JP2002334042A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP2002334042A
JP2002334042A JP2001137886A JP2001137886A JP2002334042A JP 2002334042 A JP2002334042 A JP 2002334042A JP 2001137886 A JP2001137886 A JP 2001137886A JP 2001137886 A JP2001137886 A JP 2001137886A JP 2002334042 A JP2002334042 A JP 2002334042A
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Yoshifumi Tanimoto
好史 谷本
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送達確認のための無駄な記録紙の排出を低減
し、効率的に送達を確認可能な通信装置を提供する。 【解決手段】 制御部21は、通信部22からネットワ
ーク12を介して送達確認要求付きの電子メールを送信
し、そのときに記憶部24に送信管理情報25を残して
おく。送達確認の電子メールが返信されてきたら、その
旨を送信管理情報25に追記し、記録部23による記録
出力は行わない。従って記録紙を節約することができ
る。また、送信管理情報25の削除時には、送信日時か
ら所定時間が経過しておらずかつ送達確認の電子メール
を受け取っていない送信管理情報については削除の対象
とはせず、既に送達確認の電子メールを受け取った送信
管理情報、及び、送信日時から所定の時間が経過した送
信管理情報を削除対象として削除を行う。これによっ
て、記憶部24を効率的に利用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して電子メールの授受を行う通信装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】インターネット等のネットワークを利用
して電子メールを転送する通信システムにおいては、そ
の電子メールが相手先へ届いたか否かを確認するため、
DSN(デリバリ・ステータス・ノーティフィケーショ
ン)あるいはMDN(メッセージ・ディスポジション・
ノーティフィケーション)等によって電子メールの送信
時に送達確認を要求することができる。例えばDSNで
は、宛先のクライアントが属するドメインのメールサー
バが電子メールを受信すると、そのメールサーバが、送
達確認要求時に指示された送り先に対して送達確認の電
子メールを送信する。またMDNでは、宛先のクライア
ントあるいはサーバなどの受信側装置が電子メールを受
信すると、その受信側装置が、送達確認要求時に指示さ
れた送り先に対して送達確認の電子メールを送信する。
【0003】このようにして返送されてきた送達確認の
電子メールは、通常、受信する毎に例えば記録紙に記録
出力されている。例えば複数の宛先を指定して送達確認
要求付きの電子メールを送信すると、それぞれの宛先か
ら返送されてくる送達確認の電子メールが複数受信さ
れ、そのたび毎に記録紙に記録出力されていた。そのた
め、宛先が多いとその分だけの枚数の記録出力が行われ
てしまう。ユーザは送達できたか否かを知りたいので、
そのためだけに複数枚の記録出力が行われることによっ
て記録紙が無駄に消費されていた。さらに、返送されて
きた送達確認の電子メールは、元の電子メールの送信順
に返送されるわけではないため、排出されて堆積してい
る多数の記録紙から、どの電子メールについて送達が行
われ、どの電子メールについては送達が行われていない
のかがわからなくなることもあり、送達確認が効率的に
行われない場合もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、送達確認のための無駄な記
録紙の排出を低減し、効率的に送達を確認可能な通信装
置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、通信装置にお
いて、他の通信装置と通信を行う通信手段と、電子メー
ルの送信管理記録を記憶する記憶手段と、前記通信手段
を介して送達確認付きの電子メールを送信し前記送信管
理記録を生成して前記記憶手段に記憶させるとともに該
電子メールに対する送達確認の電子メールの受信時に対
応する前記送信管理記録に送達確認の情報を追記する制
御手段を有することを特徴とするものである。このよう
に本発明では、送達確認の電子メールが返送されてきた
場合に、送信管理記録に送達確認の情報を追記すること
によって送達の管理を行い、記録紙への記録出力を行わ
ないので、記録紙を節約することが可能である。また、
送達されたか否かは、送信管理記録を参照すれば確認す
ることができる。
【0006】なお、このような送信管理記録は、記憶手
段の記憶容量に限りがあるため削除の処理が行われる。
このとき、すでに送達確認の電子メールを受け取って送
達確認の情報が追記された送信管理記録については、こ
の削除の処理の際の削除対象とすることができる。ま
た、送達確認の情報が追記されていない送信管理記録に
ついては所定の時間が経過するまでは削除されないよう
にし、所定の時間が経過した後に削除の対象とする。こ
れによって、いつまでも送達確認の電子メールを受け取
れなかった送信管理記録が記憶手段に残ってしまうのを
防止して、記憶手段を有効に利用することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の通信装置の実施
の一形態を示すブロック図である。図中、11は通信装
置、12はネットワーク、13はメールサーバ、14は
クライアント、21は制御部、22は通信部、23は記
録部、24は記憶部、25は送信管理情報、26は操作
部である。本発明の通信装置11はネットワーク12に
接続され、ネットワーク12を介してメールサーバ13
やクライアント14などと通信可能に構成されている。
ネットワーク12は、例えばインターネットやLAN、
あるいはそれらが適宜結合されていてよい。
【0008】通信装置11は、この例では制御部21、
通信部22、記録部23、記憶部24、操作部26など
により構成されている。制御部21は、通信装置11全
体を制御する。特に、通信部22を介して電子メールの
送受信を行うことができる。電子メールの送信を行う際
には、MDNまたはDSNあるいはその両方による送達
確認要求を付して送信することができる。電子メールの
送信時には、送信管理情報25を生成して記憶部24に
記憶させておく。また送達確認要求付きの電子メールを
送信後、返送されてくる送達確認の電子メールを受け取
ると、その送達確認の電子メールによって送達が確認さ
れた電子メールに対応する送信管理情報25に対して、
送達確認の情報を追記する。このとき、送達確認の記録
出力は行わない。
【0009】また制御部21は、上述のようにして電子
メールの送信時に生成される送信管理情報25の管理を
行う。送信管理情報25への送達確認の情報の追記のほ
か、例えば操作部26などからの操作に従って操作部2
6に設けられている表示部に送信管理情報25を表示出
力させたり、あるいは記録部23から記録出力すること
ができる。これによってユーザは送信管理情報25を参
照することができ、電子メールが送達されたか否かにつ
いても知ることができる。
【0010】さらに、このようにして電子メールを送信
する毎に送信管理情報25を生成して記憶部24に記憶
させてゆくと、記憶部24の記憶領域に記憶しきれなく
なってしまう。そのために、所定の条件に従って送信管
理情報25を削除してゆく。このとき、所定の時間内
は、送達確認要求を付して送信した電子メールに対して
送達確認の電子メールが返送されていない送信管理情報
25については、削除されないように制御する。すなわ
ち、削除処理においては、すでに送達確認の電子メール
が返送されている送達管理情報と、送達確認の電子メー
ルが返送されていないが所定の時間が経過したものにつ
いて、削除の対象として削除処理を行う。例えば削除時
には、送信管理情報25を記録部23から記録出力して
もよい。
【0011】通信部22は、ネットワーク12を介して
他のネットワーク装置との間で通信を行う。例えば通信
装置11がクライアント型の装置である場合には、電子
メールの送信の際には、同じドメインのメールサーバに
対してSMTPなどのプロトコルによって送信する。ま
た電子メールの受信の際には、同じドメインのメールサ
ーバに対してPOP3などのプロトコルを用いて受信す
る。例えば通信装置11がサーバ型の装置である場合に
は、直接、宛先のドメイン内のメールサーバ(例えばク
ライアント14宛の電子メールであればメールサーバ1
3)との間で、あるいは間接的に宛先に転送可能なネッ
トワーク装置との間で、SMTPなどのプロトコルによ
り電子メールの送受信を行うことができる。
【0012】記録部23は、制御部21から送られてく
る各種の情報を、例えば記録紙上に記録する。例えば送
信管理情報25を記録紙上に記録出力することができ
る。記録出力された送信管理情報を参照することによっ
て、送信した電子メールに対して送達確認が返ってきて
いるか否かを確認することができる。なお、記録方法は
任意である。
【0013】記憶部24は、通信装置11において保存
が必要な各種の情報を保持する。半導体メモリのほかハ
ードディスク装置など、記憶媒体は限定されないし、複
数の種類の記憶媒体を利用することが可能である。記憶
部24は、少なくとも電子メールの送信管理情報25を
保持する。図2は、記憶部に保持される送信管理情報の
一例の説明図である。この例では、送信した電子メール
及び宛先を識別するため、送信した電子メールごとに振
られた通信No.と、その電子メールの送信日時、宛
先、電子メール中に付されたメッセージIDなどの情報
を有している。さらに、送達確認要求待ち時間として、
電子メールの送信時刻から送達確認の電子メールの到着
を待つ所定時間を格納している。この所定時間内は、送
達確認の電子メールが到着していない場合には、その送
信管理情報は削除の対象とはされない。なお、送達確認
を要求していない電子メールについては、この欄を「要
求なし」としている。さらに送達確認受信の欄を設け、
送達確認の電子メールを受信したか否かが分かるように
している。この例では、送達確認の電子メールを受信し
た場合には受信日時を格納している。さらに、事後処理
の欄は、送達確認の電子メールを受信した後に処理を行
う場合に用いることができる。もちろん、送信管理情報
25として、他の種々の情報を含めておくことができ
る。
【0014】なお、図2に示す例では送達確認受信欄を
1つしか設けていないため、例えばDSNとMDNの両
方の送達確認を要求した場合、DSNあるいはMDNの
いずれかの送達確認の受信記録を残すことになる。この
場合、通常はDSNによる送達確認の電子メールの方が
先に到着するので、まずDSNによる送達確認の受信記
録を残し、その後、MDNによる送達確認の電子メール
を受信した時点で、MDNによる送達確認の受信記録を
上書きして書き換えるようにするとよい。あるいは、い
ずれか一方を予め選択しておき、選択された方のみにつ
いて送達確認の受信記録を残すようにしてもよい。もち
ろん、両方の記録を残すように構成してもよい。
【0015】操作部26は、各種の入力手段や出力手段
によって構成されている。この操作部26を用いて、ユ
ーザは通信装置11に対する各種の設定や操作を行うこ
とができる。また、ユーザに対して装置からの各種の情
報の提示を行うことができる。例えば送信した電子メー
ルに対する送信管理情報25の提示を受けることができ
る。提示された送信管理情報を参照することによって、
送信した電子メールに対して送達確認が返ってきている
か否かを確認することができる。もちろんこのような機
能を有していなくてもよい。また操作部26を有しない
構成としてリモートによる設定を行うようにしてもよ
い。
【0016】なお、通信装置11にはこのほかにも各種
の手段を設けることが可能である。例えば他の種々の機
器と接続するための各種のインタフェース手段を設けた
り、通信手段として公衆回線用とLAN用などのように
複数設けてもよい。また、通信装置11をインターネッ
トファクシミリ装置として構成する場合には、例えば画
像読取手段を設けてもよい。
【0017】次に、本発明の通信装置の実施の一形態に
おける動作の一例について説明する。図3は、電子メー
ル送信時の処理の一例を示すフローチャートである。電
子メールを送信する際には、まずS31において送信す
る電子メールを準備し、例えば宛先の電子メールアドレ
スなどの設定を行う。このとき、送達確認の要求を付す
ることができる。送達確認の方法としては、MDNまた
はDSNあるいはMDNとDSNの両方を指定すること
ができる。
【0018】そしてS32において、通信部22を介し
て送信する。電子メール送信後、S33において、例え
ば図2に示したような送信管理情報25を生成し、記憶
部24に格納する。このとき、宛先が複数設定されてい
る場合には、それぞれの宛先ごとに送信管理情報25を
生成しておく。例えば図2に示す例では、1行目の例は
宛先として「abc@abc.com」のみを指定した
ものである。なお、この例では送達確認要求を行ってい
ない。また2行目と3行目の例は宛先として「jame
s@xyz.co.jp」と「henry@zyx.n
e.jp」の2つを指定したものである。この例では送
達確認要求を行うとともに、送達確認の電子メールが到
着しなくても、最低24時間は送信管理情報25を削除
対象としないことを設定している。電子メールの送信時
点では、送達確認受信欄は未受信としておく。
【0019】このようにして送信された電子メールは、
通信装置11がクライアント型の装置であれば、一旦、
通信装置11と同じドメイン内のメールサーバに蓄積さ
れた後、宛先のドメイン内に存在するメールサーバに転
送される。通信装置11がサーバ型の装置であれば、自
装置から宛先のドメイン内に存在するメールサーバに直
接、あるいは他のネットワーク装置を介して転送する。
送信した電子メールにDSNによる送達確認要求が付さ
れている場合には、宛先のドメイン内に存在するメール
サーバに電子メールが届くと、送達確認の電子メールが
返送される。
【0020】宛先のドメイン内に存在するメールサーバ
に転送された電子メールは、宛先のクライアントからの
受信要求によって取り出され、宛先に送達される。送信
した電子メールにMDNによる送達確認要求が付されて
いる場合には、このようにして宛先のクライアントに電
子メールが届くと、送達確認の電子メールが返送され
る。もちろん、メールサーバが宛先である場合には、M
DNの場合でもメールサーバに電子メールが届いた時点
で送達確認の電子メールが返送される。
【0021】例えば図1に示した例では、クライアント
14宛の電子メールを送信すると、一旦、メールサーバ
13に転送されることになる。DSNによる送達確認要
求が付されている場合には、この時点でメールサーバ1
3から送達確認の電子メールが返送される。その後、ク
ライアント14から例えばPOP3などのプロトコルに
よってメールサーバ13に対して電子メールの取り出し
を要求すると、メールサーバ13はクライアント14宛
の電子メールを配信することになる。MDNによる送達
確認要求が付されている場合には、クライアント14に
電子メールが届いた時点で送達確認の電子メールが返送
される。
【0022】このようにして、DSN又はMDNあるい
はその両方の送達確認要求を付した電子メールを送信す
ると、送達確認の電子メールが返送されることになる。
なお、送達確認の電子メールは、必ずしも元の電子メー
ルの送信元へ返送されるわけではなく、指定されたメー
ルアドレスに送信されることになる。ここでは説明の都
合上、送信元に返送されるものとして説明する。
【0023】図4は、電子メール受信時の処理の一例を
示すフローチャートである。ここでは通信装置11がク
ライアント型の装置であるものとし、電子メールの受信
時には同じドメイン内のメールサーバから電子メールを
取り出すものとする。S41においてメールサーバから
電子メールを受信すると、S42において、受信した電
子メールが送達確認であるか否かを判定する。送達確認
の電子メールでなければ、S43において、送達確認以
外のその他の電子メールに対する受信時の処理を行って
S47へ進む。
【0024】受け取った電子メールが送達確認である場
合には、記憶部24に格納されている送信管理情報25
を参照し、受け取った送達確認の電子メールに対応する
送信管理情報25を特定する。送達確認の電子メールに
は、送信した電子メールに関する情報が格納されてい
る。この情報を解析することによって、送信した電子メ
ールのいずれに対応するものかを特定することができ
る。送達確認の電子メールに含まれる送信した電子メー
ルの情報としては、例えば送信元やメッセージIDなど
の情報や、送信した電子メールのヘッダ部あるいは電子
メール全体が格納されている。これらの情報を解析する
ことによって、送信した電子メールを特定することがで
きる。
【0025】S44において、送達確認の電子メールに
対応する送信管理情報25が存在しているか否かを判定
し、対応する送信管理情報25が存在しない場合には、
S45においてエラー処理を行ってS47へ進む。例え
ば、送っていない電子メールに対する送達確認の電子メ
ールを受け取った場合や、後述する送信管理情報削除処
理によって対応する送信管理情報25が既に削除されて
いる場合などが考えられる。エラー処理としては、例え
ば受け取った送達確認の電子メール自体、あるいはその
中の情報を抽出して、記録部23から記録出力したり、
操作部26の表示手段に表示させたり、あるいは通信部
22を介して送信するといった処理を行うことができ
る。
【0026】対応する送信管理情報25が特定できた
ら、S46において、その特定した送信管理情報25に
送達確認の電子メールを受け取った旨の情報を格納す
る。例えば図2に示した送信管理情報25の例では、例
えば2行目に示す送信管理情報25の例のように、送達
確認受信欄に送達確認の電子メールを受け取った日時を
格納している。
【0027】このとき、例えば電子メールの送信時にD
SNとMDNの両方の送達確認の要求を行っていると、
上述のように宛先のドメイン内のメールサーバに電子メ
ールが届いたときと、宛先のクライアントに電子メール
が届いたときに送達確認の電子メールが返送される。そ
のため、送信した電子メールで設定した1つの宛先につ
いて2通の送達確認の電子メールが届くことになる。そ
の場合、例えば予め設定しておくことによって、いずれ
かに限定したり、あるいはいずれかを優先することが可
能である。通常はDSNによる送達確認の電子メールの
方が先に到着するので、例えばMDN優先にしておけ
ば、先にDSNによる送達確認の電子メールを受け取っ
た旨を示す情報が送信管理情報25に格納され、その後
MDNによる送達確認の電子メールを受け取ったとき
に、その送信管理情報25が書き換えられることにな
る。これによって、まずDSNにより宛先のドメインの
メールサーバまで届いたことが確認でき、その後、MD
Nによって宛先のクライアントまで電子メールが届いた
ことを確認することができる。もちろん、送信管理情報
25としてDSNとMDNの送達確認受領の情報をそれ
ぞれ格納可能に構成しておくこともできる。
【0028】このように本発明では、送達確認の電子メ
ールを受け取った際に、送達確認に関する情報の記録出
力を行わない。従って、記録紙を節約することができ
る。もちろん、送達されたか否かを知りたい場合には、
操作部26における操作あるいは外部からの指示によっ
て、該当する送信管理情報25を記録部23から記録出
力したり、操作部26の表示手段に表示したり、あるい
は外部へ出力することができ、これによってユーザは送
達の有無を確認することができる。
【0029】S47において、メールサーバからすべて
の電子メールを取り出したか否かを判定し、受け取って
いない電子メールが存在する場合にはS41に戻って未
受領の電子メールを受信し、上述のような処理を行う。
このようにして受領可能なすべての電子メールについ
て、受信処理を行う。
【0030】なお、図4に示した例では通信装置11が
クライアント型の装置であるものとしたが、例えばサー
バ型の装置であれば、他のサーバ型の装置とSMTPな
どのプロトコルによって電子メールの受信を行うことに
なる。その場合の処理は、1通の電子メールの受信に対
して図4のS41〜S46の処理を行うことになる。
【0031】図5は、送信管理情報の削除処理の一例を
示すフローチャートである。上述の図3に示すような送
信処理において、電子メールを送信するごとに送信管理
情報25を生成して記憶部24に格納してゆくと、記憶
部24の空き容量が次第に減少してゆく。そのため、定
期的に、あるいは空き容量が所定量以下となるなどの所
定の条件となった時点で、送信管理情報25の削除処理
を行う。図5には、このとき行う処理の一例を示してい
る。
【0032】S51において、記憶部24に格納されて
いる送信管理情報25を1つ読み出す。そしてS52に
おいて、送信日時から所定の時間が経過しているか否か
を調べる。所定の時間は、送信管理情報25中の送達確
認要求待ち時間欄に格納されている時間とすればよい。
また、送達確認要求を行っていない場合には、所定の時
間が経過しているものと判断すればよい。そして、送信
日時から所定の時間が経過している送信管理情報25に
ついては、S54において削除する。このように送信日
時から所定の時間が経過した送信管理情報25について
は削除することによって、いつまでも送達確認の電子メ
ールを受信せずに記憶部23の記憶領域を占有するとい
う不具合を回避することができる。
【0033】また、送信日時から所定の時間が経過して
いない場合には、さらにS53において、送達確認の電
子メールを受信済みか否かを判定する。このとき、送信
した1通の電子メールにおいて複数の宛先を指定してい
た場合には、すべての宛先から送達確認の電子メールを
受信しているか否かを判定する。すべての宛先から送達
確認の電子メールを受信している場合には、それらの送
信管理情報25についてはS54において削除する。1
カ所でも送達確認の電子メールを受信していない宛先が
存在する場合には、削除の処理を行わずにS55へ進
む。例えば図2に示す例では、2行目の例と3行目の例
は同じ電子メールにおいて複数の宛先が指定された例を
示しているが、送達確認受信欄を参照すると、3行目の
例において送達確認の電子メールをまだ受け取っていな
