JP2598103Y2 - 密封型スラスト軸受 - Google Patents

密封型スラスト軸受

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JP2598103Y2 JP1993052694U JP5269493U JP2598103Y2 JP 2598103 Y2 JP2598103 Y2 JP 2598103Y2 JP 1993052694 U JP1993052694 U JP 1993052694U JP 5269493 U JP5269493 U JP 5269493U JP 2598103 Y2 JP2598103 Y2 JP 2598103Y2
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    • F16C33/7816Details of the sealing or parts thereof, e.g. geometry, material
    • F16C33/783Details of the sealing or parts thereof, e.g. geometry, material of the mounting region

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案に係る密封型スラスト軸受
は、例えば自動車の前輪を支持する懸架装置を構成する
為のストラットに組み込んだ状態で使用する。
【0002】
【従来の技術】操舵輪である自動車の前輪を支持する為
の懸架装置の内、ストラット式の懸架装置の場合は、オ
イルダンパを構成するダンパケースを、車体に対して昇
降自在に支持する。上記前輪は、このダンパケースの下
端部に固設された枢軸に回転自在に支持され、上記オイ
ルダンパは車体に対して回転自在に支持される。従っ
て、上記オイルダンパを構成するロッドの上端部と車体
との間には、このロッドを、スラスト加重を支承しつつ
回転自在に支持する為のスラスト軸受が必要になる。
【0003】この様な部分に使用するスラスト軸受とし
て従来から、例えば実開昭62−179424号公報に
記載された、密封型スラスト軸受が知られている。この
密封型スラスト軸受は、図3に示す様に、それぞれが円
輪状に形成された外輪1及び内輪2と、これら外輪1と
内輪2との間に挟持された複数の転動体3とから構成さ
れている。
【0004】上記外輪1は、片面(図3の下面)に外輪
軌道4を、外周縁に外側フランジ5を、それぞれ有す
る。又、上記内輪2は、片面(図3の上面)に内輪軌道
6を、内周縁に内側フランジ7を、それぞれ有する。
又、上記複数の転動体3は、上記外輪軌道4と内輪軌道
6との間に転動自在に設けられて、上記外輪1と内輪2
との相対回転を自在とする。
【0005】更に、上記外側フランジ5と内輪2の外周
縁との間には外側シールリング8を、上記内側フランジ
7と外輪1の内周寄り部分との間には内側シールリング
9を、それぞれ設けている。これら各シールリング8、
9は、それぞれ芯金10a、10bと弾性体11a、1
1bとから成る。そして、上記外側シールリング8を構
成する芯金10aを上記外側フランジ5に内嵌固定し、
この芯金10aにより補強された弾性体11aのリップ
12aの先端縁を、上記内輪2の外周縁に摺接させてい
る。又、内側シールリング9を構成し芯金10bにより
補強された弾性体11bを、上記内側フランジ7に外嵌
し、この弾性体11bに形成したリップ12bの先端縁
を、上記外輪1の片面内周寄り部分に摺接させている。
【0006】上述の様に、外輪1と内輪2との間に外
側、内側、両シールリング8、9を設ける事により、上
記複数の転動体3を設置した部分に存在するグリースが
外部に漏洩するのを防止すると共に、この部分に塵芥や
雨水等の異物が進入する事を防止する。又、外側シール
リング8のリップ12aと内輪2の外周縁との係合によ
り、密封型スラスト軸受を所定部位に組み込む以前に於
いても、この内輪2と外輪1とが分離する事を防止す
る。従って、密封型スラスト軸受の構成各部品を一体的
に取り扱える様になって、組立作業の容易化を図れる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上述の様に
構成される従来の密封型スラスト軸受には、次に述べる
様な、解決すべき点があった。即ち、外輪1と内輪2と
の分離防止を、外側シールリング8に設けたリップ12
aのみに頼っているが、このリップ12aの弾性は弱
い。この為、上記外輪1と内輪2とを分離する方向に強
い力が作用すると、比較的容易にこれら両部材1、2同
士が分離してしまう。
【0008】分離防止効果を高めるべく、上記リップ1
2aを設けた弾性体11aの弾力を大きくすると、密封
型スラスト軸受の使用時に、このリップ12aと内輪2
との間に作用する摩擦力が大きくなる。この様な摩擦力
の増大は、上記密封型スラスト軸受の回転抵抗の増大に
結び付く為、好ましくない。
【0009】この為、図4に示す様に、外側シールリン
グ8のリップ12aと内輪2の外周縁とを係合させるだ
けでなく、内側シールリング9のリップ12bと外輪1
の内周縁とを係合させる事も考えられる。ところが、こ
の様な構造を採用した場合には、密封型スラスト軸受の
直径方向に亙る幅寸法が大きくなり、設置空間が嵩む原
因となるだけでなく、密封型スラスト軸受の組立作業が
面倒になる為、やはり好ましくない。
【0010】即ち、上述した図4に記載した様な構造を
採用した場合には、内輪2の外周縁部に、上記外側シー
ルリング8のリップ12aの先端縁を摺接させる為の円
筒部を形成しなければならず、この円筒部の厚さ分だ
け、密封型スラスト軸受の直径方向に亙る幅寸法が大き
くなる。又、外側シールリング8を外輪1に、内側シー
ルリング9を内輪2に、それぞれ軸方向(図4の上下方
向)反対側から組み付けている為、例えば外側シールリ
ング8を外輪1に組み付けた後にこの外輪1を上下反転
させる作業が必要になる等、組立作業が面倒になる。
考案の密封型スラスト軸受は、上述の様な不都合を何れ
も解消すべく考案したものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本考案の密封型スラスト
軸受は何れも、前述した従来の密封型スラスト軸受と同
様に、片面に外輪軌道を、外周縁に外側フランジを、そ
れぞれ有する外輪と、片面に内輪軌道を、内周縁に内側
フランジを、それぞれ有する内輪と、上記外輪軌道と内
輪軌道との間に転動自在に設けられた複数の転動体と、
上記内輪の外周縁と上記外側フランジとの間に、全周に
亙って設けられた外側シールリングと、上記内側フラン
ジと上記外輪の内周縁との間に、全周に亙って設けられ
た内側シールリングとを備えている。
【0012】特に、本考案の密封型スラスト軸受の内、
請求項1に記載した密封型スラスト軸受に於いては、上
記内側シールリングは、円筒部及びこの円筒部の一端縁
から直径方向外方に折れ曲がった鍔部を有する芯金と、
この鍔部の先端部にその基端部を結合された弾性体とか
ら成る。そして、上記円筒部は上記内側フランジに内嵌
固定されており、上記鍔部の外径は、上記内側フランジ
の外径よりも大きく、上記外輪の内径よりも小さく、上
記弾性体の外径は、上記外輪の内径よりも大きい。又、
上記外側シールリングは、上記内輪の外周縁部に上記内
側フランジを形成した側から嵌合固定される芯金と、こ
の芯金にその基端部を結合されてその先端縁部を上記外
輪の一部に摺接させた弾性材とから成るものである。
【0013】又、請求項2に記載した密封型スラスト軸
受に於いては、上記内側シールリングは、円筒部及びこ
の円筒部の一端縁から直径方向外方に折れ曲がった鍔部
を有する芯金と、この芯金に結合された弾性体とから成
り、上記円筒部は上記内側フランジに内嵌固定されてお
り、上記鍔部の外径は、上記内側フランジの外径並びに
上記外輪の内径よりも大きく、この外輪の内周縁部は、
上記鍔部の外周縁と上記内輪の一部で上記内側フランジ
よりも直径方向外側部分との間に存在する。又、上記外
側シールリングは、上記内輪の外周縁部に上記内側フラ
ンジを形成した側から嵌合固定される芯金と、この芯金
にその基端部を結合されてその先端縁部を上記外輪の一
部に摺接させた弾性材とから成るものである。
【0014】
【作用】上述の様に構成される本考案の密封型スラスト
軸受の内、請求項1に記載した密封型スラスト軸受の場
合には、内側シールリングの弾性体と外輪の内周縁との
係合に基づき、この外輪と内輪との分離防止を図る。内
側シールリングの芯金の鍔部の外周縁は、内側フランジ
の外周面よりも直径方向外方に突出して、上記外輪の内
周縁に近接する。従って、上記弾性体の曲げ剛性は大き
くなり、上記外輪と内輪とを分離する方向に比較的大き
な力が加わった場合にも、十分に分離防止を図れる。
【0015】又、請求項2に記載した密封型スラスト軸
受の場合には、芯金の鍔部の外周縁と外輪の内周縁部と
の係合に基づき、この外輪と内輪との分離防止を図る。
剛体である芯金は、上記内輪に対してしっかりと嵌合固
定されている為、上記外輪と内輪とを分離する方向に比
較的大きな力が加わった場合にも、十分に分離防止を図
れる。更に、何れの密封型スラスト軸受の場合も、内
側、外側両シールリングを内輪に、同じ側から嵌合固定
する為、組立時に内輪及び外輪を何れも反転させる必要
がなく、組立作業の簡素化によるコスト低減を図れる。
【0016】
【実施例】図1は、請求項1に対応する、本考案の第一
実施例を示している。外輪1は片面(図1の下面)に外
輪軌道4を、外周縁に外側フランジ5を、内周縁に内側
円筒部13を、それぞれ有する。内輪2は、片面(図1
の上面)に内輪軌道6を、内周縁に内側フランジ7を、
それぞれ有する。上記外輪軌道4と内輪軌道6との間に
は複数の転動体3を、転動自在に設けている。
【0017】又、上記内輪2の外周縁と上記外側フラン
ジ5との間には外側シールリング8aを、上記内側フラ
ンジ7と上記内側円筒部13との間には内側シールリン
グ9aを、それぞれ設けている。この内、外側シールリ
ング8aを構成する、断面L字形の芯金14は、上記内
輪2の外周縁に、上記内側シールリングを設けた側(図
1の上側)から外嵌固定している。そして、この芯金1
4に結合された弾性体15のリップ16、16を、上記
外側フランジ5の内周面及び外輪1の片面外周寄り部分
に摺接させている。
【0018】一方、上記内側シールリング9aは、芯金
17と弾性体18とから成る。この内の芯金17は、断
面L字形で、円筒部19及びこの円筒部19の一端縁
(図1の上端縁)から直径方向外方(図1の左方)に折
れ曲がった鍔部20を有する。又、上記弾性体18は、
この鍔部20の先端部にその基端部を結合されており、
上記内側シールリング9aは、上記円筒部19を上記内
側フランジ7に内嵌固定する事により、上記内輪2に固
定している。この状態で、上記弾性体18のリップ21
a、21bの先端縁は、上記内側円筒部13の内周面と
上記外輪1の他面(図1の上面)内周寄り部分とに摺接
する。尚、上記内側シールリング9aは、外輪1と内輪
2とを組み合わせた後、内側フランジ7に装着するのが
好ましい。
【0019】上記鍔部20の外径Dは、上記内側フラン
ジ7の外径dよりも大きく、上記外輪1の内径Rよりも
小さい(R>D>d)。又、上記弾性体18の内、上記
外輪1の他面内周寄り部分に摺接するリップ21bの外
径Lは、上記外輪1の内径Rよりも大きい(L>R)。
【0020】上述の様に構成される本考案の密封型スラ
スト軸受の場合には、内側シールリング9aを構成する
弾性体18のリップ21bと外輪1の内周縁との係合に
基づき、この外輪1と内輪2の分離防止を図る。内側シ
ールリング9aの芯金17の鍔部20の外周縁は、上記
内側フランジ7の外周面よりも直径方向外方に突出し
て、上記外輪1の内周縁に近接する。従って、上記弾性
体18の曲げ剛性は大きくなり、上記外輪と内輪2とを
分離する方向に比較的大きな力が加わった場合にも、十
分に分離防止を図れる。
【0021】この場合でも、密封型スラスト軸受の使用
時に、上記各リップ21a、21bの先端縁と外輪1と
の当接圧が大きくなる事はない。従って、密封型スラス
ト軸受の回転抵抗が大きくなる事はない。又、内側、外
側両シールリング9a、8aを内輪2に、同じ側(図1
の上側)から嵌合固定する為、組立時にこの内輪2及び
外輪1を何れも反転させる必要がなく、組立作業の簡素
化によるコスト低減を図れる。尚、図1に鎖線で示した
ブラケット22及びスプリングシート23は、上記密封
型スラスト軸受を抱持した状態でストラット型懸架装置
に組み込む為の部材である。
【0022】次に、図2は、請求項2に対応する、本考
案の第二実施例を示している。内側シールリング9b
は、芯金17aと、この芯金17aにより補強された弾
性体18aとから成る。この内の芯金17aは、円筒部
19と、この円筒部19の一端縁から直径方向外方に折
れ曲がった鍔部20と、この鍔部20の外周縁から上記
円筒部19と同じ方向に折れ曲がった折れ曲がり部24
とを有する。又、上記弾性体18aは、前述した第一実
施例と同様のリップ21a、21bを有する。
【0023】上記芯金17aの円筒部19は、内輪2の
内側フランジ7に内嵌固定されて、この内輪2に支持固
定されている。又、上記鍔部20並びに折れ曲がり部2
4の外径D´は、上記内側フランジの外径d並びに上記
外輪1の内径Rよりも大きい(D´>R>d)。そし
て、この外輪1の内周縁部は、上記鍔部20の外周縁並
びに上記折れ曲がり部24と、上記内輪2の一部で上記
内側フランジ7よりも直径方向外側部分との間に存在す
る。
【0024】この様に構成される密封型スラスト軸受の
場合には、上記芯金17aの鍔部20の外周縁に形成し
た折れ曲がり部24の先端縁と、上記外輪2の内周縁部
との係合に基づき、この外輪1と内輪2との分離防止を
図る。剛体である芯金17aは、上記内輪2に対してし
っかりと嵌合固定されている為、上記外輪1と内輪2と
を分離する方向に比較的大きな力が加わった場合にも、
十分に分離防止を図れる。尚、本実施例の場合には、内
側シールリング9bを内側フランジ7に固定する作業
は、必ず外輪1と内輪2とを組み合わせた後に行なう。
その他の構成及び作用は、前述した第一実施例の場合と
同様であるから、重複する説明を省略する。
【0025】
【考案の効果】本考案の密封型スラスト軸受は以上に述
べた通り、密封型スラスト軸受の回転抵抗を大きくする
事なく、組み付け以前に構成各部材が分離する事を確実
に防止できる。従って、密封型スラスト軸受を組み込ん
だ各種機器の性能維持を図りつつ、組み付け作業の容易
化を、安価に実現できる
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例を示す部分断面図。
【図2】同第二実施例を示す部分断面図。
【図3】従来構造の1例を示す部分断面図。
【図4】好ましくない構造の1例を示す部分断面図。
【符号の説明】
1 外輪 2 内輪 3 転動体 4 外輪軌道 5 外側フランジ 6 内輪軌道 7 内側フランジ 8、8a 外側シールリング 9、9a、9b 内側シールリング 10a、10b 芯金 11a、11b 弾性体 12a、12b リップ 13 内側円筒部 14 芯金 15 弾性体 16 リップ 17、17a 芯金 18、18a 弾性体 19 円筒部 20 鍔部 21a、21b リップ 22 ブラケット 23 スプリングシート 24 折れ曲がり部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片面に外輪軌道を、外周縁に外側フラン
    ジを、それぞれ有する外輪と、片面に内輪軌道を、内周
    縁に内側フランジを、それぞれ有する内輪と、上記外輪
    軌道と内輪軌道との間に転動自在に設けられた複数の転
    動体と、上記内輪の外周縁と上記外側フランジとの間
    に、全周に亙って設けられた外側シールリングと、上記
    内側フランジと上記外輪の内周縁との間に、全周に亙っ
    て設けられた内側シールリングとを備えた密封型スラス
    ト軸受に於いて、上記内側シールリングは、円筒部及び
    この円筒部の一端縁から直径方向外方に折れ曲がった鍔
    部を有する芯金と、この鍔部の先端部にその基端部を結
    合された弾性体とから成り、上記円筒部は上記内側フラ
    ンジに内嵌固定されており、上記鍔部の外径は、上記内
    側フランジの外径よりも大きく、上記外輪の内径よりも
    小さく、上記弾性体の外径は、上記外輪の内径よりも大
    く、上記外側シールリングは、上記内輪の外周縁部に
    上記内側フランジを形成した側から嵌合固定される芯金
    と、この芯金にその基端部を結合されてその先端縁部を
    上記外輪の一部に摺接させた弾性材とから成るものであ
    事を特徴とする密封型スラスト軸受。
  2. 【請求項2】 片面に外輪軌道を、外周縁に外側フラン
    ジを、それぞれ有する外輪と、片面に内輪軌道を、内周
    縁に内側フランジを、それぞれ有する内輪と、上記外輪
    軌道と内輪軌道との間に転動自在に設けられた複数の転
    動体と、上記内輪の外周縁と上記外側フランジとの間
    に、全周に亙って設けられた外側シールリングと、上記
    内側フランジと上記外輪の内周縁との間に、全周に亙っ
    て設けられた内側シールリングとを備えた密封型スラス
    ト軸受に於いて、上記内側シールリングは、円筒部及び
    この円筒部の一端縁から直径方向外方に折れ曲がった鍔
    部を有する芯金と、この芯金に結合された弾性体とから
    成り、上記円筒部は上記内側フランジに内嵌固定されて
    おり、上記鍔部の外径は、上記内側フランジの外径並び
    に上記外輪の内径よりも大きく、この外輪の内周縁部
    は、上記鍔部の外周縁と上記内輪の一部で上記内側フラ
    ンジよりも直径方向外側部分との間に存在し、上記外側
    シールリングは、上記内輪の外周縁部に上記内側フラン
    ジを形成した側 から嵌合固定される芯金と、この芯金に
    その基端部を結合されてその先端縁部を上記外輪の一部
    に摺接させた弾性材とから成るものである事を特徴とす
    る密封型スラスト軸受。
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