JP2599355B2 - データ伝送装置 - Google Patents

データ伝送装置

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JP2599355B2
JP2599355B2 JP60165031A JP16503185A JP2599355B2 JP 2599355 B2 JP2599355 B2 JP 2599355B2 JP 60165031 A JP60165031 A JP 60165031A JP 16503185 A JP16503185 A JP 16503185A JP 2599355 B2 JP2599355 B2 JP 2599355B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/42Loop networks
    • H04L12/437Ring fault isolation or reconfiguration

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  • Signal Processing (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はデータ受信装置もしくはデータ送信装置を接
続しうるよう形成した複数の相互接続ユニットと、継続
的データストリームを形成させるための同期情報を生成
する同期装置とを含み、該複数の相互接続ユニット間で
データの伝送を行いうるよう形成した装置で、該各相互
接続ユニットは物理的に隔離した少なくとも2つのデー
タ接続部を有し、該データ接続部の各々は、反対のデー
タ伝送方向を有する関連伝送路用の少なくとも2つの接
続ラインを含み、前記接続ラインを介して該相互接続ユ
ニットを相互に接続することより非妨害状態の場合に連
続的にすべての相互接続ユニットを通過するような少な
くとも1つのデータ伝送路が形成されるようにするとと
もに、該各相互接続ユニット内にデータ伝送路上のデー
タトスリームをモニタするための検出装置を設け、デー
タトスリームの妨害(中断)を検出した際、妨害が発生
した場所以外の所に該相互接続ユニットを相互に接続す
る1つの伝送路が形成されるような方法で、該データ接
続部を相互に接続するよう形成したデータ伝送装置に関
するものである。
この種装置に関しては、米国特許第4,190,821号明細
書により公知である。上記特許においては、複数の相互
接続ユニットと同期情報を生成する1つの中央ステーシ
ョンを閉ループを形成するよう接続しており、各相互接
続ユニットは入力ラインおよび出力ライン用の2つデー
タ接続部を含む。前記データ接続部間のこれらのライン
は伝送方向が反対であるような2つの別個のデータ伝送
路が得られるよう相互接続ユニットを接続し、すべての
相互接続ユニット間の全接続線が非妨害状態のとき、2
つの伝送路の1つのみをデータ伝送用として使用し、他
の伝送路は妨害発生時に対する予備としての働きをさせ
るようにしている。この場合、任意の相互接続ユニット
から他の任意の相互接続ユニットへのデータの伝送は次
のようにして行われる。すなわち、この相互接続ユニッ
トは、他の相互接続ユニットのアドレスを含むメッセー
ジをデータストリーム中の随意の場所に挿入するように
し、すべての相互接続ユニットにより常時データストリ
ームをモニタして、それら自身のアドレスが含まれてい
るかどうかをチェックし、自身のアドレスが含まれてい
る場合は、関連のメッセージをピックアップし、関連メ
ッセージを含まない状態を可としてメッセージを先に伝
送する。かくして、極端な場合には、相互接続ユニット
はデータストリーム内のすぐ前の相互接続ユニットにメ
ッセージを伝送することができ、その場合にはほぼすべ
てのデータ伝送路を経由するメッセージの遅延時間によ
る遅延が生ずる。一般に、メッセージは同期情報により
決められる時間的に固定されたフレーム構造で伝送され
るので、例えば、中央ステーション内でバッファメモリ
を用いて既知の方法で遅延時間補償を行い。全伝送路を
経由する最短遅延時間が少なくとも1フレーム周期に等
しくなるようにする必要がある。
データ伝送用として使用するデータ伝送路に、例え
ば、相互接続ユニット間の接続線の中断による妨害が発
生したとき、または相互接続ユニット内部のデータ伝送
路に妨害が発生したときは、このような妨害は、データ
がもはや到来しないということ、特に所定の決められた
時間間隔内に同期情報が到来しないということから次の
相互接続ユニットにより認知される。ついで、前記の次
の相互接続ユニットはこれまで使用されていなかったデ
ータ伝送路を中断して、その入力を元のデータ伝送路用
の出力に接続する。また、データ伝送用として使用され
ていない伝送路の非妨害状態はモニタリングデータの継
続的伝送により常時モニタされているため、妨害場所よ
り前の相互接続ユニットはこのモニタ情報のないことを
検出し、これまでデータ伝送用に使用されていた伝送路
の入力を他のデータ伝送路の出力に接続する。かくすれ
ば、妨害の発生した場所は他のデータ伝送路によりブリ
ッジされる。したがって、この場合には、伝送されるメ
ッセージの遅延時間は約2倍になるが、妨害発生場所以
外における任意の相互接続ユニットから他の任意の相互
接続ユニットへのメッセージの伝送はなお可能である。
データ伝送路内の他の場所に別の妨害か発生した場合
は、相互接続ユニットの全ループは2つのセクションに
分割される。この場合にも、同期情報用の中央ステーシ
ョンを含むセクションの再形成は同様に可能であるが、
相互接続ユニットの残部においてはもはやデータの伝送
は不可能となる。さらに、再形成が行われたセクション
においては、遅延時間補償をできるだけ短い伝送路に適
応させるようにすることも必要となる。
本発明の目的は、データ伝送路内に複数の妨害(また
は中断)が発生した場合でも、簡単な方法で、現存のす
べてのデータ伝送路の広範な再形成を実現し得るよう形
成した前述形式のデータ伝送装置を提供しようとするも
のである。
これがため、本発明装置は、互いに反対の伝送方向を
有する第1及び第2接続線に接続される一連のステーシ
ョン間でデータを伝送するデータ伝送装置であって、 各ステーションは、同期装置、検出装置、終端装置、
前記第1及び第2接続線に直列に配設された中断装置及
び前記第1及び第2接続線間に設けられた相互接続装置
を具え、 該データ伝送装置は、正常状態において、1つのステ
ーションは、前記第1及び第2接続線間で駆動される中
断装置、前記第1接続線の発信用スタブに接続された同
期装置、前記第2接続線の受信用スタブに接続された終
端装置、前記第1接続線の受信用スタブと前記第2接続
線の発信用スタブとの間に接続されて駆動される相互接
続装置とを具え、 他の全てのステーションは、前記第1及び第2接続線
で不動作にされる中断装置、同期装置、終端装置及び不
動作にされる相互接続装置を具え、 全てのステーションは、正常な伝送状態を検出して、
前記第1及び第2接続線に接続され、また、異常な伝送
状態を検出して、そのステーションをテスト状態に駆動
する検出装置を具え、 前記テスト状態において、各ステーションは、前記1
つのステーションとして動作するとともに、それ自体の
テスト信号を送信するために動作する同期装置、前記自
体のテスト信号を第1に検出するとともに次のステーシ
ョンからテスト信号を第2に検出する前記検出装置とを
具え 前記第1の検出の制御にもとずいて、前記第1接続線
の発信用スタブへの肯定応答信号を発信するために、前
記検出装置は、次のステーションから前記第1接続線の
受信用スタブへの肯定応答信号を第3に検出するために
動作し、 さらに、正の第1、第2、第3の検出の制御にもとず
いて、ステーションが前記他のステーションとして順次
動作し、 正の第1の検出、負の第2又は第3の検出の制御にも
とずいて、ステーションが前記1つのステーションとし
て順次動作し、さらに駆動された相互接続装置により、
負の第1の検出、正の第2及び第3の検出の制御にもと
ずいて、前記ステーションが最後のステーションとして
順次動作するようにしたことを特徴とする。
このように、各相互接続ユニットに比較的簡単な同期
装置を設け、妨害が発生した場合にテスト手順をスター
トさせるようにした場合は、各相互接続ユニット自体
で、あらゆる状況において他の相互接続ユニットの接続
の状態を明確に決定することができ、ついで、各相互接
続ユニットは、他の相互接続ユニットと無関係に、どの
データ接続部を相互に接続し、または同期装置に接続す
るかを決定することができる。特に、複数の妨害によ
り、本来閉じている相互接続ユニットの配置が複数のセ
クションに分断された場合でも、各セクションそれ自体
で、そこに現存するすべての相互接続ユニットが相互に
メッセージを交換できるデータ伝送用の完全な配置を形
成することができる。
相互接続ユニットは、外部の接続線が正常である場合
のみ、データ伝送路の妨害の検出に際し、他の相互接続
ユニットにより伝送されるテスト情報を受信するので、
この相互接続ユニットは、他のユニットのテスト情報の
みを伝送する他の相互接続ユニットへの接続線が正常で
あるかどうかを決定することもできるが、1つの相互接
続ユニットがテスト情報を伝送するための1つの相互接
続ユニットから他の相互接続ユニットへの接続線が中断
された場合は、このような状態は簡単に検出することは
できない。各相互接続ユニットにそのデータ接続部内の
すべてのラインの状態を知らせるようにするため、本発
明装置の他の実施例によるときは、各相互接続ユニット
の該検出装置は当該相互接続ユニットにより正しく受信
された各テスト情報に応じて、肯定応答情報の送信を開
始し、少なくとも他の相互接続ユニットからのテスト情
報があらわれたすべてのチャネル上の後続する肯定応答
情報の評価を行うようにしたことを特徴とする。かくす
れば、肯定応答情報により、各相互接続ユニットは、伝
送されたテスト情報が他の相互接続ユニットにより正し
く受信されたかどうかを知らされる。したがって、各相
互接続ユニットにおいては、外部接続線の状態を完全に
知ることになるので、その後において再形成のための相
互接続を明確に選定することが可能となる。
各相互接続ユニットが各出力ラインを介してそれ自体
のテスト情報を伝送する場合は、種々のラインを介して
のテスト情報の伝送および複数の入力ラインを介して到
来するテスト情報の評価は、一般的に同時でなく連続的
にのみしか実施できないため、通常かなりの時間が必要
となる。この所要時間を制限するため、本発明装置の他
の実施例によるときは、各相互接続ユニットの該検出装
置は、少なくとも1つのデータ接続部の接続ラインを、
他の相互接続ユニットから受信される任意のテスト情報
がもとに戻るよう接続したことを特徴とする。かくすれ
ば、伝送される各テスト情報は2つのライン、すなわち
出力ラインおよび関連の入力ラインをテストすることに
なる。
非妨害状態において2つの伝送路のうち1つのみを使
用する既知の装置においては、内部の遅延時間補償を行
う必要があり、妨害状態の場合はこの補償を変更する必
要がある。このような遅延時間の補償、したがってそれ
に対する適応の必要性を回避するため、本発明装置の他
の実施例においては、すべての相互接続ユニットを相互
に接続する伝送路の1つを、伝送されているが、まだ処
理されていないデータを伝送するためだけの書込チャネ
ルとして機能させ、他の伝送路を、すべての相互接続ユ
ニットを通過した後の書込チャネルの端部に接続した読
取チャネルとして機能させ、該読取チャネルを処理のた
めすべての相互接続ユニットにより伝送されてるデータ
の伝送用としてのみ使用するようにしたことを特徴とす
る。このような配置では、どのような状態でも、遅延時
間補償は必要ないので遅延時間の問題はもはや起らな
い。さらに、このような配置によるときは、各相互接続
ユニット内の同期装置およびデータ接続部のラインの制
御を簡単に行うことが可能となる。特に、各々が2つの
接続部のみを含む相互接続ユニットの場合には、妨害状
態の場合にデータストリームの中断を検出した後、書込
チャネルを介して正しいテスト情報を受信しなかった相
互接続ユニットにおいて2つの伝送路間の接続が行わ
れ、他の相互接続ユニットにより伝送される任意のテス
ト情報を受信しなかった相互接続ユニットにおいて書込
チャネルが同期装置に接続され、読取チャネルが終端部
に接続されるようにしている。かくすれば、どの相互接
続ユニットにおいて、同期装置を書込チャネルに接続
し、かつ2つのデータ伝送路を相互に接続する必要があ
るかを簡単に決定することができる。
また、隔離した別個の書込チャネルおよび読取チャネ
ルを使用するようにした本発明装置の他の実施例による
ときは、各データ接続部は各々2つの接続ラインを有す
る書込チャネルおよび読取チャネルを含み、前記ライン
の1つにより他の相互接続ユニットよりのデータストリ
ームを受信し、他のラインにより他の相互接続ユニット
にデータストリームを送信するようにして書込チャネル
と読取チャネルが別個に平行して伸長するようなすべて
の相互接続ユニットをカバーするデータ伝送路を形成さ
せ、各相互接続ユニット内の該検出装置は、データスト
リームの妨害(中断)を検出した際、すべてのデータ接
続部の書込チャネルの出力ラインを介してテスト情報を
伝送するとともに、すべてのデータ接続部の双方のチャ
ネルの入力ラインを介して到来するテスト情報を評価
し、双方のチャネルの双方のラインに接続される外部接
続が正常であると決定された場合のみ、該検出装置によ
り該データ接続部のラインを他のラインと相互に接続す
るようにしたことを特徴とする。かくすれば、相互接続
ユニットの同期装置を書込チャネルの出力ラインに接続
する場合の選定は、もはや伝送路の端部に従属すること
なく、他の基準を使用することが可能となる。これは、
後述するように、多くの応用に対し魅力あるものとな
る。
また、本発明装置の他の実施例によるときは、装置の
各相互接続ユニットに異なる順序番号を割当て、各相互
接続ユニットはテスト情報に含まれるそれ自体の順序番
号を伝送するとともに、他の相互接続ユニットから受信
したテスト情報に含まれる順序番号を評価するようにし
たことを特徴とする。このような順序番号は、その内部
同期装置を1つのデータ接続部の出力書込ラインに接続
する相互接続ユニットを決定することを可能にする。
複数の妨害が同時に発生した場合にも、できるだけ多
くの相互接続ユニットを相互に接続する少なくとも1つ
のデータ伝送路の再形成を可能にするため、各相互接続
ユニットに2つ以上のデータ接続部を設けることについ
ては、例えば、ドイツ国特許公報(DE−PS)第2552953
号、あるいは1979年1月発行のアイビーエム技報(IBM
Technical Disclosure Bulletin)Vol.21,No.8,3349〜3
350ページに記載の論文から既知であり、特に各時間ご
とに1つまたはそれ以上の隣接する相互接続ユニットを
スキップするような付加的伝送路を形成している。この
場合再形成を行うため、後者の刊行物、すなわちIBM技
報では、中央ユニットを提案しており、一方、ドイツ特
許第2552953号では、各相互接続ユニットにおいて、1
つの入力ライン上のデータストリームが中断された際、
共通のデータ接合部を1つの入力ラインから他の入力ラ
インに切換え、共通の接合部を少なくとも2つの別々の
出力に接続するようにしている。しかし、これらの既知
の配置においては、妨害発生場所が所定の分布を示す場
合のみしか広範な再形成は不可能であり、また各相互接
続ユニットごとに4つのデータ接続部が必要となる。さ
らに、すべての分岐接続を有するループがある場所で完
全に中断された際、どのようにして再形成を行うかにつ
いての記述がなされていない。また、上記の既知の配置
の場合も、当然遅延時間の補償を必要とする。
また、妨害が任意の場所に分布しいる場合に、関連の
データ接続部を介して相互に接続されたすべての相互接
続ユニットが、遅延時間の補償を行うを要せずして、少
なくとも1つの連続する書込チャネルおよび読取チャネ
ルによりデータを伝送する全配置の再形成を行いうるよ
う形成した本発明装置の他の実施例によるときは、各相
互接続ユニットが少なくとも3つのデータ接続部を有す
る場合で、非妨害状態の場合は、1つの相互接続ユニッ
ト群は各時間ごとにデータ接続部の2つの接続を介して
少なくとも1つの閉じたデータ伝送路を形成するととも
に他のデータ接続部を他の群の対応するデータ接続部に
接続し、各相互接続ユニットの入力ライン接続を1つの
データ接続部のみの対応する出力ライン接続に接続可能
とし、各時間ごとに2つの群の伝送路により各群の1つ
の相互接続装置ユニットの他のデータ接続部を介して、
すべての群の通る1つのデータ伝送路を形成するように
し、また、各ラインを介してデータストリームの妨害
(または中断)を検出した場合は、それに接続し2つの
相互接続ユニットの1つによりテスト情報を伝送し、そ
のデータ接続部が正しいテスト情報を受信したか、しな
かったかに応じ、また該テスト情報の内容に応じ、か
つ、すべてのテスト情報の伝送後、1つの相互接続ユニ
ットの同期装置よりのデータストリームがそのデータ接
続部に最初にあらわれたかに応じて、各相互接続ユニッ
ト内の検出装置により、入力ライン接続および出力接続
ラインをせつそくして、少なくとも1つのデータ接続部
を介して相互に接続したすべての相互接続ユニットを通
って伸長する少なくとも1つのデータ伝送路を形成せし
め、次いで、任意のテスト情報内のそれ自身の順序番号
より低い順序番号を受信せず、また、同時に所定データ
接続部のすべての伝送チャネルまたは伝送ラインが正常
であると決定された相互接続ユニットにおいて、その同
期装置を所定データ接続部の出力書込ラインに接続する
ようにしたことを特徴とする。
かくして、各群の相互接続ユニットが多元的に中断さ
れた場合でも、1つの群の2つの別個のセクションが他
の群の少なくとも1つのコヒレントセクションと通信す
る限りにおいては、依然としてコヒレントな再形成を与
えることができる。また、特に各相互接続ユニットに
は、各相互接続ユニットにおいて、すべてのデータ接続
部に対し相互接続ユニットと無関係に行われるテスト手
順により必要に応じて接続可能なそれ自体の同期装置を
設けるようにしているため、中央ユニットを必要とせず
して再形成を行うことができる。さらに、上記のような
順序番号を使用することにより、どの相互接続ユニット
から同期情報を供給する必要があるかを明確に決定する
ことができる。
これは、1つの相互接続ユニットから3つの他の相互
接続ユニットに接続され、これらの他の相互接続ユニッ
トの1つからテスト情報とともに、それ自身の順序番号
より低い順序番号を受信した場合、前記相互接続ユニッ
トはそれが同期情報を生成する必要がないことを認識す
るためである。より低い順序番号を有する他の相互接続
ユニットにより実際に同期情報が生成されるのか、ある
いは、より低い順序番号を有し、かつそれに接続した他
の相互接続によりこれが行われるかは、考慮中の最初の
相互接続ユニットに対しては無関係である。より低い順
序番号を含む他の相互接続ユニットからのテスト情報を
受信しない相互接続ユニットは常に1つのみしか存在し
ないので関連の相互接続ユニットには報知がなされるこ
とになり、また、この目的ためにはこれで充分である。
また、この場合、隣接する相互接続ユニットには単調に
増加するような順序番号を割当てるようにすること明ら
かである。
さらに、本発明装置の他の実施例によるときは、各相
互接続ユニットは書込チャネルおよび読取チャネルの各
入力ラインに対して、検出装置の制御のもとに、該入力
ラインを関連入力ラインに関連するデータ接続部を含む
ただ1つのデータ接続部の同一チャネルの出力ラインに
接続するスイッチを含み、すべての入力ラインのスイッ
チを多くとも1つの入力ラインに接続し、所定のデータ
接続部の書込チャネルの出力ラインをスイッチの出力か
ら同期装置の入力に切換えるようにするとともに、該所
定のデータ接続部の読取チャネルの出力ラインを、デー
タ接続部の1つの書込チャネルの入力ラインに読取チャ
ネルの関連の出力ラインを接続した他のスイッチに接続
するようにしたことを特徴とする。このスイッチ配置は
極度に早く再形成を設定するのに必要な接続を可能にす
る。
少なくとも3つのデータ接続部を含み、かつほぼ閉じ
たループ状に群内で相互に接続した相互接続ユニットを
含む配置の再形成は、依然として接続可能なすべての相
互接続ユニットを介して同時に複数の妨害が発生した
際、やや時間を消費し、さらに、この時間の間、元の配
置のセクションはまだデータ伝送用に使用することはで
きない。このような場合にできるだけ早くデータ伝送用
の副配置を再度準備し、爾後該副配置の相互接続を行う
ようにするため、本発明装置の他の実施例によるとき
は、1つの相互接続ユニットにつき少なくとも3つのデ
ータ接続部を有し、各時間ごとに、すべての相互接続ユ
ニットの2つの選定したデータ接続部を介してすべての
相互接続ユニットをカバーする関連の書込みチャネルお
よび読取チャネルを形成する場合において、該相互接続
ユニットの第3データ接続部または少なくとも該ユニッ
トの一部を形成する他のデータ接続部を,各時間ごとに
非妨害状態の場合の離隔相互接続ユニットの対応するデ
ータ接続部に接続するとともに、データストリームの中
断を検出し、テスト情報の伝送および評価を行った後、
該相互接続ユニットを相互接続するために選定されたデ
ータ接続部間の非妨害接続線を介して接続されたすべて
の相互接続ユニットに対して書込チャネル及び読取チャ
ネルを形成し、各時間ごとに書込チャネルの始端におい
て該相互接続ユニット内の同期装置の書込チャネルへの
接続がなされ、かつ該書込チャネルの終端において相互
接続ユニット内の書込チャネルおよび読取チャネル間の
接続が行われるようにし、その後、正常であると決定さ
れた相互接続ユニットの他のデータ接続部を介して同期
装置が作動している関連の相互接続ユニットの順序番号
を含むテスト情報を交換した後、最も低い順序番号を有
する2つの群を相互に接続して共通のデータ伝送路を形
成させ、全体的にみて最も低い順序番号を有する相互接
続ユニット内の同期装置のみを作動させ、少なくとも1
つの共通接続を有するすべての相互接続ユニットが相互
に接続されて、共通の書込および読取チャネルが形成さ
れるまで、上述のテスト手順を反復するようにしたこと
を特徴とする。かくすれば、相互に接続された1つの群
の相互接続ユニットから、まず、すでに作動状態にある
データ伝送用の副配置のみが形成され、ついで、異なる
群の副配置間の接続テストがなされ、かくして、ステッ
プワイヤ構造が得られる。したがって、その内部でデー
タの伝送が可能な副配置はステップ状に拡大され、一
方、まだ接続されていない副配置内では他の副配置に無
関係なデータの伝送が既に可能である。
以下、図面により本発明を説明する。
第1図は6つの相互接続ユニット11ないし16を示す。
図示の各ユニットは2つのデータ接続部を含み、その各
々を2つの接続線を介して隣接する相互接続ユニットに
接続する。例えば、相互接続ユニット11の1つのデータ
接続部は接続線17および18を介して相互接続ユニット12
の1つのデータ接続部に接続し、相互接続ユニット11の
他のデータ接続部を接続線19および20を介して相互接続
ユニット16に接続する。ここで、入力データを受信し、
もしくは出力データを送信するため、個々の相互接続ユ
ニットに接続した周辺装置に関しては、本発明とは無関
係であるため図示を省略してある。また、各時間におけ
る2つの相互接続ユニット間の2つの接続線上のデータ
ストリームの方向はこれらの接続線上に矢印で示すよう
に常に反対である。
さらに、各相互接続ユニットのデータ接続部には、入
力増幅器および出力増幅器(いずれも図示を省略)を接
続する。相互接続ユニット間の接続は電気的接続である
必要はなく、光導体を用いた光学的接続とすることもで
きる。この場合、各入力増幅器には光ダイオードのよう
な感光素子を配置し、各出力増幅器には例えば、レーザ
ーダイオードを配置することが必要である。しかし、こ
れらも本発明とは無関係であるため、その詳細の記述は
省略することにする。
相互接続ユニット11ないし16の各々は同期情報を生成
する同期装置31,32,33等を含む。前記同期装置は周期的
同期信号を含む定データストリームを生成する機能を有
する。さらに、各相互接続ユニットは3つのスイッチ、
すなわち、相互接続ユニット11の場合、スイッチ27,28
および29を含む。また、各相互接続ユニットは検出装置
21,22,23等を含み、例えば、相互接続ユニット11の検出
装置21は接続線17および18上のデータストリームをモニ
タする働きをする。さらに、相互接続ユニット11ないし
16の各々はデータ装置(図示を省略)を含む。前記デー
タ装置は周辺装置(図示を省略)によるデータ出力を他
のデータ装置への接続導線に転送し、もしくは、他の相
互接続ユニットより発生する接続線からデータを取得し
てこれを周辺装置に供給する働きをする。
相互接続装置11内のスイッチ29は同期装置31により伝
送される同期情報が接続線17を介して相互接続ユニット
12に転送され、さらに、連続的に他の相互接続ユニット
12ないし16を経由して最後に再び相互接続ユニット11に
戻るような接続とする。かくすれば、接続線17および他
の相互接続ユニット間の対応する接続線は、データが書
込まれているのみで処理はまだ行われいない書込チャネ
ルを表わす。同期装置31により伝送される同期情報は書
込チャネル内のタイムスロットの番号をマークし、メッ
セージの伝送を欲する相互接続ユニットはフリータイム
スロットがあるかどうかについて書込チャネルをチェッ
クし、そのメッセージを伝送する。かくして、すべての
相互接続により伝送されるすべてのメッセージは相互接
続ユニット11に到来するライン20上にあることになる。
相互接続ユニット11においては、接続線20は閉じた状
態で図示したスイッチ27に接続し、次に接続線19を介し
て相互接続ユニット16に、さらに連続して他のすべての
相互接続ユニット15ないし11に接続するようにする。こ
の場合には、循環データが完成されることになる。すな
わち、任意の相互接続ユニットには付加的データは付加
されず、このデータは単に任意の相互接続ユニット内で
評価されるのみで、これはタイムスロット内のメッセー
ジがそれ自体のアドレスを含んでいるかを各相互接続が
チェックすることを意味する。このように、接続線18,1
9および関連の接続線(図示を省略)は読取チャネルを
表わす。このチャネルは最終的には接続線18を介して相
互接続ユニット11まで伸長し、同ユニット内で受信デー
タが終端部30に供給されるようスイッチ28を接続する。
かくすれば、第1図示配置において、各相互接続ユニッ
トは他の任意の相互接続ユニットにメッセージを伝送す
ることができる。
第1図から分かるように、すべての相互接続ユニット
は原則として同一優先度を有するので、どの相互接続ユ
ニットにおいて、同期装置を出力書込チャネルに接続
し、入力書込チャネルを出力読取チャネルに接続し、ま
た入力読取チャイルを終端部に接続するかについは随意
である。第1図における相互接続ユニット11の選定は、
例えば、装置を設置する際に行うことができる。
ここで、妨害が発生した、すなわち、接続線37,38の
うち1つもしくは相互接続ユニット13および14間の双方
の接続線に中断が起ったものと仮定する。例えば、接続
線37が中断した場合は相互接続ユニット14ないし16は直
ちに書込チャネルを介してのデータの受信を中止し、ス
イッチ27および接続線19を介しての読取チャネルへのデ
ータの供給も停止される。これは、接続線37のみが中断
されており、接続線38がまだ正常の場合は、相互接続ユ
ニット13,12および11による所定遅延時間後に検出さ
れ、一方、相互接続ユニット13,12および11は接続線38
が中断されている場合のみ、読取チャネル上のデータ欠
落を直ちに検出する。後者の場合には、相互接続ユニッ
ト11内の同期装置31による同期情報の伝送は中断され
る。したがって、相互接続ユニット14ないし16にも、例
えば接続線38のような読取チャネル内の中断が報知され
る。かくして、所定遅延時間後には、各相互接続ユニッ
トはどんな場合にも妨害が発生したことを検出する。
次に、相互接続ユニット11ないし16のすべてが第2図
に示すような状態にあるものとする。すなわち、各相互
接続ユニットの出力書込チャネルを同期装置32(ここで
は、テスト情報を送出する)に接続し、入力読取ライン
を終端部に接続し、入力書込ラインを出力読取ラインに
接続するものとする。かくすれば、関連の相互接続ユニ
ットから隣接の相互接続ユニットを介して伸長し、再び
元に戻る閉データループが形成される、この場合、例え
ば、相互接続ユニット11は同期装置31より接続線17を介
して伝送されるテスト情報が正しく接続線18を介して再
び到来したかをテストすることができる。さらに、他の
テスト情報がスイッチ27を介して伝送されたかをテトス
することもできる。その場合には、相互接続ユニット11
は接続線17,18および20が非妨害状態にあることを認識
する。
しかし、接続線19には、相互接続ユニット11により簡
単には検出できないような妨害が起りうるが、この接続
線19に妨害が発生していないばいあは、相互接続ユニッ
ト16はそのテスト情報を再度受信し、次いで、相互接続
ユニット11により受信した肯定応答情報を送信する。し
たがって、相互接続ユニット11に接続線19が正常である
ことも認識する。これと同じことが他の相互接続ユニッ
トに対しても適用できる。
データストリームの中断を検出した後における相互接
続ユニットのデータ接続部のテスト手順は第3図の流れ
図に示すとおりである。まず、書込チャネルもしくは読
取チャネルのデータストリームの中断を検出して所定時
間経過した点40でスタートした後、ブロック41ではテス
ト情報が他の相互接続ユニットから受信されたかどうか
をテストし、そうである場合は、ブロック42においてテ
スト情報が戻される。ここで、外部のテスト情報が受信
されたという事実は記憶させるようにすること当然であ
る。また、他の相互接続ユニットにより伝送されたテス
ト情報にその順序番号を含む限り、この番号も記憶させ
るようにすること当然である。
次に、ブロック44においてそれ自体のテスト情報を送
信する。ブロック45においては接続線を介して他の相互
接続ユニットにテスト情報を伝送し、そこで処理を行う
ことにより生ずる遅延時間に対応する所定待ち時間が満
了したかどうかをテストする。ブロック46においては、
待ち時間の満了前にほかの相互接続ユニットからそれ自
体のテスト情報が再度受信されたかどうかがテストさ
れ、そうでない場合には、2つの接続線の1つあるいは
他の相互接続ユニットに妨害が起ったものと認定され、
相互接続ユニットの関連のデータ接続部が妨害状態にあ
る旨を記憶するブロック59の完了後、テスト手順を終了
する。相互接続ユニット11の場合、これは接続線17また
は接続線18もしくは相互接続ユニット12が不良であるこ
とを意味する、原則として、1つの接続部のみが妨害状
態にある任意のデータ接続部は不良であるとみなされ、
その後の再形成用としては使用されない。
しかしながら、ブロック46における自身のテスト情報
の受信は、例えば、相互接続ユニット11に関しては、接
続線17,18および対応するデータ接続部ならびに相互接
続ユニット12内の伝送路が正常であることを意味し、ま
た、ブロック41における問合せに対する肯定的応答の場
合には、接続線20ならびに相互接続ユニット16の対応す
る関連セクションが正常である旨既に設定がなされてい
ることを意味する。接続線19も正常であった場合は相互
接続ユニット16は、対応する待ち時間経過後に、例えば
スイッチ27として相互接続ユニット内で受信した肯定応
答情報を送信する、この待ち時間はブロック47において
満了となり、ブロック48において、他の相互接続ユニッ
トから肯定応答情報が到来したかどうかがテストされ
る。この情報が到来しない場合には、相互接続ユニット
11の場合のように接続線19が中断されている。すなわ
ち、相互接続ユニット16はそのテスト情報を再度受信せ
ず、したがって肯定応答情報を送出することもない。こ
の場合は、例えば相互接続ユニット11の場合には、接続
線19および20を含むデータ接続部が妨害状態にあること
を記憶させるブロック59でテスト手順を終了する。
しかしながら、ブロック48において、他の相互接続ユ
ニットから肯定応答信号を受信した場合には、関連する
他の相互接続ユニット、すなわち相互接続ユニット11の
場合は相互接続ユニット12に対し、接続線18も正常であ
ることを知らせるため、ブロック49においてそれ自体の
肯定応答情報を送信した後、双方のデータ接続線、すな
わちそれに接続した接続線ならびに隣接する相互接続ユ
ニットの関連部分が正常であることを記憶させるブロッ
ク50を経てテスト操作を終了する。
ブロック41において、他の相互接続ユニットよりのテ
スト情報が検出されない場合、すなわち、対応する接続
線が中断されているか、他の相互接続ユニットからのテ
スト情報の送出がやや遅れた場合には、ブロック51にお
いて自身のテスト情報が送出される。次いで、ブロック
45における待ち時間に対応するブロック52における所定
待ち時間満了のテスト後、ブロック53において、それ自
体のテスト情報が再度受信されたかどうかをテストし、
そうでない場合はブロック59を経由してテスト操作を終
了する。しかし、それ自体のテスト情報が再び受信さ
れ、それによって出力書込チャネルおよび入力読取チャ
ネルならびにそれに接続した他の相互接続ユニットが正
常であると決定された場合は、ブロック54において、他
の相互接続ユニットよりのテスト情報の到来を待機す
る。このテスト情報が到来しないということは、関連の
データ伝送路または他の相互接続ユニットが妨害状態に
あることを意味し、この事実を記憶させるブロック59を
経てテスト操作を終了する。しかし、他の相互接続ユニ
ットよりのテスト情報が到達した場合は、ブロック55に
進み、次いでブロック56においてそれ自体の肯定応答情
報を送信する。ここで留意すべきは、この肯定応答情報
は他の相互接続ユニットに戻り、それにより評価される
必要がなく、したがって、この目的のための処理ステッ
プを要しないということである。
ブロック57においては、ブロック47における待ち時間
に対応する待ち時間の満了がテストされる。遅延時間に
対応する該待ち時間はブロック55において戻ってきたテ
スト情報が肯定応答情報をスタートさせるまで継続す
る。また、ブロック58においては、この待ち時間の満了
後、他の相互接続ユニットからの肯定応答情報が到来し
たかどうかをテストし、到来しない場合は、ブロック48
におけるように関連の出力読取ラインが妨害状態にある
ことが再度決定され、ついでブロッチ59を経てテスト操
作を終了する。しかしながら、他の相互接続ユニットか
ら肯定応答情報が受信された場合は、すべてのデータの
接続部または接続線および隣接の相互接続ユニットの関
連部分が正常であるという事実を記憶させるブロック50
を経由したテスト操作を終了する。
各相互接続ユニットにおけるテスト結果により、この
ユニットは、第4図に示すように、すべての相互接続ユ
ニットが書込チャネルおよび読取チャネルを介して再び
相互接続されるような配置の再形成が得られるよう、そ
のスイッチ27,28および29をセットする。相互接続ユニ
ット14は接続線37たは38を介してテスト情報を受信しな
いことにより、2つの接続線37,38の1つまたは双方が
中断されていることを検出するので、同期装置34を出力
書込チャネルに接続し、入力読取チャネルを終端部に接
続する。また、相互接続ユニット15,16,11および12のす
べてが双方のデータ接続部の接続線の正常であることを
決定するので、書込チャネルおよび読取チャネルはそこ
で相互接続される。しかしながら、相互接続ユニット13
は相互接続ユニット14のように、相互接続ユニット13用
の出力書込チャネルおよび入力読取チャネルを形成する
接続線37および38内に少なくとも1つの中断が存在する
旨設定するので、相互接続ユニット13はスイッチ27を閉
じ、かくして書込チャネルおよび読取チャネル間に接続
が設定される。上述の再形成の場合は、どの場所に中断
が起ったかは重要でないこと明らかであり、その同期装
置を出力書込チャネルに接続した相互接続ユニットのみ
が変わりうることになる。また、相互接続ユニットが不
良となることにより、例えば相互接続ユニット13の出力
書込チャネルまたは入力読取チャネルに中断が発生した
場合は、同じステップがとられる。しかし、相互接続ユ
ニット13が入力書込チャネルの情報を出力読取チャネル
を介して伝送し得ない程度の欠陥を有する場合は、相互
接続ユニット12に対し、あたかも相互接続ユニット12お
よび13間の接続線に中断が存在するのと同じような結果
をもたらす。この場合、相互接続ユニット12は相互接続
ユニット13に対して示すような完全にスキップしたスイ
ッチ位置をとる。
また、第4図示装置において接続線19または20の1つ
または双方に中断が存在する場合は、装置は2つのセク
ションに分割される。この場合、その各々は完全に作動
するが、もはや相互に通信することはできない。
第5図は複数の場所に障害が生じた際、すべての相互
接続ユニットを通る伝送路の完全な再形成を可能にする
よう構成した装置を示すもので、図示装置は2つの相互
接続ユニット群、すなわち、相互接続ユニット61ないし
68を有する第1群と、相互接続ユニット71ないし78を有
する第2群とを含む。前記相互接続ユニットの各々は3
つのデータ接続部を含む。第5図においては相互接続ユ
ニット61および71についてのみ図示してあるが、これ
は、第5図に対する最初の仮定状態すなわち非妨害状態
の場合に、すべての相互接続ユニットを通過する完全な
データ伝送路を形成するのにそれらが必要であるという
理由のみによるものである。他の相互接続ユニット62な
いし68および72ないし78に関しては、2つのデータ接続
部だけしか図示してないが、実際には、例えば相互接続
ユニット62の第3データ接続部は相互接続ユニット78の
第3データ接続部に接続し、同様に、例えば相互接続ユ
ニット68のデータ接続部は相互接続ユニット72に接続す
るようにしている。これと同じことが他のすべての相互
接続ユニットに対しても適用できる。
各データ接続部は4本のラインを含む。第5図におい
ては、相互接続ユニット61および71の第3データ接続部
についてのみ完全に図示してある。この第3データ接続
部における4本のラインの符号は次のような意味を有す
る(ただし、インデックスはデータ接続部の番号を示
す)。
S3(S)−書込チャネルの出力ラインまたは送信ライン E3(S)−書込チャネルの入力ラインまたは受信ライン S3(L)−読取チャネルの出力ラインまたは送信ライン E3(L)−読取チャネルの入力ラインまたは受信ライン すべての相互接続ユニットの第1および第2のデータ
接続部に関しては、各時間に2つのラインのみを図示し
てある。すなわち、相互接続ユニット61の第1データ接
続部についてはラインS1(S)およびS1(L)のみを示
してあり、前記ラインS1(S)およびS1(L)を接続線
69および70を介して相互接続線ユニット62の入力ライン
E2(S)およびE2(L)に接続している。また、この場
合、相互接続ユニット61のラインS1(S)はこれを同期
装置80に接続する。この種同期装置は他の相互接続ユニ
ット内にも含まれるが、そこでは使用されないので、簡
単のため図示を省略する。同期装置80からスタートする
データ伝送路は、接続線69を介して相互接続ユニット61
を通り、次いで以降の相互接続ユニット62ないし68を経
由し、その入力ラインE2(S)を介して再び相互接続ユ
ニット61まで伸長し、第1群のすべての相互接続ユニッ
ト61ないし68を相互に接続する書込チャネルを形成す
る。同じことが、相互接続ユニット61からスタートして
ラインS1(L)および接続線70を介して相互接続線ユニ
ット62を通り、次いで書込チャネルと同じ方向に相互接
続ユニット63ないし68を経由し、ラインE2(L)を介し
て再び相互接続ユニット61に戻るデータ伝送路について
も適用できる。このデータ伝送路は読取チャネルを形成
する。また、同じことが第2群の相互接続ユニットにも
適用できる。すなわち、相互接続ユニット71からスター
トしてラインS1(S)および接続線79を介して相互接続
ユニット72を通り、次いで他のすべての相互接続ユニッ
ト73ないし78を経由して再び相互接続ユニット71に戻る
データ伝送路により第2群の書込チャネルを形成させ、
同様に相互接続ユニット71のラインS1(L)からスター
トし、接続線80を介して第2群のすべての相互接続ユニ
ットを通って伸長する伝送路により第2群の読取チャネ
ルを形成させる。また、第1群の書込チャネル69は相互
接続ユニット61内で分割し、ラインS3(S)を介して相
互接続ユニット71に接続し、同様に、第2群の書込チャ
ネル79は相互接続ユニット71内で分割し、戻りの書込チ
ャネルをラインE3(S)を介して第1群の相互接続ユニ
ット61に接続する。
ラインE3(S)を相互接続ユニット61内でラインS
1(S)に結合した場合は、前述の文献による既知の装
置の場合のように、その伝送路を介して任意の相互接続
ユニットが同じ群または他の群の任意の他の相互接続ユ
ニットとメッセージ交換を行いうるような完全に閉じた
伝送路が得られる。この場合には、読取チャネル70また
は80は、妨害状態において必要とする再形成に予備チャ
ネルとして使用することができる。ただし、その場合に
は、データの方向を図示の方向と逆にする必要がある。
この場合、各相互接続ユニットには1つのデータ接続部
につき2本のラインのみを必要とする。
しかしながら、以降においては、第1図に関して前述
したように、読取チャネルと書込チャネルは分離されて
いるものとする。これがため、すべての相互接続ユニッ
トを少なくとも1回通った後の書込チャネルを、それが
相互接続ユニット61内でラインE3(S)に到達したと
き、出力読取チャネルS1(L)に接続する。すなわち、
前記読取チャネルはその後少なくとも1回すべての相互
接続ユニットを通過することになる。読取チャネルはラ
インE3(L)を介して相互接続ユニット61に到来し、そ
こで終端部に接続される。
第5図において、相互接続ユニット62ないし68および
72ないし78の第3接続部の接続線は、図示していない接
続線のほか第1および第2のデータ接続部、すなわち書
込チャネル69ないし79に平行な接続線および読取チャネ
ル70ないし80に平行な接続線を含み、図示していない前
記ラインにおけるデータ伝送は、妨害状態の場合にの
み、すなわち書込チャネル69,79および読取チャネル70,
80と反対方向の場合のみ必要であることが分る。
相互接続ユニットの欠陥または接続線の中断により、
第5図示配置に妨害が生じ、同期装置80により伝送され
る情報ストリームが中断された場合は、すべての相互接
続ユニットはこのような中断を認識する。ただし、この
中断の認識には欠陥が生じた場所に従属する遅延がある
のみで、すべての相互接続ユニットは第6図に示すよう
なテスト状態に入る。
第6図は4つの相互接続ユニットを示す。この場合、
相互接続ユニット66および67は第1群の一部を形成し、
相互接続ユニット73および74は第2群の一部を形成す
る。ここでは、これらの相互接続ユニットの各データ接
続部の相互間および隣接相互読取ユニット(図示を省
略)に対する4つのすべての接続線を完全に図示してあ
る。各接続線束86ないし89において、出力書込ラインSx
(S)は他の相互接続ユニットの入力書込ラインE
x(S)に接続し、出力読取ラインSx(L)は他の相互
接続ユニットの入力読取ラインEx(L)に接続する。こ
こで、インデックスxはデータ接続部の番号を示す。ま
た、1つの相互接続ユニットの第1データ接続部は他の
ユニットの第2データ接続部に接続するとともに、各時
間ごとに2つの相互接続ユニットの第3データ接続部を
相互に接続する。図示の個々のラインの接続を行う場合
は、第3データ接続部の接続には、接続線束88および89
に関し示してあるように接続線の二重交叉が起るが、接
続線束86および87には個々の接続線の交叉は起らない。
それは、第2データ接続部上のラインのシーケンスを各
時間ごとに第1データ接続部上のラインのシーケンスと
異なるよう選定していることによる。
各相互接続ユニット内の3つのすべてのデータ接続部
に対しては、出力書込ラインSx(S)を同期装置81,82,
83,84にそれぞれ接続し、入力読取ラインEx(L)を終
端部に接続する。さらに、各相互接続ユニットにおい
て、入力書込ラインEx(S)を各データ接続部に対する
出力読取ラインSx(L)に接続する。かくすれば、各相
互接続ユニットは2つの関連の接続線が正常な場合、出
力書込ラインSx(S)を介して再び同じデータ接続部の
入力読取ラインEx(L)に伝送される情報を受信する。
さらに、関連の接続線が正常な場合、各入力書込ライン
Ex(S)上には他の相互接続ユニットからのテスト情報
が受信され、この情報は出力読取ラインSx(L)を介し
て元に戻される。第3図に関して前述したような全テス
ト手順はすべて各データ接続部に対して行われ、前記テ
スト手順の終了後は、すべての相互接続ユニットにおい
て各データ接続部の4つのすべての接続線の状態が認知
される。例えば、相互接続ユニット66の場合は接続線束
85,86および89内のすべての接続線の状態が認知される
ことになる。接続線の状態には2つの相互接続ユニット
の状態あるいは接続線により接続された関連セクション
の状態が含まれる。さらに、テスト手順の終了後は、各
相互接続ユニットは、隣接する相互接続ユニットの順序
番号が自身の番号より高いか低いかを知らされる。
すべての相互接続ユニットが、3つのすべてのデータ
接続部における接続線の状態について知らされた後にお
いても、3つのデータ接続部の個々のラインの最終的相
互接続をまだ完全に設定することはできない。それは最
初の同期情報が後刻どのようなシーケンスでどのデータ
接続部に到来するかということも重要なためである。同
期情報は、少なくとも第1データ接続部が正常であり、
かつ最も低い順序番号を有する(それより低い順序番号
をもった隣接相互接続ユニットがみつからなかったこと
を意味する。)相互接続ユニットにより生成され、この
場合、この相互接続ユニットの同期装置はラインS
1(S)に接続される。かくすれば、このラインを介し
て伝送される同期情報は、その番号とシーケンスが関連
の妨害場所の位置に依存する一連の相互接続ユニットを
通って伝送され、データ接続部の1つの書込チャネルの
入力ラインを介して同期情報を生成するユニットに戻
る。これは非妨害状態のデータ接続部のみで起りうるこ
と明らかである。しかしながら、少なくとも1つのデー
タ接続部を介して結合(または密集)し、すべての相互
接続ユニットを通過する前に同期情報が戻る可能性もあ
り、戻ってきた同期情報をデータ接続部の出力ラインを
介して他の相互接続ユニットに伝送しなければならない
場合もある。しかしながら、すべての相互接続ユニット
を通過して元の相互接続ユニットに同期情報が戻った場
合、それは同期情報を生成していた相互接続ユニットの
読取チャネルに供給される。これらの異なる状態は、入
力書込ライン上に同期情報が到来する順序およびデータ
接続にもとづいて同期情報を生成している相互接続ユニ
ットにおいて認識され、その後同期情報を生成している
相互接続ユニット内部で必要とする個々の相互接続が設
定される。図示の矢印はどの入力ラインをどの出力ライ
ンに接続すべきかを表わす。ここでは明瞭のため書込チ
ャネルのラインのみを表示してあるが、読取チャネルの
関連のラインは同じような方法で正しく相互接続するよ
うにし、入力書込チャネルを出力読取ラインに接続した
場所においては入力読取ラインを終端部に接続するよう
にする。
1.まず最初に、同期情報を生成している相互接続ユニッ
トの3つのすべてのデータ接続部は正常であると仮定す
る。
1a)最初の同期情報が入力ラインE1(S)またはE
