JP2002223874A - 引き出し式収納箱及びキャビネット - Google Patents

引き出し式収納箱及びキャビネット

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JP2002223874A
JP2002223874A JP2001021450A JP2001021450A JP2002223874A JP 2002223874 A JP2002223874 A JP 2002223874A JP 2001021450 A JP2001021450 A JP 2001021450A JP 2001021450 A JP2001021450 A JP 2001021450A JP 2002223874 A JP2002223874 A JP 2002223874A
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JP
Japan
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storage box
cabinet
side wall
storage
sliding device
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Application number
JP2001021450A
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English (en)
Inventor
Naohiro Yamamura
直弘 山村
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗面化粧台のキャビネットやキッチンキャビ
ネットを側壁近くに設けた場合でも、物品の出し入れを
容易にできる手段の提供を目的とする。 【解決手段】キャビネット1の格納空間内に、奥行き寸
法に対し進退可能であると共に、最大引き出し位置にお
いて扉2とは反対方向へ水平に回動可能な収納箱3を設
ける。各収納箱3はそれぞれ独立して引き出し動作、水
平回動が可能である。収納箱3をキャビネット1の格納
空間から最大引き出し位置まで引き出したのち、側壁W
とは反対方向に水平回動させた状態で物品の出し入れを
行えるから作業性が良い。キャビネット1の奥行き寸法
が大きい場合でも、収納箱3を水平回動させて横向ける
ことにより縦横の寸法関係が反対になるから、作業性は
良好である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗面化粧台のキャ
ビネットやキッチンキャビネット等の使い勝手の向上を
図るための技術に関する。
【0002】
【従来技術の問題点】洗面化粧台やキッチンキャビネッ
トを側壁に接して又はごく接近して設けた場合、側壁近
くのキャビネットにおいては、側壁によって作業空間が
制限されるため、物品の出し入れがしにくいという問題
がある。特に、キャビネットの奥行き寸法が大きいとき
は、この問題が顕著になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、キャビネッ
トが側壁に接近させて設けられた場合でも、物品の出し
入れを容易にできる手段の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的のため本発明が
採用した手段の特徴とするところは、格納空間の奥行き
方向に進退可能に設けられた収納箱において、最大引き
出し位置を規定すると共に、最大引き出し位置において
水平方向へ回動可能に構成したことである。
【0005】また本発明は、前記収納箱を適用したキャ
ビネットを提供するものであって、その特徴とするとこ
ろは、格納空間に摺動装置によって収納箱が進退可能に
設けられ、該摺動装置は収納箱の最大引き出し位置を規
定すると共に、該摺動装置に収納箱を連結するブラケッ
トが、収納箱の最大引き出し位置において当該収納箱を
水平方向へ回動可能なように構成されていることであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、例えば図1に示す如
く、側壁Wに接して設置される洗面化粧台Sのキャビネ
ット1やキッチンキャビネットなどに用いるのが好適で
あるが、側壁と近接しないキャビネットに適用するのを
妨げるものではない。
【0007】図1に示すように、側壁Wに近接する位置
のキャビネット1においては、扉2を開く最大角度が、
側壁Wに当接するまでの約90度に制限されている。ま
た、側壁Wの存在により、使用者がキャビネット1の正
面に位置するのが困難なことがある。このため、キャビ
ネット1の格納空間に対する物品の出し入れが行いにく
くなっている。しかも、キャビネット1の奥行き寸法が
大きいと、上記の困難性がより増大する傾向にある。
【0008】そこで本例では、図2に示すように、キャ
ビネット1の格納空間内に引き出し式の収納箱3,3を
設けた。この収納箱3は、キャビネット1の奥行き寸法
に対し進退可能であると共に、同図(B)に示す如く、
最大引き出し位置が規定されている。すなわち、収納箱
3の前進は、全体をキャビネット1から引き出した位置
で停止するように設定されている。そして当該収納箱3
は、これが本発明の特徴的構成であるが、同図(C)に
示すように、最大引き出し位置において、扉2(又は側
壁W)とは反対方向へ水平に回動可能なように構成され
ている。なお図面には、キャビネット1に収納箱3を二
つ設けた状態を示しているが、収納箱3は一個だけでも
三個以上でもよく、個数に特に制限はない。また、複数
個の収納箱3を設けた場合、各収納箱3はそれぞれ独立
して引き出し動作、水平回動が出来るものとすることが
望ましい。
【0009】本例の収納箱3は、前記構成に基づき、キ
ャビネット1の格納空間から最大引き出し位置まで引き
出したのち、側壁Wとは反対方向に水平回動させた状態
で物品の出し入れを行える。つまり、側壁Wから若干離
れた位置にて物品の出し入れが出来るから、作業性が良
い。また、キャビネット1の奥行き寸法が大きい場合で
も、収納箱3を水平回動させて横向けることにより縦横
の寸法関係が反対になるから、作業性は良好である。
【0010】図3は、収納箱3を前記の如く、進退可能
で且つ引き出し位置において水平回動可能にする摺動装
置10の一例を示すものである。この摺動装置10は、
収納箱3の適所に取り付けられるブラケット部11、該
ブラケット部11をヒンジ部12を介して水平方向に回
動可能に支持する支持部13、支持部13に連結したス
ライダー14、及び、スライダー14を前後方向に移動
可能に保持するガイドレール15から成っている。なお
図示は省略したが、ガイドレール15の先端部には、上
記スライダー14の最大前進位置を規制するストッパー
が設けられている。
【0011】以上の如く構成した前記摺動装置10は、
ブラケット11を収納箱3における後端部の外側面に取
り付け、ガイドレール15をキャビネット1の内面適所
に固定することにより、収納箱3を、キャビネット1の
格納空間から所定位置まで引き出した後、水平方向に回
動させることが可能となっている。
【0012】ところで、収納箱3をキャビネット1に対
し進退可能とする摺動装置10は、収納箱3の一方側に
設ければよい。また、摺動装置10の収納箱3に対する
取付位置は、上端寄り・底面寄り・中央部のいずれでも
よい。さらに、上端寄り及び底面寄りの二箇所に摺動装
置10を取り付ける構成とすることも妨げない。
【0013】図示した実施形態は、キャビネットが扉2
を有するものであるが、キャビネットの扉2は省略する
ことが可能である。その他、本発明は、実施の条件に応
じ適宜変更することができる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、キャビネットが側壁等
に近接して設置されるため、キャビネットの正面領域に
十分な作業空間を確保するのが難しい場合であっても、
収納箱を引き出して水平回動させることが可能であるか
ら、物品の出し入れを容易に行うことができる。また、
キャビネットの奥行き寸法が大きい場合でも、収納箱を
引き出して横向きに回動させるから、使い勝手が格段に
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用する洗面化粧台の一例を示すも
のであって、図(A)は平面断面図、図(B)は正面断
面図である。
【図2】 本発明に係るキャビネットの一例を示すもの
であって、図(A)は扉を開けた状態の斜視図、図
(B)は収納箱を最大引き出し位置まで引き出した状態
の斜視図、図(C)は収納箱を水平回動させた状態の斜
視図である。
【図3】 本発明の実施に利用する摺動装置の一例を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1…キャビネット 2…扉 3…収納箱 10…摺動
装置 11…ブラケット部 12…ヒンジ部 13…支
持部 14…スライダー 15…ガイドレール S…洗面化粧台 W…側壁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 格納空間の奥行き方向に進退可能に設け
    られた収納箱であって、最大引き出し位置が規定されて
    いると共に、最大引き出し位置において水平方向へ回動
    可能に構成されていることを特徴とする引き出し式収納
    箱。
  2. 【請求項2】 キャビネットの格納空間に摺動装置によ
    って収納箱が進退可能に設けられ、該摺動装置は収納箱
    の最大引き出し位置を規定すると共に、該摺動装置に収
    納箱を連結するブラケットが、収納箱の最大引き出し位
    置において当該収納箱を水平方向へ回動可能なように構
    成されていることを特徴とするキャビネット。
JP2001021450A 2001-01-30 2001-01-30 引き出し式収納箱及びキャビネット Pending JP2002223874A (ja)

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Cited By (4)

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