JP2602061B2 - 分岐管継手の製法 - Google Patents

分岐管継手の製法

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JP2602061B2 JP63126845A JP12684588A JP2602061B2 JP 2602061 B2 JP2602061 B2 JP 2602061B2 JP 63126845 A JP63126845 A JP 63126845A JP 12684588 A JP12684588 A JP 12684588A JP 2602061 B2 JP2602061 B2 JP 2602061B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は一般に自動車、或いは各種の機械、装置等に
燃料その他給油、給気等の供給路として配設される管径
20m/m程度以下の比較的細径からなる金属配管によるT
型、十字型等の分岐管継手の製法に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の分岐管継手、特にT型分岐管継手の製
法としては、例えば第10図及び第11図に示すように周壁
部に分流孔(13)を設けた主管(P′)の該分流孔部
を、下側附近の周壁に貫孔(14)を穿設した前記主管
(P′)の外径と略等しい内径を有する短管からなる継
手本体(11)の該貫孔内部に位置して挿着せしめ、同時
に前記主管(P′)と略同径の枝管(P1′)を該継手本
体の上端の分岐接続口(12)部に組付けた状態で相互の
組付け面、並びに前記主管(P′)のなす貫孔(14)で
の孔周部附近をそれぞれ鑞溶着して成形するものであっ
た。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の技術においては、前
記継手本体(11)として短管のなす円周口による分岐接
続口(12)部での枝管(P1′)の組付けによって、該枝
管が主管(P)と略同径によるものに限定され、当然枝
管(P1′)の寸法の制限を余儀なくされて適用性に乏ぼ
しいという問題を有するものであった。
本発明は従来技術の有する前記問題に鑑みてなされた
もので、前記分岐接続口部に組付けられる枝管を、主管
より小径の所望外径でも接続を可能となして管径上の制
限を緩和し、その用途範囲を拡大することのできる分岐
管継手の製法を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するため、周壁部に分流孔を
有する主管を、該分流孔部を周壁に直径方向に亘って貫
孔を穿設した短管からなる継手本体の内部に位置して貫
通して挿着せしめると共に、該継手本体の上端の分岐接
続口部に主管より小径の枝管を組付け、更にかかる状態
にあって枝管の組付け側に位置する分岐接続口部の対向
する口周壁の一部を、該枝管の組付け部を残して扁平部
の押圧絞り加工を施して縮径せしめ、前記枝管の外周面
に密合せしめた状態で相互の密合面、並びに前記主管の
挿着した貫孔での孔周部、及び該貫孔に直交する継手本
体の内周面と主管の外周面とのなす当接面をそれぞれ一
括鑞溶着して成形するか、或いは分流孔のない主管を貫
孔に貫通し、前記した工程を経た後、一括鑞溶着し、次
いで枝管内部に切削具を挿入し主管の周壁部に分流孔を
穿設して成形せしめてなる分岐管継手の製法を要旨とす
るものである。
[作 用] 本発明はこのような製法によるため、周壁に貫孔を穿
設した短管からなる継手本体の該貫孔部に主管を、同時
に上端の分岐接続口部に枝管をそれぞれ組付けた状態で
の前記扁平状の押圧絞り加工による縮径と、相互の密合
面並びに貫孔での孔周部及び前記当接面でのこれら一括
鑞溶着とにより成形することにより、押圧絞り加工によ
る扁平部がリブとして補強効果を発揮して継手本体の剛
性を高め、また前記分岐接続口部に組付けられる枝管を
主管より小径の所望の外径寸法のものとして接続を可能
となして管径上の制限を緩和し、その用途範囲を拡大す
ることができることとなる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明すれば、
第1図は本発明の分岐管継手の製法によって製造される
T型分岐管継手の扁平状の押圧絞り加工前の平面図、第
2図は第1図の上面図、第3図は第1図の扁平状の押圧
絞り加工後の平面図、第4図は第3図の上面図、第5図
は第3図A−A線の断面図、第6図は第4図B−B線の
断面図、第7図及び第8図はそれぞれ他の実施例による
第6図相当図、第9図は更に他の実施例の第3図相当図
であって、(1)は下側附近の周壁にその直径方向に亘
って貫孔(4)を穿設した短管からなる継手本体であ
る。そして周壁部に分流孔(3)を有し且つ継手本体
(1)の内径と略等しい外径を有する主管(P)の該分
流孔部を前記継手本体(1)の貫孔(4)の内部に位置
して該主管を挿着せしめると共に、該継手本体の上端の
分岐接続口(2)部に主管(P)より小径の枝管(P0
を組付けてなるものである。
更にこれら状態にあって枝管(P0)の組付け側に位置
する分岐接続口(2)部の対向する口周部の一部を上下
一対からなる溝を有するプレス型により該枝管の組付け
部を残して扁平状の押圧絞り加工を施して扁平部(6)
を形成するとともに縮径せしめ、前記枝管(P0)の外周
面に密合せしめた状態で相互の密合面並びに前記主管
(P)の挿着した貫孔(4)ての孔周部及び該貫孔に直
交する継手本体(1)の内周面と主管(P)の外周面と
のなす当接面とが炉中加熱等によりそれぞれ一括鑞溶着
して成形せしめるのである。尚(5)は必要に応じて主
管(P)の挿着側附近或いは枝管(P0)の組付け附近の
それぞれの外周面に設けた環状の突起壁であり、継手本
体(1)部での位置決めを容易となし、同時に鑞溶着強
度と気密性の向上をみるものである。
尚上記した実施例では分流孔(3)を有する主管
(P)について説明したが、第8図に示すように主管
(P)を継手本体(1)の貫孔(4)に貫通し、押圧絞
り加工や鑞溶着等の前記同様の加工を施した後に、枝管
(P0)内部にドリル、キリ等の切削具(7)を挿入し主
管(P)の周壁部に分流孔(3)を穿設することもでき
る。尚この際は当然ながら後に切粉等の除去を行う。
また、本発明は上記したT型分岐管継手のみならず、
十字型分岐管継手の製造にも用いることができ、この場
合は第9図に示すように貫孔(4)を継手本体(1)の
略中央部に設け分岐接続口(2,2)部に枝管(P0)を組
付けて成形する。
[発明の効果] 以上説明したように本発明による分岐管継手の製法
は、短管からなる継手本体(1)による貫孔(4)部へ
の主管(P)の挿着及び分岐接続口(2)部への枝管
(P0)の組付け状態にあって、特に分岐接続口(2)部
の対向方向の口周壁の一部での前記扁平状の押圧絞り加
工によって縮径せしめ、相互のなす密合面、並びに主管
(P)の挿着した貫孔(4)での孔周部及び前記当接面
をそれぞれ一括鑞溶着して成形せしめてなるため、扁平
部(6)がリブとして補強効果を発揮して継手全体の剛
性を高め、振動に対する抵抗力を増すとともに、分岐接
続口(2)部に組付けられる枝管(P0)を所望に応じて
主管(P)より小径の外径寸法によるものとして接続を
可能となすことができ、従ってその管径上の制限を緩和
して用途範囲を拡大することができる極めて有用な分岐
管継手の製法である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る分岐管継手の製法によ
って製造されるT型分岐管継手の扁平状の押圧絞り加工
前の平面図、第2図は第1図の上面図、第3図は第1図
の押圧絞り加工後の状態図、第4図は第3図の上面図、
第5図は第3図A−A線の断面図、第6図は第4図B−
B線の断面図、第7図及び第8図はそれぞれ他の実施例
による第6図相当図、第9図は更に他の実施例の第3図
相当図、第10図は従来例によって製造された分岐管継手
の平面図、第11図は第10図C−C線の断面図である。 (1)……継手本体、(2)……分岐接続口、(3)…
…分流孔、(4)……貫孔、(5)……突起壁、(6)
……扁平部、(P)……主管、(P0)……枝管

