JP2601479B2 - 光ビーム走査装置 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は光ビーム走査装置に関し、一層詳細には、走
査用光ビームを光偏向器および結像光学系を介して基準
格子板に導くことで同期信号を生成すると共に、走査用
光ビームを前記光偏向器を介して被走査体に導き、前記
同期信号に基づいて画像等の読取あるいは記録を行う光
ビーム走査装置に関する。
査用光ビームを光偏向器および結像光学系を介して基準
格子板に導くことで同期信号を生成すると共に、走査用
光ビームを前記光偏向器を介して被走査体に導き、前記
同期信号に基づいて画像等の読取あるいは記録を行う光
ビーム走査装置に関する。
［発明の背景］ 例えば、画像情報の記録された記録媒体を光ビームで
走査し、前記画像情報を光電的に読み取って画像信号を
得、この画像信号に基づき変調された光ビームを用いて
写真感光材料等の記録担体を走査し可視像を形成する画
像走査読取再生システムがある。
走査し、前記画像情報を光電的に読み取って画像信号を
得、この画像信号に基づき変調された光ビームを用いて
写真感光材料等の記録担体を走査し可視像を形成する画
像走査読取再生システムがある。
この場合、当該システムでは画像情報を正確に再現す
るため画像情報の読取時において光ビームが主走査方向
に所定量変化する毎に同期信号を発生させ、この同期信
号の制御に基づいて画像情報を光電的に読み取ってい
る。また、前記画像情報を記録する際にも同期信号を発
生させ、この同期信号の制御に基づいて光ビームを変調
させて記録担体上に照射している。
るため画像情報の読取時において光ビームが主走査方向
に所定量変化する毎に同期信号を発生させ、この同期信
号の制御に基づいて画像情報を光電的に読み取ってい
る。また、前記画像情報を記録する際にも同期信号を発
生させ、この同期信号の制御に基づいて光ビームを変調
させて記録担体上に照射している。
そこで、このような同期信号を生成する機構を具備し
た光ビーム走査装置を第１図に示す。この光ビーム走査
装置は画像情報を担持した蓄積性蛍光体シートＳをレー
ザ光Ｌにより走査することで前記画像情報を光電的に読
み取るものである。この場合、蓄積性蛍光体とは放射線
（Ｘ線、α線、β線、γ線、電子線、紫外線等）を照射
するとこの放射線エネルギの一部を蓄積し後に可視光等
の励起光を照射することにより前記蓄積されたエネルギ
に応じて輝尽発光する蛍光体をいい、また、蓄積性蛍光
体シートＳとは当該蓄積性蛍光体層を有するシートをい
う。
た光ビーム走査装置を第１図に示す。この光ビーム走査
装置は画像情報を担持した蓄積性蛍光体シートＳをレー
ザ光Ｌにより走査することで前記画像情報を光電的に読
み取るものである。この場合、蓄積性蛍光体とは放射線
（Ｘ線、α線、β線、γ線、電子線、紫外線等）を照射
するとこの放射線エネルギの一部を蓄積し後に可視光等
の励起光を照射することにより前記蓄積されたエネルギ
に応じて輝尽発光する蛍光体をいい、また、蓄積性蛍光
体シートＳとは当該蓄積性蛍光体層を有するシートをい
う。
この光ビーム走査装置において、レーザ発振管２から
出力されたレーザ光Ｌはポリゴンミラー４によって矢印
Ａ方向に偏向され、走査レンズ６を透過した後、ハーフ
ミラー８により射出方向の略90゜異なる走査用レーザ光
L1と同期用レーザ光L2とに分割される。
出力されたレーザ光Ｌはポリゴンミラー４によって矢印
Ａ方向に偏向され、走査レンズ６を透過した後、ハーフ
ミラー８により射出方向の略90゜異なる走査用レーザ光
L1と同期用レーザ光L2とに分割される。
ハーフミラー８によって反射された走査用レーザ光L1
はポリゴンミラー４の回転動作によって蓄積性蛍光体シ
ートＳを主走査方向（矢印Ｂ方向）に走査する。一方、
蓄積性蛍光体シートＳは図示しない搬送機構によって副
走査方向（矢印Ｃ方向）に搬送される。従って、走査用
レーザ光L1は蓄積性蛍光体シートＳの全域を二次元的に
走査することになる。この場合、走査用レーザ光L1の照
射された蓄積性蛍光体シートＳはこれに蓄積記録された
画像情報に応じて輝尽発光光を発する。この輝尽発光光
は前記蓄積性蛍光体シートＳ上の主走査線に対向して入
射端が配設される光ガイド10を介してフォトマルチプラ
イヤ12に入射する。フォトマルチプライヤ12に入射した
輝尽発光光は電気信号に変換されてCRT等の表示手段に
表示され、あるいは磁気テープ等の記録媒体に記録され
る。
はポリゴンミラー４の回転動作によって蓄積性蛍光体シ
ートＳを主走査方向（矢印Ｂ方向）に走査する。一方、
蓄積性蛍光体シートＳは図示しない搬送機構によって副
走査方向（矢印Ｃ方向）に搬送される。従って、走査用
レーザ光L1は蓄積性蛍光体シートＳの全域を二次元的に
走査することになる。この場合、走査用レーザ光L1の照
射された蓄積性蛍光体シートＳはこれに蓄積記録された
画像情報に応じて輝尽発光光を発する。この輝尽発光光
は前記蓄積性蛍光体シートＳ上の主走査線に対向して入
射端が配設される光ガイド10を介してフォトマルチプラ
イヤ12に入射する。フォトマルチプライヤ12に入射した
輝尽発光光は電気信号に変換されてCRT等の表示手段に
表示され、あるいは磁気テープ等の記録媒体に記録され
る。
一方、ハーフミラー８を透過した同期用レーザ光L2は
同期信号発生部14を構成する基準格子板16に入射し、前
記基準格子板16の背面部に配設される円柱状の集光バー
18を介してその両端部に取着された光検出センサ20aお
よび20bに導かれる。ここで、基準格子板16には同期用
レーザ光L2の走査方向に沿って多数の明暗パターン22が
所定間隔で配列されている。従って、光検出センサ20
a、20bには前記走査用レーザ光L1の走査位置に応じた同
期用レーザ光L2がパルス状の光信号として入射する。こ
の結果、前記光信号から同期信号が生成され、この同期
信号に基づいて蓄積性蛍光体シートＳから画像情報の正
確な読取動作が行われる。
同期信号発生部14を構成する基準格子板16に入射し、前
記基準格子板16の背面部に配設される円柱状の集光バー
18を介してその両端部に取着された光検出センサ20aお
よび20bに導かれる。ここで、基準格子板16には同期用
レーザ光L2の走査方向に沿って多数の明暗パターン22が
所定間隔で配列されている。従って、光検出センサ20
a、20bには前記走査用レーザ光L1の走査位置に応じた同
期用レーザ光L2がパルス状の光信号として入射する。こ
の結果、前記光信号から同期信号が生成され、この同期
信号に基づいて蓄積性蛍光体シートＳから画像情報の正
確な読取動作が行われる。
ところで、この光ビーム走査装置では、同一の光源で
あるレーザ発振管２から出力されたレーザ光Ｌをハーフ
ミラー８によって分割することで走査用レーザ光L1およ
び同期用レーザ光L2を得ている。この場合、同期用レー
ザ光L2を走査用レーザ光L1と同一の条件で基準格子板16
上に正確に集光させるためには、ハーフミラー８と基準
格子板16との間の距離をハーフミラー８と蓄積性蛍光体
シートＳとの間の距離に等しく設定しておかなければな
らない。従って、前記基準格子板16を含む同期信号発生
部14は光ビーム走査装置の外方に突出した状態で配置さ
れることになり、この結果、当該装置が大型化する欠点
が指摘されている。
あるレーザ発振管２から出力されたレーザ光Ｌをハーフ
ミラー８によって分割することで走査用レーザ光L1およ
び同期用レーザ光L2を得ている。この場合、同期用レー
ザ光L2を走査用レーザ光L1と同一の条件で基準格子板16
上に正確に集光させるためには、ハーフミラー８と基準
格子板16との間の距離をハーフミラー８と蓄積性蛍光体
シートＳとの間の距離に等しく設定しておかなければな
らない。従って、前記基準格子板16を含む同期信号発生
部14は光ビーム走査装置の外方に突出した状態で配置さ
れることになり、この結果、当該装置が大型化する欠点
が指摘されている。
［発明の目的］ 本発明は前記の不都合を克服するためになされたもの
であって、同期用光ビームを光偏向器および結像光学系
を介して基準格子板に導くことで同期信号を生成すると
共に、走査用光ビームを前記光偏向器を介して被走査体
に導き、前記同期信号に基づいて画像等の読取あるいは
記録を行うことにより、装置の小型化を達成し得る光ビ
ーム走査装置を提供することを目的とする。
であって、同期用光ビームを光偏向器および結像光学系
を介して基準格子板に導くことで同期信号を生成すると
共に、走査用光ビームを前記光偏向器を介して被走査体
に導き、前記同期信号に基づいて画像等の読取あるいは
記録を行うことにより、装置の小型化を達成し得る光ビ
ーム走査装置を提供することを目的とする。
［目的を達成するための手段］ 前記の目的を達成するために、本発明は、同期用光ビ
ームを基準格子板に導くことで同期信号を生成すると共
に、走査用光ビームを前記同期信号に基づいて被走査体
に照射し、画像等の読取あるいは記録を行う光ビーム走
査装置において、 異なる入射角度で入射する前記同期用光ビームおよび
前記走査用光ビームを偏向走査する光偏向器と、 前記光偏向器と前記被走査体との間に配設され、前記
走査用光ビームをその光路を略90゜偏向して前記被走査
体上に導くミラーと、 前記光偏向器と前記ミラーとの間に配設され、前記走
査用光ビームを前記被走査体上に結像する第１の結像光
学系と、 前記第１結像光学系と前記基準格子板との間に配設さ
れ、前記第１結像光学系を介して入射する前記同期用光
ビームを前記基準格子板上に結像する第２の結像光学系
と、 を備え、前記基準格子板が前記ミラーと前記第２結像光
学系との間に配設されることを特徴とする。
ームを基準格子板に導くことで同期信号を生成すると共
に、走査用光ビームを前記同期信号に基づいて被走査体
に照射し、画像等の読取あるいは記録を行う光ビーム走
査装置において、 異なる入射角度で入射する前記同期用光ビームおよび
前記走査用光ビームを偏向走査する光偏向器と、 前記光偏向器と前記被走査体との間に配設され、前記
走査用光ビームをその光路を略90゜偏向して前記被走査
体上に導くミラーと、 前記光偏向器と前記ミラーとの間に配設され、前記走
査用光ビームを前記被走査体上に結像する第１の結像光
学系と、 前記第１結像光学系と前記基準格子板との間に配設さ
れ、前記第１結像光学系を介して入射する前記同期用光
ビームを前記基準格子板上に結像する第２の結像光学系
と、 を備え、前記基準格子板が前記ミラーと前記第２結像光
学系との間に配設されることを特徴とする。
［実施態様］ 次に、本発明に係る光ビーム走査装置について好適な
実施態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に
説明する。
実施態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に
説明する。
第２図および第３図において、参照符号30は本実施態
様に係る光ビーム走査装置の本体部を示し、この本体部
30は走査用レーザ光L1を出力するレーザ発振管32と同期
用レーザ光L2を出力するレーザ発振管34とを有する。こ
の場合、同期用レーザ光L2は走査用レーザ光L1に対して
角度αだけ異なった入射角で光偏向器を構成するポリゴ
ンミラー36に入射するよう各レーザ発振管32および34が
設定される。
様に係る光ビーム走査装置の本体部を示し、この本体部
30は走査用レーザ光L1を出力するレーザ発振管32と同期
用レーザ光L2を出力するレーザ発振管34とを有する。こ
の場合、同期用レーザ光L2は走査用レーザ光L1に対して
角度αだけ異なった入射角で光偏向器を構成するポリゴ
ンミラー36に入射するよう各レーザ発振管32および34が
設定される。
ポリゴンミラー36は高速で回転することにより走査用
レーザ光L1および同期用レーザ光L2を矢印Ａ方向に偏向
して走査レンズ38に導く。走査レンズ38は２枚の結像レ
ンズ40aおよび40bよりなり、例えば、ｆθレンズを構成
する。走査レンズ38を通過した走査用レーザ光L1の進行
方向には走査方向に沿って長尺な全反射ミラー42が配設
されており、前記走査用レーザ光L1はこの全反射ミラー
42によって反射され蓄積性蛍光体シートＳ上に導かれ
る。なお、前記蓄積性蛍光体シートＳ上を主走査方向
（矢印Ｂ方向）に走査する走査用レーザ光L1の走査線に
沿って光ガイド44の一端部（入射端）が近接して配置さ
れ、この光ガイド44の他端部（出射端）にはフォトマル
チプライヤ46が取着される。
レーザ光L1および同期用レーザ光L2を矢印Ａ方向に偏向
して走査レンズ38に導く。走査レンズ38は２枚の結像レ
ンズ40aおよび40bよりなり、例えば、ｆθレンズを構成
する。走査レンズ38を通過した走査用レーザ光L1の進行
方向には走査方向に沿って長尺な全反射ミラー42が配設