いので、このような場合は2行目と3行目の両方とも削
除しない。
【0034】S55において、記憶部23に格納されて
いるすべての送信管理情報25について処理を行ったか
否かを判定し、未処理の送信管理情報25が存在する場
合にはS51へ戻って未処理の送信管理情報25につい
ての処理を行う。このようにしてすべての送信管理情報
25について、上述のような処理を行う。これによっ
て、送信日時から送達確認要求待ち時間内であって送達
確認の電子メールが到着していない送信管理情報25を
除く他の送信管理情報25が削除され、記憶部25の空
き容量を増加させることができる。
【0035】なお、上述のような削除処理を行う前にす
べての送信管理情報を記録部23で記録出力したり、ま
たは外部へ転送するようにしてもよい。あるいは、S5
4では実際に削除せずに削除対象としてマークしておい
て、すべての削除対象が決定した時点で削除対象の送信
管理情報について、記録部23で記録出力したりあるい
は外部へ転送してから、実際の削除を行うようにしても
よい。
【0036】また、図5に示した例では条件に合致した
送信管理情報をすべて削除しているが、これに限らず、
公知の種々の方法を適用することができる。例えば条件
に合致した送信管理情報を削除対象とし、その中の一部
のみを削除するように構成してもよい。例えば記憶部2
3の空き容量が所定量以上となるまで、削除対象のうち
の古いものから順に削除してゆくといった方法も適用可
能である。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、送達確認の電子メールを受信したときに、送
達された旨を送信管理情報に追記し、記録紙への記録出
力を行わない。従って、記録紙を節約することができ
る。このとき、送信管理情報を参照することによって、
いつでも送達されたか否かを確認することが可能であ
る。また、記憶手段の空き容量を増加させるため、送信
管理情報は削除の処理が行われるが、このとき送信から
所定時間内でかつ送達確認の電子メールを受信していな
い場合には削除の対象とはせず、送達確認の電子メール
を受信済みであったり、あるいは送信から所定時間が経
過した送信管理情報については削除の対象とする。これ
によって、いつまでも送達確認の電子メールが返送され
ないで記憶手段の領域を占有する送信管理情報を削除
し、記憶手段を効率よく使用することができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信装置の実施の一形態を示すブロッ
ク図である。
【図2】記憶部に保持される送信管理情報の一例の説明
図である。
【図3】電子メール送信時の処理の一例を示すフローチ
ャートである。
【図4】電子メール受信時の処理の一例を示すフローチ
ャートである。
【図5】送信管理情報の削除処理の一例を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
11…通信装置、12…ネットワーク、13…メールサ
ーバ、14…クライアント、21…制御部、22…通信
部、23…記録部、24…記憶部、25…送信管理情
報、26…操作部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他の通信装置と通信を行う通信手段と、
    電子メールの送信管理記録を記憶する記憶手段と、前記
    通信手段を介して送達確認付きの電子メールを送信し前
    記送信管理記録を生成して前記記憶手段に記憶させると
    ともに該電子メールに対する送達確認の電子メールの受
    信時に対応する前記送信管理記録に送達確認の情報を追
    記する制御手段を有することを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記送達確認の情報を
    追記した前記送信管理記録については、前記記憶手段か
    ら前記送信管理記録を削除する処理を行う際の削除対象
    とすることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記送達確認付きの電
    子メールの送信後、所定時間経過しても当該電子メール
    に対する送達確認の電子メールが受信されない前記送信
    管理記録については、前記記憶手段から前記送信管理記
    録を削除する処理を行う際の削除対象とすることを特徴
    とする請求項1に記載の通信装置。
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