JP2598677B2 - ホスホリラーゼの回収方法 - Google Patents
ホスホリラーゼの回収方法Info
- Publication number
- JP2598677B2 JP2598677B2 JP12997188A JP12997188A JP2598677B2 JP 2598677 B2 JP2598677 B2 JP 2598677B2 JP 12997188 A JP12997188 A JP 12997188A JP 12997188 A JP12997188 A JP 12997188A JP 2598677 B2 JP2598677 B2 JP 2598677B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phosphorylase
- anion exchange
- exchange resin
- resin
- potato starch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Immobilizing And Processing Of Enzymes And Microorganisms (AREA)
- Enzymes And Modification Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はホスホリラーゼの回収方法に関し、更に詳細
には、馬鈴薯澱粉工場排水を利用するホスホリラーゼの
回収方法に関する。
には、馬鈴薯澱粉工場排水を利用するホスホリラーゼの
回収方法に関する。
ホスホリラーゼは、例えば医薬用抗菌剤、抗腫瘍剤
(白金錯体)、心臓病の治療薬(アミン塩)等として有
用な解糖系の初期化合物であるグルコース−1−リン酸
(以下「G−1−P」と略称する)を合成する際に、非
常に有用な酵素であり、これは馬鈴薯塊茎等の植物、ウ
サギ筋肉等の動物、酵母などの微生物等に広く分布して
いる。
(白金錯体)、心臓病の治療薬(アミン塩)等として有
用な解糖系の初期化合物であるグルコース−1−リン酸
(以下「G−1−P」と略称する)を合成する際に、非
常に有用な酵素であり、これは馬鈴薯塊茎等の植物、ウ
サギ筋肉等の動物、酵母などの微生物等に広く分布して
いる。
G−1−Pの製造において、ホスホリラーゼ源として
は、馬鈴薯の汁や家兎筋肉抽出液をそのまま用いたり、
或いはそれらを精製したのちセルロース系イオン交換樹
脂に固定して用いられている。
は、馬鈴薯の汁や家兎筋肉抽出液をそのまま用いたり、
或いはそれらを精製したのちセルロース系イオン交換樹
脂に固定して用いられている。
しかしながら、家兎筋肉抽出液を利用する方法は家兎
の入手に限りがあり、馬鈴薯の汁をそのまま用いる方法
はホスホリラーゼの濃度や不純物等の問題がある。ま
た、馬鈴薯の汁を精製したのちセルロース系イオン交換
樹脂に固定化する方法は操作が煩雑な上、副生する廃棄
物が大量に生産されるため好ましくない。
の入手に限りがあり、馬鈴薯の汁をそのまま用いる方法
はホスホリラーゼの濃度や不純物等の問題がある。ま
た、馬鈴薯の汁を精製したのちセルロース系イオン交換
樹脂に固定化する方法は操作が煩雑な上、副生する廃棄
物が大量に生産されるため好ましくない。
そこで、本発明者は上記問題点を解決すべく、馬鈴薯
澱粉製造工場から排出される排水に着目し鋭意検討を行
なつた結果、この排水を合成高分子系アニオン交換樹脂
に接触させれば、高収率で高活性の固定化ホスホリラー
ゼが得られること、更にこれは容易に溶出できることを
見い出し本発明を完成した。
澱粉製造工場から排出される排水に着目し鋭意検討を行
なつた結果、この排水を合成高分子系アニオン交換樹脂
に接触させれば、高収率で高活性の固定化ホスホリラー
ゼが得られること、更にこれは容易に溶出できることを
見い出し本発明を完成した。
すなわち、本発明は馬鈴薯澱粉工場排水を合成高分子
系アニオン交換樹脂に接触させてホスホリラーゼを固定
化し、必要に応じ溶出することを特徴とするホスホリラ
ーゼの回収方法を提供するものである。
系アニオン交換樹脂に接触させてホスホリラーゼを固定
化し、必要に応じ溶出することを特徴とするホスホリラ
ーゼの回収方法を提供するものである。
本発明において馬鈴薯澱粉工場排水としては、通常の
澱粉製造工場において排出されるものが使用される。
澱粉製造工場において排出されるものが使用される。
また、本発明に用いるアニオン交換樹脂としては、例
えばスチレン系、ビニル系、プロピレン系、エチレン
系、ブタジエン系、アクリロニトリル系、イソプレン
系、アクリル酸・メタアクリル酸系、フエノール系、フ
エノール・m−フエニレンジアミン系、エピクロルヒド
リン系が挙げられ、その中でも特にスチレン系、アクリ
ル酸系の樹脂が好ましい。アニオン交換基としては、第
一級〜第三級アミノ基、第四級アンモニウム基、ホスホ
ニウム基、スルホニウム基等が挙げられ、特に第三級ア
ミノ基、第四級アンモニウム基が好ましい。交換容量、
粒径に関しては特に限定されないが、交換容量は0.01〜
10meq/ml樹脂が好ましく、特に0.1〜3meq/ml樹脂が好ま
しい。粒径は50〜1000μmが好ましい。
えばスチレン系、ビニル系、プロピレン系、エチレン
系、ブタジエン系、アクリロニトリル系、イソプレン
系、アクリル酸・メタアクリル酸系、フエノール系、フ
エノール・m−フエニレンジアミン系、エピクロルヒド
リン系が挙げられ、その中でも特にスチレン系、アクリ
ル酸系の樹脂が好ましい。アニオン交換基としては、第
一級〜第三級アミノ基、第四級アンモニウム基、ホスホ
ニウム基、スルホニウム基等が挙げられ、特に第三級ア
ミノ基、第四級アンモニウム基が好ましい。交換容量、
粒径に関しては特に限定されないが、交換容量は0.01〜
10meq/ml樹脂が好ましく、特に0.1〜3meq/ml樹脂が好ま
しい。粒径は50〜1000μmが好ましい。
本発明方法は上記アニオン交換樹脂に馬鈴薯澱粉工場
排水を接触させることにより実施することができる。
排水を接触させることにより実施することができる。
具体的には、例えば活性化したアニオン交換樹脂もし
くは活性化したのち緩衝溶液で平衡化したアニオン交換
樹脂と馬鈴薯澱粉工場排水とを混合し撹拌もしくは振盪
するか、または活性化したアニオン交換樹脂もしくは活
性化したのち緩衝溶液で平衡化したアニオン樹脂をカラ
ムにつめ、馬鈴薯澱粉工場排水を流通させることによ
り、馬鈴薯澱粉工場排水中のホスホリラーゼを該樹脂に
吸着して回収する。
くは活性化したのち緩衝溶液で平衡化したアニオン交換
樹脂と馬鈴薯澱粉工場排水とを混合し撹拌もしくは振盪
するか、または活性化したアニオン交換樹脂もしくは活
性化したのち緩衝溶液で平衡化したアニオン樹脂をカラ
ムにつめ、馬鈴薯澱粉工場排水を流通させることによ
り、馬鈴薯澱粉工場排水中のホスホリラーゼを該樹脂に
吸着して回収する。
回収時の馬鈴薯澱粉工場排水に対するアニオン交換樹
脂の使用量は特に限定されないが、体積比で1.0以上、
ホスホリラーゼ全活性(U)に対してアニオン交換樹脂
5.0(U/g)以上を使用するのが望ましい。また固定化温
度は0〜50℃、特に0〜30℃が好ましい。
脂の使用量は特に限定されないが、体積比で1.0以上、
ホスホリラーゼ全活性(U)に対してアニオン交換樹脂
5.0(U/g)以上を使用するのが望ましい。また固定化温
度は0〜50℃、特に0〜30℃が好ましい。
上記固定化におけるその他の条件、例えば撹拌もしく
は振盪時間、カラム流通時間、防腐剤の添加等について
は目的に応じて設定すればよい。
は振盪時間、カラム流通時間、防腐剤の添加等について
は目的に応じて設定すればよい。
ホスホリラーゼを固定化したアニオン交換樹脂からホ
スホリラーゼを溶出するには、通常の酵素精製で行なわ
れている方法が採用される。具体的には、例えばホスホ
リラーゼを固定化したアニオン交換樹脂に溶離剤を加え
溶出する方法、ホスホリラーゼを固定化したアニオン交
換樹脂をカラムにつめ溶離剤を流し溶出する方法、ホス
ホリラーゼを固定化したアニオン交換樹脂をカラムにつ
め溶離剤を直線塩濃度勾配をかけ溶出する方法等によつ
て行なわれる。NaCl等の溶離剤の種類、溶離剤濃度、溶
出温度等の条件は特に限定されないが、ホスホリラーゼ
が失活しない条件で行なわなければならない。
スホリラーゼを溶出するには、通常の酵素精製で行なわ
れている方法が採用される。具体的には、例えばホスホ
