JP2597569B2 - 構内交換機 - Google Patents

構内交換機

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JP2597569B2
JP2597569B2 JP62064226A JP6422687A JP2597569B2 JP 2597569 B2 JP2597569 B2 JP 2597569B2 JP 62064226 A JP62064226 A JP 62064226A JP 6422687 A JP6422687 A JP 6422687A JP 2597569 B2 JP2597569 B2 JP 2597569B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は局線からの着信を、或る内線から別の内線に
転送し得る転送サービス機能を備えた構内交換機に関す
る。
(従来の技術) 近時、構内交換機(PBX)においては、種々のサービ
ス機能の充実化が図られている。このサービス機能の1
つに、転送サービスがある。この転送サービス機能は、
或る内線に対する着信を、その内線からの指示に従って
別の内線に転送するものである。
ところで、この種の転送サービスにあっては、局線か
らの着信に対して格別の配慮が払われている。即ち、局
線からの着信を転送する場合、その局着呼を保留して転
送先の内線呼出が行われる。この際、上記局着呼が保留
状態のまま長く放置されたり、或いは無応答の内線に転
送されたまま忘れられることのないように、転送先の内
線が所定時間に亙って無応答のとき、上記局着呼を交換
台(アテンダント)に呼返すものとなっている。
しかし、一般的には構内交換機に設けられる中継台は
1つまたは少数である。この為、中継台に取扱う呼処理
の量が膨大化し、扱者の処理負担が増大すると共に、局
着呼に対するサービスが不足気味になると云う問題があ
った。
例えば第6図に示す如く構成されたオフィスに導入さ
れた構内交換機システムにおいて、局線からこのオフィ
スに電話し、知人である内線端末Aの利用者を仲介して
内線端末Eの利用者に電話を取次いで貰う場合、先ずそ
の局着呼が中継台ATTに接続される。この中継台ATTの扱
者に上記内線端末Aの利用者の名前を告げることによっ
て上記中継台ATTの操作により、その局着呼が内線端末
Aに接続される。
しかして内線端末Aの使用者が発呼者からの取次ぎ要
求に応じて、内線端末Eの利用者にその局着呼を転送す
べく転送指示すると、上記局着呼が保留され、内線端末
Eの呼出が行われる。このとき、内線端末EがRNA(リ
ング・ノー・アンサー)で定められた所定の時間に亙っ
て無応答の場合、前述した局着呼に対する配慮から上述
した如く保留された局着呼が前記中継台ATTに呼返えさ
れる。
しかし中継台ATTの扱者は上述した局着呼の転送の事
情を知らないことから、発呼者はその事情を説明し、例
えば前記内線端末Aの利用者に再度電話の取次ぎを依頼
することが必要となる。この為、局線側の発呼者はもと
より、中継台ATTの扱者にとっても非常に煩わしい思い
をすることになり、そのサービス性が低下すると云う不
具合があった。
(発明が解決しようとする問題点) このように従来の構内交換機にあっては、転送先の内
線が所定時間に亙って無応答のとき、転送サービスを受
ける局着呼を中継台に呼返しているので、上記局着呼に
対するサービス性が悪く、また中継台の扱者に強いられ
る処理負担も大きい等の問題があった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、
その目的とするところは、中継台の扱者に対する処理負
担を軽減することができ、しかも発呼者に対する煩わし
さを解消してその局着呼に対するサービス性の向上を図
ることのできる実用性の高い構内交換機を提供すること
にある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、局線からの着信を受けた内線から、上記着
信を別の内線に転送する転送サービス機能を備えた構内
交換機において、 交換機本体に、局線からの着信の転送が指示されたと
き、その転送元の内線番号を記憶する記憶装置と、上記
着信の転送時から一定時間内に転送先内線が応答しない
とき、上記記憶装置から転送元の内線電話番号を読出し
てこの転送元内線を調べる状態判定手段と、この手段の
判定結果に応じて呼返し動作を行なう呼返し制御手段と
を設け、 この呼返し制御手段により、上記状態判定手段で転送
元内線が空きと判定された場合には当該転送元内線に対
し呼返しを行ない、一方転送元内線が話中と判定された
場合には当該転送元内線についてキャンプオンが可能か
否かを判定して、キャンプオンが可能な場合には当該転
送元内線に対しその終話が確認された後に呼返しを行な
うようにしたことを特徴とするものである。
また他の発明は、転送元内線が空きと判定された場合
には当該転送元内線に対し呼返しを行ない、一方転送元
内線が話中と判定された場合には当該転送元内線につい
てキャンプオンが可能か否かを判定して、キャンプオン
が可能な場合には当該転送元内線に対しその終話が確認
された後に呼返しを行なうが、転送先内線が使用不能と
判定された場合およびキャンプオンが不可能な場合に
は、中継台に対し呼返しを行なうようにしたことを特徴
としている。
(作用) 本発明によれば、局線着信を転送するとその転送元の
内線電話番号が記憶装置に記憶される。そして上記局線
着信の転送先の内線が一定時間内に応答しないとき、前
記記憶装置から転送元の内線電話番号が求められ、この
内線番号によって特定される転送元の内線に前記局線着
信が呼返される。
この呼返しを受けた転送元の内線の利用者は、その転
送の事情を知っていることから、その呼返しに効果的に
対処することができる。従って局線着信に対するサービ
ス性が低下することがなく、また従来のように発呼者に
対して煩わしさを与えることもない。
また中継台に不本意な呼返しが掛からないので、中継
台の扱者に余分な処理負担をかけることがなくなり、構
内交換機に設けられる1つまたは少数の中継台を有効に
利用した電話サービスを提供することが可能となる。
また本発明によれば、転送元内線が話中の場合には、
この転送元内線についてキャンプオンが可能か否かを判
定し、キャンプオンが可能な場合にはこの転送元内線に
対しその終話を待って呼返しを行なうようにしたので、
転送元内線が話中だった場合でも、そのまま中継台に戻
されることなく、終話後に転送元内線へ戻されることに
なる。このため、この場合にも転送の際の事情に詳しい
転送元内線の利用者が着信に対し再度応答することがで
きる。したがって、即時中継台に呼び戻す場合に対して
は勿論のこと、無条件に転送元内線へ呼返すだけの場合
と比べても、発信者に対するサービス性を一層向上させ
ることが可能となり、また中継台の扱い者への負担をよ
り軽減することが可能となる。
さらに他の発明では、転送元内線が使用不可能になっ
ていたりキャンプオンが不可能な場合に限り転送元内線
への呼返しを諦め、中継台の扱い者を呼返すようにして
いる。このため、通常時には転送元内線に対し優先的に
呼返しが行なわれるが、転送元内線への呼返しが不可能
な場合には着信をそのまま開放することなく中継台に呼
返されるので、着信に対し最後まで責任をもって対応す
ることができる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の一実施例につき説明す
る。
第1図は本発明の一実施例に係る構内交換機における
転送制御の概念を示す模式図である。
本発明は、局線Coから内線電話機(例えばキーテレホ
ン;EKT)Aへの着信を、この内線電話機Aからの指示の
下で他の内線電話機Bに転送する転送サービス機能を備
えた構内交換機(PBX)に適用される。ここで本発明に
係る構内交換機が特徴とするところは、図中破線xで示
す上記電話転送に対して、その転送先の内線である内線
電話機B(転送先内線)が所定時間を経過しても応答し
ないとき、前記局線Coからの着信を交換機の中継台ATT
に呼返すのではなく、図中一点鎖線yで示すように転送
元の内線である前記内線電話機Aに呼返しするようにし
た点にある。
以下、このような転送制御機能(転送に対する呼返し
制御機能)を備えた構内交換機について、第2図乃至第
5図を参照して詳細に説明する。
第2図は実施例に係る転送制御機能を備えた構内交換
機の概略構成図である。例えば電子式キーテレホンから
なる内線電話機1a,〜1nは交換機のライン回路(LC)2a,
〜2nをそれぞれ介して通話路ネットワーク3に接続され
る。またこの通話路ネットワーク3には、トランク回路
(TRK)4a,〜4mを介して複数の局線がそれぞれ接続され
る。
しかしてこれらのライン回路2a,〜2n、通話路ネット
ワーク3、トランク回路4a,〜4mには制御データバス5
を介して中央制御装置(CC)6および記憶装置(MEM)
7が接続されている。中央制御装置6は、記憶装置7に
格納された動作プログラムや種々の制御情報に従って前
記ライン回路2a,〜2nおよびトランク回路4a,〜4mとの間
で呼制御の為の情報等を送受し、前記通話路ネットワー
ク3による前記内線間、および内線と局線との間の通話
路形成を制御している。
また中央装置6に接続された中継台(ATT)8は、局
線からの着信に対する内線への取次ぎ等を指示入力する
ものである。
第3図はこのように構成された構内交換機において、
前記中央装置6が転送制御の為に用いる前記記憶装置7
の一部のメモリ領域の構成例を示すものである。
この転送制御に用いられるメモリ領域は第3図(a)
〜(c)にそれぞれ示すように、同着呼に対する転送を
指示した転送元内線の電話番号をその局着呼が生じたト
ランク回路の番号に対応して記憶する第1のメモリ領域
(M−1)と、転送時に保留される被転送端末の端末番
号(局線トランク番号)を、転送元内線の電話番号に対
応して記憶する第2のメモリ領域(M−2)と、前記ト
ランク回路の番号に対応し、そのトランク回路を介した
局着呼に転送が指示されたときにセットされ、所定時間
毎にデクリメントされるタイマー値(RNA)を格納する
第3のメモリ領域(M−3)とからなる。
中央制御装置6により転送制御は、後述するようにこ
れらのメモリ領域にそれぞれ格納された情報を常時監視
して行われる。
さて、このように構成された構内交換機は次のように
動作する。
今、トランク回路4aを介して局線から発呼信号が入力
されると、トランク回路4aはこれを検出し、前記制御デ
ータバス5を介して局線からの着信を中央制御装置6に
通知する。
中央制御装置6は中継台8に呼出音を送出することに
より、その局着を通知する。中継台8の扱者は呼出音か
ら局着を知り、中継台8に設けられた発着信キーを操作
する。すると中継台8から中央制御装置6に応答信号が
送出され、中央制御装置6は通話路ネットワーク3を作
動させて前記トランク回路4aに生じた局着を上記中継台
8に回線接続することになる。
かして中継台8の扱者は、局線発呼者の要求に応じて
上記局着を内線電話機1aに回線接続するべくその内線番
号をダイヤルすると、中央制御装置6はそのダイヤルに
よって指定される内線宛先の電話機1aが空きであるか否
かを調べ、空きの場合にはその内線電話機1aに呼出音を
送出すると共に、中継台8にはリングバック・トーンを
送出する。
この呼出音に対して内線電話機1aからの応答があった
場合、その応答信号はライン回路2aから制御データバス
5を介して中央制御装置6に伝えられ、この中央装置6
の制御の下で前記局線と中継台8との接続が切離され
る。そして中継台8と内線電話機1aとの接続がなされ、
中継台8の扱者から内線電話機1aの利用者に対して局着
が或る旨が通知される。
その後、中継台8から復旧信号が与えられると、この
復旧信号は前記中央制御装置6に与えられる。中央制御
装置6はこの復旧信号を受けて前記内線電話機1aと中継
台8との間の回線を切離し、これに代えて前記局着のあ
ったトランク回路4aと内線電話機1aとを回線接続する。
この回線接続によって内線電話機1aと局線との通話路が
形成されて、その通話が行われることになる。
ここでこの通話において局線発呼者からの依頼を受
け、内線電話機1aの利用者がその電話を別の内線であ
る、例えば内線電話機1nに転送する場合、次のような処
理手続が行われる。
例えば内線電話機1a,〜1nが電子式のキーテレホンで
ある場合、そこに設けられている各種サービスキーの中
の転送キーを押下することによってその転送処理が起動
される。中央制御装置6は、この転送キーの指示入力を
検出して、その内線電話機1aに接続されている局線を保
留する。この保留は、例えばコンサルテイション・ホー
ルド(C−HOLD)と称されるものである。
このような局線の保留の状態で前記内線電話機1aから
他の内線を指定する、例えば内線電話機1nの内線番号を
ダイヤルすると、中央制御装置6はダイヤル先の内線電
話機1nに呼出音を送出すると共に、前記内線電話機1aに
リングバック・トーンを送出する。そして内線電話機1n
からの応答を受け、内線電話機1nとの間に形成された通
話路を介して転送の旨を通知し、内線電話機1aを復旧さ
せると、この内線電話機1aと内線電話機1nとの間に形成
されていた通話路が開放され、保留されていた局線が転
送先の内線電話機1nに回線接続される。
ここで内線電話機1aの利用者が内線電話機1nからの応
答を待つことなしに復旧すると、中央装置6は上記リン
グバック・トーンを上記内線電話機1aに代えて前記局線
に送出する。そして内線電話機1nが応答した場合には、
この内線電話機1nと保留状態にあった局線との回線接続
が行われ、その電話転送が完了する。
ところでこのような局着の転送が指示された場合、中
央制御装置6は次のように制御動作する。
即ち、上記内線電話機1aから転送が指示されると、中
央制御装置6はその局線トランク番号を前記第3図
(b)に示すメモリ領域(M−2)の転送の指示が出さ
れた内線電話機に対応した領域に格納する。そして局線
に対しては、回線が保留されたことを示す信号(例えば
音楽)を送出する。これと同時に転送元となる内線電話
機1aに対しては、転送先内線へのダイヤルを促すダイヤ
ル・トーンを送出する。
このダイヤル・トーンを確認して転送元となる内線電
話機1aからダイヤル番号が指示入力されると、第4図に
示すように中央制御装置6は、先ず保留(C−HOLD)さ
れている回線が局線であるか否かを判定する(ステップ
a1)。そして保留が局線である場合には、転送要求を発
した内線電話機1aの内線電話番号を前記第3図(a)に
示すメモリ領域(M−1)の上記局線トランク番号に対
応した領域に格納する(ステップa2)。
しかる後、内線電話機1aからの転送先の内線を特定す
るダイヤルが終了し、その復旧が指示されると、中央制
御装置6はこの復旧信号を受取って前述した所定のRNA
タイマー値を前記第3図(c)に示すメモリ領域(M−
3)の局線トランク番号に対応した領域にセットする。
そして上記保留状態(C−HOLD)にある局線に対して上
述したリングバック・トーンを送出することになる。
しかして上記RNAタイマー値は、中央制御装置6の制
御の下で所定の時間毎にデクリメントされる。
中央制御装置6は、このようにして所定の時間毎にデ
クリメントされるRNAタイマー値を常時監視しており、
その値が(0)となったものを検出したとき、前述した
所定のRNAタイマー値で示される所定の時間内に転送先
の内線電話機1nが無応答であったと判定している。そし
てこのとき、(0)となったタイマー値を格納している
局線トランク番号に対応して、その局線の呼返しを次の
ようにして行うものとなっている。
第5図はこの呼返しの処理手続を示すもので、先ずRN
Aタイマー値がタイムアップした局線トランク番号の情
報に従い、中央制御装置6は先ず第3図(a)に示すメ
モリ領域(M−1)から上記トランク番号に対応して格
納されている転送元内線電話機1aの内線電話番号を求め
る(ステップb2)。次に中央制御装置6は、この内線番
号に従って転送元内線電話機1aのステートを調べ、内線
電話機1aが空きであるか、話中であるか、或いは使用不
可能であるかを判定する(ステップb2)。
そしてこの判定結果に従い、転送元内線電話機1aが空
きであるならばその転送元内線電話機1aに呼出音を送出
し、局線にはリングバック・トーンを送出して前述した
如く保留した局着をその転送元内線電話機1aに呼返す
(ステップb3)。そしてこの呼出音に対して転送元内線
電話機1aが応答した場合には、中央制御装置6は上記呼
出音およびリングバック・トーンの送出を停止し、転送
元内線電話機1aと前記局線とを回線接続してその呼返し
処理を終了する。
一方、転送元の内線電話機1aが話中である場合には、
内線電話機1aにはキャンプ・オンのサービスが設定か否
かを調べ(ステップb4)、設定可能である場合には当該
転送元の内線電話機1aに対してキャンプ・オンを設定す
る。そしてこのキャンプ・オンによる局線の呼返しを待
合わせし、内線電話機1aの終話を検出してその呼返し手
続を行う。
尚、転送元内線電話機1aにキャンプ・オンの設定が出
来ない場合、或いは転送元内線電話機1aが使用不可能な
場合には、前述した如く保留した局線を従来の交換機と
同様にして中継台8に呼返す(ステップb6)。
以上のようにして本構内交換機によれば、局線からの
着信を転送したとき、その転送先の内線が所定時間を経
過しても応答しない場合には、転送手続の為に保留した
局線をその転送元の内線に呼返すものとなっている。従
って中継台8の扱者に余分な負担を掛けることなく、最
初に回線接続された内線電話機と局線との間の通話路を
効果的に再形成することができる。
従って局線発呼者に煩わしさを与えることなく、また
中継台扱者に対する処理負担も軽減することができるの
で、そのサービス機能を十分に活用してサービス性の向
上を図ることができる等の効果が奏せられる。
尚、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施でき
ることは勿論のことである。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、局線からの着信
を転送し、その転送先の内線が所定時間内に応答しない
とき、転送元内線が空きならば当該転送元内線に対し呼
返しを行なうようにしているので、局線発呼者に煩わし
さを与えることがなく、また中継台扱者の処理負担を増
やすこともないので、電話転送のサービス性向上を効果
的に図ることができる等の実用上多大なる効果が奏せら
れる。
また本発明では、転送元内線が話中の場合には、この
転送元内線についてキャンプオンが可能か否かを判定
し、キャンプオンが可能な場合にはこの転送元内線に対
しその終話を待って呼返しを行なうようにしている。こ
のため、転送元内線が話中だった場合でも、そのまま中
継台に戻されることなく、終話後に転送元内線へ戻され
ることになるので、できる限り転送の事情に詳しい転送
元内線の利用者が発信者に対し対応することができ、こ
れにより即時中継台に呼び戻す場合に対しては勿論のこ
と、無条件に転送元内線へ呼返すだけの場合と比べて
も、発信者に対するサービス性を一層向上させることが
可能となり、また中継台の扱い者への負担をより軽減す
ることが可能となる。
さらに他の発明では、転送元内線が使用不可能になっ
ていたりキャンプオンが不可能な場合に限り転送元内線
への呼返しを諦め、中継台の扱い者を呼返すようにして
いる。このため、通常時には転送元内線に対し優先的に
呼返しが行なわれるが、転送元内線への呼返しが不可能
な場合には着信をそのまま開放することなく中継台に呼
返されるので、着信に対し最後まで責任をもって対応す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る構内交換機における電話転送とそ
の呼返し機能の概念を示す図、第2図は本発明の一実施
例に係る構内交換機の概略構成図、第3図は転送と呼返
し処理に用いる情報を格納するメモリの構成例を示す
図、第4図は電話転送時の処理の流れを示す図、第5図
は呼返し制御の流れを示す図、第6図は構内交換機シス
テムが導入されるオフィスの例を示す図である。 1a,〜1n……内線電話機、2a,〜2n……ライン回路、3…
…通話路ネットワーク、4a,〜4m……トランク回路、5
……制御データバス、6……中央制御装置、7……記憶
装置、8……中継台。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】局線からの着信を受けた内線から、上記着
    信を別の内線に転送する機能を備えた構内交換機におい
    て、 交換機本体は、 局線からの着信の転送が指示されたとき、その転送元の
    内線番号を記憶する記憶装置と、 上記着信の転送時点から一定時間内に転送先内線が応答
    しないとき、前記記憶装置から転送元の内線電話番号を
    読出してこの転送元内線を調べる手段と、 この手段において、転送元内線が空きと判定された場合
    には当該転送元内線に対し呼返しを行ない、一方転送元
    内線が話中と判定された場合には当該転送元内線につい
    てキャンプオンが可能か否かを判定し、キャンプオンが
    可能な場合には当該転送元内線に対しその終話が確認さ
    れた後に呼返しを行なう呼返し制御手段とを具備したこ
    とを特徴とする構内交換機。
  2. 【請求項2】局線からの着信を受けた内線から、上記着
    信を別の内線に転送する転送サービス機能を備えた構内
    交換機において、 交換機本体は、 局線からの着信の転送が指示されたとき、その転送元の
    内線番号を記憶する記憶装置と、 上記着信の転送時点から一定時間内に転送先内線が応答
    しないとき、前記記憶装置から転送元の内線電話番号を
    読出してこの転送元内線の状態を調べる手段と、 この手段において、転送元内線が空きと判定された場合
    には当該転送元内線に対し呼返しを行ない、一方転送元
    内線が話中と判定された場合には当該転送元内線につい
    てキャンプオンが可能であるか否かを判定し、キャンプ
    オンが可能な場合には当該転送元内線に対しその終話が
    確認された後に呼返しを行ない、さらに転送元内線が使
    用不能と判定された場合および前記キャンプオンが不可
    能な場合には中継台に対し呼返しを行なう呼返し制御手
    段とを具備したことを特徴とする構内交換機。
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