JP2599200Y2 - コアドリル - Google Patents
コアドリルInfo
- Publication number
- JP2599200Y2 JP2599200Y2 JP1992000682U JP68292U JP2599200Y2 JP 2599200 Y2 JP2599200 Y2 JP 2599200Y2 JP 1992000682 U JP1992000682 U JP 1992000682U JP 68292 U JP68292 U JP 68292U JP 2599200 Y2 JP2599200 Y2 JP 2599200Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chip
- core drill
- tip
- constant
- diamond
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Drilling Tools (AREA)
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、鉄筋コンクリート等へ
の穿孔時に用いるコアドリルに関する。
の穿孔時に用いるコアドリルに関する。
【0002】
【従来技術】コアドリルは一般に、図1に示すように有
底の円筒形のボディ1の開口端周縁にダイヤチップ2を
取付けてなるもので、モータにより回転駆動させること
によって環状の溝を穿ちながら削孔するようになってい
る。かゝるコアドリルは、通常、ダイヤチップ高が新品
時の1/2程度になると、切削スピードが向上する反面、
工具寿命が著しく低下することが知られている。これは
磨耗によりチップ高が減るとともにチップ巾も狭くなる
結果、チップ底面の当り面の面積が減少することによ
り、チップ表面のダイヤモンド砥粒の突出数が減少し、
ダイヤ砥粒1個当たりのモータ動力が増大するためであ
る。
底の円筒形のボディ1の開口端周縁にダイヤチップ2を
取付けてなるもので、モータにより回転駆動させること
によって環状の溝を穿ちながら削孔するようになってい
る。かゝるコアドリルは、通常、ダイヤチップ高が新品
時の1/2程度になると、切削スピードが向上する反面、
工具寿命が著しく低下することが知られている。これは
磨耗によりチップ高が減るとともにチップ巾も狭くなる
結果、チップ底面の当り面の面積が減少することによ
り、チップ表面のダイヤモンド砥粒の突出数が減少し、
ダイヤ砥粒1個当たりのモータ動力が増大するためであ
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、ダイヤチッ
プ高が新品時の1/2程度になったときからの工具寿命の
著しい低下を防ぎ、切削スピードを新品時より長期に渡
って安定向上させることができるコアドリルを提供する
ことを目的とする。
プ高が新品時の1/2程度になったときからの工具寿命の
著しい低下を防ぎ、切削スピードを新品時より長期に渡
って安定向上させることができるコアドリルを提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題の解決手段】本考案はそのため、各チップの底面
にチップが磨耗してもチップ底面の当り面 積がほゞ一定
で変化が少なくなるようにするための切欠きをボディの
径方向に設けたものである。すなわち本考案は、有底の
円筒形のボディの開口端周縁にダイヤチップを適宜の間
隔で設けたコアドリルにおいて、各チップの底面にチッ
プが磨耗してもチップ底面の当り面積がほゞ一定で変化
が少なくなるようにするための切欠きをボディの径方向
に形成したことを特徴とするものである。
にチップが磨耗してもチップ底面の当り面 積がほゞ一定
で変化が少なくなるようにするための切欠きをボディの
径方向に設けたものである。すなわち本考案は、有底の
円筒形のボディの開口端周縁にダイヤチップを適宜の間
隔で設けたコアドリルにおいて、各チップの底面にチッ
プが磨耗してもチップ底面の当り面積がほゞ一定で変化
が少なくなるようにするための切欠きをボディの径方向
に形成したことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】チップが磨耗してもチップ底面の当たり面面積
がほゞ一定で、変化が少なくなることにより、磨耗に伴
ってチップ底面に次々と現れるダイヤモンド砥粒の突出
数の変化が少なくなり、突出数をほゞ一定に維持するこ
とができる。
がほゞ一定で、変化が少なくなることにより、磨耗に伴
ってチップ底面に次々と現れるダイヤモンド砥粒の突出
数の変化が少なくなり、突出数をほゞ一定に維持するこ
とができる。
【0006】
【実施例】図2に示す実施例は、各チップ3について、
底面の当り面3aに台形の切欠き4を径方向に形成した
ものである。この切欠きは図3に示すように、台形に代
え、円弧状5にしても、V溝6にしてもよい。図中7は
ボディを示す。
底面の当り面3aに台形の切欠き4を径方向に形成した
ものである。この切欠きは図3に示すように、台形に代
え、円弧状5にしても、V溝6にしてもよい。図中7は
ボディを示す。
【0007】
【考案の効果】本考案のコアドリルは以上のように、チ
ップが磨耗してもチップ底面の当り面面積がほゞ一定
で、変化が少なく、したがって磨耗に伴ってチップ底面
に次々と現れるダイヤモンド砥粒の突出数の変化が少な
くなり、ダイヤモンド砥粒の突出数をほゞ一定に維持で
きるため、工具寿命の著しい低下をもたらすことなく、