リラーゼを固定化したアニオン交換樹脂に溶離剤を加え
溶出する方法、ホスホリラーゼを固定化したアニオン交
換樹脂をカラムにつめ溶離剤を流し溶出する方法、ホス
ホリラーゼを固定化したアニオン交換樹脂をカラムにつ
め溶離剤を直線塩濃度勾配をかけ溶出する方法等によつ
て行なわれる。NaCl等の溶離剤の種類、溶離剤濃度、溶
出温度等の条件は特に限定されないが、ホスホリラーゼ
が失活しない条件で行なわなければならない。
本発明方法は馬鈴薯澱粉工場排水中のホスホリラーゼ
を合成高分子系アニオン交換樹脂に吸着固定することに
より、高収率でホスホリラーゼを回収し利用できる、
G−1−Pを安価に製造できる、馬鈴薯澱粉製造工
場における排水処理の一助になる等の利点がある。
を合成高分子系アニオン交換樹脂に吸着固定することに
より、高収率でホスホリラーゼを回収し利用できる、
G−1−Pを安価に製造できる、馬鈴薯澱粉製造工
場における排水処理の一助になる等の利点がある。
以下に実施例を挙げて説明する。
実施例1 再生したポリアクリル径合成高分子樹脂(粒径120μ
m)に第三級アミノ基(ジエチルアミノメチル基)を導
入したアニオン交換樹脂(交換容量0.12meq/ml樹脂)50
gに馬鈴薯澱粉工場排水700mlを加え、25℃で5時間振盪
(100ストローク/分)し、アニオン交換樹脂にホスホ
リラーゼを吸着せしめた。次いでこのホスホリラーゼの
吸着したアニオン交換樹脂に0.5mol/のNacl100mlを加
え、ホスホリラーゼを溶出した。その結果、馬鈴薯澱粉
工場排水700mlに含まれる4746Uのホスホリラーゼのう
ち、3037Uのホスホリラーゼが回収された。
m)に第三級アミノ基(ジエチルアミノメチル基)を導
入したアニオン交換樹脂(交換容量0.12meq/ml樹脂)50
gに馬鈴薯澱粉工場排水700mlを加え、25℃で5時間振盪
(100ストローク/分)し、アニオン交換樹脂にホスホ
リラーゼを吸着せしめた。次いでこのホスホリラーゼの
吸着したアニオン交換樹脂に0.5mol/のNacl100mlを加
え、ホスホリラーゼを溶出した。その結果、馬鈴薯澱粉
工場排水700mlに含まれる4746Uのホスホリラーゼのう
ち、3037Uのホスホリラーゼが回収された。
なお、ここで示すホスホリラーゼ活性1Uとは、30℃で
1分間に1μmolの生成物を得るのに必要なホスホリラ
ーゼ量と定義する。
1分間に1μmolの生成物を得るのに必要なホスホリラ
ーゼ量と定義する。
また馬鈴薯澱粉工場排水は、北海道上川北部合理化澱
粉工場から出る排水を用いた。
粉工場から出る排水を用いた。
実施例2 再生したポリビニルピリジン系合成高分子樹脂(粒径
800μm)に第四級アンモニウム基(トリメチルアンモ
ニオメチル基)を導入した強アニオン交換樹脂(交換容
量0.48meq/ml樹脂)50gに馬鈴薯澱粉工場排水700mlを加
え、25℃で5時間振盪(100ストローク/分)し、アニ
オン交換樹脂にホスホリラーゼを吸着せしめた。次いで
このホスホリラーゼの吸着したアニオン交換樹脂に0.5m
ol/のNaCl100mlを加え、ホスホリラーゼを溶出した。
その結果、馬鈴薯澱粉工場排水700mlに含まれる4746Uの
ホスホリラーゼのうち、1700Uのホスホリラーゼが回収
された。
800μm)に第四級アンモニウム基(トリメチルアンモ
ニオメチル基)を導入した強アニオン交換樹脂(交換容
量0.48meq/ml樹脂)50gに馬鈴薯澱粉工場排水700mlを加
え、25℃で5時間振盪(100ストローク/分)し、アニ
オン交換樹脂にホスホリラーゼを吸着せしめた。次いで
このホスホリラーゼの吸着したアニオン交換樹脂に0.5m
ol/のNaCl100mlを加え、ホスホリラーゼを溶出した。
その結果、馬鈴薯澱粉工場排水700mlに含まれる4746Uの
ホスホリラーゼのうち、1700Uのホスホリラーゼが回収
された。
実施例3 再生したポリアクリル系合成高分子樹脂(粒径120μ
m)に第三級アミノ基(ジエチルアミノメチル基)を導
入したアニオン交換樹脂(交換容量0.12meq/ml樹脂)50
gをカラムにつめ、馬鈴薯澱粉工場排水400mlを80ml/hr
の速度で流し、ホスホリラーゼをアニオン交換樹脂に吸
着せしめた。次いで、20mMクエン酸緩衝溶液(pH6.0)4
00mlを同速度で流し洗浄後、0.5mol/のNaCl100mlを同
速度で流しホスホリラーゼを溶出した。その結果、馬鈴
薯澱粉工場排水400mlに含まれる3390Uのホスホリラーゼ
のうち、2130Uのホスホリラーゼが回収された。
m)に第三級アミノ基(ジエチルアミノメチル基)を導
入したアニオン交換樹脂(交換容量0.12meq/ml樹脂)50
gをカラムにつめ、馬鈴薯澱粉工場排水400mlを80ml/hr
の速度で流し、ホスホリラーゼをアニオン交換樹脂に吸
着せしめた。次いで、20mMクエン酸緩衝溶液(pH6.0)4
00mlを同速度で流し洗浄後、0.5mol/のNaCl100mlを同
速度で流しホスホリラーゼを溶出した。その結果、馬鈴
薯澱粉工場排水400mlに含まれる3390Uのホスホリラーゼ
のうち、2130Uのホスホリラーゼが回収された。
実施例4 再生したポリスチレン系(スチレンジビニルベンゼ
ン)合成高分子樹脂(粒径380μm)に第四級アンモニ
ウム基(トリメチルアンモニオメチル基)を導入した強
アニオン交換樹脂(交換容量0.65meq/ml樹脂)50gに馬
鈴薯澱粉工場排水700mlを加え、25℃で5時間振盪(100
ストローク/分)し、アニオン交換樹脂にホスホリラー
ゼを吸着せしめた。その結果、アニオン交換樹脂に吸着
したホスホリラーゼは馬鈴薯澱粉工場排水700mlに含ま
れる4746Uのホスホリラーゼのうち、2804Uであつた。
ン)合成高分子樹脂(粒径380μm)に第四級アンモニ
ウム基(トリメチルアンモニオメチル基)を導入した強
アニオン交換樹脂(交換容量0.65meq/ml樹脂)50gに馬
鈴薯澱粉工場排水700mlを加え、25℃で5時間振盪(100
ストローク/分)し、アニオン交換樹脂にホスホリラー
ゼを吸着せしめた。その結果、アニオン交換樹脂に吸着
したホスホリラーゼは馬鈴薯澱粉工場排水700mlに含ま
れる4746Uのホスホリラーゼのうち、2804Uであつた。
次に、このホスホリラーゼの吸着したアニオン交換樹
脂7.1gにDE3.97のデキストリン10.0g、KH2PO412.7g、K2
HPO418.4gを含有する80mlの水溶液と防腐剤としてトル
エン2mlを加え、100mlに調整後40℃で48時間振盪し反応
した。その結果、114.0mmol/のG−1−Pが合成され
た。
脂7.1gにDE3.97のデキストリン10.0g、KH2PO412.7g、K2
HPO418.4gを含有する80mlの水溶液と防腐剤としてトル
エン2mlを加え、100mlに調整後40℃で48時間振盪し反応
した。その結果、114.0mmol/のG−1−Pが合成され
た。
実施例5 再生したポリスチレン系(スチレンジビニルベンゼ
ン)合成高分子樹脂(粒径380μm)に第四級アンモニ
ウム基(トリメチルアンモニオメチル基)を導入した強
アニオン交換樹脂(交換容量0.65meq/ml樹脂)50gに馬
鈴薯澱粉工場排水700mlを加え、25℃で5時間振盪(100
ストローク/分)し、アニオン交換樹脂にホスホリラー
ゼを吸着せしめた。その結果、アニオン交換樹脂に吸着
したホスホリラーゼは馬鈴薯澱粉工場排水700mlに含ま
れる4746Uのホスホリラーゼのうち、2804Uであつた。
ン)合成高分子樹脂(粒径380μm)に第四級アンモニ
ウム基(トリメチルアンモニオメチル基)を導入した強
アニオン交換樹脂(交換容量0.65meq/ml樹脂)50gに馬
鈴薯澱粉工場排水700mlを加え、25℃で5時間振盪(100
ストローク/分)し、アニオン交換樹脂にホスホリラー
ゼを吸着せしめた。その結果、アニオン交換樹脂に吸着
したホスホリラーゼは馬鈴薯澱粉工場排水700mlに含ま
れる4746Uのホスホリラーゼのうち、2804Uであつた。
次に、このホスホリラーゼの吸着したアニオン交換樹
脂3.6gにDE3.97のデキストリン5.0g、KH2PO46.4g、K2HP
O49.3gを含有する40mlの水溶液と防腐剤としてトルエン
1mlを加え、50mlに調整後40℃で48時間振盪し反応せし
めた、その結果、111.6mmol/のGB−1−Pが合成され
た。
脂3.6gにDE3.97のデキストリン5.0g、KH2PO46.4g、K2HP
