JP2598102Y2 - 飲み口部を有する液体用紙容器 - Google Patents
飲み口部を有する液体用紙容器Info
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- JP2598102Y2 JP2598102Y2 JP1993046460U JP4646093U JP2598102Y2 JP 2598102 Y2 JP2598102 Y2 JP 2598102Y2 JP 1993046460 U JP1993046460 U JP 1993046460U JP 4646093 U JP4646093 U JP 4646093U JP 2598102 Y2 JP2598102 Y2 JP 2598102Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】容器の最内層がポリエステル系樹
脂で、蓋部材に開封用シートで覆われた飲み口部を有す
る液体用紙容器に関するものである。
脂で、蓋部材に開封用シートで覆われた飲み口部を有す
る液体用紙容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、開封用シートで覆われた飲み口部
付の蓋部材と紙層を基材とする胴部材と底部材とを熱融
着して接合した、例えば図5(a)に示すような液体用
紙容器が、使い易さと使用後の廃棄処理のし易さから、
果汁飲料、コーヒー、液体スープ、乳酸飲料などの液体
食品の分野に、広く使用され出している。この液体用紙
容器は、最内層がポリエチレン層であり、形状は、図5
(b)に示す円筒状や、角筒状及びカップ状のものであ
った。そして、蓋部材の飲み口部の構造は、例えば、図
4に示すように、蓋部材(400)の飲み口部(40
5)を開封用シート(410)で外側から覆い、開封用
シートの下面のエチレン−酢酸ビニル共重合体系熱接着
性樹脂層(413)と蓋部材の飲み口部の上面外周縁部
のポリ塩化ビニル層(401)との接触面を、開封開始
部(414)の一部未接着部を残して熱融着し、且つこ
の内側の開封用シートの下面のエチレン−酢酸ビニル共
重合体系熱接着性樹脂層(413)と蓋部材の飲み口部
(405)を覆っている最内層のポリエチレン層(40
4)との接触面を熱融着したものであった。
付の蓋部材と紙層を基材とする胴部材と底部材とを熱融
着して接合した、例えば図5(a)に示すような液体用
紙容器が、使い易さと使用後の廃棄処理のし易さから、
果汁飲料、コーヒー、液体スープ、乳酸飲料などの液体
食品の分野に、広く使用され出している。この液体用紙
容器は、最内層がポリエチレン層であり、形状は、図5
(b)に示す円筒状や、角筒状及びカップ状のものであ
った。そして、蓋部材の飲み口部の構造は、例えば、図
4に示すように、蓋部材(400)の飲み口部(40
5)を開封用シート(410)で外側から覆い、開封用
シートの下面のエチレン−酢酸ビニル共重合体系熱接着
性樹脂層(413)と蓋部材の飲み口部の上面外周縁部
のポリ塩化ビニル層(401)との接触面を、開封開始
部(414)の一部未接着部を残して熱融着し、且つこ
の内側の開封用シートの下面のエチレン−酢酸ビニル共
重合体系熱接着性樹脂層(413)と蓋部材の飲み口部
(405)を覆っている最内層のポリエチレン層(40
4)との接触面を熱融着したものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、最内層
にポリエチレンを用いた液体用紙容器は、内容物によっ
ては低分子量のポリエチレン成分が内容物中に溶出して
ポリエチレン臭が移行するという問題や、または逆に、
内容物の有効成分を、例えばジュースの香気成分である
リモネン(C10H16)などを吸着してしまう問題があっ
た。このため、最近では、内容物の匂いや味覚を変化さ
せる心配のないポリエステル系樹脂が、食品用の包装容
器に用いられるようになってきた。しかし、最内層にポ
リエステル系樹脂を用いた液体用紙容器の蓋部材の飲み
口部には、従来の下面がエチレン−酢酸ビニル共重合体
系熱接着性樹脂層の開封用シートは、紙容器の最内層の
ポリエステル系樹脂と蓋部材の下面のエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体系熱接着性樹脂層とが熱融着しないため、
従来の構造では使用することが出来なかった。本考案
は、最内層にポリエステル系樹脂を用いながら、しかも
蓋部に従来の開封用シート付飲み口部を有する液体用紙
容器を提供するものである。
にポリエチレンを用いた液体用紙容器は、内容物によっ
ては低分子量のポリエチレン成分が内容物中に溶出して