2(S)上に初めて戻ったときは、 E1(S)→S2(S) E2(S)→S3(S) E3(S)→S1(L) 1b)最初の同期情報が初めて入力ラインE3(S)に戻っ
たとき、このラインは出力ラインS2(S)に接続され
る。しかし、このような入力上に同期情報が到来したこ
とは、可能なすべての相互接続ユニットを通過してはお
らず、最初の同期情報がこの情報を生成している相互接
続ユニットにもう一度到来することを意味する。そうで
ある場合には、同期情報が2番目に到着したときは直ち
に出力読取チャネルに接続される。それ以上同期情報が
到来せず、かつ総合データ通路内に含まれない他の入力
書込ラインは、所定の状態を設定するため終端部に接続
することができる。詳しくは、結局次のような相互接続
が得られる。
1b1)同期情報がラインE2(S)を介して2番目に到来
したときは、 E3(S)→S2(S) E2(S)→S1(L) E1(S)→終端部 1b2)同期情報がラインE1(S)を介して2番目に到来
したときは、 E3(S)→S2(S) E1(S)→S1(L) E2(S)→終端部 2.妨害発生場所が相応な拡がりを有する場合には、同期
情報を生成している相互接続ユニットの第2または第3
データ接続部に欠陥が生ずることも許容され、かつその
可能性もあるが、このことはテスト操作の結果としてこ
の相互接続ユニットにおいて知られている。2つの非妨
害データ接続部の1つの入力ラインを介して元の相互接
続ユニットに最初に同期情報が戻った瞬間には、他のデ
ータ接続部の書込チャネルの入力ラインを介して同期情
報が2回目に到来しなければならない旨、既に明確に決
定されているので、相互に接続すべきデータ伝送路は同
時に知られている。個々の場合には相互接続が必要とな
る。
2a)第3データ接続部3に欠陥(障害)があり、 2a1)同期情報が入力ラインE1(S)上に最初に到来し
たときは、 E1(S)→S2(S) E2(S)→S1(L) 2a2)あるいは、同期情報が入力ラインE2(S)上に最
初に到来したときは、 E2(S)→S2(S) E1(S)→S1(L) 2b)第2データ接続部2に欠陥(障害)があり、 2b1)ラインE1(S)上に最初に同期情報が到来したと
きは、 E1(S)→S3(S) E3(S)→S1(L) 2b2)あるいは、ラインE3(S)上に最初に同期情報が
到来したときは、 E3(S)→S3(S) E1(S)→S1(L) 2c)第2および第3データ接続部に欠陥(障害)がある
場合は、接続すべきデータ伝送路は決定されている、 E1(S)→S1(L) このように、同期情報を生成する相互接続ユニット内に
起りうる状態のすべての組合せを考慮に入れ、各状態に
対して最終的に明確なデータ伝送路の相互接続が行われ
るようにする。
同様に、同期情報を生成しない他の相互接続ユニット
に対して相互接続すべきデータ伝送路が決定される。す
なわち、それは、データ接続部に欠陥(障害)がある場
合で相互に接続すべきデータ伝送路が直ちに決定されな
い限りにおいては、同期情報の最初の到達時より遅くな
いときに決定される。
3.すべてのデータ接続部が正常で 3a)同期情報が最初にラインE2(S)上に到来したとき
は、 E2(S)→S1(S) E1(S)→S3(S) E3(S)→S2(S) 3b)ラインE1(S)またはE3(S)に最初に同期情報が
あらわれたときは、 E1(S)→S2(S) E2(S)→S3(S) E3(S)→S1(S) 4.しかしながら、データ接続部に欠陥があるときは、次
のようなデータ伝送路の相互接続が起る。
4a)第1データ接続部1に欠陥(障害)があるときは、 E2(S)→S3(S) E3(S)→S2(S) 4b)第2データ接続部2に欠陥(障害)があるときは、 E1(S)→S3(S) E3(S)→S1(S) 4c)第3データ接続部3に欠陥(障害)があるときは、 E1(S)→S2(S) E2(S)→S1(S) 4d)データ接続部の1つのみが正常な場合は、この接続
部において入力書込ラインを出力書込ラインに接続す
る。
Ex(S)→Sx(S) このように、データ接続部の状態の可能なすべての組
合せに対し設定されたデータ接続は明確に決定される。
また、前述のように、読取チャネルのラインは書込チャ
ネルのラインと同じような方法で相互に接続する。
第7図の交叉信号で示す場所に発生した妨害により再
形成を開始した後における第5図示装置の個々の相互接
続ユニットの接続およびデータ伝送路を示すものであ
る。図においては、簡単なため、相互接続ユニットに割
当てる順序番号はそれらに付した符号数字と同じにして
いる。
相互接続ユニット61は、最も低い順序番号を有し、か
つその第1データ接続部には妨害が起っていないので、
この相互接続ユニットは、その同期装置80が同期情報を
生成する相互接続ユニットのままである。さらに、第7
図から分るように、相互接続ユニット61の第2および第
3データ接続部も正常である。したがって、前述した条
件(第1節参照)は相互接続ユニット61内のデータ伝送
路の相互接続に対し適したものとなる。換言すれば、相
互接続ユニット61は同期情報がそのデータ接続部に最初
に再度あらわれることを期待されるものでなければなら
ない。
ラインS1(S)を介して伝送される同期情報はまず相
互接続ユニット62の入力E2(S)に供給される。ここ
で、その第3データ接続部、すなわち相互接続ユニット
78への接続は妨害状態にあると仮定しているので、相互
接続ユニット62に対しては相互接続条件4cが適当であ
る。すなわち、第2データ接続部のすべてのラインは第
1データ接続部のデータ接続部の対応するラインに接続
される。したがって、同期情報は相互接続ユニット62の
ラインS1(S)から相互接続ユニット63の接続線E
2(S)に進むが、このユニットにおいてはその第1デ
ータ接続線1が妨害状態にあるため、この相互接続ユニ
ットは相互接続条件4aにしたがう。換言すれば、第2デ
ータ接続線のすべてのラインは第3データ接続線の対応
するラインに接続される。したがって、同期情報は相互
接続ユニット63からラインS3(S)を介して相互接続ユ
ニット77のラインE3(S)に供給される。前記ユニット
77はその第1および第2データ接続部が妨害状態にある
ため、相互接続条件4dにしたがうことになり、したがっ
て、同期情報は相互接続ユニット77のラインS3(S)な
らびに相互接続ユニット63および62を介して相互接続ユ
ニット61のラインE1(S)に戻る。かくして、相互接続
ユニット61は相互接続条件1aにしたがい、戻ってきた同
期情報はラインS2(S)を介して相互接続ユニット68に
供給される。
同様にして、他の相互接続ユニットに対する相互接続
条件をみつけ出すことができ、最終的に第7図に示すよ
うなデータ伝送路が形成される。図から分るように、相
互接続ユニット61に始まり、ラインE5(S)上を戻った
後、再びこのユニット61を通り、相互接続ユニット71か
らラインE3(S)を介して最終的に相互接続ユニット61
に戻る完全な書込チャネルが形成される。前記書込チャ
ネルは相互接続ユニット61内で終端され、出力S1(L)
を介してスタートしすべての相互接続ユニットを通って
書込チャネルと平行して伸長する読取チャネルの始点に
接続されるようにする。かくして、前述の相互接続条件
は、多数の場所に妨害が発生した場合でも、データ伝送
装置の再形成を可能にする。この場合には、他の相互接
続ユニットに接続した少なくとも1つのデータ接続部を
有するすべての相互接続ユニットが共通のデータ伝送路
に包含されることになる。例えば、相互接続ユニット62
および63間の接続線に所定の妨害が起った場合にのみ、
相互接続ユニット63と77間に1つのみの接続線が設定さ
れ、これら2つのユニット間のメッセージの交換をする
ことは可能であるが、この場合には、他の相互接続ユニ
ットへの接続はもはや不可能となる。
また、例えば、非妨害状態の場合において、最初の完
全に隔離された2つの群の相互接続ユニットが存在し、
その1つの群を、例えばデータ伝送用として使用し、他
の群をデジタル化音声情報の伝送用として使用するよう
な場合は、できるだけ多数の相互接続ユニットを含む伝
送路の再形成も可能である。したがって、始めは第5図
の相互接続ユニット61および71間の接続は使用されな
い。すなわち、相互接続ユニット61においては、最初は
書込チャネルの入力ラインE2(S)が読取チャネルの出
力ラインS1(L)に接続され、同じような方法で相互接
続ユニット71が正しく接続される。また、上述のように
すべての相互接続ユニットをカバーするデータ伝送路を
形成し、その伝送路を介してデータおよびデジタルスピ
ーチを伝送するため、第3データ接続線を介して異なる
群の相互接続ユニットの接続を使用するのは、少なくと
も群の1つ内の複合妨害(multiple disturbance)によ
りすべての相互接続ユニット間のデータ伝送が抑止され
る場合だけである。
第8図は、上述の個々の伝送路の相互接続を簡単に実
施しうるようにした相互接続ユニット内のスイッチの配
列を示す。図では、以下の説明に必要のないすべての素
子に関しては相互接続ユニットA内においては省略して
あり、スイッチのほかには同期装置Syのみを図示してあ
る。
ブロックSSは書込チャネルのデータ伝送路用の接続を
設定するスイッチを含み、ブロックLSは読取チャネルの
データ伝送路用の接続を設定するスイッチを含む。ま
た、ブロックSLは書込チャネルの入力ラインを読取チャ
ネルの始点に接続し、あるいは接続の設定を行わないた
めのスイッチを含む。スイッチSP1およびSP2はテスト情
報を相互に接続する働きをする。さらに、書込チャネル
の3つのすべての入力ラインの各入力ラインEx(S)に
対しては、オープンラインよりの高周波妨害を防止する
ため、関連の入力ラインを終端部に接続するための書込
チャネル終端スイッチSA1,SA2およびSA3を配置する。同
様に、読取チャネルの各入力ラインEx(L)に対して
は、関連の入力ラインを終端スイッチLA1,LA2およびLA3
を配置する。これらの終端スイッチは、他のスイッチの
関連する相互接続条件により関連の入力ラインを介して
情報が入力されないとき、あるいは読取チャネルの入力
ライン上の情報がさらに伝送されるべきでないとき、そ
れを閉じることができる。これらのスイッチはすべて電
子スイッチとして構成する。
出力伝送ラインS1(S)はスイッチSGに接続する。前
記スイッチSGはその位置aにおいて、このラインS
1(S)をスイッチSS1,SS2およびSS3の接続点aに接続
する。位置aにおいては、スイッチSS1は出力書込ライ
ンS1(S)を同じデータ接続部の入力書込ラインE
1(S)に接続し、スイッチSS2は書込チャネルの出力ラ
インS1(S)を第2データ接続部2の書込チャネルの入
力ラインE2(S)に接続し、同様にスイッチSS3は、そ
の位置aにおいて、書込チャネルの出力ラインS1(S)
を第3データ接続部の書込チャネルの入力ラインE
3(S)に接続する。所定の時間には、スイッチSS1ない
しSS3の1つのみしか位置aを占有できない。他の位置
においては、前記スイッチSS1ないしSS3は、他の2つの
データ接続部の書込チャネルの出力ラインをデータ接続
部の1つの書込チャネルの関連の入力ラインに接続する
ことはできない。同様に、スイッチLS1ないしLS3は、位
置aにおいて読取チャネルの出力ラインS1(L)をデー
タ接続部の1つの読取チャネルの入力ラインに接続す
る。この場合も、3つのスイッチが同時に同じスイッチ
位置を占有することはできない。
出力ラインS1(L)をデータ接続部の1つの書込チャ
ネルの入力ラインEx(S)の1つに接続するか、もしく
は位置dの場合は書込チャネルのどの入力ラインにも接
続されない。この場合には、読取チャネルの出力ライン
S1(L)はスイッチLS1ないしLS3を介してデータ接続部
の1つの読取チャネルの入力ラインに接続される。出力
ラインS1(L)の種々のソースへの接続は、スイッチSL
の位置aないしcの1つにおいて、そのとき位置aにあ
る関連スイッチLS1ないしLS3の入力が関連のスイッチLA
xにより読取チャネルの対応する入力ラインから隔離さ
れていることから回避される。
スイッチSGの位置bにおいては、同期装置Syは第1デ
ータ接続部の書込チャネルの出力ラインS1(S)に接続
される。これは関連の相互接続ユニットAが同期情報を
生成しようとするときの正規の位置である。また、スイ
ッチSGのこの位置bにテスト情報を伝送しようとする場
合にも調節される。さらに、その場合には、スイッチSP
1およびSP2は閉じるので、テスト情報も他の2つのデー
タ接続部の書込チャネルの出力ラインS1(S)およびS3
(S)を介して伝送される。また、各データ接続部の書
込チャネルの入力ラインEx(S)は読取チャネルの出力
ラインSx(L)に接続され、かくして、第6図に示すよ
うなテスト形態が得られる。
このようにして、必要とするすべてのデータ伝送路の
接続を簡単な方法で設定することができる。また、個々
のスイッチの制御は、マイクロコンピュータとして構成
するを可とする制御系(図示を省略)によりこれを行
う。
第9a図ないし第9c図は、妨害が起った場合に、3つの
テータ接続部を有する相互接続ユニットを含むデータ伝
送配置の再形成を可能にする他の実施例を示すもので、
この解決法は、まだ接続されているすべての相互接続ユ
ニットを含む書込チャネルおよび読取チャネルの形成に
存する。第9a図は12の相互接続ユニット90ないし101を
示す。まず、妨害が起る前は、これらの全ユニットはデ
ータ接続部1および2間の接続線を介して相互接続され
ており、したがって、すべての相互接続ユニットをカバ
ーする書込チャネル(実線で表示)ならびに破線で表示
した読取チャネルが形成される。これがため、相互接続
ユニット93内の書込チャネルおよび読取チャネルはデー
タ接続線1のライン102および相互接続ユニット94のラ
イン103に接続するようにし、また相互接続ユニット94
においても書込ラインおよび読取ラインをデータ接続部
1に接続するようにする。同様に、相互接続ユニット97
においては、ライン104をデータ接続部1において、相
互接続ユニット98のデータ接続部2に接続し、相互接続
ユニット101のライン106を相互接続ユニット90のライン
107に接続する。また、任意の相互接続ユニットにおい
ては、同期装置を書込ラインに接続し、読取ラインを終
端部に接続するとともに、この相互接続ユニットまたは
前段の相互接続ユニットにおいては、書込チャネルと読
取チャネル間に接続を配置するようにする。全体的にみ
た場合、配置は原則として第1図に示すような形状をと
るが、実際にはさらに多くの相互接続ユニットを包含さ
せることができ、例えばライン102,104および106に追随
させることができるので、書込チャネルおよび読取チャ
ネルに対して、相応した大きさの簡単なループを与える
ことができる。
第9a図においては、ランン102および103,104および10
5ならびにライン106および107間の接続線が中断してい
るか妨害状態にあり、それらの間では正常なデータ伝送
は行われないものと仮定している。各相互接続ユニット
は書込チャネルおよび読取チャネル上のデータストリー
ムの中断によって再びこれらの妨害を検出し、少なくと
も第1および第2データ接続部を介してテスト情報を伝
送する。テスト情報を伝送し評価した後には、第1もし
くは第2データ接続部を介して他の相互接続ユニットに
接続した相互接続ユニットは、第2図ないし第4図に関
し前述したような方法で、各時間ごとにそれら自身の副
配置を形成させるよう接続を行う。したがって、データ
接続部1において外部接続が正常であり、そのデータ接
続部2において外部接続が中断されているような相互接
続ユニットにおいては、相互接続ユニット90,94および9
8に関し図示しているように、その書込チャネルは各時
間ごとに同期装置に接続され、読取チャネルは終端部に
接続されるようにする。また、データ接続部1において
外部接続が中断されており、データ接続部2において外
部接続が正常であるような相互接続ユニットにおいて
は、書込チャネルをその読取チャネルに接続するように
する。かくすれば、第9a図に示すような相互接続ユニッ
トの相互接続が得られる。データ接続部3を介してはま
だデータは伝送されていないので、相互接続ユニットが
そのなかでメッセージを交換できるような3つの副配置
が得られるが、これらは、他の副配置の一部を形成する
相互接続ユニットとはメッセージを交換することはでき
ない。
後者のメッセージ交換を可能にするため、すべての相
互接続ユニットはそれらのデータ接続部3を介して、各
時間ごとに書込チャネルを同期装置に接続した副配置内
の相互接続ユニットの順序番号を含むテスト情報を交換
する。それは、既に再形成の行われた書込チャネルを介
して、この順序番号が各副配置のすべての相互接続ユニ
ットに供給されているため可能となる。非妨害状態の接
続線108または109は第3接続部を介して各時間ごとに、
それぞれ相互接続ユニット92および96間ならびに相互接
続ユニット95および99間において検出されるものとす
る。また、他の相互接続ユニットの第3接続部が、例え
ば妨害を受けやすかったり、接続の簡易化をはかるため
そのいくつかのユニットを接続しないことも起こりう
る、これは関連する応用分野や所定の場所における妨害
発生の可能性に依存する。データ接続部3を介してのテ
スト情報の交換は、データ接続部1および2を経て伸長
する書込および読取チャネル上のデータ伝送路を妨害す
ることなく行われる。
テスト情報を評価している間には、特に副配置に、既
存する全数の相互接続ユニットの大部分が含まれている
場合は、個々の相互接続ユニットのテスト情報内に同じ
順序番号が含まれるということが起る。それはこれらの
相互接続ユニットが同じ副配置に属し、データ接続部1
および2を介して既に相互接続されていることを意味す
る。
これらの相互接続ユニットは以降の全体配置の再形成
には含まれないが、1つの相互接続ユニットが第9a図の
相互接続ユニット92,95,96および99のように、データ接
続部3上に受信されたテスト情報を介して他の順序番号
を受信した場合は、この順序番号は既存の書込および読
取チャネルを介して、同期装置を書込チャネルに接続し
た相互接続ユニットに供給される。かくして、相互接続
ユニット90,94および98の各々においては、隣接する副
配置にどの順序番号が割当てられたかということを知ら
される。
ある副配置がより高い優先度を有する順序番号、すな
わち、それ自身の順序番号より低い順序番号を受信した
場合は、この副配置は、書込チャネルの始点の近くに位
置する相互接続ユニットを介して、最も低い順序番号を
有する副配置に肯定応答情報を伝送する。このように、
複数の相互接続ユニットを介して1つの副配置が他の同
じ副配置と交信しうるという事実が考慮されている。そ
れは、2つの副配置のその後における相互接続に対し、
明確な場所を決定する必要があることによる。かくし
て、最も低い順序番号を有する副配置は、次に高い順序
番号を有する副配置に対してのみ肯定応答情報を送り返
す。それは、異なる順序番号を有する複数の副配置は相
互に無関係に最も高い順序番号を有する副配置と直接通
信することができるが、その相互接続がまだなされてい
ないためである。この肯定応答情報を受信している副配
置のみが待受け状態に入り、相互接続ユニット内の書込
チャネルの始点が同期装置から外され、それまで使われ
ていなかった書込チャネルの入力ラインに接続される。
同様に、それまで終端部に接続されていた読取チャネル
の入力ラインはそれまで使用されていなかった読取ライ
ンの出力ラインに接続される。これは、各時間ごとにこ
の相互接続ユニット、すなわち相互接続ユニット94のデ
ータ接続部1に適用できる。同様に、各副配置の他の端
部における相互接続ユニット97のデータ接続部2の入力
ラインと出力ラインは相互に接続される。
かくして、1つのフレームの終りには、最も低い順序
番号を有する副配置が他の副配置から最も低い順序番
号、すなわち、それ自体の順序番号と比べたとき次に高
い順序番号を受信している相互接続ユニット内で読取チ
ャネルと書込チャネルを隔離させて、それらの端部をデ
ータ接続部の関連するライン接続点に接続するので、書
込チャネルおよび読取チャネルは接続線108および相互
接続ユニット96のデータ接続部3を介して、やはりその
ユニット内で隔離されている書込チャネルおよび読取チ
ャネルに接続され、上記の2つの副配置から相互接続ユ
ニット90ないし97を含む新しい副配置が形成される。こ
の新しい副配置は、相互接続ユニット90から相互接続ユ
ニット93まで伸長する書込チャネルならびにそこから相
互接続ユニット92に戻って伸長する読取チャネルを含
む。かくして、新しく形成された書込チャネルを介して
次に到来する最初の同期情報は2つの副配置を相互に接
続して、第9b図に示すようにすべての相互接続ユニット
をカバーする書込チャネルおよび読取チャネルを含む新
しく、より大きい副配置を与える。この新しい副配置は
相互接続ユニット90の順序番号を有する。また、特殊な
制御情報を与えることにより、切換え期間中に起る情報
ギャップを妨害と感違いして再形成を始めないようにす
ることが望ましい。
また、相互接続ユニット90ないし97よりなる新しい副
配置を相互接続ユニット98ないし101を含む元の3番目
の副配置に接続するため、既存する2つの副配置間で上
述の手順が反復される。すなわち、相互接続ユニット98
ないし101においては、書込チャネルおよび読取チャネ
ルのライン接続点を相互接続ユニット94ないし97の場合
のように接続し、相互接続ユニット95および99において
は、これらのチャネルを中断し、データ接続部3間の接
続線109を介して相互に接続するようにする。かくし
て、最終的に、すべての相互接続ユニット90ないし101
を共通の書込チャネルおよび読取チャネルを介して相互
に接続した第9c図に示すような配置が得られる。
このような伝送路の再形成は、データ接続部3を介し
ての相互接続ユニットの他の接続あるいは他の妨害発生
場所に対しても実施しうること明らかである。例えば、
相互接続ユニット93および101のデータ接続部3間に接
続があった場合、および相互接続ユニット98ないし101
よりなる下部(低い方)の副配置が相互接続ユニット94
ないし97よりなる中央の副配置より低い順序番号を有す
る場合には、まず上部(高い方)および下部(低い方)
の副配置を同じような方法で相互に接続し、ついで、中
央の副配置をそれに接続するようにする。この場合に
も、第9c図に示すものと比べて僅かに異なるルートを有
するが、すべての相互接続ユニットをカバーする書込お
よび読取チャネルが得られるが、任意の相互接続ユニッ
トから他の任意の相互接続ユニットへのデータの伝送は
再度可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、2つのみのデータ接続部を含む相互接続ユニ
ットにより形成した非妨害状態における本発明に係るデ
ータ伝送装置を示す図、 第2図はデータストリームの中断が生じた場合の第1図
示装置のテスト形態を示す図、 第3図は相互接続ユニットのデータ接続部に接続した接
続線の状態をテストする手順を示すフローチャート、 第4図は妨害を受け再形成した後の第1図示装置を示す
図、 第5図は3つのデータ接続部を含む相互接続ユニットの
配置を示す図、 第6図はデータストリームの中断が検出された場合の第
1図示配置の一部のテスト形態を示す図、 第7図は複数の場所で同時に妨害が発生し、再形成した
後の第5図示装置を示す図、 第8図は相互接続ユニット内での接続を設定して再形成
を行うためのスイッチの配置を示す図、 第9a図ないし第9c図は各々3つのデータ接続部を含む複
数の相互接続ユニットにより形成したデータ伝送装置の
再形成中における種々のステップを示す図である。 1,2,3……データ接続部 11〜16,61〜68,71〜78,90〜101……相互接続ユニット 17〜20,37,38,69,70,79,80,102〜109……接続ライン 21〜23……検出装置 27〜29……スイッチ 30……終端部 31〜34,80〜84……同期装置 85〜88……接続線束 Sx(S)(X=1,2,−−−)……書込チャネルの出力ラ
イン Ex(S)(X=1,2,−−−)……書込チャネルの入力ラ
イン Sx(L)(X=1,2,−−−)……読取チャネルの出力ラ
イン Ex(L)(X=1,2,−−−)……読取チャネルの入力ラ
イン A……相互接続ユニット Sy……同期装置 SS,LS,SL……ブロック SP1,SP2,SG,SS1〜SS3,LS1〜LS3,SL,LA1〜LA3,SA1〜SA3
……スイッチ 第3図示フローチャートの各項の説明 41……隣接する相互接続ユニットよりのメッセージを受
信したか? 42……他のユニットのテストメッセージを送り返す 44……それ自体のテストメッセージを伝送する 45……隣接相互接続ユニットにおける伝送および実行時
間に対応する時間待機する 46……それ自体のテストメッセージが戻ってきて受信さ
れたか? 47……隣接相互接続ユニットにおける肯定応答メッセー
ジの評価に対応する時間待機する 48……隣接相互接続ユニットよりの肯定応答メッセージ
を受信したか 49……それ自体の肯定応答メッセージを伝送する 50……テスト終了、全接続O.K. 51……それ自体のテストメッセージを隣接相互接続ユニ
ットに伝送する 52……隣接相互接続ユニットにおける伝送および実行時
間に対応する時間待機する 53……それ自体のテストメッセージが戻ってきて受信さ
れたか? 54……他のユニットのテストメッセージを受信したか? 55……他のユニットのテストメッセージを送り返す 56……それ自体の肯定応答メッセージを伝送する 57……隣接相互接続ユニットにおける肯定応答メッセー
ジの評価に対応する時間待機する 58……隣接相互接続ユニットよりの肯定応答メッセージ
を受信したか? 59……妨害のある接続を発見、テスト終了
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−156248(JP,A) 特開 昭58−48548(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに反対の伝送方向を有する第1及び第
    2接続線に接続される一連のステーション間でデータを
    伝送するデータ伝送装置であって、 各ステーションは、同期装置、検出装置、終端装置、前
    記第1及び第2接続線に直列に配設された中断装置及び
    前記第1及び第2接続線間に設けられた相互接続装置を
    具え、 該データ伝送装置は、正常状態において、1つのステー
    ションは、前記第1及び第2接続線間で駆動される中断
    装置、前記第1接続線の発信用スタブに接続された同期
    装置、前記第2接続線の受信用スタブに接続された終端
    装置、前記第1接続線の受信用スタブと前記第2接続線
    の発信用スタブとの間に接続されて駆動される相互接続
    装置とを具え、 他の全てのステーションは、前記第1及び第2接続線で
    不動作にされる中断装置、同期装置、終端装置及び不動
    作にされる相互接続装置を具え、 全てのステーションは、正常な伝送状態を検出して、前
    記第1及び第2接続線に接続され、また、異常な伝送状
    態を検出して、そのステーションをテスト状態に駆動す
    る検出装置を具え、 前記テスト状態において、各ステーションは、前記1つ
    のステーションとして動作するとともに、それ自体のテ
    スト信号を送信するために動作する同期装置、前記自体
    のテスト信号を第1に検出するとともに次のステーショ
    ンからテスト信号を第2に検出する前記検出装置とを具
    え 前記第1の検出の制御にもとずいて、前記第1接続線の
    発信用スタブへの肯定応答信号を発信するために、前記
    検出装置は、次のステーションから前記第1接続線の受
    信用スタブへの肯定応答信号を第3に検出するために動
    作し、 さらに、正の第1、第2、第3の検出の制御にもとずい
    て、ステーションが前記他のステーションとして順次動
    作し、 正の第1の検出、負の第2又は第3の検出の制御にもと
    ずいて、ステーションが前記1つのステーションとして
    順次動作し、さらに駆動された相互接続装置により、負
    の第1の検出、正の第2及び第3の検出の制御にもとず
    いて、前記ステーションが最後のステーションとして順
    次動作するようにしたことを特徴とするデータ伝送装
    置。
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DE3427891.5 1984-07-28

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