JP2600627B2 - 作業機制御装置における制御モード切替装置 - Google Patents

作業機制御装置における制御モード切替装置

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JP2600627B2
JP2600627B2 JP6291860A JP29186094A JP2600627B2 JP 2600627 B2 JP2600627 B2 JP 2600627B2 JP 6291860 A JP6291860 A JP 6291860A JP 29186094 A JP29186094 A JP 29186094A JP 2600627 B2 JP2600627 B2 JP 2600627B2
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  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ロ−タリ耕耘装置、
プラウ等の作業機制御装置における制御モ−ド切替装置
に関するものである。
【0002】
【従来技術】作業機の左右方向姿勢制御、前後方向姿勢
制御のとき、作業機の左右方向姿勢を検出する姿勢セン
サや、前後方向姿勢をトラクタのリフトア−ム角を検出
するリフト角センサ及び伸縮可能に形成したトップリン
クの長さを検出するトップリンクセンサ、耕深制御のと
き、作業機の対地高さを検出する耕深センサ、耕耘抵抗
制御のときトップリンクに作用する抵抗力を検出する耕
耘抵抗センサ等を夫々設けており、これらのセンサは変
位を例えば回動型ポテンショメ−タや、直線移動型ポテ
ンショメ−タ、或るいは超音波、光などを用いて電気信
号に変換して、検出値として夫々切替スイッチを介して
作業機制御装置の制御部に入力し、作業の際には必要な
センサが制御部に接続されることになるように上記夫々
の切替スイッチを切り替えている。
【0003】しかし、多数のこれらの切替スイッチの必
要なもののみを間違いなく切替操作するには熟練を要
し、面倒である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、数多い切
替スイッチの切替操作の誤操作を防止すると共に、切替
操作が労力少なく行われ、しかも、配線類の構成を簡易
なものにして取り扱いを容易なものに工夫したものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための技術手段】この発明は前記した
問題点に鑑みて提案するものであって、このため、次の
ような技術的手段を講じた。即ち、本機側にマイクロコ
ンピュ−タからなる制御部を備え、且つ、該制御部には
制御内容の異なる複数個の制御プログラムを内蔵し、本
機側制御部からの指令により作業機側の駆動部を制御す
るよう構成した作業機制御装置において、本機側のマイ
クロコンピュ−タと駆動部の動作状態を検出するセンサ
とをコネクタを介して接続するに、該コネクタには電源
ラインと、ア−スラインと、センサ信号ラインと、モ−
ド信号ラインが設けられ、該コネクタは本機とこれに着
脱自在に連結される作業機との間に設けられていること
を特徴とする作業機制御装置における制御モ−ド切替装
置の構成とする。
【0006】
【実施例と作用】以下、図面に基づきこの発明の実施例
を説明する。図4に示すようにトラクタ1の後部に、作
業機2の一例としてのロ−タリ耕耘装置を左右一対のリ
フトア−ム3,3へ、左右のリフトロッド4,5を介し
て上下に揺動する左右のロワ−リンク6,7及び中央上
部のトップリンク8からなる三点リンク機構9によって
連結し、この三点リンク機構9は、そのリフトア−ム
3,3を油圧を用いたリフトシリンダ10によって昇降
回動させる油圧昇降機構11によって昇降動作をするよ
うに構成され、一方のリフトロッド5は油圧によって伸
縮するリフトロッドシリンダ12にて形成されて、この
リフトロッドシリンダ12の伸長あるいは縮小動作によ
って作業機2の左右方向姿勢が制御されるように、ま
た、トップリンク8は油圧によって伸縮するトップリン
クシリンダ13の伸縮によって作業機2の前後方向姿勢
が制御されるように構成されている。
【0007】そして、作業機2の耕深を所定の値に制御
する耕深制御機構は、例えばリヤカバ−の如く地表を摺
接する耕深検知体14の上下揺動回動を耕深検出値とし
て検出する回動型ポテンショメ−タの如き耕深センサS
1の出力と、回動型ポテンショメ−タの如き耕深設定器
1によって設定される耕深設定値とをマイクロコンピ
ュ−タの如きものからなる制御部15へ、AD変換器1
6を介して入力し、耕深設定値に対する耕深検出値の差
を比較制御部17にて制御処理し、DA変換器18から
の出力により耕深設定値に耕深検出値が一致するまで例
えば電磁切替弁の如きものからなる昇降駆動部19がリ
フトシリンダ10を作動するものである。
【0008】左右姿勢制御機構は、作業機2に取り付け
られた例えばレベル計の如き左右姿勢センサS2が検出
する左右姿勢検出値と、例えば回動型ポテンショメ−タ
の如きものからなる左右姿勢設定器I2にて設定される
左右姿勢設定値をAD変換器16に入力し、比較制御部
17の出力指令によって左右姿勢設定値に左右姿勢検出
値が一致するまで、伸縮駆動部21がリフトロッドシリ
ンダ12を伸縮作動するものである。
【0009】前後姿勢制御機構は、作業機2に取り付け
られた例えばレベル計の如き前後姿勢センサS3が検出
する前後姿勢検出値と、例えば回動型ポテンショメ−タ
の如きものからなる前後姿勢設定器I3にて設定される
左右姿勢設定値をAD変換器16に入力し、比較制御部
17の出力指令によって前後姿勢設定値に前後姿勢検出
値が一致するまで伸縮駆動部21がトップリンクシリン
ダ13を伸縮作動するものである。
【0010】昇降位置制御機構は、一方のリフトア−ム
3と一体に回動するように設けた回動型ポテンショメ−
タの如きものからなるリフト角センサS4が検出する昇
降位置検出値と、昇降レバ−23にて回動操作される回
動型ポテンショメ−タの如きものからなる昇降位置設定
器I4にて設定される昇降位置設定値をAD変換器16
に入力し、比較制御部17の出力指令によって昇降位置
設定値に昇降位置検出値が一致するまで昇降駆動部19
がリフトシリンダ10を作動するものである。
【0011】耕耘抵抗制御機構は、トップリンク8の押
動力をトルク計の如きものからなる耕耘抵抗センサS5
によって検出した耕耘抵抗検出値と、耕耘抵抗レバ−2
4にて回動操作される回動型ポテンショメ−タの如きも
のからなる耕耘抵抗設定器I 5にて設定される耕耘抵抗
設定値を、AD変換器16に入力し、比較制御部17の
出力指令によって耕耘抵抗設定値に耕耘抵抗検出値が一
致するまで昇降駆動部19がリフトシリンダ10を作動
するものである。
【0012】そして、上述した耕深センサS1、左右姿
勢センサS2…の出力をAD変換器16に入力するため
に耕深センサS1、左右姿勢センサS2…の出力側にコネ
クタの一方のコネクタセグメントC1、C2、C3…を接
続し、制御部15側のコネクタセグメントCaを、上記
コネクタセグメントC1、C2、C3…の1つに択一的に
接続できるようにし、夫々のコネクタセグメントC1
2、C3…には、当該コネクタセグメントを制御部15
側のコネクタセグメントCaに接続したとき、当該セン
サの制御モ−ドに制御部15が切替わるように構成され
たモ−ド切替回路を設けたものであって、このモ−ド切
替回路の一例として耕深センサS1の場合を、図2に配
線略図を、図3にコネクタセグメントC1の正面図を夫
々示したが、電源コ−ドa1、a、センサ信号コ−ド
1、b、モ−ド切替コ−ドc1、c、ア−スコ−ド
1、dを夫々設け、モ−ド切替コ−ドc1、cにはコネ
クタセグメントC1、Caを結合したときに当該センサ
としての耕深センサS1による耕深制御モ−ドに制御部
が切替わるような値の切替抵抗R1、Raを接続してい
る。
【0013】図3のコネクタセグメントC1には、電源
コ−ドa1、センサ信号コ−ドb1、モ−ド切替コ−ドc
1、ア−スコ−ドd1に夫々接続した電源ピンA、センサ
信号ピンB、モ−ド切替ピンC、ア−スピンDを設けて
いる。この実施例では、コネクタセグメントC1に形成
された各ピンA、B、C、DをコネクタセグメントCa
に接続することによってコネクタ同士の電源ライン、ア
−スライン、センサ信号ライン、モ−ド信号ラインが接
続される。
【0014】なお、その他のコネクタセグメントC2
3…のコ−ドにも、図示は省略したが、上記切替抵抗
1に相当する夫々値の異なる切替抵抗を設けている。
【0015】
【発明の効果】この発明は前記の如く、本機側にマイク
ロコンピュ−タからなる制御部を備え、且つ、該制御部
には制御内容の異なる複数個の制御プログラムを内蔵
し、本機側制御部からの指令により作業機側の駆動部を
制御するよう構成した作業機制御装置において、本機側
のマイクロコンピュ−タと駆動部の動作状態を検出する
センサとをコネクタを介して接続するに、該コネクタに
は電源ラインと、ア−スラインと、センサ信号ライン
と、モ−ド信号ラインが設けられ、該コネクタは本機と
これに着脱自在に連結される作業機との間に設けられて
いるものであるから、制御モ−ド切替えのための特別な
モ−ド切替スイッチは不要となり、そして、かかる特別
なモ−ド切替スイッチが不要となったことによってモ−
ド切替操作を間違いなく簡単に行なうことができるよう
になった。しかも、コネクタには制御に必要な電源ライ
ン、ア−スライン、センサ信号ライン、モ−ド信号ライ
ンの4つのラインが1か所にまとめて形成されているの
で、コネクタ部の構成が簡易なものとなり、その取り扱
いが容易になった。また、コネクタは本機とこれに着脱
自在に連結される作業機との間に設けられているので、
複数の作業機を交換してコネクタを着脱する際にあまり
時間が掛からず、操作性が向上する特徴を有する。
【0016】しかも、コネクタには制御に必要な電源ラ
イン、ア−スライン、センサ信号ラインと共に、モ−ド
信号ラインを含む4つのラインが1ヵ所にまとめて形成
されているので、コネクタ部の構成が簡易なものとな
り、その取り扱いが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御ブロック図である。
【図2】図1の要部詳細図である。
【図3】図2のコネクタセグメントの正面図である。
【図4】トラクタと作業機の要部の斜視図である。
【図5】作業状態における全体側面図である。
【符号の説明】
1 トラクタ 2 作業機 3 リフトア−ム 4 リフトロッド 5 リフトロッド 8 トップリンク 9 三点リンク機構 10 リフトシリンダ 11 油圧昇降機構 15 制御部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本機側にマイクロコンピュ−タからなる制
    御部を備え、且つ、該制御部には制御内容の異なる複数
    個の制御プログラムを内蔵し、本機側制御部からの指令
    により作業機側の駆動部を制御するよう構成した作業機
    制御装置において、本機側のマイクロコンピュ−タと駆
    動部の動作状態を検出するセンサとをコネクタを介して
    接続するに、該コネクタには電源ラインと、ア−スライ
    ンと、センサ信号ラインと、モ−ド信号ライン設けら
    れ、該コネクタは本機とこれに着脱自在に連結される作
    業機との間に設けられていることを特徴とする作業機制
    御装置における制御モ−ド切替装置。
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