JPH0342280B2 - - Google Patents

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JPH0342280B2
JPH0342280B2 JP58073556A JP7355683A JPH0342280B2 JP H0342280 B2 JPH0342280 B2 JP H0342280B2 JP 58073556 A JP58073556 A JP 58073556A JP 7355683 A JP7355683 A JP 7355683A JP H0342280 B2 JPH0342280 B2 JP H0342280B2
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urine
thiol protease
human
adsorbent
thiol
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JP58073556A
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JPS59199631A (ja
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  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はヒト尿からヒト尿チオールプロテアー
ゼインヒビターを選択的に分離するための採取法
に関する。人尿チオールプロテアーゼインヒビタ
ーはパパイン、フイシンなどのチオールプロテア
ーゼを特異的に阻害するタン白質インヒビターで
ある。(ジヤーナル・オブ・バイオケミストリー
第89巻第179項1981年) したがつてチオールプロテアーゼが関与すると
考えられる炎症、筋ジストロフイー、腎性高血圧
症などの治療薬として有望視されているが、ヒト
尿から大量生産が可能な吸着分離法はまだ報告さ
れていない。
尿中チオールプロテアーゼインヒビターはタン
パク質であるため医薬用途においては抗原性のな
い人由来原料から製造されることが望ましく、か
つ安全性も高いと考えられる。
一方、ヒト尿チオールインヒビターを尿から抽
出するには大量の尿を処理する必要がある、その
大量処理には直接ヒト尿に吸着剤を接触させ、ヒ
ト尿チオールプロテアーゼインヒビターを分離採
取する方法が実用的と考えられる。
そこで本発明者は直接ヒト尿よりヒト尿チオー
ルプロテアーゼインヒビターを選択的に吸着分離
しうる実用的な吸着剤を探索し、本発明を完成す
るに至つた。
本発明は、ヒト尿に粘土系ケイ酸アルミニウム
系吸着剤または多孔性ポリスチレン系吸着樹脂
を、PH4〜6において、接触させてヒト尿チオー
ルインヒビターを選択的に吸着させ、吸着物を分
離することを特徴とするヒト尿チオールプロテア
ーゼインヒビターの採取法である。尿のPH調整は
適当な酸、例えば塩酸、硫酸または適当なアルカ
リ、例えばアンモニア水、水酸化ナトリウム、を
用いて行うことができる。
ヒト尿のPHが6を超えるとヒト尿チオールプロ
テアーゼインヒビターの吸着率は低下する。また
PH4未満では不純物の吸着が多くなり純度が低下
し、かつ尿中のウロペプシノーゲンが活性化さ
れ、ヒト尿チオールプロテアーゼインヒビターの
低分子化等が起こる可能性が高い。
したがつてヒト尿のPHは4〜6、好ましくは、
5.0〜5.5で本発明の方法を行なうのがよい。
上記のPHに調整したヒト尿を吸着剤のカラムに
加えるか、尿に吸着剤を加え撹拌することにより
接触させるヒト尿チオールプロテアーゼインヒビ
ターは吸着剤に吸着される。
吸着剤としては、粘土系ケイ酸アルミニウム吸
着剤および多孔性ポリスチレン系吸着剤が用いら
れる。粘土系ケイ酸アルミニウム吸着剤の好まし
い例はカオリン、ベントナイト、Asp吸着剤(エ
ンゲルハード・ミネラルズ・アンド・ケミカルズ
社製)などである。多孔性ポリスチレン系樹脂の
好ましい例はアンバーライトXAD−7(ローム・
アンド・ハース社製)である。
ヒト尿チオールプロテアーゼインヒビターを吸
着した吸着剤はたとえば傾斜法により尿と分離採
取することができる。
吸着剤に吸着したヒト尿チオールプロテアーゼ
インヒビターの溶離は水酸化ナトリウム、アンモ
ニア水、炭酸ナトリウム等のアルカリの水溶液を
用いて行なうのがよい。その水溶液の好ましいPH
は約10〜11である。
ヒト尿チオールプロテアーゼインヒビターはア
ルカリでも十分安定で失活のおそれはない。
ここでいうヒト尿としては、原尿そのままでも
使用できるが、予め水酸化ナトリウム等のアルカ
リ性溶液でPH8.5に調整し、夾雑ムコ多糖類等の
不純物を沈殿除去した尿、または原尿中の微量有
効成分(例えばウロキナーゼ等)を採取した後の
ヒト尿チオールプロテアーゼインヒビター含有尿
の方が望ましい。
本発明の方法による収率は良く、また本発明に
用いる吸着剤は安価であり、その添加量も通常1
%(w/v)以下の少量で充分である。
本発明におけるチオールプロテアーゼインヒビ
ター活性の測定にはチオールプロテアーゼとして
フイシン(Sigma社製)を用い、基質としてはカ
ゼイン(和光純薬社製)または合成基質(Bz−
Arg−MCAベンゾイル−L−アルギニン−4−
メチルクマリル−7−アミド、((財)タン白質研
究奨励会製)を使用した。
便宜上、本インヒビターの単位はフイシン1μ
gを完全に阻害する量とした。この単位で表示す
ればヒト尿1中に本インヒビターは1000単位〜
2000単位で平均1500単位の本インヒビターが存在
する。
次に実施例により本発明を説明する。
実施例 1 ヒト尿チオールプロテアーゼインヒビター7000
単位を含む健康人男子プール尿5に
2.5NNaOH水溶液を滴下しPH8.5とし生じた沈澱
を口過により除去した後2.5NHCl水溶液を滴下
しPH5.0とし、カオリン(和光純薬社製)25gを
添加後、室温下1時間かきまぜた後上澄をデカン
テーシヨンにて除去しカオリンを回収した。この
吸着後のカオリンに0.2M炭酸ナトリウム緩衝液
(PH11.0)200mlを添加し、室温で1時間かきまぜ
た後ろ過し溶離液を得た。回収ヒト尿チオールプ
ロテアーゼインヒビターは6200単位で、回収率88
%であつた。
実施例 2 実施例2と同様に処理した尿5.0(ヒト尿チ
オールプロテアーゼインヒビター7500単位含有)
にベントナイト25gを添加後室温下1時間かきま
ぜた後上澄をデカンテーシヨンにて除去しベント
ナイトを回収した。この吸着後のベントナイトに
2Nアンモニア水(PH11.0)200mlを添加し室温で
1時間かきまぜた後ろ過し溶離液をえた。回収ヒ
ト尿チオールプロラアーゼインヒビターは7000単
位で回収率は93%であつた。
実施例 3 ヒト尿チオールプロテアーゼインヒビター7500
単位を含む健康人男子プール尿5に
2.5NNaOH水溶液を滴下しPH8.5とし生じた沈澱
をろ過により除去した後2.5NHCl水溶液を滴下
しPH5.5とし、Asp吸着剤(Asp−200PまたはAsp
−400p、エンゲルハード・ミネラルズ・アン
ド・ケミカルズ社製)25gを添加後室温下1時間
かきまぜた後上澄をデカンテーシヨンにて除去
し、Asp−200pまたはAsp−400pを回収した。吸
着後のAsp吸着剤に2Nアンモニア水200mlを添加
し室温にて1時間かきまぜた後ろ過し溶離液を得
た。回収ヒト尿チオールプロテアーゼインヒビタ
ーはAsp−200pの場合6500単位で回収率86%であ
り、Asp−400pの場合6000単位で回収率80%であ
つた。
実施例 4 実施例3と同様に処理した尿(ヒト尿チオール
プロテアーゼインヒビター7200単位含有)に多孔
惟ポリスチレン系吸着樹脂アンバーライトXAD
−7(ローム・アンド・ハース社製)50gを添加
後室温下1時間かきまぜた後上澄をデカンテーシ
ヨンにて除去し、上記吸着樹脂を回収した。これ
に0.2M炭酸ナトリウム緩衝液(PH10.5)200mlを
添加し、室温で1時間かきまぜた後ろ過し、溶離
液をえた。回収ヒト尿チオールプロテアーゼイン
ヒビターは6500単位で回収率90%であつた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ヒト尿に粘土系ケイ酸アルミニウム吸着剤ま
    たは多孔性ポリスチレン系吸着樹脂を、PH4〜6
    において、接触させてヒト尿チオールプロテアー
    ゼインヒビターを選択的に吸着させ、吸着物を分
    離することを特徴とするヒト尿チオールプロテア
    ーゼインヒビターの採取法。
JP58073556A 1983-04-25 1983-04-25 ヒト尿チオ−ルプロテア−ゼインヒビタ−の採取法 Granted JPS59199631A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58073556A JPS59199631A (ja) 1983-04-25 1983-04-25 ヒト尿チオ−ルプロテア−ゼインヒビタ−の採取法

Applications Claiming Priority (1)

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JP58073556A JPS59199631A (ja) 1983-04-25 1983-04-25 ヒト尿チオ−ルプロテア−ゼインヒビタ−の採取法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59199631A JPS59199631A (ja) 1984-11-12
JPH0342280B2 true JPH0342280B2 (ja) 1991-06-26

Family

ID=13521634

Family Applications (1)

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JP58073556A Granted JPS59199631A (ja) 1983-04-25 1983-04-25 ヒト尿チオ−ルプロテア−ゼインヒビタ−の採取法

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6251620A (ja) * 1985-08-30 1987-03-06 Mochida Pharmaceut Co Ltd Na利尿、昇圧および強心作用を有する生理活性物質の精製方法
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JPS59199631A (ja) 1984-11-12

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