JP3230573B2 - メッセージシーケンスチャート描画装置およびその方法 - Google Patents

メッセージシーケンスチャート描画装置およびその方法

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JP3230573B2
JP3230573B2 JP20397797A JP20397797A JP3230573B2 JP 3230573 B2 JP3230573 B2 JP 3230573B2 JP 20397797 A JP20397797 A JP 20397797A JP 20397797 A JP20397797 A JP 20397797A JP 3230573 B2 JP3230573 B2 JP 3230573B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はメッセージシーケン
スチャート描画装置およびその方法に関し、特にメッセ
ージの矢印を水平にするメッセージシーケンスチャート
描画装置およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のメッセージシーケンスチ
ャート描画方法は、通信ソフトウェアの設計や性能を評
価する際に、実行主体であるプロセス間のメッセージの
やりとりを理解しやすい形で表現するメッセージシーケ
ンスチャートを描画するためなどに用いられている。
【0003】従来のメッセージシーケンスチャート描画
方法の一例が、特開平6−152684号公報に記載さ
れている。この公報に記載されたメッセージシーケンス
チャート描画方法は、状態遷移図からユーザが指定した
条件を満足するメッセージシーケンスチャートを自動生
成し、それを描画するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、従来
の方法では、多数のプロセスが複雑にメッセージを交わ
す場合に、図8に見られるようにメッセージシーケンス
チャートが入り組んだものになってしまうことである。
その理由は、従来の方法では、すべてのメッセージの送
受信時刻の全順序関係を忠実に表現していたためであ
る。しかし、すべてのメッセージの送受信時刻の全順序
関係を必要とせず、あるプロセスが他のプロセスとどの
ような順番でメッセージのやりとりをしたかということ
を観測したい場合などには、従来の方法によるメッセー
ジシーケンスチャートは不要な情報が含まれており、観
測したい情報が観測しにくくなってしまうために不適切
である。
【0005】本発明の目的は、メッセージシーケンスチ
ャートのメッセージの斜めの矢印を、メッセージシーケ
ンスの半順序関係が保てる範囲で水平にするメッセージ
シーケンスチャート描画装置およびその方法を提供する
ことにある。
【0006】ここで、メッセージシーケンスの半順序関
係とは、同一プロセスにおけるメッセージの送信時刻お
よび受信時刻の全順序関係と、メッセージの送信時刻が
受信時刻よりも早いという関係とを指すものとする。た
だし、メッセージの送信時刻と受信時刻とについては、
その時刻の差が0であることも許容する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のメッセージシー
ケンスチャート描画装置は、送信情報を受け取ったとき
にメッセージを送信元のプロセスごとにキューの形で記
憶する送信情報処理手段と、受信情報を受け取ったとき
に前記キューを参照してメッセージの仮の送信時刻を決
定する仮の送信時刻決定手段と、前記キューを参照して
メッセージシーケンスの半順序関係が保てる範囲でメッ
セージの送信時刻と受信時刻とを同じにするようにメッ
セージの送受信時刻を決定する送受信時刻決定手段とを
有する。
【0008】また、本発明のメッセージシーケンスチャ
ート描画装置は、入力装置から送られてきた入力情報を
送信情報と受信情報とに振り分ける送受信情報種別判別
手段と、この送受信情報種別判別手段から送信情報を受
け取り、送信元プロセス名および受信先プロセス名をイ
ベント情報としてイベント情報記憶部に記憶し、プロセ
ス情報記憶部の送信元プロセスのメッセージが格納され
ているキューの最後尾にメッセージを記憶する送信情報
処理手段と、前記送受信情報種別判別手段から受信情報
を受け取り、前記プロセス情報記憶部に記憶されていて
受信先プロセスのメッセージが格納されているキューの
すべてのメッセージと、送信元プロセスのメッセージが
格納されているキューのメッセージの中で受信情報のメ
ッセージより前に格納されているメッセージとのそれぞ
れの仮の送信時刻を決定する仮の送信時刻決定手段と、
この仮の送信時刻決定手段により仮の送信時刻が決定さ
れた後に前記キューを参照してメッセージシーケンスの
半順序関係が保てる範囲でメッセージの送信時刻と受信
時刻とを同じにするようにメッセージの送受信時刻を決
定する送受信時刻決定手段とを有する。
【0009】さらに、本発明のメッセージシーケンスチ
ャート描画方法は、複数のプロセスがメッセージを交わ
し、それらの送受信時刻の全順序が定義されているメッ
セージシーケンスが与えられたとき、メッセージシーケ
ンスの半順序関係を保ちつつメッセージの送受信の時刻
をずらすことにより、メッセージシーケンスチャートに
斜めに描かれるはずであったメッセージの矢印の一部を
水平になるようにメッセージの送受信時刻を決定する。
【0010】一方、本発明の機械読み取り可能な記録媒
体は、コンピュータを、送信情報を受け取ったメッセー
ジを送信元のプロセスごとにキューの形で記憶する送信
情報処理手段,メッセージの仮の送信時刻を決定する仮
の送信時刻決定手段,およびメッセージの送受信時刻を
決定する送受信時刻決定手段として機能させるためのプ
ログラムを記録する。
【0011】また、本発明の機械読み取り可能な記録媒
体は、コンピュータを、入力装置から送られてきた入力
情報を送信情報と受信情報とに振り分ける送受信情報種
別判別手段,この送受信情報種別判別手段から送信情報
を受け取り、送信元プロセス名および受信先プロセス名
をイベント情報としてイベント情報記憶部に記憶し、プ
ロセス情報記憶部の送信元プロセスのメッセージが格納
されているキューの最後尾にメッセージを記憶する送信
情報処理手段,前記送受信情報種別判別手段から受信情
報を受け取り、前記プロセス情報記憶部に記憶されてい
て受信先プロセスのメッセージが格納されているキュー
のすべてのメッセージと、送信元プロセスのメッセージ
が格納されているキューのメッセージの中で受信情報の
メッセージより前に格納されているメッセージとのそれ
ぞれの仮の送信時刻を決定する仮の送信時刻決定手段,
およびこの仮の送信時刻決定手段により仮の送信時刻が
決定された後に前記キューを参照してメッセージシーケ
ンスの半順序関係が保てる範囲でメッセージの送信時刻
と受信時刻とを同じにするようにメッセージの送受信時
刻を決定する送受信時刻決定手段として機能させるため
のプログラムを記録する。
【0012】さらに、本発明の機械読み取り可能な記録
媒体は、コンピュータに、複数のプロセスがメッセージ
を交わし、それらの送受信時刻の全順序が定義されてい
るメッセージシーケンスが与えられたとき、メッセージ
シーケンスの半順序関係を保ちつつメッセージの送受信
の時刻をずらすことにより、メッセージシーケンスチャ
ートに斜めに描かれるはずであったメッセージの矢印の
一部を水平になるようにメッセージの送受信時刻を決定
する処理を実行させるためのプログラムを記録する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
メッセージシーケンスチャート描画装置の構成を示すブ
ロック図である。本実施の形態に係るメッセージシーケ
ンスチャート描画装置は、キーボードなどの入力装置1
と、プログラム制御により動作するデータ処理装置2
と、情報を記憶する記憶装置3と、ディスプレイ装置や
印刷装置等の表示装置4とから、その主要部が構成され
ている。
【0015】入力装置1は、送受信情報種別判別手段2
2に送信情報または受信情報を渡す。
【0016】本実施の形態に係るメッセージシーケンス
チャート描画装置が要求する入力は、メッセージの送信
情報および受信情報であり、出力は、送られてきた送信
情報および受信情報を元にして描かれたメッセージシー
ケンスチャートである。メッセージの送信情報とは、
“あるプロセスがあるプロセスヘある識別子を持つメッ
セージを送信した”という情報を持ち、受信情報とは、
“ある識別子を持つメッセージが受信された”という情
報を持つものである。それらは、発生時刻の順番に従っ
て入力され、同じ識別子を持つメッセージを含む送信情
報と受信情報とは1対1に対応するものとする。受信情
報には送信元および受信先のプロセスの情報が含まれな
いが、それらは同じメッセージの送信情報により特定さ
れる。
【0017】本実施の形態に係るメッセージシーケンス
チャート描画方法は、メッセージの送信情報をキューに
積むことにより、メッセージシーケンスの半順序関係を
崩さずにメッセージの送信時刻および受信時刻の全順序
関係を必要であれば入れ換えて、メッセージの矢印をで
きるだけ水平にして描画するものである。
【0018】データ処理装置2は、送信情報を受け取っ
たメッセージを送信元のプロセスごとにキューの形で記
憶する送信情報処理手段21と、入力装置1から送られ
てきた入力情報を送信情報と受信情報とに振り分ける送
受信情報種別判別手段22と、メッセージの仮の送信時
刻を決定する仮の送信時刻決定手段23と、メッセージ
の送受信時刻を決定する送受信時刻決定手段24とを有
する。
【0019】記憶装置3は、プロセス情報記憶部31
と、イベント情報記憶部32とを備えている。
【0020】プロセス情報記憶部31は、プロセスごと
にそのプロセスに最後に起きたイベントを記憶し、メッ
セージを記憶するキューを保持している。以下、これら
の情報をプロセス情報という。キューには、送信時刻の
半順序関係に従ってそのプロセスから送信されたメッセ
ージが記憶されている。プロセスに起きるイベントと
は、そのプロセスがメッセージを送信した、もしくは受
信したことを指す。
【0021】ここで、便宜的に各イベントの時刻は非負
の整数に設定できるものとし、イベントの発生時刻とは
イベントの種別が送信であれば送信時刻、もしくは仮の
送信時刻決定手段23により設定される仮の送信時刻、
種別が受信であれば受信時刻を指すものとする。
【0022】イベント情報記憶部32は、イベントごと
に、イベントを形成するメッセージの送信元プロセス名
および受信先プロセス名と、そのメッセージの送信の直
前および直後に送信元プロセスに起きたイベントと、イ
ベントの発生時刻とを記憶している。以下、これらの情
報をイベント情報という。
【0023】メッセージの送信情報が入力されたなら
ば、送信情報処理手段21により、その情報はプロセス
情報記憶部31とイベント情報記憶部32とに記憶され
る。
【0024】メッセージの受信情報が入力されたなら
ば、仮の送信時刻決定手段23により、プロセス情報記
憶部31のプロセス情報に基づいて仮の送信時刻を決め
なければならないメッセージが特定され、イベント情報
記憶部32のイベント情報を元にしてメッセージの仮の
送信時刻が決定され、送受信時刻決定手段24により、
メッセージの送信時刻および受信時刻が決定される。こ
の際、メッセージシーケンスの半順序関係を崩さない範
囲でメッセージの送信時刻と受信時刻とを同じ時刻にす
る。ただし、同じメッセージの送信情報と受信情報とは
必ず1対1に対応し、すべてのメッセージの送信情報
は、必ず同じメッセージの受信情報より先に入力装置1
から渡されるものとする。
【0025】送受信情報種別判別手段22は、入力装置
1から渡された入力情報がメッセージの送信情報である
かメッセージの受信情報であるかを判別し、メッセージ
の送信情報だった場合にはその情報を送信情報処理手段
21に供給し、メッセージの受信情報だった場合にはそ
の情報を仮の送受信時刻決定手段23に供給する。
【0026】送信情報処理手段21は、送受信情報種別
判別手段22から渡された送信情報とプロセス情報記憶
部31のプロセス情報とを元にして、イベント情報記憶
部32のイベント情報とプロセス情報記憶部31のプロ
セス情報とを更新する。具体的には、渡された送信情報
がプロセスiが送信し、プロセスjが受信するメッセー
ジMの送信情報で、イベントEに対応するものであった
とする。送信情報処理手段21は、送信元プロセス名i
および受信先プロセス名jをイベントEのイベント情報
としてイベント情報記憶部32に記憶し、プロセス情報
記憶部31に記憶されていてプロセスiのメッセージが
格納されているキューCi の最後尾にメッセージMを記
憶する。キューCi が空でなければ、送信情報処理手段
21は、その最後尾に記憶されているメッセージの送信
イベントをE’とし、キューCiが空でプロセスiに最
後に起きたイベントが設定されていれば、そのイベント
をE’として、イベントEの直前のイベントとしてE’
を記憶し、イベントE’の直後に起きたイベントとして
イベントEを記憶する。
【0027】仮の送信時刻決定手段23は、プロセス情
報記憶部31のプロセス情報を元にして、仮の送信時刻
を決めなければならなくなったメッセージを特定し、そ
れらのメッセージに対してイベント情報記憶部32のイ
ベント情報を元にして仮の送信時刻を特定し、プロセス
情報記憶部31のプロセス情報およびイベント情報記憶
部32のイベント情報を更新する。具体的には、仮の送
信時刻決定手段23が受け取った受信情報が、プロセス
iが送信し、プロセスjが受信するメッセージMの受信
情報で、イベントEに対応するものであったとすると、
仮の送信時刻を決めなければならなくなったメッセージ
とは、プロセス情報記憶部31に記憶されていてプロセ
スjのメッセージが格納されているキューCj のすべて
のメッセージと、プロセスiのメッセージが格納されて
いるキューCi のメッセージの中でメッセージMより前
に格納されているメッセージである。それぞれのメッセ
ージM’に対してキューに積まれていた順番に、以下の
手順で仮の送信時刻を決定する。対応するプロセスの最
後のイベントE”が設定されているならば、メッセージ
M’の仮の送信時刻をイベントE”の発生時刻に1を加
えた時刻に設定し、メッセージM’の送信に対応するイ
ベントE’の直前のイベントとしてE”を、イベント
E”の直後のイベントとしてE’を記憶する。対応する
プロセスの最後のイベントE”が設定されていないなら
ば、メッセージM’の仮の送信時刻を0に設定する。い
ずれの場合も、イベントE’に対応するプロセスの最後
に起きたイベントとしてE’を記憶し、メッセージM’
を対応するキューから削除する。
【0028】送受信時刻決定手段24は、プロセス情報
記憶部31のプロセス情報を元にして、メッセージシー
ケンスの半順序関係が保てる範囲でメッセージの送信時
刻と受信時刻とを同じにする。具体的には、送受信時刻
決定手段24は、受け取った受信情報が、プロセスiが
送信し、プロセスjが受信するメッセージMの受信情報
で、イベントEi がメッセージMの送信に対応し、イベ
ントEj がメッセージMの受信に対応するとする。イベ
ントEi の直前のイベントかプロセスjの最後に起きた
イベントかのどちらかが設定されていない場合は、0を
イベントEi およびイベントEj の発生時刻としてイベ
ント情報記憶部32に記憶する。プロセスjの最後に起
きたイベントが設定されていない、もしくはイベントE
i の仮の送信時刻が設定されていて、その時刻がプロセ
スjの最後に起きたイベントの発生時刻より遅かった場
合、イベントEi の仮の送信時刻をイベントEi および
イベントEj の発生時刻としてイベント情報記憶部32
に記憶する。イベントEiの直後のイベントが設定され
ていない、もしくはイベントEi の直後のイベントの発
生時刻Ti が、プロセスjの最後に起きたイベントの発
生時刻Tj に1を加えた時刻より遅ければ、時刻Tj
り1だけ遅い時刻をイベントEi およびイベントEj
発生時刻としてイベント情報記憶部32に記憶する。時
刻Ti が時刻Tj に1を加えた時刻より早ければ、イベ
ントEi の仮の送信時刻をイベントEi の発生時刻とし
て、時刻Tj より1だけ遅い時刻をイベントEj の発生
時刻として記憶する。いずれの場合も、プロセスiの最
後のイベントが設定されていない、または設定したイベ
ントEi の発生時刻がプロセスiの最後のイベントの発
生時刻より遅い場合は、イベントEi をプロセスiの最
後のイベントとして記憶する。プロセスjの最後のイベ
ントが設定されていない、または設定したイベントEj
の発生時刻がプロセスjの最後のイベントの発生時刻よ
り遅い場合は、イベントEj をプロセスjの最後のイベ
ントとして記憶する。
【0029】図2を参照すると、第1の実施の形態に係
るメッセージシーケンスチャート描画方法の前半部の処
理は、全入力情報処理終了判定ステップA1と、送信情
報判定ステップA2と、キュー空判定ステップA3と、
最後イベント記憶判定ステップA4と、イベントのキュ
ーへの積みステップA5と、直前イベントおよび直後イ
ベント記憶ステップA6と、直前イベントおよび直後イ
ベント記憶ステップA7と、ループ条件設定ステップA
8と、最後イベント設定判定ステップA9と、仮の送信
時刻設定ステップA10と、仮の送信時刻設定ステップ
A11と、直前および直後イベント記憶ステップA12
と、最後イベント記憶およびメッセージのキューからの
削除ステップA13と、メッセージのキューからの削除
ステップA15とからなる。
【0030】図3を参照すると、第1の実施の形態に係
るメッセージシーケンスチャート描画方法の後半部の処
理は、発生時刻条件判定ステップA16と、発生時刻0
設定ステップA17と、発生時刻条件判定ステップA1
8と、仮送信時刻発生時刻設定ステップA19と、発生
時刻条件判定ステップA20と、発生時刻+1設定ステ
ップA21と、発生時刻設定ステップA22と、最後イ
ベント記憶条件判定ステップA23と、最後イベント記
憶ステップA24と、最後イベント記憶条件判定ステッ
プA25と、最後イベント記憶ステップA26とからな
る。
【0031】次に、このように構成された第1の実施の
形態に係るメッセージシーケンスチャート描画装置の動
作について、その方法とともに説明する。
【0032】入力装置1から入力された情報は、送受信
情報種別判別手段22に供給される。
【0033】送受信情報種別判別手段22は、入力情報
がメッセージMの送信情報であるか受信情報であるかを
判別する(ステップA2)。入力情報がプロセスiが送
信し、プロセスjが受信するメッセージMの送信情報だ
った場合に、送受信情報種別判別手段22は、送信情報
を送信情報処理手段21に供給する。
【0034】送信情報処理手段21は、プロセスiのキ
ューCi が空か否かを判定し(ステップA3)、空であ
ればプロセスiの最後のイベントE’が記憶されている
かどうかを判定し(ステップA4)、記憶されていなけ
ればメッセージMの送信元プロセス名iおよび受信先プ
ロセス名jをメッセージMの送信に対応するイベントE
のプロセス情報としてプロセス情報記憶部31に記憶
し、キューCi の最後尾にメッセージMを記憶し(ステ
ップA5)、ステップA1に制御を戻す。
【0035】ステップA4で、イベント情報記憶部32
のプロセスiの最後のイベントE’が記憶されていれ
ば、送信情報処理手段21は、イベントEの直前のイベ
ントとしてE’を、イベントE’の直後のイベントとし
てイベントEをイベント情報記憶部32に記憶し(ステ
ップA6)、メッセージMの送信元プロセス名iおよび
受信先プロセス名jをメッセージMの送信に対応するイ
ベントEのプロセス情報としてプロセス情報記憶部31
に記憶し、キューCi の最後尾にメッセージMを記憶し
(ステップA5)、ステップA1に制御を戻す。
【0036】ステップA3で、プロセスiのキューCi
が空でなければ、イベントEの直前のイベントとしてキ
ューCi の最後尾のイベントE’を、イベントE’の直
後のイベントとしてイベントEをイベント情報記憶部3
2に記憶し(ステップA7)、メッセージMの送信元プ
ロセス名iおよび受信先プロセス名jをメッセージMの
送信に対応するイベントEのプロセス情報としてプロセ
ス情報記憶部31に記憶し、キューCi の最後尾にメッ
セージMを記憶し(ステップA5)、ステップA1に制
御を戻す。
【0037】一方、ステップA2で、入力情報がプロセ
スiが送信し、プロセスjが受信するメッセージMの受
信情報だった場合には、送受信情報種別判別手段22
は、受信情報を仮の送信時刻決定手段23に供給する。
【0038】仮の送信時刻決定手段23は、メッセージ
Mの送信元プロセスがプロセスi、受信先プロセスがプ
ロセスjとしたとき、プロセス情報記憶部31に記憶さ
れているプロセスjのキューCj のすべての要素および
プロセスiのキューCi のメッセージMより先のすべて
の要素M’に対して、キューCj およびCi に積まれて
いた順番に、以下のステップA9ないしA13を繰り返
す。
【0039】まず、仮の送信時刻決定手段23は、プロ
セスiの最後のイベントE”が設定されているかどうか
を判定し(ステップA9)、設定されていなければ、メ
ッセージM’の仮の送信時刻を0に設定し(ステップA
10)、設定されていれば、メッセージM’の仮の送信
時刻をイベントE”の発生時刻に1を加えた時刻に設定
し(ステップA11)、メッセージM’の送信に対応す
るイベントE’の直前のイベントとしてE”を、イベン
トE”の直後のイベントとしてE’をイベント情報記憶
部32に記憶する(ステップA12)。
【0040】続いて、仮の送信時刻決定手段23は、イ
ベントE’に対応するプロセスの最後に起きたイベント
としてE’を記憶し、メッセージM’を対応するキュー
から削除する(ステップA13)。
【0041】ステップA9〜ステップA13の繰り返し
が終了すると、仮の送信時刻決定手段23は、メッセー
ジMを対応するキューから削除する(ステップA1
5)。
【0042】次に、送受信時刻決定手段24は、プロセ
ス情報記憶部31のプロセス情報およびイベント情報記
憶部32のイベント情報を用いて、メッセージMの送信
時刻および受信時刻をメッセージシーケンスの半順序関
係を崩さずに同じ時刻にできるならば同じ時刻に設定す
る。
【0043】詳しくは、送受信時刻決定手段24は、メ
ッセージMの送信に対応するイベントEi の直前のイベ
ントかプロセスjの最後に起きたイベントかのどちらか
が設定されているかどうかを判定し(ステップA1
6)、どちらも設定されていなければ、イベントEi
よびメッセージMの受信に対応するイベントEj の発生
時刻として0を設定し(ステップA17)、ステップA
23に制御を移す。
【0044】ステップA16で、メッセージMの送信に
対応するイベントEi の直前のイベントか、プロセスj
の最後に起きたイベントかのどちらかが設定されていれ
ば、送受信時刻決定手段24は、プロセスjの最後に起
きたイベントが設定されていない、またはイベントEj
の仮の送信時刻が設定されていて、その時刻がプロセス
jの最後に起きたイベントの発生時刻より遅いかどうか
を判定し(ステップA18)、そうであれば、イベント
i の仮の送信時刻をイベントEi およびイベントEj
の発生時刻とし(ステップA19)、ステップA23に
制御を移す。
【0045】ステップA18で、そうでなければ、送受
信時刻決定手段24は、イベントEi の直後のイベント
が設定されていない、またはイベントEj の直後のイベ
ントの発生時刻Ti がプロセスjの最後に起きたイベン
トの発生時刻Tj に1を加えた時刻より遅いかどうかを
判定し(ステップA20)、そうであれば、発生時刻T
j に1を加えた時刻をイベントEi およびイベントEj
の発生時刻とし(ステップA21)、ステップA23に
制御を移す。
【0046】ステップA20で、そうでなれば、送受信
時刻決定手段24は、イベントEiの仮の送信時刻をイ
ベントEi の発生時刻とし、発生時刻Tj に1を加えた
時刻をイベントEj の発生時刻とし(ステップA2
2)、ステップA23に制御を移す。
【0047】ステップA23では、送受信時刻決定手段
24は、プロセスiの最後のイベントが設定されていな
い、または設定したイベントEi の発生時刻がプロセス
iの最後のイベントの発生時刻より遅いかどうかを判定
し、そうであれば、イベントEi をプロセスiの最後の
イベントとして記憶して(ステップA24)、ステップ
A25に制御を進める。
【0048】ステップA23で、そうでなければ、送受
信時刻決定手段24は、プロセスjの最後のイベントが
設定されていない、または設定したイベントEj の発生
時刻がプロセスjの最後のイベントの発生時刻より遅い
かどうかを判定し(ステップA25)、そうであればイ
ベントEj をプロセスjの最後のイベントとして記憶し
(ステップA26)、ステップA1に制御を戻す。ステ
ップA25で、そうでなければ、直ちにステップA1に
制御を戻す。
【0049】入力装置1から得られるすべての入力情報
に対してステップA1ないしA26を繰り返し、処理が
終ったらば(ステップAlではい)、メッセージシーケ
ンスチャート描画装置は、処理を終了する。
【0050】このように、第1の実施の形態によれば、
送信情報をキューに積むことにより、メッセージシーケ
ンスチャートのメッセージの斜めの矢印の一部を、メッ
セージシーケンスの半順序関係を保った範囲で水平に描
画することができる。
【0051】次に、本発明の実行例について図面を参照
して詳細に説明する。
【0052】図4(A)〜(F)は、入力装置1から順
次入力される入力情報の具体例を示す図である。図4に
おいて、“Send M1 from I1 to I
3 ”はプロセスI1 からプロセスI3 にメッセージM1
が送られたことを表す送信情報、“Recv M1 ”は
メッセージM1 が受け取られたことを表す受信情報をそ
れぞれ示す。
【0053】図5(D),(E),(F)は、図4
(A)〜(F)の入力情報に対して第1の実施の形態に
係るメッセージシーケンスチャート描画方法を用いて描
画したメッセージシーケンスチャートを例示する図であ
り、図5(D),図5(E),図5(F)はそれぞれ図
4(D),図4(E),図4(F)に対する処理まで行
ったときの図である。図中の点線矢印は、仮の送信時刻
だけが決定しているメッセージを表している。
【0054】図6(A)〜(F)は、図4(A)〜
(F)の入力情報に対して第1の実施の形態に係るメッ
セージスケジュールチャート描画方法を用いた際に、プ
ロセス情報記憶部31のプロセス情報およびイベント情
報記憶部32のイベント情報を示した図である。ただ
し、イベント情報記憶部32のイベント情報の中で、送
信元プロセスおよび受信先プロセスの情報は省かれてい
る。
【0055】例として、図4(A)〜(F)に記述され
た入力情報がこの順番で渡された場合のメッセージシー
ケンスチャートを描く手順を、図4(A)〜(F),図
5(D)〜(F)および図6(A)〜(F)を参照しな
がら説明する。なお、これらの図において、M1 〜M3
はメッセージ、S1 〜S3 は送信イベント、R1 〜R3
は受信イベント、I1 〜I3 はプロセス、LE1 〜LE
3 はプロセスI1 〜I3 の最後のイベント、C1 〜C3
はまだ送信時刻が決められていないメッセージを格納す
るためのキューをそれぞれ示す。また、S1 :{I1
2 ,t}はイベントS1 の直前のイベントがI1 、直
後のイベントがI2 ,発生時刻がtであることを表す
(S2 ,S3 ,R1 〜R3 についても同様)。NAは対
応するイベントが設定されていないことを表す。
【0056】まず、図4(A)および図6(A)を参照
すると、“Send M1 from I1 to I
3 ”はプロセスI1 からプロセスI3 ヘのメッセージM
1 の送信情報(イベントS1 )で(ステップA2では
い)、キューC1 は空で(ステップA3ではい)、プロ
セスI1 の最後に起きたイベントが設定されていないの
で(ステップA4でいいえ)、イベントS1 の直前のイ
ベントは設定されず、キューC1 の最後尾にメッセージ
1 が積まれる(ステップA5)。
【0057】次に、図4(B)および図6(B)を参照
すると、“Send M2 from I1 to I
2 ”はプロセスI1 からプロセスI2 へのメッセージM
2 の送信情報(イベントS2 )で(ステップA2では
い)、キューC1 の最後の要素はメッセージM1 なので
(ステップA3でいいえ)、イベントS1 の直後のイベ
ントとしてイベントS2 が記憶され、イベントS2 の直
前のイベントとしてイベントS1 が記憶され(ステップ
A7)、キューC1 の最後尾にメッセージM2 が積まれ
る(ステップA5)。
【0058】続いて、図4(C)および図6(C)を参
照すると、“Send M3 from I2 to
1 ”は、プロセスI2 からプロセスI1 ヘのメッセー
ジM3 の送信情報(イベントS3 )で(ステップA2で
はい)、キューC2 は空で(ステップA3ではい)、プ
ロセスI2 の最後のイベントが設定されていないので
(ステップA4でいいえ)、イベントS3 の直前のイベ
ントは設定されず、キューC2 の最後尾にメッセージM
3 が積まれる(ステップA5)。
【0059】次に、図4(D),図5(D)および図6
(D)を参照すると、“RecvM2 ”はメッセージM
2 の受信情報(イベントR2 )であり(ステップA2で
いいえ)、メッセージM2 の送信元プロセスはI1 ,受
信先プロセスはI2 であるので、キューC2 に記憶され
ているメッセージM3 の仮の送信時刻が決定されなけれ
ばならず、プロセスI2 の最後のイベントが設定されて
いないので(ステップA9でいいえ)、仮の送信時刻と
して0が設定され、LE2 にメッセージM3の送信イベ
ントS3 が記憶され、メッセージM3 がキューC2 から
削除される(ステップA13)。キューC1 にメッセー
ジM2 より前に記憶されているメッセージM1 の仮の送
信時刻が決定されなければならず、プロセスI1 の最後
のイベントが設定されていないので仮の送信時刻として
0が設定され、LE1 にメッセージM1 の送信イベント
1 が記憶され、メッセージM1 がキューC1 から削除
される(ステップA13)。メッセージM2 がキューC
1 から削除される(ステップA15)。プロセスI2
最後に起きたイベントが設定されていて(ステップA1
6ではい)、メッセージM2 の仮の送信時刻が設定され
ておらず(ステップA18でいいえ)、メッセージM2
の直後のイベントが設定されていないので(ステップA
20ではい)、イベントS2 およびイベントR2 の発生
時刻として1(=(LE2 に記憶されているイベントの
発生時刻)+1)が設定され、LE1 にイベントS2
代入され、LE2 にイベントR2 が代入される(ステッ
プA24)。
【0060】続いて、図4(E),図5(E)および図
6(E)を参照すると、“RecvM3 ”はメッセージ
3 の受信情報(イベントR3 )であり(ステップA2
でいいえ)、メッセージM3 の送信元プロセスはI2
受信先プロセスはI1 であるが、キューC1 もキューC
2 も空であるので、仮の送信時刻が決定されなければな
らないメッセージは存在しない(ステップA8〜ステッ
プA13)。メッセージM3 はキューC2 に含まれない
ので何もしない(ステップA15)。プロセスI1 の最
後に起きたイベントが設定されていて(ステップA16
ではい)、メッセージM3 仮の送信時刻0がプロセスI
1 の最後に起きたイベントS2 の発生時刻1より早く
(ステップA18でいいえ)、イベントS3 の直後のイ
ベントが設定されていて、イベントS3 の直後のイベン
トR2 の発生時刻1が2((プロセスI1 の最後に起き
たイベントS2 の発生時刻1)+1)より早いので(ス
テップA20でいいえ)、イベントS3 の仮の送信時刻
0をイベントS3 の送信時刻とし、2((プロセスI1
の最後に起きたイベントS2 の発生時刻1)+1)をイ
ベントR3 の発生時刻とする(ステップA22)。イベ
ントS3 の発生時刻0がプロセスI2 の最後のイベント
2 の発生時刻1より早く(ステップA23でいい
え)、イベントR3 の発生時刻2がプロセスI1 の最後
のイベントR2 の発生時刻0より遅いので(ステップA
25ではい)、LE3 にイベントR3 が代入される(ス
テップA26)。
【0061】最後に、図4(F),図5(F)および図
6(F)を参照すると、“RecvM1 ”はメッセージ
1 の受信情報(イベントR1 )であり(ステップA2
でいいえ)、メッセージM1 の送信元プロセスはI1
受信先プロセスはI3 であるが、キューC3 もキューC
1 も空であるので、仮の送信時刻が決定されなければな
らないメッセージは存在しない(ステップA8〜ステッ
プA12)。メッセージM1 はキューC1 に含まれない
ので何もしない(ステップA13)。イベントS1 の直
前のイベントの発生時刻とプロセスI3 の最後のイベン
トが設定されていないので(ステップA16でいい
え)、イベントS1 およびイベントR1 の発生時刻とし
て0が設定され(ステップA17)、LE3 にイベント
1 が代入される(ステップA26)。
【0062】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して説明する。
【0063】図7を参照すると、本発明の第2の実施の
形態に係るメッセージシーケンスチャート描画装置は、
メッセージシーケンスチャート描画プログラムを記録し
た記録媒体5を備える。この記録媒体5は、磁気ディス
ク,半導体メモリその他の記録媒体であってよい。
【0064】メッセージシーケンスチャート描画プログ
ラムは、記録媒体5からデータ処理装置2に読み込ま
れ、データ処理装置2の動作を制御する。メッセージシ
ーケンスチャート描画プログラムによるデータ処理装置
2の動作および効果は、図1に示した第1の実施の形態
に係るメッセージシーケンス描画装置の動作および効果
と全く同様なので、その詳しい説明を割愛する。
【0065】
【発明の効果】本発明の効果は、メッセージシーケンス
チャートのメッセージの斜めの矢印を、メッセージシー
ケンスの半順序関係が保てる範囲で水平に描画できるこ
とである。その理由は、メッセージをキューに積むこと
により、メッセージシーケンスの半順序関係が保てる範
囲でメッセージの送信時刻と受信時刻とを同じにできる
メッセージを検索できるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るメッセージシ
ーケンスチャート描画装置の構成を表すブロック図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るメッセージシ
ーケンスチャート描画方法の処理の前半部を示すフロー
チャートである。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るメッセージシ
ーケンスチャート描画方法の処理の後半部を示すフロー
チャートである。
【図4】(A)〜(F)は図1中の入力装置から順次入
力される入力情報の具体例を示す図である。
【図5】図4(A)〜(F)の入力情報に対して第1の
実施の形態に係るメッセージシーケンスチャート描画方
法を用いて描画したメッセージシーケンスチャートを例
示する図であり、(D),(E),(F)はそれぞれ図
4(D),図4(E),図4(F)に対する処理まで行
ったときの図である。
【図6】図4(A)〜(F)の入力情報に対して第1の
実施の形態に係るメッセージシーケンスチャート描画方
法を用いた際にプロセス情報記憶部およびイベント情報
記憶部に記憶される情報を示した図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るメッセージシ
ーケンスチャート描画装置の構成を表すブロック図であ
る。
【図8】図4(A)〜(F)の入力情報に対して従来の
方法を用いて描画したメッセージシーケンスチャートの
一例を示す図である。
【符号の説明】
1 入力装置 2 データ処理装置 3 記憶装置 4 表示装置 5 記録媒体 21 送信情報処理手段 22 送受信情報種別判別手段 23 仮の送信時刻決定手段 24 送受信時刻決定手段 31 プロセス情報記憶部 32 イベント情報記憶部 A1 全入力情報処理終了判定ステップ A2 送信情報判定ステップ A3 キュー空判定ステップ A4 最後イベント記憶判定ステップ A5 イベントのキューへの積みステップ A6 直前イベントおよび直後イベント記憶ステップ A7 直前イベントおよび直後イベント記憶ステップ A8 ループ条件設定ステップ A9 最後イベント設定判定ステップ A10 仮の送信時刻設定ステップ A11 仮の送信時刻設定ステップ A12 直前および直後イベント記憶ステップ A13 最後イベント記憶およびメッセージのキューか
らの削除ステップ A15 メッセージのキューからの削除ステップ A16 発生時刻条件判定ステップ A17 発生時刻0設定ステップ A18 発生時刻条件判定ステップ A19 仮送信時刻発生時刻設定ステップ A20 発生時刻条件判定ステップ A21 発生時刻+1設定ステップ A22 発生時刻設定ステップ A23 最後イベント記憶条件判定ステップ A24 最後イベント記憶ステップ A25 最後イベント記憶条件判定ステップ A26 最後イベント記憶ステップ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メッセージの送信情報を受け取ったとき
    に、送信元プロセス名および受信先プロセス名を記憶
    し、該メッセージを送信元プロセスのキューの最後尾に
    記憶し、前記キューが空でなければ、該イベントの直前
    のイベントとして最後のイベントを記憶し、前記キュー
    が空で送信元プロセスに最後のイベントが記憶されてい
    れば、そのイベントを該イベントの直前のイベントとし
    て記憶し、直前のイベントの直後のイベントとして該イ
    ベントを記憶する送信情報処理手段と、メッセージの受信情報を受け取ったときに、受信先プロ
    セスのキューのすべてのメッセージと、送信元プロセス
    のキューのメッセージの中で該メッセージより前に格納
    されているメッセージとを前記キューに積まれている順
    番に着目メッセージとし、対応するプロセスの最後のイ
    ベントが記憶されているならば、着目メッセージの仮の
    送信時刻を最後のイベントの発生時刻に単位時間を加え
    た時刻に設定し、着目メッセージの送信に対応する着目
    イベントの直前のイベントとして最後のイベントを、最
    後のイベントの直後のイベントとして着目イベントを記
    憶し、対応するプロセスの最後のイベントが記憶されて
    いないならば、着目メッセージの仮の送信時刻を初期値
    に設定し、着目イベントに対応するプロセスの最後のイ
    ベントとして着目イベントを記憶し、着目メッセージを
    対応するキューから削除する 仮の送信時刻決定手段と、送信元プロセスのイベントの直前のイベントか受信先プ
    ロセスの最後のイベントかのどちらかが記憶されていな
    い場合に、送信元プロセスのイベントおよび受信先プロ
    セスのイベントの発生時刻として初期値を設定し、受信
    先プロセスの最後のイベントが記憶されていない、また
    は送信元プロセスのイベントの仮の送信時刻が設定され
    ていて、その時刻が受信先プロセスの最後のイベントの
    発生時刻より遅かった場合に、送信元プロセスのイベン
    トの仮の送信時刻を送信元プロセスのイベントおよび受
    信先プロセスのイベントの発生時刻として設定し、送信
    元プロセスのイベントの直後のイベントが記憶されてい
    ない、または送信元プロセスのイベントの直後のイベン
    トの発生時刻が受信先プロセスの最後のイベントの発生
    時刻に単位時間を加えた時刻より遅かった場合に、受信
    先プロセスの最後のイ ベントの発生時刻に単位時間を加
    えた時刻を送信元プロセスのイベントおよび受信先プロ
    セスのイベントの発生時刻として設定し、直後のイベン
    トの発生時刻が受信先プロセスの最後のイベントの発生
    時刻に単位時間を加えた時刻より早かった場合に、送信
    元プロセスのイベントの仮の送信時刻を送信元プロセス
    のイベントの発生時刻とし、受信先プロセスの最後のイ
    ベントの発生時刻に単位時間を加えた時刻を受信先プロ
    セスのイベントの発生時刻として設定し、送信元プロセ
    スの最後のイベントが記憶されていない、または設定し
    た送信元プロセスのイベントの発生時刻が送信元プロセ
    スの最後のイベントの発生時刻より遅い場合に、送信元
    プロセスのイベントを送信元プロセスの最後のイベント
    として記憶し、受信先プロセスの最後のイベントが記憶
    されていない、または設定した受信先プロセスのイベン
    トの発生時刻が受信先プロセスの最後のイベントの発生
    時刻より遅い場合に、受信先プロセスのイベントを受信
    先プロセスの最後のイベントとして記憶する 送受信時刻
    決定手段とを有することを特徴とするメッセージシーケ
    ンスチャート描画装置。
  2. 【請求項2】 プロセスごとに、該プロセスに最後のイ
    ベントを記憶するとともに、メッセージを記憶するキュ
    ーを保持するプロセス情報記憶部と、 イベントごとに、イベントを形成するメッセージの送信
    元プロセス名および受信先プロセス名と、該メッセージ
    の送信の直前および直後に起きたイベントと、イベント
    の発生時刻とを記憶するイベント情報記憶部と、 入力情報がメッセージの送信情報であるかメッセージの
    受信情報であるかを判別する送受信情報種別判別手段
    と、 前記送受信情報種別判別手段によりメッセージの送信情
    報であると判別されたときに、送信元プロセス名および
    受信先プロセス名を前記イベント情報記憶部に記憶し、
    該メッセージを前記プロセス情報記憶部の送信元プロセ
    スのキューの最後尾に記憶し、前記キューが空でなけれ
    ば、該イベントの直前のイベントとして最後のイベント
    を記憶し、前記キューが空で送信元プロセスに最後のイ
    ベントが記憶されていれば、そのイベントを該イベント
    の直前のイベントとして記憶し、直前のイベントの直後
    のイベントとして該イベントを記憶する 送信情報処理手
    段と、前記送受信情報種別判別手段によりメッセージの
    受信情報であると判別されたときに、前記プロセス情報
    記憶部の受信先プロセスのキューのすべてのメッセージ
    と、送信元プロセスのキューのメッセージの中で該メッ
    セージより前に格納されているメッセージとを前記キュ
    ーに積まれている順番に着目メッセージとし、対応する
    プロセスの最後のイベントが記憶されているならば、着
    目メッセージの仮の送信時刻を最後のイベントの発生時
    刻に単位時間を加えた時刻に設定し、着目メッセージの
    送信に対応する着目イベントの直前のイベントとして最
    後のイベントを、最後のイベントの直後のイベントとし
    て着目イベントを記憶し、対応するプロセスの最後のイ
    ベントが記憶されていないならば、着目メッセージの仮
    の送信時刻を初期値に設定し、着目イベントに対応する
    プロセスの最後のイベントとして着目イベントを記憶
    し、着目メッセージを対応するキューから削除する仮の
    送信時刻決定手段と、送信元プロセスのイベントの直前のイベントか受信先プ
    ロセスの最後のイベントかのどちらかが記憶されていな
    い場合に、送信元プロセスのイベントおよび受信先プロ
    セスのイベントの発生時刻として初期値を前記イベント
    情報記憶部に設定し、受信先プロセスの最後のイベント
    が記憶されていない、または送信元プロセスのイベント
    の仮の送信時刻が設定されていて、その時刻が受信先プ
    ロセスの最後のイベントの発生時刻より遅かった場合、
    送信元プロセスのイベントの仮の送信時刻を送信元プロ
    セスのイベントおよび受信先プロセスのイベントの発生
    時刻として前記イベント情報記憶部に設定し、送信元プ
    ロセスのイベントの直後のイベントが記憶されていな
    い、または送信元プロセスのイベントの直後のイベント
    の発生時刻が受信先プロセスの最後のイベントの発生時
    刻に単位時間を加えた時刻より遅かった場合に、受信先
    プロセスの最後のイベントの発生時刻に単位時間を加え
    た時刻を送信元プロセスのイベントおよび受信先プロセ
    スのイベントの発生時刻として前記イベント情報記憶部
    に設定し、直後のイベントの発生時刻が受信先プロセス
    の最後のイベントの発生時刻に単位時間を加えた時刻よ
    り早かった場合に、送信元プロセスのイベントの仮の送
    信時刻を送信元プロセスのイベントの発生時刻とし、受
    信先プロセスの最後のイベントの発生時刻に単位時間を
    加えた時刻を受信先プロセスのイベントの発生時刻とし
    て設定し、送信元プロセスの 最後のイベントが記憶され
    ていない、または設定した送信元プロセスのイベントの
    発生時刻が送信元プロセスの最後のイベントの発生時刻
    より遅い場合に、送信元プロセスのイベントを送信元プ
    ロセスの最後のイベントとして記憶し、受信先プロセス
    の最後のイベントが記憶されていない、または設定した
    受信先プロセスのイベントの発生時刻が受信先プロセス
    の最後のイベントの発生時刻より遅い場合に、受信先プ
    ロセスのイベントを受信先プロセスの最後のイベントと
    して記憶する 送受信時刻決定手段とを有することを特徴
    とするメッセージシーケンスチャート描画装置。
  3. 【請求項3】 入力情報がメッセージの送信情報である
    かメッセージの受信情報であるかを判別する工程と、 入力情報がメッセージの送信情報であると判別されたと
    きに、送信元プロセス名および受信先プロセス名を記憶
    し、該メッセージを送信元プロセスのキューの最後尾に
    記憶し、前記キューが空でなければ、該イベントの直前
    のイベントとして最後のイベントを記憶し、前記キュー
    が空で送信元プロセスに最後のイベントが記憶されてい
    れば、そのイベントを該イベントの直前のイベントとし
    て記憶し、直前のイベントの直後のイベントとして該イ
    ベントを記憶する工程と、 入力情報がメッセージの受信情報であると判別されたと
    きに、受信先プロセスのキューのすべてのメッセージ
    と、送信元プロセスのキューのメッセージの中で該メッ
    セージより前に格納されているメッセージとを前記キュ
    ーに積まれている順番に着目メッセージとし、対応する
    プロセスの最後のイベントが記憶されているならば、着
    目メッセージの仮の送信時刻を最後のイベントの発生時
    刻に単位時間を加えた時刻に設定し、着目メッセージの
    送信に対応する着目イベントの直前のイベントとして最
    後のイベントを、最後のイベントの直後のイベントとし
    て着目イベントを記憶し、対応するプロセスの最後のイ
    ベントが記憶されていないならば、着目メッセージの仮
    の送信時刻を初期値に設定し、着目イベントに対応する
    プロセスの最後のイベントとして着目イベントを記憶
    し、着目メッセージを対応するキューから削除する工程
    と、 送信元プロセスのイベントの直前のイベントか受信先プ
    ロセスの最後のイベントかのどちらかが記憶されていな
    い場合に、送信元プロセスのイベントおよび受信 先プロ
    セスのイベントの発生時刻として初期値を設定し、受信
    先プロセスの最後のイベントが記憶されていない、また
    は送信元プロセスのイベントの仮の送信時刻が設定され
    ていて、その時刻が受信先プロセスの最後のイベントの
    発生時刻より遅かった場合に、送信元プロセスのイベン
    トの仮の送信時刻を送信元プロセスのイベントおよび受
    信先プロセスのイベントの発生時刻として設定し、送信
    元プロセスのイベントの直後のイベントが記憶されてい
    ない、または送信元プロセスのイベントの直後のイベン
    トの発生時刻が受信先プロセスの最後のイベントの発生
    時刻に単位時間を加えた時刻より遅かった場合に、受信
    先プロセスの最後のイベントの発生時刻に単位時間を加
    えた時刻を送信元プロセスのイベントおよび受信先プロ
    セスのイベントの発生時刻として設定し、直後のイベン
    トの発生時刻が受信先プロセスの最後のイベントの発生
    時刻に単位時間を加えた時刻より早かった場合に、送信
    元プロセスのイベントの仮の送信時刻を送信元プロセス
    のイベントの発生時刻とし、受信先プロセスの最後のイ
    ベントの発生時刻に単位時間を加えた時刻を受信先プロ
    セスのイベントの発生時刻として設定し、送信元プロセ
    スの最後のイベントが記憶されていない、または設定し
    た送信元プロセスのイベントの発生時刻が送信元プロセ
    スの最後のイベントの発生時刻より遅い場合に、送信元
    プロセスのイベントを送信元プロセスの最後のイベント
    として記憶し、受信先プロセスの最後のイベントが記憶
    されていない、または設定した受信先プロセスのイベン
    トの発生時刻が受信先プロセスの最後のイベントの発生
    時刻より遅い場合に、受信先プロセスのイベントを受信
    先プロセスの最後のイベントとして記憶する工程とを含
    み、 複数のプロセスがメッセージを交わし、それらの送受信
    時刻の全順序が定義されているメッセージシーケンスが
    与えられたとき、メッセージシーケンスの半順序関係を
    保ちつつメッセージの送受信の時刻をずらすことによ
    り、メッセージシーケンスチャートに斜めに描かれるは
    ずであったメッセージの矢印の一部を水平になるように
    メッセージの送受信時刻を決定することを特徴とするメ
    ッセージシーケンスチャート描画方法。
  4. 【請求項4】 コンピュータを、メッセージの送信情報
    を受け取ったときに、送信元プロセス名および受信先プ
    ロセス名を記憶し、該メッセージを送信元プロセ スのキ
    ューの最後尾に記憶し、前記キューが空でなければ、該
    イベントの直前のイベントとして最後のイベントを記憶
    し、前記キューが空で送信元プロセスに最後のイベント
    が記憶されていれば、そのイベントを該イベントの直前
    のイベントとして記憶し、直前のイベントの直後のイベ
    ントとして該イベントを記憶する送信情報処理手段,
    ッセージの受信情報を受け取ったときに、受信先プロセ
    スのキューのすべてのメッセージと、送信元プロセスの
    キューのメッセージの中で該メッセージより前に格納さ
    れているメッセージとを前記キューに積まれている順番
    に着目メッセージとし、対応するプロセスの最後のイベ
    ントが記憶されているならば、着目メッセージの仮の送
    信時刻を最後のイベントの発生時刻に単位時間を加えた
    時刻に設定し、着目メッセージの送信に対応する着目イ
    ベントの直前のイベントとして最後のイベントを、最後
    のイベントの直後のイベントとして着目イベントを記憶
    し、対応するプロセスの最後のイベントが記憶されてい
    ないならば、着目メッセージの仮の送信時刻を初期値に
    設定し、着目イベントに対応するプロセスの最後のイベ
    ントとして着目イベントを記憶し、着目メッセージを対
    応するキューから削除する仮の送信時刻決定手段,およ
    送信元プロセスのイベントの直前のイベントか受信先
    プロセスの最後のイベントかのどちらかが記憶されてい
    ない場合に、送信元プロセスのイベントおよび受信先プ
    ロセスのイベントの発生時刻として初期値を設定し、受
    信先プロセスの最後のイベントが記憶されていない、ま
    たは送信元プロセスのイベントの仮の送信時刻が設定さ
    れていて、その時刻が受信先プロセスの最後のイベント
    の発生時刻より遅かった場合に、送信元プロセスのイベ
    ントの仮の送信時刻を送信元プロセスのイベントおよび
    受信先プロセスのイベントの発生時刻として設定し、送
    信元プロセスのイベントの直後のイベントが記憶されて
    いない、または送信元プロセスのイベントの直後のイベ
    ントの発生時刻が受信先プロセスの最後のイベントの発
    生時刻に単位時間を加えた時刻より遅かった場合に、受
    信先プロセスの最後のイベントの発生時刻に単位時間を
    加えた時刻を送信元プロセスのイベントおよび受信先プ
    ロセスのイベントの発生時刻として設定し、直後のイベ
    ントの発生時刻が受信先プロセスの最後のイベントの発
    生時刻に単位時間を加えた時刻より早かった場合に、送
    信元プロセスのイベントの仮の送信時刻を送信元プロセ
    スのイベントの発生時刻とし、受信 先プロセスの最後の
    イベントの発生時刻に単位時間を加えた時刻を受信先プ
    ロセスのイベントの発生時刻として設定し、送信元プロ
    セスの最後のイベントが記憶されていない、または設定
    した送信元プロセスのイベントの発生時刻が送信元プロ
    セスの最後のイベントの発生時刻より遅い場合に、送信
    元プロセスのイベントを送信元プロセスの最後のイベン
    トとして記憶し、受信先プロセスの最後のイベントが記
    憶されていない、または設定した受信先プロセスのイベ
    ントの発生時刻が受信先プロセスの最後のイベントの発
    生時刻より遅い場合に、受信先プロセスのイベントを受
    信先プロセスの最後のイベントとして記憶する送受信時
    刻決定手段として機能させるためのプログラムを記録し
    た機械読み取り可能な記録媒体。
  5. 【請求項5】 コンピュータを、プロセスごとに、該プ
    ロセスに最後のイベントを記憶するとともに、メッセー
    ジを記憶するキューを保持するプロセス情報記憶部,イ
    ベントごとに、イベントを形成するメッセージの送信元
    プロセス名および受信先プロセス名と、該メッセージの
    送信の直前および直後に起きたイベントと、イベントの
    発生時刻とを記憶するイベント情報記憶部,入力情報が
    メッセージの送信情報であるかメッセージの受信情報で
    あるかを判別する送受信情報種別判別手段,前記送受信
    情報種別判別手段によりメッセージの送信情報であると
    判別されたときに、送信元プロセス名および受信先プロ
    セス名を前記イベント情報記憶部に記憶し、該メッセー
    ジを前記プロセス情報記憶部の送信元プロセスのキュー
    の最後尾に記憶し、前記キューが空でなければ、該イベ
    ントの直前のイベントとして最後のイベントを記憶し、
    前記キューが空で送信元プロセスに最後のイベントが記
    憶されていれば、そのイベントを該イベントの直前のイ
    ベントとして記憶し、直前のイベントの直後のイベント
    として該イベントを記憶する送信情報処理手段,前記送
    受信情報種別判別手段によりメッセージの受信情報であ
    ると判別されたときに、前記プロセス情報記憶部の受信
    先プロセスのキューのすべてのメッセージと、送信元プ
    ロセスのキューのメッセージの中で該メッセージより前
    に格納されているメッセージとを前記キューに積まれて
    いる順番に着目メッセージとし、対応するプロセスの最
    後のイベントが記憶されているならば、着目メッセージ
    の仮の送信時刻を最後のイベントの発生時刻に単位時間
    を加えた時刻に設定し、着目メッセージの送信に対応す
    る着目イベントの直前のイベントとして最後 のイベント
    を、最後のイベントの直後のイベントとして着目イベン
    トを記憶し、対応するプロセスの最後のイベントが記憶
    されていないならば、着目メッセージの仮の送信時刻を
    初期値に設定し、着目イベントに対応するプロセスの最
    後のイベントとして着目イベントを記憶し、着目メッセ
    ージを対応するキューから削除する仮の送信時刻決定手
    段,ならびに送信元プロセスのイベントの直前のイベン
    トか受信先プロセスの最後のイベントかのどちらかが記
    憶されていない場合に、送信元プロセスのイベントおよ
    び受信先プロセスのイベントの発生時刻として初期値を
    前記イベント情報記憶部に設定し、受信先プロセスの最
    後のイベントが記憶されていない、または送信元プロセ
    スのイベントの仮の送信時刻が設定されていて、その時
    刻が受信先プロセスの最後のイベントの発生時刻より遅
    かった場合、送信元プロセスのイベントの仮の送信時刻
    を送信元プロセスのイベントおよび受信先プロセスのイ
    ベントの発生時刻として前記イベント情報記憶部に設定
    し、送信元プロセスのイベントの直後のイベントが記憶
    されていない、または送信元プロセスのイベントの直後
    のイベントの発生時刻が受信先プロセスの最後のイベン
    トの発生時刻に単位時間を加えた時刻より遅かった場合
    に、受信先プロセスの最後のイベントの発生時刻に単位
    時間を加えた時刻を送信元プロセスのイベントおよび受
    信先プロセスのイベントの発生時刻として前記イベント
    情報記憶部に設定し、直後のイベントの発生時刻が受信
    先プロセスの最後のイベントの発生時刻に単位時間を加
    えた時刻より早かった場合に、送信元プロセスのイベン
    トの仮の送信時刻を送信元プロセスのイベントの発生時
    刻とし、受信先プロセスの最後のイベントの発生時刻に
    単位時間を加えた時刻を受信先プロセスのイベントの発
    生時刻として設定し、送信元プロセスの最後のイベント
    が記憶されていない、または設定した送信元プロセスの
    イベントの発生時刻が送信元プロセスの最後のイベント
    の発生時刻より遅い場合に、送信元プロセスのイベント
    を送信元プロセスの最後のイベントとして記憶し、受信
    先プロセスの最後のイベントが記憶されていない、また
    は設定した受信先プロセスのイベントの発生時刻が受信
    先プロセスの最後のイベントの発生時刻より遅い場合
    に、受信先プロセスのイベントを受信先プロセスの最後
    のイベントとして記憶する送受信時刻決定手段として機
    能させるためのプログラムを記録した機械読み取り可能
    な記録媒体。
  6. 【請求項6】 コンピュータに、入力情報がメッセージ
    の送信情報であるかメッセージの受信情報であるかを判
    別する工程,入力情報がメッセージの送信情報であると
    判別されたときに、送信元プロセス名および受信先プロ
    セス名を記憶し、該メッセージを送信元プロセスのキュ
    ーの最後尾に記憶し、前記キューが空でなければ、該イ
    ベントの直前のイベントとして最後のイベントを記憶
    し、前記キューが空で送信元プロセスに最後のイベント
    が記憶されていれば、そのイベントを該イベントの直前
    のイベントとして記憶し、直前のイベントの直後のイベ
    ントとして該イベントを記憶する工程,入力情報がメッ
    セージの受信情報であると判別されたときに、受信先プ
    ロセスのキューのすべてのメッセージと、送信元プロセ
    スのキューのメッセージの中で該メッセージより前に格
    納されているメッセージとを前記キューに積まれている
    順番に着目メッセージとし、対応するプロセスの最後の
    イベントが記憶されているならば、着目メッセージの仮
    の送信時刻を最後のイベントの発生時刻に単位時間を加
    えた時刻に設定し、着目メッセージの送信に対応する着
    目イベントの直前のイベントとして最後のイベントを、
    最後のイベントの直後のイベントとして着目イベントを
    記憶し、対応するプロセスの最後のイベントが記憶され
    ていないならば、着目メッセージの仮の送信時刻を初期
    値に設定し、着目イベントに対応するプロセスの最後の
    イベントとして着目イベントを記憶し、着目メッセージ
    を対応するキューから削除する工程,送信元プロセスの
    イベントの直前のイベントか受信先プロセスの最後のイ
    ベントかのどちらかが記憶されていない場合に、送信元
    プロセスのイベントおよび受信先プロセスのイベントの
    発生時刻として初期値を設定し、受信先プロセスの最後
    のイベントが記憶されていない、または送信元プロセス
    のイベントの仮の送信時刻が設定されていて、その時刻
    が受信先プロセスの最後のイベントの発生時刻より遅か
    った場合に、送信元プロセスのイベントの仮の送信時刻
    を送信元プロセスのイベントおよび受信先プロセスのイ
    ベントの発生時刻として設定し、送信元プロセスのイベ
    ントの直後のイベントが記憶されていない、または送信
    元プロセスのイベントの直後のイベントの発生時刻が受
    信先プロセスの最後のイベントの発生時刻に単位時間を
    加えた時刻より遅かった場合に、受信先プロセスの最後
    のイベントの発生時刻に単位時間を加えた時刻を送信元
    プロセスのイベントおよび受信先プロセスの イベントの
    発生時刻として設定し、直後のイベントの発生時刻が受
    信先プロセスの最後のイベントの発生時刻に単位時間を
    加えた時刻より早かった場合に、送信元プロセスのイベ
    ントの仮の送信時刻を送信元プロセスのイベントの発生
    時刻とし、受信先プロセスの最後のイベントの発生時刻
    に単位時間を加えた時刻を受信先プロセスのイベントの
    発生時刻として設定し、送信元プロセスの最後のイベン
    トが記憶されていない、または設定した送信元プロセス
    のイベントの発生時刻が送信元プロセスの最後のイベン
    トの発生時刻より遅い場合に、送信元プロセスのイベン
    トを送信元プロセスの最後のイベントとして記憶し、受
    信先プロセスの最後のイベントが記憶されていない、ま
    たは設定した受信先プロセスのイベントの発生時刻が受
    信先プロセスの最後のイベントの発生時刻より遅い場合
    に、受信先プロセスのイベントを受信先プロセスの最後
    のイベントとして記憶する工程とを実行させるためのプ
    ログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体。
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