JP2602156B2 - 横編機の編地プレッサー - Google Patents

横編機の編地プレッサー

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JP2602156B2
JP2602156B2 JP4298770A JP29877092A JP2602156B2 JP 2602156 B2 JP2602156 B2 JP 2602156B2 JP 4298770 A JP4298770 A JP 4298770A JP 29877092 A JP29877092 A JP 29877092A JP 2602156 B2 JP2602156 B2 JP 2602156B2
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郁人 平井
歳徳 中森
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Shima Seiki Manufacturing Ltd
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B15/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
    • D04B15/88Take-up or draw-off devices for knitting products
    • D04B15/90Take-up or draw-off devices for knitting products for flat-bed knitting machines

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  • Textile Engineering (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)
  • Looms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、横編機で編地を押圧す
るための編地プレッサー、特にキャリッジに取付けられ
て押圧するための作用位置と押圧しない休止位置との間
で移動可能な横編機の編地プレッサーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から横編機、特にVベッド横編機に
おいて、キャリッジのロックの1個所毎に、図20に示
すような編地プレッサーが用いられている。編地プレッ
サーはステッチプレッサーとも呼ばれ、L字状のプレッ
サー101の水平部で、編地102を上方から押圧す
る。Vベッド横編機では、前針床103と後針床104
とが逆V字状に対向している。プレッサー101が作用
するのは、Vベッド横編機の前針床103および後針床
104の間に形成される歯口105においてである。歯
口105で編地102を押圧することによって、編成や
目移しなどのために編針106,107が上昇したと
き、編地102の1番上のループ108,109が浮上
がることを防止する。ステッチプレッサーによる押圧が
不要なときは、プレッサー101をシンカ110,11
1に触れないように移動して歯口105から離脱させ
る。
【0003】一般にプレッサー101はL字状の形状を
有し、キャリッジの進行方向に沿って延びる水平部分で
編地102を押圧する。キャリッジの進行方向に垂直な
部分は、プレッサー101をキャリッジに連動して移動
させる機構に取付けられる。編地102を編成するため
の糸は、プレッサー101の水平部分の中間付近で編針
106,107の先端に供給される。編針106,10
7の編成作用で形成されるループ108,109からプ
レッサー101を離脱させるため、プレッサー101の
垂直部分は編成方向の上流側に位置する必要がある。こ
のため、針床103,104の長手方向に関して往復方
向で編成を行うためには、往動用および復動用のプレッ
サー101を必要とする。編地102の押圧を充分に行
うためには、プレッサー101の水平部分の長さが充分
に必要である。プレッサー101の垂直部分を回転軸と
して水平部の向きを切換えることも可能ではあるけれど
も、広い空間を必要とし、実用性がない。実用性がある
のは、往復に対応してそれぞれ専用のプレッサー101
を設け、移動方向に応じて作用するプレッサー101を
切換える構成である。
【0004】図20に示すようなステッチプレッサーを
設置する方法には、大別して2つのタイプがある。1つ
は、前後の針床を跨ぐキャリッジのカムボックスの上部
に搭載するタイプである。もう1つは、針床の長手方向
に沿って、歯口の真上に設けられる糸道レール上に搭載
するタイプである。
【0005】カムボックスの上部に搭載するタイプの先
行技術は、たとえば本件出願人による特公昭62−15
662号公報や、特公平3−66415号公報で開示さ
れている。特公昭62−15662号公報で開示されて
いる先行技術では、一方のカムボックス上部に往動用の
プレッサーを設け、他方のカムボックスに復動用のプレ
ッサーを設ける。それぞれのプレッサーの上部にピンを
設け、そのピンを溝カムに係合させる。この溝カムが、
針床の長手方向の両端部に固定された受片に達したとき
に、プレッサーの作用と不作用とが切換えられる。次
に、特公平3−66415号公報に開示されるような先
行技術では、ステッピングモータと揺動腕とを用いてプ
レッサーの作用と不作用とを切換える。
【0006】ステッチプレッサーを糸道レール上に搭載
させるタイプの先行技術は、たとえば特開昭58−46
156号公報に開示されている。特開昭58−4615
6号公報に開示されている先行技術では、歯口の真上の
糸道レールにキャリッジに結着して移動するステッチプ
レッサーを設置し、針床の両端に設ける受片によってプ
レッサーの方向を変換する。このような糸道レール上に
搭載するタイプでは、多数の導糸杆を走行させる必要の
ある横編機において、走行可能な導糸杆の数が減少す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特公昭62−1566
2号公報および特公平3−66415号公報に開示され
ているような先行技術では、ステッチプレッサーはキャ
リッジに設置されるので、特開昭58−46156号公
報に開示されているような先行技術のように、糸道レー
ルを走行する導糸杆の数が減少することはない。また、
特公昭62−15662号公報および特開昭58−46
156号公報に開示されている先行技術では、キャリッ
ジが針床の長手方向両端に移動しなければプレッサーの
方向を変換することができない。特公昭3−66415
号公報に開示されている先行技術では、プレッサーの作
用と不作用とは、ステッピングモータを駆動することに
よって切換えられるので、針床の長手方向に関して任意
の位置で切換えることができる。
【0008】横編機においては、針床の長手方向の幅全
体を使用して編成する必要がない場合もある。この場
合、プレッサーを切換える必要がなければ、編地が形成
される範囲のみにキャリッジを往復移動させて迅速な編
成を行うことができる。プレッサーを切換えるために、
針床の長手方向両端までキャリッジを移動させる必要が
あると、編地の幅が短くても編成時間を短縮することが
できない。
【0009】特公平3−66415号公報に開示されて
いる先行技術では、ステッピングモータと揺動腕とを含
むユニットによって、針床の長手方向に関して任意の位
置でプレッサーの作用と不作用とを切換えることができ
るけれども、往動用および復動用にそれぞれ1つずつの
ユニットが必要となり、キャリッジが大形化したり、設
置場所が限られる。また、特公昭62−15662号公
報および特公平3−66415号公報に開示されている
ような先行技術では、往動用および復動用のプレッサー
を、前針床用および後針床用のキャリッジにそれぞれ分
けて設置する必要がある。同一のキャリッジに往動用お
よび復動用のプレッサーを設置すると、プレッサー同士
が干渉するからである。すなわち、一方のプレッサーが
作用位置で他方のプレッサーが休止位置にあるときは干
渉を避けることは容易であるけれども、両方のプレッサ
ーが休止位置にあるときや、相互に位置が切換えられる
過程では、移動軌跡が重複して干渉する恐れがある。プ
レッサーの水平部分の長さを短くすれば干渉の可能性は
減少するけれども、プレッサーの水平部分の長さが短い
ときには編地の押圧が充分でなくなる。
【0010】本発明の目的は、一方の針床用のキャリッ
ジに取付けられる1つのユニットで往復いずれの方向に
ついても容易に切換えることができるVベッド横編機の
編地プレッサーを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、横編機のキャ
リッジに取付けられ、キャリッジの進行に従って編成さ
れる編地を押圧するための編地プレッサーにおいて、キ
ャリッジが針床の長手方向の一方に進行するとき歯口上
方から挿入されて編地を押圧するための第1プレッサー
と、キャリッジが針床の長手方向の他方に進行するとき
歯口上方から挿入されて編地を押圧するための第2プレ
ッサーと、キャリッジに対して相対的な往復移動が可能
で、一方駆動用溝カムおよび他方駆動用溝カムがそれぞ
れ形成される溝カム板と、溝カム板を、キャリッジに対
して相対的に移動させる駆動手段と、溝カム板に形成さ
れる一方駆動用溝カムに係合するホロワを有し、溝カム
板がキャリッジに対して相対的に一方向へ移動すると
き、溝カム板面内でのホロワの変位に連動して、溝カム
板面に垂直な平面内で第1プレッサーを押圧位置から編
地を押圧しない歯口外の第1休止位置に導き、溝カム板
が他方向へキャリッジに対して相対的に移動するとき、
溝カム板面内でのホロワの変位に連動して、溝カム板面
に垂直な平面内で第1プレッサーを前記第1休止位置か
ら押圧位置に導く第1進退手段と、溝カム板に形成され
る他方駆動用溝カムに係合するホロワを有し、溝カム板
が一方向へキャリッジに対して相対的に移動するとき、
溝カム板面内でのホロワの変位に連動して、溝カム板面
に垂直な平面内で第2プレッサーを前記第1休止位置と
は異なる歯口外の第2休止位置から押圧位置まで導き、
溝カム板が他方向へキャリッジに対して相対的に変位す
るとき、溝カム板面内でのホロワの変位に連動して、溝
カム板面に垂直な平面内で第2プレッサーを押圧位置か
ら第2休止位置まで導く第2進退手段とを同一のキャリ
ッジに備え、第1進退手段および第2進退手段には、第
1プレッサーおよび第2プレッサーの移動が相互に干渉
しないように、各プレッサーの移動軌跡がそれぞれ異な
るように設定する干渉防止手段を有することを特徴とす
る横編機の編地プレッサーである。
【0012】また本発明は、前記溝カム板には、べら針
のべらを開かせる作用を有する刷毛の位置を制御するた
めの溝カムが形成され、形成された溝カムに係合するホ
ロワを有し、ホロワの変位に連動して、第1プレッサー
または第2プレッサーのいずれかが歯口近傍を移動する
とき、刷毛を作動位置から退避させる手段を含むことを
特徴とする。
【0013】また本発明は、前記第1および第2進退手
段は、前記第1および第2プレッサーを移動させるため
の第1および第2リンク機構をそれぞれ有し、各リンク
機構の一辺が前記各ホロワの変位に従って変位駆動さ
れ、前記干渉防止手段は、第1リンク機構および第2リ
ンク機構をそれぞれ構成する腕の長さを変えること、ま
たは腕を支持する位置を変えることによって各プレッサ
ーの移動軌跡を異ならせることを特徴とする。
【0014】また本発明は、前記溝カム板の一方駆動用
溝カムおよび他方駆動用溝カムはそれぞれ上下二段に形
成され、前記第1および第2進退手段は、前記第1およ
び第2プレッサーを移動させるための第1および第2リ
ンク機構をそれぞれ有し、各リンク機構の二辺は、上下
二段に形成された溝カムにそれぞれ係合するホロワに連
結され、各ホロワの変位に従って変位駆動され、前記干
渉手段は、一方駆動用溝カムおよび他方駆動用溝カムで
第1休止位置および第2休止位置にそれぞれ対応する部
分に段差を設けることによって各プレッサーの移動軌跡
を異ならせることを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明に従えば、第1プレッサーはキャリッジ
が一方に進行するとき、第2プレッサーはキャリッジが
他方に進行するとき、編地を押圧するためにそれぞれ同
一のキャリッジに備えられる。各プレッサーの移動は、
溝カム板がキャリッジに対して相対的に往動移動するこ
とによって引起こされる。溝カム板には、一方駆動用溝
カムおよび他方駆動用溝カムが形成される。第1プレッ
サーおよび第2プレッサーは、各溝カムに係合するホロ
ワを有し、溝カム板面内でのホロワの変位に連動する第
1進退手段および第2進退手段によって、溝カム板面に
垂直な平面内で、歯口内で作用する押圧位置と、歯口外
の休止位置との間を往復移動される。第1プレッサー用
の第1休止位置と、第2プレッサー用の第2休止位置と
は異なっており、干渉防止手段によって各プレッサーの
移動軌跡は相互に干渉しないように設定されるので、各
プレッサーが押圧位置では相互に重複しうる位置関係で
あってもよく、編地プレッサーを1つのユニットで往復
いずれの方向についても切換可能に構成することができ
る。
【0016】また本発明に従えば、溝カム板にはべら針
のべらを開かせる作用を有する刷毛の位置を制御するた
めの溝カムが形成される。刷毛は、第1プレッサーまた
は第2プレッサーのいずれかが歯口近傍を移動すると
き、作用位置から退避される。刷毛がプレッサーの移動
時に接触しないので、刷毛の摩耗を防ぎ、プレッサーの
移動を円滑に行うことができる。刷毛の退避のタイミン
グは、溝カムによって制御されるので、プレッサーの移
動と同期させる際の自由度を増すことができる。
【0017】また本発明に従えば、第1および第2進退
手段はそれぞれリンク機構を有し、各リンク機構の1辺
が溝カムに係合するホロワの変位に連動して駆動されて
移動するので、リンク機構を構成する腕の長さを変えた
り、または腕を支持する位置を変えることなどによって
プレッサーの移動軌跡を相互に干渉しないように設定す
ることが容易である。
【0018】また本発明に従えば、溝カムはそれぞれ上
下二段に形成され、第1および第2プレッサーを移動さ
せるためのリンク機構のうちの二辺が各溝と係合して変
位するホロワと連動してそれぞれ変位駆動され、歯口内
の押圧位置と歯口外の休止位置との間のプレッサーの移
動を行わせることができる。第1プレッサーおよび第2
プレッサー相互の干渉防止のためには、二重に形成され
る溝カムの対応する部分に段差を設けるようにすればよ
い。
【0019】
【実施例】図1〜図14は、本発明の一実施例の構成お
よび動作状態を示す。図1〜図3は第1プレッサー1を
作用させる押圧状態、図4〜図6は第1および第2プレ
ッサー1,2を作用させない休止状態、図7〜図9は第
2プレッサー2を作用させる押圧状態を示す。このう
ち、図1、図4および図7は正面図を示す。図2および
図3は図1に示す切断面線II−IIおよびIII−I
IIから見た断面図をそれぞれ示す。図5および図6
は、図4に示す切断面線V−VおよびVI−VIから見
た断面図をそれぞれ示す。図8および図9は、図7に示
す切断面線VIII−VIIIおよびIX−IXから見
た断面図をそれぞれ示す。図1、図4および図7の正面
図では、針床については省略する。また図2、図3、図
5、図6、図8および図9の断面図では、切断面線から
離れているプレッサーは端面のみ示す。
【0020】第1プレッサー1は、図1、図4および図
7の各正面図において、左方向に移動して編成を行うと
きに編地押え用として用いられる。第2プレッサー2
は、右方向に編成するときに編地押え用として用いられ
る。第1プレッサー1および第2プレッサー2の押圧作
用の切換えは、溝カム板3に形成される一方駆動用溝カ
ム4および他方駆動用溝カム5によって行う。溝カム板
3には刷毛駆動用溝カム6も形成され、第1プレッサー
1および第2プレッサー2の移動時に刷毛7を退避させ
て摩耗を防ぐ。第1プレッサー1および第2プレッサー
2による編地の押圧作用は、前針床8および後針床9と
の間の歯口10内で行われる。
【0021】本実施例における編地プレッサーは、後針
床9上を走行するキャリッジ11の上端に設置される。
キャリッジ11の端面には、ブラケット12が取付けら
れる。ブラケット12は、本実施例による編地プレッサ
ーの各部分を機械的に支持する。ブラケット12のキャ
リッジ11側には、針床の長手方向に摺動可能に溝カム
板3が挿嵌される。溝カム板3は、溝カム押え板13に
よって保持される。溝カム板3が針床の長手方向に摺動
するとき、一方駆動用溝カム4および他方駆動用溝カム
5によって、一方駆動用摺動板14および他方駆動用摺
動板15がホロワ16,17の変位に連動して長手方向
と垂直な方向にそれぞれ変位する。一方駆動用摺動板1
4および他方駆動用摺動板15は、摺動板押え板18,
19によってそれぞれ摺動可能に保持される。
【0022】一方駆動用摺動板14の変位は、第1支持
腕20、第1前腕21、第1後腕22および第1駆動腕
23によって構成される第1リンク機構に伝達される。
一方駆動用摺動板14および第1リンク機構は、第1進
退手段に含まれる。溝カム板3が針床の長手方向に摺動
することによって、ホロワ16は針床の長手方向と垂直
な方向に変位する。一方駆動用摺動板14は、ホロワ1
6の変位に連動して摺動変位し、第1駆動腕23を介し
て第1後腕22を変位させる。第1前腕21および第1
後腕22は、それぞれ一端でブラケット12に対して軸
支され、他端で支持腕20に対して軸支される。第1駆
動腕23によって第1後腕22が変位駆動されると、ブ
ラケット12との軸支点が固定されているので、第1支
持腕20が変位駆動される。第1プレッサー1が編地を
押圧するときに押圧力を与えるため、第1ばね24が設
けられる。同様にして、他方駆動用摺動板15の摺動変
位が、第2支持腕25、第2前腕26、第2後腕27お
よび第2駆動腕28によって構成される第2リンク機構
に伝達される。他方駆動用摺動板15および第2リンク
機構は、第2進退手段に含まれる。第2ばね29は、第
2プレッサー2が押圧位置にあるときに押圧力を与え
る。
【0023】溝カム板3の相対的な移動は、駆動手段で
あるモータ30によって行われる。モータ30は、取付
板31を介してブラケット12に固定される。モータ3
0の回転軸は、針床の長手方向に垂直な下方に取出さ
れ、溝カム板3を変位させるためのピニオン32が固定
される。溝カム板3に形成される刷毛駆動用溝カム6に
よって、刷毛用摺動板33が摺動変位する。刷毛用摺動
板33には、ホロワ34および刷毛取付板35が設けら
れる。ホロワ34は、刷毛駆動用溝カム6に係合する。
刷毛取付板35には、刷毛7が取付けられる。このよう
に、刷毛7の位置の制御は刷毛駆動用溝カム6に従って
行われるので、タイミング設定の自由度を増すことがで
きる。
【0024】モータ30の回転軸は取付板31側にも延
長され、角度検出片36が取付けられる。一方駆動用摺
動板14側のブラケット12の側方には、第2センサ3
8が取付けられる。ピニオン32付近には、第3センサ
39が取付けられる。第3センサ39に関連して溝カム
板3には、位置検出溝40が形成される。各センサ37
〜39は、近接センサによって実現される。
【0025】ブラケット12には、第1および第2プレ
ッサー1,2が休止位置となるときに各リンク機構の変
位を阻止するストッパ41,42がそれぞれ形成され
る。ストッパ41,42を設けることによって、各リン
ク機構が死点を超えて変位してしまい、逆方向に変位駆
動させることができなくなる状態となることを防ぐ。ま
た、第1プレッサー1が待機している第1休止位置と、
第2プレッサー2が待機している第2休止位置とは、図
4〜図6に示すように異ならせているので、第1および
第2プレッサー1,2を両方とも不作用にしても干渉は
生じない。
【0026】図10は溝カム板3の平面図、図11は第
1および第2センサ37,38に関連する構成を示す平
面図、図12はピニオン32による溝カム板3の駆動状
態の底面図をそれぞれ示す。溝カム板3には、一方駆動
用溝カム4、他方駆動用溝カム5、刷毛駆動用溝カム6
および位置検出溝40が形成される。一方駆動用溝カム
4および他方駆動用溝カム5は、傾斜部と水平部とをそ
れぞれ有する。ホロワ16,17が水平部にあるときは
対応するプレッサー1,2が休止位置であり、ホロワ1
6,17が傾斜部の先端にあるときは対応するプレッサ
ー1,2が押圧位置となる。刷毛駆動用溝カム6はW字
状に形成され、各プレッサー1,2が押圧位置から休止
位置まで移動する期間、刷毛の位置を作用位置から退避
させる。溝カム板3の上部には、ピニオン32と噛合す
るラック43が形成される。モータの回転角度は、角度
検出片36に関連して設けられる第1センサ37によっ
て検出される。第1センサ37は金属などの接近を検出
する近接センサである。第1センサ37は、たとえば図
4〜図6に示すような第1および第2プレッサー1,2
が両方とも休止状態となるときを原点位置とし、原点位
置ではON状態出力であるけれども、原点位置から少し
でも溝カム3が左側、すなわち図7〜図9に示す側にず
れるとOFF状態となるように設定する。第2センサ3
8も近接センサであり、溝カム板3が原点位置から左側
にあるときにはON状態となる。位置検出溝40に関連
して取付けられる第3センサ39も近接センサであり、
溝カム板3が原点位置から図1〜図3に示すような右側
位置にあるときにON状態となる。
【0027】図13は、本実施例による第1プレッサー
1および第2プレッサー2の移動軌跡を示す。第1プレ
ッサー1の先端の軌跡を1a,1b,1c,1d,1e
で示し、第2プレッサー2の先端の軌跡を2a,2b,
2c,2d,2eで示す。第1および第2プレッサー
1,2が歯口10内で編地を押圧するときの先端の位置
1e,2eは同一であるけれども、第1および第2休止
位置1a,2aは相互に異なる。移動中における先端の
軌跡は、相互に干渉することがないように設定される。
このような設定のための干渉防止手段としては、第1リ
ンク機構および第2リンク機構を構成する各腕の長さを
変え、またはブラケット12に軸支する部分の位置を変
えればよい。また移動軌跡は、針床8,9のシンカ44
とは接触しないように設定される。さらに、フック45
およびべら46とによって構成されるべら針47のべら
46を開かせるための刷毛は、プレッサーの移動時には
歯口10から退避されるので、プレッサーと接触して摩
耗することを防止することができる。
【0028】図14は、刷毛7の摩耗防止のための構成
を示す。本構成は、図1に示す切断面線XIV−XIV
から見た断面図に相当する。刷毛用摺動板33に設けら
れるホロワ34は、溝カム板3の摺動によって変位駆動
され、刷毛取付台48を介して刷毛取付板35および刷
毛7が移動する。
【0029】図15〜図19は、本発明の他の実施例の
構成および動作を示す。図1〜図14に示す実施例に対
応する部分には、同一の参照符を付す。注目すべきは、
溝カム板3に対応して、スライダ50と第1溝カム片5
1および第2溝カム片52が設けられていることであ
る。
【0030】図15は、スライダ50を針床の長手方向
に往復移動させるための駆動機構を示す。駆動手段であ
るモータ53の回転運動は、回転軸に取付けられるクラ
ンク54から連接棒55を介して移動方向56のような
直線運動に変換される。図16は、スライダ50、第1
および第2溝カム片51,52に上下二段に形成される
溝カムを示す。第1溝カム片51には、上側用溝カム6
1が形成される。上側用溝カム61の下のスライダ50
には、下側用溝カム62が形成される。上側用溝カム6
1および下側用溝カム62は、押圧側端63および休止
側端64では一致するけれども、途中の傾斜部では一致
しない。第2溝カム片52にも上側用溝カム66が形成
され、対応してスライダ50にも下側用溝カム67が形
成される。上側用溝カム66および下側用溝カム67の
両端の押圧側端68および休止側端69は一致するけれ
ども、途中の傾斜部は一致しない。さらに、第1溝カム
片51側の休止側端64の上部と、第2溝カム片52側
の休止側端69の上部とは、Xで示される段差を有す
る。
【0031】図17〜図19は、図15に示す切断面線
XVII−XVIIから見た断面図に相当する。図17
は第2プレッサー2が押圧位置にある状態、図18は第
2プレッサー2が歯口10から離脱する状態、図19は
第2プレッサー2が休止位置にある状態をそれぞれ示
す。第2プレッサー2は、プレッサー取付台70に取付
けられる。プレッサー取付台70は、上側摺動部材71
および下側摺動部材72とともにリンク機構を構成す
る。上側摺動部材71は、第2溝カム片52に形成され
る上側用溝カム66に係合する上側ホロワ73の変位に
連動して摺動する。下側摺動部材72は、スライダ50
に形成される下側用溝カム67と係合する下側ホロワ7
4の変位に連動して摺動する。上側摺動部材71の先端
部71aには溝71bが形成され、プレッサー取付台7
0の下部は、下側摺動部材72の先端に設けられるピン
76によって軸支される。第2プレッサー2による押圧
力は、ばね77によって与えられる。ばね77による押
圧力は、ボルト78によって調整される。
【0032】本実施例においては、溝カムの傾斜部にお
いて上側用溝カム66と下側用溝カム67のずれが大き
くなっているので、図18に示すように、第2プレッサ
ー2が歯口近傍で移動するときに前後の針床8,9の先
端に接触することは防止される。また、図16で示すよ
うに第1プレッサー1用の休止側端64と、第2プレッ
サー2用の休止側端69との間に、干渉防止手段として
のXで示す段差があるので、両方のプレッサー1,2が
ともに休止状態にあっても休止位置を異ならせることが
できる。また、プレッサー取付台70におけるピン75
と上側摺動部材71の先端部71aに形成される溝71
bとによる枢止位置を変更することによっても、第1プ
レッサー1および第2プレッサー2の移動軌跡を変更す
ることができる。
【0033】本実施例においても、図1〜図14に示す
実施例と同様に、刷毛7の摩耗を防止するため刷毛7の
移動用溝カムを形成してもよいことは勿論である。ま
た、以上の各実施例では、モータ30,53によって溝
カム3およびスライダ50をそれぞれ駆動しているけれ
ども、ソレノイドや空圧や油圧を用いてもよいことは勿
論である。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、針床の長
手方向を往復移動する同一のキャリッジに、各方向専用
のプレッサーを設けて、1つのユニットによってキャリ
ッジの移動方向に応じて使用するプレッサーを容易に切
換えることができる。また、たとえばVベッド横編機の
前後のキャリッジに往復用のプレッサーをそれぞれ設置
し、対応する針床側のみを押圧させることもできる。た
とえば、片側の針床のみを編成に使用するときは、前後
の針床間にループが形成されないので、歯口直下を押圧
するのみでは充分な編目押え作用を行わせることができ
ないけれども、押圧位置を編成する針床側にずらせれば
充分な編目押え作用を行わせることができる。さらに、
前後の針床用キャリッジにそれぞれ往復用プレッサーを
設置すれば、前後の針床をそれぞれ独立に使用して天竺
編などを二重に編成して筒状の編地を形成するようなと
きであっても、充分な編目押え作用を行わせることがで
きる。
【0035】また本発明によれば、溝カム板に刷毛の位
置を制御するための溝カムを設け、第1プレッサーまた
は第2プレッサーのいずれかが押圧位置近傍を移動する
とき、刷毛を作用位置から退避させることができるの
で、2つのプレッサーを備えていても刷毛の不必要な摩
耗を防止するためのタイミングを適切に設定することが
容易である。
【0036】また本発明によれば、第1および第2プレ
ッサーを移動させるための第1および第2リンク機構
は、各リンク機構の一辺が溝カム板に形成される一方駆
動用溝カムおよび他方駆動用溝カムによってそれぞれ変
位駆動されるので、リンク機構を構成する腕の長さなど
を変化させることによって、第1プレッサーおよび第2
プレッサーの移動軌跡を相互に干渉しないように設定す
ることが容易である。
【0037】また本発明によれば、一方駆動用溝カムお
よび他方駆動用溝カムはそれぞれ上下二段に形成され、
第1および第2プレッサーを変位駆動するための第1お
よび第2リンク機構の二辺がそれぞれ上下二段の溝カム
に連動して変位駆動されるので、二段の溝カムに段差を
設けることによって、第1および第2プレッサーの移動
軌跡が相互に干渉しないように設定することが容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の正面図である。
【図2】図1に示す切断面線II−IIから見た断面図
である。
【図3】図1に示す切断面線III−IIIから見た断
面図である。
【図4】図1に示す実施例の他の動作状態を示す正面図
である。
【図5】図4に示す切断面線V−Vから見た断面図であ
る。
【図6】図4に示す切断面線VI−VIから見た断面図
である。
【図7】図1に示す実施例のさらに他の動作状態を示す
正面図である。
【図8】図7に示す切断面線VIII−VIIIから見
た断面図である。
【図9】図7に示す切断面線IX−IXから見た断面図
である。
【図10】図1に示す溝カム板3の平面図である。
【図11】図1に示す実施例の一部分を示す平面図であ
る。
【図12】図1に示す実施例の一部分を示す底面図であ
る。
【図13】図1に示す実施例におけるプレッサーの先端
の移動軌跡を示す概略的な断面図である。
【図14】図1に示す実施例の切断面線XIV−XIV
から見た断面図である。
【図15】本発明の他の実施例の駆動機構を示す概略的
な正面図である。
【図16】図15に示す実施例の溝カムを示す平面図で
ある。
【図17】図15に示す実施例の切断面線XVII−X
VIIから見た断面図である。
【図18】図17に示す状態から第2プレッサー2が移
動した状態を示す断面図である。
【図19】図18に示す状態からさらに第2プレッサー
2が移動した状態を示す断面図である。
【図20】Vベッド横編機における編地プレッサーの動
作状態を示す概略的な断面図である。
【符号の説明】
1 第1プレッサー 2 第2プレッサー 3 溝カム板 4 一方駆動用溝カム 5 他方駆動用溝カム 6 刷毛駆動用溝カム 7 刷毛 8 前針床 9 後針床 10 歯口 11 キャリッジ 14 一方駆動用摺動板 15 他方駆動用摺動板 16,17 ホロワ 20 第1支持腕 21 第1前腕 22 第1後腕 23 第1駆動腕 25 第2支持腕 26 第2前腕 27 第2後腕 28 第2駆動腕 30,53 モータ 32 ピニオン 33 刷毛用摺動板 34 ホロワ 43 ラック 46 べら 47 べら針 50 スライダ 51 第1溝カム片 52 第2溝カム片 54 クランク 55 連接棒 61,66 上側用溝カム 62,67 下側用溝カム 70 プレッサー取付台 71 上側摺動部材 72 下側摺動部材 73 上側ホロワ 74 下側ホロワ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−66415(JP,A) 特開 平3−8841(JP,A) 特開 昭53−114953(JP,A) 特開 昭58−46156(JP,A) 特開 平4−108143(JP,A) 特開 昭61−19844(JP,A) 実開 昭63−14590(JP,U) 特公 昭62−15662(JP,B2)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横編機のキャリッジに取付けられ、キャ
    リッジの進行に従って編成される編地を押圧するための
    編地プレッサーにおいて、 キャリッジが針床の長手方向の一方に進行するとき歯口
    上方から挿入されて編地を押圧するための第1プレッサ
    ーと、 キャリッジが針床の長手方向の他方に進行するとき歯口
    上方から挿入されて編地を押圧するための第2プレッサ
    ーと、 キャリッジに対して相対的な往復移動が可能で、一方駆
    動用溝カムおよび他方駆動用溝カムがそれぞれ形成され
    る溝カム板と、 溝カム板を、キャリッジに対して相対的に移動させる駆
    動手段と、 溝カム板に形成される一方駆動用溝カムに係合するホロ
    ワを有し、溝カム板がキャリッジに対して相対的に一方
    向へ移動するとき、溝カム板面内でのホロワの変位に連
    動して、溝カム板面に垂直な平面内で第1プレッサーを
    押圧位置から編地を押圧しない歯口外の第1休止位置に
    導き、溝カム板が他方向へキャリッジに対して相対的に
    移動するとき、溝カム板面内でのホロワの変位に連動し
    て、溝カム板面に垂直な平面内で第1プレッサーを前記
    第1休止位置から押圧位置に導く第1進退手段と、 溝カム板に形成される他方駆動用溝カムに係合するホロ
    ワを有し、溝カム板が一方向へキャリッジに対して相対
    的に移動するとき、溝カム板面内でのホロワの変位に連
    動して、溝カム板面に垂直な平面内で第2プレッサーを
    前記第1休止位置とは異なる歯口外の第2休止位置から
    押圧位置まで導き、溝カム板が他方向へキャリッジに対
    して相対的に変位するとき、溝カム板面内でのホロワの
    変位に連動して、溝カム板面に垂直な平面内で第2プレ
    ッサーを押圧位置から第2休止位置まで導く第2進退手
    段とを同一のキャリッジに備え、 第1進退手段および第2進退手段には、第1プレッサー
    および第2プレッサーの移動が相互に干渉しないよう
    に、各プレッサーの移動軌跡がそれぞれ異なるように設
    定する干渉防止手段を有することを特徴とする横編機の
    編地プレッサー。
  2. 【請求項2】 前記溝カム板には、べら針のべらを開か
    せる作用を有する刷毛の位置を制御するための溝カムが
    形成され、 形成された溝カムに係合するホロワを有し、ホロワの変
    位に連動して、第1プレッサーまたは第2プレッサーの
    いずれかが歯口近傍を移動するとき、刷毛を作用位置か
    ら退避させる手段を含むことを特徴とする請求項1記載
    の横編機の編地プレッサー。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2進退手段は、前記第
    1および第2プレッサーを移動させるための第1および
    第2リンク機構をそれぞれ有し、各リンク機構の一辺が
    前記各ホロワの変位に従って変位駆動され、 前記干渉防止手段は、第1リンク機構および第2リンク
    機構をそれぞれ構成する腕の長さを変えること、または
    腕を支持する位置を変えることによって各プレッサーの
    移動軌跡を異ならせることを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の横編機の編地プレッサー。
  4. 【請求項4】 前記溝カム板の一方駆動用溝カムおよび
    他方駆動用溝カムはそれぞれ上下二段に形成され、 前記第1および第2進退手段は、前記第1および第2プ
    レッサーを移動させるための第1および第2リンク機構
    をそれぞれ有し、各リンク機構の二辺は、上下二段に形
    成された溝カムにそれぞれ係合するホロワに連結され、
    各ホロワの変位に従って変位駆動され、 前記干渉防止手段は、一方駆動用溝カムおよび他方駆動
    用溝カムで第1休止位置および第2休止位置にそれぞれ
    対応する部分に段差を設けることによって各プレッサー
    の移動軌跡を異ならせることを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載の横編機の編地プレッサー。
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