JPH0320925Y2 - - Google Patents

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JPH0320925Y2
JPH0320925Y2 JP1984131656U JP13165684U JPH0320925Y2 JP H0320925 Y2 JPH0320925 Y2 JP H0320925Y2 JP 1984131656 U JP1984131656 U JP 1984131656U JP 13165684 U JP13165684 U JP 13165684U JP H0320925 Y2 JPH0320925 Y2 JP H0320925Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、フロツピーデイスク又はこれに類似
の磁気デイスクを使用して信号の記録又は再生を
行うための磁気デイスク装置に関する。
従来の技術 剛性を有するケースに直径86mmの磁気デイスク
を収納した磁気デイスクカートリツジ(マイクロ
フロツピーデイスク)は既に知られている。この
磁気デイスクカートリツジは、磁気デイスクと、
これを覆うケースと、ケースに設けられたヘツド
挿入用開口を覆うシヤツタとから成り、シヤツタ
を開放してヘツドをデイスクに接触させるように
構成されている。
考案が解決しようとする問題点 ところで、磁気デイスク装置の薄形化が要望さ
れている。このために、回路基板をカートリツジ
挿入路に近接配置することが考えられる。しか
し、このようにすれば、回路基板から突出してい
る回路素子のリード端子等がカートリツジに接触
し、カートリツジ及び/又は回路素子が損傷する
おそれがある。そこで、本考案の目的は、薄型化
が可能であると共に、回路又はカートリツジの保
護を容易に達成することができる磁気デイスク装
置を提供することにある。
問題を解決するための手段 上記目的を達成するための本考案の磁気デイス
ク装置においては、回路基板が磁気デイスクに対
して平行に配置されている。また、回路基板に配
設されている回路素子又は回路素子の端子に対し
てカートリツジが接触することを防ぐための例え
ば実施例のカートリツジガイド部材61,62の
ようなカートリツジ損傷防止部材が回路基板に取
付けられている。カートリツジ損傷防止部材の回
路基板からカートリツジ方向への突出長は、回路
素子又は回路素子の端子の回路基板からカートリ
ツジの方向への突出長よりも大きく設定されてい
る。
作 用 上記考案においてカートリツジ損傷防止部材は
回路基板に取付けられているので、容易に配設す
ることができる。又、回路基板の回路素子(回路
部品)又はその端子の突出長とカートリツジ損傷
防止部材の突出長との相互関係の調整又は設定を
容易に行うことができる。従つて、薄型化されて
いるにも拘らず、回路及び/又はカートリツジの
保護が確実に達成されている。
実施例 次に、第1図〜第17図を参照して本考案の実
施例に係わるフロツピーデイスク装置について述
べる。第1図〜第14図に示すデイスク装置は、
第15図〜第17図に示すフロツピーデイスクカ
ートリツジ1を使用して情報の記録又は再生を行
うための装置である。
磁気デイスクカートリツジ1は、第16図及び
第17図に示す如く、直径86mmの磁気デイスク2
を剛性を有する合成樹脂ケース3に収容すること
により構成されている。ケース3の表面3aと裏
面3bとの両方にヘツド挿入用開口4a,4bが
設けられ、非使用時にはこの開口4a,4bはス
ライド式のシヤツタ5によつて閉じられている。
シヤツタ5は表面3aから裏面3bにまたがるよ
うにコ字状に形成され、第17図に示す如く裏面
3bに設けられた溝6に係合片で係合し、ケース
3の一側面に沿つて摺動する。シヤツタ5を第1
6図で右方向(閉じる方向)に偏倚するためにケ
ース3内に捩りバネ7が収容され、このバネ7の
一端がシヤツタ5を押圧している。磁気デイスク
2は磁気シート部分2aとこの中央に装着された
金属製のハブ2bとから成る。ケース3の裏面3
bの開口8から露出しているハブ2bにはスピン
ドル挿入用孔2cと位置決め及び駆動用ピン挿入
用孔2dとが設けられている。なお、シヤツタ5
には開口4a,4bを通してデイスク2を露出さ
せるための窓5a,5bが設けられている。
第16図及び第17図に示すカートリツジ1を
使用して記録又は再生するためのデイスク装置
は、デイスク回転機構、磁気ヘツド、ヘツド移動
機構、カートリツジ案内機構、回路基板等を含
む。第8図は回路基板を取り除いてデイスク装置
を示す平面図、第9図は正面図である。これ等の
図面から明らかな如く、デイスク装置は、一方
(下側)の磁気ヘツド11と、これに対向配置さ
れた他方(上側)の磁気ヘツド12とを有し、一
方の磁気ヘツド11をデイスク2の一方の面に接
触させて記録又は再生をなし、他方の磁気ヘツド
12をデイスク2の他方の面に接触させて記録又
は再生をなす。第10図に示す如く一方の磁気ヘ
ツド11は下側のキヤリツジ13に固定的に装着
され、他方の磁気ヘツド12は上側のキヤリツジ
であるヘツド支持アーム14に装着されている。
ヘツド支持アーム14は、板バネ15によつて下
側キヤリツジ13に取り付けられ、この板バネ1
5とアーム14を押圧するコイルバネ15aとに
よつて磁気ヘツド12をデイスク2に接触させる
方向に偏倚されている。なお、ヘツドキヤリツジ
13は、ステツピングモータと回転運動−直線運
動変換機構とから成る公知のヘツド移動機構によ
つてデイスク2の半径方向に移動することが出来
るように配設されている。
デイスク回転機構は、第1図及び第9図に示す
デイスク回転用モータ16とこれに結合されたデ
イスク回転用の回転体17とから成る。回転体1
7はデイスク2の金属円板2bに係合し、デイス
ク2を支持して回転するものであり、第8図に示
す如くスピンドル17aと、金属円板2bを吸着
するための磁石17bと、駆動ピン17cとから
成る。スピンドル17aは、第17図に示す金属
円板2bに設けられた孔2cに挿入され、駆動ピ
ン17cは孔2dに挿入される。
第1図及び第9図で正面から挿入され、第8図
では下から上に向つて挿入され、第12図では右
から左に向つて挿入されるデイスクカートリツジ
1を保持して、デイスク2の回転体17に対する
非係合位置(非回転位置)から係合位置(回転位
置)まで案内するために、カートリツジホルダ1
8が設けられている。このカートリツジホルダ1
8は第1図及び第8図から最も明らかな如く、カ
ートリツジ1の裏面3b側を支持する基部19
と、ここから垂直に立上つている一対の側面部2
0,21と、カートリツジ1の表面3a側の高さ
位置を決めるための上面板22と、カートリツジ
1の挿入位置を決めるストツパ面23aと、ヘツ
ド支持アーム係合部23bとから成る。一対の側
面部20,21にはガイドピン24,25がそれ
ぞれ2本づつ植設され、これが第13図に示す如
く、シヤシー又は容器と呼ぶことが出来る支持基
体26のガイド孔26aに挿入されている。ガイ
ド孔26aは第13図で上下方向即ち第8図の回
転体17の軸方向に延びているので、ホルダ18
をこの方向に案内する。
ホルダ18を回転体17の軸方向に移動させる
ためのカートリツジホルダ移動機構は、スライド
体27によつて構成されている。第11図から明
らかな如く、このスライド体27は、ホルダ18
と同様に金属板をコ字状に折り曲げたものであ
り、ホルダ18の基部に平行な中央の底面部28
と、ここから垂直に立上つてホルダ18の側面部
20,21に平行に配置された一対の側面部2
9,30とから成る。このスライド体27の底面
部28にはデイスクカートリツジ1を挿入する方
向に延びる複数の長孔31が設けられ、第12図
に示す基体底部32に植設されたガイドピン33
が挿入されている。このスライド体27はこのガ
イドピン33にガイドされてカートリツジ1の挿
入方向に摺動する。スライド体27とホルダ18
とを一定の関係を有するように係合させるため
に、スライド体27の側面部29に第12図に示
す如く2つの傾斜溝34が設けられ、ホルダ18
の側面部20から突出するピン24が傾斜溝34
に係合する。従つて、第12図でスライド体27
が右に摺動すれば、傾斜溝34の縁によつてピン
24が下方に押圧され、ピン24と共にホルダ1
8が第12図の位置から第14図の位置に移動す
る。なお、もう一方の側面部30にも同様な溝が
設けられており、ここにピン25が係合する。第
11図に示すバネ35,36は、スライド体27
を、第11図の下方に偏倚するものである。即
ち、このバネ35,36は、ホルダ18をデイス
ク係合位置(回転位置)に移動させる方向の力を
スライド体27を介してホルダ18に与えるもの
である。
ホルダ18が非係合位置(非回転位置)に保た
れるようにスライド体27をバネ35,36に抗
して係止するための係止機構は、第8図に示す如
く、係止レバー37と、係止解除摺動板38と、
スライド体27に設けられた係止凹部39とを主
要の構成要素として有する。係止レバー37はホ
ルダ18に植設された軸40に回動自在に取り付
けられ、一端近傍に係止ピン41を有し、他端近
傍に係合孔42を有する。また、ホルダ18と係
止レバー37の一端との間に設けられたバネ43
によつて係止レバー37には第8図で反時計回り
方向の偏倚力が付与されている。スライド体27
の係止凹部39は第8図で上下方向(カートリツ
ジ挿入方向)に伸びる面44からくぼんだ状態に
設けられている。係止レバー37は第8図で反時
計回り方向に偏倚されているので、ピン41と凹
部39の係合は安定的に保持される。係止解除摺
動板38は、カートリツジ1の挿入時の直線運動
を係止レバー37の回転運動に変換する機能を有
する。この摺動板38はホルダ18に設けられた
案内部45に案内されて第8図で上下方向(カー
トリツジ挿入方向)に摺動する。この摺動板38
の端面38aは、カートリツジ1を挿入した時に
カートリツジ1の一側面によつて押圧される位置
に配置されている。従つて、カートリツジ1の挿
入運動に追従して摺動板38は移動する。この摺
動板38には係合ピン46が植設され、これが係
止レバー37の係合孔42に挿入され、更に、エ
ジエクト兼シヤツタ開閉レバー47の係合孔48
に挿入されている。もし、ピン46にシヤツタ開
閉レバー47が関係づけられていないと仮定すれ
ば、摺動板38の第8図上方への摺動に追従して
係止レバー37が時計回り方向に回動し、スライ
ド体27の凹部39から係止ピン41が抜け出
て、スライド体27の係止が解除され、シヤツタ
8の開放前に、スライド体27は第11図に示す
バネ35,36の力で第11図下方に変位する。
しかし、実際には、シヤツタ開閉レバー47の係
合孔48にピン46が挿入されているため、係止
レバー37と開閉レバー47とは相互に関係づけ
られ、独立に移動することが制限される。
エジエクト機能も有するシヤツタ開閉レバー4
7はホルダ18に植設された軸49に回動自在に
支持された回動体であり、その一端にシヤツタ開
閉用ピン50を有している。開閉レバー47とホ
ルダ18との間にはバネ51が設けられているの
で、開閉レバー47は常に第8図で反時計回り方
向(カートリツジエジエクト方向)の偏倚力を受
けている。
ヘツド11,12をデイスク2に対してデータ
変換可能に接触させ、且つデイスク2から離間さ
せるためのヘツドロード機構は、バネ15,15
aでヘツドロード方向に偏倚されているアーム1
4と、このアーム14をホルダ18の上下動に応
じて変位させるためにアーム14に設けられた突
出部14a及びホルダ18に設けられた係合部2
3bとから成る。第1図及び第12図に示す如く
ホルダ18が高い位置(デイスク非係合位置)に
ある時には、ホルダ18の係合部23bによつて
アーム14が持ち上げられ、上側のヘツド12が
カートリツジ1の挿入路から外れている。しか
し、ホルダ18が、第14図に示す、低い位置
(デイスク係合位置)にある時には、ホルダ18
及び係合部23bの降下に追従してアーム14も
回動し、ヘツド12はデイスク2に当接する。
ヘツド11,12の半径方向移動機構として、
第8図に示す如く、ステツピングモータ52とね
じ棒53とが設けられている。ねじ棒53は、基
体26上に設けられたステツピングモータ52に
結合され且つキヤリツジ13に螺合されているの
で、ねじ棒53が回れば、キヤリツジ13及びヘ
ツド11,12がデイスク半径方向に位置する。
プリント回路基板54は、第2図に説明的に示
す如く、デイスク回転用モータ16の制御及び駆
動回路55、ヘツド移動用ステツピングモータ5
2の制御及び駆動回路56、磁気ヘツド11,1
2に接続された一般にリード/ライト回路と呼ば
れている信号処理回路57等を有する。また、回
路基板54にはヘツド11,12に対する配線リ
ード線85等が接続されているコネクタ59が装
着されている。この回路基板54は、第1図から
明らかな如く、カートリツジ1及びホルダ18に
平行に配置され且つ基体26に固着されている。
なお、回路基板54には、上側のヘツド12の支
持アーム14に対応した開口60が設けられてい
る。
第1図〜第7図に示す合成樹脂製の第1及び第
2のリードクランパ兼カートリツジガイド部材6
1,62は、回路基板54に設けられた孔63,
64,65,66に嵌着されている。即ち、第1
のリードクランパ兼カートリツジガイド部材61
は、2つの立上り部67,68を有し、この立上
り部67,68が、孔63,64に挿通され、第
1図に示す如く、基板54の上面に突出してい
る。なお、基板54に対してリードクランパ兼カ
ートリツジガイド部材61を弾性を利用して容易
且つ安定的に装着するために割溝69,70が設
けられている。また、立上り部67,68も分割
されているため、この分割溝にリード線を挿入す
ることが可能である。同様に第2のリードクラン
パ兼カートリツジガイド部材62も立上り部7
1,72及び割溝73,74を有し、固路基板5
4に装着されている。
第1のリードクランパ兼カートリツジガイド部
材61は弾性変位可能なカートリツジ押圧部75
を有する。この押圧部75は第3図から明らかな
如く、カートリツジ挿入口から奥に向うに従つて
徐々に傾斜垂下する舌状突片から成り、カートリ
ツジ1の着脱時にカートリツジ1の表面3aを弾
性的に押圧するように構成されている。なお、こ
の押圧部75はヘツド11,12から比較的離れ
ている第2図で基板54の左下に配置され、この
部分を基板54に安定的に保持するために第5図
に示す如くコ字状の基板挾持部76を有する。
第1のリードクランパ兼カートリツジガイド部
材61は、開口60に隣接する位置でカートリツ
ジ挿入口近傍からヘツド12の近傍位置まで直線
的に延びるガイド部分77及びこれに直交して延
びるガイド部分78を有し、これ等が基板54の
下面側に配置されている。第2のリードクランパ
兼カートリツジガイド部材62も直線的に延びる
ガイド部分79を有し、開口60に対して一方の
部材61と反対の側に配置されている。
第1及び第2の部材61,62のガイド部分7
7,78,79は基板54の下面から、コネクタ
59の端子ピン又は図示が省略されている回路素
子の端子等よりも高く突出している。更に、各ガ
イド部分77,78,79の下面は、第1図に示
すアンロード位置の上側ヘツド12の位置よりも
下に位置している。
次に、本装置の動作を説明する。
カートリツジ1を第9図に示す前面パネル80
の開口81を通して挿入すれば、回路基板54の
下面に配置されたガイド部分77,78,79で
上方が制限された状態でホルダ18内にカートリ
ツジ1が進入する。なお、舌状の押圧部75が垂
下しているので、これに抗してカートリツジ1が
挿入される。カートリツジ1の挿入は一般に手動
でなされるので、必ずしもホルダ18に対して平
行に挿入できない。従つて、もし、ガイド部分7
7,78,79が設けられていなければ、カート
リツジ1が基板54の回路素子の端子又はプリン
ト回路、又は上側ヘツド12に接触し、これ等が
損傷するおそれがある。しかし、本実施例では、
ガイド部分77,78,79が設けられているの
で、この様な問題は生じない。
カートリツジ1の挿入を進めると、まず、カー
トリツジ1のケース3の先端がシヤツタ開閉レバ
ー47のピン50に係合する。更にカートリツジ
1の挿入を継続すると、レバー47が第8図で時
計回り方向に回動し、第15図に示す如くピン5
0がシヤツタ5の右側面を左方向に押圧し、シヤ
ツタ5を開放する。この結果、シヤツタ5の開口
5aとケース3の開口4aとが一致し、磁気デイ
スク2が露出する。
一方、カートリツジ1の挿入により、摺動板3
8の端面38aにカートリツジ1の側面が当り、
カートリツジ1を更に挿入すると、カートリツジ
1の前進に追従して摺動板38も前進する。この
結果、ピン46によつて係止レバー37が第8図
で時計方向に回動し、係止ピン41が凹部39か
ら抜け出る方向に変位する。カートリツジ1が最
終位置まで挿入されると、係止ピン41が凹部3
9から抜け出る。これにより、スライド体27の
移動の制限が解除されるため、スライド体27は
第11図に示されているバネ35,36の力で第
8図で下方、第12図で右方向に移動する。な
お、係止ピン41による係止の解除はピン50に
よるシヤツタ5の開放終了後に行われるように構
成されている。
スライド体27は、ホルダ移動機構として設け
られたものであり、スライド体27が変位すれ
ば、これに従動してホルダ18が第12図の非係
合位置から第14図の係合位置に移動する。な
お、ホルダ18の降下は、スライド体27の側面
部29,30に設けられた傾斜溝34とホルダ1
8の側面部20,21のピン24,25との係合
により、達成される。ホルダ18が第14図に示
す位置に降下すると、カートリツジ1内のデイス
ク2のハブ2bが回転体17に装着される。この
時、駆動ピン17cが孔2dに一致しない場合が
あるが、この実施例では、カートリツジ1の挿入
の完了に同期してモータ16を付勢し、回転体1
7を回転させるので、短時間の内に駆動ピン17
cが孔2dに入り込み、回転体17とデイスク2
との完全な係合が成立する。なお、ホルダ18が
第14図の位置に降下すると、ピン23がホルダ
基部19の開口19aを介してカートリツジ1の
裏面3bを押圧し、ホルダ18に対してカートリ
ツジ1を固定する。
上述の如く、ホルダ18が、第12図の位置か
ら第14図の位置に移動すると、これに追従して
ヘツド支持アーム係合部23bも変位し、ヘツド
アーム14がバネ15,15aの力で第10図時
計回り方向に回動し、ヘツド11,12は記録再
生可能なロード状態となる。この際、カートリツ
ジ1のシヤツタ5が完全に開放された後にヘツド
12が降下するので、ヘツド12がシヤツタ5に
当ることはない。
カートリツジ1を取り出す時には、スライド体
27に設けられているエジエクト操作部27aを
第14図で左方向に押圧する。スライド体27を
バネ35,36に抗して押圧すると、係止ピン4
1とスライド体27との位置関係が変化し、ピン
41は凹部39に入り込む。ピン41が凹部39
に入り込むまでスライド体27を押し込むと、ス
ライド体27に追従してホルダ18は第14図の
位置から第12図の位置に移動し、同時にヘツド
支持アーム14もロード位置から第1図のアンロ
ード位置に移動し、ヘツド12はデイスク2から
十分に離れる。ところで、係止ピン41が凹部3
9に入り込むまでは、係止レバー37の回動が制
限されている。このため、スライド体27の移動
及びホルダ18の上昇にも拘らず、係止レバー3
7、摺動板38、及びシヤツタ開閉レバー47は
実質的に静止状態にあり、シヤツタ5が閉じる方
向に変位することが阻止されている。しかる後、
係止ピン41が凹部39に入り込むと、係止レバ
ー37がバネ43の力で反時計回り方向に回動
し、シヤツタ開閉レバー47の回動阻止が解除さ
れ、シヤツタ開閉レバー47はバネ51の力で反
時計回り方向に回動し、第6図の位置に戻る。こ
の結果、開閉レバー47のピン50によるシヤツ
タ5の制限が解除され、シヤツタ5はカートリツ
ジ1に内蔵されているバネによつて第16図の閉
位置に戻る。シヤツタ開閉レバー47は、バネ5
1によつて反時計回り方向に付勢され、ピン50
はカートリツジ1の側面を押圧しているので、カ
ートリツジ1はシヤツタ開閉レバー47の反時計
回り方向の回動に追従してエジエクトされる。こ
のため、シヤツタ開閉レバー47はエジエクトレ
バーの働きも有していることになる。
ところで、レバー47のバネ51は、シヤツタ
5のバネ7との関係であまり弱く設定することが
出来ない。このため、もし、本実施例に係わるカ
ートリツジ押圧部75が設けられていないと、強
いバネ51によつてカートリツジ1が急激に飛び
出し、使用者に不安感を与える可能性がある。し
かし、本実施例では、押圧部75によりカートリ
ツジ1の表面3aを押圧し、制動を加えているの
で、カートリツジ1はゆつくりと排出される。
上述の如く、本実施例では、回路基板54にリ
ードクランパ兼カートリツジガイド部材61,6
2を装着するので、回路基板54がカートリツジ
1に近接配置され、デイスク装置の薄形化が達成
される。また、部材61,62を回路基板54で
支持し、且つリード線58のクランパと兼用する
ので、装置の簡略化及び低コスト化が達成され
る。
本考案は上述の実施例に限定されるものではな
く、例えば、次のような変形が可能なものであ
る。
(a) カートリツジ1の代りに、直径76mmの磁気デ
イスクをケースに収容し、デイスクの中央に合
成樹脂のハブを設ける形式のマイクロフロツピ
ーデイスクを使用する装置にも適用可能であ
る。なお、この場合には、磁気デイスクのハブ
を回転台又はスピンドルとこれに対向するクラ
ンパとで挾持して回転駆動する。また、この他
のデイスク装置にも適用可能である。
(b) エジエクト兼シヤツタ開閉レバー47の係合
孔48の代りに孔を有さないカム面としてもよ
い。
(c) 実施例ではホルダ18に追従させてヘツド支
持アーム14を変位させているが、スライド体
27の直線運動に追従してアーム14を回動さ
せるようにしてもよい。
(d) ヘツド11,12のいずれか一方のみを設け
る場合にも適用可能である。なお、この場合に
は、デイスク2の一方の面にヘツドを配し、他
方の面にパツドを配し、ヘツドとパツドでデイ
スク2を挾持する。
(e) スライド体27及びホルダ18の変位に追従
して、ヘツド12又はこれに代るパツドをデイ
スク2に接触させる位置まで移動させず、デイ
スク近傍位置まで移動させるようにしてもよ
い。この場合は、ヘツドロード用プランジヤソ
レノイドを設け、記録再生時にヘツドロード状
態とする。
(f) ホルダ18の上面板22に弾性部材を配し、
デイスクロード時にカートリツジ1を弾性部材
を介して位置決めしてもよい。
考案の効果 上述から明らかな如く、回路基板にカートリツ
ジガイド部材を配置し、これを回路素子のリード
端子等よりも突出させたので、カートリツジの不
要箇所への接触を容易に防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係わるフロツピーデ
イスク装置の回路基板、ここに装着された本考案
に係わる部材、及びこれ等に関連する部分の一部
を示す正面図、第2図は回路基板を有するデイス
ク装置の一部を示す平面図、第3図は第2図の
−線の一部を示す断面図、第4図は第1のリー
ドクランパ兼カートリツジガイド部材を示す平面
図、第5図は第4図の部材の正面図、第6図は第
2のリードクランパ兼カートリツジガイド部材を
示す平面図、第7図は第6図の部材の正面図、第
8図は回路基板を取り外した状態のデイスク装置
を示す平面図、第9図は第8図の装置の正面図、
第10図は第8図のヘツド部分を示す側面図、第
11図は第8図のスライド体を示す平面図、第1
2図は第8図の装置のXII−XII線の一部を示す断面
図、第13図は第8図の装置の左側面図、第14
図はカートリツジ装填完了状態を示す第12図に
対応する断面図、第15図はカートリツジとレバ
ーとの関係を示す平面図、第16図はカートリツ
ジの平面図、第17図はカートリツジの底面図で
ある。 1……デイスクカートリツジ、2……磁気デイ
スク、11,12……磁気ヘツド、16……モー
タ、18……カートリツジホルダ、47……シヤ
ツタ開閉レバー、50……シヤツタ開閉用ピン、
51……バネ、54……回路基板、61,62…
…第1及び第2のリードクランパ兼カートリツジ
ガイド部材、75……弾性的押圧部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 磁気デイスクカートリツジの磁気デイスクを回
    転するためのモータを含むデイスク回転機構と、 前記磁気デイスクに対向して情報の記録又は再
    生を行う磁気ヘツドと、 前記磁気ヘツドを前記磁気デイスクの半径方向
    に移動するためのモータを含むヘツド移動機構
    と、 前記デイスク回転機構のモータの制御及び駆動
    回路と、 前記ヘツド移動機構のモータの制御及び駆動回
    路と、 前記磁気ヘツドに接続された信号処理回路とを
    有する磁気デイスク装置において、 前記デイスク回転機構のモータの制御及び駆動
    回路、前記ヘツド移動機構のモータの制御及び駆
    動回路、及び前記信号処理回路の内の少なくとも
    1つを含む回路基板が設けられており、 前記回路基板は前記回転機構に前記磁気デイス
    クを回転可能な状態に装着した状態において前記
    磁気デイスクに対して平行であり且つ前記カート
    リツジを着脱する平面に対して平行であるように
    固定配置されており、 前記回路基板に配設されている回路素子又は回
    路素子の端子に対して前記カートリツジが接触す
    ることを防ぐためのカートリツジ損傷防止部材が
    前記回路基板に取付けられており、 前記カートリツジ損傷防止部材の前記回路基板
    のカートリツジ対向面からの突出長が前記回路素
    子又は回路素子の端子の前記回路基板から前記カ
    ートリツジの方向への突出長よりも大きく設定さ
    れていることを特徴とする磁気デイスク装置。
JP13165684U 1984-08-30 1984-08-30 磁気デイスク装置 Granted JPS6145764U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5778673A (en) * 1980-10-02 1982-05-17 Toshiba Corp Automatic loading device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5778673A (en) * 1980-10-02 1982-05-17 Toshiba Corp Automatic loading device

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JPS6145764U (ja) 1986-03-26

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