JP2599353B2 - レンズ体 - Google Patents

レンズ体

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JP2599353B2
JP2599353B2 JP60133257A JP13325785A JP2599353B2 JP 2599353 B2 JP2599353 B2 JP 2599353B2 JP 60133257 A JP60133257 A JP 60133257A JP 13325785 A JP13325785 A JP 13325785A JP 2599353 B2 JP2599353 B2 JP 2599353B2
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JP
Japan
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lens
objective lens
optical axis
lens body
barrel
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JP60133257A
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JPS61292115A (ja
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完治 西井
陽一 斉藤
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、円盤状記録媒体(以下ディスクと称す)
に、レーザ等の光源から発せられた光を集束して情報を
記録あるいは再生する光学的記録再生装置に用いられる
レンズ体に関するものである。
従来の技術 従来の対物レンズ体としては例えば特開昭58−68248
号公報に示されている。第3図はこの従来例の対物レン
ズ体が用いられている光ピックアップの構成図である。
20は光源、26はディスク、25は光ビームをディスク26
面上に収束するための対物レンズである。また、29は対
物レンズ25及び、偏光ビームスプリッター23、光検出器
28を収納する可動鏡筒部である。対物レンズ25は、直径
が一定の円筒状鏡筒に復数枚のレンズを収納して構成さ
れている。
この対物レンズ25の光軸位置決めは、光学式記録再生
装置においては極めて重要である。
何故なら、第1に、ディスク26と対物レンズ25の光軸
が直交しないと、いわゆる、非点収差,コマ収差といっ
た非対称な収差を発生し、記録再生特性を著しく劣化す
る。
第2に、光源20と対物レンズ25の光軸が、一致しない
場合には、光伝達効率の低下をきたすのみならず、対物
レンズ25を軸外で使用することになるので、収差を発生
し、記録再生特性を劣化させる。
また、第3に、対物レンズ25と光検出器28の光軸が一
致しない場合には、フォーカスずれ及びトラッキングず
れを発生し、記録再生特性を劣化させる。
従って、対物レンズ25の光軸位置決めは、可動鏡筒部
29の内周を基準として、それに対物レンズ25の外周を嵌
合接着することで、対物レンズ25の光軸の位置決めを行
なっている。
発明が解決しようとする問題点 上記の様な従来の構成において、一様直径円筒状鏡筒
を有する対物レンズ25の光軸位置決め精度を向上するた
めには、 対物レンズ25の嵌合部長を長くする(長胴化)。
嵌合部クリアランスを小さくする(狭クリアランス
化)。
嵌合部面精度を上げる。
の3つの方法がある。
しかしながら、嵌合部長を長くすると、可動鏡筒部内
周の、加工に寸法精度を要する深穴加工を必要とするた
め、加工が困難かつコスト高となる。
また、対物レンズの長胴化は、可動部重量の増加を招
き、フォーカス制御及び、トラッキング制御の周波数特
性を悪化させる。
また、狭クリアランス化は、対物レンズ25と可動鏡筒
部29の嵌合組立作業を困難にするだけでなく、接着時に
接着剤のハミ出しが発生し、レンズ部を汚染する場合が
ある。
また、嵌合部の面精度を向上することは、直ちにコス
ト増につながる。
本発明は、かかる点に鑑み、光軸位置決め精度向上
を、大きなコスト増を招かず、かつ加工性,組立性を損
なわず、さらに可動部重量を大きく増加させずに行なえ
る対物レンズ体を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、ディスク上に光束を集束させるレンジ系
と、前記レンズ系を収納する円筒状鏡筒の上部と下部の
直径を、中央部の直径より大きく構成したレンズ鏡筒と
を備えたレンズ体である。
作用 本発明は、上,下部の直径を中央部の直径より大きく
構成したレンズ鏡筒を備えた対物レンズ体とすること
で、対物レンズの位置決めに関与する部分、すなわち寸
法精度及び面精度を要する部分を限定できる。その結
果、対物レンズの長胴化,嵌合部の狭クリアランス化及
び面精度向上を、大きなコスト増及び加工性,組立性の
劣化を招かずに行なうことができ、レンズの光軸位置決
め精度向上を図れる。
実 施 例 第1図は、本発明の一実施例における対物レンズ体の
断面図である。第1図において、1a〜1dはレンズ系、2
はレンズ系1a〜1dを収納する円筒状レンズ鏡筒を各々示
している。4は光線を示している。また、レンズ鏡筒2
のA部及びC部(上,下部)の直径は、B部(中央部)
の直径より大となる様構成されている。
第2図は、本発明の一実施例における対物レンズ体3
を用いたレンズアクチュエータの構成図である。5はフ
ォーカス駆動コイル6を巻装し、対物レンズ体3を収納
した可動鏡筒部である。また7は磁石7b、ヨーク7a,7c
から成る磁気回路、8はディスクを各々示している。
対物レンズ体3は駆動コイル6と磁気回路7の電磁気
作用により、可動鏡筒部5と共に上下方向に駆動され
る。その結果、光線4がディスク8上に正しく集束され
るフォーカス制御が行なわれる。この時のディスク8と
対物レンズ体3の光軸の直角度出し、光源(図示せず)
と対物レンズ体3の光軸位置決め、及び光検出器(図示
せず)と対物レンズ体3の光軸位置決めは、従来と同様
に、可動鏡筒部5の内周を基準として、対物レンズ体3
の外周を嵌合組立することで行なっている。
第1図に示した、本発明の一実施例の対物レンズを用
いることにより、対物レンズ3と可動鏡筒部5の位置決
めに関与する部分、すなわち面積度及び寸法精度を要す
る部分を、第1図中のA部とC部に限定できる。
その結果、光軸位置決め精度向上のため長胴化して
も、寸法精度が必要な部分は、対物レンズ,可動鏡筒部
共に上,下部のみであるため、加工が容易となり、かつ
コスト増も防止できる。さらに、長胴化による重量増加
も、対物レンズ体3の中央部B部を細くすることで防止
でき、フォーカス制御及びトラッキング制御の周波数特
性を劣化することが少ない。
また、狭クリアランス化しても、クルアランスを小さ
くするのは、A部,C部だけであるから、組立性も損なう
事は無い。
さらにまた、接着時の接着剤のハミ出しは、対物レン
ズ体3の中央部の第2図にDで示した大きなクリアラン
スが溜りとなるので、レンズ系を汚染することはない。
面精度を向上しても、加工が必要な部分は、対物レン
ズ体3,可動鏡筒部5共A部,C部のみなので、大きなコス
ト増を招くことは無い。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、レンズ光軸の
位置決め部、すなわち寸法精度,面精度を必要とする部
分を、レンズ体の上,下部のみに限定することができ
る。その結果、レンズの長胴化、嵌合部の狭クリアラン
ス化及び面精度向上を、大きなコスト増及び加工性,組
立性の劣化を招かずに行なうことができ、レンズの光軸
位置決め精度の向上を図れる。また、レンズ系をレンズ
鏡筒に接着材で接着固定すると余分な接着剤はレンズ体
の中央部の直径の小さな部分に溜まり、レンズ系を汚染
することはない。また、レンズ系の中央部は上部または
下部よりも細いので対物レンズの重量増加を抑えてトラ
ッキング制御およびフォーカス制御の周波数特性を劣化
させにくくすることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例におけるレンズ体の断面図、
第2図は同実施例のレンズ体を用いたレンズアクチュエ
ータの構成図、第3図は従来の対物レンズ体が用いられ
ている光ピックアップの構成図である。 2……レンズ鏡筒、3……対物レンズ、5……可動鏡筒
部、8……ディスク。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鏡筒部の内周に外周が嵌合するレンズ体で
    あって、光被照射体上に光束を集束するレンズ系と、前
    記レンズ系が接着材により接着固定されて収納されるレ
    ンズ鏡筒を有し、前記レンズ鏡筒の上部と下部の直径
    を、中央部の直径より大きくし、かつ前記レズ鏡筒の中
    央部を上部または下部より細く構成したことを特徴とす
    るレンズ体。
JP60133257A 1985-06-19 1985-06-19 レンズ体 Expired - Lifetime JP2599353B2 (ja)

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JP60133257A JP2599353B2 (ja) 1985-06-19 1985-06-19 レンズ体

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JP60133257A JP2599353B2 (ja) 1985-06-19 1985-06-19 レンズ体

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JPS61292115A JPS61292115A (ja) 1986-12-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5862020A (ja) * 1981-10-12 1983-04-13 Hitachi Ltd 光学レンズ鏡筒の製造方法
JPS6012822U (ja) * 1983-06-30 1985-01-28 株式会社三協精機製作所 光学式記録情報再生装置

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JPS61292115A (ja) 1986-12-22

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