切削スピードと切削性能を新品時より長期に亘って維持
させることができること、チップ底面に形成される切欠
きは径方向に形成され、切欠きを設けてもチップ巾は従
来のものと変わらないため、穿孔時のチップ強度が損な
われることがないこと、チップの数を少なくしてチップ
間隔を広くとった場合、切削中、鉄筋に差し掛かると、
大きな振動が発生するようになるが、径方向の切欠きを
設けると、ボディ開口端周縁のチップは倍増させたのと
同様の機能を発揮できるようになり、 チップ間隔も狭く
なって、振動も少なくなること、小さなチップを個々に
独立して多く取付けるのと比べ、強度の低下が少ないこ
と等の効果を奏する。
ップが磨耗してもチップ底面の当り面面積がほゞ一定
で、変化が少なく、したがって磨耗に伴ってチップ底面
に次々と現れるダイヤモンド砥粒の突出数の変化が少な
くなり、ダイヤモンド砥粒の突出数をほゞ一定に維持で
きるため、工具寿命の著しい低下をもたらすことなく、
切削スピードと切削性能を新品時より長期に亘って維持
させることができること、チップ底面に形成される切欠
きは径方向に形成され、切欠きを設けてもチップ巾は従
来のものと変わらないため、穿孔時のチップ強度が損な
われることがないこと、チップの数を少なくしてチップ
間隔を広くとった場合、切削中、鉄筋に差し掛かると、
大きな振動が発生するようになるが、径方向の切欠きを
設けると、ボディ開口端周縁のチップは倍増させたのと
同様の機能を発揮できるようになり、 チップ間隔も狭く
なって、振動も少なくなること、小さなチップを個々に
独立して多く取付けるのと比べ、強度の低下が少ないこ
と等の効果を奏する。
【図1】コアドリルの断面図。
【図2】本考案に係わるコアドリルの要部斜視図。
【図3】ダイヤチップの別の態様を示す正面図。
3・・チップ 4、5、6・・切欠き 7・・ボディ
Claims (1)
- 【請求項1】有底の円筒形のボディの開口端周縁にダイ
ヤチップを適宜の間隔で設けたコアドリルにおいて、各
チップの底面にチップが磨耗してもチップ底面の当り面
積がほゞ一定で、変化が少なくなるようにするための切
欠きをボディの径方向に形成したことを特徴とするコア
ドリル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992000682U JP2599200Y2 (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | コアドリル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992000682U JP2599200Y2 (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | コアドリル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0558221U JPH0558221U (ja) | 1993-08-03 |
JP2599200Y2 true JP2599200Y2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=11480534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992000682U Expired - Fee Related JP2599200Y2 (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | コアドリル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2599200Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200455894Y1 (ko) * | 2009-01-08 | 2011-09-30 | 오명환 | 코아드릴 |
KR101431196B1 (ko) * | 2014-02-07 | 2014-08-18 | 임형국 | 천공 드릴 비트의 절삭팁 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5867616U (ja) * | 1981-10-31 | 1983-05-09 | 大見工業株式会社 | ホ−ルカツタ− |
JPS6451217A (en) * | 1987-08-18 | 1989-02-27 | Tobu Cleaner Service | Cutter |
JPH0295806A (ja) * | 1988-09-30 | 1990-04-06 | Hitachi Koki Co Ltd | コアビット |
JPH0715730Y2 (ja) * | 1990-11-02 | 1995-04-12 | 日本鋳造株式会社 | ダイヤモンドチップコアビット |
-
1992
- 1992-01-13 JP JP1992000682U patent/JP2599200Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0558221U (ja) | 1993-08-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
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