JP2602021B2 - 誤り訂正方法 - Google Patents

誤り訂正方法

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JP2602021B2
JP2602021B2 JP62122016A JP12201687A JP2602021B2 JP 2602021 B2 JP2602021 B2 JP 2602021B2 JP 62122016 A JP62122016 A JP 62122016A JP 12201687 A JP12201687 A JP 12201687A JP 2602021 B2 JP2602021 B2 JP 2602021B2
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良茂 永田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はディジタルデータ伝送における受信データの
符号の誤り訂正方法に関する。
〔従来の技術〕
ディジタルデータの伝送に際して、より具体的には有
線・無線通信により受信したディジタルデータあるいは
記録媒体から読み出したディジタルデータの復号化に際
してはその伝送中あるいは読出しに際して生じたデータ
誤り(エラー)の訂正が必要である。従来、この誤り訂
正は、受信符号中の各符号に独立的に発生する誤りの訂
正を目的とするランダムエラー訂正符号による場合と、
ある範囲に密集して発生する誤りの訂正を目的とするバ
ーストエラー訂正符号による場合とに大別されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上述のランダムエラー訂正符号により訂正
可能なランダムエラーとバーストエラー訂正符号により
訂正可能なバーストエラーとはデータの伝送形態により
発生する可能性が異なるので、それぞれに対応して使い
分けられるのが一般的である。一方、両者に対応するに
は二重符号化と呼ばれる手法と、即ち両者に対する処理
を同時に施す手法が適用可能であるが、二重符号化は処
理が複雑で時間も必要である。従って、ランダムエラー
訂正とバーストエラー訂正とを同時に処理することは従
来は困難であった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであ
り、バーストエラーとランダムエラーとを同時に訂正処
理可能な誤り訂正方法の提供を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、バーストエラー訂正符号のエラーパターン
の剰余類がすべての剰余類の集合の一部分(少なくとも
1/4以下)であることに着目し、いずれか一方のエラー
パターン類とその剰余売とを1:1に対応させたデータテ
ーブルを他の種類のエラーパターンにも拡張して適用す
ることにより、2種類のエラー訂正を行なうようにして
いる。
〔実施例〕
以下、本発明をその実施例を示す図面に基づいて詳述
する。
第1図は本発明に係る誤り訂正方法が実施される無線
伝送回路のブロック図であり、図中1は空中線、2は空
中線1を送信系又は受信系に選択的に接続する送受信切
替スイッチである。
送信系は、送信データを並列から直列に変換するPS符
号変換器5、このPS符号変換器5からの直列データを変
調するFS変調器4、このFS変調器4の出力を空中線1か
ら送信するための無線送信器3にて構成されている。
一方、受信系は空中線1にて受信された信号をFS復調
器7に与えるための無線受信器6,FS復調器7の直列出力
を並列信号の受信データに変換するSP符号変換器8にて
構成されている。
第2図は第1図中のPS符号変換器5及びSP符号変換器
8を一体的にマイクロコンピュータ化した例を示してい
る。
第2図中9はマイクロプロセッサ(μ−CPU)であ
り、FS変調器4への出力信号SOを出力し、またFS復調器
7からの信号SIが入力される。このマイクロプロセッサ
9は並列入出力回路12へ入出力される送信データ及び受
信データを、後述する本発明方法により送信時にはチェ
ックビットを作成して符号化し、また受信時にはエラー
検知及びこれに伴うエラー訂正を行なうが、この際のエ
ラー訂正に使用されるデータテーブルがROM10に格納さ
れている。尚、図中11はマイクロプロセッサ9による処
理に際して種々のデータを一時記憶するためのRAMであ
る。
次に第3図及び第4図に従って本発明の原理について
説明する。
第3図はエラーパターンの集合を示す模式図である。
バースト誤り訂正においては、nビットからなる符号語