されており、前記走査用レーザ光L1はこの全反射ミラー
42によって反射され蓄積性蛍光体シートＳ上に導かれ
る。なお、前記蓄積性蛍光体シートＳ上を主走査方向
（矢印Ｂ方向）に走査する走査用レーザ光L1の走査線に
沿って光ガイド44の一端部（入射端）が近接して配置さ
れ、この光ガイド44の他端部（出射端）にはフォトマル
チプライヤ46が取着される。
一方、走査レンズ38を透過した同期用レーザ光L2の光
路中には結像光学系を構成する結像レンズ48が配設され
る。そして、この結像レンズ48を透過した同期用レーザ
光L2の進行方向には同期信号発生部50が配設される。な
お、同期信号発生部50は同期用レーザ光L2の走査方向に
沿って配列される複数の明暗パターン52を有した基準格
子板54と、前記基準格子板54の背面部に密着する円柱状
の集光ロッド56と、前記集光ロッド56の両端部に取着さ
れる光検出センサ58aおよび58bとから構成される。
路中には結像光学系を構成する結像レンズ48が配設され
る。そして、この結像レンズ48を透過した同期用レーザ
光L2の進行方向には同期信号発生部50が配設される。な
お、同期信号発生部50は同期用レーザ光L2の走査方向に
沿って配列される複数の明暗パターン52を有した基準格
子板54と、前記基準格子板54の背面部に密着する円柱状
の集光ロッド56と、前記集光ロッド56の両端部に取着さ
れる光検出センサ58aおよび58bとから構成される。
本実施態様に係る光ビーム走査装置は基本的には以上
のように構成されるものであり、次にその作用並びに効
果について説明する。
のように構成されるものであり、次にその作用並びに効
果について説明する。
先ず、レーザ発振管34より出力された同期用レーザ光
L2は高速回転するポリゴンミラー36によって反射され、
２枚の結像レンズ40a、40bから構成される走査レンズ38
に入射する。走査レンズ38はポリゴンミラー36による同
期用レーザ光L2を収束しつつ結像レンズ48に導く。次い
で、結像レンズ48に入射した前記同期用レーザL2は同期
信号発生部50を構成する基準格子板54上に集光され、前
記基準格子板54を矢印Ｂ方向に走査する。そこで、基準
格子板54に形成された明暗パターン52を通過した同期用
レーザ光L2は集光ロッド56の内面部により反射を繰り返
した後、パルス状の光信号として光検出センサ58a、58b
に到達する。光検出センサ58a、58bは前記光信号を光電
変換し、所望の同期信号を生成する。
L2は高速回転するポリゴンミラー36によって反射され、
２枚の結像レンズ40a、40bから構成される走査レンズ38
に入射する。走査レンズ38はポリゴンミラー36による同
期用レーザ光L2を収束しつつ結像レンズ48に導く。次い
で、結像レンズ48に入射した前記同期用レーザL2は同期
信号発生部50を構成する基準格子板54上に集光され、前
記基準格子板54を矢印Ｂ方向に走査する。そこで、基準
格子板54に形成された明暗パターン52を通過した同期用
レーザ光L2は集光ロッド56の内面部により反射を繰り返
した後、パルス状の光信号として光検出センサ58a、58b
に到達する。光検出センサ58a、58bは前記光信号を光電
変換し、所望の同期信号を生成する。
ここで、ポリゴンミラー36と同期信号発生部50との間
の距離は結像レンズ48により短縮されている。従って、
同期信号発生部50は第１図に示す従来技術の場合よりも
走査レンズ38側に近接して配置されることになる。すな
わち、光ビーム走査装置を極めて小型に構成することが
出来る。
の距離は結像レンズ48により短縮されている。従って、
同期信号発生部50は第１図に示す従来技術の場合よりも
走査レンズ38側に近接して配置されることになる。すな
わち、光ビーム走査装置を極めて小型に構成することが
出来る。
一方、レーザ発振管32より出力された走査用レーザ光
L1は高速回転するポリゴンミラー36によって偏向された
後、走査レンズ38を構成する結像レンズ40a、40bおよび
全反射ミラー42を介して蓄積性蛍光体シートＳ上を矢印
Ｂ方向に主走査する。この場合、前記蓄積性蛍光体シー
トＳは図示しない搬送手段により矢印Ｃ方向に副走査搬
送されており、その表面に担持された画像情報が前記走
査用レーザ光L1により二次元的に走査される。そこで、
蓄積性蛍光体シートＳから得られた輝尽発光光は光ガイ
ド44を介してフォトマルチプライヤ46に導かれ、前記同
期信号に基づいた画像情報の正確な読取動作が行われ
る。なお、上述した実施態様では、走査用レーザ光L1の
光源と同期用レーザ光L2の光源とを別々に設けるように
したが、同一の光源より出力した光ビームを分割して各
レーザ光L1、L2を得るようにしてもよいことは勿論であ
る。
L1は高速回転するポリゴンミラー36によって偏向された
後、走査レンズ38を構成する結像レンズ40a、40bおよび
全反射ミラー42を介して蓄積性蛍光体シートＳ上を矢印
Ｂ方向に主走査する。この場合、前記蓄積性蛍光体シー
トＳは図示しない搬送手段により矢印Ｃ方向に副走査搬
送されており、その表面に担持された画像情報が前記走
査用レーザ光L1により二次元的に走査される。そこで、
蓄積性蛍光体シートＳから得られた輝尽発光光は光ガイ
ド44を介してフォトマルチプライヤ46に導かれ、前記同
期信号に基づいた画像情報の正確な読取動作が行われ
る。なお、上述した実施態様では、走査用レーザ光L1の
光源と同期用レーザ光L2の光源とを別々に設けるように
したが、同一の光源より出力した光ビームを分割して各
レーザ光L1、L2を得るようにしてもよいことは勿論であ
る。
［発明の効果］ 以上のように、本発明によれば、同期用光ビームを光
偏向器および結像光学系を介して基準格子板に導くこと
で同期信号を生成すると共に、走査用光ビームを前記光
偏向器を介して被走査体に導き、前記同期信号に基づい
て画像等の読取あるいは記録を行う構成としている。こ
の場合、基準格子板を光偏向器側に近接して配置するこ
とが可能となるため、装置全体を小型に構成することが
出来る。
偏向器および結像光学系を介して基準格子板に導くこと
で同期信号を生成すると共に、走査用光ビームを前記光
偏向器を介して被走査体に導き、前記同期信号に基づい
て画像等の読取あるいは記録を行う構成としている。こ
の場合、基準格子板を光偏向器側に近接して配置するこ
とが可能となるため、装置全体を小型に構成することが
出来る。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明し
たが、本発明はこの実施態様に限定されるものではな
く、例えば、フイルム等の被走査体に画像等を記録する
装置にも適用可能である等、本発明の要旨を逸脱しない
範囲において種々の改良並びに設計の変更が可能なこと
は勿論である。
たが、本発明はこの実施態様に限定されるものではな
く、例えば、フイルム等の被走査体に画像等を記録する
装置にも適用可能である等、本発明の要旨を逸脱しない
範囲において種々の改良並びに設計の変更が可能なこと
は勿論である。
第１図は従来技術に係る光ビーム走査装置の構成図、 第２図および第３図は本発明に係る光ビーム走査装置の
構成図および側面説明図である。 30……本体部、32、34……レーザ発振管 36……ポリゴンミラー、38……走査レンズ 42……全反射ミラー、44……光ガイド 46……フォトマルチプライヤ 48……結像レンズ、54……基準格子板 L1……走査用レーザ光、L2……同期用レーザ光 Ｓ……蓄積性蛍光体シート
構成図および側面説明図である。 30……本体部、32、34……レーザ発振管 36……ポリゴンミラー、38……走査レンズ 42……全反射ミラー、44……光ガイド 46……フォトマルチプライヤ 48……結像レンズ、54……基準格子板 L1……走査用レーザ光、L2……同期用レーザ光 Ｓ……蓄積性蛍光体シート
Claims (2)
- 【請求項１】同期用光ビームを基準格子板に導くことで
同期信号を生成すると共に、走査用光ビームを前記同期
信号に基づいて被走査体に照射し、画像等の読取あるい
は記録を行う光ビーム走査装置において、 異なる入射角度で入射する前記同期用光ビームおよび前
記走査用光ビームを偏向走査する光偏向器と、 前記光偏向器と前記被走査体との間に配設され、前記走
査用光ビームをその光路を略90゜偏向して前記被走査体
上に導くミラーと、 前記光偏向器と前記ミラーとの間に配設され、前記走査
用光ビームを前記被走査体上に結像する第１の結像光学
系と、 前記第１結像光学系と前記基準格子板との間に配設さ
れ、前記第１結像光学系を介して入射する前記同期用光
ビームを前記基準格子板上に結像する第２の結像光学系
と、 を備え、前記基準格子板が前記ミラーと前記第２結像光
学系との間に配設されることを特徴とする光ビーム走査
装置。 - 【請求項２】特許請求の範囲第１項記載の装置におい
て、 第１結像光学系は、走査用光ビームを被走査体に対して
等速直線走査させる走査レンズから構成してなる光ビー
ム走査装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62198800A JP2601479B2 (ja) | 1987-08-07 | 1987-08-07 | 光ビーム走査装置 |
| US07/229,876 US4908511A (en) | 1987-08-07 | 1988-08-08 | Light beam scanning device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62198800A JP2601479B2 (ja) | 1987-08-07 | 1987-08-07 | 光ビーム走査装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6442624A JPS6442624A (en) | 1989-02-14 |
| JP2601479B2 true JP2601479B2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=16397121
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62198800A Expired - Lifetime JP2601479B2 (ja) | 1987-08-07 | 1987-08-07 | 光ビーム走査装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4908511A (ja) |
| JP (1) | JP2601479B2 (ja) |
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| JPS56159615A (en) * | 1980-05-14 | 1981-12-09 | Fuji Photo Film Co Ltd | Light beam scanner |
| US4408826A (en) * | 1980-08-05 | 1983-10-11 | Tokyo Shibaura Denki Kabushiki Kaisha | Apparatus for scanning a laser beam including means for focusing a scale scanning beam and a read/write scanning beam on the same facet of a polygon scanning mirror |
| JPS5765060A (en) * | 1980-10-09 | 1982-04-20 | Fuji Photo Film Co Ltd | Method and device for laser recording |
| JPS60205417A (ja) * | 1984-03-30 | 1985-10-17 | Photo Composing Mach Mfg Co Ltd | レ−ザカラ−記録装置における色収差補正方式 |
-
1987
- 1987-08-07 JP JP62198800A patent/JP2601479B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-08-08 US US07/229,876 patent/US4908511A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4908511A (en) | 1990-03-13 |
| JPS6442624A (en) | 1989-02-14 |
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