JP2601479Y2 - 洗面化粧キャビネットのカバー付コンセント - Google Patents
洗面化粧キャビネットのカバー付コンセントInfo
- Publication number
- JP2601479Y2 JP2601479Y2 JP1992068053U JP6805392U JP2601479Y2 JP 2601479 Y2 JP2601479 Y2 JP 2601479Y2 JP 1992068053 U JP1992068053 U JP 1992068053U JP 6805392 U JP6805392 U JP 6805392U JP 2601479 Y2 JP2601479 Y2 JP 2601479Y2
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- Japan
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、通常の使用はもとよ
り、特に洗面化粧ユニットに使用した場合、コンセント
部の水濡れを防止するようにした洗面化粧キャビネット
のカバー付コンセントに関するものである。
り、特に洗面化粧ユニットに使用した場合、コンセント
部の水濡れを防止するようにした洗面化粧キャビネット
のカバー付コンセントに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来洗面化粧ユニット用のコンセントは
取付位置を使い勝手の良い高さ、つまり余り高くない位
置に設けている関係から水や泡が飛散し化粧キャビネッ
トや、鏡と共に濡れる場合が多い。しかし、鏡や樹脂製
のキャビネットであれば簡単に拭い取るだけで済むが、
電気部品などでは故障や漏電の原因にもなるおそれがあ
るので、こうした場所で使用するスイッチやコンセント
はその表面を掩うようにしていることが望ましい。その
手段としては図４，図５，図６に示すように、下半にス
イッチ８１，８２を設け、上半にコンセント４を装着し
たコンセント支持板３において、該支持板３の上縁部に
該コンセント４の前面を掩うコンセントカバー５ｂの一
端を揺動自由に枢着し、不使用時には図４のようにカバ
ー５ｂを下向きに倒して防水状態とし、使用時には該カ
バー５ｂを図５，図６のように上向きに開いてコンセン
トを使用するようにしたものがある。尚、以下図中符号
１はキャビネットを示す。
取付位置を使い勝手の良い高さ、つまり余り高くない位
置に設けている関係から水や泡が飛散し化粧キャビネッ
トや、鏡と共に濡れる場合が多い。しかし、鏡や樹脂製
のキャビネットであれば簡単に拭い取るだけで済むが、
電気部品などでは故障や漏電の原因にもなるおそれがあ
るので、こうした場所で使用するスイッチやコンセント
はその表面を掩うようにしていることが望ましい。その
手段としては図４，図５，図６に示すように、下半にス
イッチ８１，８２を設け、上半にコンセント４を装着し
たコンセント支持板３において、該支持板３の上縁部に
該コンセント４の前面を掩うコンセントカバー５ｂの一
端を揺動自由に枢着し、不使用時には図４のようにカバ
ー５ｂを下向きに倒して防水状態とし、使用時には該カ
バー５ｂを図５，図６のように上向きに開いてコンセン
トを使用するようにしたものがある。尚、以下図中符号
１はキャビネットを示す。
【０００３】又、前記従来例と同様に下半部にスイッチ
８１，８２、上半部にコンセント４を夫々設けたコンセ
ント支持板３において、該コンセント支持板３上のコン
セント取付部両側面縁に、図８並びに図９に示したよう
にコンセントカバー５ａを上下摺動自由に案内する直線
ガイド３’，３’を設け、該ガイド３’，３’にコンセ
ントカバー５ａを上下摺動自由に設け、不使用時は該カ
バーを下降し、使用時には上昇させてコンセントの使用
を可能にするようにしたものがある。
８１，８２、上半部にコンセント４を夫々設けたコンセ
ント支持板３において、該コンセント支持板３上のコン
セント取付部両側面縁に、図８並びに図９に示したよう
にコンセントカバー５ａを上下摺動自由に案内する直線
ガイド３’，３’を設け、該ガイド３’，３’にコンセ
ントカバー５ａを上下摺動自由に設け、不使用時は該カ
バーを下降し、使用時には上昇させてコンセントの使用
を可能にするようにしたものがある。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】しかし、何れの例にお
いてもコンセントカバーの構造は、開口時コンセント支
持体より上方へ突出した状態となるので、不本意に手や
物品が当たると取付部の構造が余り強固な結合をもって
いない為に脱落したり或は破損したりする場合がある。
又、カバーを回転させる構造としたり、或はスライドす
る構造とすることはキャビネット上におけるコンセント
支持板の取付位置によって大きく制約される。そこで、
本考案は上記従来例の欠点に対処しカバーを開いた状態
でも特に外部に突出することのない、コンパクトな構造
のカバー付コンセントを提供しようとするものである。
いてもコンセントカバーの構造は、開口時コンセント支
持体より上方へ突出した状態となるので、不本意に手や
物品が当たると取付部の構造が余り強固な結合をもって
いない為に脱落したり或は破損したりする場合がある。
又、カバーを回転させる構造としたり、或はスライドす
る構造とすることはキャビネット上におけるコンセント
支持板の取付位置によって大きく制約される。そこで、
本考案は上記従来例の欠点に対処しカバーを開いた状態
でも特に外部に突出することのない、コンパクトな構造
のカバー付コンセントを提供しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】コンセントを装着したコ
ンセント支持板の前面部に円弧状ガイドに沿って移動す
るコンセントカバーを摺動自由に装設し、該コンセント
支持板をキャビネット前面に取付けることにより、カバ
ーを開いた時、このカバーがキャビネットに設けられた
開口からキャビネット内に格納されるようにした。
ンセント支持板の前面部に円弧状ガイドに沿って移動す
るコンセントカバーを摺動自由に装設し、該コンセント
支持板をキャビネット前面に取付けることにより、カバ
ーを開いた時、このカバーがキャビネットに設けられた
開口からキャビネット内に格納されるようにした。
【０００６】
【作用】カバーガイドが円弧状になっている為カバーを
開いた時ガイドに沿って円弧を描いて移動し、キャビネ
ットに予め形成した開口から内方へ格納する。
開いた時ガイドに沿って円弧を描いて移動し、キャビネ
ットに予め形成した開口から内方へ格納する。
【０００７】
【実施例】以下本考案について図面に示す実施例により
詳細に説明すると、図１,図２,図３に示すように、上半
部にコンセント４を取付けたコンセント支持板３の対向
両側部に、上下の中央部が外方つまり前方へ張り出した
円弧状のガイド３",３"を形成すると共に、該ガイド
３",３"に同じ曲率をもった円弧状カバー５を上下方向
に摺動自由に嵌入し、該コンセント支持板３の下半部３
ｂにスイッチ８1,８2を設けてなり、化粧キャビネット
１の前面部に前記コンセント４の上縁部３ａと対向する
位置及び該コンセント４と対応する部分に夫々開口２
ａ,２ｂを形成する。更にキャビネット１のコンセント
支持板３の下半部３ｂと対応する位置即ちスイッチ８1,
８2を設けた部分を受け入れる為の開口２ｃを形成して
おり、ビス７,７によりコンセント４をコンセント支持
板３と共に化粧キャビネット１の前面に取付けてなる。
詳細に説明すると、図１,図２,図３に示すように、上半
部にコンセント４を取付けたコンセント支持板３の対向
両側部に、上下の中央部が外方つまり前方へ張り出した
円弧状のガイド３",３"を形成すると共に、該ガイド
３",３"に同じ曲率をもった円弧状カバー５を上下方向
に摺動自由に嵌入し、該コンセント支持板３の下半部３
ｂにスイッチ８1,８2を設けてなり、化粧キャビネット
１の前面部に前記コンセント４の上縁部３ａと対向する
位置及び該コンセント４と対応する部分に夫々開口２
ａ,２ｂを形成する。更にキャビネット１のコンセント
支持板３の下半部３ｂと対応する位置即ちスイッチ８1,
８2を設けた部分を受け入れる為の開口２ｃを形成して
おり、ビス７,７によりコンセント４をコンセント支持
板３と共に化粧キャビネット１の前面に取付けてなる。
【０００８】本考案は上述のように構成されているので
コンセント４を使用しない場合、コンセントカバー５は
図１,図２に示すように、コンセント４の前面を掩って
おり、水や泡等が飛び散った場合でもコンセントの前面
部には全くかかることがなく、又、コンセントを使用す
るには該カバー５の下端縁に外向きに突設した指かけ片
６をもって上向きに押し上げることにより図１の鎖線で
示すようにコンセント４は前面に臨み、使用可能な状態
となり、図１の鎖線で示すようにカバー５の上端は化粧
キャビネット１の開口２ａの部分から内方に向かって格
納され、キャビネット１の外側には全く出ない状態とな
る。尚、図例のコンセント支持板はスイッチをも取付け
た場合を示したが、コンセントのみで１個或は２個付き
の何れの場合でも良い。
コンセント４を使用しない場合、コンセントカバー５は
図１,図２に示すように、コンセント４の前面を掩って
おり、水や泡等が飛び散った場合でもコンセントの前面
部には全くかかることがなく、又、コンセントを使用す
るには該カバー５の下端縁に外向きに突設した指かけ片
６をもって上向きに押し上げることにより図１の鎖線で
示すようにコンセント４は前面に臨み、使用可能な状態
となり、図１の鎖線で示すようにカバー５の上端は化粧
キャビネット１の開口２ａの部分から内方に向かって格
納され、キャビネット１の外側には全く出ない状態とな
る。尚、図例のコンセント支持板はスイッチをも取付け
た場合を示したが、コンセントのみで１個或は２個付き
の何れの場合でも良い。
【０００９】
【考案の効果】本考案のカバー付コンセントは、カバー
を円弧ガイドによって移動するようにしたことによりカ
バーを開いた時、カバーは化粧キャビネット内に完全に
格納されるので不本意に手や物品が当たっても外れた
り、破損などを生じない。又、カバーが外面へ突出しな
いので外観を損ねることがなくコンパクトであるなどの
効果を有する。
を円弧ガイドによって移動するようにしたことによりカ
バーを開いた時、カバーは化粧キャビネット内に完全に
格納されるので不本意に手や物品が当たっても外れた
り、破損などを生じない。又、カバーが外面へ突出しな
いので外観を損ねることがなくコンパクトであるなどの
効果を有する。
【図１】本考案の要部拡大縦断側面図である。
【図２】同上外観正面図である。
【図３】同上カバーを開いた状態の正面図である。
【図４】従来例の正面図である。
【図５】同上カバー開放時の正面図である。
【図６】同上右側面図である。
【図７】同上他の従来例を示す正面図である。
【図８】同上カバー開放時の正面図である。
【図９】同上右側面図である。
１ 化粧キャビネット ２ａ 開口 ３ コンセント支持板 ３" 円弧状ガイド ４ コンセント ５ カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A47B 67/02 502 - 503 A47K 1/00 - 1/02 H01R 13/52 - 13/52 302
Claims (1)
- 【請求項１】 コンセントが装着されるコンセント支持
板の両側に、前方に張り出した円弧状のガイドが設けら
れ、このガイドに同じ曲率をもった円弧状のカバーが摺
動自由に嵌入してなり、コンセントの上縁部と対向する
位置に開口が設けられた洗面化粧キャビネットに取り付
けられることにより、コンセントを使用可能な状態にそ
の前面を開放する際、ガイドに沿って案内されるコンセ
ントカバーが上記開口からキャビネットの裏側に向かっ
て格納されるようになされたことを特徴とする洗面化粧
キャビネットのカバー付コンセント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992068053U JP2601479Y2 (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 洗面化粧キャビネットのカバー付コンセント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992068053U JP2601479Y2 (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 洗面化粧キャビネットのカバー付コンセント |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0626167U JPH0626167U (ja) | 1994-04-08 |
| JP2601479Y2 true JP2601479Y2 (ja) | 1999-11-22 |
Family
ID=13362659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992068053U Expired - Fee Related JP2601479Y2 (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 洗面化粧キャビネットのカバー付コンセント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2601479Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009140837A (ja) * | 2007-12-10 | 2009-06-25 | Chino Corp | 端子カバーの開閉装置 |
-
1992
- 1992-09-02 JP JP1992068053U patent/JP2601479Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0626167U (ja) | 1994-04-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |