2 (ja) 磁気記録媒体
JPH0719361B2 (ja) カ−ボンブラツク含有のバツクコ−ト層を設けた磁気記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090129

Year of fee payment: 12