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周壁部に分流孔を有する主管を、該分流孔
    部を周壁に直径方向に亘って貫孔を穿設した短管からな
    る継手本体の内部に位置して貫通して挿着せしめると共
    に、該継手本体の上端の分岐接続口部に主管より小径の
    枝管を組付け、更にかかる状態にあって枝管の組付け側
    に位置する分岐接続口部の対向する口周壁の一部を、該
    枝管の組付け部を残して扁平部の押圧絞り加工を施して
    縮径せしめ、前記枝管の外周面に密合せしめた状態で相
    互の密合面、並びに前記主管の挿着した貫孔での孔周
    部、及び該貫孔に直交する継手本体の内周面と主管の外
    周面とのなす当接面をそれぞれ一括鑞溶着して成形せし
    めてなることを特徴とする分岐管継手の製法。
  2. 【請求項2】主管を、周壁に直径方向に亘って貫孔を穿
    設した短管からなる継手本体の内部に貫通して挿着せし
    めると共に、該継手本体の上端の分岐接続口部に主管よ
    り小径の枝管を組付け、更にかかる状態にあって枝管の
    組付け側に位置する分岐接続口部の対向する口周部の一
    部を、該枝管の組付け部を残して扁平状の押圧絞り加工
    を施して縮径せしめ、前記枝管の外周面に密合せしめた
    状態で相互の密合面、並びに前記主管の挿着した貫孔で
    の孔周部、及び該貫孔に直交する継手本体の内周面と主
    管の外周面とのなす当接面をそれぞれ一括鑞溶着し、次
    いで枝管内部に切削具を挿入して主管の周壁部に分流孔
    を穿設して成形せしめてなることを特徴とする分岐管継
    手の製法。
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