O49.3gを含有する40mlの水溶液と防腐剤としてトルエン
1mlを加え、50mlに調整後40℃で48時間振盪し反応せし
めた、その結果、111.6mmol/のGB−1−Pが合成され
た。
次いで反応液を濾過して回収したアニオン交換樹脂に
DE3.97のデキストリン5.0g、KH2PO46.4g、K2HPO49.3gを
含有する40mlの水溶液と防腐剤としてトルエン1mlを加
え、50mlに調整後40℃で48時間振盪し反応せしめた。そ
の結果、113.9mmol/のG−1−Pが合成された。
DE3.97のデキストリン5.0g、KH2PO46.4g、K2HPO49.3gを
含有する40mlの水溶液と防腐剤としてトルエン1mlを加
え、50mlに調整後40℃で48時間振盪し反応せしめた。そ
の結果、113.9mmol/のG−1−Pが合成された。
次いでさらに反応液を濾過して回収したアニオン交換
樹脂にDE3.97のデキストリン5.0g、KH2PO46.4g、K2HPO4
9.3gを含有する40mlの水溶液と防腐剤としてトルエン1m
lを加え、50mlに調整後40℃で48時間振盪し反応せしめ
た。その結果、112.8mmol/のG−1−Pが合成され
た。
樹脂にDE3.97のデキストリン5.0g、KH2PO46.4g、K2HPO4
9.3gを含有する40mlの水溶液と防腐剤としてトルエン1m
lを加え、50mlに調整後40℃で48時間振盪し反応せしめ
た。その結果、112.8mmol/のG−1−Pが合成され
た。
実施例6 再生したポリスチレン系(スチレンジビニルベンゼ
ン)合成高分子樹脂(粒径380μm)に第四級アンモニ
ウム基(トリメチルアンモニオメチル基)を導入した強
アニオン交換樹脂(交換容量0.65meq/ml樹脂)180gに馬
鈴薯澱粉工場排水2500mlを加え、25℃で5時間振盪(10
0ストローク/分)し、アニオン交換樹脂にホスホリラ
ーゼを吸着せしめた。
ン)合成高分子樹脂(粒径380μm)に第四級アンモニ
ウム基(トリメチルアンモニオメチル基)を導入した強
アニオン交換樹脂(交換容量0.65meq/ml樹脂)180gに馬
鈴薯澱粉工場排水2500mlを加え、25℃で5時間振盪(10
0ストローク/分)し、アニオン交換樹脂にホスホリラ
ーゼを吸着せしめた。
このホスホリラーゼの吸着したアニオン交換樹脂167g
をカラムにつめ、カラムのまわりに40℃の水を流通させ
カラムを保温する。DE3.97のデキストリン10.0g/v%、K
H2PO412.7g/v%およびK2HPO418.6g/v%の水溶液を流速
6.6ml/hr、空間速度0.024/hrでカラムに供給し、カラム
出口でのG−1−P合成量を測定した。その結果、少な
くとも3ケ月は安定にG−1−Pが合成された。結果を
第1表に示す。
をカラムにつめ、カラムのまわりに40℃の水を流通させ
カラムを保温する。DE3.97のデキストリン10.0g/v%、K
H2PO412.7g/v%およびK2HPO418.6g/v%の水溶液を流速
6.6ml/hr、空間速度0.024/hrでカラムに供給し、カラム
出口でのG−1−P合成量を測定した。その結果、少な
くとも3ケ月は安定にG−1−Pが合成された。結果を
第1表に示す。
比較例1 再生したセルロース径樹脂(粒系200μm)に第三級
アミノ基(ジエチルアミノエチル基)を導入したアニオ
ン交換樹脂(交換容量0.6meq/ml樹脂)50gに馬鈴薯澱粉
工場排水700mlを加え、25℃で5時間振盪(100ストロー
ク/分)し、アニオン交換樹脂にホスホリラーゼを吸着
せしめた。次いでこのホスホリラーゼの吸着したアニオ
ン交換樹脂に0.5mol/のNaCl100mlを加え、ホスホリラ
ーゼを溶出した。その結果馬鈴薯澱粉排水700mlに含ま
れる4746Uのホスホリラーゼのうち、1090Uのホスホリラ
ーゼが回収された。
アミノ基(ジエチルアミノエチル基)を導入したアニオ
ン交換樹脂(交換容量0.6meq/ml樹脂)50gに馬鈴薯澱粉
工場排水700mlを加え、25℃で5時間振盪(100ストロー
ク/分)し、アニオン交換樹脂にホスホリラーゼを吸着
せしめた。次いでこのホスホリラーゼの吸着したアニオ
ン交換樹脂に0.5mol/のNaCl100mlを加え、ホスホリラ
ーゼを溶出した。その結果馬鈴薯澱粉排水700mlに含ま
れる4746Uのホスホリラーゼのうち、1090Uのホスホリラ
ーゼが回収された。
比較例2 再生したセルロース系合成高分子樹脂(粒径200μ
m)に第四級アンモニウム基(トリエチルアミノエチル
基)を導入した強アニオン交換樹脂(交換容量0.75meq/
ml樹脂)50gに馬鈴薯澱粉工場排水700mlを加え、25℃で
5時間振盪(100ストローク/分)し、アニオン交換樹
脂にホスホリラーゼを吸着せしめた。その結果、アニオ
ン交換樹脂に吸着したホスホリラーゼは馬鈴薯澱粉工場
排水700mlに含まれる4746Uのホスホリラーゼのうち、14
17Uであつた。
m)に第四級アンモニウム基(トリエチルアミノエチル
基)を導入した強アニオン交換樹脂(交換容量0.75meq/
ml樹脂)50gに馬鈴薯澱粉工場排水700mlを加え、25℃で
5時間振盪(100ストローク/分)し、アニオン交換樹
脂にホスホリラーゼを吸着せしめた。その結果、アニオ
ン交換樹脂に吸着したホスホリラーゼは馬鈴薯澱粉工場
排水700mlに含まれる4746Uのホスホリラーゼのうち、14
17Uであつた。
次に、このホスホリラーゼの吸着したアニオン交換樹
脂4.6gUにDE3.97のデキストリン5.0g、KH2PO46.4g、K2H
PO49.3gを含有する40mlの水溶液と防腐剤としてトルエ
ン1mlを加え、50mlに調整後40℃で48時間浸透し反応さ
せた。その結果、112.1mmol/のG−1−Pが合成され
た。
脂4.6gUにDE3.97のデキストリン5.0g、KH2PO46.4g、K2H
PO49.3gを含有する40mlの水溶液と防腐剤としてトルエ
ン1mlを加え、50mlに調整後40℃で48時間浸透し反応さ
せた。その結果、112.1mmol/のG−1−Pが合成され
た。
次いで反応液を濾過して回収したアニオン交換樹脂に
DE3.97のデキストリン5.0g、KH2PO46.4g、K2HPO49.3gを
含有する40mlの水溶液と防腐剤としてトルエン1mlを加
え、50mlに調整後40℃で48時間振盪し反応せしめた。そ
の結果、88.2mmol/のG−1−Pが合成された。
DE3.97のデキストリン5.0g、KH2PO46.4g、K2HPO49.3gを
含有する40mlの水溶液と防腐剤としてトルエン1mlを加
え、50mlに調整後40℃で48時間振盪し反応せしめた。そ
の結果、88.2mmol/のG−1−Pが合成された。
次いでさらに反応液を濾過して回収したアニオン交換
樹脂にDE3.97のデキストリン5.0g、KH2PO46.4g、K2HPO4
9.3gを含有する40mlの水溶液と防腐剤としてトルエン1m
lを加え、50mlに調整後40℃で48時間振盪し反応せしめ
た。その結果、73.2mmol/のG−1−Pが合成され
た。
樹脂にDE3.97のデキストリン5.0g、KH2PO46.4g、K2HPO4
9.3gを含有する40mlの水溶液と防腐剤としてトルエン1m
lを加え、50mlに調整後40℃で48時間振盪し反応せしめ
た。その結果、73.2mmol/のG−1−Pが合成され
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷垣 雅信 和歌山県和歌山市大谷845―9 (72)発明者 黒崎 富裕 大阪府泉南郡岬町淡輪1465
Claims (1)
- 【請求項1】馬鈴薯澱粉工場排水を合成高分子系アニオ
ン交換樹脂に接触させてホスホリラーゼを固定化し、必
要に応じ溶出することを特徴とするホスホリラーゼの回
収方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12997188A JP2598677B2 (ja) | 1988-05-27 | 1988-05-27 | ホスホリラーゼの回収方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12997188A JP2598677B2 (ja) | 1988-05-27 | 1988-05-27 | ホスホリラーゼの回収方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01300895A JPH01300895A (ja) | 1989-12-05 |
| JP2598677B2 true JP2598677B2 (ja) | 1997-04-09 |
Family
ID=15022963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12997188A Expired - Fee Related JP2598677B2 (ja) | 1988-05-27 | 1988-05-27 | ホスホリラーゼの回収方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2598677B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL9300131A (nl) * | 1993-01-22 | 1994-08-16 | Avebe Coop Verkoop Prod | Werkwijze voor het fractioneren van zetmeel. |
-
1988
- 1988-05-27 JP JP12997188A patent/JP2598677B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01300895A (ja) | 1989-12-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2710283B2 (ja) | 乳漿からの金属蛋白質の選択的抽出方法 | |
| US4743551A (en) | Purification of microbial rennet from Mucor miehei | |
| US4692431A (en) | Hydrous oxide activated charcoal | |
| JP2598677B2 (ja) | ホスホリラーゼの回収方法 | |
| JPS5867192A (ja) | 5′−リボヌクレオチドの製法 | |
| JP3992497B2 (ja) | 高純度アカルボース製造方法 | |
| CN116574147B (zh) | 一种利用色谱技术分离纯化ump转化液的工艺 | |
| JPH0466559B2 (ja) | ||
| JP2007043940A (ja) | イノシトール回収方法 | |
| Calmon | The development of reactive polymers | |
| CN109836468A (zh) | 一种从微生物发酵液中分离纯化胞二磷胆碱钠的方法 | |
| JPH0147997B2 (ja) | ||
| CA2506196A1 (en) | Isolation of antisense oligonucleotides | |
| RU95102697A (ru) | Способ получения гиалуронидазы из молок рыб | |
| JPH02115193A (ja) | ジフルクトース・ジアンヒドリドの精製方法 | |
| JPS6120268B2 (ja) | ||
| JP2000279803A (ja) | 半金属吸着剤、その製造方法及び該吸着剤の再生方法 | |
| JP2971128B2 (ja) | マイトマイシンcの精製法 | |
| KR100351718B1 (ko) | 4'-에피-독소루비신의 정제방법 | |
| JP2537074B2 (ja) | 酸性プロテア―ゼの精製法 | |
| JPS5834179B2 (ja) | 蛋白吸着体及び該蛋白吸着体を用いるウロキナ−ゼの精製方法 | |
| JPS61215330A (ja) | セラペプタ−ゼの精製法 | |
| JPS582672B2 (ja) | ウロキナ−ゼノ ブンリセイセイホウホウ | |
| JPH0342280B2 (ja) | ||
| JP2778975B2 (ja) | マルトシル―サイクロデキストリンの製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |