JPS6122552Y2 - - Google Patents

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JPS6122552Y2
JPS6122552Y2 JP12804382U JP12804382U JPS6122552Y2 JP S6122552 Y2 JPS6122552 Y2 JP S6122552Y2 JP 12804382 U JP12804382 U JP 12804382U JP 12804382 U JP12804382 U JP 12804382U JP S6122552 Y2 JPS6122552 Y2 JP S6122552Y2
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JP
Japan
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door
mirror
cabinet
opening
guide rod
Prior art date
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JP12804382U
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English (en)
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JPS5931989U (ja
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Publication of JPS6122552Y2 publication Critical patent/JPS6122552Y2/ja
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は化粧キヤビネツト、例えば洗面キヤビ
ネツト上に載置起立せしめて、洗面キヤビネツト
と共に洗面化粧台を構成する化粧キヤビネツトに
関する。
従来、この種の化粧キヤビネツトとして種々の
構造のものがあり、例えば実開昭52−144896号公
報のものがある。
この実開昭52−144896号公報のものについて説
明すると、化粧キヤビネツトは正面の大きな鏡の
左右に収納部を設けて、この収納部の開口面に表
面に鏡を有する扉を設けている。
以上の従来の化粧キヤビネツトは収納部が正面
鏡の左右にしかなく収納スペースが小さい。
一方、一般的な鏡台においては、収納スペース
を大きくするために正面鏡の裏側にも収納部を設
けたものが実開昭52−165798号公報により知られ
ている。
このように正面鏡の裏側に収納部を設けるもの
にあつては正面鏡は当然この収納部前面の開口を
開閉する扉表面に設けられることになるが、通常
正面鏡は大きいので、これを開閉するとなると、
その開閉にはずみがつき易く、開扉時左右に隣接
する収納部前面の鏡に非常な勢いで激突して鏡が
割れたりする危険があるばかりでなく、開いた瞬
間に反発力が働き、閉じる方向に扉が動き、化粧
キヤビネツトの前に居る人に当たり怪我の危険さ
えある。
また、化粧キヤビネツトが洗面キヤビネツト上
に設置されるものにあつては、正面鏡を開いた状
態において前屈になつて洗顔しているときに何か
のはずみで正面鏡の扉が閉じたときには、勢いよ
く直接頭部に当たる恐れがあり非常に危険であ
る。
本考案は上記問題を解決し、化粧キヤビネツト
の収納スペースを大きくすると共に収納部の鏡付
き扉が勢いよく開いて隣接する収納部の鏡付き扉
や、前に居る使用者に激突することを防止するの
を目的とするものである。
本考案の基本的な構成は、化粧キヤビネツトの
正面鏡の裏側に収納部を設けると共にこの収納部
にはその前面開口に設けられ表面に鏡を有する扉
が開くときのスピードを規制するダンパー装置を
装備することにより、扉の開きを制動するもので
ある。
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明す
る。
第1図において、aは洗面キヤビネツト、bは
その上面カウンター1のバツクガード2上に載置
起立した化粧キヤビネツトであり、両者a,bは
一体的に組み立てられて洗面化粧台Aを構成して
いる。
化粧キヤビネツトbは前後方向の幅寸法が比較
的小さな四角形の箱状を呈する前面を開口した本
体部分3と、この本体部分3の下面に一体に設け
られた基台部分4とを備えており、上記基台部分
4は前後方向の幅寸法が本体部分3のそれより小
さく、洗面キヤビネツトaのバツクガード2の前
後方向の幅寸法と大略同程度に形成されている。
従つて、化粧キヤビネツトbは洗面キヤビネツ
トaのバツクガード2上に載置したとき、本体部
分3の下端が、洗面キヤビネツトa上面の水栓5
に当たることがない。
本体部分3は、仕切板6で上下3つのスペース
に区画されており、そのうちの上と下のスペース
は上下方向の幅寸法が小さく、上のスペースには
内部に照明器具7を取りつけると共に前面を透光
カバー8で覆つた照明室9が形成され、下のスペ
ースには小さな引戸を有する戸袋10、棚11、
スイツチ、コンセント等を設ける電気器具装備部
12が形成される。
また中央部分のスペースは本体部分bの大部分
を占める大きさを有し、仕切板13により中央及
び左右両側の3つの収納部14,15,16に区
画されている。
収納部14,15,16は、中央のもの14が
最も大きく、左右のもの15,16は中央のもの
の半分程度またはそれ以下の大きさしかない。
各収納部14,15,16は必要に応じて内部
に棚17等が設けられると共に前面、即ち開口面
には扉18,19,20が蝶番21を介して開閉
自在に設けられており、これら各扉18,19,
20は基板22表面にその全面に亘つて鏡23を
取りつけた構造となつている。
そして、中央の収納部14の扉18にはダンパ
ー装置24が装備される。
ダンパー装置24の一例を第3図、第4図、第
5図に示す。
第3図、第4図、第5図のダンパー装置24に
ついて説明すると、中央の収納部14の天井面に
その前端と平行にガイドロツド25が取りつけら
れており、このガイドロツド25にスライドブロ
ツク26が摺動自在に取りつけられている。
スライドブロツク26はガイドロツド25の径
に略相当する幅のスリツト27を有する四角形の
合成樹脂成形品で上記スリツト27は底面が大略
円弧状に形成されており、この円弧状の底面に沿
つてガイドロツド25がスライドブロツク26を
貫通している。
スライドブロツク26のスリツト27には回動
バー28の一端が差し込み枢着されている。そし
て回動バー28をスリツト27に枢着する軸29
には回動バー28を挟んでその両側の周面に四角
形の角部を面取りした形の断面形状を有する合成
樹脂のブツシユ30が嵌着固定されている。
また上記スリツト27にはガイドロツド25と
ブツシユ30との間に合成樹脂製の駒体31が介
装されている。
駒体31はガイドロツド25に接する面は円弧
状に形成されてガイドロツド25周面に沿つてお
り、ブツシユ30に接する面はスリツト27の開
口側に向かつて駒体31の厚みを漸増するテーパ
ー面に形成されており、中央部には回動バー28
先端が係合する逃げ溝32が設けられている。
そして、スライドブロツク26から延びる上記
回動バー28の他端には回動自在に取付具33が
軸着されており、この取付具33は扉18を閉め
た状態において回動バー28がガイドロツド25
と大略平行に並ぶように扉18裏面に取付ける。
従つて扉18を閉めた状態においてスライドブ
ロツク26はガイドロツド25の一端、正確には
扉18の取付部側から離れた方の端部に、寄つて
位置し、スリツト27開口をロツド25他端に向
けるようになる。
今、扉18を開けると、回動バー28に引張ら
れ、スライドブロツク26はガイドロツド25に
摺動しながら移動するが、このとき駒体31はガ
イドロツドとの摩擦抵抗によりスリツト27の奥
へ入り込む。
すると駒体31は上述のようにスリツト27の
開口側に向かつて厚味が漸増しているので、ガイ
ドロツド25とブツシユ30との間に楔状に食込
み、スライドブロツク26の摺動に大きな摩擦抵
抗が生じる。
従つて、扉18の開扉にはスライドブロツク2
6の摺動の摩擦抵抗に打ち勝つだけの力が必要と
なり、扉18の開くスピードは規制される。ま
た、開き終つた瞬間には、反発力がほとんどなく
なつており、瞬間的に扉が閉じることもない。
逆に扉18を閉めるときには駒体31はスリツ
ト27の開口側に移動し、スライドブロツク26
の摺動に対する摩擦抵抗は小さくなるので円滑に
閉扉できる。また閉じた状態においては、摩擦抵
抗が小さいため、何かのはずみで開くこともある
がこの場合には、34,35等のキヤツチ機構を
設けておけばよい。
尚、34は調整ネジであり、そのねじ込み具合
により駒体31のスリツト27の奥側への移動距
離を規制し、スライドブロツク26の摺動に対す
る摩擦抵抗を調整する。
以上はダンパー装置の一例であるが、他の構造
のもの、例えばエアーダンパー等によつても同等
の効果は得られる。
本考案は上記の構成であるから以下の利点を有
する。
(1) 化粧キヤビネツトの正面中央部に大きなスペ
ースを占める正面鏡の裏側にも収納部を設けた
ので収納スペースが大きくなる。
(2) 正面中央部の大きな収納部には、その開口面
を開閉する表面が鏡になつている扉の開動スピ
ードを規制するダンパー装置を設けたので、扉
は大きなものであるにもかかわらず、緩やかに
しか開かず、隣接する鏡に激突して、鏡が割れ
たり、開いた状態が何かのはずみで勢いよく閉
じて化粧キヤビネツトの前で化粧したり洗顔し
ている人に当り、怪我を引き起こす等の恐れが
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す化粧キヤビネ
ツトの使用状態の正面図で一部切欠して示してあ
る。第2図は第1図の−線拡大断面図、第3
図は第1図の−線拡大断面図、第4図は本考
案の主要な構成要素であるダンパー装置の一例を
示す断面図で一部切欠して示してある。第5図は
第4図の−線断面図、第6図は化粧キヤビネ
ツトを下方から見た斜視図で、扉を開けた状態を
示してある。 14,15,16……収納部、18,19,2
0……扉、23……鏡、24……ダンパー装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 夫々前面を開口し、この開口面には表面に鏡を
    有する扉を設けた3つの収納部を横に並べて設
    け、この中央の収納部にはその扉の開動スピード
    を規制するダンパー装置を装備してなる化粧キヤ
    ビネツト。
JP12804382U 1982-08-24 1982-08-24 化粧キヤビネツト Granted JPS5931989U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12804382U JPS5931989U (ja) 1982-08-24 1982-08-24 化粧キヤビネツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12804382U JPS5931989U (ja) 1982-08-24 1982-08-24 化粧キヤビネツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5931989U JPS5931989U (ja) 1984-02-28
JPS6122552Y2 true JPS6122552Y2 (ja) 1986-07-07

Family

ID=30290602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12804382U Granted JPS5931989U (ja) 1982-08-24 1982-08-24 化粧キヤビネツト

Country Status (1)

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JP (1) JPS5931989U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009082656A (ja) * 2007-10-03 2009-04-23 Panasonic Electric Works Co Ltd ミラーキャビネット

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5931989U (ja) 1984-02-28

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