JPH0572230U - キャビネット - Google Patents

キャビネット

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Publication number
JPH0572230U
JPH0572230U JP2510592U JP2510592U JPH0572230U JP H0572230 U JPH0572230 U JP H0572230U JP 2510592 U JP2510592 U JP 2510592U JP 2510592 U JP2510592 U JP 2510592U JP H0572230 U JPH0572230 U JP H0572230U
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JP
Japan
Prior art keywords
space
storage
storage body
knee
cabinet
Prior art date
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Pending
Application number
JP2510592U
Other languages
English (en)
Inventor
義明 後藤
勝彦 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Sun Wave Corp
Original Assignee
Sekisui House Ltd
Sun Wave Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd, Sun Wave Corp filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP2510592U priority Critical patent/JPH0572230U/ja
Publication of JPH0572230U publication Critical patent/JPH0572230U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 常態ではニースペース空間が外部に露出せ
ず、必要なときにはニースペースを容易に形成すること
ができると共に、物の収納もできる。 【構成】 天板の下方に空間部を形成し、該空間部内に
収納体を引き出し自在に配設してなるキャビネットを技
術的前提とし、上記収納体を、上記空間部の前方開口と
略同じ大きさを有する前面板と、この前面板の裏面側に
形成された収納部と、この収納部の下方前方側に配設さ
れたキャスタと、上記収納部の両側部に取り付けられた
レール装置と、を有して構成するとともに、上記収納部
を、その奥行寸法が上記空間部の奥行寸法よりも小さく
形成し、上記収納体を、上記空間部を画成する両側板に
取り付けられた上記レール装置によって中立位置・引き
出し位置・ニースペース形成位置へと摺動自在に連結し
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、流し台や洗面台等のキャビネットに係り、特に、椅子に座って作 業するのに好適なキャビネットに関する。
【0002】
【従来技術とその課願】
従来の流し台や洗面台等のキャビネットの場合、天板の下方に、扉が取り付け られた収納部を有するものが殆どであり、このような構成からなるキャビネット で椅子に座って作業する場合には、膝が上記扉に衝突するため、上半身が天板前 端部から大きく離れてしまい、作業がしにくい、という問題を有していた。
【0003】 このような問題を解決し、椅子に座ったまま快適に作業をしようとする場合に は、上記キャビネットの天板下方に上記のような収納部を形成せずに、膝が入る ニースペースを開設するほかはなく、このようなニースペースを形成した場合に は、収納有効空間が減少して収納効率が落ちると共に、該ニースペースがキャビ ネット前方から丸見えとなるため、外観品質が悪くなる、という問題を有してい た。
【0004】 この考案は、かかる現状に鑑み創案されたものであって、その目的とするとこ ろは、常態ではニースペース空間が外部に露出せず、必要なときにはニースペー スを容易に形成することができると共に、物の収納もできる機能性に優れ外観品 質も良好なキャビネットを提供しようとするものである。
【0005】
【課願を解決するための構成】
上記目的を達成するため、本考案にあっては、天板の下方に空間部を形成し、 該空間部内に収納体を引き出し自在に配設してなるキャビネットにおいて、上記 収納体は、上記空間部の前方開口と略同じ大きさを有する前面板と、この前面板 の裏面側に形成された収納部と、この収納部の下方前方側に配設されたキャスタ と、上記収納部の両側部に取り付けられたレール装置と、を有して構成されてな り、上記収納部は、その奥行寸法が上記空間部の奥行寸法よりも小さく形成され ているとともに、上記収納体は、上記空間部を画成する両側板に取り付けられた 上記レール装置によって中立位置・引き出し位置・ニースペース形成位置へと摺 動自在に連結されていることを特徴とするものである。
【0006】
【実施例】
以下、添付図面に示す一実施例に基き、この考案を詳細に説明する。
【0007】 図1乃至図5に示すように、この実施例に係るキャビネットKは、平面形状が L型に形成された天板1の一側方にシンク2が取り付けられ、かつ、天板1の下 方には、扉3が取り付けられた収納部4が配設されていると共に、この収納部4 の左隣りには、収納体5がレール6に沿って引き出し自在に収容されてなる空間 部7が形成されている。尚、図中符号8は、上記天板1の下方であって上記空間 部7の上部に配設された抽斗である。
【0008】 収納部4は、従来の収納部と同様、断面コ字状に形成されており、その前面開 口は、上記扉3によって開閉自在に構成されている。
【0009】 収納体5は、上記空間部7の前方開口と略同じ大きさを有する前面板10と、 この前面板10の裏面側に形成された収納部11と、この収納部11の下面に形 成された断面逆凹状の台輪部12と、この台輪部12の前方側に並設された一対 のキャスタ13,13と、上記台輪部12の両側部に取り付けられたレール装置 14,14と、から構成されている。尚、図2中、符号15は、上記収納部11 内を仕切る中仕切板である。
【0010】 上記前面板10は、上記収納部4に取り付けられた扉3と同一の材質で形成さ れており、その表面側上部には把手16が取り付けられている。
【0011】 上記収納部11は、小物類等を上方から出し入れできるように断面略凹状に形 成されていると共に、その奥行寸法dが、上記収納体5を上記空間部7の最奥部 (ニースペース形成位置)まで押し込んたときに、図4に示すように、上記空間 部7の前方側に膝Nが十分入る程度のニースペースが形成されるように、上記空 間部7の奥行寸法Dよりも小さく(d〈D)形成されている。
【0012】 上記台輪部12は、上記収納体5を中立位置にセットしたときに、収納部4の けこみ部4aと面一となるように同一の材質で形成されており、また、この台輪 部12内に配設される上記キャスタ13,13は、回転自在な公知のキャスタと 同様に構成されている。
【0013】 上記レール装置14,14は、例えば、公知のローラ等で形成されており、上 記台輪部12の両側板後端部に回転自在に軸支されている。
【0014】 このようにレール装置14,14を上記台輪部12の両側板後端部に配設する ことで、上記収納体5の前方側はキャスタ13,13によって支持され、かつ、 後方側はレール装置14,14を介して上記レール6に支持されるため、安定し た支持状態が得られ、かつ、収納体5の出し入れを軽い操作力によって行なうこ とができる。
【0015】 一方、上記レール装置14,14が摺動自在に嵌装され支持される上記レール 6は、収納体5を中立位置・引き出し位置・ニースペース形成位置で一度停止さ せ、さらに強い操作力を作用させると収納体5が移動するように構成されてなる 、例えば、公知の3段式引き出しレール等で構成されており、上記空間部7を画 成する両側板9,9に固着されている。
【0016】 それ故、本実施例に係るキャビネットKにあっては、椅子に座って作業をしな い場合には、図2に示すように、前面板10が抽斗8の鏡板8aと面一、即ち、 前記収納部4の扉3と面一となる中立位置にセットする。この場合には、空間部 7内および収納体5の収納部11内が前記前面板10によって隠蔽されて外部か ら見えないため、外観品質がよく、また、デザイン的にも、前面板10と収納部 4の扉3が同じ材質で面一に並ぶので、統一性を持たせることができる。
【0017】 次に、椅子に座って作業をする場合には、図4に示すように、上記収納体5の 前面板10を奥行方向へ押すと、該収納体5は上記空間部7の奥まで移動し、キ ャビネットKの前方部には、上記両側板9,9と抽斗8および前面板10とで画 成されるニースペースが形成される。従って、作業者は、椅子に座り、膝Hを上 記ニースペース内に入れることで、上半身を天板1に近接させた状態で作業する ことができ、椅子に座ったままでも炊事作業等を円滑に行なうことができる。
【0018】 また、上記ニースペース形成位置から収納体5の収納部11内に物を収納する 場合には、前面板10に突設された把手16を掴んで収納体5をキャビネットK の手前方向に引き出す。これにより、上記収納体5はレール6に沿って前記中立 位置まで移動して一度停止し、この状態からさらに把手16を掴んで収納体5を キャビネットKの手前方向に引き出すと、図5に示すように、上記収納体5は天 板1の前端部よりもさらに前方側まで引き出され、収納部11の上部が開放され る。このとき、上記収納体5の前方側はキャスタ13,13によって支持され、 かつ、後方側は上記レール装置14,14を介して上記レール6に支持されるた め、安定した支持状態が得られることから、物の出し入れを円滑に行なうことが できる。勿論、収納体5を前記中立位置から引き出し位置まで引き出しても同様 の作用が得られる。
【0019】 一方、上記収納体5の収納部11への物の出し入れが終了した後は、上記収納 体5の前面板10を奥行方向へと押すことで、収納体5を引き出し位置から中立 位置へと容易に復帰させることができる。
【0020】 尚、上記実施例では、本考案を流し台に適用した場合を例にとり説明したが、 この考案にあってはこれに限定されるものではなく、例えば、化粧台やカウンタ ーキャビネット等の各種家具にも適用できること勿論である。
【0021】
【考案の効果】
この考案に係るキャビネットは、以上説明したように、常態ではニースペース 空間が外部に露出せず、また、空間部も外部に露呈しないので、外観品質を大幅 に向上させることができ、しかも、必要なときにはニースペースを容易に形成す ることができるので、椅子に座ったまま円滑に作業をすることができると共に、 必要なときには収納体を引き出して物を収納することができるため、機能性に優 れている等、幾多の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案が適用された流し台の一例を示す斜視
図である。
【図2】同流し台の要部を示す縦断面図である。
【図3】同流し台の要部を示す正面図である。
【図4】収納体をニースペース形成位置まで押し込んだ
状態を示す断面図である。
【図5】収納体を物の収納位置まで引き出した状態を示
す断面図である。
【符号の説明】
K キャビネット 1 天板 5 収納体 6 レール 7 空間部 9,9 両側板 10 前面板 11 収納部 13,13 キャスタ 14,14 レール装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板の下方に空間部を形成し、該空間部
    内に収納体を引き出し自在に配設してなるキャビネット
    において、上記収納体は、上記空間部の前方開口と略同
    じ大きさを有する前面板と、この前面板の裏面側に形成
    された収納部と、この収納部の下方前方側に配設された
    キャスタと、上記収納部の両側部に取り付けられたレー
    ル装置と、を有して構成されてなり、上記収納部は、そ
    の奥行寸法が上記空間部の奥行寸法よりも小さく形成さ
    れているとともに、上記収納体は、上記空間部を画成す
    る両側板に取り付けられた上記レール装置によって中立
    位置・引き出し位置・ニースペース形成位置へと摺動自
    在に連結されていることを特徴とするキャビネット。
JP2510592U 1992-03-06 1992-03-06 キャビネット Pending JPH0572230U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2510592U JPH0572230U (ja) 1992-03-06 1992-03-06 キャビネット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2510592U JPH0572230U (ja) 1992-03-06 1992-03-06 キャビネット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0572230U true JPH0572230U (ja) 1993-10-05

Family

ID=12156648

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2510592U Pending JPH0572230U (ja) 1992-03-06 1992-03-06 キャビネット

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JP (1) JPH0572230U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20210307507A1 (en) * 2019-09-04 2021-10-07 Prime Tech Cabinets, Inc. System and method for retrofitting cabinets with a retractable shelf to accommodate wheelchair accessibility

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05130918A (ja) * 1991-11-13 1993-05-28 Sekisui Chem Co Ltd 厨房家具

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