JP2596717Y2 - カードの送出装置 - Google Patents

カードの送出装置

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JP2596717Y2
JP2596717Y2 JP1993021819U JP2181993U JP2596717Y2 JP 2596717 Y2 JP2596717 Y2 JP 2596717Y2 JP 1993021819 U JP1993021819 U JP 1993021819U JP 2181993 U JP2181993 U JP 2181993U JP 2596717 Y2 JP2596717 Y2 JP 2596717Y2
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JP
Japan
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card
cards
switch
side plates
sending device
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JP1993021819U
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JPH0675071U (ja
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実 松島
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Asahi Seiko Co Ltd
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Asahi Seiko Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はテレホンカードや会員カ
ードあるいは景品カードなど小形のカードを一枚ごとに
送り出すための装置に関する。とくに本考案は自動販売
機などに内蔵するのに好適なカードの送出装置に関す
る。
【従来の技術】従来、この種のカード送出装置としては
例えば本件出願人が出願した特開平6−96349(特
願平4−283398)号公報に示されているものがあ
る。
【0002】このカードの送出装置について図3を参照
しつつ概略的に説明する。図3に示されているカードの
送出装置は二個の平行に離間された略L字形の大きなサ
イド板1ならびに2を有している。そして此等のサイド
板1と2との間の上方の空間にはカードを積み重ねた角
柱形状のカード積層体(図示略)が保持されている。そ
して保持されているカード積層体の最も下のカードから
一枚ずつ繰り出しローラ42ならびに上下の送り出しロ
ーラ43と44によって鎖線で示されるようにカードC
が外に送り出されるようになっている。
【0003】さらに当該カード送出装置はカード充填用
のカセット6を有している。このカセット6は箱形状で
両側板7ならびに8と底板9と後板10とを有してい
る。そして図3の右サイドの操作レバー16に連結され
ているアーム17の回動によってカセット6が後ろ中央
の水平軸13まわりに回動されるようになっている。加
えて図3の上方のウエイト板32の長い支持アーム28
がカセット6の後板10に設けられた溝(図示略)を介
在してカセット6の上方に伸びている。なお当該支持ア
ーム28の上方端にはカード積層体を押下するためのウ
エイト板32が回転自在に枢軸33されている。
【0004】要約すると図3のカード送出装置はサイド
板1と2などからなるボックス本体と、該ボックス本体
の後ろ側の空間3で複数枚のカードを積層するためのカ
ード積層部と、前記ボックス本体に配設されて上記カー
ド積層部からカードを一枚づつ該ボックス本体の前面側
に払い出すための繰り出しローラ42ならびに送り出し
ローラ43と44などの払い出し機構部とを有してい
る。上述した図3のカード送出装置は図示を省略したが
ディスペンサー・スイッチ言い換えると払い出しスイッ
チによって作動される。
【0005】たとえば店頭で客に景品カードを手渡すた
め店員による払い出しスイッチの一回の操作で前記払い
出し機構部を駆動しカード積層部から一枚のカードをボ
ックス本体の前面側に払い出すようになっている。また
図3のカード送出装置は図示を省略したがカウントスイ
ッチによって作動され得る。たとえば店頭での営業が終
了して店員が景品カードの残り枚数を計算する場合には
店員によるカウントスイッチの一回の操作で前記払い出
し機構部を駆動してカード積層部からすべてのカードを
連続してボックス本体の前面側に払い出し同時に其の払
い出し枚数をカウントするようになっている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】上述したカード送出装
置はカウントスイッチを押した場合に前記払い出し機構
部から複数枚のカードが連続して払い出される。このた
めオペレータである店員は総てのカードの払い出しが終
了するまで手で受け止めていなければならないという問
題点があった。さらに上述したカード送出装置では払い
出しスイッチを押すつもりが間違えてカウントスイッチ
を押した場合にカード積層部からすべてのカードが連続
して払い出されてしまうという問題点もあった。
【0007】本考案は上述の問題点を解消する目的から
開発されたものである。すなわち本考案は簡単な構成の
付加で払い出し機構部から複数枚のカードが連続して払
い出される場合に例えばオペレータである店員が総ての
カードを手で受け止める必要のないようにする目的から
開発されたものである。さらに本考案は間違えてカウン
トスイッチを押した場合でもカード積層部から総てのカ
ードが連続して払い出されないようにする目的から開発
されたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は少なくとも、一
対のサイド板と、これらサイド板間の上方に形成されて
複数枚のカードを柱形状に積み上げて収容するためのカ
ード積層部と、前記サイド板間の下方に形成されて前記
カード積層部の下からカードを一枚ずつ払い出すための
払い出し機構部と、この払い出し機構部下方の前記サイ
ド板間に引き出し自在に配設されているカード収容部
と、を備えていることを特徴としたカードの送出装置で
ある。
【0009】また本考案は、前記引き出し自在なカード
収容部によって作動されるスイッチ手段を備えているこ
とを特徴としたカードの送出装置である。
【作用】したがって本考案によるとカード収容部を設け
たから払い出し機構部から払い出される総てのカードは
カード収容部に収容できることになる。加えてカード収
容部を引き出した場合にのみ払い出し機構部を駆動でき
る誤動作防止用のスイッチ手段を配設したからスイッチ
を間違えて押してもカードが払い出されることがない。
【0010】
【実施例】以下に本考案を其の実施例について添付の図
面を参照しつつ説明する。なお上述した図3の従来例と
共通する部分については同じ参照符号を使用すると共に
其の説明が省略されていることを付記する。図1に示さ
れるように実施例は一対の大きなサイド板1と2とを有
するボックス本体51を備えている。また本実施例はボ
ックス本体51の上方に配されて複数枚のカードを積層
するためのカード積層部52を備えている。
【0011】また本実施例は前記ボックス本体51の下
方に配されてカード積層部52からカードを一枚ずつボ
ックス本体51の前面側に払い出すための払い出し機構
部53を備えている。さらに本実施例はボックス本体5
1の前面側に収納可能に配設されているカード収容部5
4を有する。この引き出し自在なカード収容部54は払
い出し機構部53から払い出されたカードを受け入れて
て収容するためのものである。
【0012】また本実施例は払い出しモードのスイッチ
55(図2参照)を有している。この払い出しモードの
スイッチ55は一回のスイッチ操作で払い出し機構部5
3を駆動してカード積層部52から一枚のカードをボッ
クス本体51の前面側に払い出すときのために使用され
る。また本実施例はカウントモードのスイッチ57(図
2参照)を有する。このカウントモードのスイッチ57
は一回のスイッチ操作で払い出し機構部53を駆動して
カード積層部52から総てのカードを連続してボックス
本体51の前面側に払い出し且つ其の枚数をカウントす
るカウンタ56を動作する。
【0013】また本実施例は誤作動防止用のマイクロス
イッチ58(図1参照)を有している。この誤作動防止
用のマイクロスイッチ58はボックズ本体51からカー
ド収容部54を引き出した場合のみ払い出し機構部53
を駆動可能にする。なお図2の参照符号59はボックス
本体51を覆うカバーである。上述の構成からなる本実
施例は図2に示すとおりボックス本体51を覆うカバー
59を押し上げて図1の鎖線に示されるようにボックス
本体51の前面からカード収容部54を手前に引き出し
カードの収容が可能な状態にする。
【0014】このとき誤動作防止用のマイクロスイッチ
58はカード収容部54によって操作されて払い出し機
構部53は駆動可能に設定されている。言い換えるとカ
ード収容部54を完全に引き出されて誤動作防止用のマ
イクロスイッチ58が作動されなければカウントモード
のスイッチ57を押し間違えたとしても払い出し機構部
53は動作されないため誤動作が未然に防止されること
になる。
【0015】誤動作防止用マイクロスイッチ58によっ
て駆動可能に設定された払い出し機構部53はカウント
モードのスイッチ57が押されるとカード積層部52か
らすべてのカードが一枚ずつ連続してボックス本体51
の前面側に払い出されカード収容部54に落下して収容
される。なお図2の60はカードの払い出し口であり図
2の61はキー穴でありカバー59の開閉に使用され
る。また図2の62はスタートボタンであり払い出しモ
ードのスイッチ55がオンのときにオンされるとカード
積層部52から一枚のカードが払い出される。
【0016】
【考案の効果】以上のようになる本考案は簡単な構成の
付加によって即ちカードを一枚ずつ払い出すための払い
出し機構部の下にカード収容部を引き出し自在に配設し
たことによって連続してカードを払い出すときに総ての
カードを確実に収容できるという大きな効果が得られ
る。さらに本考案は当該引き出し自在なカード収容部に
よって作動されるスイッチ手段を備えるため該カード収
容部を引き出した場合にのみカードが連続して払い出さ
れるためスイッチを押し間違えてもカードの連続払い出
しが未然に防止されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案による一実施例を概略的に示す斜
視図である。
【図2】図2は図1の実施例を組み込んだ状態で示す正
面図である。
【図3】図3は従来例を示す概略的な斜視図である。
【符号の説明】
1:サイド板、2:サイド板、52:カード積層部、5
3:払い出し機構部、54:カード収容部、55:払い
出しモードのスイッチ、56:カウンタ、57:カウン
トモードのスイッチ、58:誤動作防止用のマイクロス
イッチ、スイッチ手段、59:カバー。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、 一対のサイド板と、 これらサイド板間の上方に形成されて複数枚のカードを
    柱形状に積み上げて収容するためのカード積層部と、 前記サイド板間の下方に形成されて前記カード積層部の
    下からカードを一枚ずつ払い出すための払い出し機構部
    と、 この払い出し機構部下方の前記サイド板間に引き出し自
    在に配設されているカード収容部と、 を備えていることを特徴としたカードの送出装置。
  2. 【請求項2】前記請求項1の記載において、前記引き出
    し自在なカード収容部によって作動されるスイッチ手段
    を備えていることを特徴としたカードの送出装置。
JP1993021819U 1993-03-18 1993-03-18 カードの送出装置 Expired - Lifetime JP2596717Y2 (ja)

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JPH0675071U JPH0675071U (ja) 1994-10-21
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JPS63191301A (ja) * 1987-02-03 1988-08-08 Csk Corp 磁気カ−ド利用システムにおける保安方式
JPH01131691A (ja) * 1987-07-20 1989-05-24 Ikyo Kk カ−ド回収機構を備えたパチンコ玉貸機

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