(2n個ある)のエラーパターンはその数と同じ2n通り存
在し、その集合G3に対してバースト誤り訂正可能な長さ
はb(ただし、n−k≧2b,kは符号長nから検査点数m
を引いた数、即ちk=n−m)であり、2b通りの集合G1
として示されている。
一方、訂正されるべき他のエラーパターン、即ちたと
えば2ビットランダムエラーの集合のうち、集合G1に属
さない部分を集合G2とする。
第4図は訂正可能なエラーパターン(エラーシンドロ
ーム類)を示す模式図であり、図においてすべてのエラ
ーパターンに対するエラーシンドロームの集合をG3′、
前述の集合G1に対する本来のバーストエラーのシンドロ
ーム類を集合G1′、更に集合G2に対するエラーシンドロ
ーム類を集合G2′とすると、集合G1とG1′とは完全に1:
1の対応を行い、集合G2とG2′とは集合G2′の内のG1
と重なる部分G4を除く他の部分が1:1の対応をする。換
言すれば、集合G4は誤った訂正をされる可能性が有り得
るが、訂正可能なランダムエラー、即ち集合G2′の条件
を適宜に設定することにより集合G4を大幅に小さくする
ことが可能であり、またバーストエラー又はランダムエ
ラーのいずれを優先して訂正するかを予め定めておくこ
とにより一方のエラーの訂正を優先することが可能であ
る。
以下、本発明方法の実施について具体的に説明する。
符号語F(x)の場合を {F(x)}={(fn-1,fn-2,…f1,f0)} (ただし、fn-1,fn-2,…f1,f0は‘0'又は‘1'の値) と表現すると、多項式表現では {F(x)}={fn-1・Xn-1+fn-2・Xn-2 +…+f1・X1+F0・X0} となる。一方符号語は本来のデータD(x)と誤り訂正
のための符号、即ちチェックビットR(x)とに分けら
れるが、それぞれ {D(x)}={dk-1・Xk-1+dk-2・Xk-2 +…+d1X1+d0・X0} {R(x)}={rn-k-1・Xn-k-1+rn-k-2・ Xn-k-2+…+r1・X1+r0・X0} と表現され、同様に生成多項式G(x)は {G(x)}={Xn-k+gn-k-1・Xn-k-1+… +g1・X1+g0・X0} と表現され、ガロア集合(Mob,2)においてはD(x)
・Xn-kをG(x)で除した剰余R(x)がF(x)とな
る。
従って、F(x)はG(x)で割り切れることにな
る。
これらの関係は受信した場合のエラーシンドロームの
関係にも成立し、{F(x)}をエラーパターン{E
(x)}と見做せば、{E(x)}とエラーシンドロー
ム{R′(x)}の関係と全く同一である。
具体例として(n,k,b)=(27,16,5)、即ち5ビット
バーストエラー訂正符号で、生成多項式が G(x)=X11+X10+X9+X7+X6+X3+X+1 の場合について以下に説明する。
第5図は、第3図における5ビットバーストエラーの
集合G1を、縦軸に先頭ビットの位置05〜1B(16進2桁表
示)を、縦軸にエラービットパターン(残り4ビットの
16進数値)をそれぞれとって示してあり、データそのも
のは集合G1′に相当し、1ビットのエラーシンドローム
値を16進表現してある。
第6図は同様に、2ビットランダムエラーの集合の内
から集合G1に属する部分を除いた部分を、縦軸に前のエ
ラービット位置を06〜1Bの16進表現にて、横軸に後のエ
ラービット位置を1〜16の16進表現にて示してある。こ
れは集合G2′に相当し、表中のデータはエラーシンドロ
ームの16進表現である。
さて、第7図は第6図を逆に並べ直したものであり、
具体的には5ビットバーストエラーの訂正手順を示して
いる。
即ち、エラーシンドロームの16進表示の3桁を若番順
に縦軸に3及び2桁目を、縦軸に一桁目を並べ、またデ
ータ自体は3及び2桁目が5ビットバーストエラーのエ
ラービットの先頭位置を、1桁目が後続の4ビットエラ
ーパターンを表し、更に*印は第4図のエラーシンドロ
ームの集合G4に属しているものを示している。
この第7図のエラーシンドロームに対応させてバース
トエラーの訂正が行なわれる。
一方、第8図は第6図を逆に並べ直したものであり、
第7図と同じく、エラーシンドロームの16進表示の3桁
に並べてあり、またデータ自体は2ビットランダムエラ
ーの前2桁が先頭のエラービット位置、後2桁が後のエ
ラービット位置を表しており、更に下線を付したデータ
は第4図の集合G4に属している。
この第8図に従って、受信符号中のエラーシンドロー
ムをランダム2ビットエラーとして訂正することが可能
である。しかし、下線を付した集合G4に属するエラーに
関しては、前述した如くランダム2ビットエラーであれ
ば正しく訂正可能であるが、それ以外のエラーである場
合には前述の第7図に示した5ビットバーストエラーと
して訂正されてしまう。
しかし、第1表に示す如く(n,k,b)=(27,16,5)の
場合、集合G4に属するエラー数は20通りと少なく、実用
上はほとんど問題とならない。
以上のような第7図及び第8図に示した如きテーブル
をROM10に予め格納しておき、受信データSIの誤り訂正
を行って復号化するのであるが、その手順を第9図のフ
ローチャートに示す。
まず、受信データSIをビット順に並べてF′(x)を
作成する。次にエラーシンドロームR′(x)を算出す
る。このR′(x)が0であればエラーは無しというこ
とであるが、R′(x)が0でなければエラーが含まれ
ていることになる。
そしてR′(x)に対応するエラーパターンE(x)
をROM10に格納されているテーブルから取り出す。
この際、R′(x)がテーブルになければ訂正不可能
であるが、あれば対応するE(x)を読み出し、これと
受信符号F′(x)とXOR(排他的論理和)することに
より、元の符号F(x)に符号化する。
この結果、第3図に示した集合G1のバーストエラーは
100%訂正可能であり、同時に第3図におけ集合G2のラ
ンダムエラーの内、第4図におけるエラーシンドローム
の集合G2′は100%訂正可能であり、また第4図におけ
る集合G4についてはそれがランダムエラーである場合に
は訂正可能になる。
なお、上記実施例は5ビットバーストエラーの訂正を
優先して2ビットランダムエラーをも訂正するようにし
ているが、他の組み合わせでも可能である。更に、上記
実施例では無線伝送に適用した場合を例としているが、
光伝送,有線伝送等でも可能であることは言うまでもな
い。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によればROM等の記憶手段上にテ
ーブルとしてエラーシンドロームとエラーパターンとを
本来のバーストエラー訂正のパターン以外にもランダム
エラーのパターンを重畳して記憶させておくことで、複
雑なエラー訂正演算を行なうことなく両者のエラーを訂
正可能であり、誤訂正も少なくなる。
本発明方法の具体的な適用としては、たとえばエラー
パターンを以下のように優先順位を付して分類すること
により、別途エラー検知符号を付加すれば、下記(1)
〜(5)の範囲の符号エラーの大部分はエラー検知能力
の範囲内で誤り無く訂正可能になる。
(1) 5ビットバーストエラー(27ビット中) (2) 2ビットランダムエラー (3) 3ビットランダムエラー (4) 4ビットランダムエラー (5) 5ビットランダムエラー列の1ビットランダム
エラー
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の一適用対象としての無線伝送回路
のブロック図、第2図はその符号変換器をマイクロプロ
セッサで構成する場合のブロック図、第3図はランダム
エラーとバーストエラーとの集合の関係を示す模式図、
第4図は訂正可能なエラーパターン(エラーシンドロー
ム類)の関係を示す模式図、第5図は5ビットバースト
エラーパターンを示すテーブル、第6図は2ビットラン
ダムエラーパターンのテーブル、第7図は5ビットバー
ストエラーのエラーシンドロームとエラーパターンとの
テーブル、第8図は2ビットランダムエラーのエラーシ
ンドロームとエラーパターンとのテーブル、第9図はエ
ラー訂正の手順を示すフローチャートである。 なお、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディジタル受信符号の復号化に際しての誤
    り訂正方法において、 バーストエラー訂正可能なエラーパターン類と送信符号
    と同一の生成多項式により前記エラーパターンを除した
    剰余類とを1:1に対応付けた第1のテーブルと、 ランダムエラー訂正可能なエラーパターン類とこれを前
    記生成多項式により除した剰余類とを対応付けた第2の
    テーブルとを作成し、 多項式表現された受信符号を前記生成多項式にて除した
    剰余多項式を前記第1及び第2のテーブルの一方から剰
    余に対応するエラーパターンとして読み出してエラーを
    訂正し、 前記剰余多項式が前記一方のテーブルに含まれない場合
    には他方のテーブルから読み出してエラーを訂正し、 前記剰余多項式が前記両テーブルに含まれる場合には前
    記一方のエラーとして訂正することを特徴とする誤り訂
    正方法。
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