ポリエチレン臭が移行するという問題や、または逆に、
内容物の有効成分を、例えばジュースの香気成分である
リモネン(C10H16)などを吸着してしまう問題があっ
た。このため、最近では、内容物の匂いや味覚を変化さ
せる心配のないポリエステル系樹脂が、食品用の包装容
器に用いられるようになってきた。しかし、最内層にポ
リエステル系樹脂を用いた液体用紙容器の蓋部材の飲み
口部には、従来の下面がエチレン−酢酸ビニル共重合体
系熱接着性樹脂層の開封用シートは、紙容器の最内層の
ポリエステル系樹脂と蓋部材の下面のエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体系熱接着性樹脂層とが熱融着しないため、
従来の構造では使用することが出来なかった。本考案
は、最内層にポリエステル系樹脂を用いながら、しかも
蓋部に従来の開封用シート付飲み口部を有する液体用紙
容器を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、図5(a)に
示すように、下面がポリエステル系熱接着性樹脂層で飲
み口部(106)を有する蓋部材(100)と、紙層を
基材とし最内層がポリエステル系樹脂である胴部材(1
0)と、上面がポリエステル系熱接着性樹脂層からなる
底部材(20)とを熱融着して接合した内面がポリエス
テル系樹脂からなる液体用紙容器(1)であって、図1
に示すように、前記蓋部材(10)は、飲み口部(10
6)を有する基材の下面に、少なくとも下面がポリエス
テル系熱接着性樹脂層(108)で、上面が熱接着性樹
脂層からなり、前記飲み口部より開口面積が小さいリン
グ状封止シート(109)を形成してなり、かつ下面が
熱接着性樹脂層からなる積層材料の開封用シート(11
0)を、前記蓋部材の飲み口部の上方から覆い、前記リ
ング状封止シートの上面部分と熱融着したことを特徴と
する飲み口部を有する液体用紙容器である。
示すように、下面がポリエステル系熱接着性樹脂層で飲
み口部(106)を有する蓋部材(100)と、紙層を
基材とし最内層がポリエステル系樹脂である胴部材(1
0)と、上面がポリエステル系熱接着性樹脂層からなる
底部材(20)とを熱融着して接合した内面がポリエス
テル系樹脂からなる液体用紙容器(1)であって、図1
に示すように、前記蓋部材(10)は、飲み口部(10
6)を有する基材の下面に、少なくとも下面がポリエス
テル系熱接着性樹脂層(108)で、上面が熱接着性樹
脂層からなり、前記飲み口部より開口面積が小さいリン
グ状封止シート(109)を形成してなり、かつ下面が
熱接着性樹脂層からなる積層材料の開封用シート(11
0)を、前記蓋部材の飲み口部の上方から覆い、前記リ
ング状封止シートの上面部分と熱融着したことを特徴と
する飲み口部を有する液体用紙容器である。
【0005】上述のポリエステル系熱接着性樹脂は、形
成された同系の樹脂同士の面がヒートシール法などの熱
処理により容易に熱融着するように配合された樹脂のこ
とである。
成された同系の樹脂同士の面がヒートシール法などの熱
処理により容易に熱融着するように配合された樹脂のこ
とである。
【0006】また、飲み口部内下方のリング状封止シー
トの形成は、リング状封止シートの構成層以外を積層し
た蓋部材の積層材料の所定位置に、打ち抜き加工で飲み
口部を形成したのち、この積層材料の下面全体にリング
状封止シートの構成層をドライラミネーション法やエク
ストルジョンラミネーション法などで形成し、飲み口部
内を覆っているリング状封止シートの積層材料を打ち抜
き加工で所定の大きさの孔を打ち抜いてリング状封止シ
ートを形成するものである。
トの形成は、リング状封止シートの構成層以外を積層し
た蓋部材の積層材料の所定位置に、打ち抜き加工で飲み
口部を形成したのち、この積層材料の下面全体にリング
状封止シートの構成層をドライラミネーション法やエク
ストルジョンラミネーション法などで形成し、飲み口部
内を覆っているリング状封止シートの積層材料を打ち抜
き加工で所定の大きさの孔を打ち抜いてリング状封止シ
ートを形成するものである。
【0007】また、必要に応じては、開封用シートの下
面と蓋部材の飲み口部の外周縁部との接触面を一部未接
着部にして、開封用シートに開封開始部を設けても良
い。
面と蓋部材の飲み口部の外周縁部との接触面を一部未接
着部にして、開封用シートに開封開始部を設けても良
い。
【0008】そして、開封用シートの下面と蓋部材の飲
み口部の外周縁部との接触面の熱融着力は、使用時に開
封用シートが剥離しうるものであり、このため必要に応
じては、開封用シートの下面と蓋部材の飲み口部の上面
外周縁部との間に、ポリエステル系ラッカーなどの熱融
着力調整用の樹脂層を設けても良い。また、開封用シー
トの下面と蓋部材の飲み口部内下方に形成されたリング
状封止シートの上面との接触面の熱融着力は、使用時に
開封用シートを剥離する時に、リング状封止シートの開
封用シートとの熱融着部の外周縁が破断して、飲み口部
を開口させのに十分な熱融着力が必要である。
み口部の外周縁部との接触面の熱融着力は、使用時に開
封用シートが剥離しうるものであり、このため必要に応
じては、開封用シートの下面と蓋部材の飲み口部の上面
外周縁部との間に、ポリエステル系ラッカーなどの熱融
着力調整用の樹脂層を設けても良い。また、開封用シー
トの下面と蓋部材の飲み口部内下方に形成されたリング
状封止シートの上面との接触面の熱融着力は、使用時に
開封用シートを剥離する時に、リング状封止シートの開
封用シートとの熱融着部の外周縁が破断して、飲み口部
を開口させのに十分な熱融着力が必要である。
【0009】
【作用】本考案の飲み口部を有する液体用紙容器におい
ては、この蓋部材の飲み口部を開封用シートで覆って熱
融着すると、開封用シートの下面の樹脂層と蓋部材の飲
み口部の上面の外周縁部の樹脂層とは、使用樹脂の選択
により剥離可能に熱融着し、飲み口部内の開封用シート
の下面の樹脂層と飲み口部内下方のリング状封止シート
の上面の樹脂層とは、同系樹脂層か熱融着可能な樹脂層
であるので強固に熱融着して一体化する。そして使用時
に開封用シートが剥離すると、飲み口部内下方のリング
状封止シートの開封用シートとの熱融着部の外周縁が破
断して飲み口部が開口する。
ては、この蓋部材の飲み口部を開封用シートで覆って熱
融着すると、開封用シートの下面の樹脂層と蓋部材の飲
み口部の上面の外周縁部の樹脂層とは、使用樹脂の選択
により剥離可能に熱融着し、飲み口部内の開封用シート
の下面の樹脂層と飲み口部内下方のリング状封止シート
の上面の樹脂層とは、同系樹脂層か熱融着可能な樹脂層
であるので強固に熱融着して一体化する。そして使用時
に開封用シートが剥離すると、飲み口部内下方のリング
状封止シートの開封用シートとの熱融着部の外周縁が破
断して飲み口部が開口する。
【0010】また、本考案の液体用紙容器を形成する蓋
部、胴部及び底部の容器の最内層がポリエステル系樹脂
で形成されているため、充填された内容物の経時におけ
る匂いや味覚への容器の影響が、極度に少ない。
部、胴部及び底部の容器の最内層がポリエステル系樹脂
で形成されているため、充填された内容物の経時におけ
る匂いや味覚への容器の影響が、極度に少ない。
【0011】
【実施例】<実施例1> まず、図1に示す飲み口部(106)付蓋部材(10
0)を作製するために、〔上側〕ポリ塩化ビニル層(1
01)(厚み200μm)/アルミニウム箔層(10
2)(30μm)/エチレン−メタクリル酸共重合体層
(103)(20μm)〔下側〕構成の積層材料をドラ
イラミネーション法及びエクストルージョンラミネーシ
ョン法により作製し、この積層材料の所定位置に、打ち
抜き加工で飲み口部(106)を形成した。次に、この
飲み口部を形成した積層材料の下面全面に、エチレン−
メタクリル酸共重合体層(107)(20μm)とポリ
エステル系熱接着性樹脂層(108)(40μm)とを
逐次エクストルージョンラミネーション法により形成し
た。そして、この積層材料の飲み口部内を覆っているエ
チレン−メタクリル酸共重合体層(107)/ポリエス
テル系熱接着性樹脂層(108)構成の積層シートを、
所定の大きさの孔を打ち抜き加工して、飲み口部内下方
に飲み口部より開口面積が小さいリング状封止シート
(109)を形成した。さらに、この積層材料の上面か
ら飲み口部を〔上側〕アルミニウム箔層(111)(5
0μm)/ポリエチレン層(112)(40μm)/エ
チレン−酢酸ビニル共重合体系熱接着性樹脂層(11
3)(30μm)〔下側〕構成の開封用シート(11
0)で覆い、この開封用シートの下面のエチレン−酢酸
ビニル共重合体系熱接着性樹脂層(113)と積層材料
の飲み口部の上面外周縁部のポリ塩化ビニル層(10
1)との接触面を開封開始部(114)を残して熱融着
し、また、開封用シートの下面のエチレン−酢酸ビニル
共重合体系熱接着性樹脂層(113)と積層材料の飲み
口部内下方のリング状封止シートの上面のエチレン−メ
タクリル酸共重合体層(107)との接触面を熱融着し
た。そして、飲み口部を開封用シートで覆った積層材料
を打ち抜き加工して所定形状の飲み口部付蓋部材(10
0)を作製した。
0)を作製するために、〔上側〕ポリ塩化ビニル層(1
01)(厚み200μm)/アルミニウム箔層(10
2)(30μm)/エチレン−メタクリル酸共重合体層
(103)(20μm)〔下側〕構成の積層材料をドラ
イラミネーション法及びエクストルージョンラミネーシ
ョン法により作製し、この積層材料の所定位置に、打ち
抜き加工で飲み口部(106)を形成した。次に、この
飲み口部を形成した積層材料の下面全面に、エチレン−
メタクリル酸共重合体層(107)(20μm)とポリ
エステル系熱接着性樹脂層(108)(40μm)とを
逐次エクストルージョンラミネーション法により形成し
た。そして、この積層材料の飲み口部内を覆っているエ
チレン−メタクリル酸共重合体層(107)/ポリエス
テル系熱接着性樹脂層(108)構成の積層シートを、
所定の大きさの孔を打ち抜き加工して、飲み口部内下方
に飲み口部より開口面積が小さいリング状封止シート
(109)を形成した。さらに、この積層材料の上面か
ら飲み口部を〔上側〕アルミニウム箔層(111)(5
0μm)/ポリエチレン層(112)(40μm)/エ
チレン−酢酸ビニル共重合体系熱接着性樹脂層(11
3)(30μm)〔下側〕構成の開封用シート(11
0)で覆い、この開封用シートの下面のエチレン−酢酸
ビニル共重合体系熱接着性樹脂層(113)と積層材料
の飲み口部の上面外周縁部のポリ塩化ビニル層(10
1)との接触面を開封開始部(114)を残して熱融着
し、また、開封用シートの下面のエチレン−酢酸ビニル
共重合体系熱接着性樹脂層(113)と積層材料の飲み
口部内下方のリング状封止シートの上面のエチレン−メ
タクリル酸共重合体層(107)との接触面を熱融着し
た。そして、飲み口部を開封用シートで覆った積層材料
を打ち抜き加工して所定形状の飲み口部付蓋部材(10
0)を作製した。
【0012】作製した上述の飲み口部付蓋部材と、〔外
側〕ポリエチレン層(15μm)/紙層(280g/
m2 )/ポリエチレン層(15μm)/アルミニウム箔
(9μm)/エチレン−メタクリル酸共重合体層(20
μm)/ポリエステル系接着性樹脂層(20μm)〔内
側〕構成の積層材料からなる胴部材と、〔上側〕ポリエ
ステル系接着性樹脂(40μm)/エチレン−メタクリ
ル酸共重合体層(20μm)/アルミニウム箔層(30
μm)/ポリ塩化ビニル層(200μm)〔下側〕構成
の積層材料からなる底部材とを熱融着して接合した内面
層がポリエステル系樹脂で、ジュースをアセプティック
充填した200mlの本実施例の飲み口部付液体用紙容
器を作製した。
側〕ポリエチレン層(15μm)/紙層(280g/
m2 )/ポリエチレン層(15μm)/アルミニウム箔
(9μm)/エチレン−メタクリル酸共重合体層(20
μm)/ポリエステル系接着性樹脂層(20μm)〔内
側〕構成の積層材料からなる胴部材と、〔上側〕ポリエ
ステル系接着性樹脂(40μm)/エチレン−メタクリ
ル酸共重合体層(20μm)/アルミニウム箔層(30
μm)/ポリ塩化ビニル層(200μm)〔下側〕構成
の積層材料からなる底部材とを熱融着して接合した内面
層がポリエステル系樹脂で、ジュースをアセプティック
充填した200mlの本実施例の飲み口部付液体用紙容
器を作製した。
【0013】作製したジュース入り本実施例の飲み口部
付液体用紙容器を、常温で6か月間常温保存したのち、
開封用シートを剥離して飲み口部を開口し、内容物のジ
ュースの品質の変化を調べた。この結果では、開封用シ
ートによる飲み口部の開封状態は良好であり、またジュ
ースに最内層のポリエステル系接着性樹脂の臭気が移行
したり、ジュースのリモネンが最内層のポリエステル系
接着性樹脂に吸着することはなかった。
付液体用紙容器を、常温で6か月間常温保存したのち、
開封用シートを剥離して飲み口部を開口し、内容物のジ
ュースの品質の変化を調べた。この結果では、開封用シ
ートによる飲み口部の開封状態は良好であり、またジュ
ースに最内層のポリエステル系接着性樹脂の臭気が移行
したり、ジュースのリモネンが最内層のポリエステル系
接着性樹脂に吸着することはなかった。
【0014】<実施例2> まず、図2に示す飲み口部(206)付蓋部材(20
0)を作製するために、〔上側〕ポリエステル系保護ワ
ニス層(201)(塗布量5g/m2 )/アルミニウム箔
層(202)(厚み30μm)/エチレン−メタクリル
酸共重合体層(203)(厚み20μm)〔下側〕構成
の積層材料をグラビア印刷法、ドライラミネーション法
及びエクストルージョンラミネーション法により作製
し、この積層材料の所定位置に、打ち抜き加工で飲み口
部(206)を形成した。次に、この飲み口部を形成し
た積層材料の下面全面に、エチレン−メタクリル酸共重
合体層(207)(20μm)とポリエステル系熱接着
性樹脂層(208)(40μm)とを逐次エクストルー
ジョンラミネーション法により形成した。そして、この
積層材料の飲み口部内を覆っているエチレン−メタクリ
ル酸共重合体層(207)/ポリエステル系熱接着性樹
脂層(208)構成の積層シートを、所定の大きさの孔
を打ち抜き加工して、飲み口部内下方に飲み口部より開
口面積が小さいリング状封止シート(209)を形成し
た。さらに、この積層材料の上面から飲み口部を〔上
側〕アルミニウム箔層(211)(50μm)/ポリエ
チレン層(212)(40μm)/エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体系熱接着性樹脂層(213)(30μm)
〔下側〕構成の開封用シート(210)で覆い、この開
封用シートの下面のエチレン−酢酸ビニル共重合体系熱
接着性樹脂層(213)と積層材料の飲み口部の上面外
周縁部のポリエステル系保護ワニス層(201)との接
触面を開封開始部(214)を残して熱融着し、また、
開封用シートの下面のエチレン−酢酸ビニル共重合体系
熱接着性樹脂層(213)と積層材料の飲み口部内下方
のリング状封止シートの上面のエチレン−メタクリル酸
共重合体層(207)との接触面を熱融着した。そし
て、飲み口部を開封用シートで覆った積層材料を打ち抜
き加工して所定形状の飲み口部付蓋部材(200)を作
製した。
0)を作製するために、〔上側〕ポリエステル系保護ワ
ニス層(201)(塗布量5g/m2 )/アルミニウム箔
層(202)(厚み30μm)/エチレン−メタクリル
酸共重合体層(203)(厚み20μm)〔下側〕構成
の積層材料をグラビア印刷法、ドライラミネーション法
及びエクストルージョンラミネーション法により作製
し、この積層材料の所定位置に、打ち抜き加工で飲み口
部(206)を形成した。次に、この飲み口部を形成し
た積層材料の下面全面に、エチレン−メタクリル酸共重
合体層(207)(20μm)とポリエステル系熱接着
性樹脂層(208)(40μm)とを逐次エクストルー
ジョンラミネーション法により形成した。そして、この
積層材料の飲み口部内を覆っているエチレン−メタクリ
ル酸共重合体層(207)/ポリエステル系熱接着性樹
脂層(208)構成の積層シートを、所定の大きさの孔
を打ち抜き加工して、飲み口部内下方に飲み口部より開
口面積が小さいリング状封止シート(209)を形成し
た。さらに、この積層材料の上面から飲み口部を〔上
側〕アルミニウム箔層(211)(50μm)/ポリエ
チレン層(212)(40μm)/エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体系熱接着性樹脂層(213)(30μm)
〔下側〕構成の開封用シート(210)で覆い、この開
封用シートの下面のエチレン−酢酸ビニル共重合体系熱
接着性樹脂層(213)と積層材料の飲み口部の上面外
周縁部のポリエステル系保護ワニス層(201)との接
触面を開封開始部(214)を残して熱融着し、また、
開封用シートの下面のエチレン−酢酸ビニル共重合体系
熱接着性樹脂層(213)と積層材料の飲み口部内下方
のリング状封止シートの上面のエチレン−メタクリル酸
共重合体層(207)との接触面を熱融着した。そし
て、飲み口部を開封用シートで覆った積層材料を打ち抜
き加工して所定形状の飲み口部付蓋部材(200)を作
製した。
【0015】作製した上述の飲み口部付蓋部材と、〔外
側〕ポリエチレン層(15μm)/紙層(280g/
m2 )/ポリエチレン層(15μm)/アルミニウム箔
(9μm)/エチレン−メタクリル酸共重合体層(20
μm)/ポリエステル系接着性樹脂層(20μm)〔内
側〕構成の積層材料からなる胴部材と、〔上側〕ポリエ
ステル系接着性樹脂(40μm)/エチレン−メタクリ
ル酸共重合体層(20μm)/アルミニウム箔層(30
μm)/ポリ塩化ビニル層(200μm)〔下側〕構成
の積層材料からなる底部材とを熱融着して接合した内面
層がポリエステル系樹脂で、ジュースをアセプティック
充填した200mlの本実施例の飲み口部付液体用紙容
器を作製した。
側〕ポリエチレン層(15μm)/紙層(280g/
m2 )/ポリエチレン層(15μm)/アルミニウム箔
(9μm)/エチレン−メタクリル酸共重合体層(20
μm)/ポリエステル系接着性樹脂層(20μm)〔内
側〕構成の積層材料からなる胴部材と、〔上側〕ポリエ
ステル系接着性樹脂(40μm)/エチレン−メタクリ
ル酸共重合体層(20μm)/アルミニウム箔層(30
μm)/ポリ塩化ビニル層(200μm)〔下側〕構成
の積層材料からなる底部材とを熱融着して接合した内面
層がポリエステル系樹脂で、ジュースをアセプティック
充填した200mlの本実施例の飲み口部付液体用紙容
器を作製した。
【0016】作製したジュース入り本実施例の飲み口部
付液体用紙容器を、実施例1と同様に、常温で6か月間
常温保存したのち、開封用シートを剥離して飲み口部を
開口し、内容物のジュースの品質の変化を調べた。この
結果では、開封用シートによる飲み口部の開封状態は良
好であり、またジュースに最内層のポリエステル系接着
性樹脂の臭気が移行したり、ジュースのリモネンが最内
層のポリエステル系接着性樹脂に吸着することはなかっ
た。
付液体用紙容器を、実施例1と同様に、常温で6か月間
常温保存したのち、開封用シートを剥離して飲み口部を
開口し、内容物のジュースの品質の変化を調べた。この
結果では、開封用シートによる飲み口部の開封状態は良
好であり、またジュースに最内層のポリエステル系接着
性樹脂の臭気が移行したり、ジュースのリモネンが最内
層のポリエステル系接着性樹脂に吸着することはなかっ
た。
【0017】<実施例3> まず、図3に示す飲み口部(306)付蓋部材(30
0)を作製するために、〔上側〕ポリエチレン層(30
4)(厚み20μm)/紙層(301)(坪量280g
/m2 )/エチレン−メタクリル酸共重合体層(305)
(厚み20μm)/アルミニウム箔層(302)(厚み
30μm)/エチレン−メタクリル酸共重合体層(30
3)(厚み20μm)〔下側〕構成の積層材料をドライ
ラミネーション法及びエクストルージョンラミネーショ
ン法により作製し、この積層材料の所定位置に、打ち抜
き加工で飲み口部(306)を形成した。次に、この飲
み口部を形成した積層材料の下面全面に、エチレン−メ
タクリル酸共重合体層(307)(20μm)とポリエ
ステル系熱接着性樹脂層(308)(40μm)とを逐
次エクストルージョンラミネーション法により形成し
た。そして、この積層材料の飲み口部内を覆っているエ
チレン−メタクリル酸共重合体層(307)/ポリエス
テル系熱接着性樹脂層(308)構成の積層シートを、
所定の大きさの孔を打ち抜き加工して、飲み口部内下方
に飲み口部より開口面積が小さいリング状封止シート
(309)を形成した。さらに、この積層材料の上面か
ら飲み口部を〔上側〕アルミニウム箔層(311)(5
0μm)/ポリエチレン層(312)(40μm)/エ
チレン−酢酸ビニル共重合体系熱接着性樹脂層(31
3)(30μm)〔下側〕構成の開封用シート(31
0)で覆い、この開封用シートの下面のエチレン−酢酸
ビニル共重合体系熱接着性樹脂層(313)と積層材料
の飲み口部の上面外周縁部のポリエチレン層(304)
との接触面を開封開始部(314)を残して熱融着し、
また、開封用シートの下面のエチレン−酢酸ビニル共重
合体系熱接着性樹脂層(313)と積層材料の飲み口部
内下方のリング状封止シートの上面のエチレン−メタク
リル酸共重合体層(307)との接触面を熱融着した。
そして、飲み口部を開封用シートで覆った積層材料を打
ち抜き加工して所定形状の飲み口部付蓋部材(300)
を作製した。
0)を作製するために、〔上側〕ポリエチレン層(30
4)(厚み20μm)/紙層(301)(坪量280g
/m2 )/エチレン−メタクリル酸共重合体層(305)
(厚み20μm)/アルミニウム箔層(302)(厚み
30μm)/エチレン−メタクリル酸共重合体層(30
3)(厚み20μm)〔下側〕構成の積層材料をドライ
ラミネーション法及びエクストルージョンラミネーショ
ン法により作製し、この積層材料の所定位置に、打ち抜
き加工で飲み口部(306)を形成した。次に、この飲
み口部を形成した積層材料の下面全面に、エチレン−メ
タクリル酸共重合体層(307)(20μm)とポリエ
ステル系熱接着性樹脂層(308)(40μm)とを逐
次エクストルージョンラミネーション法により形成し
た。そして、この積層材料の飲み口部内を覆っているエ
チレン−メタクリル酸共重合体層(307)/ポリエス
テル系熱接着性樹脂層(308)構成の積層シートを、
所定の大きさの孔を打ち抜き加工して、飲み口部内下方
に飲み口部より開口面積が小さいリング状封止シート
(309)を形成した。さらに、この積層材料の上面か
ら飲み口部を〔上側〕アルミニウム箔層(311)(5
0μm)/ポリエチレン層(312)(40μm)/エ
チレン−酢酸ビニル共重合体系熱接着性樹脂層(31
3)(30μm)〔下側〕構成の開封用シート(31
0)で覆い、この開封用シートの下面のエチレン−酢酸
ビニル共重合体系熱接着性樹脂層(313)と積層材料
の飲み口部の上面外周縁部のポリエチレン層(304)
との接触面を開封開始部(314)を残して熱融着し、
また、開封用シートの下面のエチレン−酢酸ビニル共重
合体系熱接着性樹脂層(313)と積層材料の飲み口部
内下方のリング状封止シートの上面のエチレン−メタク
リル酸共重合体層(307)との接触面を熱融着した。
そして、飲み口部を開封用シートで覆った積層材料を打
ち抜き加工して所定形状の飲み口部付蓋部材(300)
を作製した。
【0018】作製した上述の飲み口部付蓋部材と、〔外
側〕ポリエチレン層(15μm)/紙層(280g/
m2 )/ポリエチレン層(15μm)/アルミニウム箔
(9μm)/エチレン−メタクリル酸共重合体層(20
μm)/ポリエステル系接着性樹脂層(20μm)〔内
側〕構成の積層材料からなる胴部材と、〔上側〕ポリエ
ステル系接着性樹脂(40μm)/エチレン−メタクリ
ル酸共重合体層(20μm)/アルミニウム箔層(30
μm)/ポリ塩化ビニル層(200μm)〔下側〕構成
の積層材料からなる底部材とを熱融着して接合した内面
層がポリエステル系樹脂で、ジュースをアセプティック
充填した200mlの本実施例の飲み口部付液体用紙容
器を作製した。
側〕ポリエチレン層(15μm)/紙層(280g/
m2 )/ポリエチレン層(15μm)/アルミニウム箔
(9μm)/エチレン−メタクリル酸共重合体層(20
μm)/ポリエステル系接着性樹脂層(20μm)〔内
側〕構成の積層材料からなる胴部材と、〔上側〕ポリエ
ステル系接着性樹脂(40μm)/エチレン−メタクリ
ル酸共重合体層(20μm)/アルミニウム箔層(30
μm)/ポリ塩化ビニル層(200μm)〔下側〕構成
の積層材料からなる底部材とを熱融着して接合した内面
層がポリエステル系樹脂で、ジュースをアセプティック
充填した200mlの本実施例の飲み口部付液体用紙容
器を作製した。
【0019】作製したジュース入り本実施例の飲み口部
付液体用紙容器を、実施例1と同様に、常温で6か月間
常温保存したのち、開封用シートを剥離して飲み口部を
開口し、内容物のジュースの品質の変化を調べた。この
結果では、開封用シートによる飲み口部の開封状態は良
好であり、またジュースに最内層のポリエステル系接着
性樹脂の臭気が移行したり、ジュースのリモネンが最内
層のポリエステル系接着性樹脂に吸着することはなかっ
た。
付液体用紙容器を、実施例1と同様に、常温で6か月間
常温保存したのち、開封用シートを剥離して飲み口部を
開口し、内容物のジュースの品質の変化を調べた。この
結果では、開封用シートによる飲み口部の開封状態は良
好であり、またジュースに最内層のポリエステル系接着
性樹脂の臭気が移行したり、ジュースのリモネンが最内
層のポリエステル系接着性樹脂に吸着することはなかっ
た。
【0020】
【考案の効果】本考案によれば、最内層にポリエステル
樹脂を用いた液体用紙容器であっても、蓋部に開封用シ
ート付飲み口部を有する液体用紙容器を提供することが
出来る。この液体用紙容器は、蓋部の開封用シートの開
封開始部から容易に剥離でき、開封用シートの隔離と同
時に飲み口部が開口し、しかも、最内層がポリエチレン
の従来の液体用紙容器と比較して、流通や保存中におけ
る内容物の匂いや味覚に対して優れた保存性を有してい
る。
樹脂を用いた液体用紙容器であっても、蓋部に開封用シ
ート付飲み口部を有する液体用紙容器を提供することが
出来る。この液体用紙容器は、蓋部の開封用シートの開
封開始部から容易に剥離でき、開封用シートの隔離と同
時に飲み口部が開口し、しかも、最内層がポリエチレン
の従来の液体用紙容器と比較して、流通や保存中におけ
る内容物の匂いや味覚に対して優れた保存性を有してい
る。
【図1】実施例1における、蓋部材の飲み口部付近の断
面図である。
面図である。
【図2】実施例2における、蓋部材の飲み口部付近の断
面図である。
面図である。
【図3】実施例3における、蓋部材の飲み口部付近の断
面図である。
面図である。
【図4】従来の一例の蓋部材の飲み口部付近の断面図で
ある。
ある。
【図5】(a)は、飲み口付蓋部を有する一例の液体用
紙容器の構成を示す説明図であり、(b)は、斜視図で
ある。
紙容器の構成を示す説明図であり、(b)は、斜視図で
ある。
1……液体用紙容器 10……胴部材 20……底部材 100,200,300,400……蓋部材 101,401……ポリ塩化ビニル層 102,111,202,211,302 ,311,
402,411……アルミニウム箔層 103,107,203,207,303,305,3
07,403……エチレン−メタクリル酸共重合体層 108,208,308……ポリエステル系熱接着性樹
脂層 106,206,306,405……飲み口部 109,209,309……リング状封止シート 110,210,310,410……開封用シート 113,213,313,413……エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体系熱接着性樹脂層 114,214,314,414……開封開始部 112,212,304,312,404,412 …
…ポリエチレン層 201……ポリエステル系保護ワニス層 301……紙層
402,411……アルミニウム箔層 103,107,203,207,303,305,3
07,403……エチレン−メタクリル酸共重合体層 108,208,308……ポリエステル系熱接着性樹
脂層 106,206,306,405……飲み口部 109,209,309……リング状封止シート 110,210,310,410……開封用シート 113,213,313,413……エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体系熱接着性樹脂層 114,214,314,414……開封開始部 112,212,304,312,404,412 …
…ポリエチレン層 201……ポリエステル系保護ワニス層 301……紙層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−74620(JP,A) 実開 平2−87729(JP,U) 実開 平4−23621(JP,U) 実開 平2−25422(JP,U) 実開 昭57−21525(JP,U) 実開 昭62−179925(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 5/00 - 5/76 B32B 27/36
Claims (1)
- 【請求項1】下面がポリエステル系熱接着性樹脂層で飲
み口部を有する蓋部材と、紙層を基材とし最内層がポリ
エステル系樹脂である胴部材と、上面がポリエステル系
熱接着性樹脂層からなる底部材とを熱融着して接合した
内面がポリエステル系樹脂からなる液体用紙容器であっ
て、前記蓋部材は、飲み口部を有する基材の下面に、少
なくとも下面がポリエステル系熱接着性樹脂層で、上面
が熱接着性樹脂層からなり、前記飲み口部より開口面積
が小さいリング状封止シートを形成してなり、かつ下面
が熱接着性樹脂層からなる積層材料の開封用シートを、
前記蓋部材の飲み口部の上方から覆い、前記リング状封
止シートの上面部分と熱融着したことを特徴とする飲み
口部を有する液体用紙容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993046460U JP2598102Y2 (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 飲み口部を有する液体用紙容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993046460U JP2598102Y2 (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 飲み口部を有する液体用紙容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0715535U JPH0715535U (ja) | 1995-03-14 |
JP2598102Y2 true JP2598102Y2 (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=12747781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993046460U Expired - Fee Related JP2598102Y2 (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 飲み口部を有する液体用紙容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2598102Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-08-26 JP JP1993046460U patent/JP2598102Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0715535U (ja) | 1995-03-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |