JP2601235B2 - データ処理方式 - Google Patents
データ処理方式Info
- Publication number
- JP2601235B2 JP2601235B2 JP7072335A JP7233595A JP2601235B2 JP 2601235 B2 JP2601235 B2 JP 2601235B2 JP 7072335 A JP7072335 A JP 7072335A JP 7233595 A JP7233595 A JP 7233595A JP 2601235 B2 JP2601235 B2 JP 2601235B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- file
- data
- received
- access
- reception
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は送信側コンピュータから
送られてくるデータを基に受信側コンピュータ上のアプ
リケーションプログラムが処理を行うデータ処理方式に
関する。
送られてくるデータを基に受信側コンピュータ上のアプ
リケーションプログラムが処理を行うデータ処理方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】分散処理システムのように複数のコンピ
ュータが通信回線を介して接続されているシステムに於
いては、コンピュータ間でファイル転送を行い、受信側
コンピュータ上のアプリケーションプログラムが、受信
したデータを基に処理を行うということが従来から行わ
れている。例えば、送信側コンピュータから各商品の売
上高を転送し、受信側コンピュータに於いて、各商品の
それまでの売上高に、送られてきた売上高を累積すると
いうようなことが従来から行われている。
ュータが通信回線を介して接続されているシステムに於
いては、コンピュータ間でファイル転送を行い、受信側
コンピュータ上のアプリケーションプログラムが、受信
したデータを基に処理を行うということが従来から行わ
れている。例えば、送信側コンピュータから各商品の売
上高を転送し、受信側コンピュータに於いて、各商品の
それまでの売上高に、送られてきた売上高を累積すると
いうようなことが従来から行われている。
【0003】ところで、従来のこの種のデータ処理方式
に於いては、受信側コンピュータは、送信側コンピュー
タから送られてきたデータを単一の受信ファイルに格納
し、全てのデータの受信ファイルへの格納が完了した時
点でアプリケーションプログラムによる処理を開始させ
るようにしている。
に於いては、受信側コンピュータは、送信側コンピュー
タから送られてきたデータを単一の受信ファイルに格納
し、全てのデータの受信ファイルへの格納が完了した時
点でアプリケーションプログラムによる処理を開始させ
るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
は、受信ファイルへの全データの格納が完了した時点で
アプリケーションプログラムによる処理を開始させるよ
うにしていたため、アプリケーションプログラムが処理
に使用するデータの一部が受信ファイル中に格納されて
いても全てのデータの格納が完了するまではアプリケー
ションプログラムによる処理が開始されず、処理効率が
低いものになってしまうという問題があった。特に、大
量のデータを受信する場合や、データ受信中に回線障害
等が発生してデータ受信が中断し、復旧までに時間がか
かる場合等は、このような問題は著しいものとなる。
は、受信ファイルへの全データの格納が完了した時点で
アプリケーションプログラムによる処理を開始させるよ
うにしていたため、アプリケーションプログラムが処理
に使用するデータの一部が受信ファイル中に格納されて
いても全てのデータの格納が完了するまではアプリケー
ションプログラムによる処理が開始されず、処理効率が
低いものになってしまうという問題があった。特に、大
量のデータを受信する場合や、データ受信中に回線障害
等が発生してデータ受信が中断し、復旧までに時間がか
かる場合等は、このような問題は著しいものとなる。
【0005】また、従来は、単一の受信ファイルにデー
タを格納するようにしていたため、受信ファイルに障害
が発生した場合には、それまで受信したデータもアクセ
スできなくなる可能性があり、データを最初から再送す
ることが必要になる場合があるという問題もある。
タを格納するようにしていたため、受信ファイルに障害
が発生した場合には、それまで受信したデータもアクセ
スできなくなる可能性があり、データを最初から再送す
ることが必要になる場合があるという問題もある。
【0006】そこで、本発明の目的は、送信側コンピュ
ータから転送されてきたデータを基にした処理を効率的
に行うことができ、且つ障害による処理の中断を極力少
なくすることができるデータ処理方式を提供することに
ある。
ータから転送されてきたデータを基にした処理を効率的
に行うことができ、且つ障害による処理の中断を極力少
なくすることができるデータ処理方式を提供することに
ある。
【0007】尚、特開平5−6301号公報には、異な
るオペレーティングシステムを搭載したコンピュータ間
でファイル転送を行う際、送信側コンピュータから受信
側コンピュータにファイルとそのファイルについてのフ
ァイル管理情報とを転送し、受信側のコンピュータでは
受信したファイル,ファイル管理情報を受信用ファイ
ル,管理情報ファイルに格納する技術が記載されている
が、受信用ファイルに格納したデータを基にした処理を
行う点については全く記載されていない。
るオペレーティングシステムを搭載したコンピュータ間
でファイル転送を行う際、送信側コンピュータから受信
側コンピュータにファイルとそのファイルについてのフ
ァイル管理情報とを転送し、受信側のコンピュータでは
受信したファイル,ファイル管理情報を受信用ファイ
ル,管理情報ファイルに格納する技術が記載されている
が、受信用ファイルに格納したデータを基にした処理を
行う点については全く記載されていない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、通信回線を介して送信側コンピュータから転
送されてきたデータを基に受信側コンピュータ上のアプ
リケーションプログラムが処理を行うデータ処理方式に
於いて、複数の受信ファイルから構成される受信ファイ
ル群と、前記送信側コンピュータからのデータを受信す
るデータ受信手段と、該データ受信手段が受信したデー
タを、前記受信ファイル群中の指示された受信ファイル
に格納するファイル出力手段と、該ファイル出力手段に
よるデータの格納開始時及び前記ファイル出力手段がデ
ータの格納を行っている受信ファイルが満杯になったと
き、データの格納に使用する受信ファイルを決定して該
決定した受信ファイルを前記ファイル出力手段に指示
し、前記アプリケーションプログラムのアクセス要求
時、前記アプリケーションプログラムのアクセス対象デ
ータが前記受信ファイル群に格納されていない場合また
は前記アクセス対象データが格納されている受信ファイ
ルと前記ファイル出力手段が現在データの格納を行って
いる受信ファイルとが同一の場合は前記アプリケーショ
ンプログラムの処理を待たせ、前記アクセス対象データ
が前記受信ファイル群に格納されており且つ前記アクセ
ス対象データが格納されている受信ファイルと前記ファ
イル出力手段がデータの格納を行っている受信ファイル
とが同一でない場合は、前記アクセス対象データの格納
位置を通知する制御手段と、該制御手段から通知された
格納位置に従ってデータをアクセスするファイルアクセ
ス手段とを備えたものである。
するため、通信回線を介して送信側コンピュータから転
送されてきたデータを基に受信側コンピュータ上のアプ
リケーションプログラムが処理を行うデータ処理方式に
於いて、複数の受信ファイルから構成される受信ファイ
ル群と、前記送信側コンピュータからのデータを受信す
るデータ受信手段と、該データ受信手段が受信したデー
タを、前記受信ファイル群中の指示された受信ファイル
に格納するファイル出力手段と、該ファイル出力手段に
よるデータの格納開始時及び前記ファイル出力手段がデ
ータの格納を行っている受信ファイルが満杯になったと
き、データの格納に使用する受信ファイルを決定して該
決定した受信ファイルを前記ファイル出力手段に指示
し、前記アプリケーションプログラムのアクセス要求
時、前記アプリケーションプログラムのアクセス対象デ
ータが前記受信ファイル群に格納されていない場合また
は前記アクセス対象データが格納されている受信ファイ
ルと前記ファイル出力手段が現在データの格納を行って
いる受信ファイルとが同一の場合は前記アプリケーショ
ンプログラムの処理を待たせ、前記アクセス対象データ
が前記受信ファイル群に格納されており且つ前記アクセ
ス対象データが格納されている受信ファイルと前記ファ
イル出力手段がデータの格納を行っている受信ファイル
とが同一でない場合は、前記アクセス対象データの格納
位置を通知する制御手段と、該制御手段から通知された
格納位置に従ってデータをアクセスするファイルアクセ
ス手段とを備えたものである。
【0009】
【作用】データ受信手段が送信側コンピュータから転送
されたデータを受信し、ファイル出力手段が上記受信デ
ータを受信ファイル群を構成する受信ファイルの内の制
御手段によって指示された受信ファイルに格納する。制
御手段では、ファイル出力手段によるデータの格納開始
時及びファイル出力手段がデータの格納を行っている受
信ファイルが満杯になった時、データの格納に使用する
受信ファイルを決定し、その受信ファイルをファイル出
力手段に指示する。
されたデータを受信し、ファイル出力手段が上記受信デ
ータを受信ファイル群を構成する受信ファイルの内の制
御手段によって指示された受信ファイルに格納する。制
御手段では、ファイル出力手段によるデータの格納開始
時及びファイル出力手段がデータの格納を行っている受
信ファイルが満杯になった時、データの格納に使用する
受信ファイルを決定し、その受信ファイルをファイル出
力手段に指示する。
【0010】また、制御手段は、アプリケーションプロ
グラムによるデータのアクセス時、アプリケーションプ
ログラムのアクセス対象データが受信ファイル群に格納
されていない場合またはアクセス対象データが格納され
ている受信ファイルとファイル出力手段が現在データの
格納を行っている受信ファイルとが同一の場合はアプリ
ケーションプログラムの処理を待たせ、アクセス対象デ
ータが受信ファイル群に格納されており且つアクセス対
象データが格納されている受信ファイルとファイル出力
手段がデータの格納を行っている受信ファイルとが同一
でない場合は、アクセス対象データが格納されている受
信ファイルの格納位置をファイルアクセス手段に通知す
る。ファイルアクセス手段では、この通知を受けると、
通知された受信ファイルをアクセスする。
グラムによるデータのアクセス時、アプリケーションプ
ログラムのアクセス対象データが受信ファイル群に格納
されていない場合またはアクセス対象データが格納され
ている受信ファイルとファイル出力手段が現在データの
格納を行っている受信ファイルとが同一の場合はアプリ
ケーションプログラムの処理を待たせ、アクセス対象デ
ータが受信ファイル群に格納されており且つアクセス対
象データが格納されている受信ファイルとファイル出力
手段がデータの格納を行っている受信ファイルとが同一
でない場合は、アクセス対象データが格納されている受
信ファイルの格納位置をファイルアクセス手段に通知す
る。ファイルアクセス手段では、この通知を受けると、
通知された受信ファイルをアクセスする。
【0011】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0012】図1は本発明の実施例のブロック図であ
り、通信回線3を介して接続されたコンピュータ1,2
と、アプリケーションプログラム(AP)4と、複数の
受信ファイル群5A,5B,…と、送信ファイル6とか
ら構成されている。各受信ファイル群5A,5B,…
は、それぞれ複数の受信ファイル5A0〜5Am,5B
0〜5Bnから構成されている。尚、本実施例に於いて
は、受信ファイル群5A,5B,…にはそれぞれ受信フ
ァイル群名A,B,…が付与され、受信ファイル5A0
〜5Am,5B0〜5Bn,…にはそれぞれ受信ファイ
ル名A0〜Am,B0〜Bnが付与されているとする。
り、通信回線3を介して接続されたコンピュータ1,2
と、アプリケーションプログラム(AP)4と、複数の
受信ファイル群5A,5B,…と、送信ファイル6とか
ら構成されている。各受信ファイル群5A,5B,…
は、それぞれ複数の受信ファイル5A0〜5Am,5B
0〜5Bnから構成されている。尚、本実施例に於いて
は、受信ファイル群5A,5B,…にはそれぞれ受信フ
ァイル群名A,B,…が付与され、受信ファイル5A0
〜5Am,5B0〜5Bn,…にはそれぞれ受信ファイ
ル名A0〜Am,B0〜Bnが付与されているとする。
【0013】コンピュータ1は、データ受信手段11
と、ファイル出力手段12と、ファイルアクセス手段1
3と、プログラム起動手段14と、ファイル管理表1
6,ファイル出力制御手段17,ファイルアクセス制御
手段18から構成される制御手段15とを備えている。
と、ファイル出力手段12と、ファイルアクセス手段1
3と、プログラム起動手段14と、ファイル管理表1
6,ファイル出力制御手段17,ファイルアクセス制御
手段18から構成される制御手段15とを備えている。
【0014】データ受信手段11は、通信回線3を介し
てコンピュータ2から転送されてきたデータ等を受信す
る機能や、プログラム起動手段14に対してアプリケー
ションプログラムの起動を指示する機能等を有してい
る。
てコンピュータ2から転送されてきたデータ等を受信す
る機能や、プログラム起動手段14に対してアプリケー
ションプログラムの起動を指示する機能等を有してい
る。
【0015】ファイル出力手段12は、データ受信手段
11が受信したデータを、ファイル出力制御手段17に
よって指示された受信ファイルに格納する機能や、現在
受信データを格納している受信ファイルが満杯になった
ことをファイル出力制御手段17に通知する機能等を有
している。
11が受信したデータを、ファイル出力制御手段17に
よって指示された受信ファイルに格納する機能や、現在
受信データを格納している受信ファイルが満杯になった
ことをファイル出力制御手段17に通知する機能等を有
している。
【0016】ファイルアクセス手段13は、ファイルア
クセス制御手段18によって指示されたデータをアクセ
スする機能等を有している。
クセス制御手段18によって指示されたデータをアクセ
スする機能等を有している。
【0017】プログラム起動手段14は、データ受信手
段11からの指示に従ってアプリケーションプログラム
4を起動する機能を有している。
段11からの指示に従ってアプリケーションプログラム
4を起動する機能を有している。
【0018】制御手段15は、ファイル出力手段12に
よるデータの格納開始時及びファイル出力手段12がデ
ータの格納を行っている受信ファイルが満杯になったと
き、データの格納に使用する受信ファイルを決定し、決
定した受信ファイルをファイル出力手段12に指示し、
アプリケーションプログラム4のアクセス要求時、アプ
リケーションプログラム4のアクセス対象データが受信
ファイル群に格納されていない場合またはアクセス対象
データが格納されている受信ファイルとファイル出力手
段12が現在データの格納を行っている受信ファイルと
が同一の場合はアプリケーションプログラム4の処理を
待たせ、アクセス対象データが受信ファイル群に格納さ
れており且つアクセス対象データが格納されている受信
ファイルとファイル出力手段12がデータの格納を行っ
ている受信ファイルとが同一でない場合は、アクセス対
象データの格納位置をファイルアクセス手段13に通知
する機能等を有する。
よるデータの格納開始時及びファイル出力手段12がデ
ータの格納を行っている受信ファイルが満杯になったと
き、データの格納に使用する受信ファイルを決定し、決
定した受信ファイルをファイル出力手段12に指示し、
アプリケーションプログラム4のアクセス要求時、アプ
リケーションプログラム4のアクセス対象データが受信
ファイル群に格納されていない場合またはアクセス対象
データが格納されている受信ファイルとファイル出力手
段12が現在データの格納を行っている受信ファイルと
が同一の場合はアプリケーションプログラム4の処理を
待たせ、アクセス対象データが受信ファイル群に格納さ
れており且つアクセス対象データが格納されている受信
ファイルとファイル出力手段12がデータの格納を行っ
