JP3425045B2 - コンピュータ及びこのコンピュータに使用するディスク駆動装置 - Google Patents
コンピュータ及びこのコンピュータに使用するディスク駆動装置Info
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- JP3425045B2 JP3425045B2 JP27405196A JP27405196A JP3425045B2 JP 3425045 B2 JP3425045 B2 JP 3425045B2 JP 27405196 A JP27405196 A JP 27405196A JP 27405196 A JP27405196 A JP 27405196A JP 3425045 B2 JP3425045 B2 JP 3425045B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスク駆動装置を
使用するコンピュ−タ及びこのコンピュ−タに使用する
ディスク駆動装置に関する。
使用するコンピュ−タ及びこのコンピュ−タに使用する
ディスク駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュ−タに使用される従来のディス
ク駆動装置を図3及び図4に従って説明する。図3は従
来のディスク駆動装置の分解斜視図、図4は従来のディ
スク駆動装置をコンピュ−タに使用したときの動作説明
図である。
ク駆動装置を図3及び図4に従って説明する。図3は従
来のディスク駆動装置の分解斜視図、図4は従来のディ
スク駆動装置をコンピュ−タに使用したときの動作説明
図である。
【0003】図3に示すように、従来のディスク駆動装
置は、主に、シャ−シ31、ホルダ−32、スライド板
33、から構成され、ディスクカ−トリッジ34は矢印
Aの方向にホルダ−32に挿入される。ホルダ−32の
両側面には一対のピン32aが形成されており、このピ
ン32aはシャ−シ31の両側面に設けられた一対の縦
長孔31aに上下方向に摺動自在に係合している。
置は、主に、シャ−シ31、ホルダ−32、スライド板
33、から構成され、ディスクカ−トリッジ34は矢印
Aの方向にホルダ−32に挿入される。ホルダ−32の
両側面には一対のピン32aが形成されており、このピ
ン32aはシャ−シ31の両側面に設けられた一対の縦
長孔31aに上下方向に摺動自在に係合している。
【0004】スライド板33はホルダ−32のピン32
aと係合する一対のカム部33aを有し、ホルダ−32
の移動方向とほぼ直角方向に往復移動が可能となってお
り、一端がこのスライド板33の突起33bに、他端が
ホルダ−32の突起32bに係止された引っ張りバネ3
5により前記矢印Aとは逆方向に付勢されている。排出
ボタン36はスライド板33に固定されている。ロック
レバ−37はホルダ−32に回動自在に取り付けられて
おり、ホルダ−32の突起32cに係止された引っ張り
バネ38により反時計回り方向の付勢力が与えられてい
る。ディスクカ−トリッジ34がホルダ−32から排出
されている状態ではこのロックレバ−37はスライド板
33の係止片33cと係合し、カ−トリッジ1が挿入さ
れた際にはロックレバ−37が時計回り方向に回動する
ことにより係合がはずれる。シャ−シ31には、ディス
クカ−トリッジ34内の磁気ディスクを回転する薄型の
スピンドルモ−タ39を取り付け、装置全体の薄型化を
図っている。
aと係合する一対のカム部33aを有し、ホルダ−32
の移動方向とほぼ直角方向に往復移動が可能となってお
り、一端がこのスライド板33の突起33bに、他端が
ホルダ−32の突起32bに係止された引っ張りバネ3
5により前記矢印Aとは逆方向に付勢されている。排出
ボタン36はスライド板33に固定されている。ロック
レバ−37はホルダ−32に回動自在に取り付けられて
おり、ホルダ−32の突起32cに係止された引っ張り
バネ38により反時計回り方向の付勢力が与えられてい
る。ディスクカ−トリッジ34がホルダ−32から排出
されている状態ではこのロックレバ−37はスライド板
33の係止片33cと係合し、カ−トリッジ1が挿入さ
れた際にはロックレバ−37が時計回り方向に回動する
ことにより係合がはずれる。シャ−シ31には、ディス
クカ−トリッジ34内の磁気ディスクを回転する薄型の
スピンドルモ−タ39を取り付け、装置全体の薄型化を
図っている。
【0005】このように構成された従来のディスク駆動
装置はコンピュ−タ40に組み込まれて使用されるが、
その使用状態を図4で説明する。図4(a)はディスク
カ−トリッジ34を駆動装置に挿入する前の状態であ
る。スライド板33は排出ボタン36が完全に押し込ま
れた(図において左側に移動した)状態であり、引っ張
りバネ35(図3参照)の付勢力に抗してロックレバ−
37(図3参照)によりシャ−シ31に対して保持され
ている。このとき、ピン32aはスライド板33に設け
られたカム部33aに支持され、ホルダ−32はシャ−
シ31の底面31bから最も離間した高さ(距離X)に
ある。
装置はコンピュ−タ40に組み込まれて使用されるが、
その使用状態を図4で説明する。図4(a)はディスク
カ−トリッジ34を駆動装置に挿入する前の状態であ
る。スライド板33は排出ボタン36が完全に押し込ま
れた(図において左側に移動した)状態であり、引っ張
りバネ35(図3参照)の付勢力に抗してロックレバ−
37(図3参照)によりシャ−シ31に対して保持され
ている。このとき、ピン32aはスライド板33に設け
られたカム部33aに支持され、ホルダ−32はシャ−
シ31の底面31bから最も離間した高さ(距離X)に
ある。
【0006】ディスクカ−トリッジ34を矢印Aの方向
へ挿入すると、ディスクカ−トリッジ34がロックレバ
−37に係合することにより、ロックレバ−37が時計
回り方向に回転して、ディスクカ−トリッジ34が所定
の位置まで達すると、ロックレバ−37とスライド板3
3の係止片33cとの係合が解除され、スライド板33
は引っ張りバネ35の付勢力により矢印Aと逆方向に移
動する。この移動に伴いスライド板33のカム部33a
はホルダ−32のピン32aを縦長孔31aに沿って下
方に摺動させ、ホルダ−32およびその内部に保持され
たディスクカ−トリッジ34はシャ−シ31の底面31
bに対して接近する如く略平行移動を行う。
へ挿入すると、ディスクカ−トリッジ34がロックレバ
−37に係合することにより、ロックレバ−37が時計
回り方向に回転して、ディスクカ−トリッジ34が所定
の位置まで達すると、ロックレバ−37とスライド板3
3の係止片33cとの係合が解除され、スライド板33
は引っ張りバネ35の付勢力により矢印Aと逆方向に移
動する。この移動に伴いスライド板33のカム部33a
はホルダ−32のピン32aを縦長孔31aに沿って下
方に摺動させ、ホルダ−32およびその内部に保持され
たディスクカ−トリッジ34はシャ−シ31の底面31
bに対して接近する如く略平行移動を行う。
【0007】図4(b)はこの略平行移動が完了しホル
ダ−32およびディスクカ−トリッジ34が所定の位置
に支持された状態を示す。スライド板33は排出ボタン
36が最も突出した(図において右側に移動した)状態
にあり、ホルダ−32およびディスクカ−トリッジ34
は一連の装着動作の中でシャ−シ31の底面31bに最
も接近した高さ(距離Y)になっている。この状態にお
いて、ディスクカ−トリッジ34に内蔵された磁気ディ
スクはスピンドルモ−タ39によって回転可能になり、
情報の記録、再生が行われる。
ダ−32およびディスクカ−トリッジ34が所定の位置
に支持された状態を示す。スライド板33は排出ボタン
36が最も突出した(図において右側に移動した)状態
にあり、ホルダ−32およびディスクカ−トリッジ34
は一連の装着動作の中でシャ−シ31の底面31bに最
も接近した高さ(距離Y)になっている。この状態にお
いて、ディスクカ−トリッジ34に内蔵された磁気ディ
スクはスピンドルモ−タ39によって回転可能になり、
情報の記録、再生が行われる。
【0008】一方、ディスクカ−トリッジ34を駆動装
置から取り出す際には、図4(b)の状態から排出ボタ
ン36を矢印Bの方向へ押圧し、スライド板33を同方
向へ移動せしめる。この動作に従いスライド板33のカ
ム部33aはホルダ−32のピン32aをシャ−シ31
の縦長孔31aに沿って上方に摺動させ、ホルダ−32
及びディスクカ−トリッジ34はシャ−シ31に対して
離間する如く略平行移動を行う。このとき、ロックレバ
−37は反時計回り方向に付勢されているので、このロ
ックレバ−37はスライド板33の係止片33cに係止
され、同時に、ディスクカ−トリッジ34は図示されな
い排出手段によって矢印Aと逆方向に移動されて、図4
(a)の状態に保持され、排出動作を完了する。以上説
明したように、従来のコンピュ−タ40では、ディスク
駆動装置を内蔵したままディスクカ−トリッジ34の挿
入、排出を行っていた。
置から取り出す際には、図4(b)の状態から排出ボタ
ン36を矢印Bの方向へ押圧し、スライド板33を同方
向へ移動せしめる。この動作に従いスライド板33のカ
ム部33aはホルダ−32のピン32aをシャ−シ31
の縦長孔31aに沿って上方に摺動させ、ホルダ−32
及びディスクカ−トリッジ34はシャ−シ31に対して
離間する如く略平行移動を行う。このとき、ロックレバ
−37は反時計回り方向に付勢されているので、このロ
ックレバ−37はスライド板33の係止片33cに係止
され、同時に、ディスクカ−トリッジ34は図示されな
い排出手段によって矢印Aと逆方向に移動されて、図4
(a)の状態に保持され、排出動作を完了する。以上説
明したように、従来のコンピュ−タ40では、ディスク
駆動装置を内蔵したままディスクカ−トリッジ34の挿
入、排出を行っていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ディスク駆
動装置は、いわゆるデスクトップ型のパソコンのみなら
ずノ−ト型のパソコン等のコンピュ−タに広く使われる
ことから、薄型化、軽量化を図ることによって、コンピ
ュ−タ自体の薄型化、軽量化を図っているが、従来のコ
ンピュ−タでは、ディスク駆動装置を内蔵した状態でデ
ィスクカ−トリッジの挿入、排出をするようにしてい
る。そのため、ディスクカ−トリッジをホルダ−に装入
し、磁気ディスクをスピンドルモ−タで回転出来るよう
にホルダ−をシャ−シに近接、装着したときのシャ−シ
とホルダ−との距離が最短のYであるのにもかかわら
ず、ディスクカ−トリッジをホルダ−から排出するため
にシャ−シからホルダ−を離間したときの距離がXと大
きくなるので、この距離Xを確保するのに必要な全体の
高さZを基本としてディスク駆動装置をコンピュ−タに
組み込む必要があって、コンピュ−タのさらなる薄型化
を困難にしていた。
動装置は、いわゆるデスクトップ型のパソコンのみなら
ずノ−ト型のパソコン等のコンピュ−タに広く使われる
ことから、薄型化、軽量化を図ることによって、コンピ
ュ−タ自体の薄型化、軽量化を図っているが、従来のコ
ンピュ−タでは、ディスク駆動装置を内蔵した状態でデ
ィスクカ−トリッジの挿入、排出をするようにしてい
る。そのため、ディスクカ−トリッジをホルダ−に装入
し、磁気ディスクをスピンドルモ−タで回転出来るよう
にホルダ−をシャ−シに近接、装着したときのシャ−シ
とホルダ−との距離が最短のYであるのにもかかわら
ず、ディスクカ−トリッジをホルダ−から排出するため
にシャ−シからホルダ−を離間したときの距離がXと大
きくなるので、この距離Xを確保するのに必要な全体の
高さZを基本としてディスク駆動装置をコンピュ−タに
組み込む必要があって、コンピュ−タのさらなる薄型化
を困難にしていた。
【0010】一方、ディスク駆動装置自体の薄型化につ
いて考えると、ディスク駆動装置全体の厚さZは、この
ディスク駆動装置に使用されるスピンドルモ−タの厚さ
に左右されるため、従来は、特に薄型のディスク駆動装
置を構成する場合は薄型のスピンドルモ−タをシャ−シ
に取り付けるようにし、11mm程度の厚さを実現して
いた。しかし、薄型のスピンドルモ−タを用いても磁気
ディスクを充分なトルクで回転する必要があり、そのた
め、スピンドルモ−タのロ−タマグネットにはネオジウ
ムマグネット等の高価な磁性材料を使用することとな
り、スピンドルモ−タが高価となり、従ってディスク駆
動装置の価格を押し上げる要因となっていた。また、ス
ピンドルモ−タの薄型化技術も極限に近く進み、現在で
はこれ以上の薄型化は困難となっていた。
いて考えると、ディスク駆動装置全体の厚さZは、この
ディスク駆動装置に使用されるスピンドルモ−タの厚さ
に左右されるため、従来は、特に薄型のディスク駆動装
置を構成する場合は薄型のスピンドルモ−タをシャ−シ
に取り付けるようにし、11mm程度の厚さを実現して
いた。しかし、薄型のスピンドルモ−タを用いても磁気
ディスクを充分なトルクで回転する必要があり、そのた
め、スピンドルモ−タのロ−タマグネットにはネオジウ
ムマグネット等の高価な磁性材料を使用することとな
り、スピンドルモ−タが高価となり、従ってディスク駆
動装置の価格を押し上げる要因となっていた。また、ス
ピンドルモ−タの薄型化技術も極限に近く進み、現在で
はこれ以上の薄型化は困難となっていた。
【0011】また、そこで、本発明の目的は、コンピュ
−タの薄型化を図るとともに、このコンピュ−タに使用
するディスク駆動装置の薄型化も図ることである。
−タの薄型化を図るとともに、このコンピュ−タに使用
するディスク駆動装置の薄型化も図ることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明のコンピ
ュ−タは、スピンドルモ−タを搭載したシャ−シとディ
スクカ−トリッジを挿入するホルダ−とを有するディス
ク駆動装置と、前記ディスク駆動装置を収納する収納部
とを備え、前記ディスク駆動装置の前記ホルダ−は、前
記ディスクカ−トリッジを挿入可能な挿入口と反対側の
一端部側が前記シャーシに回動可能に支持され、前記デ
ィスク駆動装置は、前記ホルダ−に挿入された前記ディ
スクカートリッジ内の前記ディスクを前記シャ−シに搭
載した前記スピンドルモ−タで回転可能な装着状態にな
る所定位置で、前記シャ−シと前記ホルダ−とを相互に
係合可能な係合手段を有し、前記係合手段で前記シャ−
シと前記ホルダ−とを相互に係合させて前記ディスクが
前記装着状態の前記ディスク駆動装置を前記収納部に挿
入し、且つ、前記収納部から引き出すようにした。
ュ−タは、スピンドルモ−タを搭載したシャ−シとディ
スクカ−トリッジを挿入するホルダ−とを有するディス
ク駆動装置と、前記ディスク駆動装置を収納する収納部
とを備え、前記ディスク駆動装置の前記ホルダ−は、前
記ディスクカ−トリッジを挿入可能な挿入口と反対側の
一端部側が前記シャーシに回動可能に支持され、前記デ
ィスク駆動装置は、前記ホルダ−に挿入された前記ディ
スクカートリッジ内の前記ディスクを前記シャ−シに搭
載した前記スピンドルモ−タで回転可能な装着状態にな
る所定位置で、前記シャ−シと前記ホルダ−とを相互に
係合可能な係合手段を有し、前記係合手段で前記シャ−
シと前記ホルダ−とを相互に係合させて前記ディスクが
前記装着状態の前記ディスク駆動装置を前記収納部に挿
入し、且つ、前記収納部から引き出すようにした。
【0013】また、本発明のコンピュータは、前記ディ
スク駆動装置を前記収納部内の所定位置に保持する保持
手段を設けた。
スク駆動装置を前記収納部内の所定位置に保持する保持
手段を設けた。
【0014】また、本発明のコンピュータは、前記ディ
スク駆動装置を前記収納部から取り出すための排出ボタ
ンを設け、前記排出ボタンを前記保持手段に係合し、前
記排出ボタンの押し込みによって前記保持手段による前
記ディスク駆動装置の前記収納部内における保持を解除
するようにした。
スク駆動装置を前記収納部から取り出すための排出ボタ
ンを設け、前記排出ボタンを前記保持手段に係合し、前
記排出ボタンの押し込みによって前記保持手段による前
記ディスク駆動装置の前記収納部内における保持を解除
するようにした。
【0015】また、本発明のコンピュータは、前記ディ
スク駆動装置を前記収納部から外方に移動させる付勢手
段を、前記収納部と前記ディスク駆動装置との間に介在
した。
スク駆動装置を前記収納部から外方に移動させる付勢手
段を、前記収納部と前記ディスク駆動装置との間に介在
した。
【0016】そして、本発明のディスク駆動装置は、ス
ピンドルモ−タを搭載したシャ−シと、ディスクカ−ト
リッジを挿入するホルダ−とを備え、前記ホルダ−は、
前記ディスクカ−トリッジを挿入可能な挿入口と反対側
の一端部側が前記シャーシに回動可能に支持され、前記
ホルダ−に挿入された前記ディスクカートリッジ内の前
記ディスクを前記シャ−シに搭載した前記スピンドルモ
−タで回転可能な装着状態になる所定位置で、前記シャ
−シと前記ホルダ−とを相互に係合可能な係合手段を有
し、前記係合手段で前記シャ−シと前記ホルダ−とを相
互に係合させて前記ディスクを前記装着状態としたとき
の前記シャ−シと前記ホルダ−を含む高さを装置全体の
高さとした。
ピンドルモ−タを搭載したシャ−シと、ディスクカ−ト
リッジを挿入するホルダ−とを備え、前記ホルダ−は、
前記ディスクカ−トリッジを挿入可能な挿入口と反対側
の一端部側が前記シャーシに回動可能に支持され、前記
ホルダ−に挿入された前記ディスクカートリッジ内の前
記ディスクを前記シャ−シに搭載した前記スピンドルモ
−タで回転可能な装着状態になる所定位置で、前記シャ
−シと前記ホルダ−とを相互に係合可能な係合手段を有
し、前記係合手段で前記シャ−シと前記ホルダ−とを相
互に係合させて前記ディスクを前記装着状態としたとき
の前記シャ−シと前記ホルダ−を含む高さを装置全体の
高さとした。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明に係わるコンピュ−タ及び
このコンピュ−タに使用するディスク駆動装置の実施の
形態を、図1の動作説明図および図2の斜視図を用いて
説明する。
このコンピュ−タに使用するディスク駆動装置の実施の
形態を、図1の動作説明図および図2の斜視図を用いて
説明する。
【0018】図1に示すように、本発明のコンピュ−タ
1は、内部にディスク駆動装置を収納する収納部1aが
設けられており、この収納部1a内をスライドしてディ
スク駆動装置が挿入され、且つ、収納部1aから引き出
し可能になっている。そして、このコンピュ−タ1に使
用されるディスク駆動装置は、主に、図示しないスピン
ドルモ−タを搭載したシャ−シ7とディスクカ−トリッ
ジ8を挿入、保持するホルダ−9とから構成されてい
る。
1は、内部にディスク駆動装置を収納する収納部1aが
設けられており、この収納部1a内をスライドしてディ
スク駆動装置が挿入され、且つ、収納部1aから引き出
し可能になっている。そして、このコンピュ−タ1に使
用されるディスク駆動装置は、主に、図示しないスピン
ドルモ−タを搭載したシャ−シ7とディスクカ−トリッ
ジ8を挿入、保持するホルダ−9とから構成されてい
る。
【0019】また、コンピュ−タ1には、ディスク駆動
装置をコンピュ−タ1の収納部1aから引き出すときに
操作する排出ボタン2、収納部1a内に挿入したディス
ク駆動装置を所定位置で保持するためのピン等の保持手
段3、ディスク駆動装置を収納部1aから引き出すとき
に駆動装置をコンピュ−タ1の外方に初期移動するバネ
等の付勢手段4、が設けられている。これらの構成のう
ち排出ボタン2と保持手段3とは相互に係合している。
さらに、コンピュ−タ1内には、ディスク駆動装置に取
り付けられている図示しない電気回路と接続される制御
部5が内蔵されており、ケ−ブル6で相互に接続されて
いる。
装置をコンピュ−タ1の収納部1aから引き出すときに
操作する排出ボタン2、収納部1a内に挿入したディス
ク駆動装置を所定位置で保持するためのピン等の保持手
段3、ディスク駆動装置を収納部1aから引き出すとき
に駆動装置をコンピュ−タ1の外方に初期移動するバネ
等の付勢手段4、が設けられている。これらの構成のう
ち排出ボタン2と保持手段3とは相互に係合している。
さらに、コンピュ−タ1内には、ディスク駆動装置に取
り付けられている図示しない電気回路と接続される制御
部5が内蔵されており、ケ−ブル6で相互に接続されて
いる。
【0020】次に、図1(a)乃至図1(c)に従って
動作を説明する。図1(a)はディスクカ−トリッジ8
をホルダ−9に挿入する前の状態であり、排出ボタン2
は押し込まれた状態にある。ホルダ−9は、一端側でシ
ャ−シ7に回動可能に支持され、コンピュ−タ1の収納
部1aから外方に引き出された状態で、他端の挿入口9
a側はシャ−シ7から離間している。この状態でディス
クカ−トリッジ8を矢印Cの方向からホルダ−9に挿入
する。
動作を説明する。図1(a)はディスクカ−トリッジ8
をホルダ−9に挿入する前の状態であり、排出ボタン2
は押し込まれた状態にある。ホルダ−9は、一端側でシ
ャ−シ7に回動可能に支持され、コンピュ−タ1の収納
部1aから外方に引き出された状態で、他端の挿入口9
a側はシャ−シ7から離間している。この状態でディス
クカ−トリッジ8を矢印Cの方向からホルダ−9に挿入
する。
【0021】ディスクカ−トリッジ8をホルダ−9に挿
入後、ホルダ−9の挿入口9a側をシャ−シ7側に近接
し、ディスクカ−トリッジ8内のディスクである磁気デ
ィスク(図示せず)がシャ−シ7上の図示しないスピン
ドルモ−タによって回転可能な装着状態になる所定位置
で後述する係合手段(図2の7c、9c)によりシャ−
シ7とホルダ−9とを相互に係合する。この状態で、シ
ャ−シ7とホルダ−9とは平行になり、ディスク駆動装
置の厚さは従来のディスク駆動装置における磁気ディス
クの装着時の最短の距離Yと同じになり、図1(b)に
示す如く、コンピュ−タ1の収納部1a内に挿入可能と
なる。
入後、ホルダ−9の挿入口9a側をシャ−シ7側に近接
し、ディスクカ−トリッジ8内のディスクである磁気デ
ィスク(図示せず)がシャ−シ7上の図示しないスピン
ドルモ−タによって回転可能な装着状態になる所定位置
で後述する係合手段(図2の7c、9c)によりシャ−
シ7とホルダ−9とを相互に係合する。この状態で、シ
ャ−シ7とホルダ−9とは平行になり、ディスク駆動装
置の厚さは従来のディスク駆動装置における磁気ディス
クの装着時の最短の距離Yと同じになり、図1(b)に
示す如く、コンピュ−タ1の収納部1a内に挿入可能と
なる。
【0022】シャ−シ7には溝7aが形成されており、
この溝7aは、シャ−シ1とホルダ−9とを、さらにコ
ンピュ−タ1の収納部1a内に押し込んだ所定位置で、
保持手段3の位置に一致するようになっており、この位
置で保持手段3が上方に移動してシャ−シ7の溝7aに
係合し、シャ−シ7とホルダ−9とは、図1(c)に示
す如く、この収納部1a内の所定位置に保持される。こ
のとき、排出ボタン2は保持手段3と係合しているの
で、保持手段3の上方への移動に伴ってコンピュ−タ1
の外方(図1の右側方向)にさらに突出する。また、シ
ャ−シ7とホルダ−9とが収納部1a内に保持された状
態で、シャ−シ7とホルダ−9とは収納部1a内の付勢
手段4を押圧する。そして、この状態でディスクカ−ト
リッジ8内の磁気ディスクに対して情報の記録、再生が
行われる。
この溝7aは、シャ−シ1とホルダ−9とを、さらにコ
ンピュ−タ1の収納部1a内に押し込んだ所定位置で、
保持手段3の位置に一致するようになっており、この位
置で保持手段3が上方に移動してシャ−シ7の溝7aに
係合し、シャ−シ7とホルダ−9とは、図1(c)に示
す如く、この収納部1a内の所定位置に保持される。こ
のとき、排出ボタン2は保持手段3と係合しているの
で、保持手段3の上方への移動に伴ってコンピュ−タ1
の外方(図1の右側方向)にさらに突出する。また、シ
ャ−シ7とホルダ−9とが収納部1a内に保持された状
態で、シャ−シ7とホルダ−9とは収納部1a内の付勢
手段4を押圧する。そして、この状態でディスクカ−ト
リッジ8内の磁気ディスクに対して情報の記録、再生が
行われる。
【0023】次に、シャ−シ7とホルダ−9とをコンピ
ュ−タ1の収納部1aから引き出して、ディスクカ−ト
リッジ8をホルダ−9から取り出す場合について説明す
る。先ず、図1(c)の状態において、排出ボタン2を
押し込むことにより、この排出ボタン2に係合した保持
手段3が下方に下がり、保持手段3とシャ−シ7の溝7
aとの係合が解除される。すると、シャ−シ7とホルダ
−9とは、収納部1aとの間に介在している付勢手段4
によって外方側に初期移動し、それらの一部がコンピュ
−タ1外に突出する。
ュ−タ1の収納部1aから引き出して、ディスクカ−ト
リッジ8をホルダ−9から取り出す場合について説明す
る。先ず、図1(c)の状態において、排出ボタン2を
押し込むことにより、この排出ボタン2に係合した保持
手段3が下方に下がり、保持手段3とシャ−シ7の溝7
aとの係合が解除される。すると、シャ−シ7とホルダ
−9とは、収納部1aとの間に介在している付勢手段4
によって外方側に初期移動し、それらの一部がコンピュ
−タ1外に突出する。
【0024】一部がコンピュ−タ1から突出したシャ−
シ7とホルダ−9とを引き続きさらに外方に引き出し、
所定位置まで引き出したところでシャ−シ7とホルダ−
9とを相互に係合している係合手段(図2の7c、9
c)の係合を解除して、ホルダ−9の挿入口9a側をシ
ャ−シ7から離間する。これによって、シャ−シ7上の
スピンドルモ−タに回転可能に装着されていたディスク
カ−トリッジ8内の磁気ディスクは装着が解除され、デ
ィスクカ−トリッジ8はホルダ−9から容易に取り出し
可能となる。
シ7とホルダ−9とを引き続きさらに外方に引き出し、
所定位置まで引き出したところでシャ−シ7とホルダ−
9とを相互に係合している係合手段(図2の7c、9
c)の係合を解除して、ホルダ−9の挿入口9a側をシ
ャ−シ7から離間する。これによって、シャ−シ7上の
スピンドルモ−タに回転可能に装着されていたディスク
カ−トリッジ8内の磁気ディスクは装着が解除され、デ
ィスクカ−トリッジ8はホルダ−9から容易に取り出し
可能となる。
【0025】以上のように、本発明のコンピュ−タ1
は、ディスクカ−トリジ8内の磁気ディスクを、シャ−
シ7上のスピンドルモ−タで回転可能に装着した状態で
ディスク駆動装置を収納部1aにスライドして挿入し、
また、収納部1aから引き出してから装着状態を解除す
るようにしている。そのため、収納部1aはスピンドル
モ−タがディスクカ−トリッジ8内の磁気ディスクを回
転するに必要な最低の厚さのディスク駆動装置を収納出
来るスペ−スを確保すればよいので、コンピュ−タ1
は、特に薄型のスピンドルモ−タを使用しなくても薄型
にすることができ、また、薄型のスピンドルモ−タを使
用すればより一層薄型にできる。そして、ディスクカ−
トリッジ8の挿脱時のみディスク駆動装置をコンピュ−
タ1から引き出し、この時以外はコンピュ−タ1内に収
納するようになっているので、ディスク駆動装置内に塵
埃等が侵入しずらく、防塵性を高めることができる。
は、ディスクカ−トリジ8内の磁気ディスクを、シャ−
シ7上のスピンドルモ−タで回転可能に装着した状態で
ディスク駆動装置を収納部1aにスライドして挿入し、
また、収納部1aから引き出してから装着状態を解除す
るようにしている。そのため、収納部1aはスピンドル
モ−タがディスクカ−トリッジ8内の磁気ディスクを回
転するに必要な最低の厚さのディスク駆動装置を収納出
来るスペ−スを確保すればよいので、コンピュ−タ1
は、特に薄型のスピンドルモ−タを使用しなくても薄型
にすることができ、また、薄型のスピンドルモ−タを使
用すればより一層薄型にできる。そして、ディスクカ−
トリッジ8の挿脱時のみディスク駆動装置をコンピュ−
タ1から引き出し、この時以外はコンピュ−タ1内に収
納するようになっているので、ディスク駆動装置内に塵
埃等が侵入しずらく、防塵性を高めることができる。
【0026】また、本発明のコンピュ−タ1には、収納
部1a内に収納したディスク駆動装置のシャ−シ7と係
合する保持手段3を設けており、これによって、ディス
ク駆動装置を収納部1a内に挿入するだけで所定位置に
固定ができる。また、コンピュ−タ1には、ディスク駆
動装置を収納部1aから取り出すための排出ボタン2を
設け、この排出ボタン2を保持手段3に係合させ、排出
ボタン2の押し込みで保持手段3はシャ−シ7との係合
が解除されるので、排出ボタン2の押し込みだけでディ
スク駆動装置を収納部1aから引き出すことができる。
さらにこのとき、ディスク駆動装置は、収納部1aとの
間に介在した付勢手段4で付勢されているので保持手段
3とシャ−シ7との係合の解除とともに収納部1aから
外方に初期移動される。
部1a内に収納したディスク駆動装置のシャ−シ7と係
合する保持手段3を設けており、これによって、ディス
ク駆動装置を収納部1a内に挿入するだけで所定位置に
固定ができる。また、コンピュ−タ1には、ディスク駆
動装置を収納部1aから取り出すための排出ボタン2を
設け、この排出ボタン2を保持手段3に係合させ、排出
ボタン2の押し込みで保持手段3はシャ−シ7との係合
が解除されるので、排出ボタン2の押し込みだけでディ
スク駆動装置を収納部1aから引き出すことができる。
さらにこのとき、ディスク駆動装置は、収納部1aとの
間に介在した付勢手段4で付勢されているので保持手段
3とシャ−シ7との係合の解除とともに収納部1aから
外方に初期移動される。
【0027】なお、以上までは、コンピュ−タ1の収納
部1aに挿入されるディスク駆動装置として、シャ−シ
7とこれに回動可能に支持されたホルダ−9とを有する
ディスク駆動装置で説明したが、これに限ることはな
く、従来のディスク駆動装置のように、シャ−シに対し
てホルダ−が平行して近接、離間する構成のディスク駆
動装置でも本発明の実施が可能である。すなわち、ホル
ダ−に挿入したディスクカ−トリッジ8の磁気ディスク
をシャ−シ上のスピンドルモ−タに回転可能に装着した
状態でディスク駆動装置をコンピュ−タ1の収納部1a
に挿入し、収納部1aからディスク駆動装置を引き出し
た後にホルダ−をシャ−シから平行離間して装着状態を
解除してカ−トリッジ8を取り出すようにもできる。ま
た、シャ−シ7とホルダ−9とをコンピュ−タ1の収納
部1a内の所定位置に保持するピン等の保持手段3や収
納部1aからシャ−シ7とホルダ−9とを排出するとき
のバネ等の付勢手段4はこの実施の形態で説明したもの
に限らず適宜他の構成で代替することができる。
部1aに挿入されるディスク駆動装置として、シャ−シ
7とこれに回動可能に支持されたホルダ−9とを有する
ディスク駆動装置で説明したが、これに限ることはな
く、従来のディスク駆動装置のように、シャ−シに対し
てホルダ−が平行して近接、離間する構成のディスク駆
動装置でも本発明の実施が可能である。すなわち、ホル
ダ−に挿入したディスクカ−トリッジ8の磁気ディスク
をシャ−シ上のスピンドルモ−タに回転可能に装着した
状態でディスク駆動装置をコンピュ−タ1の収納部1a
に挿入し、収納部1aからディスク駆動装置を引き出し
た後にホルダ−をシャ−シから平行離間して装着状態を
解除してカ−トリッジ8を取り出すようにもできる。ま
た、シャ−シ7とホルダ−9とをコンピュ−タ1の収納
部1a内の所定位置に保持するピン等の保持手段3や収
納部1aからシャ−シ7とホルダ−9とを排出するとき
のバネ等の付勢手段4はこの実施の形態で説明したもの
に限らず適宜他の構成で代替することができる。
【0028】つぎに、本発明のコンピュ−タ1に使用し
て好適なディスク駆動装置について、図2を用いて説明
する。本発明のコンピュ−タ1に使用するディスク駆動
装置は、図1に示すように、主に、シャ−シ7、ホルダ
−9から構成されている。シャ−シ7上にはスピンドル
モ−タ10が搭載され、ホルダ−9にディスクカ−トリ
ッジ8が挿入される。ホルダ−9の一端側の両側面には
一対の係止孔9bが形成されており、この係止孔9b
に、シャ−シ7の両側面に設けられた一対の係止ピン7
bが挿通され、ホルダ−9はこの係止孔9bおよび係止
ピン7bを支点としてシャ−シ7に回動可能に支持され
ている。また、シャ−シ7の係止ピン7bには、シャ−
シ7とホルダ−9との対向面を押圧するU字バネ等の付
勢手段11が係止されており、この付勢手段11によっ
てホルダ−9の挿入口9a側がシャ−シ7と離間する方
向に付勢されており、ディスクカ−トリッジ8は矢印C
の方向からホルダ−9に挿入される。
て好適なディスク駆動装置について、図2を用いて説明
する。本発明のコンピュ−タ1に使用するディスク駆動
装置は、図1に示すように、主に、シャ−シ7、ホルダ
−9から構成されている。シャ−シ7上にはスピンドル
モ−タ10が搭載され、ホルダ−9にディスクカ−トリ
ッジ8が挿入される。ホルダ−9の一端側の両側面には
一対の係止孔9bが形成されており、この係止孔9b
に、シャ−シ7の両側面に設けられた一対の係止ピン7
bが挿通され、ホルダ−9はこの係止孔9bおよび係止
ピン7bを支点としてシャ−シ7に回動可能に支持され
ている。また、シャ−シ7の係止ピン7bには、シャ−
シ7とホルダ−9との対向面を押圧するU字バネ等の付
勢手段11が係止されており、この付勢手段11によっ
てホルダ−9の挿入口9a側がシャ−シ7と離間する方
向に付勢されており、ディスクカ−トリッジ8は矢印C
の方向からホルダ−9に挿入される。
【0029】また、シャ−シ7とホルダ−9との両側面
には、相互に係合する一方が凸部、他方が凹部等の係合
手段7c、9cが設けられている。そして、ディスクカ
−トリッジ8を挿入したホルダ−9の挿入口9a側をシ
ャ−シ7に近接し、ホルダ−9に挿入されたディスクカ
−トリッジ8内の磁気ディスクがスピンドルモ−タ10
によって回転可能な装着状態になった位置でシャ−シ7
とホルダ−9との係合手段7c、9cが係合し、回転可
能な装着状態が保持される。従って、従来のディスク駆
動装置のように、スライド板を使用することなく簡単な
構成となっており、しかもホルダ−9の挿入口9a側を
シャ−シ7への簡単な近接操作のみでディスクカ−トリ
ッジ8を装着することが可能となる。
には、相互に係合する一方が凸部、他方が凹部等の係合
手段7c、9cが設けられている。そして、ディスクカ
−トリッジ8を挿入したホルダ−9の挿入口9a側をシ
ャ−シ7に近接し、ホルダ−9に挿入されたディスクカ
−トリッジ8内の磁気ディスクがスピンドルモ−タ10
によって回転可能な装着状態になった位置でシャ−シ7
とホルダ−9との係合手段7c、9cが係合し、回転可
能な装着状態が保持される。従って、従来のディスク駆
動装置のように、スライド板を使用することなく簡単な
構成となっており、しかもホルダ−9の挿入口9a側を
シャ−シ7への簡単な近接操作のみでディスクカ−トリ
ッジ8を装着することが可能となる。
【0030】また、シャ−シ7とホルダ−9と間に係止
された付勢手段11により、シャ−シ7とホルダ−9と
の係合手段7c、9cを解除するだけでホルダ−9の挿
入口9a側をシャ−シ7から離間出来るのでディスクカ
−トリッジ8の取り出しが簡単になる。そして、本発明
のディスク駆動装置はシャ−シ7とホルダ−9とを、ホ
ルダ−9に挿入されたディスクカ−トリッジ8内の磁気
ディスクがシャ−シ7上のスピンドルモ−タ10に回転
可能に装着された状態での全体の高さが従来のディスク
駆動装置における装着時の最短の距離Yと等しく構成で
きるので薄型のディスク駆動装置を実現できる。
された付勢手段11により、シャ−シ7とホルダ−9と
の係合手段7c、9cを解除するだけでホルダ−9の挿
入口9a側をシャ−シ7から離間出来るのでディスクカ
−トリッジ8の取り出しが簡単になる。そして、本発明
のディスク駆動装置はシャ−シ7とホルダ−9とを、ホ
ルダ−9に挿入されたディスクカ−トリッジ8内の磁気
ディスクがシャ−シ7上のスピンドルモ−タ10に回転
可能に装着された状態での全体の高さが従来のディスク
駆動装置における装着時の最短の距離Yと等しく構成で
きるので薄型のディスク駆動装置を実現できる。
【0031】なお、以上述べたディスク駆動装置では、
ホルダ−9をシャ−シ7に回動可能に支持する構成で説
明したがこれに限ることはなく、要は、シャ−シ7とホ
ルダ−9とをコンピュ−タ1の収納部1aに挿入すると
きには、ホルダ−9に挿入したディスクカ−トリッジ8
内の磁気ディスクがスピンドルモ−タ10で回転可能な
ようにシャ−シ7に装着状態にして、シャ−シ7とホル
ダ−9とを、ホルダ−9に挿入されたディスクカ−トリ
ッジ8内の磁気ディスクがシャ−シ7上のスピンドルモ
−タ10に回転可能に装着された状態での全体の高さが
従来のディスク駆動装置における装着時の最短の距離Y
と等しくなるように構成してもよい。
ホルダ−9をシャ−シ7に回動可能に支持する構成で説
明したがこれに限ることはなく、要は、シャ−シ7とホ
ルダ−9とをコンピュ−タ1の収納部1aに挿入すると
きには、ホルダ−9に挿入したディスクカ−トリッジ8
内の磁気ディスクがスピンドルモ−タ10で回転可能な
ようにシャ−シ7に装着状態にして、シャ−シ7とホル
ダ−9とを、ホルダ−9に挿入されたディスクカ−トリ
ッジ8内の磁気ディスクがシャ−シ7上のスピンドルモ
−タ10に回転可能に装着された状態での全体の高さが
従来のディスク駆動装置における装着時の最短の距離Y
と等しくなるように構成してもよい。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明のコンピュ−タ
は、係合手段でシャ−シとホルダ−とを相互に係合させ
てディスクが装着状態のディスク駆動装置を収納部に挿
入し、且つ、収納部から引き出すようにしたので、収納
部はスピンドルモ−タがディスクカ−トリッジ内の磁気
ディスクを回転するに必要な最低の厚さのディスク駆動
装置を収納出来るスペ−スを確保すればよいので、特に
薄型のスピンドルモ−タを使用しなくてもコンピュ−タ
自体を薄型にでき、薄型のスピンドルモ−タを使用すれ
ばより一層薄型にできる。
は、係合手段でシャ−シとホルダ−とを相互に係合させ
てディスクが装着状態のディスク駆動装置を収納部に挿
入し、且つ、収納部から引き出すようにしたので、収納
部はスピンドルモ−タがディスクカ−トリッジ内の磁気
ディスクを回転するに必要な最低の厚さのディスク駆動
装置を収納出来るスペ−スを確保すればよいので、特に
薄型のスピンドルモ−タを使用しなくてもコンピュ−タ
自体を薄型にでき、薄型のスピンドルモ−タを使用すれ
ばより一層薄型にできる。
【0033】また、本発明のコンピュ−タは、ディスク
駆動装置を収納部内の所定位置に保持する保持手段を設
けたので、ディスク駆動装置を収納部内に挿入するだけ
で所定位置に固定できる。
駆動装置を収納部内の所定位置に保持する保持手段を設
けたので、ディスク駆動装置を収納部内に挿入するだけ
で所定位置に固定できる。
【0034】また、本発明のコンピュ−タは、ディスク
駆動装置を収納部から取り出すための排出ボタンを設
け、排出ボタンを保持手段に係合し、排出ボタンの押し
込みによって保持手段によるディスク駆動装置の収納部
内における保持を解除するようにしたので、排出ボタン
の押し込みだけでディスク駆動装置を収納部から引き出
すことができる。
駆動装置を収納部から取り出すための排出ボタンを設
け、排出ボタンを保持手段に係合し、排出ボタンの押し
込みによって保持手段によるディスク駆動装置の収納部
内における保持を解除するようにしたので、排出ボタン
の押し込みだけでディスク駆動装置を収納部から引き出
すことができる。
【0035】さらに、本発明のコンピュ−タは、ディス
ク駆動装置を収納部から外方に移動させる付勢手段を、
収納部とディスク駆動装置との間に介在したので、ディ
スク駆動装置は、収納部との間に介在した付勢手段で、
保持手段とシャ−シとの係合の解除とともに収納部から
外方に初期移動される。
ク駆動装置を収納部から外方に移動させる付勢手段を、
収納部とディスク駆動装置との間に介在したので、ディ
スク駆動装置は、収納部との間に介在した付勢手段で、
保持手段とシャ−シとの係合の解除とともに収納部から
外方に初期移動される。
【0036】そして、本発明のディスク駆動装置は、係
合手段で前記シャ−シと前記ホルダ−とを相互に係合さ
せて前記ディスクを前記装着状態としたときの前記シャ
−シと前記ホルダ−を含む高さを装置全体の高さとした
ディスク装置が極めて薄型に構成できる。また、係合手
段によって、ホルダ−の挿入口側をシャ−シへ近接する
という簡単な操作のみでディスクカ−トリッジを装着す
ることが可能となる。
合手段で前記シャ−シと前記ホルダ−とを相互に係合さ
せて前記ディスクを前記装着状態としたときの前記シャ
−シと前記ホルダ−を含む高さを装置全体の高さとした
ディスク装置が極めて薄型に構成できる。また、係合手
段によって、ホルダ−の挿入口側をシャ−シへ近接する
という簡単な操作のみでディスクカ−トリッジを装着す
ることが可能となる。
【図1】本発明のコンピュ−タの動作説明図である。
【図2】本発明のディスク駆動装置の斜視図である。
【図3】従来のディスク駆動装置の分解斜視図である。
【図4】従来のディスク駆動装置の動作説明図である。
1.コンピュ−タ
1a.ディスク駆動装置収納部
2.排出ボタン
3.保持手段
4.付勢手段
5.制御部
6.ケ−ブル
7.シャ−シ
7a溝
7b.係止ピン
7c.係合手段
8.ディスクカ−トリッジ
9.ホルダ−
9a.挿入口
9b.係止孔
9c.係合手段
10.スピンドルモ−タ
11.付勢手段
12.溝
Claims (5)
- 【請求項1】スピンドルモ−タを搭載したシャ−シとデ
ィスクカ−トリッジを挿入するホルダ−とを有するディ
スク駆動装置と、前記ディスク駆動装置を収納する収納
部とを備え、前記ディスク駆動装置の前記ホルダ−は、
前記ディスクカ−トリッジを挿入可能な挿入口と反対側
の一端部側が前記シャーシに回動可能に支持され、 前記ディスク駆動装置は、前記ホルダ−に挿入された前
記ディスクカートリッジ内の前記ディスクを前記シャ−
シに搭載した前記スピンドルモ−タで回転可能な装着状
態になる所定位置で、前記シャ−シと前記ホルダ−とを
相互に係合可能な係合手段を有し、前記係合手段で前記シャ−シと前記ホルダ−とを相互に
係合させて前記ディスクが前記装着状態の前記ディスク
駆動装置を 前記収納部に挿入し、且つ、前記収納部から
引き出すようにしたことを特徴とするコンピュータ。 - 【請求項2】前記ディスク駆動装置を前記収納部内の所
定位置に保持する保持手段を設けたことを特徴とする請
求項1記載のコンピュ−タ。 - 【請求項3】前記ディスク駆動装置を前記収納部から取
り出すための排出ボタンを設け、前記排出ボタンを前記
保持手段に係合し、前記排出ボタンの押し込みによって
前記保持手段による前記ディスク駆動装置の前記収納部
内における保持を解除するようにしたことことを特徴と
する請求項2記載のコンピュ−タ。 - 【請求項4】前記ディスク駆動装置を前記収納部から外
方に移動させる付勢手段を、前記収納部と前記ディスク
駆動装置との間に介在したことを特徴とする請求項3記
載のコンピュ−タ。 - 【請求項5】スピンドルモ−タを搭載したシャ−シと、
ディスクカ−トリッジを挿入するホルダ−とを備え、前
記ホルダ−は、前記ディスクカ−トリッジを挿入可能な
挿入口と反対側の一端部側が前記シャーシに回動可能に
支持され、 前記ホルダ−に挿入された前記ディスクカートリッジ内
の前記ディスクを前記シャ−シに搭載した前記スピンド
ルモ−タで回転可能な装着状態になる所定位置で、前記
シャ−シと前記ホルダ−とを相互に係合可能な係合手段
を有し、前記係合手段で前記シャ−シと前記ホルダ−とを相互に
係合させて前記ディスクを前記装着状態と したときの前
記シャ−シと前記ホルダ−を含む高さを装置全体の高さ
としたことを特徴とするディスク駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27405196A JP3425045B2 (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | コンピュータ及びこのコンピュータに使用するディスク駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27405196A JP3425045B2 (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | コンピュータ及びこのコンピュータに使用するディスク駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10106107A JPH10106107A (ja) | 1998-04-24 |
JP3425045B2 true JP3425045B2 (ja) | 2003-07-07 |
Family
ID=17536291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27405196A Expired - Fee Related JP3425045B2 (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | コンピュータ及びこのコンピュータに使用するディスク駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3425045B2 (ja) |
-
1996
- 1996-09-25 JP JP27405196A patent/JP3425045B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10106107A (ja) | 1998-04-24 |
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---|---|---|---|
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