JP2596318B2 - 伝送装置 - Google Patents

伝送装置

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JP2596318B2
JP2596318B2 JP5156893A JP15689393A JP2596318B2 JP 2596318 B2 JP2596318 B2 JP 2596318B2 JP 5156893 A JP5156893 A JP 5156893A JP 15689393 A JP15689393 A JP 15689393A JP 2596318 B2 JP2596318 B2 JP 2596318B2
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clock signal
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signal
transmission
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義久 松本
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NEC Corp
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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は装置外部から同期用のク
ロック信号を受信してこれに同期して動作する伝送装置
に係わり、特に受信したクロック信号に異常が検出され
た場合にも基準となるクロック信号を確保することので
きる伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】相互に同期して動作する複数の伝送装置
から構成される通信システムでは、それぞれの伝送装置
間の信号の同期をとるために共通のクロック信号を使用
している。このような装置では、例えば特開昭60−7
0839号公報あるいは特開平1−259644号公報
にも示されているように装置内部に2系統の受信部を備
えている。そして、一方の受信部で基準クロック信号の
異常を検出すると、もう1つの系としての予備系の受信
部に切り換えて、装置を正常動作に復旧させるようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、装置外部の
クロック信号の供給装置自体が異常状態となったときに
は受信する基準クロック信号が両系共に異常となり、受
信部の切り換えで対処することができない。したがっ
て、伝送装置内における位相同期発振器に同期用の基準
クロック信号が供給されなくなり、位相同期発振器が自
走してしまう。この結果として、対向する伝送装置間で
の信号の位相が狂ってしまい、データのサンプリングの
タイミングがずれてデータ誤りを発生させるという問題
があった。
【0004】このような問題を解消するには、装置外に
おける基準クロック信号を生成するための供給装置を2
系統以上配置しておけばよい。しかしながら、このよう
に基準クロック信号の供給装置を複数系統配置しておい
ても、これらの共通の電源がダウンしたような場合には
同様に基準クロック信号が存在しなくなり、同様の問題
を発生させた。
【0005】そこで本発明の目的は、伝送路を通じて基
準となるクロック信号を安定して得ることのできる伝送
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、相互に同期して動作する複数の伝送装置のために用
意された同期用の基準クロック信号を外部から入力し、
この基準クロック信号が正常であるか否かを監視する基
準クロック信号監視手段と、前記した複数の伝送装置の
いずれかから送られてくる伝送路信号を入力して前記し
た基準クロック信号と同一周波数のクロック信号を抽出
するクロック信号抽出手段と、このクロック信号抽出手
段によって抽出された抽出クロック信号が正常であるか
否かを監視する抽出クロック信号監視手段と、前記した
基準クロック信号と抽出クロック信号を入力して一のク
ロック信号の選択を行うクロック信号選択手段と、基準
クロック信号監視手段および抽出クロック信号監視手段
の監視結果を入力し正常なクロック信号が出力されるよ
うにクロック信号選択手段の選択制御を行わせるクロッ
ク信号選択制御手段とを伝送装置に具備させる。
【0007】すなわち請求項1記載の発明では、相互に
同期して動作する複数の伝送装置のために用意された
部から入力される同期用の基準クロック信号の他に、伝
送路を通って複数の伝送装置のいずれかから送られてく
主信号等の伝送路信号から基準クロック信号と同一周
波数の抽出クロック信号を生成し、これらのクロック信
号をクロック信号選択手段に入力させる。一方、これら
基準クロック信号と抽出クロック信号のそれぞれについ
てそれらに異常が発生しているかどうかを異常検出部で
検出し、これらの検出結果に応じてクロック信号選択手
段の選択制御をクロック信号選択制御手段で行うように
している。したがって、例えば基準クロック信号に異常
が検出された場合には抽出クロック信号が代って選択さ
れることになり、伝送装置側で基準となるクロック信号
を安定して得ることできる。
【0008】請求項2記載の発明では、相互に同期して
動作する複数の伝送装置のために用意され外部から入力
される同期用の基準クロック信号が複数系統であり、ク
ロック信号選択制御手段はこれら複数系統の基準クロッ
ク信号と抽出クロック信号の間でクロック信号の選択制
御を行うことを特徴としている。このように相互に同期
して動作する複数の伝送装置のために用意され外部から
入力される同期用の基準クロック信号が複数系統であれ
ば、抽出クロック信号の生成と併せてクロック信号を安
定して得ることができる。
【0009】請求項3記載の発明では、抽出クロック信
号が局舎ごとの伝送路信号によって作成される複数系統
のクロック信号であることを特徴としている。すなわ
ち、局舎の異なる伝送路信号を用いることによって基準
となるクロック信号の生成が安定化する。
【0010】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例における伝送装置
の構成の要部を表わしたものである。この装置は、基準
クロック信号11を外部から入力するための基準クロッ
ク信号入力端子12と、伝送路信号13を外部から入力
するための伝送路信号入力端子14の2つの入力端子を
備えている。基準クロック信号11は、切替部15の一
方の入力となる他に、第1の異常検出部16に入力され
てその異常の有無が監視されるようになっている。
【0012】一方、伝送路信号13はクロック抽出部1
8に入力され、基準クロック信号と同一のクロック信号
(以下抽出クロック信号という。)19の抽出が行われ
るようになっている。抽出クロック信号19は、切替部
15の他方の入力端子に供給される他に、第2の異常検
出部21に供給され、その異常の有無が監視されるよう
になっている。これら第1および第2の異常検出部1
6、21の検出結果を示す検出結果信号22、23は、
切替制御部24に入力されるようになっている。切替制
御部24はこれらの検出結果信号22、23に基づいて
切替部15に対して切替制御信号26を出力し、その切
替制御を行わせるようになっている。
【0013】切替部15から出力される基準クロック信
号27は位相同期発振部28に同期信号として供給され
る。位相同期発振部28はこれを基にしてこの伝送装置
内の各部の動作用の各種クロック信号291 〜29N
出力することになる。
【0014】このような構成の伝送装置には、同一局舎
ごとに基準クロック信号が供給されるようになってい
る。切替制御部24は2つ検出結果信号22、23の論
理をとる論理回路で構成されており、その論理は次のよ
うなものとなっている。
【0015】まず、第1の異常検出部16が基準クロ
ック信号11の異常を検出していない場合には、切替制
御部24はこの基準クロック信号11を選択するように
切替部15を制御するようになっている。このとき、基
準クロック信号11は基準クロック信号27として位相
同期発振部28に供給される。位相同期発振部28はこ
の基準クロック信号27を適宜分周する等によって装置
内で使用される各種クロック信号291 〜29N を生成
することになる。
【0016】第1の異常検出部16が基準クロック信
号11の異常を検出しており、第2の異常検出部21が
抽出クロック信号19の異常を検出していない場合に
は、切替制御部24は異常時の措置としてクロック抽出
部18によって生成された抽出クロック信号19側を選
択するように切替部15を制御する。このときには、抽
出クロック信号19が基準クロック信号27として位相
同期発振部28に供給され、これを基にして各種クロッ
ク信号291 〜29N が生成される。
【0017】以上説明した実施例では伝送装置外に基準
クロック信号が1系統用意されている場合について説明
したが、複数系統用意されている場合にも本発明を適用
することができる。また、伝送路信号が複数系統入力さ
れている場合にも本発明を適用することができる。
【0018】例えば伝送路に基準クロック信号が2系統
用意されている場合には、これらと1種類の伝送路信号
のそれぞれの異常検出部の検出結果の論理をとり、切替
部を切り替え制御すればよい。また、複数の伝送路信号
を受信している場合には、1つの局舎(例えばローカル
な局舎)の伝送路信号に異常が発生していても他の局舎
(例えば遠隔地の局舎)の伝送路信号は正常な場合が多
い。そこで、この正常な伝送路信号を基にしてクロック
信号を抽出すれば、基準クロック信号が正常に受信でき
ない場合にも位相同期発振部を正常に動作させることが
できる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、
互に同期して動作する複数の伝送装置のために用意され
外部から入力される同期用の基準クロック信号の他
に、伝送路を通って複数の伝送装置のいずれかから送ら
れてくる伝送路信号から基準クロック信号と同一周波数
の抽出クロック信号を生成するようにしたので、基準ク
ロック信号に異常が発生したような場合にも、この基準
クロック信号によって相互に同期する他の伝送装置のい
ずれかから送られてくる伝送路信号を入力して基準クロ
ック信号と同一周波数のクロック信号を抽出してクロッ
ク信号として使用することにした。したがって、基準ク
ロック信号に異常が発生したような場合にも各伝送装置
の位相がずれて装置間の信号の位相のずれによりデータ
誤りを発生させるという事態を回避することができる。
また、これら複数の伝送装置のための外部のクロック
供給源が1つの系統のみであっても、実質的に複数系
統とすることができ、装置の信頼性を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における伝送装置の要部を示
すブロック図である。
【符号の説明】
11 基準クロック信号 12 基準クロック信号入力端子 13 伝送路信号 14 伝送路信号入力端子 15 切替部 16 第1の異常検出部 18 クロック抽出部 21 第2の異常検出部 24 切替制御部 291 〜29N 各種クロック信号

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に同期して動作する複数の伝送装置
    のために用意された同期用の基準クロック信号を外部か
    ら入力し、この基準クロック信号が正常であるか否かを
    監視する基準クロック信号監視手段と、前記複数の伝送装置のいずれかから送られてくる 伝送路
    信号を入力して前記基準クロック信号と同一周波数のク
    ロック信号を抽出するクロック信号抽出手段と、 このクロック信号抽出手段によって抽出された抽出クロ
    ック信号が正常であるか否かを監視する抽出クロック信
    号監視手段と、 前記基準クロック信号と抽出クロック信号を入力して一
    のクロック信号の選択を行うクロック信号選択手段と、 前記基準クロック信号監視手段および抽出クロック信号
    監視手段の監視結果を入力し正常なクロック信号が出力
    されるように前記クロック信号選択手段の選択制御を行
    わせるクロック信号選択制御手段とを具備することを特
    徴とする伝送装置。
  2. 【請求項2】 相互に同期して動作する複数の伝送装置
    のために用意され外部から入力される同期用の基準クロ
    ック信号が複数系統であり、前記クロック信号選択制御
    手段はこれら複数系統の基準クロック信号と前記抽出ク
    ロック信号の間でクロック信号の選択制御を行うことを
    特徴とする請求項1記載の伝送装置。
  3. 【請求項3】 抽出クロック信号が局舎ごとの伝送路信
    号によって作成される複数系統のクロック信号であるこ
    とを特徴とする請求項2記載の伝送装置。
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JPH0316441A (ja) * 1989-06-14 1991-01-24 Fujitsu Ltd 従属同期クロック選択方式
JPH05145533A (ja) * 1991-11-21 1993-06-11 Nec Corp 伝送網従属同期方式

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