JPH0137854Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0137854Y2 JPH0137854Y2 JP18995985U JP18995985U JPH0137854Y2 JP H0137854 Y2 JPH0137854 Y2 JP H0137854Y2 JP 18995985 U JP18995985 U JP 18995985U JP 18995985 U JP18995985 U JP 18995985U JP H0137854 Y2 JPH0137854 Y2 JP H0137854Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- deburring
- drilling tool
- tool
- chip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005553 drilling Methods 0.000 claims description 37
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 2
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Drilling Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案のバリ取りチツプは、孔開け工具で孔開
けの際に孔の周辺に生ずるバリを孔開け工具によ
る孔開けとともに取るバリ取り孔開け工具のバリ
取りチツプに関するものである。
けの際に孔の周辺に生ずるバリを孔開け工具によ
る孔開けとともに取るバリ取り孔開け工具のバリ
取りチツプに関するものである。
（従来の技術）
従来、孔開け工具による孔明けにおいては、多
くの材料において孔の開口端にバリが発生する。
このバリは後に手作業により取り除くか、バレル
研磨により研磨するか、または数値制御の高級な
機械により修正するなどの手段で除去していた。
くの材料において孔の開口端にバリが発生する。
このバリは後に手作業により取り除くか、バレル
研磨により研磨するか、または数値制御の高級な
機械により修正するなどの手段で除去していた。
ところが、このような手段によるためコスト高
になつている。
になつている。
（考案が解決しようとす問題点）
本考案のバリ取りチツプは上記の問題点に鑑み
孔開け工具による孔明け作業と同時にバリ取りを
行うバリ取り工具に用いるバリ取りチツプを提供
しようとするものである。
孔開け工具による孔明け作業と同時にバリ取りを
行うバリ取り工具に用いるバリ取りチツプを提供
しようとするものである。
（問題点を解決するための手段）
本考案のバリ取りチツプは、孔開け工具の軸に
設けられた横孔よりバネにより押されて孔開け工
具の軸側方に突きだし、孔開け工具の回転ととも
に孔開け工具により開けられた孔のバリを取るバ
リ取りチツプであつて、先端が球形をなし、その
球形の断面の弓形の弧に続きバリ取りチツプの回
転方向に刃先がある切削刃を有し、切削刃の刃線
角度が孔開け工具の孔の面取り面の面角度とされ
ており、切削刃の刃先から刃の元までの距離が孔
開け工具による孔の面取り面の幅以上である形状
としたことを必須の構成とするものである。
設けられた横孔よりバネにより押されて孔開け工
具の軸側方に突きだし、孔開け工具の回転ととも
に孔開け工具により開けられた孔のバリを取るバ
リ取りチツプであつて、先端が球形をなし、その
球形の断面の弓形の弧に続きバリ取りチツプの回
転方向に刃先がある切削刃を有し、切削刃の刃線
角度が孔開け工具の孔の面取り面の面角度とされ
ており、切削刃の刃先から刃の元までの距離が孔
開け工具による孔の面取り面の幅以上である形状
としたことを必須の構成とするものである。
上記のバリ取りチツプはセラミツクス製のもの
を用いるのが好ましい。
を用いるのが好ましい。
上記のバリ取りチツプを取付ける孔開け工具は
ドリルなどの孔開け工具そのものであつても良い
し、太径の孔を開けるときに曲りバイトを用いる
ようなときには、その曲りバイトのチヤツクする
取付工具であつても良い。
ドリルなどの孔開け工具そのものであつても良い
し、太径の孔を開けるときに曲りバイトを用いる
ようなときには、その曲りバイトのチヤツクする
取付工具であつても良い。
（作用と実施例）
本考案のバリ取りチツプ１では、第１図、第２
図および第３図に示すように、先端の球形２の断
面の弓形の高さｄ１を１mm以下とすることによ
り、バリ取りチツプ１が孔開け工具３により孔４
に進入する際、容易に孔開け工具３による孔４に
進入可能であり、また弓形の半径ｒがバリ取りチ
ツプ１の直径ｄ２の1/4〜1/6であり、バリ取りチ
ツプ１が孔開け工具による孔４に進入する際、孔
開け工具３の孔の内面を滑らかにすることが可能
であり、さらに、弓形の弧に続きバリ取りチツプ
の回転方向に刃先５がある切削刃を有し、かつ切
削刃の刃線角度θが孔開け工具３の孔４の面取り
面の面角度Θとされており、切削刃の刃先から刃
の元までの距離Ｄが孔開け工具３による孔４の面
取り面の幅ｂ以上あるから、孔を開けた材料の両
平面近傍でバリ取りチツプを装着した孔開け工具
を回転すると同時に孔を開けた材料の両方の孔の
入口で面取りがなされる。
図および第３図に示すように、先端の球形２の断
面の弓形の高さｄ１を１mm以下とすることによ
り、バリ取りチツプ１が孔開け工具３により孔４
に進入する際、容易に孔開け工具３による孔４に
進入可能であり、また弓形の半径ｒがバリ取りチ
ツプ１の直径ｄ２の1/4〜1/6であり、バリ取りチ
ツプ１が孔開け工具による孔４に進入する際、孔
開け工具３の孔の内面を滑らかにすることが可能
であり、さらに、弓形の弧に続きバリ取りチツプ
の回転方向に刃先５がある切削刃を有し、かつ切
削刃の刃線角度θが孔開け工具３の孔４の面取り
面の面角度Θとされており、切削刃の刃先から刃
の元までの距離Ｄが孔開け工具３による孔４の面
取り面の幅ｂ以上あるから、孔を開けた材料の両
平面近傍でバリ取りチツプを装着した孔開け工具
を回転すると同時に孔を開けた材料の両方の孔の
入口で面取りがなされる。
本考案のバリ取りチツプをセラミツクス製のも
のとすると、金属切削の場合摩耗が少ないから、
耐久性が高くなる。
のとすると、金属切削の場合摩耗が少ないから、
耐久性が高くなる。
（考案の効果）
本考案のバリ取りチツプは、孔開け工具の軸に
設けられた横孔よりバネにより押されて孔開け工
具の軸側方に突きだし、孔開け工具の回転ととも
に孔開け工具により開けられた孔のバリを取るバ
リ取りチツプであつて、先端が球形をなし、その
球形の断面の弓形の弧に続きバリ取りチツプの回
転方向に刃先がある切削刃を有し、切削刃の刃線
角度が孔開け工具の孔の面取り面の面角度とされ
ており、切削刃の刃先から刃の元までの距離が孔
開け工具による孔の面取り面の幅以上である形状
と構造になつているので、孔開け工具による孔開
け作業の進行によりバリ取りチツプを取付けたバ
リ取り工具が加工孔の中に進入すると、バリ取り
チツプも加工孔の中に進入し、孔開け工具より外
方に出ているバリ取りチツプが加工孔の開口端の
バリを転圧または開口端を面取り切削し、孔開け
工具による孔開け作業とともにバリを取り除きま
たは面取りを行うのである。このように本考案の
バリ取りチツプは、孔開け作業におけるバリ取り
や孔の開口端の面取り作業を極めて簡易化したも
ので、本考案は産業の発達に寄与するところ極め
て大なるものがある。
設けられた横孔よりバネにより押されて孔開け工
具の軸側方に突きだし、孔開け工具の回転ととも
に孔開け工具により開けられた孔のバリを取るバ
リ取りチツプであつて、先端が球形をなし、その
球形の断面の弓形の弧に続きバリ取りチツプの回
転方向に刃先がある切削刃を有し、切削刃の刃線
角度が孔開け工具の孔の面取り面の面角度とされ
ており、切削刃の刃先から刃の元までの距離が孔
開け工具による孔の面取り面の幅以上である形状
と構造になつているので、孔開け工具による孔開
け作業の進行によりバリ取りチツプを取付けたバ
リ取り工具が加工孔の中に進入すると、バリ取り
チツプも加工孔の中に進入し、孔開け工具より外
方に出ているバリ取りチツプが加工孔の開口端の
バリを転圧または開口端を面取り切削し、孔開け
工具による孔開け作業とともにバリを取り除きま
たは面取りを行うのである。このように本考案の
バリ取りチツプは、孔開け作業におけるバリ取り
や孔の開口端の面取り作業を極めて簡易化したも
ので、本考案は産業の発達に寄与するところ極め
て大なるものがある。
第１図は本考案のバリ取りチツプを装着したバ
リ取り孔開け工具を示す説明図、第２図は本考案
のバリ取りチツプと孔の一部切欠き側面図、第３
図は本考案のバリ取りチツプの正面図である。 １…バリ取りチツプ、２…球形、３…孔開け工
具、４…孔、５…刃先、６…バリ取り工具、７…
軸、８…バリ取り工具取付孔、９…バリ、ｂ…面
取り面の幅、ｄ１…弓形の高さ、ｄ２…バリ取り
チツプの直径、ｒ…弓形の半径、Ｄ…切削刃の刃
先から刃の元までの距離、θ…切削刃の刃線角
度、Θ…面取り面の面角度。
リ取り孔開け工具を示す説明図、第２図は本考案
のバリ取りチツプと孔の一部切欠き側面図、第３
図は本考案のバリ取りチツプの正面図である。 １…バリ取りチツプ、２…球形、３…孔開け工
具、４…孔、５…刃先、６…バリ取り工具、７…
軸、８…バリ取り工具取付孔、９…バリ、ｂ…面
取り面の幅、ｄ１…弓形の高さ、ｄ２…バリ取り
チツプの直径、ｒ…弓形の半径、Ｄ…切削刃の刃
先から刃の元までの距離、θ…切削刃の刃線角
度、Θ…面取り面の面角度。
Claims (1)
- 孔開け工具の軸に設けられた横孔よりバネによ
り押されて孔開け工具の軸側方に突きだし、孔開
け工具の回転とともに孔開け工具により開けられ
た孔のバリを取るバリ取りチツプであつて、先端
が球形をなし、その球形の断面の弓形の弧に続き
バリ取りチツプの回転方向に刃先がある切削刃を
有し、切削刃の刃線角度が孔開け工具の孔の面取
り面の面角度とされており、切削刃の刃先から刃
の元までの距離が孔開け工具による孔の面取り面
の幅以上である形状としたことを特徴とするバリ
取りチツプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18995985U JPH0137854Y2 (ja) | 1985-12-10 | 1985-12-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18995985U JPH0137854Y2 (ja) | 1985-12-10 | 1985-12-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62100810U JPS62100810U (ja) | 1987-06-26 |
| JPH0137854Y2 true JPH0137854Y2 (ja) | 1989-11-14 |
Family
ID=31142731
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18995985U Expired JPH0137854Y2 (ja) | 1985-12-10 | 1985-12-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0137854Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3839423A1 (de) * | 1988-11-23 | 1990-05-31 | Heule Heinrich | Entgratwerkzeug mit schneidmesser |
-
1985
- 1985-12-10 JP JP18995985U patent/JPH0137854Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62100810U (ja) | 1987-06-26 |
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