JP2601350Y2 - ディスクカートリッジ装着装置 - Google Patents

ディスクカートリッジ装着装置

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JP2601350Y2
JP2601350Y2 JP1993064650U JP6465093U JP2601350Y2 JP 2601350 Y2 JP2601350 Y2 JP 2601350Y2 JP 1993064650 U JP1993064650 U JP 1993064650U JP 6465093 U JP6465093 U JP 6465093U JP 2601350 Y2 JP2601350 Y2 JP 2601350Y2
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JP
Japan
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chassis
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slider
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rom cartridge
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憲二 松本
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Teac Corp
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はディスクカートリッジ装
着装置に係り、特にCD−ROMカートリッジを装着す
るCD−ROMカートリッジ装着装置に関する。CD−
ROM装置は、携帯型のパーソナルコンピュータ等に組
込まれる場合があり、薄型化が望まれている。このため
には、CD−ROMカートリッジ装着装置が薄い構造で
あることが必要とされる。
【0002】
【従来の技術】図10は従来のCD−ROM装置(CD
−ROMカートリッジ装着装置)10の概略を示す。1
1はシャーシ、12はターンテーブル、13は光学ヘッ
ド、14はCD−ROMカートリッジを位置決めする位
置決めピンである。位置決めピン14は、シャーシ11
上に固定してある。
【0003】20はCD−ROMカートリッジであり、
カートリッジ本体21と、この内部に収容されたCD−
ROM22と、シャッタ23とよりなる構造である。2
4は位置決め用の孔であり、カートリッジ本体21に形
成してある。CD−ROMカートリッジ20は、図10
(A)に示すように、シャーシ11に対する高さH1
高さ位置を、水平に、矢印X1 方向に、ホルダ(図示せ
ず)内に挿入される。CD−ROMカートリッジ20
は、位置決めピン14及びターンテーブル12の上方の
位置を、X1 方向に移動する。CD−ROMカートリッ
ジ20は、所定位置まで挿入された後、ホルダ(図示せ
ず)と共に、Z1 方向に下動し、図10(B)に示すよ
うに、孔24がピン14と嵌合して位置決めされて装着
され、CD−ROM22はターンテーブル12上に装着
される。
【0004】ピン14のシャーシ11よりの高さは
2 ,ターンテーブル12のシャーシ11よりの高さは
3 である。H2 >H3 である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】CD−ROMカートリ
ッジ20が挿入される高さを、シャーシ11上に固定し
てあるピン14より低い位置とすることは出来ない。こ
のため、CD−ROM装置10の高さ寸法H4 を小さく
して、CD−ROM装置10を薄くすることは困難であ
った。
【0006】そこで、本考案は上記課題を解決したディ
スクカートリッジ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本考案の原理構成
を示す。図中、図10に示す構成部分と対応する部分に
は同一符号を付し、その説明は省略する。位置決めピン
14は、通常は、図1(A)に示すように、その一部
が、シャーシ11内に沈み込んでいる。ピン14の高さ
5 は、図13中の所定高さH2 より低い。
【0008】27はスライダ又はホルダを利用した位置
決めピン突き出し機構であり、CD−ROMカートリッ
ジ20がZ1 方向に下動するときに動作して、位置決め
ピン14を、所定高さH2 まで突き出させる。
【0009】
【作用】CD−ROMカートリッジ20は、図1
(A),(B)に示すように、H1 より低い高さH6
高さ位置を、X1 方向に、ホルダ(図示せず)内に挿入
される。CD−ROMカートリッジ20は、ピン14及
びターンテーブル12の上方の位置を、水平に移動す
る。その後、CD−ROMカートリッジ20は、Z1
向に下動する。
【0010】このとき、突き出し機構27により、ピン
14がZ2 方向に上動されて突き出される。CD−RO
Mカートリッジ20は、図1(C)に示すように、孔2
4がピン14と嵌合して位置決めされて装着され、CD
−ROM22はターンテーブル12上に装着される。C
D−ROMカートリッジ装着装置28の高さ寸法H
7 は、従来よりCD−ROMカートリッジ20を挿入す
る高さが低くなった分(H6 −H1 )、小さくなる。
【0011】
【実施例】図2(A),(B)は、本考案の実施例の
要部を示す。図3及び図4は本考案の第1実施例のCD
−ROMカートリッジ装着装置30を示す。
【0012】CD−ROMカートリッジ装着装置30
は、概略、シャーシ31と、シャーシ31上に、X1
2 方向に摺動可能に設けてあるスライダ32と、スラ
イダ32に支持されており、Z1 ,Z2 方向に移動する
ホルダ33とを有する。シャーシ31には、ターンテー
ブル及び光学ヘッド(共に図示せず)等が設けてある。
図5(A),(B)は、図1中のCD−ROMカートリ
ッジ20の具体的構成を示す。対応する部分には同一符
号を付し、その説明は省略する。
【0013】カートリッジ本体21には、後側寄りの両
側の下面には、位置決め用の孔24,25が形成してあ
る。CD−ROMカートリッジ20がホルダ33内に挿
入されると、ホルダ33の天板の下面側に設けてあるシ
ャッタ開き機構50によって、シャッタ23が開かれ
る。CD−ROMカートリッジ20が最終位置まで挿入
されると、ラッチレバー51が押されて回動され、スラ
イダ32に対するラッチが解除され、スライダ32が、
ばね52によってX1 方向に摺動する。このとき、スラ
イダ32の傾斜溝54がホルダ33の側面のピン53を
押し、ホルダ33がCD−ROMカートリッジ20と共
にZ1 方向に下動する。これにより、CD−ROMカー
トリッジ20は、カートリッジ本体21が後述するよう
に位置決めされ、CD−ROM22がターンテーブル
(図示せず)上に装着されて、CD−ROM装置に装着
される。
【0014】次に、スライダ32の動きを利用して位置
決めピン60,61を突き出させる機構59について説
明する。図7に示すように、位置決めピン60,61
は、細長の板ばね部材62の両端に固定してある。板ば
ね部材62は、両端近傍に舌部63,64を有する。図
3及び図8に示すように、板ばね部材62は、中央部を
押さえ部材65により押さえられて、シャーシ31の下
面のうち、CD−ROMカートリッジ挿入口66(図4
参照)寄りの部位に固定してある。
【0015】位置決めピン60,61は、所定の位置に
位置しており、シャーシ31の左右寄りの開口(図示せ
ず)を通して、シャーシ31上に突き出している。位置
決めピン60,61は、板ばね部材62の弾性変形を伴
ってZ1 ,Z2 方向に変位可能である。板ばね部材62
は、押されていなければ、図8(B)に示すように、板
ばね部材62の両側の部分は、シャーシ31の下面に押
し当たる状態とされる。このとき、位置決めピン60,
61は、シャーシ31より所定の寸法H2 突き出すよう
に構成してある。
【0016】また、スライダ32には、CD−ROMカ
ートリッジ挿入口66寄りの左右側の部位に、下方に突
き出した三角形状のカム67,68が形成してある。カ
ム67,68は、シャーシ31の開口69,70を通っ
て、シャーシ31の下側にまで突き出している。また、
スライダ32及び板ばね部材62は、スライダ32がX
1 方向に摺動している場合には、カム67,68が夫々
舌部63,64に対向し、スライダ32がX2 方向に摺
動すると、カム67,68が夫々舌部63,64より外
れるように構成してある。
【0017】CD−ROMカートリッジが装着されてい
ないときは、上記の機構59は、図2(A),図3,図
8(A),図9(A)に示す状態にある。即ち、スライ
ダ32がX1 方向に摺動した位置にあり、カム67,6
8が夫々舌部63,64をZ1 方向に押し下げている。
これにより、板ばね部材62の両側が下方に弾性的に撓
まされており、位置決めピン60,61は、シャーシ3
1側に多少沈み込んでおり、シャーシ31よりの突出高
さは所定の高さH2 より低い高さH5 となっている。
【0018】これに応じて、ホルダ33は、図4に示す
ように従来の装置における高さより、寸法(H2
5 )だけ低い高さP1 としてある。このように、ホル
ダ33の高さ位置を従来より低くできたため、CD−R
OMカートリッジ装着装置30の高さ寸法はH7 となっ
て従来の高さ寸法H4 より小さくなり、CD−ROMカ
ートリッジ装着装置30は従来の装置に比べて薄型とな
っている。
【0019】CD−ROMカートリッジ20は、前記の
ように、ホルダ33内に挿入されて、最後にZ1 方向に
下動して装着される。CD−ROMカートリッジ20
は、位置決めピン60,61に衝突することなく、この
上方を移動する。スライダ32がラッチを解除されてば
ね52によってX2 方向に摺動すると、機構59は、図
2(B),図6,図8(B),図9(B)に示す状態と
なる。カム67,68が夫々舌部63,64より外れ、
板ばね部材62が直線状に弾性復元する。これによっ
て、位置決めピン60,61がZ2 方向に上動し、シャ
ーシ31の上面より所定の高さH2 まで突き出す。これ
により、孔43,44とピン60,61とが正常に嵌合
する状態となり、CD−ROMカートリッジ20は正常
に位置決めされる。
【0020】イジェクト操作をすると、スライダ32が
1 方向に摺動され、ホルダ33がZ2 方向に上動し、
CD−ROMカートリッジ20はラッチレバー51によ
ってX2 方向に押されて排出される。このときも、スラ
イダ32のX1 方向摺動によって、カム67,68が舌
部63,64を押し下げ、板ばね部材62が下方に撓ま
され、位置決めピン60,61が沈み、ピン60,61
と孔43,44との係合は完全に解除される。このた
め、ホルダ33の高さは低い位置にあるけれどもCD−
ROMカートリッジ20はピン60,61に引っ掛から
ずに円滑に排出される。
【0021】なお、本考案はCD−ROMカートリッジ
に限らず、磁気ディスク、光磁気ディスク等を収容した
カートリッジにも同様に適用しうる。
【0022】
【考案の効果】以上説明したように、請求項1の考案に
よれば、ディスクカートリッジが挿入される段階におい
ては位置決めピンの一部がシャーシ側に沈み込んでいる
ため、その分ホルダを低い位置に配設することが出来
る。また、位置決めピンを、スライダの摺動を利用して
突き出させる構成であるため、突き出させる機構も特別
に高さ方向上の空間を必要とすることなく且つ簡単な構
造で実現出来る。よって、上記の構成よりして、ディス
クカートリッジ装着装置を従来のものに比べて薄型とし
得る。
【0023】また、位置決めピンが板ばね部材に設けて
あるため、位置決めピンを支持板に設け、支持板をばね
部材で付勢する構成に比べて、部品点数を減らして構成
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の原理構成を示す図である。
【図2】本考案の実施例のCD−ROMカートリッジ
装着装置の要部を示す図である。
【図3】本考案の実施例のCD−ROMカートリッジ
装着装置を、ホルダを切截して示す斜視図である。
【図4】図3のCD−ROMカートリッジ装着装置を、
シャーシを切截して示す側面図である。
【図5】図1中のCD−ROMカートリッジの具体的構
造を示す図である。
【図6】CD−ROMカートリッジが装着されたときの
状態を示す図である。
【図7】板ばね部材及び位置決めピンを示す斜視図であ
る。
【図8】CD−ROMカートリッジ装着装置の要部の正
面図である。
【図9】CD−ROMカートリッジ装着装置の要部の側
面図である。
【図10】従来例の概略的に示す図である。
【符号の説明】
10 CD−ROM装置 11 シャーシ 12 ターンテーブル 13 光学ヘッド 14 位置決めピン 20 CD−ROMカートリッジ 21 カートリッジ本体 22 CD−ROM 23 シャッタ 24,25 位置決め用の孔 27 位置決めピン突き出し機構 28,30,30A CD−ROMカートリッジ装着装
置 31 シャーシ 32 スライダ 33 ホルダ 50 シャッタ開き機構 51 ラッチレバー 52 ばね 53 ピン 54 傾斜溝 59,80 位置決めピン突き出し機構 60,61 位置決めピン 62 板ばね部材 63,64 舌部 65 押さえ部材 66 CD−ROMカートリッジ挿入口 67,68 カム

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状記録媒体が収容されたディス
    クカートリッジが挿入されるホルダと、 該ディスクカートリッジが上記ホルダ内に挿入されたと
    きに摺動して、該ホルダを下動させるスライダと、 上記スライダを支持するシャーシと、 該シャーシに設けてある板ばね部材と、 該板ばね部材に設けてあり、上 記ディスクカートリッジ
    の位置決め孔に嵌合して該ディスクカートリッジを装着
    位置に位置決めする位置決めピンとを備え、 上記ディスクカートリッジが装着されていないときに
    は、上記スライダに形成されたカムが上記板ばね部材を
    押圧することにより該板ばね部材を撓ませて上記位置決
    めピンを所定高さより低い位置に沈み込ませておき、上
    記スライダが摺動したときに、上記カムが上記板ばね部
    材から離間し、上記板ばね部材のばね力により該位置決
    めピンを上記シャーシより上記所定高さまで突き出させ
    る構成としたことを特徴とするディスクカートリッジ装
    着装置。
JP1993064650U 1993-12-02 1993-12-02 ディスクカートリッジ装着装置 Expired - Lifetime JP2601350Y2 (ja)

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JPH0732735U JPH0732735U (ja) 1995-06-16
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