ている受信ファイルとが同一でない場合は、アクセス対
象データの格納位置をファイルアクセス手段13に通知
する機能等を有する。
【0019】ファイル管理表16は、複数個の受信ファ
イルを受信ファイル群として管理したり、各受信ファイ
ル群5A,5B,…中の受信ファイル5A0〜5Am,
5B0〜5Bn,…のデータの格納状況を管理したりす
るためのものであり、例えば、図2に示すように、受信
ファイル群名,受信ファイル名&リンク,格納レコード
番号,出力中ファイル名,処理中ファイル名,受信完了
フラグ,使用中フラグの項目からなる。
イルを受信ファイル群として管理したり、各受信ファイ
ル群5A,5B,…中の受信ファイル5A0〜5Am,
5B0〜5Bn,…のデータの格納状況を管理したりす
るためのものであり、例えば、図2に示すように、受信
ファイル群名,受信ファイル名&リンク,格納レコード
番号,出力中ファイル名,処理中ファイル名,受信完了
フラグ,使用中フラグの項目からなる。
【0020】各項目が持つ意味は次の通りである。
【0021】受信ファイル群名: 1つのファイル群を
総称する名前であり、アプリケーションプログラム4に
よるアクセス要求はこの名前により行われる。
総称する名前であり、アプリケーションプログラム4に
よるアクセス要求はこの名前により行われる。
【0022】受信ファイル名&リンク: データ格納時
の使用順序の順に並んだ受信ファイルのファイル名の一
覧であり、図2の例は、受信ファイル群名Aを有する受
信ファイル群5Aは受信ファイル名A0,A1,…,A
mを有する受信ファイル5A0,5A1,…,5Amか
ら構成され、データ格納時の受信ファイルの使用順序が
5A0,5A1,…,5Amであることを示している。
の使用順序の順に並んだ受信ファイルのファイル名の一
覧であり、図2の例は、受信ファイル群名Aを有する受
信ファイル群5Aは受信ファイル名A0,A1,…,A
mを有する受信ファイル5A0,5A1,…,5Amか
ら構成され、データ格納時の受信ファイルの使用順序が
5A0,5A1,…,5Amであることを示している。
【0023】格納レコード番号: 受信ファイル群中の
何番目のレコードかを示す番号である。
何番目のレコードかを示す番号である。
【0024】出力中ファイル名: ファイル出力手段1
2が現在データを格納中の受信ファイルのファイル名で
ある。
2が現在データを格納中の受信ファイルのファイル名で
ある。
【0025】処理中ファイル名: アプリケーションプ
ログラム4が現在アクセス中の受信ファイルの受信ファ
イル名である。
ログラム4が現在アクセス中の受信ファイルの受信ファ
イル名である。
【0026】受信完了フラグ: コンピュータ2から送
られてくるデータを全て格納したか否かを示すフラグで
ある。尚、本実施例に於いては、受信完了フラグ=オン
がデータ格納完了を示すものとする。
られてくるデータを全て格納したか否かを示すフラグで
ある。尚、本実施例に於いては、受信完了フラグ=オン
がデータ格納完了を示すものとする。
【0027】使用中フラグ: 受信ファイル群が使用中
か否かを示すフラグである。尚、本実施例に於いては、
使用中フラグ=オンが使用中を示すものとする。
か否かを示すフラグである。尚、本実施例に於いては、
使用中フラグ=オンが使用中を示すものとする。
【0028】ファイル出力制御手段17は、ファイル出
力手段12に対してデータの格納に使用する受信ファイ
ルを指示する機能等を有している。
力手段12に対してデータの格納に使用する受信ファイ
ルを指示する機能等を有している。
【0029】ファイルアクセス制御手段18は、ファイ
ルアクセス手段13に対してアクセス対象データの格納
位置を通知する機能等を有している。
ルアクセス手段13に対してアクセス対象データの格納
位置を通知する機能等を有している。
【0030】コンピュータ2は、送信ファイル入力手段
21と、データ送信手段22とを備えている。
21と、データ送信手段22とを備えている。
【0031】送信ファイル入力手段21は、送信ファイ
ル6からデータを読み込む機能を有している。
ル6からデータを読み込む機能を有している。
【0032】データ送信手段22は、送信ファイル入力
手段21から渡されるデータを通信回線3を介してコン
ピュータ1に送信する機能を有している。
手段21から渡されるデータを通信回線3を介してコン
ピュータ1に送信する機能を有している。
【0033】尚、図1の実施例に於いては、図面の繁雑
化を避けるためにコンピュータを2台としているが、更
に多数のコンピュータが通信回線によって接続されてい
るシステムにも適用可能である。また、各コンピュータ
の構成をコンピュータ1,2の構成を併せたものにして
も良い。
化を避けるためにコンピュータを2台としているが、更
に多数のコンピュータが通信回線によって接続されてい
るシステムにも適用可能である。また、各コンピュータ
の構成をコンピュータ1,2の構成を併せたものにして
も良い。
【0034】図3はファイル出力手段12の処理例を示
す流れ図、図4はファイル出力制御手段17の処理例を
示す流れ図、図5はファイルアクセス手段13の処理例
を示す流れ図、図6はファイルアクセス制御手段18の
処理例を示す流れ図、図7,図8はアプリケーションプ
ログラム4の処理例を示す流れ図であり、以下各図を参
照して本実施例の動作を説明する。
す流れ図、図4はファイル出力制御手段17の処理例を
示す流れ図、図5はファイルアクセス手段13の処理例
を示す流れ図、図6はファイルアクセス制御手段18の
処理例を示す流れ図、図7,図8はアプリケーションプ
ログラム4の処理例を示す流れ図であり、以下各図を参
照して本実施例の動作を説明する。
【0035】送信側のコンピュータ2では、コンピュー
タ1のアプリケーションプログラム4に処理させるデー
タを作成してそのデータを送信ファイル6に格納するジ
ョブが実行される。このジョブは、コンピュータ1のア
プリケーションプログラム4に処理させるデータを全て
送信ファイル6に格納すると、送信ファイル入力手段2
1に起動指示を与えると共に、データ送信手段22にア
プリケーションプログラム4のプログラム名を渡す。
タ1のアプリケーションプログラム4に処理させるデー
タを作成してそのデータを送信ファイル6に格納するジ
ョブが実行される。このジョブは、コンピュータ1のア
プリケーションプログラム4に処理させるデータを全て
送信ファイル6に格納すると、送信ファイル入力手段2
1に起動指示を与えると共に、データ送信手段22にア
プリケーションプログラム4のプログラム名を渡す。
【0036】送信ファイル入力手段21は、起動指示が
与えられると、送信ファイル6からデータを読み込み、
それをデータ送信手段22に渡す。データ送信手段22
では、送信ファイル入力手段21からデータが渡される
と、そのデータとアプリケーションプログラム4のプロ
グラム名とを通信回線3を介して受信側のコンピュータ
1に送信する。
与えられると、送信ファイル6からデータを読み込み、
それをデータ送信手段22に渡す。データ送信手段22
では、送信ファイル入力手段21からデータが渡される
と、そのデータとアプリケーションプログラム4のプロ
グラム名とを通信回線3を介して受信側のコンピュータ
1に送信する。
【0037】コンピュータ2からのデータ及びアプリケ
ーションプログラム4のプログラム名は、コンピュータ
1内のデータ受信手段11で受信され、データ受信手段
11は、受信したデータをファイル出力手段12に渡す
と共に、プログラム起動手段14に対してアプリケーシ
ョンプログラム4の起動を指示する。
ーションプログラム4のプログラム名は、コンピュータ
1内のデータ受信手段11で受信され、データ受信手段
11は、受信したデータをファイル出力手段12に渡す
と共に、プログラム起動手段14に対してアプリケーシ
ョンプログラム4の起動を指示する。
【0038】プログラム起動手段14は、上記指示を受
けることによりアプリケーションプログラム4を起動
し、また、ファイル出力手段12は、データ受信手段1
1からデータが渡されると、図3の流れ図に示すように
データの格納先の受信ファイルをファイル出力制御手段
17に問い合わせる(ステップS1)。
けることによりアプリケーションプログラム4を起動
し、また、ファイル出力手段12は、データ受信手段1
1からデータが渡されると、図3の流れ図に示すように
データの格納先の受信ファイルをファイル出力制御手段
17に問い合わせる(ステップS1)。
【0039】ファイル出力制御手段17は、問い合わせ
を受けると、先ず、図4の流れ図に示すように、データ
の格納先とする受信ファイル群を選択してその受信ファ
イル群の名前をアプリケーションプログラム4に通知す
ることにより、ファイルアクセスを行う際、上記名前を
使用することをアプリケーションプログラム4に認識さ
せる(ステップS11)。この受信ファイル群の選択
は、ファイル管理表16を参照し、使用中フラグがオフ
(未使用)になっている受信ファイル群の内の1つを選
択することにより行う。
を受けると、先ず、図4の流れ図に示すように、データ
の格納先とする受信ファイル群を選択してその受信ファ
イル群の名前をアプリケーションプログラム4に通知す
ることにより、ファイルアクセスを行う際、上記名前を
使用することをアプリケーションプログラム4に認識さ
せる(ステップS11)。この受信ファイル群の選択
は、ファイル管理表16を参照し、使用中フラグがオフ
(未使用)になっている受信ファイル群の内の1つを選
択することにより行う。
【0040】今、例えば、ステップS11に於いてデー
タの格納に使用する受信ファイル群として受信ファイル
群名Aを有する受信ファイル群5Aを選択したとする。
タの格納に使用する受信ファイル群として受信ファイル
群名Aを有する受信ファイル群5Aを選択したとする。
【0041】ステップS11に於いて受信ファイル群名
Aを有する受信ファイル群5Aを選択すると、ファイル
出力制御手段17は、ファイル管理表16中の受信ファ
イル群名Aに対応する使用中フラグをオンにする(ステ
ップS12)。
Aを有する受信ファイル群5Aを選択すると、ファイル
出力制御手段17は、ファイル管理表16中の受信ファ
イル群名Aに対応する使用中フラグをオンにする(ステ
ップS12)。
【0042】次いで、ファイル出力制御手段17は、フ
ァイル管理表16を参照してデータの格納先の受信ファ
イルを決定し、決定した受信ファイルの名前をファイル
出力手段12に通知する(ステップS13)。この場
合、ファイル出力制御手段17は、ファイル管理表16
の項目「受信ファイル名&リンク」の受信ファイル群名
Aに対応する部分を参照し、その先頭に格納されている
受信ファイル名A0をファイル出力手段12に通知す
る。
ァイル管理表16を参照してデータの格納先の受信ファ
イルを決定し、決定した受信ファイルの名前をファイル
出力手段12に通知する(ステップS13)。この場
合、ファイル出力制御手段17は、ファイル管理表16
の項目「受信ファイル名&リンク」の受信ファイル群名
Aに対応する部分を参照し、その先頭に格納されている
受信ファイル名A0をファイル出力手段12に通知す
る。
【0043】その後、ファイル出力制御手段17は、フ
ァイル管理表16の項目「出力中ファイル名」の受信フ
ァイル群名Aに対応する部分にファイル名A0を格納す
る(ステップS14)。
ァイル管理表16の項目「出力中ファイル名」の受信フ
ァイル群名Aに対応する部分にファイル名A0を格納す
る(ステップS14)。
【0044】ファイル出力制御手段17に対して、格納
先の受信ファイルの問い合わせを行ったファイル出力手
段12は、ファイル出力制御手段17から受信ファイル
5A0の受信ファイル名A0が通知されると、データ受
信手段11からのデータを受信ファイル5A0に格納す
る(図3、ステップS2,S3)。
先の受信ファイルの問い合わせを行ったファイル出力手
段12は、ファイル出力制御手段17から受信ファイル
5A0の受信ファイル名A0が通知されると、データ受
信手段11からのデータを受信ファイル5A0に格納す
る(図3、ステップS2,S3)。
【0045】そして、データの格納中に受信ファイル5
A0が満杯になると(ステップS4がYES)、ファイ
ル出力手段12は、ファイル出力制御手段17に対して
受信ファイルが満杯になったことを通知すると共に、格
納レコード番号(この場合、1〜500とする)を通知
し(ステップS5)、次の格納先の受信ファイルが通知
されるのを待つ(ステップS6)。
A0が満杯になると(ステップS4がYES)、ファイ
ル出力手段12は、ファイル出力制御手段17に対して
受信ファイルが満杯になったことを通知すると共に、格
納レコード番号(この場合、1〜500とする)を通知
し(ステップS5)、次の格納先の受信ファイルが通知
されるのを待つ(ステップS6)。
【0046】ファイル出力制御手段17は、ファイル出
力手段12から受信ファイルが満杯になったことが通知
されると共に、格納レコード番号「1〜500」が通知
されると(図4,ステップS15がYES)、ファイル
管理表16を参照して次の格納先の受信ファイルを決定
し、決定した受信ファイルのファイル名をファイル出力
手段12に通知する(ステップS16)。この場合、フ
ァイル出力制御手段17は、ファイル管理表16の項目
「受信ファイル名&リンク」,「出力中ファイル名」の
受信ファイル群名Aに対応する部分を参照し、項目「受
信ファイル名&リンク」中の受信ファイル名の内、項目
「出力中ファイル名」に格納されているファイル名A0
の次に格納されている受信ファイル名A1を、次の格納
先の受信ファイルのファイル名としてファイル出力手段
12に通知する。
力手段12から受信ファイルが満杯になったことが通知
されると共に、格納レコード番号「1〜500」が通知
されると(図4,ステップS15がYES)、ファイル
管理表16を参照して次の格納先の受信ファイルを決定
し、決定した受信ファイルのファイル名をファイル出力
手段12に通知する(ステップS16)。この場合、フ
ァイル出力制御手段17は、ファイル管理表16の項目
「受信ファイル名&リンク」,「出力中ファイル名」の
受信ファイル群名Aに対応する部分を参照し、項目「受
信ファイル名&リンク」中の受信ファイル名の内、項目
「出力中ファイル名」に格納されているファイル名A0
の次に格納されている受信ファイル名A1を、次の格納
先の受信ファイルのファイル名としてファイル出力手段
12に通知する。
【0047】その後、ファイル出力制御手段17は、フ
ァイル管理表16の項目「出力中ファイル名」の受信フ
ァイル群名Aに対応する部分に受信ファイル名A1を格
納し、項目「格納レコード番号」の受信ファイル名A0
に対応する部分に格納レコード番号「1〜500」を格
納する(ステップS17,18)。
ァイル管理表16の項目「出力中ファイル名」の受信フ
ァイル群名Aに対応する部分に受信ファイル名A1を格
納し、項目「格納レコード番号」の受信ファイル名A0
に対応する部分に格納レコード番号「1〜500」を格
納する(ステップS17,18)。
【0048】ファイル出力手段12は、ファイル出力制
御手段17から、次の格納先の受信ファイル5A1の名
前A1が通知されると(図3,ステップS6)、前述し
たと同様に、受信ファイル5A1にデータ受信手段11
からのデータを格納し(ステップS3)、受信ファイル
5A1が満杯になるとファイル出力制御手段17への通
知を行う(ステップS5)。
御手段17から、次の格納先の受信ファイル5A1の名
前A1が通知されると(図3,ステップS6)、前述し
たと同様に、受信ファイル5A1にデータ受信手段11
からのデータを格納し(ステップS3)、受信ファイル
5A1が満杯になるとファイル出力制御手段17への通
知を行う(ステップS5)。
【0049】以下、ファイル出力手段12は受信データ
を全て格納するまで、前述したと同様の動作を繰り返し
行い、受信データの格納が完了すると(ステップS7が
YES)、ファイル出力制御手段17に対してデータ格
納完了を通知すると共に、格納レコード番号を通知する
(ステップS8)。
を全て格納するまで、前述したと同様の動作を繰り返し
行い、受信データの格納が完了すると(ステップS7が
YES)、ファイル出力制御手段17に対してデータ格
納完了を通知すると共に、格納レコード番号を通知する
(ステップS8)。
【0050】ファイル出力制御手段17では、ファイル
出力手段12からデータ格納完了,格納レコード番号が
通知されると(図4,ステップS19がYES)、通知
された格納レコード番号をファイル管理表16の項目
「格納レコード番号」の出力中ファイル名と対応する部
分に格納すると共に、受信ファイル群Aに対応する受信
完了フラグをオンにする(ステップS20,S21)。
出力手段12からデータ格納完了,格納レコード番号が
通知されると(図4,ステップS19がYES)、通知
された格納レコード番号をファイル管理表16の項目
「格納レコード番号」の出力中ファイル名と対応する部
分に格納すると共に、受信ファイル群Aに対応する受信
完了フラグをオンにする(ステップS20,S21)。
【0051】コンピュータ2からのデータは、以上のよ
うにして受信ファイル群5Aを構成する各受信ファイル
5A0,5A1,…に順次格納される。
うにして受信ファイル群5Aを構成する各受信ファイル
5A0,5A1,…に順次格納される。
【0052】上記したような受信データの格納動作が行
われている間に於いても、受信データを基にした処理を
行うアプリケーションプログラム4は、例えば、図7の
流れ図に示すような処理を行っている。
われている間に於いても、受信データを基にした処理を
行うアプリケーションプログラム4は、例えば、図7の
流れ図に示すような処理を行っている。
【0053】アプリケーションプログラム4は、データ
の受信開始時にプログラム起動手段14によって起動さ
れると、先ず、順次アクセスによりデータを読み込むた
めの処理を行う(ステップS71)。この処理に於い
て、アプリケーションプログラム4は、ファイルアクセ
ス制御手段18に対して、処理するデータが格納されて
いる受信ファイル群5Aの名前Aを含む受信ファイル群
5Aへの順次アクセス要求を出力すると共に、ファイル
アクセス手段13に対してリードを指示する。ここで、
処理するデータが格納されている受信ファイル群の名前
は、ファイル出力制御手段17から通知されているもの
である。
の受信開始時にプログラム起動手段14によって起動さ
れると、先ず、順次アクセスによりデータを読み込むた
めの処理を行う(ステップS71)。この処理に於い
て、アプリケーションプログラム4は、ファイルアクセ
ス制御手段18に対して、処理するデータが格納されて
いる受信ファイル群5Aの名前Aを含む受信ファイル群
5Aへの順次アクセス要求を出力すると共に、ファイル
アクセス手段13に対してリードを指示する。ここで、
処理するデータが格納されている受信ファイル群の名前
は、ファイル出力制御手段17から通知されているもの
である。
【0054】ファイルアクセス制御手段18は、図6の
流れ図に示すように、アプリケーションプログラム4か
ら受信ファイル群5Aに対する順次アクセス要求が出力
されると(ステップS41が順次アクセス)、格納レコ
ード番号Rを「1」とし(ステップS42)、その後、
ファイル管理表16を参照してアクセスするデータが格
納されている受信ファイル(アクセスファイル)を求め
る(ステップS43)。この処理は、ファイル管理表1
6の項目「格納レコード番号」,「受信ファイル名&リ
ンク」の受信ファイル群名Aに対応する部分を参照し、
格納レコード番号Rのデータを格納している受信ファイ
ルを求めることにより行う。図2の例の場合、格納レコ
ード番号R=「1」のデータは、受信ファイル名A0の
受信ファイル5A0に格納されているので、受信ファイ
ル5A0がアクセスファイルとして求められる。
流れ図に示すように、アプリケーションプログラム4か
ら受信ファイル群5Aに対する順次アクセス要求が出力
されると(ステップS41が順次アクセス)、格納レコ
ード番号Rを「1」とし(ステップS42)、その後、
ファイル管理表16を参照してアクセスするデータが格
納されている受信ファイル(アクセスファイル)を求め
る(ステップS43)。この処理は、ファイル管理表1
6の項目「格納レコード番号」,「受信ファイル名&リ
ンク」の受信ファイル群名Aに対応する部分を参照し、
格納レコード番号Rのデータを格納している受信ファイ
ルを求めることにより行う。図2の例の場合、格納レコ
ード番号R=「1」のデータは、受信ファイル名A0の
受信ファイル5A0に格納されているので、受信ファイ
ル5A0がアクセスファイルとして求められる。
【0055】次いで、ファイルアクセス制御手段18
は、ファイル管理表16の項目「処理中ファイル名」の
受信ファイル群名Aに対応する部分に受信ファイル名A
0を格納する(ステップS44)。
は、ファイル管理表16の項目「処理中ファイル名」の
受信ファイル群名Aに対応する部分に受信ファイル名A
0を格納する(ステップS44)。
【0056】その後、ファイルアクセス制御手段18
は、アクセス対象とするデータがステップS43で求め
た受信ファイルの何番目のレコードに格納されているの
かを示す実レコード番号を求める(ステップS45)。
ここで、ステップS43で求めたアクセスファイルが、
受信データ格納時に最初に使用するものである場合は、
格納レコード番号Rをそのまま実レコード番号とし、そ
うでない場合は、格納レコード番号Rから、ステップS
43で求めた受信ファイルの受信ファイル名より1つ前
の受信ファイル名と対応して項目「受信ファイル名&リ
ンク」に格納されている格納レコード番号の内の最後の
格納レコード番号を引いた値を実レコード番号とする。
例えば、ステップS43が求めたアクセスファイルが受
信ファイル名A3の受信ファイルであり、格納レコード
番号R=「1750」である場合には、格納レコード番
号=「1750」から項目「受信ファイル名&リンク」
に受信ファイル名A2と対応して格納されている格納レ
コード番号「10001〜1500」の内の最後の格納
レコード番号「1500」を引いた値「250」を実レ
コード番号とする。この例の場合は、ステップS43で
求めたアクセスファイルは、データ格納時に最初に使用
するものであるので、ステップS45で求める実レコー
ド番号は「1」となる。
は、アクセス対象とするデータがステップS43で求め
た受信ファイルの何番目のレコードに格納されているの
かを示す実レコード番号を求める(ステップS45)。
ここで、ステップS43で求めたアクセスファイルが、
受信データ格納時に最初に使用するものである場合は、
格納レコード番号Rをそのまま実レコード番号とし、そ
うでない場合は、格納レコード番号Rから、ステップS
43で求めた受信ファイルの受信ファイル名より1つ前
の受信ファイル名と対応して項目「受信ファイル名&リ
ンク」に格納されている格納レコード番号の内の最後の
格納レコード番号を引いた値を実レコード番号とする。
例えば、ステップS43が求めたアクセスファイルが受
信ファイル名A3の受信ファイルであり、格納レコード
番号R=「1750」である場合には、格納レコード番
号=「1750」から項目「受信ファイル名&リンク」
に受信ファイル名A2と対応して格納されている格納レ
コード番号「10001〜1500」の内の最後の格納
レコード番号「1500」を引いた値「250」を実レ
コード番号とする。この例の場合は、ステップS43で
求めたアクセスファイルは、データ格納時に最初に使用
するものであるので、ステップS45で求める実レコー
ド番号は「1」となる。
【0057】その後、ファイルアクセス制御手段18
は、ステップS43で求めた受信ファイル5A0のデー
タ格納時に於ける使用順序が、項目「出力中ファイル
名」にファイル名が格納されている受信ファイルの使用
順序よりも前であるか否かを判断する(ステップS4
7)。ここで、ステップS47の判断結果は、アプリケ
ーションプログラム4が現在アクセス対象にしているデ
ータが受信ファイル群5Aに格納され、且つ上記アクセ
ス対象データが格納されている受信ファイルとファイル
出力手段12が現在受信データの格納を行っている受信
ファイルとが同一でない場合、YESとなる。尚、ファ
イル管理表16中の受信完了フラグがオンになっている
場合は、ファイルアクセス制御手段18は、ステップS
47の処理を行うことなく、ステップS48の処理を行
う。
は、ステップS43で求めた受信ファイル5A0のデー
タ格納時に於ける使用順序が、項目「出力中ファイル
名」にファイル名が格納されている受信ファイルの使用
順序よりも前であるか否かを判断する(ステップS4
7)。ここで、ステップS47の判断結果は、アプリケ
ーションプログラム4が現在アクセス対象にしているデ
ータが受信ファイル群5Aに格納され、且つ上記アクセ
ス対象データが格納されている受信ファイルとファイル
出力手段12が現在受信データの格納を行っている受信
ファイルとが同一でない場合、YESとなる。尚、ファ
イル管理表16中の受信完了フラグがオンになっている
場合は、ファイルアクセス制御手段18は、ステップS
47の処理を行うことなく、ステップS48の処理を行
う。
【0058】ステップS47の判断結果がNOの場合は
ファイルアクセス制御手段18は、判断結果がYESと
なるまで、待ち合わせる。また、ステップS47の判断
結果がYESの場合はファイルアクセス制御手段18
は、ファイル管理表16の項目「処理中ファイル名」に
格納されている受信ファイル名A0と、ステップS45
で求めた実レコード番号「1」とをファイルアクセス手
段13に通知する(ステップS48)。
ファイルアクセス制御手段18は、判断結果がYESと
なるまで、待ち合わせる。また、ステップS47の判断
結果がYESの場合はファイルアクセス制御手段18
は、ファイル管理表16の項目「処理中ファイル名」に
格納されている受信ファイル名A0と、ステップS45
で求めた実レコード番号「1」とをファイルアクセス手
段13に通知する(ステップS48)。
【0059】その後、ファイルアクセス制御手段18
は、格納レコード番号Rを1インクリメントして「2」
にし、アプリケーションプログラム4から次の順次アク
セス要求が出力されるのを待つ(ステップS49,S5
0)。
は、格納レコード番号Rを1インクリメントして「2」
にし、アプリケーションプログラム4から次の順次アク
セス要求が出力されるのを待つ(ステップS49,S5
0)。
【0060】ファイルアクセス手段13は、ファイルア
クセス制御手段18から受信ファイル名A0,実レコー
ド番号「1」が通知されると、受信ファイル名A0を有
する受信ファイル5A0の第1番目のレコードのデータ
をアクセスする(図5,ステップS31)。この例の場
合、アプリケーションプログラム4からリードが指示さ
れているので、ファイルアクセス手段13は、受信ファ
イル5A0の第1番目のレコードからデータを読み出
し、そのデータをアプリケーションプログラム4に渡す
が、アプリケーションプログラム4からライトが指示さ
れている場合は、アプリケーションプログラム4からの
データを受信ファイル5A0の第1番目のレコードに書
き込む。
クセス制御手段18から受信ファイル名A0,実レコー
ド番号「1」が通知されると、受信ファイル名A0を有
する受信ファイル5A0の第1番目のレコードのデータ
をアクセスする(図5,ステップS31)。この例の場
合、アプリケーションプログラム4からリードが指示さ
れているので、ファイルアクセス手段13は、受信ファ
イル5A0の第1番目のレコードからデータを読み出
し、そのデータをアプリケーションプログラム4に渡す
が、アプリケーションプログラム4からライトが指示さ
れている場合は、アプリケーションプログラム4からの
データを受信ファイル5A0の第1番目のレコードに書
き込む。
【0061】その後、ファイルアクセス手段13は、受
信ファイル5A0の最後までアクセスしたか否かを判断
し(ステップS32)、アクセスしたと判断した場合は
ファイルアクセス制御手段18にその旨を通知する(ス
テップS33)。
信ファイル5A0の最後までアクセスしたか否かを判断
し(ステップS32)、アクセスしたと判断した場合は
ファイルアクセス制御手段18にその旨を通知する(ス
テップS33)。
【0062】アプリケーションプログラム4は、ファイ
ルアクセス手段13からデータが渡されると、そのデー
タを基にした処理を行い(図7,ステップS73)、再
びステップS71の処理を行う。
ルアクセス手段13からデータが渡されると、そのデー
タを基にした処理を行い(図7,ステップS73)、再
びステップS71の処理を行う。
【0063】アプリケーションプログラム4から再び受
信ファイル群5Aに対する順次アクセス要求が出力され
ると(図6,ステップS50がYES)、ファイルアク
セス制御手段18は、受信ファイル5A0の最後までア
クセスが終了しているか否かを判断する(ステップS5
1)。この判断は、ファイルアクセス手段13が図5の
ステップS33で行う通知に基づいて行う。
信ファイル群5Aに対する順次アクセス要求が出力され
ると(図6,ステップS50がYES)、ファイルアク
セス制御手段18は、受信ファイル5A0の最後までア
クセスが終了しているか否かを判断する(ステップS5
1)。この判断は、ファイルアクセス手段13が図5の
ステップS33で行う通知に基づいて行う。
【0064】そして、受信ファイル5A0の最後までア
クセスが終了していると判断した場合は、ステップS4
3の処理を行い、終了していないと判断した場合はステ
ップS45の処理を行う。
クセスが終了していると判断した場合は、ステップS4
3の処理を行い、終了していないと判断した場合はステ
ップS45の処理を行う。
【0065】以上の処理をアプリケーションプログラム
4から処理終了が通知されるまで(ステップS52がY
ES)、ファイルアクセス制御手段18は繰り返し行
う。
4から処理終了が通知されるまで(ステップS52がY
ES)、ファイルアクセス制御手段18は繰り返し行
う。
【0066】一方、アプリケーションプログラム4で
は、受信ファイル群5Aに格納されている最後のデータ
まで読み込むと(図7,ステップS72がYES)、フ
ァイルアクセス制御手段18に対して処理終了を通知す
る(ステップS74)。ファイルアクセス制御手段18
は、アプリケーションプログラム4から処理終了が通知
されると(図6,ステップS52がYES)、その処理
を終了する。
は、受信ファイル群5Aに格納されている最後のデータ
まで読み込むと(図7,ステップS72がYES)、フ
ァイルアクセス制御手段18に対して処理終了を通知す
る(ステップS74)。ファイルアクセス制御手段18
は、アプリケーションプログラム4から処理終了が通知
されると(図6,ステップS52がYES)、その処理
を終了する。
【0067】アプリケーションプログラム4が順次アク
セスにより受信ファイル群をアクセスするものである場
合は、上述したような動作が行われる。
セスにより受信ファイル群をアクセスするものである場
合は、上述したような動作が行われる。
【0068】次にアプリケーションプログラム4を、乱
アクセスにより受信ファイル群からデータを読み込み、
そのデータを基に処理を行うものとしたときの動作を説
明する。
アクセスにより受信ファイル群からデータを読み込み、
そのデータを基に処理を行うものとしたときの動作を説
明する。
【0069】今、例えば、アプリケーションプログラム
4を、図8の流れ図に示す処理を実行するものとする。
4を、図8の流れ図に示す処理を実行するものとする。
【0070】アプリケーションプログラム4は、データ
の受信開始時にプログラム起動手段14によって起動さ
れると、先ず、乱アクセスによりデータを読み込むため
の処理を行う(ステップS81)。この処理に於いて、
アプリケーションプログラム4は、ファイルアクセス制
御手段18に対して、アクセスするデータが格納されて
いる受信ファイル群5Aの名前A及び処理するデータの
格納レコード番号R(例えば、750)を含む乱アクセ
ス要求をファイルアクセス制御手段18に対して出力す
ると共に、ファイルアクセス手段13に対してリードを
指示する。
の受信開始時にプログラム起動手段14によって起動さ
れると、先ず、乱アクセスによりデータを読み込むため
の処理を行う(ステップS81)。この処理に於いて、
アプリケーションプログラム4は、ファイルアクセス制
御手段18に対して、アクセスするデータが格納されて
いる受信ファイル群5Aの名前A及び処理するデータの
格納レコード番号R(例えば、750)を含む乱アクセ
ス要求をファイルアクセス制御手段18に対して出力す
ると共に、ファイルアクセス手段13に対してリードを
指示する。
【0071】ファイルアクセス制御手段18は、図6の
流れ図に示すように、アプリケーションプログラム4か
ら受信ファイル群5Aの名前A及び格納レコード番号
「750」を含む乱アクセス要求が出力されると(ステ
ップS41が乱アクセス)、ファイル管理表16を参照
してアクセス対象とするデータを格納している受信ファ
イルを求めると共に、実レコード番号を求める(ステッ
プS53,S54)。この例の場合、アクセス対象とす
るデータを格納している受信ファイルとして受信ファイ
ル名A1の受信ファイル5A1が求められ、実レコード
番号として「250」が求められる。
流れ図に示すように、アプリケーションプログラム4か
ら受信ファイル群5Aの名前A及び格納レコード番号
「750」を含む乱アクセス要求が出力されると(ステ
ップS41が乱アクセス)、ファイル管理表16を参照
してアクセス対象とするデータを格納している受信ファ
イルを求めると共に、実レコード番号を求める(ステッ
プS53,S54)。この例の場合、アクセス対象とす
るデータを格納している受信ファイルとして受信ファイ
ル名A1の受信ファイル5A1が求められ、実レコード
番号として「250」が求められる。
【0072】次いで、ファイルアクセス制御手段18
は、ファイル管理表16の項目「処理中ファイル名」の
受信ファイル群名Aに対応する部分に受信ファイル5A
1の受信ファイル名A1を格納する(ステップS5
5)。
は、ファイル管理表16の項目「処理中ファイル名」の
受信ファイル群名Aに対応する部分に受信ファイル5A
1の受信ファイル名A1を格納する(ステップS5
5)。
【0073】その後、ファイルアクセス制御手段18
は、ファイル管理表16の項目「受信完了フラグ」の受
信ファイル群名Aに対応する部分がオンになっているか
否か、即ち、受信ファイル群5Aに対するデータの格納
が完了しているか否かを判断する(ステップS56)。
は、ファイル管理表16の項目「受信完了フラグ」の受
信ファイル群名Aに対応する部分がオンになっているか
否か、即ち、受信ファイル群5Aに対するデータの格納
が完了しているか否かを判断する(ステップS56)。
【0074】そして、完了していないと判断した場合は
ステップS57の処理を行い、完了していると判断した
場合は、ステップS57の処理を行うことなく、ステッ
プS58の処理を行う。
ステップS57の処理を行い、完了していると判断した
場合は、ステップS57の処理を行うことなく、ステッ
プS58の処理を行う。
【0075】ステップS57では、ステップS53で求
めた受信ファイル5A1のデータ格納時に於ける使用順
序が、項目「出力中ファイル名」にファイル名が格納さ
れている受信ファイルの使用順序よりも前であるか否か
を判断する。
めた受信ファイル5A1のデータ格納時に於ける使用順
序が、項目「出力中ファイル名」にファイル名が格納さ
れている受信ファイルの使用順序よりも前であるか否か
を判断する。
【0076】そして、前でないと判断した場合(ステッ
プS57がNO)は、判断結果がYESとなるまで待ち
合わせる。また、前であると判断した場合は、ファイル
管理表16の項目「処理中ファイル名」に格納されてい
る受信ファイル5A1の名前A1とステップS54で求
めた実レコード番号「250」とをファイルアクセス手
段13に通知する(ステップS58)。
プS57がNO)は、判断結果がYESとなるまで待ち
合わせる。また、前であると判断した場合は、ファイル
管理表16の項目「処理中ファイル名」に格納されてい
る受信ファイル5A1の名前A1とステップS54で求
めた実レコード番号「250」とをファイルアクセス手
段13に通知する(ステップS58)。
【0077】ファイルアクセス手段13は、ファイルア
クセス制御手段18からファイル名A1,実レコード番
号「250」が通知されると、ファイル名A1を有する
受信ファイル5A1の第250番目のレコードのデータ
を読み込み、アプリケーションプログラム4に渡す(図
5,ステップS31)。
クセス制御手段18からファイル名A1,実レコード番
号「250」が通知されると、ファイル名A1を有する
受信ファイル5A1の第250番目のレコードのデータ
を読み込み、アプリケーションプログラム4に渡す(図
5,ステップS31)。
【0078】アプリケーションプログラム4は、ファイ
ルアクセス手段13からデータが渡されると、そのデー
タを基にした処理を行い(図7,ステップS73)、そ
の後、図8のステップS81の処理を行う。アプリケー
ションプログラム4は、処理が終了するまで、前述した
動作を繰り返し行い、処理が終了すると(ステップS8
3がYES)、ファイルアクセス制御手段18に対して
処理終了を通知した後(ステップS84)、その処理を
終了する。
ルアクセス手段13からデータが渡されると、そのデー
タを基にした処理を行い(図7,ステップS73)、そ
の後、図8のステップS81の処理を行う。アプリケー
ションプログラム4は、処理が終了するまで、前述した
動作を繰り返し行い、処理が終了すると(ステップS8
3がYES)、ファイルアクセス制御手段18に対して
処理終了を通知した後(ステップS84)、その処理を
終了する。
【0079】ファイルアクセス制御手段18は、アプリ
ケーションプログラム4から乱アクセス要求が再び出力
されると前述したと同様の処理を行い、アプリケーショ
ンプログラム4から処理終了が通知されると(ステップ
S60)、その処理を終了する。
ケーションプログラム4から乱アクセス要求が再び出力
されると前述したと同様の処理を行い、アプリケーショ
ンプログラム4から処理終了が通知されると(ステップ
S60)、その処理を終了する。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はデータの
受信と受信したデータを基にした処理とを並行して行え
るようにしたものであるので、受信データを基にした処
理を効率的に行うことができる効果がある。
受信と受信したデータを基にした処理とを並行して行え
るようにしたものであるので、受信データを基にした処
理を効率的に行うことができる効果がある。
【0081】また、複数の受信ファイルから構成される
受信ファイル群に受信したデータを格納するようにした
ものであり、受信ファイル群中の受信ファイルの一部に
障害が発生しても、他の正常な受信ファイルに格納され
ているデータはアクセスすることができるので、1つの
受信ファイルに受信したデータを格納しておいた従来の
技術に比較して障害により処理が中断する危険性を少な
いものにすることができる効果がある。
受信ファイル群に受信したデータを格納するようにした
ものであり、受信ファイル群中の受信ファイルの一部に
障害が発生しても、他の正常な受信ファイルに格納され
ているデータはアクセスすることができるので、1つの
受信ファイルに受信したデータを格納しておいた従来の
技術に比較して障害により処理が中断する危険性を少な
いものにすることができる効果がある。
【0082】ファイル管理表で受信ファイル群の受信フ
ァイル群名と、その受信ファイル群を構成する各受信フ
ァイルの名前とを対応付けて管理しているので、アプリ
ケーションプログラムからは、受信ファイル群中の複数
の受信ファイルを1つのファイルとして同一の名前でア
クセスすることができる効果がある。
ァイル群名と、その受信ファイル群を構成する各受信フ
ァイルの名前とを対応付けて管理しているので、アプリ
ケーションプログラムからは、受信ファイル群中の複数
の受信ファイルを1つのファイルとして同一の名前でア
クセスすることができる効果がある。
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】ファイル管理表16の内容例を示す図である。
【図3】ファイル出力手段12の処理例を示す流れ図で
ある。
ある。
【図4】ファイル出力制御手段17の処理例を示す流れ
図である。
図である。
【図5】ファイルアクセス手段13の処理例を示す流れ
図である。
図である。
【図6】ファイルアクセス制御手段18の処理例を示す
流れ図である。
流れ図である。
【図7】アプリケーションプログラム4の処理例を示す
流れ図である。
流れ図である。
【図8】アプリケーションプログラム4の処理例を示す
流れ図である。
流れ図である。
1…コンピュータ 11…データ受信手段 12…ファイル出力手段 13…ファイルアクセス手段 14…プログラム起動手段 15…制御手段 16…ファイル管理表 17…ファイル出力制御手段 18…ファイルアクセス制御手段 2…コンピュータ 21…送信ファイル入力手段 22…データ送信手段 3…通信回線 4…アプリケーションプログラム(AP) 5A,5B…受信ファイル群 5A0〜5Am,5B0〜5Bn…受信ファイル 6…送信ファイル
Claims (5)
- 【請求項1】 通信回線を介して送信側コンピュータか
ら転送されてきたデータを基に受信側コンピュータ上の
アプリケーションプログラムが処理を行うデータ処理方
式に於いて、 複数の受信ファイルから構成される受信ファイル群と、 前記送信側コンピュータからのデータを受信するデータ
受信手段と、 該データ受信手段が受信したデータを、前記受信ファイ
ル群中の指示された受信ファイルに格納するファイル出
力手段と、 該ファイル出力手段によるデータの格納開始時及び前記
ファイル出力手段がデータの格納を行っている受信ファ
イルが満杯になったとき、データの格納に使用する受信
ファイルを決定して該決定した受信ファイルを前記ファ
イル出力手段に指示し、前記アプリケーションプログラ
ムのアクセス要求時、前記アプリケーションプログラム
のアクセス対象データが前記受信ファイル群に格納され
ていない場合または前記アクセス対象データが格納され
ている受信ファイルと前記ファイル出力手段が現在デー
タの格納を行っている受信ファイルとが同一の場合は前
記アプリケーションプログラムの処理を待たせ、前記ア
クセス対象データが前記受信ファイル群に格納されてお
り且つ前記アクセス対象データが格納されている受信フ
ァイルと前記ファイル出力手段がデータの格納を行って
いる受信ファイルとが同一でない場合は、前記アクセス
対象データの格納位置を通知する制御手段と、 該制御手段から通知された格納位置に従ってデータをア
クセスするファイルアクセス手段とを備えたことを特徴
とするデータ処理方式。 - 【請求項2】 前記制御手段は、 前記受信ファイル群の各受信ファイルのデータの格納状
況を管理するファイル管理表と、 前記ファイル出力手段によるデータの格納開始時及び前
記ファイル出力手段がデータの格納を行っている受信フ
ァイルが満杯になった時、データの格納に使用する受信
ファイルを決定して該決定した受信ファイルを前記ファ
イル出力手段に指示するファイル出力制御手段と、 前記アプリケーションプログラムのアクセス要求時、前
記ファイル管理表で管理されている前記各受信ファイル
のデータの格納状況に基づいて、前記アプリケーション
プログラムのアクセス対象データが前記受信ファイル群
に格納されていないと判断した場合または前記アクセス
対象データが格納されている受信ファイルと前記ファイ
ル出力手段がデータの格納を現在行っている受信ファイ
ルとが同一であると判断した場合は前記アプリケーショ
ンプログラムによる処理を待たせ、前記アクセス対象デ
ータが前記受信ファイル群に格納され、且つ前記アクセ
ス対象データが格納されている受信ファイルと前記ファ
イル出力手段がデータの格納を現在行っている受信ファ
イルとが同一でないと判断した場合は前記アクセス対象
データの格納位置を前記ファイルアクセス手段に通知す
るファイルアクセス制御手段とを備えたことを特徴とす
る請求項1記載のデータ処理方式。 - 【請求項3】 前記ファイル管理表は、前記受信ファイ
ル群の受信ファイル群名と前記受信ファイル群を構成す
る前記各受信ファイルの受信ファイル名とを対応付けて
管理し、 前記アプリケーションプログラムは、アクセス要求時、
受信ファイル群名を使用して前記ファイルアクセス制御
手段にアクセス要求を行ない、 前記ファイルアクセス制御手段は、受信ファイル群名を
使用したアクセス要求時、前記ファイル管理表を参照
し、受信ファイル名を使用した形で格納位置を前記ファ
イルアクセス手段に通知することを特徴とする請求項2
記載のデータ処理方式。 - 【請求項4】 前記ファイル管理表は、前記ファイル出
力手段が現在データの格納を行っている受信ファイル及
び前記ファイル出力手段によるデータの格納が完了して
いる受信ファイルに格納されているデータの格納レコー
ド番号を管理することにより、前記受信ファイル群のデ
ータの格納状況を管理することを特徴とする請求項3記
載のデータ処理方式。 - 【請求項5】 前記ファイル管理表は、前記データ受信
手段が受信したデータを前記受信ファイル群中の受信フ
ァイルに格納する際の受信ファイルの使用順序を管理
し、 前記ファイル出力制御手段は、前記ファイル管理表で管
理されている受信ファイルの使用順序に従ってデータを
格納する受信ファイルを決定することを特徴とする請求
項4記載のデータ処理方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7072335A JP2601235B2 (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | データ処理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7072335A JP2601235B2 (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | データ処理方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08241210A JPH08241210A (ja) | 1996-09-17 |
JP2601235B2 true JP2601235B2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=13486326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7072335A Expired - Fee Related JP2601235B2 (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | データ処理方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2601235B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6341286B1 (en) | 1998-09-30 | 2002-01-22 | Bsp International Corporation | Method and apparatus for generating and distributing reports |
-
1995
- 1995-03-06 JP JP7072335A patent/JP2601235B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08241210A (ja) | 1996-09-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0962558A (ja) | データベース管理システム及び方法 | |
JP2601235B2 (ja) | データ処理方式 | |
JP2903652B2 (ja) | ファクシミリ制御方式 | |
JP3179466B2 (ja) | 印刷装置 | |
JP2773639B2 (ja) | プリンタ負荷分散方式 | |
JP2697588B2 (ja) | 通信タスク管理方式 | |
JPH01118956A (ja) | データ処理装置 | |
JP3683706B2 (ja) | コンピュータ間の通信管理方法および装置,ならびに通信管理のためのプログラムを記録した媒体 | |
JPH08123637A (ja) | 印刷制御装置 | |
JP3679458B2 (ja) | プリントサーバと情報処理装置及び印刷システム並びに印刷制御方法 | |
JP2531103B2 (ja) | ジョブ間デ―タ通信システム | |
JP3230573B2 (ja) | メッセージシーケンスチャート描画装置およびその方法 | |
JP2000305723A (ja) | プリンタ切替方法 | |
JP3018984B2 (ja) | クレジット回線システム | |
JPH10187389A (ja) | ネットワークシステム | |
JPH0561785A (ja) | フアイル転送装置 | |
JPH06274289A (ja) | ネットワ−クプリンタ装置 | |
JP2833395B2 (ja) | 受信データ組み立て方式 | |
JP2674886B2 (ja) | データ救済方式 | |
JP4048037B2 (ja) | データ書出プログラムおよび記録媒体 | |
JPH10222440A (ja) | データ送受信装置 | |
JPH0348557A (ja) | データ転送方式 | |
JPH08335205A (ja) | ジョブ間通信システム | |
JPH10207829A (ja) | バスコントローラ | |
JP2001344082A (ja) | ファイル管理システムおよび印刷装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |