JPH1173222A - 農作業機の作業部制御装置 - Google Patents

農作業機の作業部制御装置

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JPH1173222A
JPH1173222A JP20183798A JP20183798A JPH1173222A JP H1173222 A JPH1173222 A JP H1173222A JP 20183798 A JP20183798 A JP 20183798A JP 20183798 A JP20183798 A JP 20183798A JP H1173222 A JPH1173222 A JP H1173222A
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JP20183798A
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Yuji Kanefuji
祐治 金藤
Yoshinori Doi
義典 土居
Seishin Tamai
制心 玉井
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 農作業器の作業部制御装置であって、検出器
や設定器の出力を常時監視しようとする。 【解決手段】 CPUを有する本機側コントロ−ラの入
力側に作業部制御用の複数の検出器と設定器とを接続
し、該コントロ−ラの出力側に作業部制御用のアクチュ
エ−タを接続した農作業機の作業部制御装置において、
前記の本機側コントロ−ラにはCPUと表示部を備える
モニタを通信可能に接続し、実作業中において検出器,
設定器からの入力情報を表示できるよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トラクタ、コン
バイン、乾燥機、籾すり機等の農作業機に設けられてい
る作業部制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、特開昭57−182806号
公報に、入力ラインに作業部制御用の複数の検出器を接
続し、出力ラインに作業部制御用のアクチュエータを接
続したコントローラを備えた農作業機の作業部制御装置
において、前記コントローラの出力ラインにモニタ回路
を接続した構成のものが開示されている。尚、このもの
は、コントローラから異常出力が発生したとき、その異
常出力をモニタ回路で表示するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置のモニタ
回路は、異常出力発生の有無を表示するものであり、検
出器や設定器等の状態を表示できるものではなかった。
そのため、異常を来して後でなければその発生を確認で
きず、事後処理で対応せざるを得ないものとなってい
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、この発明は、次のような技術的手段を講じた。即
ち、CPUを有する本機側コントロ−ラの入力側に作業
部制御用の複数の検出器と設定器とを接続し、該コント
ロ−ラの出力側に作業部制御用のアクチュエ−タを接続
した農作業機の作業部制御装置において、前記の本機側
コントロ−ラにはCPUと表示部を備えるモニタを通信
可能に接続し、実作業中において検出器,設定器からの
入力情報を表示できるよう構成したことを特徴とする農
作業機の作業部制御装置の構成とした。
【0005】
【作用】この発明の農作業機の作業部制御装置は、本機
側コントローラの入力ラインに接続される作業部制御用
の複数の検出器あるいは設定器のデータを、本機側コン
トローラの出力ラインに接続されるモニタに送信し、そ
のモニタの表示部にデータ指定手段により指定した検出
器あるいは設定器のデータを表示させる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面にあらわされた実施例
にもとづいて本発明を具体的に説明する。図1乃至図4
に本発明を施した農作業機の一例をあらわす。この農作
業機1は、トラクタ本機2の後部に3Pリンク方式の連結
装置(以下3Pヒッチと呼ぶ)3を設け、該3Pヒッチに作
業部であるロータリ耕耘機5が装着されている。3Pヒッ
チ3は、前端部がそれぞれトラクタ本機2に枢着された
1本のトップリンク10と左右1対のロワリンク11,11′
をそなえ、トラクタ本機2の油圧式リフトアーム12,12
の先端部に取り付けたリフトロッド14とリフトロッドシ
リンダ15がロアリンク11,11′の中間部に連結されてい
る。
【0007】この農作業機1の作業部であるロータリ耕
耘機5は、取付枠19の上端部をトップリンク10の後端部
に連結するとともに、取付枠19の下部をロアリンク11,1
1′の後端部に連結することにより、3Pヒッチ3に装着
される。左右1対のリフトアーム12,12は、トラクタ本
機2の機枠22の上部に水平に設けた中空軸23に取り付け
られている。中空軸23には駆動アーム24が一体に設けら
れており、該駆動アームの先端部に昇降用油圧シリンダ
26のピストンロッド26aが連結されている。この油圧シ
リンダ26を伸張させるとリフトアーム12,12が上向きに
回動させられ、収縮させるとリフトアーム12,12が下向
きに回動させられる。
【0008】また、中空軸23の内部には、該中空軸23に
対して回動自在に回動軸30が設けられており、この回動
軸30の左右両突出端部にセンサアーム31,31′がそれぞ
れ一体に設けられている。前記リフトロッド14側(左
側)のセンサアーム31にはセンサロッド32が、また前記
リフトロッドシリンダ20側(右側)のセンサアーム31′
にはシリンダ式のストロークセンサ33がそれぞれ取り付
けられている。そして、これらセンサロッド32およびス
トロークセンサ33の下端部はロアリンク11,11′のトラ
クタ本機寄りの位置に連結されている。
【0009】つぎに、図5はこの農作業機の作業部制御
装置40の構成をあらわすものである。トラクタ本機2も
しくはロータリ耕耘機5の適所に設置したコントロール
ボックス41内に、データを時間経過にしたがってシリア
ルに入出力するコントローラ43と、該コントローラ43に
付設のコネクタ44が設けられている。コントローラ43に
は、トラクタ本機2の左右方向の傾斜度を検出する傾斜
センサ46、リフトアーム12,12の回動量を検出するリフ
トアーム角センサ47、前記ストロークセンサ33、トップ
リンク10に加わる負荷を検出するドラフトセンサ49、ロ
ータリ耕耘機5の耕深を検出するデプスセンサ50、リフ
トアーム12が機械的回動可能範囲における上限位置の手
前まで回動してきたことを検出する上限検出センサ51、
リフトアーム12の上下位置を設定するポジションレバー
53、作業部であるロータリ耕耘機5の左右方向の傾斜度
(例えば水平)を設定する傾斜角設定器54、ロータリ耕
耘器5の耕深を設定する耕深設定器55、およびリフトア
ーム12の回動上限を設定する上限設定器56が接続されて
おり、これらから供給されるデータを処理して、ローリ
ング用比例ソレノイドバルブ58および昇降用比例ソレノ
イドバルブ59に指令信号を発信する。図中の60はリフト
アーム昇降用の手動スイッチ、61は感度切換スイッチで
ある。コネクタ44にはコントロールボックス41の外部に
設置したモニタ63が接続されている。コネクタ44へのモ
ニタ63の接続は取付け、取外し自在であり、代りに他の
モニタ、マイコン等を接続することもできる。
【0010】前記各種設定器およびセンサ(検出器)か
らコントローラ43に供給されるデータは、シリアル信号
としてクロック信号とともにモニタ63に送信される。図
6に示す如く、シリアル信号Aは1ビットづつクロック
信号Bに乗せて転送される。モニタ63に転送されたシリ
アル信号Aは、ホトカプラ64を介してCPU65に入力され
る。作業者がモニタスイッチ67で所望のデータ(設定
値、センサ値)を指定することにより、そのデータが適
当な数値に変換されて表示部68に表示される。
【0011】また、このモニタ63には、警報ブザー70が
設けられており、例えば傾斜センサ46が±20度を越すと
警報を鳴らして傾きを表示し、手動昇降スイッチ60を下
げ側で作業中にリフトアーム角センサ47の検出値が上限
設定値まで上昇すると、リフトアーム角を表示して警報
を鳴らす。さらに、ドラフト制御、デプス制御による作
業中にポジションレバー53の設定位置までリフトアーム
12,12が下がるとリフトアーム角を表示して警報を鳴ら
す。本例の制御システムの場合、ポジションレバー52に
よる設定が最優先され、この設定値以下にはリフトアー
ム12,12が下がらない。すなわち、これ以上は自動制御
(ドラフト制御、デプス制御)が働かないことをブザー
で知らせるのである。
【0012】送信データを30バイトの情報として送信す
る場合、その送信フォーマットは例えば表1のようにな
っている。
【0013】
【表1】
【0014】この表から明らかなように、送信デ−タの
中には検出器のセンサ値のみならず、トラクタ、コンバ
イン、田植機といった各機種毎に異なる機種コ−ドが含
まれている。機種コ−ドを送信することによってモニタ
側のCPUが該当機種を判別し、それに応じて適切な表
示を行なう。このように、この作業部制御装置40は、コ
ントローラ43とは別に着脱自在なモニタ63が設けられて
いるので、コントローラを収納したコントローラボック
ス41が小型であり、その設置場所を比較的自由に選ぶこ
とができる。また、モニタ63もどこに設置してもよく、
例えば操縦席に設ければ、作業中にその時のデータ値を
随時チェックすることができ、適切な制御を行なうこと
ができる。
【0015】つぎに、図8は異なる実施例をあらわす。
この作業部制御装置80は、傾斜制御用のコントローラ81
と昇降制御用コントローラ82が別個に設けられており、
コントローラ81には傾斜制御用のセンサ、設定器が、ま
たコントローラ82には昇降制御用センサ、設定器等がそ
れぞれ図示の如く接続されている。そして、これから入
力されるデータにもとづき、コントローラ81からローリ
ング用バルブ58に出力指令が出され、またコントローラ
81からは昇降用バルブ59に出力指令が出される。これら
コントローラ81,82も前例と同様にコネクタ84,85がそれ
ぞれ付設されており、該コネクタを通じてモニタ63′に
データが送信される。なお、モニタ63′には切換スイッ
チ87が設けられており、これらの傾斜制御用データと昇
降制御用データを作業者が選択して受信するようになっ
ている。
【0016】本例では、作業部として耕耘機を設けたト
ラクタを取り上げ、耕耘機の左右方向の傾斜制御およぶ
昇降制御用のコントローラについて説明してきたが、他
の農作業機の場合も同様で、各々の作業部制御用コント
ローラにコネクタを設けることにより、必要なデータを
外部のモニタに送信することができるようになる。ま
た、コントローラとモニタの間の通信は、上記実施例の
ようなシリアル信号でのみならず、パラレル信号で行う
ようにしてもよいことは言うまでもない。
【0017】
【発明の効果】以上のように、この発明の農作業機の作
業部制御装置は、CPUを有する本機側コントロ−ラの
入力側に作業部制御用の複数の検出器と設定器とを接続
し、該コントロ−ラの出力側に作業部制御用のアクチュ
エ−タを接続した農作業機の作業部制御装置において、
前記の本機側コントロ−ラにはCPUと表示部を備える
モニタを通信可能に接続し、実作業中において検出器,
設定器からの入力情報を表示できるよう構成したから、
実作業中の検出器情報や設定器情報を表示でき、その変
動状況の監視によって検出器等の異常を未然に確認し得
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】農作業機の側面図である。
【図2】要部の斜視図である。
【図3】要部の平面図である。
【図4】要部の側面図である。
【図5】作業部制御装置のブロック図である。
【図6】シリアル信号とクロック信号の波形をあらわす
説明図である。
【図7】モニタの外観図である。
【図8】別実施例として示す作業部制御装置のブロック
図である。
【符号の説明】
1…農作業機 2…トラクタ 3…3Pリンクヒッチ 5…ロータリ耕耘機(作業部) 40,80…作業部制御装置 43,81,82…コントローラ 44,84,85…コネクタ 63,63′…モニタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUを有する本機側コントロ−ラの入
    力側に作業部制御用の複数の検出器と設定器とを接続
    し、該コントロ−ラの出力側に作業部制御用のアクチュ
    エ−タを接続した農作業機の作業部制御装置において、
    前記の本機側コントロ−ラにはCPUと表示部を備える
    モニタを通信可能に接続し、実作業中において検出器,
    設定器からの入力情報を表示できるよう構成したことを
    特徴とする農作業機の作業部制御装置。
JP20183798A 1998-07-16 1998-07-16 農作業機の作業部制御装置 Expired - Lifetime JP3244056B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005341899A (ja) * 2004-06-04 2005-12-15 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 脱穀装置
CN110199673A (zh) * 2019-04-09 2019-09-06 丰疆智能科技股份有限公司 带有旋耕机的联合收割设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005341899A (ja) * 2004-06-04 2005-12-15 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 脱穀装置
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