JP2600849B2 - 電気温風機 - Google Patents

電気温風機

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JP2600849B2
JP2600849B2 JP63243002A JP24300288A JP2600849B2 JP 2600849 B2 JP2600849 B2 JP 2600849B2 JP 63243002 A JP63243002 A JP 63243002A JP 24300288 A JP24300288 A JP 24300288A JP 2600849 B2 JP2600849 B2 JP 2600849B2
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heater
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利裕 堀川
宏之 松井
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宏明 藤井
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電気温風機に関し、詳しくは電気温風機のヒ
ータユニット及び温度ヒューズの取付保持構成に関する
ものである。
従来の技術 従来、この種電気温風機のヒータ取付部分は例えば第
4図及び、第5図・第6図に示すような構成になってい
た。
すなわち板状の正特性サーミスタ素子の両面にコルゲ
ート状のアルミ板の放熱フィンを接合し、さらに外部を
アルミ板にて形成したヒータユニット1を、風洞の一部
を兼ねたヒータケース2に収納するが、ヒータユニット
1は通電発熱時に熱膨張するため、ヒータケース2のヒ
ータユニット収納保持部の内寸は熱膨張分を考慮してヒ
ータユニット1の外寸より大きくしている。そして非発
熱時におけるヒータユニット1のがたつきを防止するた
めに円弧形状の板バネ3を隙間に挟み込んでいる。ま
た、ヒータユニット1の温風吹出側にマイクロテンプ型
の温度ヒューズ4を一定間隔あけて設置し、温風温度過
昇時に溶断するようにしている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記構成のものでは温風が出ていてその
温風温度の異常上昇の場合に、温度ヒューズ4は溶断す
るが、例えば送風装置の故障により風が送られなくなっ
た時などには温度ヒューズ4の溶断が不確実になるとい
う課題があった。
つまり、送風によってヒータユニット1の熱を温度ヒ
ューズ4に伝える構造となっているため、送風が停止し
た場合にはヒータユニット1から温度ヒューズ4への熱
の伝達は輻射のみとなり温度ヒューズ4の温度が上昇し
にくくなるものであった。
そこで本発明は、送風が停止した場合でも温度ヒュー
ズの溶断が確実に行われる電気温風機を提供することを
目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明の電気温風機は、温
度ヒューズをヒータケースに設けた角孔に入れ、ヒータ
ユニットの一端面部と密着し、角孔近傍に設けた対向す
るコ字状断面を有する板バネ保持枠に、温度ヒューズを
押し付けるように、板バネの両端部を挿入したものであ
る。
作用 上記構成により、送風が停止した時の温度異常時にも
温度ヒューズは溶断する。またヒータの非発熱時におけ
るヒータユニットのがたつきを防止する。
実施例 以下、本発明の一実施例を示す電気温風機を添付図面
にもとづいて説明する。第3図はコルゲート型温風ヒー
タを示すもので板状の正特性サーミスタ素子5の両面ア
ルミ板をコルゲート状に成形した放熱フィン6を接合し
たものを2段重ねにしてヒータユニット1を形成してい
る。放熱フィン6は電極を兼ねるものであり、この放熱
フィン6からは接続端子7を延出しており第3図に示す
ように電圧を印加することにより正特性サーミスタ素子
5が発熱を開始する。そして第2図に示すようにヒータ
ユニット1に風を当て放熱フィン6の間を通過させるこ
とにより温風を得るものである。
第1図、第2図において2は角筒状の風洞を兼ねたヒ
ータケースで、このヒータケース2の側面からヒータユ
ニット1を挿入し、接続端子7を蓋8に設けた孔より延
出させている。またヒータケース2の上面にはヒータユ
ニット1の上面に合わせた角孔9をあけ、さらに板バネ
保持枠10を設けてあり、角孔9には絶縁チューブ11に通
したマイクロテンプ型の温度ヒューズ4をはめ込み、上
方より板バネ3でヒータユニット1に押し付け保持する
ようにしている。またヒータケース2のヒータユニット
収納保持枠の内寸はヒータユニット1の発熱膨張時寸法
以上の寸法にしている。
次に、上記構成における作用を説明する。
まず、ヒータユニット1の非通電時にはヒータケース
との間に隙間があるが、温度ヒューズ4を介して板バネ
3で押さえているためヒータユニット1のがたつきは起
こらない。次にヒータユニット1の通電発熱時にはヒー
タユニット1は熱膨張して温度ヒューズ4を外に押し出
すようになり板バネ3がさらに撓んで、結果的に温度ヒ
ューズ4とヒータユニット1との密着性が向上する。こ
れにより通常使用塩呼び異常時の温度ヒューズ4への熱
伝導による温度が安定化し、温度ヒューズ動作の確実性
が向上するものである。
また、温度ヒューズ4はヒータユニット1の上側にあ
るので、何らかの原因で送風が停止すると、温度ヒュー
ズ4はヒータユニット1の発熱により速やかに溶断して
異常事態の発生を防止する。
発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように本発明の電気
温風機はヒータユニットを弾性材にて温度ヒューズを介
してヒータケースに押し付け保持したものであるので、
ヒータケースとの隙間によるヒータユニットのがたつき
がない上、通常使用時及び異常時の温度ヒューズの到達
温度が安定化するため通常使用時のヒューズ誤溶断を減
少することができ、さらに異常時(特に送風停止時のヒ
ューズ溶断の確実性を向上できるものである。また、ヒ
ータユニットに密着した温度ヒューズは、板バネ保持枠
内に挿入した板バネで押圧しているため、温度ヒューズ
を介してヒータユニットが膨張圧縮されても、板バネが
変形し、温度ヒューズに過度の押圧がかかることがな
く、常に同様の押圧で温度ヒューズとヒータユニットを
密着することができ、温度安定化と、過圧による温度ヒ
ューズの破壊を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す。電気温風機のヒータ
取付部の全体斜視図、第2図は同電気温風機の、ヒータ
取付部の部分縦断面図、第3図は同電気温風機のヒータ
ユニットの斜視図、第4図は従来の電気温風機のヒータ
取付部の組立構成を示す斜視図、第5図は同電気温風機
のヒータ取付部の部分断面図、第6図は第5図における
a−a′断面図である。 1……ヒータユニット、2……ヒータケース、3……板
バネ、4……温度ヒューズ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 宏明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−44689(JP,A) 実開 昭60−107594(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒータユニットと、前記ヒータユニットを
    収納するヒータケースと、前記ヒータユニットの一端面
    部に密着した温度ヒューズと、前記ヒータケースに前記
    ヒータユニットの一端面部と対向した位置で、前記温度
    ヒューズが入る角孔と、前記角孔近傍に、対向するコ字
    状断面を有する板バネ保持枠と、前記温度ヒューズを、
    前記ヒータユニットの一端面部に押し付けるように前記
    板バネ保持枠のコ字状断面内に両端部を挿入した板バネ
    を有する電気温風機。
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